JP5858605B2 - 圧電振動子の駆動方法、該駆動方法による塵埃除去装置、超音波モータ - Google Patents

圧電振動子の駆動方法、該駆動方法による塵埃除去装置、超音波モータ Download PDF

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Description

本発明は、圧電振動子の駆動方法に関し、特に一眼レフカメラのオートフォーカス駆動に用いる超音波モータや一眼レフカメラの光学素子に付着した塵埃を除去する塵埃除去装置等に用いる圧電振動子の駆動方法に関する。
従来圧電素子から構成される圧電振動子を用いた装置としては、超音波洗浄機(特許文献1参照)、塵埃除去装置(特許文献2参照)等が知られている。
これらの装置において圧電振動子は、その機械的振動の共振周波数近傍の周波数を有する交流電圧を圧電素子に印加されることによって振動を生じさせ、その振動を他へ作用させることによって装置の機能を達成するものである。
特開平11−253900号公報 特開2008−207170号公報
特許文献1に記載されているように、圧電振動子は長期間の使用によって劣化するといった特性の変動を生じることが知られている。
しかし、特許文献1に記載の超音波洗浄機では、超音波振動子の劣化を検出するために音圧センサが設けられているため装置が大型化し、製造コストがかさむという課題を有している。
また、特許文献2の塵埃除去装置における圧電振動子においては、駆動用圧電素子の他に同じ圧電材料で構成された振動検出用圧電素子によるセンサがあることから、装置が大型化することや製造コストが大きくかさむことは抑制可能である。
しかし、このような駆動用圧電素子と同じ材料で構成された振動検出用圧電素子を用いて超音波振動子の劣化を検出する場合には、以下のような問題が生ずる。この装置によると、振動検出用圧電素子の単位振幅あたりの出力電圧が圧電振動子の劣化の前後で変わらない(又は小さい)場合には、つぎのように同じ振動振幅を得ることができる。
すなわち、劣化後の振動検出用圧電素子の出力を、劣化前の振動検出用圧電素子の出力と同じとするように入力を補正することによって、劣化後も劣化前と同じ振動振幅を得ることができる。
しかし、圧電振動子の特性の変動は、長期間の使用に伴う圧電振動子の機械的抵抗の増加によって生じるだけでなく、圧電素子の圧電特性の劣化によって生じる場合が考えられる。
上記した従来の補正方法では、圧電振動子の特性の変動の要因によっては、必ずしも精度よく補正することができないものであった。
本発明は、上記課題に鑑み、圧電振動子の使用による劣化によって生じる特性の変動の要因に応じた補正を、装置の大型化および製造コストの増大を伴わずに行うことが可能となる圧電振動子の駆動方法の提供を目的とする。
また、圧電振動子の駆動方法を適用した塵埃除去装置、超音波モータの提供を目的とする。
本発明の圧電振動子の駆動方法は、駆動用圧電素子と、該駆動用圧電素子と同一材料による検出用圧電素子とを備え、前記駆動用圧電素子に圧電振動子の共振周波数近傍の周波数を有する交流電圧を印加することによって駆動する圧電振動子の駆動方法であって、前記検出用圧電素子の出力から、前記圧電振動子の機械的抵抗の変動及び圧電素子の圧電定数の変動を算出し、
前記圧電振動子の機械的抵抗の変動及び圧電素子の圧電定数の変動に応じて補正した交流電圧の印加により、前記圧電振動子への電気入力を補正して該圧電振動子の振動振幅の変動を抑制することを特徴とする。
また、本発明の塵埃除去装置は、圧電振動子の振動によって対象物上の塵埃を除去する塵埃手段を備えた塵埃除去装置であって、
前記圧電振動子が上記した圧電振動子の駆動方法によって駆動されることを特徴とする。
また、本発明の超音波モータは、圧電振動子と、圧電振動子と摩擦接触し圧電振動子の振動によって移動する移動体からなる超音波モータであって、
前記圧電振動子が、上記した圧電振動子の駆動方法によって駆動されることを特徴とする。
本発明によれば、圧電振動子の使用による劣化によって生じる特性の変動の要因に応じた補正を、装置の大型化および製造コストの増大を伴わずに行うことが可能となる圧電振動子の駆動方法を実現することができる。
また、圧電振動子の駆動方法を適用した塵埃除去装置、超音波モータを実現することができる。
本発明の実施例1における一眼レフカメラの光学素子に付着した塵埃を除去する塵埃除去装置に用いる圧電振動子の構成例について説明する図。 本発明の実施例2における一眼レフカメラの光学素子に付着した塵埃を除去する塵埃除去装置に用いる圧電振動子の構成例について説明する図。 本発明の実施例3における一眼レフカメラの光学素子に付着した塵埃を除去する塵埃除去装置に用いる圧電振動子の構成例について説明する図。
本発明における圧電振動子の劣化の要因に応じた補正が可能となる圧電振動子の駆動方法は、圧電振動子の劣化の要因には以下の2つの要因が含まれていることが、本発明者によって見出されたことによるものである。
その一つの要因は、圧電振動子の機械的抵抗の増加、すなわち圧電振動子の内部損失の増加、言い換えると減衰の増加である。
他の一つの要因は、圧電素子の圧電特性の劣化である。
圧電振動子の劣化が圧電振動子の機械的抵抗の増加のみで生じている場合には、振動検出用圧電素子の単位振幅あたりの出力電圧は圧電振動子の劣化の前後で変わらない。
したがって、劣化後の振動検出用圧電素子の出力を、劣化前の振動検出用圧電素子の出力と同じとするように入力を補正することによって、劣化後も劣化前と同じ振動振幅を得ることができる。
しかし、圧電振動子の劣化の要因が圧電素子の圧電特性の劣化である場合には、駆動用圧電素子の圧電特性の劣化のみならず、振動検出用圧電素子の圧電特性の劣化も生じる。
そのため振動検出用圧電素子の単位振幅あたりの出力電圧が変わってしまうので、劣化後の振動検出用圧電素子の出力を、劣化前の振動検出用圧電素子の出力と同じとするように入力を補正する方法では、劣化後に劣化前と同じ振動振幅を得るものとはならない。
そのため、従来の技術では、圧電振動子の特性の変動に応じた補正を、装置の大型化および製造コストの増大を伴わずに正しく行なうことができない。
そこで、本発明は、駆動用圧電素子と、該駆動用圧電素子と同一材料による検出用圧電素子とを備え、前記駆動用圧電素子に圧電振動子の共振周波数近傍の周波数を有する交流電圧を印加することによって駆動する圧電振動子の駆動方法として、
前記検出用圧電素子から検出された出力の変動に基づいて、前記圧電振動子の機械的抵抗の変動または圧電素子の圧電特性の変動の少なくとも一方が生じていることが検出された際に、つぎのように圧電振動子の振動振幅の変動を抑制するようにしたものである。
すなわち、前記圧電振動子の機械的抵抗の変動及び/又は圧電素子の圧電特性の変動に応じて補正した交流電圧の印加により、前記圧電振動子への電気入力を補正して該圧電振動子の振動振幅の変動を抑制する。この補正方法によれば、圧電振動子の機械的抵抗の変動によって生じた場合、圧電素子の圧電特性の変動で生じた場合、またはその両方が生じた場合のいずれの場合であっても、変動後に所望の振動振幅を得ることが可能となる。
以下に、本発明の実施例について説明する。
[実施例1]
実施例1として、本発明を適用した一眼レフカメラの光学素子に付着した塵埃を除去する塵埃除去装置に用いる圧電振動子の構成例について、図1を用いて説明する。
圧電振動子1は光学素子2と光学素子に接合された圧電素子3から構成されている。
圧電素子3には、光学素子2との接合面の全面に不図示の接地電極がある。
接地電極は、圧電素子3を貫通するバイア電極を介して、反対面の表面の一部に配置された表面接地電極4と電気的接続が為され、さらに駆動回路5の接地端子と配線されている。
表面の大部分には駆動用電圧印加電極6があり、駆動回路5の駆動用電圧印加端子と配線されている。
圧電素子3のうち接地電極と駆動用電圧印加電極6に挟まれた部分が、駆動用圧電素子として機能する。
7は振動検出のための検出用電極であって、駆動回路5の検出用端子と配線されている。圧電素子3のうち接地電極と検出用電極7に挟まれた部分が、検出用圧電素子として機能する。
すなわち、駆動用圧電素子と検出用圧電素子は同一材料で構成されている。
以上の構成において、塵埃除去装置に用いる圧電振動子1の駆動用電圧印加電極6に、圧電振動子の共振周波数近傍の周波数を有する交流電圧を印加することによって、圧電振動子1に振動が生じ、光学部品の対象物上に付着した塵埃を除去する。
以下に、本実施例での圧電振動子の駆動方法を説明する。
圧電振動子の振動速度、力、電圧、および電流の関係は、以下の圧電方程式で表されることが知られている。
ただし、
F:力
A:力係数
V:電圧
Zm:機械的インピーダンス
v:振動速度
I:電流
Yd:制動容量によるアドミタンス
である。
駆動用電圧印加電極6を介して駆動用圧電素子に共振周波数と同じ周波数でVin1なる交流電圧を入力すると、以下の振動速度v1の振動が生ずることが式(1)より明らかである。
ただし、
Adr1:駆動用圧電素子の力係数
r1:圧電振動子の共振時の機械的インピーダンス、すなわち初期の機械的抵抗
d1:圧電素子の初期の圧電定数
a:駆動用圧電素子の力係数と圧電素子の圧電定数との係数
このとき検出用圧電素子は振動に応じた電圧を発生し、その大きさは以下のVs1のように表され、この大きさの電圧が検出用電極7から検出される。
以下のVs1は、式(2)の電流Iをゼロとすることによって求まる。
ただし、
As1:検出用圧電素子の力係数
b:検出用圧電素子の力係数と圧電素子の圧電定数との係数
j:虚数単位
fr:共振周波数
さらに式(3)と式(4)により、
となり、この大きさの検出用圧電素子の電圧が検出用電極7から検出される。圧電振動子1を長期にわたって使用し、圧電素子の圧電定数がd1からd2(機械的抵抗の変動または圧電特性の変動の少なくとも一方が生じた後の圧電定数)へ変化し、
また、機械的抵抗がr1からr2(機械的抵抗の変動または圧電特性の変動の少なくとも一方が生じた後の機械的抵抗)へ変化すると、検出用圧電素子が発生する電圧の大きさは以下のVs2となる。
このとき振動速度v2は、次の式(7)となる。
すなわち、圧電振動子の機械的抵抗の変動または圧電素子の圧電特性の変動の少なくとも一方が生じた場合には、振動速度が式(7)で表される大きさに変化する。
その際、本実施例の圧電振動子の駆動方法によれば、以下の方法で圧電振動子の機械的抵抗の変動または圧電素子の圧電特性の変動の少なくとも一方が生じた後も、生じる前と同じ大きさの振動速度を得るものである。
i.圧電振動子の機械的抵抗と圧電素子の圧電特性の変動が生じる前に、Vtestなる試験用交流電圧を印加する。
試験用交流電圧の周波数を共振周波数近傍で挿引し、検出用圧電素子の電圧Vsの測定から求めた駆動モードのQ値Q1と、Vtestを印加した共振周波数での検出用圧電素子の電圧Vstestfr1の値を記憶する。
なお、共振周波数は、試験用交流電圧の周波数を挿引した際に検出用圧電素子の電圧Vsが最大となる周波数である。ここでのQ値とは共振先鋭度であり、検出用圧電素子の電圧は振動振幅にほぼ比例しているので、検出用圧電素子の電圧振幅が共振周波数での振幅の1/√2となる周波数から求める公知の方法で求める。
すなわち、周波数を挿引しながら試験用交流電圧Vtestを印加して、Vs/ Vstestfr1が1/√2となる周波数をf2、f3とし、次の式から求める。
ii.長期使用後上記iと同様に、Vtestなる試験用交流電圧を印加する。試験用交流電圧の周波数を共振周波数近傍で挿引し、検出用圧電素子の電圧Vsの測定から求めた駆動モードのQ値Q2と、Vtestを印加した共振周波数での検出用圧電素子の電圧Vstestfr2の値を求める。
iii.上記iとiiの測定結果をもとに、圧電振動子の機械的抵抗の変動と、圧電素子の圧電特性の変動を求める。機械的抵抗の変動r2/r1であるが、機械的抵抗とQ値は逆数の関係であるので、次の式(8)より求める。
圧電特性の変動d2/d1であるが、以下のように求める。Vstestfr1とVstestfr2は式(5)および(6)と同様に、次の式(9)、(10)と表される。
したがって式(8)、(9)、(10)より、次の式(11)を導き、圧電特性の変動が求められる。
なお、上記式(11)は、つぎの式に相当するものである。
ただし、
Vs1は初期における共振周波数に一致した周波数の変動検知用交流電圧を印加した際の、検出用圧電素子の電圧であり、
Vs2は機械的抵抗の変動または圧電特性の変動の少なくとも一方が生じた後における、共振周波数に一致した周波数の変動検知用交流電圧を印加した際の、検出用圧電素子の電圧である。
iv.Vin1に機械的抵抗の変動と圧電特性の変動に関しての補正をかけた電圧、すなわち次の式(12)で表されるVin2を、新たな駆動電圧とし、駆動用電圧印加電極6を介して駆動用圧電素子に印加する。
このとき振動速度は、次の式(13)となり、このような過程により圧電振動子の機械的抵抗の変動または圧電素子の圧電特性の変動の少なくとも一方が生じた後も、生じる前と同じ大きさの振動速度を決定することができる。
以上のように、駆動用圧電素子に圧電振動子の共振周波数近傍の周波数を有する交流電圧を印加することによって振動する圧電振動子の駆動方法において、つぎのように圧電振動子の振動振幅の変動を補正し、所望の振動振幅を得ることができる。
駆動用圧電素子と同一材料の検出用圧電素子からの出力電圧に基づいて圧電振動子の機械的抵抗の変動と圧電素子の圧電特性の変動を検出する。
そして、圧電振動子の機械的抵抗の変動または圧電素子の圧電特性の変動の少なくとも一方が生じた場合に、検出した圧電振動子の機械的抵抗の変動および圧電素子の圧電特性の変動に基づいて補正した交流電圧の印加により、振動子への電気入力を補正する。これによって、圧電振動子の振動振幅の変動を補正し、所望の振動振幅を得る。
なお、上記実施例では、共振周波数とVs/ Vsfr1が1/√2となる周波数から圧電振動子のQ値を求めさらに圧電特性の変動d2/d1と機械的抵抗の変動r2/r1を求めているが、これに限るものではない。
なぜなら、圧電振動子における振動は、質量・ばね・減衰からなる振動である。したがって、圧電特性の変動d2/d1と機械的抵抗の変動r2/r1を求めるためにその振動の質量・ばね・減衰といったパラメータを特定するには、
共振周波数を含む2種以上の周波数での振幅またはその位相の情報、もしくは3種以上の周波数での振幅またはその位相の情報があればよいからである。
すなわち、例えば以下のいずれから圧電特性の変動d2/d1と機械的抵抗の変動r2/r1を求めるのであっても良い。
共振周波数と、駆動周波数が共振周波数における検出用圧電素子の電圧、共振周波数と異なる駆動周波数における検出用圧電素子の電圧とその駆動周波数
共振周波数と、駆動周波数が共振周波数における検出用圧電素子の電圧の駆動用電圧に対する位相、共振周波数と異なる駆動周波数における検出用圧電素子の電圧の駆動用電圧との位相とその駆動周波数
3種の周波数と、駆動周波数がその周波数における各々の検出用圧電素子の電圧
3種の周波数と、駆動周波数がそれらの周波数における検出用圧電素子の電圧の駆動用電圧との位相
また、上述の実施形態では、異なる2種以上の周波数の変動検知用交流電圧を、駆動用圧電素子に逐次印加した際の検出用圧電素子の電圧を計測することによって、
圧電振動子のQ値を求めさらに圧電特性の変動d2/d1と機械的抵抗の変動r2/r1を求めている。
しかし、公知の他の方法、例えば振動の減衰特性からQ値を求めるのでもよい。
上記実施例では、圧電振動子の機械的抵抗の変動または圧電素子の圧電特性の変動の少なくとも一方が生じた場合に、大きさを補正した交流電圧の印加によって振動子への電気入力を補正している。
駆動用圧電素子へ印加される駆動電圧がパルス状電圧や矩形波状電圧である場合は、駆動電圧の振幅値を変更することによって補正を行なうのみならず、駆動電圧のパルス幅や矩形波のデューティーを変更することによって補正を行なうのでもよい。
すなわち、矩形波状電圧において、圧電振動子の駆動に寄与する周波数成分は、パルス幅や矩形波のデューティーの変更によって大きさが変わるものであるので、このような変更によって補正した交流電圧の印加によって振動子への電気入力を補正するのでもよい。
[実施例2]
実施例2として、実施例1と異なる形態の一眼レフカメラの光学素子に付着した塵埃を除去する塵埃除去装置に用いる圧電振動子の構成例について、図2を用いて説明する。
本実施例は実施例1の変形例であり、図2における圧電振動子も図1の圧電素子の変形であるので、ここでは実施例1および図1と異なる点を主に説明し、図2において図1と同じ符号の部材は図1の場合と同様の機能を有するものとする。図2において、検出用電極7の出力は例えばカレントプローブといった電流検出手段8を介して表面接地電極4に接続されている。
電流検出手段8の内部インピーダンスはきわめて小さいため、検出用電極7は表面接地電極4と短絡している状態とほぼ同じ状態である。電流検出手段8の出力は、駆動回路5の検出用端子と配線されている。
以下に、本実施例での圧電振動子の駆動方法を説明する。
駆動用電圧印加電極6を介して駆動用圧電素子に共振周波数と同じ周波数でVin1なる交流電圧を入力すると、前述の式(3)で示した以下の振動速度v1の振動が生ずる。
ただし、
Adr1:駆動用圧電素子の力係数
r1:圧電振動子の共振時の機械的インピーダンス、すなわち機械的抵抗
d1:圧電素子の圧電定数
a:駆動用圧電素子の力係数と圧電素子の圧電定数との係数
このとき検出用圧電素子は振動に応じた電荷を発生し、そのため検出用電極7から表面接地電極4へ電流が生じる。その大きさは以下のIs1のように表され、この電流が電流検出手段8によって検出され、その電流検出手段8の出力値は駆動回路5の検出用端子を介して駆動回路5に入力される。
以下の式(13)は、式(2)の電圧Vをゼロとすることによって求まる。
ただし、
As1:検出用圧電素子の力係数
b:検出用圧電素子の力係数と圧電素子の圧電定数との係数
d1:圧電素子の圧電定数
さらに式(3)と式(13)により、次の式(14)が導かれ、この式(14)で表される電流が検出用電極7から表面接地電極4へ流れる。
圧電振動子1を長期にわたって使用し、圧電素子の圧電定数がd1からd2へ変化し、また、機械的抵抗がr1からr2へ変化すると、機械腕電流の大きさは以下の式(15)で表される大きさとなる。
このとき振動速度v2は、前述した式(7)で表される。
本実施例の駆動方法は、以下の方法で圧電振動子の機械的抵抗の変動または圧電素子の圧電特性の変動の少なくとも一方が生じた後も、生じる前と同じ大きさの振動速度を得るものである。
i.圧電振動子の機械的抵抗と圧電素子の圧電特性の変動が生じる前に、Vtestなる試験用交流電圧を印加する。
試験用交流電圧の周波数を共振周波数近傍で挿引し、検出用圧電素子の電流Isの測定から求めた駆動モードのQ値Q1と、Vtestを印加した共振周波数での検出用圧電素子の電流Istestfr1の値を記憶する。
なお、共振周波数は、試験用交流電圧の周波数を挿引した際に検出用圧電素子の電流Isが最大となる周波数である。
ここでのQ値とは共振先鋭度であり、検出用圧電素子の電流は振動振幅にほぼ比例しているので、検出用圧電素子の電流振幅が共振周波数での振幅の1/√2となる周波数から求める公知の方法で求める。
すなわち、周波数を挿引しながら試験用交流電圧Vtestを印加して、Is/ Istestfr1が1/√2となる周波数をf2、f3とし、次の式から求める。
ここでfrは共振周波数である。
ii.長期使用後上記iと同様に、Vtestなる試験用交流電圧を印加する。試験用交流電圧の周波数を共振周波数近傍で挿引し、検出用圧電素子の電圧Isの測定から求めた駆動モードのQ値Q2と、Vtestを印加した共振周波数での検出用圧電素子の電圧Istestfr2の値を求める。
iii.上記iとiiの測定結果をもとに、圧電振動子の機械的抵抗の変動と、圧電素子の圧電特性の変動を求める。
機械的抵抗の変動r2/r1であるが、機械的抵抗とQ値は逆数の関係であるので、次の式(8)より求める。
圧電特性の変動d2/d1であるが、以下のように求める。Istestfr1とIstestfr2は式(14)および(15)と同様に、次の式(16)、(17)と表される。
したがって式(8)、(16)、(17)より、次の式(18)として圧電特性の変動が求められる。
なお、上記式(18)は、つぎの式に相当するものである。
ただし、
Is1は初期における、共振周波数に一致した周波数の変動検知用交流電圧を印加した際の、検出用圧電素子の電流であり、
Is2は機械的抵抗の変動または圧電特性の変動の少なくとも一方が生じた後における、共振周波数に一致した周波数の変動検知用交流電圧を印加した際の、検出用圧電素子の電流である。
機械的抵抗の変動r2/r1および圧電特性の変動d2/d1が求まり、実施例1と同様の方法によって、圧電振動子の機械的抵抗の変動または圧電素子の圧電特性の変動の少なくとも一方が生じた後も、生じる前と同じ大きさの振動速度を得ることができる。
すなわち、以上のように、駆動用圧電素子に圧電振動子の共振周波数近傍の周波数を有する交流電圧を印加することによって振動する圧電振動子の駆動方法において、つぎのように圧電振動子の振動振幅の変動を補正し、所望の振動振幅を得ることができる。
駆動用圧電素子と同一材料の検出用圧電素子からの出力電流に基づいて圧電振動子の機械的抵抗の変動と圧電素子の圧電特性の変動を検出する。
そして、圧電振動子の機械的抵抗の変動または圧電素子の圧電特性の変動の少なくとも一方が生じた場合に、検出した圧電振動子の機械的抵抗の変動および圧電素子の圧電特性の変動に基づいて補正した交流電圧の印加により、振動子への電気入力を補正する。
これによって、圧電振動子の振動振幅の変動を補正し、所望の振動振幅を得る。
[実施例3]
実施例3として、上記各実施例とは異なる形態の一眼レフカメラの光学素子に付着した塵埃を除去する塵埃除去装置に用いる圧電振動子の構成例について、図3を用いて説明する。
実施例1乃至2においては、駆動用圧電素子とは別に設けられた検出用圧電素子の出力に基づいて圧電振動子の機械的抵抗の変動および圧電素子の圧電特性の変動を検出した。
本実施例は実施例1乃至2とは異なり、駆動用圧電素子に交流電圧を印加した際の駆動用圧電素子の電流に基づいて圧電振動子の機械的抵抗の変動と圧電素子の圧電特性の変動を検出するものである。
つまり本実施例は、駆動用圧電素子を検出用圧電素子として兼用した、実施例2の変形例であり、圧電振動子の機械的抵抗の変動と圧電素子の圧電特性の変動を検出する方法が異なる。
以下に、本実施例での圧電振動子の駆動方法を説明する。
図3における圧電素子も図2の圧電素子の変形であるので、ここでは実施例2および図2と異なる点を説明し、図3において図2と同じ符号の部材は図2の場合と同様の機能を有するものとする。
図3において、駆動回路5と駆動用電圧印加電極6の間に設けられた電流検出手段9により駆動用圧電素子の電流が検出され、電流検出手段8の出力は駆動回路5の検出用端子と配線されている。
駆動用電圧印加電極6を介して駆動用圧電素子に共振周波数と同じ周波数でVin1なる交流電圧を入力すると、前述の式(3)で示した以下の振動速度v1の振動が生ずる。
ただし、
Adr1:駆動用圧電素子の力係数
r1:圧電振動子の共振時の機械的インピーダンス、すなわち機械的抵抗
d1:圧電素子の圧電定数
a:駆動用圧電素子の力係数と圧電素子の圧電定数との係数
公知の圧電方程式である式(2)にしたがい、検出されたこのときの駆動用圧電素子の電流から、あらかじめ測定した駆動用圧電素子の制動容量から算出された制動容量電流分を減算する。これによって、機械腕電流と呼ばれる振動振幅に比例した大きさの電流を求める。
すなわち、式(2)、(3)から以下の式(19)で表される機械腕電流Im1を求める。
ただし、
I1:駆動用圧電素子の電流
また、機械腕電流は振動振幅にほぼ比例しているので、実施例1における検出用圧電素子の電圧や電流と同様にQ値を求めるのに利用できる。すなわち、駆動用圧電素子に印加する電圧Vin1の周波数を挿引し、機械腕電流がIm1の1/√2となる周波数をf2、f3とし、次の式からこの時のQ値であるQ1を求める。
ここでfrは共振周波数であり、既知でない場合は駆動用圧電素子に試験用交流電圧を印加し、その周波数を挿引した際の機械腕電流が最大となる周波数とする。圧電素子の圧電定数がd1からd2へ変化し、また、機械的抵抗がr1からr2へ変化すると、駆動用圧電素子に共振周波数と同じ周波数でVin1なる交流電圧を入力した時の振動速度と機械腕電流は、それぞれ以下の式で表されるv2およびIm2となる。

ただし、
I2:駆動用圧電素子の電流
また、上述のQ1と同様の方法で、圧電素子の圧電定数がd1からd2へ変化し、また、機械的抵抗がr1からr2へ変化した後のQ値であるQ2を求める。圧電振動子の機械的抵抗の変動r2/r1は、前記Q1、Q2から、次の式(22)として求める。
また、圧電素子の圧電特性の変動d2/d1は、式(19)、(21)、(22)より、次の式(23)から求める。
以上の方法で圧電振動子の機械的抵抗の変動r2/r1と圧電素子の圧電特性の変動d2/d1が求まり、さらに実施例1と同様の方法で機械的抵抗の変動または圧電特性の変動の少なくとも一方が生じた後も、生じる前と同じ大きさの振動速度を得ることができる。
[実施例4]
実施例4における圧電振動子の駆動方法について説明する。
圧電振動子に印加する交流電圧の周波数を変更することによって、電気入力を変更できることが知られている。
本実施例の圧電振動子の駆動方法では、圧電振動子の機械的抵抗の変動と圧電素子の圧電特性の変動の少なくともどちらかが生じた後の圧電振動子への入力電力を、後述の式(24)で表すP2となるように、圧電振動子に印加する駆動用交流電圧の周波数を変更する。
以下に、本実施例の圧電振動子の駆動方法について具体的に説明する。
圧電振動子の機械的抵抗の変動と圧電素子の圧電特性の変動の少なくともどちらかが生じた後の、圧電振動子の機械的抵抗の変動r2/r1を、例えば実施例1乃至3で述べた方法により求める。
次に、圧電振動子の機械的抵抗の変動と圧電素子の圧電特性の変動の少なくともどちらかが生じた後の圧電振動子への入力電力が、以下に示す式(24)で表すP2となるように、圧電振動子に印加する駆動用交流電圧の周波数を変更する。
ただし、
P1:初期の圧電振動子に入力する電力の大きさ
P2:機械的抵抗の変動または圧電特性の変動の少なくとも一方が生じた後の圧電振動子に入力する電力の大きさ
r1:初期の機械的抵抗
r2:機械的抵抗の変動または圧電特性の変動の少なくとも一方が生じた後の機械的抵抗
上記のP1、P2は、公知の電力検出手段、例えば圧電振動子と駆動回路間に設けられた電力計で検出する。圧電振動子の消費電力は、一般に以下の式(25)で表される。
ただし、
P:消費電力
r:機械的抵抗
v:振動速度
したがって、初期の振動速度v1と機械的抵抗の変動または圧電特性の変動の少なくとも一方が生じた後の振動速度v2は以下のように表される。

ただし、
P1:初期の消費電力
P2:機械的抵抗の変動が生じた後の消費電力
r1:初期の機械的抵抗
r2:機械的抵抗の変動が生じた後の機械的抵抗
したがって、初期の振動速度v1と機械的抵抗の変動または圧電特性の変動の少なくとも一方が生じた後、入力電力を式(24)で表す入力電力にすることによって、振動速度v2は次の式(28)となる。
つまり機械的抵抗の変動または圧電特性の変動の少なくとも一方が生じた後の振動速度を、初期の振動速度と同じとすることができる。
以上述べたように、式(24)で表される入力電力となるように、駆動用圧電素子に印加する交流電圧の周波数の変更で圧電振動子への電気入力を補正することによって、圧電振動子の振動振幅の変動を補正することができる。
また、式(24)で表される入力電力となるように、駆動用圧電素子に印加する交流電圧の変更で圧電振動子への電気入力を補正するのでもよい。
なお、上記実施例では本発明の圧電振動子の駆動方法を塵埃除去装置に適用した例について説明したが、このような例に限られるものではない。
例えば、本発明の圧電振動子の駆動方法は、圧電振動子と、圧電振動子と摩擦接触し圧電振動子の振動によって移動する移動体からなる超音波モータ等にも適用することができる。
1:圧電振動子
2:光学素子
3:圧電素子
4:表面接地電極
5:駆動回路
6:駆動用電圧印加電極
7:検出用電極
8:電流検出手段
9:電流検出手段

Claims (22)

  1. 駆動用圧電素子と、該駆動用圧電素子と同一材料による検出用圧電素子とを備え、前記駆動用圧電素子に圧電振動子の共振周波数近傍の周波数を有する交流電圧を印加することによって駆動する圧電振動子の駆動方法であって、
    前記検出用圧電素子の出力から、前記圧電振動子の機械的抵抗の変動及び圧電素子の圧電定数の変動を算出し、
    前記圧電振動子の機械的抵抗の変動及び圧電素子の圧電定数の変動に応じて補正した交流電圧の印加により、前記圧電振動子への電気入力を補正して該圧電振動子の振動振幅の変動を抑制することを特徴とする圧電振動子の駆動方法。
  2. 前記圧電振動子への電気入力の補正は、前記駆動用圧電素子に印加する交流電圧の大きさを変更することによって行なうことを特徴とする請求項1に記載の圧電振動子の駆動方法。
  3. 前記圧電振動子の機械的抵抗の変動または圧電素子の圧電定数の変動の少なくとも一方が生じた後に、前記駆動用圧電素子に印加する交流電圧の大きさを、以下の式に基づいて決定することを特徴とする請求項2に記載の圧電振動子の駆動方法。

    ただし、
    Vin1:初期の駆動用圧電素子に印加する交流電圧の大きさ
    Vin2:機械的抵抗の変動と圧電定数の変動の少なくとも一方が生じた後に、駆動用圧電素子に印加する交流電圧の大きさ
    d1:初期の圧電定数
    d2:機械的抵抗の変動または圧電定数の変動の少なくとも一方が生じた後の圧電定数r1:初期の機械的抵抗
    r2:機械的抵抗の変動または圧電定数の変動の少なくとも一方が生じた後の機械的抵抗
  4. 前記圧電振動子の共振周波数近傍の少なくとも3種、または共振周波数を含む共振周波数近傍の少なくとも2種の周波数の変動検知用交流電圧を、前記駆動用圧電素子に印加し、
    前記印加した際の前記検出用圧電素子の電圧を計測することによって、前記圧電振動子の機械的抵抗の変動または圧電素子の圧電定数の変動の少なくとも一方が生じた後の前記圧電振動子のQ値を求め、
    前記求められたQ値により、さらに以下の式に基づいて前記d2/d1と前記r2/r1を求める過程を有することを特徴とする請求項3に記載の圧電振動子の駆動方法。


    ただし、
    Vs1:初期における、共振周波数に一致した周波数の変動検知用交流電圧を印加した際の、検出用圧電素子の電圧
    Vs2:機械的抵抗の変動または圧電定数の変動の少なくとも一方が生じた後における、共振周波数に一致した周波数の変動検知用交流電圧を印加した際の、検出用圧電素子の電圧
    Q1:初期の圧電振動子のQ値
    Q2:機械的抵抗の変動または圧電定数の変動の少なくとも一方が生じた後の圧電振動子のQ値
  5. 前記圧電振動子の共振周波数近傍の少なくとも3種、または共振周波数を含む共振周波数近傍の少なくとも2種の周波数の変動検知用交流電圧を、前記駆動用圧電素子に印加し、
    前記印加した際の前記検出用圧電素子の電流を計測することによって、前記圧電振動子の機械的抵抗の変動または圧電素子の圧電定数の変動の少なくとも一方が生じた後の前記圧電振動子のQ値を求め、
    前記求められたQ値により、さらに以下の式に基づいて前記d2/d1と前記r2/r1を求める過程を有することを特徴とする請求項3に記載の圧電振動子の駆動方法。


    ただし、
    Is1:初期における、共振周波数に一致した周波数の変動検知用交流電圧を印加した際の、検出用圧電素子の電流
    Is2:機械的抵抗の変動または圧電定数の変動の少なくとも一方が生じた後における、共振周波数に一致した周波数の変動検知用交流電圧を印加した際の、検出用圧電素子の電流
    Q1:初期の圧電振動子のQ値
    Q2:機械的抵抗の変動または圧電定数の変動の少なくとも一方が生じた後の圧電振動子のQ値
  6. 駆動用圧電素子を備え、該駆動用圧電素子に圧電振動子の共振周波数近傍の周波数を有する交流電圧を印加することによって駆動する圧電振動子の駆動方法であって、前記圧電振動子の機械的抵抗の変動及び圧電素子の圧電定数の変動を算出し、これら圧電振動子の機械的抵抗の変動及び圧電素子の圧電定数の変動に応じて補正した交流電圧の印加により、前記圧電振動子への電気入力を補正することを特徴とする圧電振動子の駆動方法。
  7. 前記圧電振動子への電気入力の補正は、前記駆動用圧電素子に印加する交流電圧の大きさを変更することによって行なうことを特徴とする請求項6に記載の圧電振動子の駆動方法。
  8. 前記圧電振動子の機械的抵抗の変動または圧電素子の圧電定数の変動の少なくとも一方が生じた後に、前記駆動用圧電素子に印加する交流電圧の大きさを、以下の式に基づいて決定することを特徴とする請求項7に記載の圧電振動子の駆動方法。

    ただし、
    Vin1:初期の駆動用圧電素子に印加する交流電圧の大きさ
    Vin2:機械的抵抗の変動と圧電定数の変動の少なくとも一方が生じた後に、駆動用圧電素子に印加する交流電圧の大きさ
    d1:初期の圧電定数
    d2:機械的抵抗の変動または圧電定数の変動の少なくとも一方が生じた後の圧電定数r1:初期の機械的抵抗
    r2:機械的抵抗の変動または圧電定数の変動の少なくとも一方が生じた後の機械的抵抗
  9. 前記圧電振動子の共振周波数近傍の少なくとも3種、または共振周波数を含む共振周波数近傍の少なくとも2種の周波数の変動検知用交流電圧を、駆動用圧電素子に印加し、
    前記印加した際の駆動用圧電素子の電流を計測することによって、圧電振動子の機械的抵抗の変動または圧電素子の圧電定数の変動の少なくとも一方が生じた後の圧電振動子のQ値を求め、
    前記求められたQ値により、さらに以下の式に基づいて前記d2/d1と前記r2/r1を求める過程を有することを特徴とする請求項8に記載の圧電振動子の駆動方法。


    ただし、
    Im1:初期における、共振周波数に一致した周波数の変動検知用交流電圧を印加した際の、圧電素子の機械腕電流
    Im2:機械的抵抗の変動または圧電定数の変動の少なくとも一方が生じた後における、共振周波数に一致した周波数の変動検知用交流電圧を印加した際の、圧電素子の機械腕電流
    Q1:初期の圧電振動子のQ値
    Q2:機械的抵抗の変動または圧電定数の変動の少なくとも一方が生じた後の圧電振動子のQ値
  10. 駆動用圧電素子を備え、該駆動用圧電素子に圧電振動子の共振周波数近傍の周波数を有する交流電圧を印加することによって駆動する圧電振動子の駆動方法であって、
    前記圧電振動子の機械的抵抗の変動を算出し、
    前記圧電振動子の機械的抵抗の変動が生じた際に、
    前記圧電振動子の機械的抵抗の変動に基づいて、入力電力を以下の式によって表される大きさに補正し、前記圧電振動子の振動振幅の変動を補正することを特徴とする圧電振動子の駆動方法。

    ただし、
    P1:初期の圧電振動子への入力電力の大きさ
    P2:機械的抵抗の変動が生じた際に、補正される圧電振動子への入力電力の大きさ
    r1:初期の機械的抵抗
    r2:機械的抵抗の変動が生じた際における機械的抵抗
  11. 前記駆動用圧電素子と同一材料の検出用圧電素子からの出力に基づいて前記圧電振動子の機械的抵抗の変動を検出することを特徴とする請求項10に記載の圧電振動子の駆動方法。
  12. 前記圧電振動子の共振周波数近傍の少なくとも3種、または共振周波数を含む共振周波数近傍の少なくとも2種の周波数の変動検知用交流電圧を、前記駆動用圧電素子に印加し、
    前記印加した際の検出用圧電素子の電圧を計測することによって、前記圧電振動子の機械的抵抗の変動を検出することを特徴とする請求項11に記載の圧電振動子の駆動方法。
  13. 前記圧電振動子の共振周波数近傍の少なくとも3種、または共振周波数を含む共振周波数近傍の少なくとも2種の周波数の変動検知用交流電圧を、前記駆動用圧電素子に印加し、
    前記印加した際の検出用圧電素子の電圧を計測することによって、圧電振動子の機械的抵抗の変動が生じた後の圧電振動子のQ値を求め、
    前記求められたQ値により、さらに以下の式に基づいて前記r2/r1を求める過程を有することを特徴とする請求項12に記載の圧電振動子の駆動方法。

    ただし、
    Q1:初期の圧電振動子のQ値
    Q2:機械的抵抗の変動または圧電定数の変動の少なくとも一方が生じた後の圧電振動子のQ値
  14. 前記圧電振動子の共振周波数近傍の少なくとも3種、または共振周波数を含む共振周波数近傍の少なくとも2種の周波数の変動検知用交流電圧を、前記駆動用圧電素子に印加し、
    前記印加した際の検出用圧電素子の電流を計測することによって、圧電振動子の機械的抵抗の変動を検出することを特徴とする請求項11に記載の圧電振動子の駆動方法。
  15. 前記圧電振動子の共振周波数近傍の少なくとも3種、または共振周波数を含む共振周波数近傍の少なくとも2種の周波数の変動検知用交流電圧を、前記駆動用圧電素子に印加し、
    前記印加した際の検出用圧電素子の電流を計測することによって、圧電振動子の機械的抵抗の変動が生じた後の圧電振動子のQ値を求め、
    前記求められたQ値により、さらに以下の式に基づいて前記r2/r1を求める過程を有することを特徴とする請求項14に記載の圧電振動子の駆動方法。

    ただし、
    Q1:初期の圧電振動子のQ値
    Q2:機械的抵抗の変動または圧電定数の変動の少なくとも一方が生じた後の圧電振動子のQ値
  16. 前記駆動用圧電素子に変動検知用交流電圧を印加した際の電流に基づいて圧電振動子の機械的抵抗の変動を検出することを特徴とする請求項10に記載の圧電振動子の駆動方法。
  17. 前記圧電振動子の共振周波数近傍の少なくとも3種、または共振周波数を含む共振周波数近傍の少なくとも2種の周波数の変動検知用交流電圧を、駆動用圧電素子に印加し、
    前記印加した際の駆動用圧電素子の電流を計測することによって、圧電振動子の機械的抵抗の変動が生じた後の圧電振動子のQ値を求め、
    前記求められたQ値により、さらに以下の式に基づいて前記r2/r1を求める過程を有することを特徴とする請求項16の圧電振動子の駆動方法。

    ただし、
    Q1:初期の圧電振動子のQ値
    Q2:機械的抵抗の変動または圧電定数の変動の少なくとも一方が生じた後の圧電振動子のQ値
  18. 前記圧電振動子への入力電力の補正は、駆動用圧電素子に印加する交流電圧の周波数を変更することによって行なうことを特徴とする、請求項10乃至17のいずれか1項に記載の圧電振動子の駆動方法。
  19. 圧電振動子の振動によって対象物上の塵埃を除去する塵埃手段を備えた塵埃除去装置であって、
    前記圧電振動子が請求項1乃至18のいずれか1項に記載の圧電振動子の駆動方法によって駆動されることを特徴とする塵埃除去装置。
  20. 圧電振動子と、圧電振動子と摩擦接触し圧電振動子の振動によって移動する移動体からなる超音波モータであって、
    前記圧電振動子が、請求項1乃至18のいずれか1項に記載の圧電振動子の駆動方法によって駆動されることを特徴とする超音波モータ。
  21. 前記圧電振動子の機械的抵抗の変動または圧電素子の圧電定数の変動の少なくとも一方は、
    第1のタイミングにおける前記検出用圧電素子または前記駆動用圧電素子の電圧、及び第2のタイミングにおける前記検出用圧電素子または前記駆動用圧電素子の電圧から算出されることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の圧電振動子の駆動方法。
  22. 前記圧電振動子の機械的抵抗の変動は、第1のタイミングにおける前記駆動用圧電素子の電圧、及び第2のタイミングにおける前記検出用圧電素子の電圧から算出されることを特徴とする請求項11乃至15のいずれか1項に記載の圧電振動子の駆動方法。
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