JP2005210905A - 淡水魚用の魚礁 - Google Patents

淡水魚用の魚礁 Download PDF

Info

Publication number
JP2005210905A
JP2005210905A JP2004018015A JP2004018015A JP2005210905A JP 2005210905 A JP2005210905 A JP 2005210905A JP 2004018015 A JP2004018015 A JP 2004018015A JP 2004018015 A JP2004018015 A JP 2004018015A JP 2005210905 A JP2005210905 A JP 2005210905A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fish
shelf
reef
fish reef
freshwater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004018015A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3989904B2 (ja
Inventor
Natsuo Okabe
夏雄 岡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2004018015A priority Critical patent/JP3989904B2/ja
Publication of JP2005210905A publication Critical patent/JP2005210905A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3989904B2 publication Critical patent/JP3989904B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish

Landscapes

  • Artificial Fish Reefs (AREA)

Abstract

【課題】自然環境を乱さないよう、通常河川に存在する自然の樹木・石・草木を材料に用い、淡水魚が好む複雑な構造を有し、かつ、洪水時には流失して治水の妨げとなることのない淡水魚用の魚礁を提供する。
【解決手段】丸太状の木材10を、複数本並列させて筏状乃至格子状の棚1に編みあげ、その棚1を、淡水魚が遊泳し得る間隔を形成するよう間隔材11を介して上下に多段に組み合わせ、周縁部に支柱12を組付けて魚礁本体aに組立て、最上位の棚1の上面に、水草を植生させる栽培床bを形成し、多段の棚1…の棚間隔内に、淡水魚の棲みかとする石・粗繊維等の間隙形成材3を装填して淡水魚用の魚礁に構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、魚類の隠れ場・餌場・産卵場となる魚礁に関し、特に河川、調整池、溜池、湖沼に設置する淡水魚用の魚礁についての改良に関する。
魚礁には、従来から、種々の構造・形状のものが作られている。この従前からある魚礁は、その殆どが海中に設置して海水魚を対象とするもので、コンクリート・鉄・プラスチック等で作られた相当の強度をもち、かつ、構造が比較的単純な半永久的な構造物となっているものであり、河川、調整池、溜池、湖沼等に生息する淡水魚を対象とし、これに適応するようにした淡水魚用の魚礁は従来殆ど例がない。
淡水魚は、海水魚とは習性が異なり、棲みか、隠れ場は、河床の石の間隙とするが、産卵は、水面近くに繁茂する水草の根に産み付けるようにしている。このため、海中に設置する海水魚用の魚礁は、それをそのまま河川・湖沼等に設置しても、淡水魚用の魚礁として適応するものとはならない。
また、河川・湖沼等に設置する魚礁は、水の流れの妨げとならないこと、特に洪水時のように大量出水のときに、流れの妨げとなって流水の河川からの溢出を助長するようにならないことが要求される。
このため、海水魚用の海中に設置する魚礁のように、堅牢で半永久的な構造物ではなく、出水時には流れによりこわれて流失するような構造のものでなければならない。また、魚礁が破壊を受けて、その破砕片が河床に散乱したときに、それにより自然環境を汚損しないよう、魚礁の構造物には、腐蝕しないプラスチック材は避けて自然に腐蝕していく材料を用いて構成していなければならない。
従前の海水魚を対象とする魚礁は、堅牢で半永久的な比較的単純な構造のものであることから、淡水魚が好む複雑な構造のものとすることがむずかしい問題があり、また、大量出水のときに、治水を阻げるようになる問題がある。さらに、自然環境の汚損についての配慮が無い問題がある。
本発明は、これらの問題を解消せしめて、自然環境を乱さないよう、通常河川に存在する自然の樹木・石・草木を材料に用い、淡水魚が好む複雑な構造を有し、かつ、洪水時には流失して治水の妨げとなることのない淡水魚用の魚礁を提供することを課題とするものである。
本発明においては、上述の課題を解決するための手段として、請求項1に記載しているように、丸太状の木材10を、複数本並列させて筏状乃至格子状の棚1に編みあげ、その棚1を、淡水魚が遊泳し得る間隔を形成するよう間隔材11を介して上下に多段に組み合わせ、周縁部に支柱12を組付けて魚礁本体aに組立て、最上位の棚1の上面に、水草の栽培床bを形成し、多段の棚1…の棚間隔内に、淡水魚の棲みかとする石・粗繊維等の間隙形成材3を装填することを特徴とする淡水魚用の魚礁を提起するものである。
この手段は、自然環境への配慮と、洪水時に治水の妨げとならないようにするため、通常河川に存在する樹木・石・草木を用い、かつ洪水時には流失していくように、水に浮いて流れる丸太の木材を主体として魚礁に組立てている手段である。
また、これに併せて請求項2に記載して提起する、並列する丸太状の木材10よりなる棚1と、間隔材11と、支柱12とからなる魚礁本体aを、植物繊維よりなる紐・縄および木製の釘・楔により組立てることを特徴とする請求項1記載の淡水魚用の魚礁の手段は、洪水時に魚礁が破壊されたときに、それの破砕片の全てが、腐蝕して自然にかえるように、金属・プラスチック材を用いずに、自然の素材で魚礁を組立てるようにしている手段である。
さらに、魚礁を設置すべき河川が、左右両側の河岸と河床とをコンクリートで構築している三面コンクリート水路である場合に適応する手段として、請求項3に記載した、左右両側の法面40・40と床面41とをコンクリートにより構築した三面コンクリート水路4の、左右両側の法面40の適宜個所に、平面視において法面40に切欠状に切込まれて、正面視において壁面50が略垂直で床面51が水路4の床面41に略揃う切欠部5を装設し、その切欠部5内に、魚礁本体aを、それの上下に積層する各棚1の巾を上位の棚に向け順次狭くして正面視で切欠部5の形状に倣う形状に組立てて配設し、最上位の棚1の上面に水草の栽培床となる土砂2を敷き込み、棚1と棚1との間隔内に淡水魚の棲みかとなる石・粗繊維等の間隙形成材3を装填することを特徴とする請求項1記載の淡水魚用の魚礁、
および請求項4に記載した左右両側の法面40・40と床面41とをコンクリートにより構築した三面コンクリート水路4の、左右両側の法面40の適宜個所に、平面視において法面40に切欠状に切込まれて、正面視において壁面50が略垂直で床面51が水路4の床面41に略揃う切欠部5を装設し、その切欠部5内に、魚礁本体aを、それの上下に積層する棚1が、水路4の法面40の傾斜角度に倣う角度に傾斜する形状に組立てて配設し、最上位の棚1の上面に水草の栽培床となる土砂2を敷き込み、棚1と棚1との間隔内に淡水魚の棲みかとする石・粗繊維等の間隙形成材3を装填することを特徴とする請求項1記載の淡水魚用の魚礁を提起し、
さらにまた、周囲と床面とをコンクリートで構築している調整池に設置する魚礁として、魚礁本体aに設ける支柱12の下端を平らな底面に形成して、その魚礁本体aを、コンクリートにより構築されている調整池6の岸辺近くに、最上位の棚1が該調整池6に張られる流水の水面に略接するように設置して、その最上位の棚1の上面に水草の栽培床とする土砂2を敷き込み、棚間隔内に、淡水魚の棲みかとする石・粗繊維等の間隙形成材3を装填することを特徴とする請求項1記載の淡水魚用の魚礁を提起し、
また、河川の蛇行により形成される淵となる部位に設置するのに適応する魚礁として魚礁本体aに設ける支柱12の下端側を錐状に形成して、その魚礁本体aを、河川の蛇行して淵を形成する部位の岸辺近くに配位し、支柱12の下端側を河床に突き刺して設置し、最上位の棚1の上面に水草の栽培床となる土砂2を敷き込み、棚1と棚1との間隔内に、淡水魚の棲みかとする石・粗繊維等の間隙形成材3を装填することを特徴とする請求項1記載の淡水魚用の魚礁を提起するものである。
本発明による淡水魚用の魚礁は、それの構造体の本体である魚礁本体を、水に浮く自然の樹木の丸太材で多段の棚状に組立て、それに自然の石・草木を配して魚の棲みか、隠れ場となる複雑な構造としているのだから、付着生物が付き易く、それを餌料とする淡水魚の餌場となり、また、洪水等の出水時には、破壊されて流失するようになるので治水の妨げとなることがない。また、多段の棚状の魚礁本体の最上位の棚に土砂を敷き込んで水草の栽培床としていることから、鳥等に対して格好の隠れ場となり、コイ・フナ・ナマズ等の川魚が、水草の根や葉に卵を産み付ける習性があることで川魚の産卵場となる。
次に本発明の実施の態様を図面につき実施例に随い説明する。
図1乃至図3は、河川の中流・下流及び溜池に設置する淡水魚用の魚礁の例を示している。
図1において、aは魚礁本体、1は棚、10は棚1を組立てる丸太状の木材、11は棚1と棚1の間に間隔を形成するスペーサとなる間隔材、12は魚礁本体aの周縁部に組付けた支柱、2は最上位の棚1の上面に水草の栽培床bを形成するために敷き込んだ土砂、3は棚1と棚1との間隔内に、川魚の棲みかとなる間隙を形成するよう装填した石・粗朶等の間隙形成材を示す。
魚礁本体aは、丸太状の木材10を適宜本数並列させ、筏状の棚1に編みあげ、その棚1をスペーサとなる間隔材11を介して多層に積層し、それらを一体的に結合することで、棚1が棚間隔を有して多段に重合するブロック状に組立て、それの周縁部に支柱12を組付けるようにするが、棚1を編みあげる丸太状の木材10および間隔を形成するための間隔材11ならびに組付ける支柱12には、間伐材よりなる丸太を使用している。
そして、並列させた間伐材の丸太よりなる木材10の互いの結合、およびスペーサとする間伐材の丸太よりなる間隔材11ならびに間伐材の支柱12との結合は、天然素材よりなる紐・縄による結縛によって行い、かつ、接触部位の結合にも、木製の釘・楔・ほぞを用いている。
最上位の棚1の上面に水草の栽培床bを形成するためにとして敷き込む土砂は、流失を避けるため、粗繊維材を敷き込み、その上に土砂を盛り付けるようにすることが望ましい。このとき用いる粗繊維材も、河川の河川敷に植生している植物の小枝・粗朶を用いるようにし、また、棚1と棚1との間隔内に装填して川魚の棲みか、隠れ場を形成するための石・粗繊維等の間隙形成材3も、河床・河川敷に存在する自然石、または樹木の小枝・粗朶を用いるようにする。
魚礁本体aの周縁部に組付ける支柱12は、この例においては、下端側を錐状に形成してあって、これにより、河川の中流・下流の、図2・図3にあるよう蛇行により淵を形成している部位を選択して魚礁を設置するときに、この支柱12の下端側を河床の土中に突き刺して、その場所に設置するようにしている。
図4に示す例は、上述の実施例1で示した淡水魚用の魚礁の変形例で、河川の上流に設置するのに適応する上流設置用とした魚礁である。
この例の淡水魚用の魚礁は、間伐材の丸太よりなる木材10を並列させた棚1と、スペーサとする間伐材の丸太を横木状に用いた間隔材11と、周縁部に配設する間伐材よりなる支柱12とを、植物繊維の紐・縄と木製の釘・楔・ほぞを用いて、多段の棚段状の魚礁本体aを組立て、周縁部に組み付ける支柱12の下端側を錐状に形成しておくことは、実施例1の魚礁と、変わりないが、棚1を上下に重ねる段数を多くして(実施例では5段)、棚間隔の数を増やしている。
そして、上流の適宜の位置に配置して、支柱12の下端側を河床に突き刺して設置するが、このとき、棚間隔内に装填する間隙形成材3として、河床に存在する石を多く装填するようにして、それの重量により設置位置に安定させるようにしている。
また、最上位の棚1の上面に形成する水草の栽培床bは、流れが急で、土砂が流亡することから、その棚1上には土砂を敷き込まずに、棚1を形成している間伐材の丸太よりなる木材10の表面に、水草が自然に付着して生長することにまかせた栽培床bにしている。
図5乃至図7に示している例は、河川の左右両側の河岸の傾斜する法面と河床との三面を、コンクリートにより構築してある三面コンクリート水路4に設置するのに適応する形態としている淡水魚用の魚礁である。
この例の淡水魚用の魚礁は、魚礁本体aを間伐材の丸太よりなる木材10を並列させて編みあげた棚1と、棚1に対し横木状に組み合わせて、棚間隔を形成する間伐材よりなる間隔材11と、周縁部に配設する間伐材の丸太よりなる支柱12とを、植物繊維の紐・縄により結合させて、多段の棚段状の魚礁本体aに構築し、その魚礁本体aの最上段の棚1の上面に土砂2を敷き込んで、水草の栽培床bを形成し、棚1と棚1との間隔内に、淡水魚の棲みかとなる間隙を形成するための石・粗朶等の間隙形成材3を装填して魚礁に構成することについては、前述の各実施例のものと変わりない。
しかし、この魚礁の設置に際し、三面コンクリート水路4には、図5および図6にあるように水路4の両側の法面40の適宜の個所に、平面視において法面40に対し切欠状に切込まれて、正面視において水路4の側面の壁面50が略垂直で床面51が水路4の床面41に略揃う断面直角三角形状の切欠部5を装設して、この切欠部5内に設置するようにすることで、水路4内の水の流れの妨げとならないようにし、さらに、図7の左半側に示しているように、魚礁本体aの各棚1の巾を、最上位の棚1を狭くし、次位の棚1以下の巾を順次下位に向かい拡げて、魚礁本体aの棚1の長手方向視における形状を、正面視における断面形状が略直角三角形状をなす水路4の切欠部5内に略納まるように形成することで、水路4内の流れに対し殆ど妨げとならないようにしている。
この例は、上述の三面コンクリート水路4の側壁の法面40に切欠状の切欠部5を設けて、そこに、魚礁を設置する実施例3の変形例である。
この例においては、水路4の流れ方向の正面視において、断面が略直角三角形状をなす切欠部5内に魚礁本体aが納まるようにその魚礁本体aの正面視における形状を構成するのに、図7の右半側に示しているよう、魚礁本体aの多段に積層する棚1を、水路4の法面40の傾斜角度に倣う角度に傾斜させることで、水路4の法面40の切欠部5内に設置して、水路4を流れる水の流れに対し妨げのないようにしている例であり、この点を除いたその余の構成は実施例3と変わりがない。
図8乃至図11は、調整池に設置するのに適応するようにした例を示している。
この例の淡水魚用の魚礁は、それの魚礁本体aを、間伐材の丸太よりなる木材10を並列させた棚1と、その棚1に横木状に組み付ける間伐材よりなる間隔材11と、周縁部に組付ける間伐材よりなる支柱12とで、棚1が間隔をおいて多段に積層する形状に組立て、それの最上位の棚1の上面に、水草の栽培床bとする土砂2を敷き込み、棚間隔内に淡水魚の棲みか隠れ場所とする石・粗朶等の間隙形成材3を装填して淡水魚用の魚礁に構成することは、前述の各実施例と変わりはないが、魚礁本体aの周縁部に組付ける支柱12は、それの下端を平らな端面に形成しておいて、コンクリートで構築されている床面に裁置することで設置するようにしている。
また、調整池は、そこに張られた水を放流して水を落とした状態とすることで、設置した魚礁の内部の点検が行えることから、棚1と棚1との間隔内に装填する間隙形成材3には、古タイヤなどの各種のものを、淡水魚に適応しているか否かを調べながら利用できることになり、児童の学習に役立つようになる。
本発明を実施せる淡水魚用の魚礁の全体の斜視図である。 同上の魚礁を河川の中流の河岸近くに設置した状態の斜視図である。 同上の魚礁を河川の下流の河岸近くに設置した状態の斜視図である。 同上の魚礁の、上流設置用とした変形例の斜視図である。 三面コンクリート水路の縦断正面図である。 同上水路に本発明による淡水魚用の魚礁を設置した状態の平面図である。 同上水路の、淡水魚用の魚礁を設置した部位における縦断正面図である。 本発明による淡水魚用の魚礁の、調整池用に構成した例の斜視図である。 同上の魚礁の最上位の棚の斜視図である。 同上の魚礁の中位の棚の斜視図である。 同上の魚礁の下位の棚の斜視図である。
符号の説明
a…魚礁本体、b…栽培床、1…棚、10…木材、11…間隔材、12…支柱、2…土砂、3…間隙形成材、4…水路、40…法面、41…床面、5…切欠部、50…壁面、51…床面、6…調整池。

Claims (6)

  1. 丸太状の木材10を、複数本並列させて筏状乃至格子状の棚1に編みあげ、その棚1を、淡水魚が遊泳し得る間隔を形成するよう間隔材11を介して上下に多段に組み合わせ、周縁部に支柱12を組付けて魚礁本体aに組立て、最上位の棚1の上面に、水草を植生させる栽培床bを形成し、多段の棚1…の棚間隔内に、淡水魚の棲みかとする石・粗繊維等の間隙形成材3を装填することを特徴とする淡水魚用の魚礁。
  2. 並列する丸太状の木材10よりなる棚1と、間隔材11と、支柱12とからなる魚礁本体aを、植物繊維よりなる紐・縄および木製の釘・楔により組立てることを特徴とする請求項1記載の淡水魚用の魚礁。
  3. 左右両側の法面40・40と床面41とをコンクリートにより構築した三面コンクリート水路4の、法面40の適宜個所に、平面視において法面40に切欠状に切込まれて、水路4の流れ方向の正面視において水路4の側面の壁面50が略垂直で床面51が水路4の床面41に略揃う断面が略直角三角形状の切欠部5を装設し、その切欠部5内に、魚礁本体aを、それの上下に積層する各棚1の巾を上位の棚に向け順次狭くして正面視で切欠部5の形状に倣う形状に組立てて配設し、最上位の棚1の上面に水草の栽培床となる土砂2を敷き込み、棚1と棚1との間隔内に淡水魚の棲みかとなる石・粗繊維等の間隙形成材3を装填することを特徴とする請求項1記載の淡水魚用の魚礁。
  4. 左右両側の法面40・40と床面41とをコンクリートにより構築した三面コンクリート水路4の、法面40の適宜個所に、平面視においてその法面40に切欠状に切込まれて、水路4の流れ方向の正面視において水路4の側面の壁面50が略垂直で床面51が水路4の床面41に略揃う断面が略直角三角形状の切欠部5を装設し、その切欠部5内に、魚礁本体aを、それの上下に積層する棚1が、水路4の法面40の傾斜角度に倣う角度に傾斜する形状に組立てて配設し、最上位の棚1の上面に水草の栽培床となる土砂2を敷き込み、棚1と棚1との間隔内に淡水魚の棲みかとする石・粗繊維等の間隙形成材3を装填することを特徴とする請求項1記載の淡水魚用の魚礁。
  5. 魚礁本体aに設ける支柱12の下端を平らな底面に形成して、その魚礁本体aを、コンクリートにより構築されている調整池6の岸辺近くに、最上位の棚1が該調整池6に張られる流水の水面に略接するように設置して、その最上位の棚1の上面に水草の栽培床とする土砂2を敷き込み、棚間隔内に、淡水魚の棲みかとする石・粗繊維等の間隙形成材3を装填することを特徴とする請求項1記載の淡水魚用の魚礁。
  6. 魚礁本体aに設ける支柱12の下端側を錐状に形成して、その魚礁本体aを、河川の蛇行して淵を形成する部位の岸辺近くに配位し、支柱12の下端側を河床に突き刺して設置し、最上位の棚1の上面に水草の栽培床となる土砂2を敷き込み、棚1と棚1との間隔内に、淡水魚の棲みかとする石・粗繊維等の間隙形成材3を装填することを特徴とする請求項1記載の淡水魚用の魚礁。
JP2004018015A 2004-01-27 2004-01-27 淡水魚用の魚礁及び魚礁の設置方法 Expired - Fee Related JP3989904B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004018015A JP3989904B2 (ja) 2004-01-27 2004-01-27 淡水魚用の魚礁及び魚礁の設置方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004018015A JP3989904B2 (ja) 2004-01-27 2004-01-27 淡水魚用の魚礁及び魚礁の設置方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005210905A true JP2005210905A (ja) 2005-08-11
JP3989904B2 JP3989904B2 (ja) 2007-10-10

Family

ID=34902650

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004018015A Expired - Fee Related JP3989904B2 (ja) 2004-01-27 2004-01-27 淡水魚用の魚礁及び魚礁の設置方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3989904B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101161424B1 (ko) 2012-04-06 2012-07-02 극동엔지니어링(주) 생태하천의 생태보호시설
JP2015204773A (ja) * 2014-04-18 2015-11-19 国立大学法人 鹿児島大学 魚礁ブロック及び水中構造物
CN109496923A (zh) * 2018-11-16 2019-03-22 福安市田禾顺种植专业合作社 一种淡水鱼的健康高效养殖方法
CN109775856A (zh) * 2019-03-12 2019-05-21 中国水产科学研究院渔业机械仪器研究所 一种控制草型湖泊水草覆盖面积的复合鱼礁系统与构建方法
KR102292270B1 (ko) * 2021-04-20 2021-08-20 우병담 통나무 원목에 유용한 미생물을 활용한 생태하천 복원구조 및 복원방법

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101161424B1 (ko) 2012-04-06 2012-07-02 극동엔지니어링(주) 생태하천의 생태보호시설
JP2015204773A (ja) * 2014-04-18 2015-11-19 国立大学法人 鹿児島大学 魚礁ブロック及び水中構造物
CN109496923A (zh) * 2018-11-16 2019-03-22 福安市田禾顺种植专业合作社 一种淡水鱼的健康高效养殖方法
CN109775856A (zh) * 2019-03-12 2019-05-21 中国水产科学研究院渔业机械仪器研究所 一种控制草型湖泊水草覆盖面积的复合鱼礁系统与构建方法
KR102292270B1 (ko) * 2021-04-20 2021-08-20 우병담 통나무 원목에 유용한 미생물을 활용한 생태하천 복원구조 및 복원방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP3989904B2 (ja) 2007-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100794230B1 (ko) 이중 어초프레임을 가지는 돔형 인공어초
KR101657439B1 (ko) 해중림 조성용 해중림초
US6746177B1 (en) Block and a riparian improvement structure inhabitable for aquatic life
KR101032837B1 (ko) 생물의 부유식 서식 구조물
JP4855503B2 (ja) 人工浮島用植生基盤、その製法及び植生用人工浮島
US20100290842A1 (en) Ecological restoration block
KR101210710B1 (ko) 야생 물새용 둥지
KR100894325B1 (ko) 트라이포드형 해중림 어초
JP4787868B2 (ja) テラス構造付き護岸構造体
JP3989904B2 (ja) 淡水魚用の魚礁及び魚礁の設置方法
KR200386996Y1 (ko) 간벌목재를 이용한 인공어초
KR100513270B1 (ko) 하천 생태 보호용 물고기 집
KR200430045Y1 (ko) 이중 어초프레임을 가지는 돔형 인공어초
CN100507154C (zh) 多孔栖息单元式生态护岸块体
KR200439588Y1 (ko) 하천 녹화용 조립식 블록
JP2004068571A (ja) 魚類遡上構造及びそれに用いる水路部材
KR101223653B1 (ko) 여울목 및 수중 도랑을 구비한 다단 생태하천 수중보와 그의 시공방법
KR102350819B1 (ko) 화로형 인공어초
KR101649454B1 (ko) 친환경 개비온(비오톱 박스)을 이용한 생물서식처가 구비된 어도
KR100762355B1 (ko) 소하천 어소블록 설치구조
KR100977533B1 (ko) 인공 어초
KR101297419B1 (ko) 어류 및 육상동물의 은신처와 이동통로를 제공하는 친환경 생태 블록
KR100488920B1 (ko) 친자연형 통나무 수중보 구조물
KR101185719B1 (ko) 어류양육장을 포함한 수달서식시설
EP3912463A1 (en) Underwater device for submersible artificial fish habitat and use thereof

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050721

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060914

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061010

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070703

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070718

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100727

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110727

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110727

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120727

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120727

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130727

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130727

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140727

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees