JP2004205492A - 水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープ - Google Patents

水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープ Download PDF

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Abstract


【課題】 本発明は移動体の回転による角速度及び角加速度を感知するためのマイクロジャイロスコープに関するもので、とりわけ音叉ジャイロにおいて感知モードの共振方向と加振モードの共振方向とが同平面上となる水平型モードに具現した水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープに関するものである。
【解決手段】 本発明は、基板(105);固定部(110);外部弾性部材(120);外部フレーム部(130);感知電極部(140);内部弾性部材(150);櫛歯構造の加振コームを各々有す一対の第1、第2内部質量体を含む内部質量部(160);櫛歯構造のコーム加振器(comb drive)を含む加振電極部(170);を備えることを要旨とする。このように構成された本発明によると、音叉ジャイロにおいて感知モードの共振方向と加振モードの共振方向とが同平面上となる水平型モードに具現することできる。
【選択図】 図1

Description

本発明は移動体の回転による角速度及び角加速度を感知するためのマイクロジャイロスコープに関するもので、とりわけ音叉ジャイロにおいて感知モードの共振方向と加振モードの共振方向とが同平面上となる水平型モードに具現することで、工程中決定される垂直方向の厚さ変化に鈍くなり感知特性の向上を図る水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープに関するものである。
一般に、ジャイロスコープ(Gyroscope)は移動体の回転による角速度または角加速度を感知するためのセンサとして利用されているが、こうしたジャイロスコープの種類には作用する力の種類によって機械式ジャイロ(mechanical Gyro)と振動式ジャイロ(vibrating Gyro)とに区分され、また前記振動式ジャイロは再び製造工程によってセラミックジャイロ(Ceramic Gyro)と半導体製造工程を用いたMEMS(Micro Electro−Mechanical System)型ジャイロとに分かれる。さらに、振動式ジャイロは作用する力の方向によって水平ジャイロ(Lateral Gyro)と垂直ジャイロ(Vertical Gyro)とに区分されるが、前記水平ジャイロは速度の水平面と水平な方向のコリオリ力を利用し、前記垂直ジャイロは速度の水平面と垂直な方向のコリオリ力を利用する。
前記振動式ジャイロに利用されるコリオリ力(Koriolri−force)は「Fc=2mΩ・V」 式から求めることができ、ここでmは移動体の重さ、Ωは角速度、Vは速度である。前記コリオリ力(Fc)の方向は速度(V)軸及び角速度(Ω)の回転軸によって決まる。こうした振動式ジャイロは通常揺れを感知して補償するための装置に適用される。
一方、こうした振動式ジャイロは大きく固定構造物と振動構造物とに分かれるが、ここで、振動構造物は加振のための構造及び感知のための構造を含み、前記加振構造は加振モードで感知条件を形成すべく振動構造物を磁力発振により共振させるための構造であり、前記感知構造は移動体の揺れに当る加速度または角加速度の垂直方向に作用するコリオリ力(F)により振動構造物を共振させるための構造である。ここで、加振モードの共振と感知モードの共振とは互いに垂直方向をなし、前記コリオリ力(Fc)の大きさによってキャパシタの大きさを測定する。こうした振動式ジャイロにおいて感知能力を向上させるためには、加振モードでの動きを大きくさせ、感知モードでの感度を良好にさせなければならない。
前記加振モードにおいて、ジャイロスコープの電圧検出方式には、コリオリ力に当るキャパシタンスを測定して電圧に変化させる方式と、コリオリ力による動きを抑制するのに必要な電圧を測定するリバランス(rebalance)方式がある。こうした振動式ジャイロはカムコーダの手振れ防止装置、自動車用エアーバッグ(Roll−over airbag)装置、おもちゃ等の無人飛行機、そして仮想表示眼鏡(HMD:Head Mount Display)などに適用される。
他方、振動型ジャイロの構成にあたって、ジャイロは一定方向での角速度を測定するセンサなので、測定したい方向以外の角速度や運動に対しては反応が鈍くなければならないが、こうした測定したい方向以外の運動に対する敏感度をクロストーク(Cross Talk)あるいはクロスセンシティビティ(Cross Sensitivity)と定義し、物理量を測定するセンサにおいてその数値を最小化させ製品仕様においてある一定の数値以下に規制している。
以下、従来のマイクロジャイロスコープについて説明する。図13は従来の水平型マイクロジャイロスコープの平面図である。図13によると、従来の水平型マイクロジャイロスコープ(510)は基板と、互いに並列配置される第1及び第2ストライプポーション(stripe portion)(515、515’)を含み、これらストライプポーション(515、515’)の一側に各々形成された第1及び第2コーム(combs)(520、521)を含んで前記第1及び第2ストライプポーション(515、515’)を連結するための連結ポーション(516)を含む振動構造(530)と、前記基板から設定間隔ほど離隔するよう前記振動手段(530)を弾性的に支持する弾性手段(511、512、512’)と、弾性力に起因する一方向に前記振動手段(530)を適用すべく前記第1ストライプポーション(515)の第1コーム(520)の間に挿入された第3コーム(519)を含む駆動手段(513)と、キャパシタンスの変化に応じて前記駆動手段(513)により駆動される前記振動構造(530)の動きを感知すべく前記第2ストライプ(515’)の第2コーム(522)の間に挿入された第4コーム(521)を含む感知手段(514)と、キャパシタンスの変化に応じてコリオリ力に起因する前記振動構造(530)の位置変更を感知すべく設定間隔ほど前記振動構造(530)から離隔する前記振動構造(530)と同一面上において前記振動構造(530)の連結ポーション(516)の間に配置された複数の感知電極(518)とで成る。これについた詳細な説明は米国特許第5747690A号に記載されている。
こうした技術に係る従来のマイクロジャイロスコープは、図13のように、水平方向(X)にコーム(521)を使って加振するようになり、また垂直方向(Y)に誘発される振動構造(530)のコリオリー振動を感知電極(518)から感知できるようにする。即ち、浮遊質量(530)の両面に位置するコーム(519)(520)(521)(522)に交流電圧を印加して浮遊質量がX軸方向に振動する場合、Z軸方向の角速度が印加されると、コリオリ力により質量は振動周波数でY軸方向に振動するようになり、この際、前記振動範囲は印加された角速度に比例して質量のY軸方向の振動を感知電極(518)から振動周波数で検出することにより、角速度信号を得られるのである。
しかし、このような従来の水平型マイクロジャイロスコープにおいて、振動モードをみると、X方向に初期振動して外部の角速度が印加されて生じるコリオリー運動により質量体はY方向に振動しながら角速度を感知するので、こうした方式により角速度を検出する際にX、Y方向に、とりわけ敏感なY方向に振動が伝わると影響が直ちに出力に現れる現象が起こるが、外部振動中とりわけ固有振動数付近の振動に弱く他の周波数帯域は電気的フィルターを設けて減少させられるが、ジャイロの原理上固有振動数(共振周波数)の信号に変調(modulation)されて角速度信号が発生するので、電気的に相殺不可能な成分が存在し感知能力を劣らせる問題を抱えている。
図14は従来の音叉型マイクロジャイロスコープの平面図である。図14によると従来の音叉型マイクロジャイロスコープは、第1軸周囲を回転するよう吊られ実質的に前記第1軸の垂直方向に振動するよう適用された加重質量体(564、566)と、振動方向に前記加重質量体(564、566)から突出した一対の駆動電極(driven electrodes)(536、538)と、前記一対の駆動電極(536、538)と噛み合う一対の駆動電極(drive electrodes)(551、552)と、前記加重質量体(564、566)の振動を誘導する信号と反対の極を成し前記加重質量体(564、566)と前記一対の駆動電極(536、538)及び一対の駆動電極(551、552)を通して接続される駆動電子回路(571)と、前記加重質量体(564、566)と向き合う位置に設けられる複数の位置センサ(541、542、543、544)と、前記複数の位置センサのうち、少なくとも1つのサブセットに応答する感知電子回路(572)とを含む。これについての詳細な説明は米国特許第5349855A号に記載されている。
こうした従来の音叉型マイクロジャイロスコープは音叉(Tuning Fork)型振動モードを用いるが、この音叉モードにおいて、感知(Sensing)するモードが底と垂直な方向に形成される。こうしたマイクロジャイロスコープは駆動モードの方向は水平、感知モードの方向が垂直な特性を有する構造物を含み、こうした構造物では前記両方向の周波数が同一の際に最大出力が生じるので、製作工程後に電気的に或いは再工程を経て同一もしくは類似に共振周波数を合わせるチューニング作業を行う。
ところで、水平方向と垂直方向の共振周波数を同一に合わせなければならないが、感知モードと加振モードの方向が各々水平と垂直となっており、こうした水平及び垂直方向に振動するスプリングなどの弾性体の高さ及び厚さを同じく製作しなければならなく、これは周波数チューニング(Tuning)作業を困難にする要因となる。また、水平方向の周波数は構造物の食刻工程に敏感で、垂直方向の共振周波数は構造物の厚さを決める蒸着やメッキや研磨(Polishing)工程により決まるので両工程の管理を徹底させなければならないが、実際の工程管理は大変難しく、感知電極が一方に形成されるので大きい角速度が印加されて垂直方向の振動が大きくなると測定において非線形性があらわれる問題がある。
前述のように従来のジャイロにおいては、外部振動や音響ノイズによりジャイロ構造物に振動が伝わり測定したい角速度以外の信号が問題になるほど大きくなることが判り、実際の用途でこうした振動や音響ノイズによる異常信号の発生は製品としての機能に致命的な悪影響を及ぼす。
本発明は前記問題点を解決すべく案出されたもので、本発明の目的は、感知モードの共振方向と加振モードの共振方向とが同平面を成す水平型モードで具現することにより、工程上で決まる垂直方向の厚さ変化に鈍く感知特性の向上される水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープを提供することにある。
本発明の他の目的は、外部振動や音響ノイズによる影響を最小化できる水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープを提供することにある。
上述の如く本発明によれば、加振及び感知方向が全て水平方向となる為、加振モードと感知モードの周波数を決定する弾性体と質量の動力学的特性が一度の工程により定まり工程において線幅の変化が同じ方向にあらわれるので、工程の変化に鈍く特性変化を起こす。工程で線幅が縮減したり拡大する結果において加振モードと感知モードが同一にあらわれて動力学的特性である弾性体の剛性、質量の大きさが同じく減少あるいは増加する。この際、共振周波数は構造物の厚さの関数ではないので構造物の厚さ変化に対する特性変化は実際の工程においてもほぼ無くなる。さらに、加振及び感知モードに音叉モードを用いるので外部振動や音響ノイズの影響を最小化でき、相互対向する2つの質量の運動を音叉モードに用いるので外部振動に対して鈍くなり外部振動による変位が生じても電気的に感知電極で相殺する効果を奏する。
そればかりでなく、本発明に提示する内部弾性体の構造を2つの質量体の連動を保障すべくπ形状に具現して安定的な音叉モードで質量を運動させ、こうしてπ形状の弾性体形状から得られる利点として内部質量を連動させ安定的な音叉モードで質量を運動させ動力学的にノダルポイント(Nodal Point)(振動モードにおいて動かない点)を支持する構造を有することから外部振動に対して音叉モードは理論的に全く影響を受けない。
前記本発明の目的を成し遂げるための技術的な手段として、本発明の第1特徴は、実質的に垂直なX軸及びY軸による水平方向の平面構造を成す基板;前記基板に固定される複数の固定パッドを含む固定部;前記固定部の各固定パッドに一端が連結された複数の外部弾性体を含む外部弾性部材;実質的に四角形状から成り、前記外部弾性部材の複数の外部弾性体の各他端に連結されて前記基板から一定間隔浮いており、その外側に形成された櫛歯構造の振動電極フィンガーを有する加振電極を含む外部フレーム部;前記外部フレーム部の櫛歯構造の振動電極フィンガーから設定間隔ほど離隔しながら相互噛み合う櫛歯構造に形成された複数の感知電極を含む感知電極部;前記外部フレームの内側に連結された複数の内部弾性体を含む内部弾性部材;前記内部弾性部材の複数の内部弾性体に連結され櫛歯構造の加振コームを各々有する一対の第1、第2内部質量体を含む内部質量部;及び、前記内部質量部の各内部質量体の加振コームの各々に設定間隔ほど離隔し噛み合う櫛歯構造のコーム加振器を有する第1、第2加振電極を含む加振電極部を具備することを特徴とする水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープを提供することにある。
さらに、本発明の第2特徴は、実質的に垂直なX軸及びY軸による水平方向の平面構造を成す基板;前記基板に固定される複数の固定パッドを含む固定部;前記固定部の各固定パッドに一端が連結された複数の外部弾性体を含む外部弾性部材;実質的に円形状から成り、前記外部弾性部材の複数の外部弾性体の各他端に連結されて前記基板から一定間隔浮いており、その外側に形成された櫛歯構造の加振電極フィンガーを有する加振電極を含む外部フレーム部;前記外部フレーム部の櫛歯構造の加振電極フィンガーから設定間隔ほど離隔しながら相互噛み合う櫛歯構造に形成された加振電極フィンガーを有する加振電極部;前記外部フレームの内側に連結された複数の内部弾性体を含む内部弾性部材;前記内部弾性部材の複数の内部弾性体に連結され、櫛歯構造の振動電極フィンガーを各々有する一対の第1、第2内部質量体を含む内部質量部;及び、前記内部質量部の各内部質量体の振動電極フィンガーに設定間隔ほど離隔しながら噛み合う櫛歯構造の感知電極フィンガーを含む第1、第2感知電極を含む感知電極部を具備することを特徴とする水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープを提供することにある。
以下、本発明の各実施例による水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープについて添付図面を基に詳しく説明する。本発明では一対の質量体が水平面上で相互に反対方向に振動する音叉モードを用いるが、こうした音叉モードの利点は質量体が相互に向き合って運動する為、外部振動の影響に鈍いことといえる。そして、感知モードに用いる2次共振モードも回転運動をするので線形的な外部振動による影響を最小化でき、また音叉モードを用いるためには内部の2個の質量体がより正確に連動(Coupling)運動しなければならない。こうしたジャイロの構成について幾つかの実施例を基に下記に説明する。
本発明の外部フレーム部と一対の内部質量体は、外部弾性部材及び内部弾性部材に弾性支持されて運動が許されており、前記質量体の大きさと各弾性体の剛性を調整して質量体の運動に対する振動モードと共振周波数を決定することができる。とりわけ、外部フレーム部に連結されながら一対の内部質量体を連結する内部弾性部材の形状は本発明の重要な事項で、一対の内部質量体が音叉モードで共振できるよう両質量体に連動された形となる。下記に説明する外部及び内部弾性部材の形状は、変位の大きい振動方向には折られた形状(Folded)の弾性体構造を成し、それほど大きくない振動方向には直線の弾性体構造を成し、こうした構造の結合から弾性部材が形成される。
図1は本発明の第1実施例による水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープの平面図である。図1によると、本発明の水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープは、実質的に垂直なX軸及びY軸による水平方向の平面構造を有する基板(105)と、前記基板に固定される複数の固定パッド(111〜114)を含む固定部(110)と、前記固定部(110)の各固定パッド(111〜114)に一端が連結された複数の外部弾性体(121〜124)を含む外部弾性部材(120)と、実質的に四角形状から成り、前記外部弾性部材(120)の複数の外部弾性体(121〜124)の各他端に連結されて前記基板(105)から一定間隔浮いており、その外側に形成された櫛歯構造の振動電極フィンガー(135)を有す外部フレーム部(130)と、前記外部フレーム部(130)の櫛歯構造の振動電極フィンガー(135)に設定間隔ほど離隔しながら相互噛み合う櫛歯構造に形成された複数の感知電極(141〜144)を含む感知電極部(140)と、前記外部フレーム(130)の内側に連結された複数の内部弾性体(151〜156)を含む内部弾性部材(150)と、前記内部弾性部材(150)の複数の内部弾性体(151〜156)の各他端に連結され、櫛歯構造の加振コームを各々有する一対の第1、第2内部質量体(161、162)を含む内部質量部(160)と、前記内部質量部(160)の各内部質量体(161、162)の加振コームの各々に設定間隔ほど離隔しながら噛み合う櫛歯構造のコーム加振器を有する第1、第2加振電極(171、172)を含む加振電極部(170)を具備する。
前記外部弾性部材(120)は前記外部フレーム部(130)の各辺外側中央に各々連結される第1〜第4外部弾性体(121〜124)を含み、前記各弾性体は実質的に同一構造から成る。
前記外部フレーム部(130)は相互に離隔したX軸方向の2個の辺(131、132)と相互離隔したY軸方向の2個の辺(133、134)とを含む実質的な四角形状から成り、前記外部フレーム部(130)の振動電極フィンガーは前記X軸方向の2個の各辺(131、132)の外側一部でY軸方向に配列された櫛歯構造に形成される。
前記内部弾性部材(150)の複数の内部弾性体は前記外部フレーム部(130)の辺中Y軸方向の2辺(133、134)各々の両端部から内側に延長される第1〜4内部弾性体(151〜154)と、前記外部フレーム部(130)の辺中Y軸方向の2辺(133、134)各々の中央から内側に延長される第5、第6内部弾性体(155、156)を含む。そして、図中のフィードバック電極部(180)は前記内部質量部(160)の一対の内部質量体(161、162)の間に形成される。
図2(A)、図2(B)は図13の内部弾性部材の拡大図である。図1及び図2(A)によると、前記第1〜第4内部弾性体(151〜154)各々は相互対応する実質的に同じ構造から成り、前記第1〜第4内部弾性体(151〜154)中第1内部弾性体(151)は前記外部フレーム部(130)のY軸方向の2辺(133、134)内側にX軸方向に連結される外側連結部(151A)と、前記内部質量部(160)の外側に連結されY軸方向に連結される内側連結部(151B)と、前記内側連結部(151B)の端部からX軸方向に延長される延長部(151C)と、前記外側連結部(151A)と延長部(151C)とを連結するための折り曲げ形状の連結部(151D)とを含む。
さらに、前記第2〜第4内部弾性体(152〜154)も前記第1内部弾性体(151)のような外側連結部、内側連結部、延長部及び折り曲げ形状の連結部を各々含み、その基本的構造は内部質量部(160)を均衡的に弾性支持すべく前記第1内部弾性体(151)と実質的に同じであるが、但し設置位置に応じて設置方向及び連結位置が異なる。このように内部弾性部材に含まれる外側連結部は延長部の長さより長く、また前記延長部は内側連結部の長さより長く形成される。そして、前記外側連結部と延長部はX軸方向に相互平行するよう形成されることが好ましい。
こうした前記第1〜第4内部弾性部材(151〜154)の構造は、X軸方向には振動が抑制される一方、Y軸方向では相対的に大きい振動が発生するよう形成したものである。
図1及び図2(B)によると、前記第5、第6内部弾性体(155、156)各々は相互に対応する実質的に同じ構造から成り、前記第5、第6内部弾性体(155、156)中第5内部弾性体(155)は前記外部フレーム部(130)の辺中Y軸方向の2辺(133、134)各々の中央内側に形成されたボディ部(body portion)(155A)と、前記ボディ部(155A)に各々一端が連結され、前記一対の内部質量体(161、162)各々にその他端が各々連結される一対のアーム部(155B、155C)(arm portion)とを含む。また、前記ボディ部(155A)は「コ」の字形状から成り、その両端部が前記外部フレーム(130)の内側に連結される。
前記一対のアーム部(155B、155C)の各アーム部はX軸を中心に相互対称構造から成り、この一対のアーム部(155B、155C)中いずれか(155B)は前記ボディ部(155A)に連結されX軸方向への長さを有す外側連結部(155B−1)と、前記内部質量部(160)の外側に連結されてX軸方向の長さを有する内側連結部(155B−2)と、前記内側連結部(155B−2)と前記外側連結部(155B−1)とを連結するための折り曲げ形状の連結部(155B−3)とを含む。前記外側連結部(155B−1)は内側連結部(155B−2)の長さより長く形成される。また、前記第5、第6内部弾性体(155、156)の一対のアーム部は連結された一対の内部質量体(161、162)が相互に連動され音叉モードで動作するよう同一の幅構造から成ることが好ましい。そして、前記第5、第6内部弾性体(155、156)各々はそのボディ部と一対のアーム部によりπ形状とされることが好ましい。
これによる前記第5、第6内部弾性部材(155、156)の構造はX軸方向には振動が抑制され、逆にY軸方向には相対的に大きい振動が発生されるよう形成されることが分かり、従って、前述した本発明の内部弾性部材(151〜156)の構造はY軸方向に大きい振動を許して水平方向中Y軸方向に一対の内部質量体が音叉モードで加振されることができる。
図3(A)、(B)は図1の内部質量部(160)及び加振電極部(170)の拡大図である。図1及び図3(A)、(B)によると、前記内部質量部(160)は一対の第1、第2内部質量体(161、162)を含むが、この一対の第1、第2内部質量体(161、162)はより正確な加振及び感知のために相互対称となる実質的に同じ構造で形成することが好ましい。
図1及び図3(A)によると、前記第1内部質量体(161)は前記内部弾性部材(150)の第5及び第6内部弾性体(155、156)各々の一アーム部に各一端が連結され、前記第1及び第2内部弾性体(151、152)に各他端が連結され、相互離隔したY軸方向の2個の質量体フレーム(161A、161B)と、前記2個の質量体フレーム(161A、161B)の間からX軸方向に延長されるフレーム加振梁(161C、161D)と、前記フレーム加振梁(161C、161D)に沿ってX軸方向に反復配列された櫛歯構造の加振コーム(DC1、DC2)と、前記2個の質量体フレーム(161A、161B)をX軸方向に相互連結し、前記フレーム加振梁(161C、161D)と一定間隔ほど離隔するよう設置されるフレーム感知梁(161E)と、前記フレーム感知梁(161E)にX軸方向に反復配列されたフィードバックコーム(FC1)とを含む。ここで、前記フレーム加振梁(161C、161D)中いずれか(161C)は前記2個の質量体フレーム(161A、161B)をX軸方向に連結する構造とすることができる。
さらに、図1及び図3(A)によると、前記加振電極部(170)の第1加振電極(171)は前記基板に固定され、前記第1質量体(161)の両側の質量体フレーム(161A、161B)の間に設置される加振電極パッド(171A)と、前記加振電極パッド(171A)から前記フレーム加振梁(161C、161D)と一定間隔ほど離隔しながらX軸方向に一定の長さで延長される加振電極梁(171B、171C)と、前記加振電極梁(171B、171C)の長さ方向に沿って反復配列される櫛歯構造のコーム加振器(CD1、CD2)とを含む。
図1及び図3(B)によると、前記第2内部質量体(162)は前記内部弾性部材(150)の第5及び第6内部弾性体(155、156)各々の他アーム部に各一端が連結され、前記第3及び第4内部弾性体に各他端が連結され、相互離隔したY軸方向の2個の質量体フレーム(162A、162B)と、前記2個の質量体フレーム(162A、162B)の間からX軸方向に延長されるフレーム加振梁(162C、162D)と、前記フレーム加振梁(162C、162D)にX軸方向に反復配列された加振コーム(DC3、DC4)と、前記2個の質量体フレーム(162A、162B)をX軸方向に相互連結し、前記フレーム加振梁(162C、162D)と一定間隔ほど離隔するよう設置されるフレーム感知梁(162E)と、前記フレーム感知梁(162E)にX軸方向に反復配列されたフィードバックコーム(FC2)とを含む。ここで、前記フレーム加振梁(162C、162D)中いずれか(162C)は前記2個の質量体フレーム(162A、162B)をX軸方向に連結する構造とすることができる。
さらに、図1及び図3(B)によると、前記加振電極部(170)の第2加振電極(172)は前記基板に固定され、前記第2質量体(162)の両側の質量体フレーム(162A、162B)の間に設置される加振電極パッド(172A)と、前記加振電極パッド(172A)から前記フレーム加振梁(162C、162D)と一定間隔ほど離隔しながらX軸方向に一定の長さで延長される加振電極梁(172B、172C)と、前記加振電極梁(172B、172C)の長手方向に沿って反復配列される櫛歯構造のコーム加振器(CD3、CD4)とを含む。
前述した本発明のマイクロジャイロスコープの加振電極部(170)に加振回路部により共振周波数を有する加振信号が供給されると、前記加振電極部(170)と内部質量部(160)との間に静電力が発生し、該静電力により前記第1内部質量体(161)がY軸方向に前記加振信号の共振周波数に同期しながら加振され、また前記静電力により前記第2内部質量体(162)がY軸方向に共振周波数で加振され、この際、かかる第1内部質量体(161)の共振に連動し、一対の第1、第2内部質量体(161、162)がY軸方向に対向しながら「寄ったり遠ざかったり」する往復運動をする水平音叉モードで加振される。この場合、本発明の内部弾性部材(151〜156)の構造により前記第1、第2内部質量体(161、162)はより正確に連動する。
図4は図1の感知電極部の拡大図である。図1及び図4によると、前記感知電極部(140)の第1〜第4感知電極(141〜144)の各々はY軸及びX軸中心に各々対称となる実質的に同じ構造から成り、前記複数の感知電極(141〜144)中第1感知電極(141)は前記基板に固定された感知電極パッド(141A)と、前記感知パッド(141A)からX軸方向に延長される感知電極梁(141B)と、前記感知梁(141B)にX軸方向に配列され、前記外部フレーム部(130)の櫛歯構造の振動電極フィンガー(135)に設定間隔ほど離隔しながら相互に噛み合う櫛歯構造に形成された複数の感知電極フィンガー(141C)とを含み、前記感知電極フィンガー(141C)と前記外部フレーム部(130)の振動電極フィンガー(135)との離隔距離によるキャパシタンスを感知する。
前記のように、前記一対の第1、第2質量体(161、162)が水平方向のY軸方向に音叉モードで加振される間、本発明のマイクロジャイロスコープにX軸及びY軸に垂直な回転軸を有する角速度が発生すると、前記一対の内部質量体(161、162)はX軸方向において相互逆方向のコリオリ力を受けて振動し始め、かかる振動体(161、162)の振動は内部弾性部材(150)により外部フレーム部(130)に伝わり前記外部フレーム部(130)が前記内部質量体(161、162)と連動して振動するようになる。
こうした外部フレーム部(130)の振動により、前記外部フレーム部(130)の振動電極フィンガー(135)と前記感知電極部(140)の感知電極フィンガー(141C)との間隔が変化することになり、その変化した間隔に該当するキャパシタンスを検出して外力の大きさまたは自体の揺れなどが感知できるようになる。
一方、図5は図1のフィードバック電極部の拡大図である。図5によると、前記マイクロジャイロスコープは前記内部質量部(160)の加振周波数を検出し正確な固有周波数での振動を制御すべくフィードバック電極部(180)を含むことができ、該フィードバック電極部(180)は前記一対の内部質量体(161、162)の間に設けられ、前記内部質量体(161、162)のフィードバックコーム(feedback combs)(FC1、FC2)との離隔距離によるキャパシタンスを感知する。
前記フィードバック電極部(180)は、前記基板に固定されるフィードバック電極パッド(181)と、前記フィードバック電極パッド(181)のY軸上の両端部からX軸方向に延長されたフィードバック電極梁(182、183)と、前記フィードバック電極梁(182、183)にX軸方向に連続配列され、前記一対の内部質量体(161、162)のフィードバックコーム(FC1、FC2)各々に設定間隔ほど離隔しながら噛み合う櫛歯構造のコーム感知器(CS1、CS2)(comb sensor)とを含む。こうしたフィードバック電極部(180)は前記コーム感知器(CS1、CS2)とフィードバックコーム(FC1、FC2)との離隔間隔の変化に該当するキャパシタンスを感知して前記内部質量部(160)の加振動作を検出することができる。
図6は図1のA−A’線断面図である。図1及び図6によると、前記本発明の構成において、前記固定部(110)の4個の固定パッド(111〜114)、4個の感知電極部(140)のパッド、加振電極部(170)の加電電極(171、172)及びフィードバック電極部(180)のフィードバック電極パッド(181)は各々ウェーハ基板(105)の表面に固着されてマイクロジャイロスコープの構造物を支持し、残りの構成要素は自在に運動できるよう基板から一定間隔ほど離隔していることが分かる。
図7(A)はマイクロジャイロスコープの動力学的モデリング図である。図7(B)及び(C)は1次及び2次共振モードでのマイクロジャイロスコープ状態図である。図7(A)ないし(C)によると、こうした本発明の第1実施例によるマイクロジャイロスコープにおいて、加振側は内部質量体を運動させるべくコーム加振器(Comb Drive)が反復設置され、自励発振(Self Oscillation)のための加振側感知電極が同じくコーム形状で配列される。自励発振が印加された状態となると上下質量に印加される電圧は同じ信号で1次モードに該当する共振周波数の信号が印加される。質量体の運動は加振側感知電極の静電容量(Capacitance)の変化を引き起こさせ該変化は回路的に感知され一定の条件で加振電極にフィードバック(Feed back)されるが、この際、本発明のマイクロジャイロスコープを図7(A)のように動力学的モデリングすると、図7(B)のようにY軸方向に水平往復運動する1次共振モードの自励発振が発生する。
さらに、発振する質量体に外部角速度が印加されるとジャイロ構造物は共振周波数に応じて時計方向または反時計方向の回転運動が誘導されるが、これは本発明の内部質量部(160)の2個の第1、第2内部質量体(161、162)がX軸方向に相互交差する振動をし、該振動は外部弾性部材(120)により抑制され、該抑制された振動力により前記外部フレーム部材(130)が時計方向または反時計方向に動くようになる。一例として図7(C)には時計方向の回転運動状態が示してある。
こうして前記外部フレーム部(130)の振動電極フィンガー(135)と感知電極(感知+、感知−)との間に間隔変化による静電容量の変化が誘発される。この運動は角速度に比例して共振周波数に変調(Modulation)された信号としてあらわれるので、自励発振の信号を利用して検波(Demodulation)すれば角速度が感知できる。電気的に接地を成す基板の接地面は前記固定部と電気的に連結され、こうした固定部は機構的にはジャイロ構造物を弾性体を介して支持する役目を果たす。
前述のような本発明の第1実施例において、質量体の加振方向及び感知方向すべてが水平方向となるので、本発明の外部及び内部弾性体構造は水平面上で同一幅に具現するだけでも正確に連動する音叉動作が保障され、こうした同一幅は同一製造工程から容易に達成することができる。こうした内容は下記に説明する本発明の第2実施例にも適用される。
図8は本発明の第2実施例による水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープの平面図である。図8によると、本発明の水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープは、実質的に相互垂直なX軸及びY軸による水平方向の平面構造を有する基板(205)と、前記基板に固定される複数の固定パッド(211〜213)を含む固定部(210)と、前記固定部(210)の各固定パッド(211〜213)各々に一端が連結された複数の外部弾性体(221〜223)を含む外部弾性部材(220)と、実質的に円形状で、前記外部弾性部材(220)の複数の外部弾性体(221〜223)の各他端に連結され前記基板(205)から一定間隔浮いており、その外側に形成された櫛歯構造の加振電極フィンガー(232)を有する加振電極を含む外部フレーム部(230)と、前記外部フレーム部(230)の櫛歯構造の加振電極フィンガー(232)に設定間隔ほど離隔しながら相互に噛み合う櫛歯構造に形成された加振電極フィンガー(241C)を有する加振電極部(240)と、前記外部フレーム(230)の内側に一端が連結された複数の内部弾性体(251〜254)を含む内部弾性部材(250)と、前記内部弾性部材(250)の複数の内部弾性体(251〜254)の各他端に連結され、櫛歯構造の振動電極フィンガー(261C、262C)を各々有する一対の第1、第2内部質量体(261、262)を含む内部質量部(260)と、前記内部質量部(260)の各内部質量体(261、262)の振動電極フィンガー(261C、262C)に設定間隔ほど離隔しながら噛み合う櫛歯構造の感知電極フィンガー(271C、272C)を含む第1、第2感知電極(271、272)を有する感知電極部(270)とを具備する。
前記外部弾性部材(220)は前記外部フレーム部(230)を均衡的に弾性支持すべく前記固定部(210)の複数の固定パッド(211〜213)各々に連結された第1〜第3外部弾性体(221〜223)を含み、前記各弾性体は実質的に同じ構造からなる。
前記外部フレーム部(230)は加振電極を含むが、該加振電極は、その外側の設定位置にフレームに実質的に垂直な方向で一定の長さで形成された複数の加振電極梁(231)と、前記複数の電極梁(231)各々の長さ方向に沿って配列された櫛歯構造の加振電極フィンガー(232)とを含む。
図9(A)、(B)は図8の加振電極部の拡大図である。図8及び図9(A)によると、前記加振電極部(240)は複数の加振電極(241、242)を含むが、これら加振電極中第1加振電極(241)は、前記基板(205)に固定された加振電極パッド(241A)と、前記加振電極パッド(241A)から前記外部フレーム部(230)の加振電極梁(231A)と一定間隔ほど離隔しながら延長されて一定の長さを有する加振電極梁(241B)と、前記加振電極梁(241B)に配列され、前記外部フレーム部(230)の櫛歯構造の加振電極フィンガー(232A)(driven electrode fingers)に設定間隔ほど離隔しながら相互噛み合う櫛歯構造に形成された加振電極フィンガー(241C)とを含む。
次いで、図8及び図9(B)によると、前記加振電極部(240)は複数の加振電極(241、242)を含むが、これら加振電極中第2加振電極(242)は、前記基板(205)に固定された加振電極パッド(242A)と、前記加振電極パッド(242A)から前記外部フレーム部(230)の加振電極梁(231B)と一定間隔ほど離隔しながら延長され、一定の長さの加振電極梁(242B)と、前記加振電極梁(242B)に配列され、前記外部フレーム部(230)の櫛歯構造の加振電極フィンガー(232B)(driven electrode fingers)と設定間隔ほど離隔しながら相互に噛み合う櫛歯構造に形成された加振電極フィンガー(242C)とを含む。
前述した本発明のマイクロジャイロスコープの加振電極部(240)に加振回路部から共振周波数を有する加振信号が供給されると、前記加振電極部(240)と外部フレーム部(230)の加振電極との間に静電力が発生し、該静電力により前記外部フレーム部(230)が円周方向に前記加振信号の共振周波数に同期しながら加振され、該外部フレーム部(230)の加振力は内部弾性部材(250)を通して内部質量部(260)に伝わるので、該内部質量部(260)も前記外部フレーム部(230)の共振に連動し、一対の内部質量体(261、262)が加振される。この場合、本発明の内部弾性部材(251〜254)の構造により、前記一対の第1、第2内部質量体(261、262)はより正確に連動する。
さらに、図8及び図9によると、前記内部弾性部材(250)の複数の内部弾性体は前記外部フレーム部(230)の内側面中Y軸上で相互対向する内側面各々から内側に延長される第1、第2内部弾性体(251、252)と、前記外部フレーム部(230)の内側面中X軸上で相互対向する内側面各々から内側に延長される第3、第4内部弾性体(253、254)とを含む。
図10(A)、(B)は図8の内部弾性部材の拡大図である。図8及び図10(A)によると、前記第1、第2内部弾性体(251、252)各々は相互対称的で実質的に同じ構造から成り、これら第1、第2内部弾性体(251、252)中第1内部弾性体(251)は前記外部フレーム部(230)の内側にY軸方向に連結された外側連結部(251A)と、前記内部質量部(260)の外側にY軸方向に連結された内側連結部(251B)と、X軸方向に一定の長さを有し、前記外側連結部(251A)と内側連結部(251B)とを連結する相互連結部(251C)とを含む。前記相互連結部(251C)は前記外側及び内側連結部(251A、251B)の長さより長く形成される。こうした第1、第2内部弾性体(251、252)の構造は外部フレーム部(230)の動きが内部質量部(260)に伝達される構造で、一方、前記内部質量部(260)がY軸方向に振動されるよう形成されたものであることがわかる。
図8及び図10(B)によると、前記第3、第4内部弾性体(253、254)各々は相互対称的で実質的に同じ構造からなり、これら第3、第4内部弾性体(253、254)中第3内部弾性体(253)は前記外部フレーム部(230)の内側面中X軸上で相互対向する内側面に各々形成されたボディ部(253A)と、前記各ボディ部(253A)からX軸方向に一定の長さで各々延長され前記一対の内部質量体(261、262)各々に連結される一対のアーム部(253B、253C)とで成る。前記第3、第4内部弾性体(253、254)の一対のアーム部は同一の幅構造からなり、前記第3、第4内部弾性体(253、254)各々はそのボディ部と一対のアーム部によりπ形状となることが好ましい。これによる前記第3、第4内部弾性体(253、254)の構造は、X軸方向には振動が抑制され、Y軸方向には比較的大きい振動が発生するよう形成されていることが分かり、こうした本発明の内部弾性部材(250)の構造はY軸方向に大きい振動を許容し水平方向中Y軸方向に一対の内部質量体(261、262)が感知モードから音叉モードで共振するようにできる。
さらに、図8及び図10によると、前記一対の第1、第2内部質量体(261、262)は前記外部フレーム部(230)の内側に、Y軸上に一定間隔ほど相互離隔しながら配列され、X軸を中心に相互対称な構造の半円形状から成り、且つ実質的に相互同じ構造となることが好ましい。
図11(A)、(B)は図8の内部質量部及び感知電極部の拡大図である。図8及び図11(A)によると、前記第1内部質量体(261)はY軸上の一側に設置され内部空間を含み、前記外部フレーム部(230)の内側面と一定間隔ほど離隔しながら並んだ方向に形成された半円フレーム(261A−1)と、前記第2内部質量体(262)と一定間隔ほど離隔しながらX軸方向に形成された線形フレーム(261A−2)を含む質量体フレーム(261A)を含み、また前記質量体フレーム(261A)に形成され内部空間に一定の長さを有する質量体梁(261B)と、前記質量体梁(261B)の長さ方向に沿って配列され、前記質量体フレーム(261A)の半円フレーム(261A−1)に並んだ方向に一定の長さを有す櫛歯構造の質量体フィンガー(261C)とを含む。
図8及び図11(B)によると、前記第2内部質量体(262)はY軸上の他側に設置され内部空間を含み、前記外部フレーム部(230)の内側面と一定間隔ほど離隔しながら並んだ方向に形成される半円フレーム(262A−1)及び前記第1内部質量体(261)の線形フレーム(261A−2)と一定間隔ほど離隔しながらX軸方向に形成された線形フレーム(262A−2)を含む質量体フレーム(262A)を含み、また、前記質量体フレーム(262A)に形成され内部空間に一定の長さを有する質量体梁(262B)と、前記質量体梁(262B)の長さ方向に沿って配列され、前記質量体フレーム(262A)の半円フレーム(262A−1)に並んだ方向に一定の長さを有する櫛歯構造の質量体フィンガー(262C)とを含む。
また、図8及び図11(A)によると、前記感知電極部(270)の第1感知電極(271)は、前記第1内部質量体(261)の内部空間に各々配置され、前記基板に固定される感知電極パッド(271A)と、前記感知電極パッド(271A)から前記第1質量体(261)の質量体梁(261B)の間に延長される感知電極梁(271B)と、前記感知電極梁(271B)から前記第1質量体(261)の質量体フィンガー(261C)の間に延長される感知電極フィンガー(271C)とを含む。
また、図8及び図11(B)によると、前記感知電極部(270)の第2感知電極(272)は前記第2内部質量体(262)の内部空間に各々配置され、前記基板に固定される感知電極パッド(272A)と、前記感知電極パッド(272A)から前記第2質量体(262)の質量体梁(262B)の間に延長される感知電極梁(272B)と、前記感知電極梁(272B)から前記第2質量体(262)の質量体フィンガー(262C)の間に延長される感知電極フィンガー(272C)とを含む。
前記のように、前記一対の第1、第2質量体(261、262)が水平方向中円周方向に加振される間、本発明のマイクロジャイロスコープにX軸及びY軸に垂直な回転軸を有する角速度が発生すると、前記一対の内部質量体(261、262)はY軸方向中相互逆方向のコリオリ力を受け音叉モードで振動し始め、こうした振動体の振動は感知電極部(270)により感知されるが、この際、前記音叉で振動する質量体のフィンガーと前記感知電極部の感知電極フィンガーとの間隔が変化し、この変化する間隔に該当するキャパシタンスを検出して外力の大きさまたは自体の揺れなどを感知することができる。
図12は図8のフィードバック感知電極部の拡大図である。図8及び図12によると、前記外部フレーム部(230)はその外側に形成された櫛歯構造のフィードバック電極(driven electrodes)を含むが、前記フィードバック電極は前記外部フレーム部(230)の外側の設定位置にフレームに実質的に垂直な方向に一定の長さで形成されたフィードバック電極梁(233)と、前記フィードバック電極梁(233)の長手方向に沿って配列された櫛歯構造のフィードバック電極フィンガー(234)とを含む。
前記マイクロジャイロスコープは前記外部フレーム部(230)のフィードバック電極フィンガー(234)との離隔距離によりキャパシタンスを感知するフィードバック電極部(280)をさらに含むことができ、前記フィードバック電極部(280)は前記基板(205)に固定されたフィードバック電極パッド(281)と、前記フィードバック電極パッド(281)から前記外部フレーム部(230)のフィードバック電極梁(233)と一定間隔ほど離隔しながら延長され一定の長さを有すフィードバック電極梁(282)と、前記フィードバック電極梁(282)に配列され、前記外部フレーム部(230)の櫛歯構造のフィードバック電極フィンガー(234)から設定間隔ほど離隔しながら相互に噛み合う櫛歯構造に形成されたフィードバック電極フィンガー(283)とを含む。
こうした本発明の第2実施例によるマイクロジャイロスコープにおいて、振動モード中2次モードの共振周波数を下向き調整して、即ち1次と2次のモードを替え加振モードに用いる例で、結果的に回転方向のモードを相対的に変位の大きい加振モードに用いるので円周方向にコームを配列して回転方向に加振し加振側感知も円周方向に配列して自励発振(Self Oscillation)を誘導する。内部質量と外部フレームは前述した本発明の第1実施例のようにπ形状の弾性体で連結されるが、但し本発明の第2実施例の場合、感知側の変位が相対的に大きくないので折られた(Folded)部分を略した形状となる。内部質量が上下方向に向き合うモードで運動し、前述した本発明の第1実施例のように感知電極に角速度に比例し発振周波数に変調された静電容量の変化が誘発され、これを検波して角速度を測定する。感知モードが対称方向に運動するので外部の振動による影響を相殺する基本的な構造を成す。
以上の説明は本発明の具体的な実施例に係る説明に過ぎず、本発明はこうした具体的な実施例に限られず、また本発明の具体的な実施例からその構成の多様なる変更及び改造が可能であることは本発明の属す技術分野において通常の知識を有する者であれば容易に想到できることである。
本発明の第1実施例による水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープの平面図である。 (A)、(B)は図1における内部弾性部材の拡大図である。 (A)、(B)は図1における内部質量部及び加振電極部の拡大図である。 図1における感知電極部の拡大図である。 図1におけるフィードバック電極部の拡大図である。 図1におけるA−A’線断面図である。 (A)はマイクロジャイロスコープの動力学的モデリング図、(B)及び(C)は1次、2次共振モードの際のマイクロジャイロスコープの状態図である。 本発明の第2実施例による水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープの平面図である。 (A)、(B)は図8における加振電極部の拡大図である。 (A)、(B)は図8における内部弾性部材の拡大図である。 (A)、(B)は図8における内部質量部及び感知電極部の拡大図である。 図8におけるフィードバック感知電極部の拡大図である。 従来の水平型マイクロジャイロスコープの平面図である。 従来の音叉型マイクロジャイロスコープの平面図である。
符号の説明
105 基板(substrate)
110 固定部(anchors)
120 外部弾性部材
121〜124 第1〜第4外部弾性体
130 外部フレーム部(outer frame)
140 感知電極部
141〜144 第1〜第4感知電極
150 内部弾性部材(inter spring elements)
151〜156 第1〜第6内部弾性体
160 内部質量部(inter weighted elements)
161、162 第1、第2内部質量体
170 加振電極部
171、172 加振電極
180 フィードバック電極部
205 基板(substrate)
210 固定部(anchors)
220 外部弾性部材(outer spring elements)
221−223 外部弾性体
230 外部フレーム部(outer frame)
240 加振電極部
241、242 第1、第2加振電極
250 内部弾性部材(inter spring elements)
251〜254 第1〜第4内部弾性体
260 内部質量部(inter weighted elements)
261、262 第1、第2内部質量体
270 感知電極部
271、272 感知電極

Claims (38)

  1. 実質的に垂直なX軸及びY軸による水平方向の平面構造を有する基板(105)と、
    前記基板に固定される複数の固定パッドを含む固定部(110)と、
    前記固定部の各固定パッドの各々に一端が連結された複数の外部弾性体を含む外部弾性部材(120)と、
    実質的に四角形状から成り、前記外部弾性部材の複数の外部弾性体の各他端に連結されて前記基板から一定間隔浮いており、当該基板の外側に形成された櫛歯構造の振動電極フィンガーを有する外部フレーム部(130)と、
    前記外部フレーム部の櫛歯構造の振動電極フィンガーに設定間隔ほど離隔しながら相互に噛み合う櫛歯構造に形成された複数の感知電極を含む感知電極部(140)と、
    前記外部フレームの内側に連結された複数の内部弾性体を含む内部弾性部材(150)と、
    前記内部弾性部材の複数の内部弾性体に連結され、櫛歯構造の加振コームを各々有する一対の第1、第2内部質量体を含む内部質量部(160)と、
    前記内部質量部の各内部質量体の加振コームの各々に設定間隔ほど離隔しながら噛み合う櫛歯構造のコーム加振器を有する第1、第2加振電極を含む加振電極部(170)と、
    を具備することを特徴とする水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープ。
  2. 前記外部弾性部材(120)は前記外部フレーム部(130)の各辺の外側中央に各々連結される第1〜第4外部弾性体(121〜124)を含み、前記各弾性体は実質的に同一構造から成ることを特徴とする請求項1に記載の水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープ。
  3. 前記外部フレーム部(130)は相互離隔したX軸方向の2辺と、相互離隔したY軸方向の2辺を含む四角形状から成り、前記外部フレーム部(130)の振動電極フィンガーは前記X軸方向の2辺の各外側一部にY軸方向に配列された櫛歯構造であることを特徴とする請求項1に記載の水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープ。
  4. 前記感知電極部(140)は、
    前記基板に固定された感知電極パッドと、
    前記感知パッドからX軸方向に延長される感知電極梁と、
    前記感知電極梁にX軸方向に配列され、前記外部フレーム部の櫛歯構造の振動電極に設定間隔ほど離隔しながら相互に噛み合う櫛歯構造に形成された複数の感知電極フィンガー(sense electrode fingers)を含み、
    前記感知電極フィンガーと前記外部フレームの振動電極との離隔距離によるキャパシタンスを感知することを特徴とする請求項1に記載の水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープ。
  5. 前記内部弾性部材(150)の複数の内部弾性体は、
    前記外部フレーム部(130)の辺中Y軸方向の2辺各々の両端部から内側に延長される第1〜第4内部弾性体(151〜154)と、
    前記外部フレーム部(130)の辺中Y軸方向の2辺各々の中央から内側に延長される第5、第6内部弾性体(155、156)と、
    を具備することを特徴とする請求項1に記載の水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープ。
  6. 前記第1〜第4内部弾性体(151〜154)の各々は、
    前記外部フレーム部(130)のY軸方向の2辺内側にX軸方向に連結される外側連結部と、
    前記内部質量部(160)の外側に連結されてY軸方向に連結される内側連結部と、
    前記内側連結部の端部からX軸方向に延長される延長部と、
    前記外側連結部と延長部とを連結するための折り曲げ形状の連結部と、
    を具備することを特徴とする請求項5に記載の水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープ。
  7. 前記外側連結部は延長部の長さより長く、前記延長部は内側連結部の長さより長いことを特徴とする請求項6に記載の水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープ。
  8. 前記第5、第6内部弾性体(155、156)は各々、前記外部フレーム部(130)の辺中Y軸方向の2辺各々の中央内側に形成されたボディ部と、
    前記ボディ部に各々一端が連結され、前記一対の内部質量体中相異する内部質量体に他端が各々連結される一対のアーム部と、
    を具備することを特徴とする請求項5に記載の水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープ。
  9. 前記各アーム部は、
    前記ボディ部に連結されX軸方向の長さを有する外側連結部と、
    前記内部質量部(160)の外側に連結されX軸方向の長さを有する内側連結部と、
    前記内側連結部の端部に連結されるX軸方向の長さを有する延長部と、
    前記外側連結部と延長部とを連結するための折り曲げ形状の連結部と、
    を具備することを特徴とする請求項8に記載の水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープ。
  10. 前記外側連結部は延長部の長さより長く、前記延長部は内側連結部の長さより長いことを特徴とする請求項9に記載の水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープ。
  11. 前記第5、第6内部弾性体の一対のアーム部は同一の幅構造から成ることを特徴とする請求項8に記載の水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープ。
  12. 前記第5、第6内部弾性体は前記ボディ部と一対のアーム部とによるπ形状から成ることを特徴とする請求項8に記載の水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープ。
  13. 前記第1内部質量体(161)は、
    前記内部弾性部材(150)の第5及び第6内部弾性体(155、156)各々の一アーム部に各一端が連結され、前記第1及び第2内部弾性体に各他端が連結され、相互離隔したY軸方向の2個の質量体フレームと、
    前記2個の質量体フレームの間からX軸方向に延長されるフレーム加振梁と、
    前記フレーム加振梁に沿ってX軸方向に反復配列された櫛歯構造の加振コームと、
    前記2個の質量体フレームをX軸方向に相互に連結し、前記フレーム加振梁と一定間隔ほど離隔するよう設置されるフレーム感知梁と、
    前記フレーム感知梁にX軸方向に反復配列されたフィードバックコームと、
    を具備することを特徴とする請求項1に記載の水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープ。
  14. 前記第2内部質量体(162)は、
    前記内部弾性部材(150)の第5及び第6内部弾性体(155、156)各々の他アーム部に各一端が連結され、前記第3及び第4内部弾性体に各他端が連結され、相互離隔したY軸方向の2個の質量体フレームと、
    前記2個の質量体フレームの間からX軸方向に延長されるフレーム加振梁と、
    前記フレーム加振梁にX軸方向に反復配列された加振コームと、
    前記2個の質量体フレームをX軸方向に相互連結し、前記フレーム加振梁と一定間隔ほど離隔するよう設置されるフレーム感知梁と、
    前記フレーム加振梁にX軸方向に反復配列されたフィードバックコームと、
    を具備することを特徴とする請求項1に記載の水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープ。
  15. 前記一対の内部質量体らは実質的に相互に同一な構造から成ることを特徴とする請求項13または14に記載の水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープ。
  16. 前記加振電極部(170)の第1加振電極は、
    前記基板に固定され、前記第1質量体の両側の質量体フレームの間に設けられる加振電極パッドと、
    前記加振電極パッドから前記フレーム加振梁と一定間隔ほど離隔しながらX軸方向に一定の長さで延長される加振電極梁と、
    前記加振電極梁の長さ方向に沿って反復配列される櫛歯構造のコーム加振器と、
    を具備することを特徴とする請求項1に記載の水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープ。
  17. 前記加振電極部(170)の第2加振電極は、
    前記基板に固定され、前記第2質量体の両側の質量体フレームの間に設けられる加振電極パッドと、
    前記加振電極パッドから前記フレーム加振梁と一定間隔ほど離隔しながらX軸方向に一定の長さで延長される加振電極梁と、
    前記加振電極梁の長さ方向に沿って反復配列される櫛歯構造のコーム加振器と、
    を具備することを特徴とする請求項1に記載の水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープ。
  18. 前記マイクロジャイロスコープは、前記一対の内部質量体の間に形成され、前記内部質量体のフィードバックコーム(feedback combs)との離隔距離によるキャパシタンスを感知するフィードバック電極部(180)をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープ。
  19. 前記フィードバック電極部(180)は、
    前記基板に固定されるフィードバック電極パッドと、
    前記フィードバック電極パッドのY軸上の両端部からX軸方向に延長されたフィードバック電極梁と、
    前記フィードバック電極梁にX軸方向に連続配列され、前記一対の内部質量体のフィードバックコーム(feedback combs)各々と設定間隔ほど離隔しながら噛み合う櫛歯構造のコーム感知器(comb sensor)を含むことを特徴とする請求項18に記載の水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープ。
  20. 実質的に垂直なX軸及びY軸による水平方向の平面構造を有する基板(205)と、
    前記基板に固定される複数の固定パッドを含む固定部(210)と、
    前記固定部の各固定パッド各々に一端が連結された複数の外部弾性体を含む外部弾性部材(220)と、
    実質的に円形状から成り、前記外部弾性部材の複数の外部弾性体の各他端に連結されて前記基板から一定間隔浮いており、当該基板の外側に形成された櫛歯構造の加振電極フィンガーを有する加振電極を含む外部フレーム部(230)と、
    前記外部フレーム部の櫛歯構造の加振電極フィンガーと設定間隔ほど離隔しながら相互噛み合う櫛歯構造に形成された加振電極フィンガーを有する加振電極部(240)と、
    前記外部フレーム部の内側に連結された複数の内部弾性体を含む内部弾性部材(250)と、
    前記内部弾性部材の複数の内部弾性体に連結され、櫛歯構造の振動電極フィンガーを各々有する一対の第1、第2内部質量体を含む内部質量部(260)と、
    前記内部質量部の各内部質量体の振動電極フィンガーと設定間隔ほど離隔しながら噛み合う櫛歯構造の感知電極フィンガーを含む第1、第2感知電極を含む感知電極部(270)と、
    を具備することを特徴とする水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープ。
  21. 前記外部弾性部材(220)は前記外部フレーム部(230)を均衡的に弾性支持するよう配列された第1〜第3外部弾性体(221〜223)を含み、前記各弾性体は実質的に同一な構造から成ることを特徴とする請求項20に記載の水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープ。
  22. 前記外部フレーム部(230)の加振電極は、
    その外側の設定位置にフレームに実質的に垂直な方向に一定の長さで形成された加振電極梁と、
    前記複数の電極梁(231)各々の長さ方向に沿って配列された櫛歯構造の加振電極フィンガーと、
    を具備することを特徴とする請求項20に記載の水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープ。
  23. 前記加振電極部(240)は、
    前記基板に固定された加振電極パッドと、
    前記加振電極パッドから前記外部フレーム部(230)の加振電極梁と一定間隔ほど離隔しながら延長され、一定の長さを有する加振電極梁と、
    前記加振電極梁に配列され、前記外部フレーム部の櫛歯構造の加振電極フィンガー(driven electrode fingers)と設定間隔ほど離隔しながら相互噛み合う櫛歯構造に形成された加振電極フィンガーと、
    を具備することを特徴とする請求項20に記載の水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープ。
  24. 前記内部弾性部材(250)の複数の内部弾性体は、
    前記外部フレーム部(230)の内側面中Y軸上に相互対向する内側面各々から内側に延長される第1、第2内部弾性体(251、252)と、
    前記外部フレーム部(230)の内側面中X軸上に相互対向する内側面各々から内側に延長される第3、第4内部弾性体(253、254)と、
    を具備することを特徴とする請求項20に記載の水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープ。
  25. 前記第1、第2内部弾性体(251、252)各々は相互対称構造から成る一対の弾性体を含み、
    前記一対の弾性体の各々は、
    前記外部フレーム部(230)の内側にY軸方向に連結された外側連結部と、
    前記内部質量部(260)の外側にY軸方向に連結された内側連結部と、
    X軸方向に一定の長さを有し、前記外側連結部と内側連結部とを連結する相互連結部を含むことを特徴とする請求項24に記載の水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープ。
  26. 前記相互連結部は前記外側及び内側連結部の長さより更に長いことを特徴とする請求項25に記載の水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープ。
  27. 前記第3、第4内部弾性体(253、254)の各々は、
    前記外部フレーム部(230)の内側面中X軸上に相互対向する内側面に各々形成されたボディ部と、
    前記各ボディ部からX軸方向に一定の長さで各々延長されて前記一対の内部質量部の各々に連結される一対のアーム部から成ることを特徴とする請求項24に記載の水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープ。
  28. 前記第3、第4内部弾性体の一対のアーム部は同一の幅構造から成ることを特徴とする請求項27に記載の水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープ。
  29. 前記第3、第4内部弾性体の各々は前記ボディ部と一対のアーム部とによりπ形状に形成されることを特徴とする請求項27に記載の水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープ。
  30. 前記一対の第1、第2内部質量体(261、262)は前記外部フレーム部(230)の内側にY軸上に一定間隔ほど相互離隔しながら配列され、X軸を中心に相互対称構造となる半円形状に形成されることを特徴とする請求項20に記載の水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープ。
  31. 前記第1内部質量体(261)は、
    Y軸上の一側に設置され内部空間を含み、前記外部フレーム部(230)の内側面と一定間隔ほど離隔しながら並んだ方向に形成された半円フレームと、前記第2内部質量体と一定間隔ほど離隔しながらX軸方向に形成された線形フレームとを含む質量体フレームと、
    前記質量体フレームに形成されて内部空間に一定の長さを有する質量体梁と、
    前記質量体梁の長さ方向に沿って配列され、前記質量体フレームの半円フレームに並んだ方向に一定の長さを有する櫛歯構造の質量体フィンガーと、
    を具備することを特徴とする請求項30に記載の水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープ。
  32. 前記第2内部質量体(262)は、
    Y軸上の他側に設置され内部空間を含み、前記外部フレーム部(230)の内側面と一定間隔ほど離隔しながら並んだ方向に形成された半円フレームと、前記第1内部質量体の線形フレームと一定間隔ほど離隔しながらX軸方向に形成された線形フレームとを含む質量体フレームと、
    前記質量体フレームに形成されて内部空間に一定の長さを有する質量体梁と、
    前記質量体梁の長さ方向に沿って配列され、前記質量体フレームの半円フレームに並んだ方向に一定の長さを有する櫛歯構造の質量体フィンガーと、
    を具備することを特徴とする請求項30に記載の水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープ。
  33. 前記一対の内部質量体(261、262)は実質的に相互に同一な構造から成ることを特徴とする請求項31または32に記載の水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープ。
  34. 前記感知電極部(270)の第1感知電極(271)は、
    前記第1内部質量体(261)の内部空間に各々配置され、前記基板に固定される感知電極パッドと、
    前記感知電極パッドから前記第1質量体の質量体梁の間に延長される感知電極梁と、
    前記感知電極梁から前記第1質量体の質量体フィンガーの間に延長される感知電極フィンガーと、
    を具備することを特徴とする請求項20に記載の水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープ。
  35. 前記感知電極部(270)の第2感知電極(272)は、
    前記第2内部質量体(262)の内部空間に各々配置され、前記基板に固定される感知電極パッドと、
    前記感知電極パッドから前記第2質量体の質量体梁の間に延長される感知電極梁と、
    前記感知電極梁から前記第2質量体の質量体フィンガーの間に延長される感知電極フィンガーと、
    を具備することを特徴とする請求項20に記載の水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープ。
  36. 前記外部フレーム部(230)は当該外部フレーム部の外側に形成された櫛歯構造のフィードバック電極(driven electrodes)を含み、
    前記フィードバック電極は、
    前記外部フレーム部の外側設定位置にフレームに実質的に垂直な方向に一定の長さで形成されたフィードバック電極梁と、
    前記フィードバック電極梁の長さ方向に沿って配列された櫛歯構造のフィードバック電極フィンガーと、
    を具備することを特徴と請求項20に記載の水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープ。
  37. 前記マイクロジャイロスコープは、前記外部フレーム部のフィードバック電極フィンガーとの離隔距離によりキャパシタンスを感知するフィードバック電極部(280)をさらに具備することを特徴とする請求項20に記載の水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープ。
  38. 前記フィードバック電極部(280)は、
    前記基板に固定されたフィードバック電極パッドと、
    前記フィードバック電極パッドから前記外部フレーム部(230)のフィードバック電極梁と一定間隔ほど離隔しながら延長され、一定の長さを有するフィードバック電極梁と、
    前記フィードバック電極梁に配列され、前記外部フレーム部の櫛歯構造のフィードバック電極フィンガー(driven electrode fingers)に設定間隔ほど離隔しながら相互噛み合う櫛歯構造に形成されたフィードバック電極フィンガーと、
    を具備することを特徴とする請求項37に記載の水平型及び音叉型振動式マイクロジャイロスコープ。
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