JPH10304687A - 振動型アクチュエータの駆動装置および振動型アクチュエータを駆動源とする装置 - Google Patents

振動型アクチュエータの駆動装置および振動型アクチュエータを駆動源とする装置

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JPH10304687A
JPH10304687A JP9103387A JP10338797A JPH10304687A JP H10304687 A JPH10304687 A JP H10304687A JP 9103387 A JP9103387 A JP 9103387A JP 10338797 A JP10338797 A JP 10338797A JP H10304687 A JPH10304687 A JP H10304687A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】振動型アクチュエータの駆動装置の構成の改善
を図る。 【解決手段】振動型アクチュエータをその駆動用圧電素
子と振動検出用圧電素子に共通の電位部分を持たない構
造とし、前記振動検出用圧電素子の出力と前記駆動用圧
電素子へ印加される交番信号に基づいて前記駆動用圧電
素子へ印加する交番信号を制御する振動型アクチュエー
タの駆動装置において、前記振動検出用圧電素子Sおよ
び前記駆動用圧電素子Aの出力電圧をある電圧レベル以
下の範囲で検出できる電圧検出手段(R1〜R8)を有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は振動波モータ等の振
動型アクチュエータの駆動装置に係り、特に振動状態を
検出して、駆動用電気−機械エネルギー変換素子部とし
ての圧電素子へ印加する交番信号を制御する駆動装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、振動波モータ等の振動型アクチュ
エータが開発され、本出願人等によって実用化されてい
る。この振動型アクチュエータは、既によく知られてい
るように、圧電素子もしくは電歪素子などの電気−機械
エネルギー変換素子に交番信号を印加することにより、
該素子に高周波振動を発生させ、その振動エネルギーを
連続的な機械運動として取り出すように構成されてい
る。なお、この動作原理は公知であるため省略する。
【0003】図9は振動型アクチュエータとしての従来
の棒状振動波モータの側面図およびそこに構成されてい
る圧電素子の電圧供給および出力電圧の取り出しの配線
図である。101は該棒状振動波モータを構成する振動
体で、圧電素子もしくは電歪素子と弾性体との結合体か
ら成る。
【0004】振動子部101の圧電素子部は、駆動用の
A相圧電素子a1,a2およびB相圧電素子b1,b2
と振動検出圧電素子S1から構成されている。このとき
A相圧電素子a1,a2に挟まれた部分の電極板A−d
にA相印加電圧,B相圧電素子b1,b2に挟まれた部
分の電極板B−dにB相印加電圧を加えることで、該圧
電素子が駆動される。
【0005】また、このときA相圧電素子a1,a2お
よびB相圧電素子b1,b2の裏側はグランド電極板G
ND−dが配置されてGND電位になっている。
【0006】振動検出圧電素子S1は、同様に一方(図
9のB相側)はGND電位になっており、その反対側の
電極板S−dから信号を取り出すように構成されてい
る。またこのとき振動検出圧電素子Sの信号取り出し面
側(電極板S−d側)は、金属ブロックと接している
が、そのブロックは絶縁シートによりGND電位から絶
縁されている。よって振動検出圧電素子Sからその振動
に応じた出力電圧がそのまま得られる。そして、この電
圧の大きさや駆動電圧との位相差などにより共振周波数
などを求める。
【0007】図10はこのような振動波モータを用いた
ときの駆動回路を示し、2は交番電圧を発生する発振
器、3は90°移相器、4,5は該発振器2および移相
器3からの交番電圧(信号)を電源電圧でスイッチング
するスイッチング回路、6,7はスイッチング回路4,
5でスイッチングされたパルス電圧を増幅する昇圧コイ
ルである。
【0008】8はA相駆動電極と振動検出電極Sの信号
位相差を検出する位相差検出器である。10は制御用マ
イコンである。制御用マイコン10は、振動波モータが
駆動すべきある周波数の交番信号を与えるように発振器
2に指令を与える。このとき駆動電極Aと振動検出電極
Sの信号はきれいな正弦波である。この信号は高圧コン
パレータ11,12によって方形波になり、位相差検出
器8はそのときの位相差に相当する信号をマイコン10
に出力することが可能である。マイコン10はこの信号
から現在共振周波数に対しどの程度ずれているかを判断
し最適な周波数で駆動するよう制御する。このようにし
て、駆動周波数の制御を行うことができる。
【0009】また、振動波モータは圧電素子を使うため
駆動電圧が高くなるという問題がある。この対策として
図11のようなフローティング構造にして従来の電圧の
半分で駆動できるという方法が考えられている。この構
成は公知なので簡単に説明すると、圧電素子a1と圧電
素子b1とはその両面に電極板A−d,A’−d、B−
d,B’−dにそれぞれ挟持された状態でこれらの電極
板と接触しているが、隣接する電極板A’−dとB−d
とは絶縁シートにより絶縁されている。
【0010】図12はこのような振動波モータを用いた
ときの駆動回路を示し、A,A’およびB,B’は該圧
電素子もしくは電歪素子に交番電圧を印加するための駆
動電極、2は交番電圧を発生する発振器、3は90°移
相器、4A,4A’,5B,5B’は、該発振器2およ
び移相器3からの交番電圧を電源電圧でスイッチングす
るスイッチング回路、6,7はスイッチング回路4A,
4A’,5B,5B’でスイッチングされたパルス電圧
を増幅する昇圧コイルである。
【0011】10は制御用マイコンで、振動波モータが
駆動すべきである周波数の交番電圧を与えるように発振
器2に指令を与える。このときスイッチング回路4A,
4A’および5B,5B’位相の180度ずれた信号が
入力されそのタイミングでスイッチングされる。このと
き振動体の駆動電極A,A’およびB,B’には見かけ
上電源電圧の2倍の電圧がコイルを介して印加されてい
るかのようになる。よって、従来の電圧の半分で駆動で
きるようになる。
【0012】また、このような構造のときの振動状態検
出手段として、図12に示すように駆動用および振動検
出用圧電素子の両端の電圧差から位相情報を得る差動コ
ンパレータを用いて波形を方形波にし、それらの位相差
を検出することで共振周波数からどの程度離れているか
がわかるようになる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このように上記従来例
でフローティング駆動における共振検出法を得ることが
できたが、そのときに処理する電圧が通常のTTLレベ
ルより大きいため、高圧コンパレータのような高電圧を
処理できる手段が必要であった。
【0014】本出願に係る第1の発明の目的は、振動型
アクチュエータの駆動装置の構成の改善を図ろうとする
ものである。
【0015】本出願に係る第2の発明の目的は、振動型
アクチュエータを駆動源として被駆動体を駆動する装置
の改善を図ろうとするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本出願に係る第1の発明
の目的を実現する第1の構成は、弾性体に駆動用電気−
機械エネルギー変換素子部と振動検出用電気−機械エネ
ルギー変換素子部とを配置し、前記駆動用電気−機械エ
ネルギー変換素子部と前記振動検出用電気−機械エネル
ギー変換素子部に共通の電位部分を持たない構造の振動
体を有する振動型アクチュエータを駆動対象とし、前記
振動検出用電気−機械エネルギー変換素子部の出力と前
記駆動用電気−機械エネルギー変換素子部へ印加される
交番信号に基づいて前記駆動用電気−機械エネルギー変
換素子部へ印加する交番信号を制御する振動型アクチュ
エータの駆動装置において、前記振動検出用電気−機械
エネルギー変換素子部および前記駆動用電気−機械エネ
ルギー変換素子部の出力電圧をある電圧レベル以下の範
囲で検出できる電圧検出手段を有するものである。本出
願に係る第1の発明の目的を実現する第2の構成は、前
記電圧検出手段は、分圧手段とするものである。
【0017】本出願に係る第1の発明の目的を実現する
第3の構成は、前記駆動用電気−機械エネルギー変換素
子部のための分圧手段と、前記振動検出用電気−機械エ
ネルギー変換素子部の分圧手段の分圧比を等しくしたも
のである。
【0018】本出願に係る第1の発明の目的を実現する
第4の構成は、前記電圧検出手段は、ある電圧レベルよ
り大きい成分をクリップして削除する手段とするもので
ある。
【0019】本出願に係る第1の発明の目的を実現する
第5の構成は、前記駆動用電気−機械エネルギー変換素
子部の両端の電極に対してインピーダンス素子を介して
交番信号を印加し、振動検出用電気−機械エネルギー変
換素子部および、駆動用電気−機械エネルギー変換素子
部の一端の出力電圧を分圧手段により分圧したものであ
る。
【0020】本出願に係る第2の発明の目的を実現する
構成は、上記した振動型アクチュエータの駆動装置を制
御装置に有し、前記振動型アクチュエータを駆動源とし
て被駆動体を駆動制御するものである。
【0021】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)図1は第1の実施の形態を示す。
【0022】図1は本発明による振動型アクチュエータ
の駆動装置を適用した第1の実施の形態の振動波モータ
の駆動装置の概略回路図で、図中、図12に示す従来の
回路図に示す回路構成部と同じ回路構成部には同じ符号
を付してその説明を省略する。
【0023】従来例では、駆動用圧電素子および振動検
出用圧電素子の出力電圧を直接高圧コンパレータ11、
12に繋いでいたが、本実施の形態では、駆動用のA相
圧電素子の一端の出力を抵抗R1と抵抗R2により分圧
し、他端の出力を抵抗R3とR4により分圧し、A相圧
電素子の各端の分圧出力をコンパレータ12’の+−の
各端子に入力させている。
【0024】また、振動検出用圧電素子Sについても、
一端の出力を抵抗R5と抵抗R6により分圧し、他端の
出力を抵抗R7とR8により分圧し、振動検出用圧電素
子の各分圧出力をコンパレータ11’の+−の各端子に
入力させている。
【0025】これらのコンパレータ11’,12’は高
圧用ではなく普通のタイプのものであり、これらのコン
パレータ11’,12’の出力は、位相差検出器8に入
力され、駆動制御に供されることになる。
【0026】図2の(a)に本実施の形態における振動
波モータの駆動用圧電素子がフローティング式の構成の
ときの駆動用圧電素子および振動検出用圧電素子の出力
電圧波形、図2の(b)に上記分圧回路の出力電圧波
形、図2の(c)にコンパレータの出力波形を示す。
【0027】図2の(a)に示すように、駆動用圧電素
子および振動検出用圧電素子の出力電圧波形には、A相
およびB相駆動用圧電素子の他端にそれぞれA’および
B’の電圧が印加され、振動検出用圧電素子Sの一端に
B’の電圧が印加されているため、駆動用圧電素子およ
び振動検出用圧電素子の出力電圧波形は上記印加電圧が
重畳された波形になっている。
【0028】しかも、電圧レベルが大きく通常のTTL
レベルまででしか動作しないコンパレータでは処理が不
可能であることがわかる。ここで、TTLレベルとはデ
ジタル回路で処理できる信号レベルのことで、本実施の
形態では0V〜5Vのアナログ信号とし、0Vと5Vの
電圧で0と1のレベルとしている。
【0029】しかし本実施の形態では、A相駆動用圧電
素子と振動検出用圧電素子Sの出力を分圧する分圧回路
では、その電圧をTTLレベルより小さい範囲になるよ
うに分圧してコンパレータに入力される。このときA,
B相駆動用の両圧電素子の他端のA’およびB’の電圧
もコンパレータのプラス入力側とマイナス入力側の両方
とも同じ分圧比になるように分圧されていなければなら
ない。
【0030】図2の(c)は駆動用圧電素子および振動
検出用圧電素子の出力電圧を上記のように処理した後、
コンパレータを通した後の出力波形である。ここでは、
実線で示した駆動用圧電素子の出力電圧の波形および破
線で示した振動検出用圧電素子の出力電圧の波形をそれ
ぞれ方形波にしたもので、互いの位相関係が正確に検出
されている。
【0031】以上のように、駆動用圧電素子および振動
検出用圧電素子の出力電圧を分圧した後にコンパレート
することで、大きな電圧であっても正確に位相情報を得
ることができる。
【0032】(第2の実施の形態)図3は本発明による
振動型アクチュエータの駆動装置を適用した第2の実施
の形態の振動波モータの駆動装置の概略回路図である。
【0033】本実施の形態では、駆動用圧電素子および
振動検出用圧電素子の他端を同じ印加電圧になるように
するため、信号を取り出す駆動用の圧電素子をA相駆動
用圧電素子からB相駆動用圧電素子に変更している。
【0034】第1の実施の形態のようにA相駆動用圧電
素子を振動検出のための比較対象にした場合と、本実施
の形態のようにB相駆動用圧電素子振動検出のための比
較対象にした場合では、振動検出用圧電素子の出力電圧
との位相差の関係は変わってしまうが、A相駆動用圧電
素子を検出対象とした場合と同様に共振周波数に対して
どの辺の周波数で駆動されているかは判断できる。ま
た、このような構成にし、しかも分圧比を同じくするこ
とで分圧回路を共通化できる。
【0035】その結果、第1の実施の形態では4つ必要
であった分圧回路を3つに減らすことが可能となり、回
路を削減することができる。
【0036】(第3の実施の形態)図4は本発明の振動
型アクチュエータを適用した第3の実施の形態における
振動波モータの圧電素子部の構造を示す分解斜視図を示
す。
【0037】本実施の形態は圧電素子を積層構造にした
もので、各層の圧電体の片面側に電極が形成された圧電
素子部における圧電体の上下に対向する電極にそれぞれ
交流電圧を印加することにより、上記したフローティン
グ構造と同様の効果が得られるようにしたものである。
【0038】図4において、15−1〜15−nは駆動
および振動検出圧電素子部で、スルーホールなどを用い
て積層化したものである。
【0039】圧電素子部15−2は、駆動用電極A,
A’、B,B’および振動検出用電極Sの5つの領域に
分けられている。圧電素子部15−3〜15−nに対し
ては、貫通穴(スルーホール)を用いて給電が成され
る。また、圧電素子部15−3〜15−nにおける一方
の面は、略十字の絶縁部を隔ててパターンが描かれ、4
つの領域に分かれている。これらの4つの領域の電極に
おいて、対向している領域がA相駆動用およびB相駆動
用にそれぞれ用いられる電極である。
【0040】またこれらの圧電素子部の電極が4つの領
域に分けられているのは、モータの駆動力を有効に使う
ためのものであるが詳しい説明は略す。また、向かい合
う電極は互いに逆方向に分極されている。
【0041】これらの積層状態の圧電素子部は、フレキ
シブル基板16から最上層の圧電素子部15−1のスル
ーホールを介して、各電極A,A’及びB,B’に位相
の異なる交流電圧が印加される。これにより、振動波モ
ータとしての駆動がなされることとなる。なお、電極A
と電極Bは位置的位相が90°ずれており、また電極
A’および電極B’に印加される交流電圧は、はそれぞ
れ電極A,Bに対して印加される交流電圧に対して位相
が180°ずれている。
【0042】このような積層構造において、圧電素子部
15−1〜15−nまでが一体で焼成されて一つの部品
になるので、圧電素子を電極板を介しながら重ねる必要
がなくなり、しかも振動検出用電極Sの大きさや位置を
ある程度調整できるので、出力電圧の大きさもコントロ
ールできる。
【0043】よって、振動検出用電極Sの出力電圧を駆
動電圧と等しい程度にすれば、同じ比率で分圧してもど
ちらかのS/Nが悪くなると言うことは防げる。
【0044】(第4の実施の形態)図5、図6は第4の
実施の形態を示す。
【0045】図5は振動波モータの駆動装置の概略回路
図で、コンパレータ11’およびコンパレータ12’の
入力側に例えばダイオードによるクリップ回路が設けら
れている。ここで、クリップ回路とは、ある電圧レベル
以上や電圧レベル以下になったときにそれ以上行かない
ようにする回路で、図6では(a)の波形の点線の範囲
より大きかったり小さかったりしている信号成分をその
電圧範囲内になすようにしている。
【0046】また片電源のコンパレータでも使用できる
ようにオフセット回路が設けられている。コンパレータ
は上述したように、0〜5Vのアナログ信号を「0」,
「1」(5V)にする回路であり、このコンパレータを
使用する場合、ある電圧より高いか低いかで「0」,
「1」(5V)にするかを決める。これをスレッショル
ド電圧といい、電圧範囲が0〜5Vのアナログ信号であ
れば、通常2.5Vにする。本実施の形態で用いている
信号はゼロを中心にプラスマイナスになるサイン状の波
形である。それをデジタル信号にするためにはスレッシ
ョルド電圧を0Vにしたい。そのためには、両電源(プ
ラスマイナスの範囲の電圧範囲で動作する)のコンパレ
ータが必要になる。それを片電源(0V以上の電圧範囲
で動作する)のコンパレータでできるようにするため
に、入力信号をプラス側に動かせば良く、本実施の形態
ではオフセット回路(抵抗R11,12,13、抵抗R
19,20,21、抵抗R15,16,17)により行
っている。
【0047】図6の(a)に図5におけるA相駆動用圧
電素子および振動検出用圧電素子Sの出力電圧波形、図
6の(b)に上記クリップ回路の出力電圧波形、図6の
(c)にコンパレータの出力波形を示す。
【0048】A相駆動用圧電素子および振動検出用圧電
素子Sの出力電圧波形は、図6の(a)のようになる。
クリップ回路ではその電圧をTTLレベルより大きい成
分をクリップさせて小さい範囲になるようにして、コン
パレータに入力される。このとき圧電素子の他端のA’
およびB’の電圧も同様にクリップさせている。ただ
し、通常はA’,B’の電圧はTTLレベルより小さい
場合が多いので、クリップ回路を省略する事が可能にで
きる。
【0049】図6の(c)は駆動用圧電素子および振動
検出用圧電素子Sの出力電圧を以上のように処理した後
にコンパレータを通した後の出力波形である。ここで
は、駆動用圧電素子および振動検出用圧電素子Sの出力
電圧の波形を方形波にし、互いの位相関係が正確に検出
されている。
【0050】以上のように駆動用圧電素子および振動検
出用圧電素子の出力電圧をクリップさせた後にコンパレ
ートすることで大きな電圧であっても正確に位相情報を
得ることができる。
【0051】(第5の実施の形態)図7は第5の実施の
形態を示す。
【0052】図7は振動波モータの駆動装置の概略回路
図で、A相圧電素子の一端の出力を抵抗R1とR2によ
り分圧し、振動検出用圧電素子Sの他端の出力を抵抗R
5とR6で分圧しており、A相圧電素子の分圧出力をコ
ンパレータ12’の+入力側へ、また振動検出用圧電素
子Sの分圧出力をコンパレータ11’の+入力側へそれ
ぞれ入力させている。
【0053】また、図10に示す従来の駆動回路では、
インダクタンス素子(コイル)をA相及びB相の駆動用
圧電素子の一端にそれぞれ接続していたが、本実施の形
態ではA相駆動用圧電素子の両端にインダクタンス素子
6,6’、B相駆動用圧電素子の両端にインダクタンス
素子7,7’をそれぞれ接続している。
【0054】このときのインダクタンスの値は従来の一
端だったときの値のほぼ半分にしている。このようにす
ると駆動用圧電素子の一端Aに印加している電圧の波形
はきれいなSin波になり、他端の電圧を差し引かなく
ても正確な位相情報が得られる。上記した第1の実施の
形態のように、圧電素子の片側にインダクタンス素子を
付けるのと、本実施の形態のように圧電素子の両側に半
分の値のインダクタンス素子を付けるのとは、インピー
ダンスのマッチングという意味において等価である。た
だ、そのときに圧電素子の両端にインダクタンス素子を
付けた場合は圧電素子の容量値とインダクタンスによる
フィルタ効果で矩形波の高調波成分が除去されてきれい
なサイン波となる。
【0055】よって、コンパレータ11’,12’のマ
イナス入力に入れる電圧もGNDレベルのDC電圧で良
く、分圧回路を減らすことが可能となる。
【0056】(第6の実施の形態)図8は第6の実施の
形態を示す。
【0057】図8は上記した実施の形態における駆動装
置あるいは振動波モータにより駆動される振動波モータ
を駆動源として用いたレンズ駆動装置を示す。
【0058】振動波モータと一体的に組みつけられてい
るギアfは、ギア伝達機構Gの入力ギアGIに噛合し、
その出力ギアGOはレンズL1を保持するレンズ保持部
材Hに形成されたギアHIに噛合している。このレンズ
保持部材Hは固定筒Kにヘリコイド結合し、振動波モー
タの駆動力によりギア伝達機構Gを介して回転駆動され
て合焦動作が行われる。
【0059】上記した各実施の形態は、振動型アクチュ
エータとして棒状振動波モータについて述べてきたが、
他の円環などの形状のものでもフローティング構造で検
出用圧電素子部を持つものであれば、どのような振動型
アクチュエータであってもよい。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明によれ
ば、振動を検出するときに、高価で複雑な高圧コンパレ
ータを不要とし、安価な汎用コンパレータを使用するこ
とができるようになり、しかも回路構成が簡単にできる
ようになり、駆動装置に関する大きなコストダウンを達
成することができる。
【0061】また、第2の発明によれば、被駆動体を駆
動する装置を安価に提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す振動波モータ
の駆動装置の概略回路図。
【図2】図1の回路における波形図で、(a)は分圧回
路の入力側の電圧波形図、(b)は分圧後の電圧波形
図、(c)はコンパレータの出力波形図。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示す振動波モータ
の駆動装置の概略回路図。
【図4】本発明の第3の実施の形態における振動波モー
タの圧電素子の分解斜視図。
【図5】本発明の第4の実施の形態を示す振動波モータ
の駆動装置の概略回路図。
【図6】図5の回路図における波形図で、(a)はクリ
ップ回路の入力側の電圧波形図、(b)はクリップ回路
の出力側の電圧波形図、(c)はコンパレータの出力波
形図。
【図7】本発明の第5の実施の形態を示す振動波モータ
の駆動装置の概略回路図。
【図8】本発明の第6の実施の形態を示すレンズ駆動装
置の断面図。
【図9】従来例の振動波モータの概略構成図。
【図10】図9の振動波モータの駆動装置の概略回路
図。
【図11】従来の他の棒状振動波モータの概略構成図。
【図12】図11の振動波モータの駆動装置の概略回路
図。
【符号の説明】
1…弾性体 2…発振器 3…移相器 4,5,4A,4A’,5B,5B’…スイッチング回
路 6,7…昇圧コイル 8…位相比較器 10…制御用マイコン 11,12…高圧コンパレータ 11’,12’…コンパレータ 15…積層型圧電素子 16…フレキシブル基板 17,18…昇圧コイル R1〜R22…抵抗素子 A,A’,B,B’…駆動用電極 S…振動検出用電極

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性体に駆動用電気−機械エネルギー変
    換素子部と振動検出用電気−機械エネルギー変換素子部
    とを配置し、前記駆動用電気−機械エネルギー変換素子
    部と前記振動検出用電気−機械エネルギー変換素子部に
    共通の電位部分を持たない構造の振動体を有する振動型
    アクチュエータを駆動対象とし、前記振動検出用電気−
    機械エネルギー変換素子部の出力と前記駆動用電気−機
    械エネルギー変換素子部へ印加される交番信号に基づい
    て前記駆動用電気−機械エネルギー変換素子部へ印加す
    る交番信号を制御する振動型アクチュエータの駆動装置
    において、 前記振動検出用電気−機械エネルギー変換素子部および
    前記駆動用電気−機械エネルギー変換素子部の出力電圧
    をある電圧レベル以下の範囲で検出できる電圧検出手段
    を有することを特徴とする振動型アクチュエータの駆動
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記電圧検出手段
    は、分圧手段であることを特徴とする振動型アクチュエ
    ータの駆動装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記駆動用電気−機
    械エネルギー変換素子部のための分圧手段と、前記振動
    検出用電気−機械エネルギー変換素子部の分圧手段の分
    圧比を等しくしたことを特徴とする振動型アクチュエー
    タの駆動装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記電圧検出手段
    は、ある電圧レベルより大きい成分をクリップして削除
    する手段であることを特徴とする振動型アクチュエータ
    の駆動装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または2において、前記駆動用
    電気−機械エネルギー変換素子部の両端の電極に対して
    インピーダンス素子を介して交番信号を印加し、振動検
    出用電気−機械エネルギー変換素子部および、駆動用電
    気−機械エネルギー変換素子部の一端の出力電圧を分圧
    手段により分圧したことを特徴とする振動型アクチュエ
    ータの駆動装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか一つに記載
    の振動型アクチュエータの駆動装置を制御装置に有し、
    前記振動型アクチュエータを駆動源として被駆動体を駆
    動制御することを特徴とする振動型アクチュエータを駆
    動源とする装置。
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