JPH05293412A - シール材の修正装置 - Google Patents

シール材の修正装置

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Publication number
JPH05293412A
JPH05293412A JP9954392A JP9954392A JPH05293412A JP H05293412 A JPH05293412 A JP H05293412A JP 9954392 A JP9954392 A JP 9954392A JP 9954392 A JP9954392 A JP 9954392A JP H05293412 A JPH05293412 A JP H05293412A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gun
correction
sealing material
nozzle
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP9954392A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Oyama
浩治 大山
Sukehito Edamatsu
祐人 枝松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP9954392A priority Critical patent/JPH05293412A/ja
Publication of JPH05293412A publication Critical patent/JPH05293412A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 塗布されたシール材に対する修正作業の効率
化を図ると共に、修正後の仕上がり品質を均一にするこ
と。 【構成】 ロボットアーム16の先端に手首部17を介
して取り付けられたシール材塗布ガンにより塗布された
粘着剤の塗布状態の修正作業を行うための装置であっ
て、シール材塗布ガンの近傍に取り付けられた修正用ガ
ン18と、このガンの先端に移動自在に取り付けられ、
塗布された粘着剤の修正必要部位に向けて圧縮エアー1
9を噴出するエアーノズル20と、このエアーノズル2
0に接続され、ノズル20を駆動して圧縮エアー19の
噴出方向を調整するリンク機構24とを有する。また、
修正用ガン18には、エアーノズル20から噴出される
圧縮エアー19の流量を調整する電動エアーレギュレー
ター23が接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗布されたシール材の
端末部位や、塗布されたシール材を隙間部分に更に押し
込んで充填する必要がある部位や、的外れ部位等におけ
る塗布されたシール材に対する修正作業を行うシール材
の修正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車ボディは複数のパネル部品より構
成されており、これらパネル部品を相互に合わせるパネ
ル合わせ部分には、水漏れ防止を目的として、シール材
としての粘着剤が塗布されている。例えば、図4に示す
ように、自動車内板部のパネル合わせ部分10には、粘
着剤11が、シール材専用のノズルを有する粘着剤用ガ
ンから吐出されて、塗布されている。
【0003】このように車室内に面するパネル合わせ部
分10は、特に水漏れを嫌う部位であることから、粘着
剤11を単に塗布するだけでは不十分であり、粘着剤1
1をパネル部品相互間に形成される隙間部に更に押し込
んで充填する必要がある。そのため、従来では、図4に
示されるように、塗布された粘着剤11を作業者がハケ
12で隙間部に更に押し込んで、図5(A)(B)に示
されるように、粘着剤11を隙間部13に充填してい
た。
【0004】また、粘着剤用ガンにより塗布された粘着
剤の端末部位や、必要な部分から外れて塗布剤が塗布さ
れてしまった的外れ部位等においても、塗布された粘着
剤11に対する修正作業が必要であり、この場合にも、
上述したように、作業者がハケ12で修正作業を行って
いた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、粘着剤
用ガンにより粘着剤11をパネル合わせ部分10に吐出
・塗布した後に、作業者が手作業で隙間部13に粘着剤
11を更に押し込んで充填する等の修正を加えなければ
ならないため、修正作業に比較的時間がかかり、作業効
率が好ましいものではなかった。また、修正後の仕上が
り品質を均一にする必要もある。
【0006】本発明は、上記従来技術に伴う課題を解決
するためになされたものであり、塗布されたシール材に
対する修正作業の効率化を図ると共に、修正後の仕上が
り品質を均一にし得るシール材の修正装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、ロボットアームの先端に手首部を介して取
り付けられたシール材塗布ガンにより塗布されたシール
材の塗布状態の修正作業を行うための装置であって、前
記シール材塗布ガンの近傍に取り付けられたガス噴出用
ガンと、前記ガス噴出用ガンの先端に移動自在に取り付
けられ、塗布された前記シール材の修正必要部位に向け
てガスを噴出するノズル部と、前記ノズル部に接続さ
れ、このノズル部を駆動して前記ノズル部から噴出され
る前記ガスの噴出方向を調整する噴出方向調整機構と、
前記ノズル部から噴出される前記ガスの流量を調整する
流量調整手段とを有することを特徴とするシール材の修
正装置である。
【0008】
【作用】塗布されたシール材を隙間部に更に充填する等
のシール材の塗布状態の修正作業を行う場合には、シー
ル材塗布ガンの近傍に取り付けられたガス噴出用ガンの
ノズル部は、噴出方向調整機構によって、修正作業が必
要な部位に向かう方向に調整される。更に、ノズル部か
ら噴出されるガスは、流量調整手段によって、修正に要
するのに最適な流量に調整される。そして、このガスを
修正部位に向けて噴出すると、ガスの力によって、塗布
されたシール材は、その端末部位や的外れ部位が修正さ
れたり、隙間部に更に押し込まれてこの隙間部に充填さ
れたりする。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、本発明の一実施例に係るシール材の修
正装置の要部を示す概略構成図である。図示するよう
に、シール材の修正装置15は、シール材塗布ガン(図
示せず)により塗布されたシール材の塗布状態の修正作
業を行うための装置であって、移動自在に設けられたロ
ボットアーム16を有し、このアーム16の先端には、
回動自在な手首部17を介して、ガス噴出用ガン18
(以下、「修正用ガン」という)が取り付けられてい
る。この修正用ガン18は、ロボットアームの先端に手
首部を介して取り付けられた前記シール材塗布ガンの近
傍に取り付けられている。修正用ガン18の先端には、
ガスとしての圧縮エアー19を粘着剤の修正必要部位に
向けて噴出するエアーノズル20(ノズル部に相当す
る)が支軸21を中心に回動自在に取り付けられてい
る。
【0010】修正用ガン18には、これに圧縮エアーを
供給するためのエアーホース22が接続されており、こ
のホース22の経路途上には、エアーの二次圧を調整し
て、エアーノズル20から噴出されるガスの流量を調整
する電動エアーレギュレーター23(流量調整手段に相
当する)が設けられている。この電動エアーレギュレー
ター23は、ロボット側で制御され、噴出される圧縮エ
アー19は、修正に要するのに最適な圧力ないし流量に
設定される。
【0011】更に、修正用ガン18のエアーノズル20
には、このエアーノズル20から噴出される圧縮エアー
19の噴出方向を調整するためのリンク機構24(噴射
方向調整機構に相当する)が接続されている。このリン
ク機構24を駆動するため、エアーシリンダ25の作動
ロッド26がリンク機構24の駆動軸27に接続されて
いる。エアーノズル20は、エアーシリンダ25の作動
によりリンク機構24を介してフリップし、修正用ガン
18に対するエアーノズル20の角度が変化するように
なっている。このノズル角度の調整と、ロボットアーム
16及び手首部17の移動調整とを行うことにより、エ
アーノズル20から噴出される圧縮エアー19の噴出方
向が所望の方向に調整される。また、エアーシリンダ2
5には、これに作動用エアーを供給するためのエアーホ
ース28が接続されている。
【0012】次ぎに、本実施例の作用を説明する。
【0013】図2に示すように、自動車内板部のパネル
合わせ部分10には、水漏れ防止を目的として、シール
材としての粘着剤11が、シール材専用のノズルを有す
るシール材塗布ガンから吐出されて、塗布されている。
シール材塗布ガンにより塗布された状態は、図3(A)
に示すように、パネル合わせの隅部のように粘着剤11
が十分に塗布されていないシール端末部位や、必要な部
分から外れて塗布剤が塗布されてしまった的外れ部位等
がある。これらの部位では、粘着剤を充填する修正作業
を行う必要がある。また、車室内に面するパネル合わせ
部分10は、特に水漏れを嫌う部位であることから、粘
着剤11が単に塗布されているだけでは不十分であり、
粘着剤11をパネル部品相互間に形成される隙間部に更
に押し込んで充填する修正作業を行う必要もある。
【0014】これら修正作業を行う際には、修正装置1
5のロボットアーム16及び手首部17の移動調整が行
われ、修正を要する部位の近傍まで修正用ガン18が移
動される。尚、修正作業を必要とすることが予め判って
いる部位に対しては、例えば、図3(A)の符号「10
a、11a」に示すように、その端末部の粘着剤の吐出
量を修正量を見込んで多くしておくことが好ましい。従
って、予め吐出量をティーチングするときに該当部位の
吐出量を上げた状態にするようにしてある。
【0015】次ぎに、エアーシリンダ25が作動してリ
ンク機構14が駆動され、エアーノズル20がフリップ
して修正用ガン18に対するエアーノズル20の角度が
調整される。このノズル角度の調整と、ロボットアーム
16及び手首部17の移動調整とにより、エアーノズル
20から噴出される圧縮エアー19の噴出方向が修正部
位に向かう方向に調整される。特に、ノズル角度を調整
できるように構成したため、修正部位が自動車ボディ内
板の特にエアーノズル20が入り難い部分であっても、
圧縮エアー19の噴出方向を修正部位に向かう方向に正
確に一致させることができる。
【0016】そして、修正用ガン18をオンすると、圧
縮エアー19が修正部位に向けて向けて噴出される。こ
のとき、電動エアーレギュレーター23がロボット側で
制御されて、噴出される圧縮エアー19は、修正に要す
るのに最適な圧力ないし流量に設定されている。
【0017】圧縮エアー19が噴出されると、図3
(B)に示すように、塗布された粘着剤11は、圧縮エ
アー19の力により、隙間部に更に押し込まれ、この隙
間部に充填される。また、粘着材の端末部位や、的外れ
部位においても、噴出された圧縮エアー19の力によ
り、粘着剤11が隙間部に充填されて修正される。
【0018】このように、本実施例では、ロボット及び
圧縮エアー19を利用して、塗布された粘着剤11に対
する修正作業を行うようにしたため、作業者が手作業で
修正作業を行う場合に比較して、修正作業に要する時間
が極めて短時間となり、作業効率の向上が達成できる。
更に、噴出される圧縮エアー19は、電動エアーレギュ
レーター23により、修正に要するのに最適な圧力ない
し流量に制御されているため、修正後の仕上がりをきれ
いに、しかも、仕上がり品質を均一にすることができ
る。
【0019】尚、上述した実施例では、噴出されるガス
としてエアーの場合を示したが、ガスの種類は特に特定
されるものではない。また、パネル合わせ部分10に塗
布された粘着剤11の修正作業に適用した場合を図示し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、シール
材が塗布されるものであれば、いかなるものにも適用す
ることができるものである。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシール材
の修正装置によれば、塗布されたシール材を隙間部に更
に充填する等の修正作業を行う場合には、ロボットアー
ムに設けたガス噴出用ガンのノズル部は、噴出方向調整
機構によって、修正作業が必要な部位に向かう方向に確
実に調整され、また、ノズル部から噴出されるガスは、
流量調整手段によって、修正に要するのに最適な流量に
調整されている。そして、ロボット及びガスの力を利用
して修正作業を行うため、作業者が手作業で修正作業を
行う場合に比較して、修正作業に要する時間が短時間と
なり、塗布されたシール材の修正作業の効率化が達成で
き、しかも、修正後の仕上がりをきれいに、かつ、仕上
がり品質を均一にすることができるという実用上多大な
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るシール材の修正装置
の要部を示す概略構成図
【図2】 本実施例のシール材に対する修正作業を示す
斜視図
【図3】 図3(A)(B)は修正作業の前後のシール
材の状態を示す図
【図4】 従来のシール材に対する修正作業を示す斜視
【図5】 図5(A)(B)はパネル合わせ部における
修正作業を示す断面図
【符号の説明】
10…パネル合わせ部 11…粘着剤
(シール材) 16…ロボットアーム 17…手首部 18…修正用ガン(ガス噴出用ガン) 19…圧縮エ
アー(ガス) 20…エアーノズル(ノズル部) 23…電動エアーレギュレーター(流量調整手段) 24…リンク機構(噴出方向調整機構) 25…エアー
シリンダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロボットアームの先端に手首部を介して取
    り付けられたシール材塗布ガンにより塗布されたシール
    材の塗布状態の修正作業を行うための装置であって、 前記シール材塗布ガンの近傍に取り付けられたガス噴出
    用ガンと、 前記ガス噴出用ガンの先端に移動自在に取り付けられ、
    塗布された前記シール材の修正必要部位に向けてガスを
    噴出するノズル部と、 前記ノズル部に接続され、このノズル部を駆動して前記
    ノズル部から噴出される前記ガスの噴出方向を調整する
    噴出方向調整機構と、 前記ノズル部から噴出される前記ガスの流量を調整する
    流量調整手段とを有することを特徴とするシール材の修
    正装置。
JP9954392A 1992-04-20 1992-04-20 シール材の修正装置 Pending JPH05293412A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9954392A JPH05293412A (ja) 1992-04-20 1992-04-20 シール材の修正装置

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JP9954392A JPH05293412A (ja) 1992-04-20 1992-04-20 シール材の修正装置

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JPH05293412A true JPH05293412A (ja) 1993-11-09

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ID=14250105

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9954392A Pending JPH05293412A (ja) 1992-04-20 1992-04-20 シール材の修正装置

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JP (1) JPH05293412A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10304706A (ja) * 1997-05-08 1998-11-17 Kobashi Kogyo Co Ltd 畦塗り機
KR100507065B1 (ko) * 2002-05-09 2005-08-08 현대자동차주식회사 실런트 토출 제어장치

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JPH10304706A (ja) * 1997-05-08 1998-11-17 Kobashi Kogyo Co Ltd 畦塗り機
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