JPH10305366A - 溶接機器の通信制御装置 - Google Patents
溶接機器の通信制御装置Info
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- JPH10305366A JPH10305366A JP11926597A JP11926597A JPH10305366A JP H10305366 A JPH10305366 A JP H10305366A JP 11926597 A JP11926597 A JP 11926597A JP 11926597 A JP11926597 A JP 11926597A JP H10305366 A JPH10305366 A JP H10305366A
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- station
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は溶接作業者または管理者が溶接機器
に設定する溶接条件等を確実に管理できる溶接機器の通
信制御装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明は溶接機器７に無線送受信部（無
線局Ｎ）を設け、溶接機器７より離れた位置に遠隔制御
器３を有し、この遠隔制御器３に無線送受信部（無線局
Ｍ）を設け、無線局Ｎと無線局Ｍを無線通信により送受
信接続する溶接機器の通信制御装置。
に設定する溶接条件等を確実に管理できる溶接機器の通
信制御装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明は溶接機器７に無線送受信部（無
線局Ｎ）を設け、溶接機器７より離れた位置に遠隔制御
器３を有し、この遠隔制御器３に無線送受信部（無線局
Ｍ）を設け、無線局Ｎと無線局Ｍを無線通信により送受
信接続する溶接機器の通信制御装置。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は特に溶接機器の通信
制御装置に関するものである。
制御装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、溶接機器の制御すなわち溶接出力
を設定，調節，変更するためには、直接溶接機器の制御
パネルの設定用つまみ，調節用つまみ，変更用つまみを
操作するか、あるいはケーブル式リモートコントローラ
を用いて操作する装置が一般に使用されている。特に、
大型の溶接物においては溶接作業者と溶接機器が離れた
状態となることが多く、溶接作業者が溶接条件の設定，
変更，調整のため溶接機器まで出向く大きな時間ロスが
発生するので、ケーブル式リモートコントローラを手元
に置き、操作するのが一般的であった。図５に従来の溶
接機器５０にケーブル式リモートコントローラ５１を取
付けた構成図を示す。また、前記装置以外にもパソコ
ン、ロボット等の外部機器より有線通信ケーブルを用い
て溶接機器の出力を設定，調節，変更する装置も用いら
れていた。
を設定，調節，変更するためには、直接溶接機器の制御
パネルの設定用つまみ，調節用つまみ，変更用つまみを
操作するか、あるいはケーブル式リモートコントローラ
を用いて操作する装置が一般に使用されている。特に、
大型の溶接物においては溶接作業者と溶接機器が離れた
状態となることが多く、溶接作業者が溶接条件の設定，
変更，調整のため溶接機器まで出向く大きな時間ロスが
発生するので、ケーブル式リモートコントローラを手元
に置き、操作するのが一般的であった。図５に従来の溶
接機器５０にケーブル式リモートコントローラ５１を取
付けた構成図を示す。また、前記装置以外にもパソコ
ン、ロボット等の外部機器より有線通信ケーブルを用い
て溶接機器の出力を設定，調節，変更する装置も用いら
れていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来装置で溶接機器を
制御する場合、特に被溶接物が大型の場合において溶接
作業者が溶接機器まで出向く場合は時間的にも大きなロ
スが発生し、また溶接状態が確認できないので繰返しこ
の作業を繰返すことになり更に大きな時間ロスが発生す
る場合があった。また、ケーブル式リモートコントロー
ラ５１を用いた場合は溶接作業者が溶接現場で溶接機器
を制御できるので時間的なロスは発生しないが、ケーブ
ル式リモートコントローラ５１を溶接機器５０から作業
現場まで配設しなければならず両者の距離に応じたケー
ブル長が必要となり、その距離が３０ｍ、５０ｍと長く
なる場合はケーブル重量は１５〜２５ｋｇ近くにもなり
溶接作業者にとって作業現場での持ち運びには大きな負
担となっていた。また、溶接現場が高所であったり、足
場の悪い場合にはさらに溶接作業者への負担が大きく、
ケーブルを含めたケーブル式リモートコントローラ５１
の軽量化が求められていた。
制御する場合、特に被溶接物が大型の場合において溶接
作業者が溶接機器まで出向く場合は時間的にも大きなロ
スが発生し、また溶接状態が確認できないので繰返しこ
の作業を繰返すことになり更に大きな時間ロスが発生す
る場合があった。また、ケーブル式リモートコントロー
ラ５１を用いた場合は溶接作業者が溶接現場で溶接機器
を制御できるので時間的なロスは発生しないが、ケーブ
ル式リモートコントローラ５１を溶接機器５０から作業
現場まで配設しなければならず両者の距離に応じたケー
ブル長が必要となり、その距離が３０ｍ、５０ｍと長く
なる場合はケーブル重量は１５〜２５ｋｇ近くにもなり
溶接作業者にとって作業現場での持ち運びには大きな負
担となっていた。また、溶接現場が高所であったり、足
場の悪い場合にはさらに溶接作業者への負担が大きく、
ケーブルを含めたケーブル式リモートコントローラ５１
の軽量化が求められていた。
【０００４】また、ケーブル式リモートコントローラ５
１により溶接条件を制御した場合においては溶接条件の
設定値は確認できても実際に被溶接物に適用した溶接条
件、すなわち溶接電流、溶接電圧等は溶接作業者単独で
確認できない。このように施工仕様と施工結果の確認が
容易ではないので施工品質は作業者の勘に頼る場合が多
く発生し、溶接品質の確保、さらに溶接データの保存の
面からもケーブル式リモートコントローラ５１等、手元
装置での実際の溶接データの確認と保存手段の要求が高
まっていた。
１により溶接条件を制御した場合においては溶接条件の
設定値は確認できても実際に被溶接物に適用した溶接条
件、すなわち溶接電流、溶接電圧等は溶接作業者単独で
確認できない。このように施工仕様と施工結果の確認が
容易ではないので施工品質は作業者の勘に頼る場合が多
く発生し、溶接品質の確保、さらに溶接データの保存の
面からもケーブル式リモートコントローラ５１等、手元
装置での実際の溶接データの確認と保存手段の要求が高
まっていた。
【０００５】さらに、製品の品質面からも溶接施工条件
および施工状態を管理していくことが重要な管理項目と
なっており、溶接機器５０の溶接条件管理、実働状態の
管理を溶接機器５０の管理者が効率的に行える手法、機
器の開発が求められていた。
および施工状態を管理していくことが重要な管理項目と
なっており、溶接機器５０の溶接条件管理、実働状態の
管理を溶接機器５０の管理者が効率的に行える手法、機
器の開発が求められていた。
【０００６】従来の溶接機器の多くは制御ケーブルによ
り接続された共通遠隔制御器を使用しているため、溶接
機器を使用する度に溶接条件等を再設定する必要があ
り、設定間違いも発生するため、溶接条件の確認作業が
必要であった。
り接続された共通遠隔制御器を使用しているため、溶接
機器を使用する度に溶接条件等を再設定する必要があ
り、設定間違いも発生するため、溶接条件の確認作業が
必要であった。
【０００７】本発明は上記課題を解決するもので溶接機
器の制御を行う手段として従来のケーブル式リモートコ
ントローラに代わり軽量で、しかも実際の溶接データを
直読できると共に、溶接条件を管理でき溶接状態を表す
溶接データを監視でき、さらに他の保存手段に蓄えるこ
とのできる溶接機器の通信制御装置を提供することを目
的とする。
器の制御を行う手段として従来のケーブル式リモートコ
ントローラに代わり軽量で、しかも実際の溶接データを
直読できると共に、溶接条件を管理でき溶接状態を表す
溶接データを監視でき、さらに他の保存手段に蓄えるこ
とのできる溶接機器の通信制御装置を提供することを目
的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の第１手段は溶接機器制御部に無線送受信部
（無線局Ｎ）を設け、溶接機器より離れた位置に遠隔制
御器を設け、この遠隔制御器に無線送受信部（無線局
Ｍ）を設け、無線局Ｎと無線局Ｍを無線通信により送受
信接続することを特徴とするものである。また本発明の
第２手段ないし第４手段は無線局Ｎと無線局Ｍをそれぞ
れ複数台、あるいはどちらか一方を複数台とし、それぞ
れの無線局間が無線通信により送受信接続することを特
徴とするものである。さらに、本発明の第５手段と第６
手段は無線局ＮまたはＮｎと無線局ＭまたはＭｍに接続
可否判断（インターロック機能）手段を付加したことを
特徴とするものである。これにより溶接作業者が溶接機
器から離れた位置より溶接機器を制御でき、また、溶接
機器の溶接データ等の各種情報を他の無線局に送信でき
るものである。
に、本発明の第１手段は溶接機器制御部に無線送受信部
（無線局Ｎ）を設け、溶接機器より離れた位置に遠隔制
御器を設け、この遠隔制御器に無線送受信部（無線局
Ｍ）を設け、無線局Ｎと無線局Ｍを無線通信により送受
信接続することを特徴とするものである。また本発明の
第２手段ないし第４手段は無線局Ｎと無線局Ｍをそれぞ
れ複数台、あるいはどちらか一方を複数台とし、それぞ
れの無線局間が無線通信により送受信接続することを特
徴とするものである。さらに、本発明の第５手段と第６
手段は無線局ＮまたはＮｎと無線局ＭまたはＭｍに接続
可否判断（インターロック機能）手段を付加したことを
特徴とするものである。これにより溶接作業者が溶接機
器から離れた位置より溶接機器を制御でき、また、溶接
機器の溶接データ等の各種情報を他の無線局に送信でき
るものである。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明の第１手段は、溶接機器に
無線送受信部（無線局Ｎ）を設け、溶接機器より離れた
位置に遠隔制御器を有し、この遠隔制御器に無線送受信
部（無線局Ｍ）を設け、無線局Ｎと無線局Ｍを無線通信
により送受信接続するもので、溶接作業者が溶接機器か
ら離れた場所より溶接機器を制御することができ、溶接
機器の実際の稼働状況を知ることができるという作用を
有する。
無線送受信部（無線局Ｎ）を設け、溶接機器より離れた
位置に遠隔制御器を有し、この遠隔制御器に無線送受信
部（無線局Ｍ）を設け、無線局Ｎと無線局Ｍを無線通信
により送受信接続するもので、溶接作業者が溶接機器か
ら離れた場所より溶接機器を制御することができ、溶接
機器の実際の稼働状況を知ることができるという作用を
有する。
【００１０】本発明の第２手段は、溶接機器に無線送受
信部（無線局Ｎ）を設け、溶接機器より離れた複数の位
置に遠隔制御器を設け、この遠隔制御器に無線送受信部
（無線局Ｍｍ、ｍ＝１、２、・・）を設け、無線局Ｎと
無線局Ｍｍを無線通信手段により任意に送受信接続する
ことを特徴とするものであり、複数の溶接作業者が離れ
た場所より一台の溶接機器を共用でき、溶接機器の実際
の稼働状況を知ることができることや、溶接機器の溶接
データ等を複数の他の無線局に送り、溶接条件等の管理
を溶接現場より離れた位置で行うことができる作用を有
する。
信部（無線局Ｎ）を設け、溶接機器より離れた複数の位
置に遠隔制御器を設け、この遠隔制御器に無線送受信部
（無線局Ｍｍ、ｍ＝１、２、・・）を設け、無線局Ｎと
無線局Ｍｍを無線通信手段により任意に送受信接続する
ことを特徴とするものであり、複数の溶接作業者が離れ
た場所より一台の溶接機器を共用でき、溶接機器の実際
の稼働状況を知ることができることや、溶接機器の溶接
データ等を複数の他の無線局に送り、溶接条件等の管理
を溶接現場より離れた位置で行うことができる作用を有
する。
【００１１】本発明の第３手段は、複数の溶接機器に無
線送受信部（無線局Ｎｎ、ｎ＝１、２、・・）を設け、
溶接機器より離れた位置に無線送信部及び無線受信部
（無線局Ｍ）を設け、無線局Ｎｎと無線局Ｍを無線通信
により任意に接続することを特徴とするものであり、離
れた位置より複数の溶接機器の溶接条件等の管理項目を
溶接機器管理者が管理でき、複数の溶接機器の実際の稼
働状況を知ることができるという作用を有する。
線送受信部（無線局Ｎｎ、ｎ＝１、２、・・）を設け、
溶接機器より離れた位置に無線送信部及び無線受信部
（無線局Ｍ）を設け、無線局Ｎｎと無線局Ｍを無線通信
により任意に接続することを特徴とするものであり、離
れた位置より複数の溶接機器の溶接条件等の管理項目を
溶接機器管理者が管理でき、複数の溶接機器の実際の稼
働状況を知ることができるという作用を有する。
【００１２】本発明の第４手段は、複数の溶接機器に無
線送受信部（無線局Ｎｎ、ｎ＝１、２、・・）を設け、
溶接機器より離れた複数の位置に無線送受信部（無線局
Ｍｍ、ｍ＝１、２、・・）を設け、無線局Ｎｎと無線局
Ｍｍを無線通信により任意に送受信接続することを特徴
とするものであり、複数の溶接作業者が溶接機器から離
れた場所より複数の溶接機器を制御することができ、複
数の溶接機器の実際の稼働状況を知ることができること
や、複数の溶接機器の溶接データを複数の他の無線局に
送り、溶接条件等の管理を溶接現場より離れた位置で行
うことができる作用を有する。
線送受信部（無線局Ｎｎ、ｎ＝１、２、・・）を設け、
溶接機器より離れた複数の位置に無線送受信部（無線局
Ｍｍ、ｍ＝１、２、・・）を設け、無線局Ｎｎと無線局
Ｍｍを無線通信により任意に送受信接続することを特徴
とするものであり、複数の溶接作業者が溶接機器から離
れた場所より複数の溶接機器を制御することができ、複
数の溶接機器の実際の稼働状況を知ることができること
や、複数の溶接機器の溶接データを複数の他の無線局に
送り、溶接条件等の管理を溶接現場より離れた位置で行
うことができる作用を有する。
【００１３】本発明の第５手段と第６手段は、無線局Ｎ
ｎまたは無線局Ｍｍに接続可否判断（インターロック機
能）手段を付加するものであり、無線局Ｎｎまたは無線
局Ｍｍに接続相手先を選択することができ、溶接機器の
溶接条件等が勝手に変更されることを防止できるので溶
接機器管理者が溶接機器の溶接条件等を確実に管理でき
る作用を有する。
ｎまたは無線局Ｍｍに接続可否判断（インターロック機
能）手段を付加するものであり、無線局Ｎｎまたは無線
局Ｍｍに接続相手先を選択することができ、溶接機器の
溶接条件等が勝手に変更されることを防止できるので溶
接機器管理者が溶接機器の溶接条件等を確実に管理でき
る作用を有する。
【００１４】以下、本発明の実施の形態について、図１
から図４に沿って説明する。図１は溶接機器１台に対
し、溶接作業者１人が溶接条件等を制御する場合を示
し、図１において溶接作業者が設定する溶接条件設定部
１と、設定した条件を確認するとともに、溶接機器７か
らの返信を確認する表示部２と、設定した条件を送信
し、溶接機器７からの返信を受信する無線局Ｍよりなる
遠隔制御器３を有し、前記遠隔制御器３の無線局Ｍと交
信を行う無線局Ｎと、受信された溶接条件を用いて溶接
機器７の出力変更信号を出力する出力指令部４と、実際
に溶接出力を変更する出力制御部５と、溶接機器７の動
作状態を監視するセンサ部６により構成された溶接機器
を有するものである。溶接作業者は溶接条件を溶接条件
設定部１で設定し、表示部２で確認後、無線局Ｍより溶
接機器７に設置された無線局Ｎに送信する。無線局Ｎは
受信応答を無線局Ｍに返すので溶接作業者は溶接条件が
変更されることが確認できる。無線局Ｎで受信した溶接
条件は出力指令部４に送られ、溶接機器７の出力制御部
５により設定した溶接条件に制御される。さらに、セン
サ部６は溶接機器７の動作状態を監視しているので、そ
のデータを無線局Ｎより無線局Ｍに送信することにより
溶接作業者が溶接機器７の動作状態を表示部２で監視す
ることができる。
から図４に沿って説明する。図１は溶接機器１台に対
し、溶接作業者１人が溶接条件等を制御する場合を示
し、図１において溶接作業者が設定する溶接条件設定部
１と、設定した条件を確認するとともに、溶接機器７か
らの返信を確認する表示部２と、設定した条件を送信
し、溶接機器７からの返信を受信する無線局Ｍよりなる
遠隔制御器３を有し、前記遠隔制御器３の無線局Ｍと交
信を行う無線局Ｎと、受信された溶接条件を用いて溶接
機器７の出力変更信号を出力する出力指令部４と、実際
に溶接出力を変更する出力制御部５と、溶接機器７の動
作状態を監視するセンサ部６により構成された溶接機器
を有するものである。溶接作業者は溶接条件を溶接条件
設定部１で設定し、表示部２で確認後、無線局Ｍより溶
接機器７に設置された無線局Ｎに送信する。無線局Ｎは
受信応答を無線局Ｍに返すので溶接作業者は溶接条件が
変更されることが確認できる。無線局Ｎで受信した溶接
条件は出力指令部４に送られ、溶接機器７の出力制御部
５により設定した溶接条件に制御される。さらに、セン
サ部６は溶接機器７の動作状態を監視しているので、そ
のデータを無線局Ｎより無線局Ｍに送信することにより
溶接作業者が溶接機器７の動作状態を表示部２で監視す
ることができる。
【００１５】このように、図１においては溶接作業者は
空間的に離れた位置から溶接機器７の溶接条件を設定で
き、また溶接機器７の動作状態もリアルタイムで監視す
ることができるものである。
空間的に離れた位置から溶接機器７の溶接条件を設定で
き、また溶接機器７の動作状態もリアルタイムで監視す
ることができるものである。
【００１６】図２は溶接機器１台に対し、溶接作業者が
複数存在し、溶接作業者各々が遠隔制御器３を所持、溶
接機器７を制御する場合を示している。溶接作業者が溶
接機器７を使用する場合は自分が設定したい溶接条件等
を遠隔制御器３の無線局Ｍｍ（ｍ＝１、２・・）から溶
接機器７に送信すればよい。他の溶接作業者と同時に使
用する場合には溶接機器７の無線局Ｎに接続可否判断
（インタロック機能）手段１０を持たせ、使用時刻をず
らす必要があるのはいうまでもない。
複数存在し、溶接作業者各々が遠隔制御器３を所持、溶
接機器７を制御する場合を示している。溶接作業者が溶
接機器７を使用する場合は自分が設定したい溶接条件等
を遠隔制御器３の無線局Ｍｍ（ｍ＝１、２・・）から溶
接機器７に送信すればよい。他の溶接作業者と同時に使
用する場合には溶接機器７の無線局Ｎに接続可否判断
（インタロック機能）手段１０を持たせ、使用時刻をず
らす必要があるのはいうまでもない。
【００１７】図２の形態によれば溶接作業者は自分の設
定したい溶接条件等を短時間で設定でき、設定間違いも
解消でき、作業効率を高めることができる。また、図２
の形態においても図１の形態で示した溶接作業者が空間
的に離れた位置から溶接機器７の溶接条件を設定でき、
また溶接機器の動作状態もリアルタイムで監視すること
ができる効果を得ることができるのは同様である。
定したい溶接条件等を短時間で設定でき、設定間違いも
解消でき、作業効率を高めることができる。また、図２
の形態においても図１の形態で示した溶接作業者が空間
的に離れた位置から溶接機器７の溶接条件を設定でき、
また溶接機器の動作状態もリアルタイムで監視すること
ができる効果を得ることができるのは同様である。
【００１８】なお、図２では溶接機器７を１台として説
明したが、溶接機器を複数台使用する場合は、それぞれ
の溶接機器７に固有の通信チャンネルを割り当てれば図
２の形態を拡張して応用できる。
明したが、溶接機器を複数台使用する場合は、それぞれ
の溶接機器７に固有の通信チャンネルを割り当てれば図
２の形態を拡張して応用できる。
【００１９】図３は個別に無線局Ｎｎ（ｎ＝１、２、・
・）（図示せず）を有する複数の溶接機器７のｎ番目の
溶接機器７−ｎに対し、溶接作業者または管理者１人
が、溶接機器の溶接条件等の管理と、溶接状態の監視を
行なう場合を示している。そして、溶接機器７のｎ番目
の溶接機器の溶接条件は溶接作業者または管理者が専用
の遠隔制御器３で行い、設定された溶接条件等は他の遠
隔制御器３では変更できない。また、溶接作業者または
管理者は表示器２を用いて管理下にある溶接機器７の動
作状態を監視できる。溶接機器７の動作状態を監視する
ためには遠隔制御器３とコンピュータ（図示せず）を接
続し、監視するデータをコンピュータに取込み解析する
ことも可能である。
・）（図示せず）を有する複数の溶接機器７のｎ番目の
溶接機器７−ｎに対し、溶接作業者または管理者１人
が、溶接機器の溶接条件等の管理と、溶接状態の監視を
行なう場合を示している。そして、溶接機器７のｎ番目
の溶接機器の溶接条件は溶接作業者または管理者が専用
の遠隔制御器３で行い、設定された溶接条件等は他の遠
隔制御器３では変更できない。また、溶接作業者または
管理者は表示器２を用いて管理下にある溶接機器７の動
作状態を監視できる。溶接機器７の動作状態を監視する
ためには遠隔制御器３とコンピュータ（図示せず）を接
続し、監視するデータをコンピュータに取込み解析する
ことも可能である。
【００２０】図３の形態によれば、溶接作業者または管
理者は設定した溶接条件等の管理を確実に行うことがで
き、同時に溶接機器７の動作状態も監視できるので溶接
結果のばらつきを無くすことができ、製品品質の向上を
はかることが可能である。なお、図３では複数の溶接機
器７を１人の溶接作業者が管理する場合を示したが、１
人の溶接作業者が複数台の溶接機器７を使用することも
同様に可能である。
理者は設定した溶接条件等の管理を確実に行うことがで
き、同時に溶接機器７の動作状態も監視できるので溶接
結果のばらつきを無くすことができ、製品品質の向上を
はかることが可能である。なお、図３では複数の溶接機
器７を１人の溶接作業者が管理する場合を示したが、１
人の溶接作業者が複数台の溶接機器７を使用することも
同様に可能である。
【００２１】図４は複数の溶接機器７のｎ番目の溶接機
器７−ｎに対し、複数の溶接作業者が存在する場合を示
している。溶接作業場の移動、あるいは溶接作業者自身
の移動の場合にも溶接条件の設定作業は容易である。通
信チャンネルの割り当て、接続可否判断（インターロッ
ク機能）手段１０を設定すれば図１〜図３で示した実施
の形態を実現できる。
器７−ｎに対し、複数の溶接作業者が存在する場合を示
している。溶接作業場の移動、あるいは溶接作業者自身
の移動の場合にも溶接条件の設定作業は容易である。通
信チャンネルの割り当て、接続可否判断（インターロッ
ク機能）手段１０を設定すれば図１〜図３で示した実施
の形態を実現できる。
【００２２】なお、上記実施の形態では溶接作業者また
は管理者が遠隔制御器３を用いた溶接例を示したが、遠
隔制御器３を、溶接機器７からの溶接条件等の溶接デー
タの送受信と工場内の通信ネットワークへの送受信接続
を行う情報端末器としての機能をもたせて使用すること
もできるものである。
は管理者が遠隔制御器３を用いた溶接例を示したが、遠
隔制御器３を、溶接機器７からの溶接条件等の溶接デー
タの送受信と工場内の通信ネットワークへの送受信接続
を行う情報端末器としての機能をもたせて使用すること
もできるものである。
【００２３】
【発明の効果】以上のように、本発明の溶接機器の通信
制御装置の各手段によれば、従来のケーブル式リモート
コントローラの持ち運びに伴う溶接作業者の労力を軽減
すると共に、溶接機器の動作状況を手元で監視できるの
で溶接作業効率の向上と品質確保が可能となることや、
溶接作業者または管理者は溶接機器に設定する溶接条件
等を確実に管理できることや、溶接機器の動作状態を集
中して監視と管理ができ、しかも溶接状態を表す溶接デ
ータを保存できるので、溶接品質の維持，向上を可能に
する等優れた効果を奏するものである。
制御装置の各手段によれば、従来のケーブル式リモート
コントローラの持ち運びに伴う溶接作業者の労力を軽減
すると共に、溶接機器の動作状況を手元で監視できるの
で溶接作業効率の向上と品質確保が可能となることや、
溶接作業者または管理者は溶接機器に設定する溶接条件
等を確実に管理できることや、溶接機器の動作状態を集
中して監視と管理ができ、しかも溶接状態を表す溶接デ
ータを保存できるので、溶接品質の維持，向上を可能に
する等優れた効果を奏するものである。
【図１】本発明の第１手段を示す溶接機器の通信制御装
置のブロック図
置のブロック図
【図２】同第２手段を示す溶接機器の通信制御装置のブ
ロック図
ロック図
【図３】同第３手段を示す溶接機器の通信制御装置のブ
ロック図
ロック図
【図４】同第４手段を示す溶接機器の通信制御装置のブ
ロック図
ロック図
【図５】従来の溶接機器の通信制御装置を示す概略構成
図
図
３ 遠隔制御器 ７ 溶接機器 １０ 接続可否判断（インターロック機能）手段 Ｎ，Ｎｎ，Ｍｍ 無線局
Claims (6)
- 【請求項１】溶接機器に無線送受信部（無線局Ｎ）を設
け、溶接機器より離れた位置に遠隔制御器を有し、この
遠隔制御器に無線送受信部（無線局Ｍ）を設け、無線局
Ｎと無線局Ｍを無線通信により送受信接続することを特
徴とする溶接機器の通信制御装置。 - 【請求項２】溶接機器に無線送受信部（無線局Ｎ）を設
け、溶接機器より離れた複数の位置に遠隔制御器を有
し、この遠隔制御器に無線送受信部（無線局Ｍｍ、ｍ＝
１、２、・・）を設け、無線局Ｎと無線局Ｍｍを無線通
信により任意に送受信接続することを特徴とする溶接機
器の通信制御装置。 - 【請求項３】複数の溶接機器に無線送受信部（無線局Ｎ
ｎ、ｎ＝１、２・・）を設け、溶接機器より離れた位置
に遠隔制御器を有し、この遠隔制御器に無線送受信部
（無線局Ｍ）を設け、無線局Ｎｎと無線局Ｍを無線通信
により任意に送受信接続することを特徴とする溶接機器
の通信制御装置。 - 【請求項４】複数の溶接機器に無線送受信部（無線局Ｎ
ｎ、ｎ＝１、２、・・）を設け、溶接機器よに離れた複
数の位置に遠隔制御器を設け、この遠隔制御器にに無線
送受信部（無線局Ｍｍ、ｍ＝１、２、・・）を設け、無
線局Ｎｎと無線局Ｍｍを無線通信により任意に送受信接
続することを特徴とする溶接機器の通信制御装置。 - 【請求項５】溶接機器の無線送受信部（無線局Ｎまたは
Ｎｎ）に接続可否判断（インターロック機能）手段を付
加した請求項１ないし４記載の溶接機器の通信制御装
置。 - 【請求項６】遠隔制御機器の無線送受信部（無線局Ｍま
たはＭｍ）に接続可否判断（インターロック機能）手段
を付加した請求項１ないし４記載の溶接機器の通信制御
装置。
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