JPH10304706A - 畦塗り機 - Google Patents
畦塗り機Info
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- JPH10304706A JPH10304706A JP9118160A JP11816097A JPH10304706A JP H10304706 A JPH10304706 A JP H10304706A JP 9118160 A JP9118160 A JP 9118160A JP 11816097 A JP11816097 A JP 11816097A JP H10304706 A JPH10304706 A JP H10304706A
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Abstract
体、水分供給装置及び除草剤散布装置を備えた畦塗り
機。 【解決手段】 .走行機体の後部に装着され、機体の
進行方向に対して垂直面内に設けた軸で元畦及び圃場を
耕耘して畦状に盛り上げる前処理体と、この前処理体に
より耕耘された土壌を畦に成形する整畦体とを設け、上
記元畦に対して給水量が調節可能で、かつ散布方向が調
節可能のノズルを介して水分を供給する水分供給装置を
設けた。.上記水分供給装置と共に、上記整畦体によ
り成形された畦に対して、給液量が調節可能で、かつ散
布方向が調節可能のノズルを介して除草剤を散布する除
草剤散布装置を設けた。.上記水分供給装置のノズル
及び除草剤散布装置のノズルに対して、水及び除草剤を
モータにより駆動されるポンプにより加圧して供給し、
水及び除草剤を噴霧状態で散布すると共に、上記モータ
を走行機体においてスイッチにより遠隔操作する。
Description
装着され、整畦体、前処理体、水分供給装置及び除草剤
散布装置を備えた畦塗り機に関する。
の進行方向に対して垂直面内に設けた軸で元畦及び圃場
を耕耘して畦状に盛り上げる前処理体と、この前処理体
により耕耘された土壌を畦に成形する整畦体とを設け、
成形中の耕耘土壌表面に対して水を供給するようにした
畦塗り機が、例えば、特開平8−56403号公報、実
開平5−21604号公報などに記載されている。
は、成形中の耕耘土壌表面に対して水を供給するのみで
あり、また、成形した畦に対して、後日、除草のために
除草剤を散布するようにしている。
塗り機は、成形中の耕耘土壌表面に対して水を供給する
だけなので、前処理体により耕耘される元畦の水分状態
を人為的に調整することができず、元畦の水分状態によ
っては堅牢な畦が成形されなかった。また、成形した畦
に対して別途除草剤を散布するのでは、余計な労力と時
間を要することになる、という問題点があった。本発明
は、上記の問題点を解決することを目的になされたもの
である。
めに本発明は、 A.走行機体の後部に装着され、機体の進行方向に対し
て垂直面内に設けた軸で元畦及び圃場を耕耘して畦状に
盛り上げる前処理体と、この前処理体により耕耘された
土壌を畦に成形する整畦体とを設けた畦塗り機におい
て、上記元畦に対して給水量が調節可能で、かつ散布方
向が調節可能のノズルを介して水分を供給する水分供給
装置を設けたことを特徴としている。
により成形された畦に対して、給液量が調節可能で、か
つ散布方向が調節可能のノズルを介して除草剤を散布す
る除草剤散布装置を設けたことを特徴としている。
散布装置のノズルに対して、水及び除草剤をモータによ
り駆動されるポンプにより加圧して供給し、水及び除草
剤を噴霧状態で散布すると共に、上記モータを走行機体
においてスイッチにより操作して水分供給装置及び除草
剤散布装置を遠隔操作するようにしたことを特徴として
いる。
調節可能のノズルを介して水分を供給する水分供給装置
を設けたことで、元畦の水分状態を人為的に調整するこ
とができ、堅牢な畦が成形される。
形された畦に対して、給液量が調節可能で、かつ散布方
向が調節可能のノズルを介して除草剤を散布する除草剤
散布装置を設けたことで、畦の成形と同時に成形された
畦に対して除草剤を散布することができ、畦に対して別
途除草剤を散布する手間が省ける。
装置のノズルに対して、水及び除草剤をモータにより駆
動されるポンプにより加圧して供給し、水及び除草剤を
噴霧状態で散布すると共に、上記モータを走行機体にお
いてスイッチにより操作して水分供給装置及び除草剤散
布装置を遠隔操作するようにすることで、作業者は走行
機体を操縦しながら水及び除草剤の散布が適切に行え
る。
付の図面を参照して具体的に説明する。図2において、
符号1は図示しないトラクタの後部に設けられたトップ
リンク及びロアリンクからなる三点リンク連結機構に連
結されて、整畦作業を行う畦塗り機である。この畦塗り
機1は、伝動ケースを兼ねる本体フレーム2の後端部
に、整畦体3及び前処理体4を左右一方(図2で右側)
にオフセットした通常作業状態に設けている。また、上
記整畦体3及び前処理体4は、本体フレーム2に対して
左右方向に回動可能に支持され、機体の進行方向に対し
てオフセットされた通常作業位置から、直角旋回位置及
び180度旋回作業位置に固定、固定解除可能としてい
る。
ートヒッチカプラ5が連結され、このオートヒッチカプ
ラ5を介して本体フレーム2の前端部に設けられた上部
連結部6及び下部連結部7が、自動的に連結され、レバ
ー操作で離脱され、また、自動連結可能状態にセットさ
れる。本体フレーム2の前部から前方に図示しない入力
軸が突出しており、この入力軸に、図示しないトラクタ
のPTO軸からユニバーサルジョイント及び伝動軸を介
して回転動力が伝達される。入力軸から入力された回転
動力は本体フレーム2内で変速され、本体フレーム2の
後端部において左右両側に出力され、それぞれの出力端
に出力側クラッチ8,8を設けている。
持部材9が、本体フレーム2から上下に突設した軸1
0,10を介して左右方向に回動自在に支持され、この
回動支持部材9の鉛直部分に、整畦体3及び前処理体4
を支持し伝動軸を内装した支持フレーム11の先端部が
固着されている。本体フレーム2の左右両側には、上下
調節支持部12及び13を介して車輪状ゲージホイール
14及びソロバン珠状ゲージホイール15が上下調節可
能に設けられている。
体伝動ケース16及び前処理体伝動ケース17が連結さ
れ、該整畦体伝動ケース16及び前処理体伝動ケース1
7を介して上記整畦体3及び前処理体4が装着されてい
る。整畦体伝動ケース16の基端部は支持フレーム11
に対して垂直方向に回動可能であり、この回動操作を整
畦体回動調節機構18により行うようにしている。そし
て、整畦体回動調節機構18の操作により整畦体3は前
後方向に回動して、その作業深さ調節及び前処理体4と
の間隔調節が行われる。
部から水平方向に突出した回転支持体19の先端部に、
多角円錐状ドラム20を偏心して固着している。この多
角円錐状ドラム20はこの実施例では12角の稜線と平
面部を有しており、その基端部から水平方向に延びる水
平筒状体21が一体的に設けられている。そして、機体
の前進と共に前処理体4により掘削された土壌を、回転
支持体19により回転する多角円錐状ドラム20によっ
て元畦の傾斜面に塗り付け、また、元畦の水平頂部を水
平筒状体21により塗り付けて整畦する。
先端部から水平方向に突出し、側枠22に支持された水
平回転軸21の外周に、多数の爪取付けボックス24を
介して多数の掘削爪25を装着している。掘削爪25
は、元畦及び田面を縦方向に掘削する縦刃部と、縦刃部
から一側に屈曲する横刃部とからなり、元畦及び田面に
対して元畦側が浅く、田面側が深くなるように横刃部で
階段状に掘削するように、縦刃部の長さ(回転半径)を
異ならせている。そして、掘削爪25によって、元畦側
が浅く、田面側が深くなる、ほぼ水平の階段が形成され
る。
れ、元畦の田面側に形成された水平状の階段面に対し
て、掘削爪25によって掘削された土壌が、前処理体4
の後ろ側に設けられた整畦体3の多角円錐状ドラム20
及び水平筒状体21によって塗り付けられ、あるいは表
面が叩き付けられて、元畦に新畦造成部分が上塗りされ
て新畦が整畦される。
体4の後部から整畦体3の外周部にかけて、前処理体4
により耕起された土壌を整畦体3に向け案内する弾性板
体からなる土流ガイド26が、基端部を前処理体4の後
部に固定し、先端部を自由端として設けられている。こ
の土流ガイド26により、掘削爪25によって掘削され
た土壌が多角円錐状ドラム20及び水平筒状体21側に
案内されて、多角円錐状ドラム20及び水平筒状体21
により元畦に塗り付けられ整畦される。
カバー27及び前処理体カバー(図示せず)により覆わ
れている。この整畦体カバー27には、図1に示すよう
に、上記前処理体4により耕耘される元畦に対してバル
ブ28により給水量が調節可能で、かつ散布方向が調節
可能のノズル29を介して水分を供給する水分供給装置
30と、上記整畦体3により成形された畦に対して、バ
ルブ31により給液量が調節可能で、かつ散布方向が調
節可能のノズル32を介して除草剤を散布する除草剤散
布装置33とを設けている。
ク34が搭載されている。この液体タンク34は水を収
容するものと、除草剤を収容するものと2つのものとか
らなり、それぞれのタンクにモータにより駆動されるポ
ンプ37が設けられ、それぞれ配管35,36を介して
上記ノズル29,32に接続されている。上記モータは
農用トラクタから電源を受け、農用トラクタの操縦部に
設けたスイッチによりオン・オフされ、水分供給装置3
0及び除草剤散布装置33を遠隔操作する。そして、上
記ノズル29,32に、モータにより駆動されるポンプ
37により加圧された水及び除草剤が供給されて噴霧状
態で散布される。
よれば、以下の効果を奏することができる。
つ散布方向が調節可能のノズルを介して水分を供給する
水分供給装置を設けたので、天候に左右されることな
く、元畦の水分状態を人為的に調整することができ、堅
牢な畦を成形することができる。
形された畦に対して、給液量が調節可能で、かつ散布方
向が調節可能のノズルを介して除草剤を散布する除草剤
散布装置を設けたので、畦の成形と同時に、成形された
畦に対して除草剤を散布することができる。従って、従
来の畦に対して別途除草剤を散布していた場合と比較し
て、労力及び時間を大幅に省くことができる。
装置のノズルに対して、水及び除草剤をモータにより駆
動されるポンプにより加圧して供給し、水及び除草剤を
噴霧状態で散布すると共に、上記モータを走行機体にお
いてスイッチにより操作して水分供給装置及び除草剤散
布装置を遠隔操作するようにしたので、作業者は走行機
体を操縦しながら水及び除草剤の散布を適切に行うこと
ができる。特に、除草剤を無駄なく、有効に散布するこ
とかできる。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 走行機体の後部に装着され、機体の進行
方向に対して垂直面内に設けた軸で元畦及び圃場を耕耘
して畦状に盛り上げる前処理体と、この前処理体により
耕耘された土壌を畦に成形する整畦体とを設けた畦塗り
機において、 上記元畦に対して給水量が調節可能で、かつ散布方向が
調節可能のノズルを介して水分を供給する水分供給装置
を設けたことを特徴とする畦塗り機。 - 【請求項2】 上記水分供給装置と共に、上記整畦体に
より成形された畦に対して、給液量が調節可能で、かつ
散布方向が調節可能のノズルを介して除草剤を散布する
除草剤散布装置を設けたことを特徴とする請求項1記載
の畦塗り機。 - 【請求項3】 上記水分供給装置のノズル及び除草剤散
布装置のノズルに対して、水及び除草剤をモータにより
駆動されるポンプにより加圧して供給し、水及び除草剤
を噴霧状態で散布すると共に、上記モータを走行機体に
おいてスイッチにより操作して水分供給装置及び除草剤
散布装置を遠隔操作するようにしたことを特徴とする請
求項1又は2記載の畦塗り機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11816097A JP3457500B2 (ja) | 1997-05-08 | 1997-05-08 | 畦塗り機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11816097A JP3457500B2 (ja) | 1997-05-08 | 1997-05-08 | 畦塗り機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10304706A true JPH10304706A (ja) | 1998-11-17 |
JP3457500B2 JP3457500B2 (ja) | 2003-10-20 |
Family
ID=14729594
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11816097A Expired - Lifetime JP3457500B2 (ja) | 1997-05-08 | 1997-05-08 | 畦塗り機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3457500B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1997
- 1997-05-08 JP JP11816097A patent/JP3457500B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3457500B2 (ja) | 2003-10-20 |
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