JP2010029876A - 溶接電源 - Google Patents

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Abstract

【課題】 外部からのインタフェース信号の接続性を向上させた溶接電源を提供する。
【解決手段】 本発明になる溶接電源は、信号接続用電気部品を介して外部機器との間でインタフェース信号をやり取りしながら動作する溶接電源であって、予め定められた前記インタフェース信号の一部をやり取りする別の信号接続用電気部品と、前記別の信号接続用電気部品の個々の入力箇所への入力インタフェース信号の割当を設定する入力信号割当設定部と、出力端子への出力インタフェース信号の割当を設定する出力信号割当設定部と、前記入力信号割当設定部で設定された所定の信号と前記信号接続用電気部品から入力される同じインタフェース信号とを受けて、いずれか一方の信号を選択する入力信号選択部とからなる割当部とを備えることを特徴とするものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、所定のインタフェース信号を接続するコネクタ等を備え、これを介して外部機器と前記インタフェース信号をやり取りしながら動作する溶接電源に係り、特に前記インタフェース信号の一部を別の外部機器とやり取りすることで動作できるように別のコネクタ等を設け、このコネクタ等に前記インタフェース信号の内ユーザが所望のインタフェース信号を割り当てることを可能とする技術に関するものである。
溶接電源はこの溶接電源に設けられた操作部からの操作により溶接トランスと溶接ヘッドを用いることで単体でも溶接作業を行うことができる。一方、システムに組み込み、他の装置から入力される信号により溶接作業を行うことを想定して外部とのタイミング信号等(以下、インタフェース信号という。)の入出力を行うことができる溶接装置も知られている(例えば、特許文献1(特開平6−312275号公報))。
このようなインタフェース信号を溶接電源内部に引き入れるためには外部機器との結線が必要で、接続用電気部品としてコネクタや端子台が用いられている。そして、通常この接続用電気部品の個々のピンや端子には所定のそれぞれ異なったインタフェース信号が割り当てられている。また、溶接電源の小型化や結線のし易さ等から接続用電気部品の統合を図り1つの接続用電気部品で外部機器との接続を実現している。
特開平6−312275号公報
しかしながら、このようなように接続用電気部品の個々のピンや端子に所定のそれぞれ異なったインタフェース信号を割り当てられている場合は、外部機器が1台であれば通常1対1の簡単な1本のインタフェースケーブルで接続できるが、複数の外部機器に必要なインタフェース信号が分かれている場合には分岐したケーブルを作成しなければならず、面倒な作業が必要であるという欠点があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、通常設けられているインタフェース信号の接続用電気部品に接続されるインタフェース信号はそのまま入出力可能としながら、別の接続用電気部品を設け、この別の接続用電気部品に前記インタフェース信号の一部を接続し、実際に接続された箇所とのインタフェース信号を有効とすることでシステムに組込み易い溶接電源を提供することを目的とする。
本発明になる溶接電源は、信号接続用電気部品を介して外部機器との間でインタフェース信号をやり取りしながら動作する溶接電源であって、予め定められた前記インタフェース信号の一部をやり取りする別の信号接続用電気部品と、前記別の信号接続用電気部品の個々の接続箇所に前記一部のインタフェース信号を割り当てる割当部とを備えることを特徴とするものである。
また本発明になる溶接電源のインタフェース信号を割り当てる割当部は、1対n(nは前記溶接電源のインタフェース信号のうち前記別の信号接続用電気部品に割当可能となっている入力インタフェース信号の数)の切替回路を前記別の信号接続用電気部品の入力端子の数だけ備え、この入力端子に接続されているインタフェース信号に合わせて予め定められている割当可能な入力インタフェース信号の割当を設定する入力信号割当設定部と、m対1(mは前記溶接電源のインタフェース信号のうち前記別の信号接続用電気部品に割当可能となっている出力インタフェース信号の数)の切替回路を前記別の信号接続用電気部品の出力端子の数だけ備え、この出力端子に接続されているインタフェース信号に合わせて予め定められている割当可能な出力インタフェース信号の割当を設定する出力信号割当設定部と、前記入力信号割当設定部で設定された所定の信号と前記信号接続用電気部品から入力される同じインタフェース信号とを受けて、いずれか一方の信号を選択する入力信号選択部とを備えることを特徴とするものである。
更に本発明になる溶接電源は、前記信号割当の実行確認を行う操作・表示部を備えることを特徴とするものである。
また、本発明になる溶接電源に用いられる前記別の信号接続用電気部品は端子台であることを特徴とするものである。
請求項1〜3記載の発明によれば、インタフェース信号の接続用電気部品を少なくとも2つ設け、このうち1つの接続用電気部品には全てのインタフェース信号を接続し、他方の接続用電気部品にはこのインタフェース信号のうち予め定められた1部信号を任意に割当可能としているので、溶接電源へのインタフェース信号の接続がし易い溶接電源を提供できる。つまり、このような溶接電源を用いれば、自動機に組み込むことにより、全てのインタフェース信号が接続されている接続用電気部品にケーブルが接続されている場合であっても、他方の接続用電気部品を使用することで追加の外部機器を容易に接続できるという効果を奏する。
また、請求項4に係る発明によれば、特に別の接続用電気部品として端子台を用いるので、全てのインタフェース信号を必要とせず、かつ必要な信号のみを取り出して接続することで外部機器との接続ができるのでコネクタによるケーブル接続の制約を免れるので接続が容易となるという効果を奏する。
次に本発明について、図を用いて詳細に説明する。
図1は本発明になる溶接電源の外部インタフェース信号の入出力に関する部分のみを表す要部ブロック図である。
図2は図1の入力側の詳細ブロック図、図3は図1の出力側の詳細ブロック図である。また、図4は本発明になる溶接電源の操作/表示部18の概要図である。図2、図3の詳細は後述する。
図1において、1は本発明になる溶接電源、2、3は溶接電源1と所定のインタフェース信号をやり取りして溶接電源1を動作させる第1、第2外部機器である。溶接電源1には前記インタフェース信号が接続されている第1信号接続用電気部品(以下、標準コネクタという。)11と前記インタフェース信号の内予め定められた割当可能な一部の信号が接続されている第2信号接続用電気部品(以下、拡張端子台という)12が、第1外部機器2には標準コネクタに対応するコネクタ21が、第2外部機器3には拡張端子台に対応する端子台31が設けられている。そして、標準コネクタ11とコネクタ21との間および拡張端子台12と端子台31との間がそれぞれケーブル41、42で接続されている。
ここで、溶接電源1の標準コネクタ11と第1外部機器2のコネクタ21とは通常使用されるケーブルを改修することなく使用して接続し、溶接電源1の拡張端子台12と第2外部機器3の端子台31とは新たに作成するケーブルまたは個別の配線で接続するものとする。
溶接電源1において、11は前記標準コネクタ、12は前記拡張端子台、13は1対n(nは溶接電源1のインタフェース信号のうち拡張端子台12に割当可能となっている入力インタフェース信号の数)の切替回路を拡張端子台12の入力端子の数だけ備え、拡張端子台12の各入力端子に接続されているインタフェース信号に合わせて予め定められている割当可能な入力インタフェース信号の割当を設定する入力信号割当設定部、14はm対1(mは溶接電源1のインタフェース信号のうち拡張端子台12に割当可能となっている出力インタフェース信号の数)の切替回路を拡張端子台12の出力端子の数だけ備え、拡張端子台12の各出力端子に接続されているインタフェース信号に合わせて予め定められている割当可能な出力インタフェース信号の割当を設定する出力信号割当設定部、15は入力信号割当設定部13で設定された所定の信号と標準コネクタ11から入力される同じインタフェース信号とを受けて、いずれか一方の信号を選択する入力信号選択部である。
また、16は入力信号割当設定部13、出力信号割当設定部14、および入力信号選択部15と制御部17との間で入出力インタフェース信号と制御信号をやり取りするI/Oポート、17はI/Oポート16を介して第1、第2外部機器2、3とのインタフェース信号を入出力すること;入力信号割当設定部13の入力インタフェース信号の割当設定を定めること;出力信号割当設定部14の出力インタフェース信号の割当設定を定めること;操作/表示部18から操作情報を受け付け所定の動作を行うこと;操作/表示部18への所定の情報を表示すること;をそれぞれ実行する制御部、18は拡張端子台12の入力端子と出力端子毎に接続されるインタフェース信号の割当設定時の表示と信号割当設定を指示する操作/表示部、19は制御部17とI/Oポート16および操作/表示部18との間を接続するバスラインである。
図2は拡張端子台12の入力端子の数を4、入力インタフェース信号のうち拡張端子台12に割当可能な信号の数を4と仮定したときを例にとって、入力信号割当設定部13と入力信号選択部15の構成をさらに詳細に説明する図である。拡張端子台12の入力端子の数と割り当てることができる入力インタフェース信号の数が共に4であるから、入力信号割当設定部15として4つの1対4の切替回路13a〜13dが、入力信号選択部15として4つの5入力OR回路15a〜15dが必要となる。
I/Oポート16と4つの5入力OR回路15a〜15dの出力間は割当可能なインタフェース信号が接続されている。そして、5入力OR回路15a〜15dの5入力のうち4入力はそれぞれ1対4の切替回路13a〜13dの出力に接続されており、残りの1つの入力は標準コネクタ11の所定のピンに接続されている。当然、この5つの信号は5入力OR回路15a〜15dの出力の信号と同じインタフェース信号である。これら1対4の切替回路13a〜13dの切替は制御部17からI/Oポート16を介して出力される入力決定信号1〜4で個々に決定できる。
図3は拡張端子台12の出力端子の数を6、外部入力インタフェース信号のうち拡張端子台12に割当可能な信号の数を6と仮定したときを例にとって、出力信号割当設定部14の構成をさらに詳細に説明する図である。拡張端子台12の出力端子の数と割り当てることができる出力インタフェース信号の数が共に6であるから、6つの6対1の切替回路14a〜14fが必要となる。
I/Oポート16と6つの6対1切替回路14a〜14fの入力間は割当可能な信号が接続されている。そして、これらの信号はI/Oポート16から標準コネクタ11の所定のピンに接続されている。これらの6対1の切替回路14a〜14fの切替は制御部17からI/Oポート16を介して出力される出力決定信号1〜6で個々に決定できる。なお、図2、3とも入出力インタフェース信号のレシーバ/ドライバ回路は省略してある。
次に、このような溶接電源1のインタフェース信号の接続について説明する。
第1の外部機器2または第2の外部機器3と接続できるインタフェース信号には、入力用として「入力インタフェース信号1」〜「入力インタフェース信号4」が、出力用として「出力インタフェース信号1」〜「出力インタフェース信号6」があるものとする。
[インタフェース信号の接続]
最初にインタフェース信号を接続する。
まず、溶接電源1に接続する外部インタフェース信号を第1の外部機器2または第2の外部機器のどちら側と接続するか決定し、標準コネクタ11に接続するものと拡張端子台12に接続するものを決定する。そして、この決定の通りに拡張端子台12の端子と端子台31の端子との間をケーブル42を作成し、接続する。なお、標準コネクタ11とコネクタ21との間は特に加工しないままのケーブル41で接続する。このとき拡張端子台12の各端子には外部インタフェース信号のうちどのインタフェース信号を接続したか明確にしておく。
ここでは、入力インタフェース信号として拡張端子台12の端子(1)と(4)にそれぞれ「拡張入力インタフェース信号1」と「拡張入力インタフェース信号4」を接続し、標準コネクタ11のピン(2)、(3)には「入力インタフェース信号2」と「入力インタフェース信号3」を接続し、出力インタフェース信号として拡張端子台12の端子(5)、(7)、(9)および(10)に「拡張出力インタフェース信号1」、「拡張出力インタフェース信号3」、「拡張出力インタフェース信号5」、「拡張出力インタフェース信号6」を接続し、標準コネクタ11のピン(6)および(8)に「出力インタフェース信号2」、「出力インタフェース信号4」を接続するものとする。ここで「拡張」を付したのはインタフェース信号としては同じ機能の信号であるが、標準接続とは異なることを明確とするためである。
[拡張端子台の端子への信号の割当]
続いて、拡張端子台12に接続した信号が正しくI/Oポート16を介して制御部17により読み出し/読み込み可能なように入力信号割当設定部13と出力信号割当設定部14それぞれにおける信号割当設定を行う。
この信号割当設定は操作スイッチ部182のキーと設定の様子を表示する表示部183を用いて行う。具体的には信号割当設定モードへの移行と信号割当設定を確定する「SET」キー(操作スイッチ部182(1))、実際に拡張端子台に接続したインタフェース信号と同じものを割当可能インタフェース信号順に表示させる「+」キー(操作スイッチ部182(2))、「−」キー(操作スイッチ部182(3))、拡張端子台12の端子に信号を選定するときに端子を順に変更する「>」キー(操作スイッチ部182(4))、「<」キー(操作スイッチ部182(5))を用いる。
まず、操作スイッチ部182の「SET」キーを操作するとこの操作情報が操作/表示部18を介して制御部17に読み込まれ、拡張端子台12の端子への信号の割り当ての設定モードに移行し、拡張端子台12の端子(1)に接続される外部インタフェース信号の1番目の「INPUT1」の外部インタフェース信号の設定待ちとなる。このとき表示部183(図4)の信号選定部には「INPUT1」の信号入力部にカーソルが表示される。
ここで、「INPUT1」の信号設定を行う。「INPUT1」に対応する拡張端子台12の端子(1)には「拡張入力インタフェース信号1」を接続しているので、「+」、「−」キーを操作して「INPUT1」に「IN INTERFACE SIGNAL 1」を表示させ、この名称の信号の接続を決定する。こうすることで、入力決定信号1により1対4の切替回路13aでは、「0」と「1」とが接続され、端子(1)に接続された「拡張入力インタフェース信号1」が「入力インタフェース信号1a」として5入力OR回路15aの「1」に接続される。また、13aの「2」、「3」および「4」には信号が接続されないので、対応する接続箇所である15b「1」、15c「1」および15d「1」にも信号は接続されないことになる。
次に「INPUT2」の信号設定を行う。まず、「>」キーを操作して「INPUT2」の信号設定に移行する。ここでは、「INPUT2」に対応する拡張端子台12の端子(2)には信号が接続されていないので、「+」、「−」キーを操作して「INPUT1」に「ブランク」を表示させ、信号の接続がないことを決定する。こうすることで、入力決定信号2により1対4の切替回路13bでは、「0」は「1」〜「4」のいずれとも接続されない。つまり、13bの「1」〜「4」にも信号が接続されないので、それぞれ対応する接続箇所である15a「2」、15b「2」、15c「2」および15d「2」にも信号は接続されないことになる。
次に「INPUT3」の設定を行うが、ここも信号が接続されていないので、「INPUT2」のときと同じようになる。つまり、13cの「1」〜「4」には信号が接続されないので、入力決定信号3によりそれぞれ対応する接続箇所である15a「3」、15b「3」、15c「3」および15d「3」にも信号は接続されないことになる。
次に、「INPUT4」の信号設定を行う。「INPUT4」に対応する拡張端子台12の端子(4)には「拡張入力インタフェース信号4」を接続しているので、「+」、「−」キーを操作して「INPUT1」に「IN INTERFACE SIGNAL 4」を表示させ、この名称の信号の接続を決定する。こうすることで、入力決定信号4により1対4の切替回路13dでは、「0」と「4」とが接続され、端子(4)に接続された「拡張入力インタフェース信号4」が「入力インタフェース信号4a」として5入力OR回路15dの「4」に接続される。また、13dの「1」、「2」および「3」には信号が接続されないので、対応する接続箇所である15a「4」、15b「4」および15c「4」にも信号は接続されないことになる。
次に、「OUTPUT1」〜「OUTPUT6」までの信号設定を行う。
まず、「OUTPUT1」の信号設定を行う。「OUTPUT1」に対応する拡張端子台12の端子(5)には「拡張入力インタフェース信号1」を接続しているので、「+」、「−」キーを操作して「OUTPUT1」に「OUT INTERFACE SIGNAL 1」を表示させ、この信号の接続を決定する。こうすることで、出力決定信号1により6対1の切替回路14aでは、「0」と「1」とが接続され、I/Oポート16から出力された「出力インタフェース信号1S」が拡張端子台12の端子(5)に出力される。
次に、「OUTPUT2」の信号設定を行う。「OUTPUT2」に対応する拡張端子台12の端子(6)には信号が接続されていないので、「+」、「−」キーを操作して「OUTPUT1」に「ブランク」を表示させ、信号が接続されていないことを決定する。こうすることで、出力決定信号2により6対1の切替回路14bでは、「0」は「1」〜「6」のいずれとも接続されず、したがって端子(6)から信号が出力されることはない。
同様な方法で「OUTPUT3」〜「OUTPUT6」までの信号設定を行う。
そうすると、出力決定信号3により6対1の切替回路14cでは、「0」と「3」とが接続され、I/Oポート16から出力された「出力インタフェース信号3S」が拡張端子台12の端子(7)に出力され、出力決定信号5により6対1の切替回路14eでは、「0」と「5」とが接続され、I/Oポート16から出力された「出力インタフェース信号5S」が拡張端子台12の端子(9)に出力され、出力決定信号6により6対1の切替回路14fでは、「0」と「6」とが接続され、I/Oポート16から出力された「出力インタフェース信号6S」が拡張端子台12の端子(10)に出力される。
一方、拡張端子台12の端子(8)への出力がない6対1の切替回路14dでは、出力決定信号4により「0」は「1」〜「6」のいずれとも接続されず、結局拡張端子台12の端子(10)からは信号が出力されることはない。
以上のようにして拡張端子台12の各端子のインタフェース信号が決定される。
ここで、拡張端子台12に接続した入力インタフェース信号と出力インタフェース信号がI/Oポート16を介して制御部17から読み出し/読み取りが可能となっていることをそれぞれ1つのインタフェース信号を例にとって確認する。
まず、「拡張入力インタフェース信号1」について確認する。前述のように「拡張入力インタフェース信号1」は拡張端子台12の端子(1)から入力され、1対4切替回路13aにより切り替えられ入力インタフェース信号1aとして5入力OR回路15aの入力部「1」に入力される。
一方、5入力OR回路15aの他の入力部「2」〜「5」には外部からの信号入力はない。したがって、この5入力OR回路15aは唯一の入力である「拡張入力インタフェース信号1」によって出力が決定される。すなわち「拡張入力インタフェース信号1」が「入力インタフェース信号1」となる。
次に、「拡張出力インタフェース信号1」について確認する。前述のように「出力インタフェース信号1s」は6対1切替回路14a〜14fの「1」にそれぞれ接続されているが、前述のように6対1切替回路14a〜14fの「0」に接続されているのは14aだけである。したがって、拡張端子台12の端子(5)に出力インタフェース信号1が出力される。なお、標準コネクタ11のピン(5)にも同じ信号が出力されるが、前記前提条件の通り、このピンから出力される信号は使用されていない。
このように、標準コネクタ11に割り当てられた入出力信号と拡張端子台12に割り当てられた入出力信号は所望の通りとなっている。
この例では、拡張端子台12の各端子にはそれぞれ別の信号を接続する例を説明したが、出力インタフェース信号であれば、同じ用途の出力インタフェース信号を複数の端子に出力することが可能である。このように複数の端子から同じ用途の出力インタフェース信号を出力することとすれば、同じ信号を必要とする外部機器を複数接続することができ、この溶接電源を使用した溶接システムの応用可能性が広がるという効果がある。
本発明になる溶接電源の外部インタフェース信号の入出力に関する部分のみを表す要部ブロック図である。 図1の入力設定部13と入力信号選択部15の構成をさらに詳細に説明する図である。 図1の出力設定部14の構成をさらに詳細に説明する図である。 この要部ブロック図の操作表示部の概要図である。
符号の説明
1 溶接電源
2 第1外部機器
3 第2外部機器
11 第1信号接続用電気部品(標準コネクタ)
12 第2信号接続用電気部品(拡張端子台)
13 入力信号設定部
14 出力信号設定部
15 入力信号選択部
16 I/Oポート
17 制御部
18 操作/表示部
19 バスライン
21 標準コネクタに対応するコネクタ
31 拡張端子台に対応する端子台
41、42 ケーブル

Claims (4)

  1. 信号接続用電気部品を介して外部機器との間でインタフェース信号をやり取りしながら動作する溶接電源であって、
    予め定められた前記インタフェース信号の一部をやり取りする別の信号接続用電気部品と、
    前記別の信号接続用電気部品の個々の接続箇所に前記一部のインタフェース信号を割り当てる割当部とを
    備えることを特徴とするに溶接電源。
  2. 前記割当部は、
    1対n(nは前記溶接電源のインタフェース信号のうち前記別の信号接続用電気部品に割当可能となっている入力インタフェース信号の数)の切替回路を前記別の信号接続用電気部品の入力端子の数だけ備え、この入力端子に接続されているインタフェース信号に合わせて予め定められている割当可能な入力インタフェース信号の割当を設定する入力信号割当設定部と、
    m対1(mは前記溶接電源のインタフェース信号のうち前記別の信号接続用電気部品に割当可能となっている出力インタフェース信号の数)の切替回路を前記別の信号接続用電気部品の出力端子の数だけ備え、この出力端子に接続されているインタフェース信号に合わせて予め定められている割当可能な出力インタフェース信号の割当を設定する出力信号割当設定部と、
    前記入力信号割当設定部で設定された所定の信号と前記信号接続用電気部品から入力される同じインタフェース信号とを受けて、いずれか一方の信号を選択する入力信号選択部とを、
    備えることを特徴とする請求項1記載の溶接電源。
  3. 前記溶接電源に更に信号割当の実行確認を行う操作・表示部を備えることを特徴とする請求項1または2記載の溶接電源。
  4. 前記別の信号接続用電気部品は端子台であることを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載の溶接電源。
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