JPH10306392A - 脱脂装置 - Google Patents

脱脂装置

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JPH10306392A
JPH10306392A JP11595797A JP11595797A JPH10306392A JP H10306392 A JPH10306392 A JP H10306392A JP 11595797 A JP11595797 A JP 11595797A JP 11595797 A JP11595797 A JP 11595797A JP H10306392 A JPH10306392 A JP H10306392A
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JP
Japan
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tape
reel
degreased
work
gum tape
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Masahiro Takama
正博 高間
Ryohei Sato
良平 佐藤
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗浄液を用いることなく、ワークの切削油や
切削片を取り除く装置を提供する。 【解決手段】 移動可能な移動台3の供給リール5と巻
取リール6とにわたってガムテープ7を巻回し、ガムテ
ープ7における粘着材の付着した面をワーク1の被脱脂
面1aへ押圧するための押圧手段8を移動台3に設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は脱脂装置に関し、加
工後のワークに付着した切削油等を除去するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ワークの加工において、例えばフライス
加工等を行う場合は、切削油を加工部に供給しながら行
う。加工終了後はワークの表面に切削油や切削片が付着
するため、ワークを洗浄液に漬けたり、ワークに洗浄液
を吹き付けたりして切削油等を除去する装置が設けられ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ワークを洗
浄液に漬けたり洗浄液をワークに吹き付けたりする装置
は、洗浄液が飛散しないように周囲を囲まなければなら
ず、装置が大形化するだけでなく、圧力ポンプや廃水処
理装置等が必要になる。
【0004】そこで本発明は、斯かる課題を解決した脱
脂装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
めの請求項1に係る脱脂装置の構成は、ワークに対して
進退可能に移動台を設け、当該移動台上にワークへ向か
って進退可能なスライド台を設けるとともにスライド台
の進退する方向と略直角な軸心を有する供給リールを回
転駆動可能にスライド台に設け、供給リールの軸心と略
平行な軸心を有する巻取リールを回転駆動可能に移動台
上に設け、片面に粘着材を貼着したテープを供給リール
に巻回して当該テープの一端を巻取リールに巻回し、テ
ープにおける供給リールと巻取リールとの間に位置する
部分であって粘着材の貼着された面をワークへ押圧する
押圧手段を設けたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施例
に基づいて詳細に説明する。
【0007】本発明による脱脂装置の構成を、図1〜図
2に示す。図1に示すようにワーク1が図示しない保持
手段を介して固定されており、二点鎖線で示す面が切削
油や切削片の付着した被脱脂面1aとなっている。ワー
ク1の近傍の床面には一対のレール2が設けられ、レー
ル2上にはレール2に沿って移動自在な移動台3が設け
られている。そして、移動台3には、床面に取り付けら
れた油圧シリンダ4のロッド4aが連動連結されてい
る。
【0008】移動台3にはレール2の長さ方向に沿って
スライド可能に図示しないスライド台が設けられ、レー
ル2と直角であって紙面と直角な軸心を有する供給リー
ル5が図示しないスライド台に取り付けられている。そ
して、幅が100mmの市販のガムテープ7が供給リー
ル5に巻回される一方、供給リール5の上方には供給リ
ール5の軸心と略平行な軸心を有する巻取リール6が設
けられ、ガムテープ7の先端が巻取リール6に巻回され
ている。供給リール5及び巻取リール6には、個別に図
示しない駆動手段が連動連結されている。
【0009】ガムテープ7における供給リール5と巻取
リール6との間に位置する部分であって粘着材の付着し
た面を被脱脂面1aへ押圧するための押圧手段8が、移
動台3上に設けられている。移動台3上には左方へ突出
する図示しない支持部材が設けられ、支持部材には左右
で二対のローラ9が供給リール5の軸心と略平行な軸心
上に設けられる。ガムテープ7は二対のローラ9の左側
まで配設され、図2に示すようにガムテープ7における
左側の一対のローラ9間の部分を左方へ向かって押圧す
るためのシリンダ10が設けられる。シリンダ10にお
けるロッド10aの先端にはピン11を介して回動自在
に回動板12が取り付けられ、回動板12にウレタンゴ
ム13が貼着されている。
【0010】次に、斯かる脱脂装置の作用を説明する。
図1(a)に示すようにガムテープ7の左面に粘着材が
貼着されている状態でウレタンゴム13と被脱脂面1a
とを対向させ、油圧シリンダ4のロッド4aを突出させ
る。すると、図1(b)に示すようにガムテープ7の左
面が被脱脂面1aに接触する。このあと、シリンダ10
のロッド10aが突出し、ウレタンゴム13がガムテー
プ7を左方へ押圧すると、被脱脂面1a上の切削油や切
削片がガムテープ7に付着する。
【0011】次に、移動台3上の図示しないスライド台
が右方へ移動すると、図1(c)に示すようにガムテー
プ7が被脱脂面1aから引きはがされる。このあと、油
圧シリンダ4のロッド4aを右方へ引くと、図1(d)
に示すようにガムテープ7は図1(c)の状態よりも被
脱脂面1aから離されることになる。最後に、巻取リー
ル6がガムテープ7を巻き取る。すると、図1(e)に
示すように供給リール5が図示しないスライド台と共に
左方へ移動し、図1(a)の状態に戻る。
【0012】上記の作用を繰り返すことにより、被脱脂
面1a上の切削油及び切削片をガムテープ7に付着させ
て取り除くことができる。ガムテープ7を全部使用した
ら、巻取リール6に巻き取ったガムテープ7を取り外す
一方、新しいガムテープ7を供給リール5に取り付け
る。
【0013】なお、本実施例ではテープとしてガムテー
プを用いたが、他の種類のテープを用いてもよい。
【0014】
【発明の効果】以上の説明からわかるように、請求項1
に係る脱脂装置によればワークに付着した切削油や切削
片をテープに付着させて取り除くので、従来の洗浄液を
使用する場合のように周囲を囲む必要がなく、装置が小
形化される。
【0015】また、テープとしては市販のガムテープ等
を使用することができ、ランニングコストが安い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による脱脂装置の実施例の構成と作用と
を示す説明図。
【図2】本発明による脱脂装置の実施例の要部を示す拡
大図。
【符号の説明】
1…ワーク 3…移動台 5…供給リール 6…巻取リール 7…ガムテープ 8…押圧手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークに対して進退可能に移動台を設
    け、当該移動台上にワークへ向かって進退可能なスライ
    ド台を設けるとともにスライド台の進退する方向と略直
    角な軸心を有する供給リールを回転駆動可能にスライド
    台に設け、供給リールの軸心と略平行な軸心を有する巻
    取リールを回転駆動可能に移動台上に設け、片面に粘着
    材を貼着したテープを供給リールに巻回して当該テープ
    の一端を巻取リールに巻回し、テープにおける供給リー
    ルと巻取リールとの間に位置する部分であって粘着材の
    貼着された面をワークへ押圧する押圧手段を設けたこと
    を特徴とする脱脂装置。
JP11595797A 1997-05-07 1997-05-07 脱脂装置 Expired - Fee Related JP3478050B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012205977A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Toray Ind Inc 塗布ヘッド清掃装置および清掃方法
CN112192497A (zh) * 2020-09-30 2021-01-08 东风富士汤姆森调温器有限公司 炭罐无纺布装配机构

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JP2012205977A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Toray Ind Inc 塗布ヘッド清掃装置および清掃方法
CN112192497A (zh) * 2020-09-30 2021-01-08 东风富士汤姆森调温器有限公司 炭罐无纺布装配机构
CN112192497B (zh) * 2020-09-30 2022-04-29 东风富士汤姆森调温器有限公司 炭罐无纺布装配机构

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