JP2009085715A - 振動ジャイロセンサ - Google Patents

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【課題】感度特性と応答特性とに優れた振動ジャイロセンサを提供する。
【解決手段】振動ジャイロセンサの感度特性に関係する駆動振動子のクオリティファクタをそのままにしておき、応答特性に関係する検出振動子のクオリティファクタのみを減少させれば、感度特性を保持したまま、応答特性を向上させることができる。例えば、(1)検出振動子の電極の抵抗値を駆動振動子の電極の抵抗値よりも大きくする、(2)検出振動子の電極を形成する電極材料の抵抗値を駆動振動子の電極を形成する電極材料の抵抗値よりも大きくする、(3)検出振動子の電極を形成する電極材料を導電性金属酸化物に選定し、駆動振動子の電極を形成する電極材料を金属材質に選定するなどの方法が好適である。
【選択図】図1

Description

本発明は、角速度を検出するための振動ジャイロセンサに関する。
角速度センサの一つとして、駆動振動子を所定の共振周波数で励振させ、角速度の影響によって生じるコリオリ力を検出振動子で検出することによって角速度を検出する振動ジャイロセンサが広く利用されている。振動ジャイロセンサの構造として、例えば、音叉型ジャイロセンサ(特許文献1)、片持ち梁ジャイロセンサ(特許文献2)、及びH型ジャイロセンサ(特許文献3)などが知られている。
ジャイロセンサのセンサ特性を評価する重要な特性として、感度特性(振幅)と応答特性(応答安定性)とがある。振動子の振幅が大きい程、感度特性に優れている。また、振動子が過度状態から安定状態に落ち着く迄の時間が短い程、応答特性に優れている。これらのセンサ特性を振動子のクオリティファクタ(Q値)というパラメータで評価すると、Q値を大きくすれば、感度は大きくなるが、応答特性の悪いセンサ特性となる。一方、Q値を小さくすれば、応答特性は良くなるが、感度の小さいセンサ特性となる。ここで、Q値とは、(振動子が蓄えるエネルギー)/(1周期で振動子に与えるエネルギー)であり、振動子の効率の指標となるパラメータである。振動子の損失が大きくなる程、Q値は小さくなる。
先行技術の中には、駆動振動子の材質と検出振動子の材質とを互いに異なる材質とし、Q値が大きい駆動振動子とQ値が小さい検出振動子とを組み合わせることで、振動ジャイロセンサを構成するものが知られている(特許文献4)。
特開平2004−177367号公報 特開平2005−291858号公報 特開平2004−245605号公報 特開平2002−277247号公報
しかし、特許文献4に記載の構成では、異質の材質から成る振動子を接合するために、駆動振動子の共振周波数と検出振動子の共振周波数とを精度よく調整することが困難であるという技術的課題に加えて、コリオリ力による微小振動が検出振動子に測定可能な程度の振幅で誘起されるか否かが不明であるという技術的課題が残されている。
そこで、本発明は、上記の問題点に鑑み、感度特性と応答特性とに優れた振動ジャイロセンサを提供することを課題とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係わる振動ジャイロセンサは、駆動振動子のクオリティファクタをQx、駆動振動子の速度に比例する損失項の比例係数をαx、駆動振動子の共振周波数をωx、検出振動子のクオリティファクタをQy、検出振動子の速度に比例する損失項の比例係数をαy、検出振動子の共振周波数をωyとしたとき、Qx=ωx/2αx、且つQy=ωy/2αyと定義し、Qx>Qyの関係が成立するように、駆動振動子及び検出振動子のクオリティファクタを調整する。つまりQx>Qyの関係が成立するように、ωx、ωy、αx、αyを調整する。
感度特性に強く関係するのは、駆動振動子のQxであり、Qxが大きい方が振動振幅は増大する。一方、応答特性に関係するのは、検出振動子のQyであり、Qyが小さい方が応答特性は向上する。
ここで、Qx>Qyの関係が成立するように、駆動振動子及び検出振動子のクオリティファクタを調整するのが好ましい。例えば、振動ジャイロセンサの感度特性に関係する駆動振動子のQxはそのままにしておき、応答特性に関係する検出振動子のQyのみを減少させれば、感度特性を保持したまま、応答特性を向上させることができる。
具体的には、(1)検出振動子の電極の抵抗値を駆動振動子の電極の抵抗値よりも大きくする、(2)検出振動子の電極を形成する電極材料の抵抗値を駆動振動子の電極を形成する電極材料の抵抗値よりも大きくする、(3)検出振動子の電極を形成する電極材料を導電性金属酸化物に選定し、駆動振動子の電極を形成する電極材料を金属材質に選定するなどの方法が好適である。
本発明によれば、振動ジャイロセンサの感度特性を保持したまま、応答特性を向上させることができる。
本実施形態では、振動ジャイロセンサのセンサ特性を、力学的な振動モデルにより解析する。解析対象とする振動ジャイロセンサの形状は、一般的に広く使用されている音叉型や片持ち梁などであるが、基本的な考え方は、その他の形状に対しても広く適用可能である。
振動ジャイロセンサの動作を、駆動振動方向とそれに直角な検出振動方向とに分け、結合した二つの振動子としてモデル化する。ここでは、それぞれの振動子を駆動振動子、検出振動子と称する。駆動振動子の変位をx、検出振動子の変位をyとして、それぞれの運転方程式を記述すると、(F1)式〜(F2)式が成立する。
md2x/dt2=−kxx−2mαxdx/dt+Fejωt …(F1)
md2y/dt2=−kyy−2mαydy/dt+γxyx+2mβcdx/dt…(F2)
(F1)式は、駆動振動子の運動方程式を示している。左辺は、駆動振動子の質量×加速度を示している。mは、駆動振動子の質量である。右辺は、駆動振動子に印加される力を示している。変位に対する復元力は、微小変位であれば、一般に変位に比例するものとして近似できるので、右辺の第1項では、その比例定数をkxとしている。また、駆動振動子に損失を与える損失項として、速度に比例する力を考慮し、右辺の第2項では、その比例定数を2mαxとしている。右辺の第3項は、振幅F、角振動数ωの正弦関数的な振動力を表している。
(F2)式は、検出振動子の運動方程式を示している。左辺は、検出振動子の質量×加速度を示している。mは検出振動子の質量である。右辺は、検出振動子に印加される力を示している。右辺の第1項、及び第2項の意味は、(1)式の右辺の第1項、及び第2項と同じ意味である。但し、材料特性や形状によって振動方向による復元力や損失に差異があると考えられるので、駆動振動子のそれとは異なる比例定数ky、及び2mαyを用いている。第3項は、駆動振動子から検出振動子への機械的結合を示すものとして、駆動振動の変位xに比例する力を表現している。γyxxは、駆動振動子から検出振動子への機械的結合を示している。振動ジャイロセンサでは、回転が加わった場合、その角速度βcと振動子の速度に比例したコリオリ力がその速度に垂直に働く。即ち、検出振動子は、コリオリ力によって駆動される。右辺の第4項では、その力の比例定数を2mβcとし、コリオリ力による駆動振動子と検出振動子との結合を表現している。
ここで、駆動振動子のクオリティファクタをQxとし、検出振動子のクオリティファクタをQyとすると、(F3)式〜(F4)式が成立する。
x=ωx/2αx=1/2ηx …(F3)
y=ωy/2αy=R/2ηy …(F4)
ここで、ωx及びωyは、それぞれ、摩擦が存在しない場合(αx=αy=0)の駆動振動子及び検出振動子の共振周波数である。αx及びαyは、それぞれ、駆動振動子及び検出振動子の速度に比例する損失項の比例係数である。ηx及びηyは、損失項の比例定数をωxで除した損失の大きさを示すパラメータである。Rは、駆動振動子と検出振動子の共振周波数がどれだけ異なるかを比率で示した無次元量で、R=ωyxある。
次に、検出振動子の振幅とQx及びQyとの関係について考察する。
損失の小さい振動ジャイロセンサを駆動振動子の共振周波数ωxで動作させた場合、検出振動子の振幅をρy、駆動力をFとして、(F5)式〜(F6)式が成立する。
ρy=FQx/mωx 2[(Rm 4+4ε2)/{(R2−1)2+R2/Qy 2}]1/2 …(F5)
m=(γxy/m)1/2/ωx …(F6)
図1はQyを一定にしてQxを変化させたときに得られるグラフである。このグラフにおいて、横軸は共振周波数の比Rを示し、縦軸は振幅ρyを示している。このグラフに示すように、検出振動子の振幅ρyは、Qxの減少とともに小さくなることが分かる。図2はQxを一定にしてQyを変化させたときに得られるグラフである。このグラフにおいて、横軸は共振周波数の比Rを示し、縦軸は振幅ρyを示している。このグラフに示すように、検出振動子の振幅ρyは、Qyの減少に殆ど影響されないことが分かる。以上の考察をまとめると、検出振動子の振幅ρyは、駆動振動子のQxの減少とともに小さくなる一方、検出振動子のQyには、影響されないことが判明した。
次に、検出振動子の応答特性とQx及びQyとの関係について考察する。
検出振動子の応答特性を表す時定数τyは、Qxに依存しない(F7)式のように記述できる。
τy=1/αy=1/ωxηy=2Qy/ωy=R/ωyηy …(F7)
ステップ状の角速度を振動ジャイロセンサに入力し、駆動振動が最大となるタイミングで検出振動を検出した場合の振幅ρyの過度応答を図3乃至図4に示す。図3は、Qy=5300のときの過度応答を示し、図4はQy=110のときの過度応答を示す。これらの図から分かるように、Qyが一桁小さい図4の方が図3よりも過度的な振動が安定するまでの時間が一桁以上速い。以上の考察をまとめると、検出振動子の応答特性は、Qyを小さくする程、向上することが判明した。
さて、以上の分析結果から、振動ジャイロセンサのセンサ特性について、以下の結論を導くことができる。
(1)感度特性に強く関係するのは、駆動振動子のQxであり、Qxが大きい方が振動振幅は増大する。
(2)応答特性に関係するのは、検出振動子のQyであり、Qyが小さい方が応答特性は向上する。
以上の結論は、振動ジャイロセンサの動作を、駆動振動方向とそれに直角な検出振動方向とに分け、結合した二つの振動子としてモデル化し、検出振動子の振幅及び応答特性とQx及びQyとの関係について考察するという本発明者の解析手法によって始めて得られたものである。上記の結論を応用すると、振動ジャイロセンサの感度特性に関係する駆動振動子のQxはそのままにしておき、応答特性に関係する検出振動子のQyのみを減少させれば、感度を保持したまま、応答特性を向上させることができる。かかるアプローチは、通常の音叉型、片持ち梁型、又はH型の振動ジャイロセンサに適用できるだけでなく、原理的には、あらゆる形状ないし構造の振動ジャイロセンサについて適用可能である。勿論、駆動振動子と検出振動子とが共に同質材質から成る振動ジャイロセンサについても適用可能である。
次に、感度特性に関係する駆動振動子のQxはそのままにして、応答特性に関係する検出振動子のQyのみを減少させる方法について考察する。
第一の方法として、αyを大きくする方法が考えられる。検出振動子を電気回路にモデル化して考察すると、αyは直流抵抗と電気的に等価であるので、検出振動子の抵抗値を大きくすることにより、αyを大きくできる。例えば、(1)検出振動子の電極幅を駆動振動子の電極幅より狭くする、(2)検出振動子の電極膜厚を検出振動子の電極膜厚よりも薄くする、(3)検出振動子の電極として、相対的に電気抵抗の高い導電性酸化物(例えば、RuO2,TrO2,RhO2,TiO,LaO,ReO3,SrRiO3,Sr2RuO4,CaRuO3,LaTiO3,LaNiO3,Ln23,SnO2,ZnO)を使用し、駆動振動子の電極として、相対的に電気抵抗の低い金属材質(Cu,Au,Pt,Cr,Ti,Ni,Al)を使用する方法が考えられる。
αyは速度に比例する制動力の比例係数で損失に対応しているので、周囲の空気(粘性流体)との摩擦などの外部的な要因により変化させることができる。具体的には、(4)検出振動子を扁平形状にし、或いは検出振動子に羽などを取り付けて、検出振動子の空気抵抗を大きくする、(5)検出振動を吸収する材料(例えば、樹脂など)や機構などを検出振動子に取り付ける方法が考えられる。
第二の方法として、kyを小さくする方法が考えられる。kyは検出振動子の変位に対する復元力の比例係数であり、バネ定数(或いはヤング率)と等価である。具体的には、(6)検出振動子の復元力が弱くなるような結晶方位をとる(ヤング率が小さい結晶方位をとる)、(7)検出振動子の動作が柔らかくなるように、検出振動子の根元に溝や切れ込みなどを入れる方法が考えられる。
第三の方法として、共振周波数の比Rを小さくする方法が考えられる。この方法は、結局、第二の方法と同様にkyを小さくする方法と等価である。但し、駆動振動子と検出振動子とが異なる形状では、検出振動子の質量mを大きくすることで、共振周波数の比Rを小さくできる。
本実施形態によれば、駆動振動子のQxと検出振動子のQyとの役割を明確にし、感度特性に関係する駆動振動子のQxはそのままにして、応答特性に関係する検出振動子のQyのみを減少させることにより、感度特性を維持しつつ、応答特性を一層向上させることができる。図2による実験結果からも明らかなように、Qyの変化によっても振幅に変動がないことから、できうる限りQyは小さい値が好ましく、具体的には100以下が好ましい。尚、駆動振動子のQxと検出振動子のQyとの役割を区別せずに、例えば、Qx及びQyを共に大きくすると、感度は大きいものの、応答特性の遅い振動ジャイロセンサとなり、一方、Qx及びQyを共に小さくすると、応答速度は速いものの、感度の小さい振動ジャイロセンサとなってしまう。
図5は実施例1に係わる音叉型の振動ジャイロセンサ10の外観斜視図である。振動ジャイロセンサ10は、相対配置されて成る二つのアーム11,12と、これらのアーム11,12を接続する基部13とを備える。アーム11,12、及び基部13は、非圧電材質(例えば、シリコン)から成る。アーム11の主面11aには、駆動部20a、20b、及び検出部30aが配設されている。同様に、アーム12の主面12aには、駆動部20c、20d、及び検出部30bが配設されている。これらの駆動部20a、20b、20c、20d、及び検出部30a、30bは、下部電極、圧電体膜、及び上部電極から成る圧電体素子である。
アーム11,12の長手方向をY軸方向、アーム11,12の幅方向をX軸方向、アーム11,12の厚み方向をZ軸方向とし、X軸方向にアーム11,12が振動しているときに、Y軸周りに角速度が印加されると、コリオリ力により、アーム11,12は、Z軸方向に振動する。このZ軸方向に振動するアーム11,12のそれぞれの主面11a、12aに配設された検出部30a、30bに発生する電荷を検出回路(図示せず)で処理することにより、角速度信号出力を得ることができる。
検出部30a、30bの電気抵抗を駆動部20a、20b、20c、及び20dの電気抵抗より大きく設定することで、振動ジャイロセンサ10の感度特性を維持しつつ、応答特性を向上できる。
図6は実施例2に係わる振動ジャイロセンサ40の外観斜視図である。振動ジャイロセンサ40は、基部41から一対の支持部42が突出している。それぞれの支持部42の先端に位置する基部43から、支持部42に直交する方向に駆動振動アーム44が垂設されている。それぞれの駆動振動アーム44の両主面には、溝50が形成されており、その横断面は、H形状を成している。一方、基部41から、支持部42に直交する方向に一対の検出振動アーム45が垂設されている。それぞれの検出振動アーム45の両主面には、溝60が形成されており、その横断面は、H形状を成している。合計4本の駆動振動アーム44、及び合計2本の検出振動アーム45は、X−Y平面内で屈曲振動する。
駆動振動アーム44に取り付けた駆動電極(図示せず)に交流信号を供給して、駆動振動アーム44を励振し、その状態で振動ジャイロセンサ40を回転させ、振動ジャイロセンサ40に励起された検出振動を、検出振動アーム45に取り付けた検出電極(図示せず)によって検出することにより、角速度信号出力を得る。
検出電極の電気抵抗を駆動電極の電気抵抗より大きく設定することで、振動ジャイロセンサ40の感度特性を維持しつつ、応答特性を向上できる。
検出振動子の感度特性を示すグラフである。 検出振動子の感度特性を示すグラフである。 検出振動子の応答特性を示すグラフである。 検出振動子の応答特性を示すグラフである。 実施例1に係わる振動ジャイロセンサの外観斜視図である。 実施例2に係わる振動ジャイロセンサの外観斜視図である。
符号の説明
10,40…振動ジャイロセンサ
11,12…アーム
13,41,43…基部
20a、20b、20c、20d…駆動部
30a、30b…検出部
42…支持部
44…駆動振動アーム
45…検出振動アーム

Claims (4)

  1. 駆動振動子のクオリティファクタをQx、前記駆動振動子の速度に比例する損失項の比例係数をαx、前記駆動振動子の共振周波数をωx、検出振動子のクオリティファクタをQy、前記検出振動子の速度に比例する損失項の比例係数をαy、前記検出振動子の共振周波数をωyとし、Qx=ωx/2αx、且つQy=ωy/2αyと定義したとき、Qx>Qyの関係が成立する、振動ジャイロセンサ。
  2. 請求項1に記載の振動ジャイロセンサであって、前記検出振動子の電極の抵抗値は、前記駆動振動子の電極の抵抗値よりも大きい、振動ジャイロセンサ。
  3. 請求項2に記載の振動ジャイロセンサであって、前記検出振動子の電極を形成する電極材料の抵抗値は、前記駆動振動子の電極を形成する電極材料の抵抗値よりも大きい、振動ジャイロセンサ。
  4. 請求項3に記載の振動ジャイロセンサであって、前記検出振動子の電極を形成する電極材料は、導電性金属酸化物であり、前記駆動振動子の電極を形成する電極材料は、金属材質である、振動ジャイロセンサ。
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