JPH10304649A - 電磁ヒステリシスブレーキ並びに該ブレーキを利用した張力調整装置 - Google Patents
電磁ヒステリシスブレーキ並びに該ブレーキを利用した張力調整装置Info
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- JPH10304649A JPH10304649A JP12032697A JP12032697A JPH10304649A JP H10304649 A JPH10304649 A JP H10304649A JP 12032697 A JP12032697 A JP 12032697A JP 12032697 A JP12032697 A JP 12032697A JP H10304649 A JPH10304649 A JP H10304649A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 張力調整装置のテンションプーリに線条材料
が走行している間、励磁コイルに通電しなければならな
いため、電力消費の面で不経済である。 【解決手段】 永久磁石4と励磁コイル3が収容された
励磁装置5に、外側磁極部6eと内側磁極部8bとで形
成された環状な空隙G(磁界)を設け、この空隙G内
に、ヒステリシス部材11を挿入した。通常は、永久磁
石4の磁束でヒステリシス部材11が磁化されており、
制動軸14が制動されている。励磁コイル3に電流を供
給して、永久磁石4の磁束を相殺する方向の磁束を発生
させることにより、制動軸14の制動が解放される。
が走行している間、励磁コイルに通電しなければならな
いため、電力消費の面で不経済である。 【解決手段】 永久磁石4と励磁コイル3が収容された
励磁装置5に、外側磁極部6eと内側磁極部8bとで形
成された環状な空隙G(磁界)を設け、この空隙G内
に、ヒステリシス部材11を挿入した。通常は、永久磁
石4の磁束でヒステリシス部材11が磁化されており、
制動軸14が制動されている。励磁コイル3に電流を供
給して、永久磁石4の磁束を相殺する方向の磁束を発生
させることにより、制動軸14の制動が解放される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電磁ヒステリシ
スブレーキ並びに該ブレーキを利用した張力調整装置に
関するものである。
スブレーキ並びに該ブレーキを利用した張力調整装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電磁ヒステリシスブレーキは、特
開平7−309533号公報に説明されている張力調整
装置に利用されているように、励磁コイルが収容された
外側磁気回路部材と、この外側磁気回路部材の中心穴に
圧入嵌合された内側磁気回路部材と、外側磁気回路部材
に設けられた外側磁極部と内側磁気回路部材に設けられ
た内側磁極部との間に形成された環状な空隙とからなる
励磁装置を備えている。また、この励磁装置の空隙(磁
界)にはヒステリシス部材が挿入され、このヒステリシ
ス部材を励磁コイルの磁束により磁化(磁気誘導)する
ことにより、ヒステリシス部材がリベット止めされたテ
ンションプーリや、このテンションプーリが軸着された
制動軸を制動する構造である。また更に、テンションプ
ーリや制動軸の制動トルクは、励磁コイルに供給される
電流の制御により調整される。
開平7−309533号公報に説明されている張力調整
装置に利用されているように、励磁コイルが収容された
外側磁気回路部材と、この外側磁気回路部材の中心穴に
圧入嵌合された内側磁気回路部材と、外側磁気回路部材
に設けられた外側磁極部と内側磁気回路部材に設けられ
た内側磁極部との間に形成された環状な空隙とからなる
励磁装置を備えている。また、この励磁装置の空隙(磁
界)にはヒステリシス部材が挿入され、このヒステリシ
ス部材を励磁コイルの磁束により磁化(磁気誘導)する
ことにより、ヒステリシス部材がリベット止めされたテ
ンションプーリや、このテンションプーリが軸着された
制動軸を制動する構造である。また更に、テンションプ
ーリや制動軸の制動トルクは、励磁コイルに供給される
電流の制御により調整される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の電磁ヒステリシ
スブレーキは、磁気誘導されるヒステリシス部材の極性
変化の遅れによりテンションプーリを制動する制動装置
であり、張力調整装置のテンションプーリに線条材料が
走行している間、励磁コイルに通電しなければならない
ため、電力消費の面で不経済であった。この発明は、こ
のような課題を解決することを目的とする。
スブレーキは、磁気誘導されるヒステリシス部材の極性
変化の遅れによりテンションプーリを制動する制動装置
であり、張力調整装置のテンションプーリに線条材料が
走行している間、励磁コイルに通電しなければならない
ため、電力消費の面で不経済であった。この発明は、こ
のような課題を解決することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1発明の電磁ヒステリ
シスブレーキは、永久磁石と励磁コイルが収容され、こ
れら永久磁石と励磁コイルの磁気回路上には環状な空隙
が設けられた励磁装置と、前記空隙内に回転自在に挿入
された環状なヒステリシス部材と、このヒステリシス部
材が軸着されるとともに前記励磁装置の中心穴に回転自
在に挿通された制動軸とを備え、前記永久磁石の磁束に
よる前記ヒステリシス部材の磁化力は、前記永久磁石の
磁束に対して相助相殺方向に流れる前記励磁コイルの磁
束により調整されることを特徴とする。
シスブレーキは、永久磁石と励磁コイルが収容され、こ
れら永久磁石と励磁コイルの磁気回路上には環状な空隙
が設けられた励磁装置と、前記空隙内に回転自在に挿入
された環状なヒステリシス部材と、このヒステリシス部
材が軸着されるとともに前記励磁装置の中心穴に回転自
在に挿通された制動軸とを備え、前記永久磁石の磁束に
よる前記ヒステリシス部材の磁化力は、前記永久磁石の
磁束に対して相助相殺方向に流れる前記励磁コイルの磁
束により調整されることを特徴とする。
【0005】第2発明の電磁ヒステリシスブレーキは、
第1発明の電磁ヒステリシスブレーキにおいて、前記励
磁装置は、一端に内フランジ部が形成された円筒状の外
側磁気回路部材と、一端に外フランジ部が形成された円
筒状の内側磁気回路部材と、前記外側磁気回路部材の内
フランジ部と前記内側磁気回路部材の外フランジ部との
間に挟持された前記永久磁石と、前記外側磁気回路部材
の内周面と前記内側磁気回路部材の外周面との間に形成
された環状溝内に収容された前記励磁コイルと、前記外
側磁気回路部材の他端と前記内側磁気回路部材の他端に
設けられた外側磁極部と内側磁極部により形成された環
状な前記空隙と、前記永久磁石の内周面と前記内側磁気
回路部材の外周面との間に設けられた第1磁気抵抗部
と、前記永久磁石の外周面の外側に設けられた第2磁気
抵抗部と、前記外側磁気回路部材の内フランジ部の内周
面と前記内側磁気回路部材の外周面との間に設けられた
第3磁気抵抗部とからなることを特徴とする。
第1発明の電磁ヒステリシスブレーキにおいて、前記励
磁装置は、一端に内フランジ部が形成された円筒状の外
側磁気回路部材と、一端に外フランジ部が形成された円
筒状の内側磁気回路部材と、前記外側磁気回路部材の内
フランジ部と前記内側磁気回路部材の外フランジ部との
間に挟持された前記永久磁石と、前記外側磁気回路部材
の内周面と前記内側磁気回路部材の外周面との間に形成
された環状溝内に収容された前記励磁コイルと、前記外
側磁気回路部材の他端と前記内側磁気回路部材の他端に
設けられた外側磁極部と内側磁極部により形成された環
状な前記空隙と、前記永久磁石の内周面と前記内側磁気
回路部材の外周面との間に設けられた第1磁気抵抗部
と、前記永久磁石の外周面の外側に設けられた第2磁気
抵抗部と、前記外側磁気回路部材の内フランジ部の内周
面と前記内側磁気回路部材の外周面との間に設けられた
第3磁気抵抗部とからなることを特徴とする。
【0006】第3発明の電磁ヒステリシスブレーキは、
第2発明の電磁ヒステリシスブレーキにおいて、前記励
磁装置の第2磁気抵抗部は、前記内側磁気回転部材の外
フランジ部と前記外側磁気回転部材の各外周面に嵌合さ
れて固定された非磁性材製の漏洩磁気遮蔽部材で覆われ
ていることを特徴とする。
第2発明の電磁ヒステリシスブレーキにおいて、前記励
磁装置の第2磁気抵抗部は、前記内側磁気回転部材の外
フランジ部と前記外側磁気回転部材の各外周面に嵌合さ
れて固定された非磁性材製の漏洩磁気遮蔽部材で覆われ
ていることを特徴とする。
【0007】第4発明の電磁ヒステリシスブレーキは、
第2または第3発明の電磁ヒステリシスブレーキにおい
て、前記励磁装置の環状溝の開口部側には、前記外側磁
気回路部材の内周面と前記内側磁気回路部材の外周面と
の間に圧入嵌合され、前記励磁コイルと前記空隙との間
に設けられ非磁性材製の磁気迂回部材が構成されている
ことを特徴とする。
第2または第3発明の電磁ヒステリシスブレーキにおい
て、前記励磁装置の環状溝の開口部側には、前記外側磁
気回路部材の内周面と前記内側磁気回路部材の外周面と
の間に圧入嵌合され、前記励磁コイルと前記空隙との間
に設けられ非磁性材製の磁気迂回部材が構成されている
ことを特徴とする。
【0008】第5発明の電磁ヒステリシスブレーキは、
第4発明の電磁ヒステリシスブレーキにおいて、前記励
磁装置の磁気迂回部材は、前記外側磁気回路部材の他端
や前記内側磁気回路部材の他端に圧入嵌合され固定され
る磁極部材により抜け止めされていることを特徴とす
る。
第4発明の電磁ヒステリシスブレーキにおいて、前記励
磁装置の磁気迂回部材は、前記外側磁気回路部材の他端
や前記内側磁気回路部材の他端に圧入嵌合され固定され
る磁極部材により抜け止めされていることを特徴とす
る。
【0009】第6発明の張力調整装置は、永久磁石と励
磁コイルが収容され、これら永久磁石と励磁コイルの磁
気回路上には環状な空隙が設けられた励磁装置と、前記
空隙内に回転自在に挿入された環状なヒステリシス部材
と、このヒステリシス部材が軸着されるとともに前記励
磁装置の中心穴に回転自在に挿通された制動軸とを備え
た電磁ヒステリシスブレーキが配設され、前記永久磁石
の磁束による前記ヒステリシス部材の磁化力が、前記永
久磁石の磁束に対して相助相殺方向に流れる前記励磁コ
イルの磁束により調整されることにより、前記制動軸の
制動トルクが調整されることを特徴とする。
磁コイルが収容され、これら永久磁石と励磁コイルの磁
気回路上には環状な空隙が設けられた励磁装置と、前記
空隙内に回転自在に挿入された環状なヒステリシス部材
と、このヒステリシス部材が軸着されるとともに前記励
磁装置の中心穴に回転自在に挿通された制動軸とを備え
た電磁ヒステリシスブレーキが配設され、前記永久磁石
の磁束による前記ヒステリシス部材の磁化力が、前記永
久磁石の磁束に対して相助相殺方向に流れる前記励磁コ
イルの磁束により調整されることにより、前記制動軸の
制動トルクが調整されることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】図1と図2は、この発明の実施の
形態として示された電磁ヒステリシスブレーキであり、
図1は上半分を断面とした正面図、図2は一部分を破断
した側面図である。これら図面の電磁ヒステリシスブレ
ーキは、図示せぬ張力調整装置のハウジングに装着さ
れ、制動軸に軸着されるテンションプーリを走行する線
条材料や、前記制動軸に連結されるローラ軸を走行する
フィルムなどに一定の張力を付与する制動装置である。
形態として示された電磁ヒステリシスブレーキであり、
図1は上半分を断面とした正面図、図2は一部分を破断
した側面図である。これら図面の電磁ヒステリシスブレ
ーキは、図示せぬ張力調整装置のハウジングに装着さ
れ、制動軸に軸着されるテンションプーリを走行する線
条材料や、前記制動軸に連結されるローラ軸を走行する
フィルムなどに一定の張力を付与する制動装置である。
【0011】全体を符号1で示した電磁ヒステリシスブ
レーキは、コイルボビン2に巻かれた励磁コイル3と、
中心線方向に着磁された環状な永久磁石4とが収容され
た励磁装置5を有する。励磁装置5は、外側磁気回路部
材6と内側磁気回路部材7、この内側磁気回路部材7に
固定された磁極部材8とにより、励磁コイル3と永久磁
石4の磁気回路が形成されている。
レーキは、コイルボビン2に巻かれた励磁コイル3と、
中心線方向に着磁された環状な永久磁石4とが収容され
た励磁装置5を有する。励磁装置5は、外側磁気回路部
材6と内側磁気回路部材7、この内側磁気回路部材7に
固定された磁極部材8とにより、励磁コイル3と永久磁
石4の磁気回路が形成されている。
【0012】外側磁気回路部材6は、中心線方向の一端
のうち、内周面には励磁コイル3の磁束のバイパス回路
となる環状な内フランジ部6aが形成され、外周面には
図示せぬ張力調整装置のハウジングにねじ止めされる環
状な取付けフランジ部6bが形成されている。なお符号
6cは、取付けフランジ部6bの円周方向を3等分する
位置に形成されたねじ挿通穴である。また、この外側磁
気回路部材6の中心線方向の他端の内周面には、円周方
向に間隔をおいて半円状の切欠き部6dが形成され、各
切欠き部6dの間を外側磁極部6eとしている。
のうち、内周面には励磁コイル3の磁束のバイパス回路
となる環状な内フランジ部6aが形成され、外周面には
図示せぬ張力調整装置のハウジングにねじ止めされる環
状な取付けフランジ部6bが形成されている。なお符号
6cは、取付けフランジ部6bの円周方向を3等分する
位置に形成されたねじ挿通穴である。また、この外側磁
気回路部材6の中心線方向の他端の内周面には、円周方
向に間隔をおいて半円状の切欠き部6dが形成され、各
切欠き部6dの間を外側磁極部6eとしている。
【0013】また更に、外側磁気回路部材6の一端に
は、中心線方向に突出した環状な嵌合部6fが形成さ
れ、この嵌合部6fの内周面で位置合わせされた永久磁
石4が、内フランジ部6aの側面に重ね合わされてい
る。環状な永久磁石4は、その中心線方向に着磁されて
おり、内フランジ部6aとは反対側に、内側磁気回路部
材7の一端に形成された外フランジ部7aが重ね合わさ
れている。内側磁気回路部材7は、永久磁石4の中心穴
から内フランジ部6aの中心穴を通り、外側磁気回路部
材6と同心状に組立てられている。そして、これら外側
磁気回路部材6と内側磁気回路部材7、外側磁気回路部
材6の内フランジ部6aとにより、励磁コイル3が収容
された環状溝5aが形成されている。なお、励磁コイル
3が巻かれたコイルボビン2は、内側磁気回路部材7の
外周面に圧入嵌合され保持されている。
は、中心線方向に突出した環状な嵌合部6fが形成さ
れ、この嵌合部6fの内周面で位置合わせされた永久磁
石4が、内フランジ部6aの側面に重ね合わされてい
る。環状な永久磁石4は、その中心線方向に着磁されて
おり、内フランジ部6aとは反対側に、内側磁気回路部
材7の一端に形成された外フランジ部7aが重ね合わさ
れている。内側磁気回路部材7は、永久磁石4の中心穴
から内フランジ部6aの中心穴を通り、外側磁気回路部
材6と同心状に組立てられている。そして、これら外側
磁気回路部材6と内側磁気回路部材7、外側磁気回路部
材6の内フランジ部6aとにより、励磁コイル3が収容
された環状溝5aが形成されている。なお、励磁コイル
3が巻かれたコイルボビン2は、内側磁気回路部材7の
外周面に圧入嵌合され保持されている。
【0014】また、励磁装置5の環状溝5aには、プラ
スチックや非磁性金属などから製造された薄い環状板か
らなる磁気迂回部材10が嵌合されている。磁気迂回部
材10は、外側磁気回路部材6の他端内周面と内側磁気
回路部材7の他端外周面とに外周面と内周面が圧入嵌合
されている。実施の形態における磁気迂回部材10は、
外側磁気回路部材6の切欠き部6dの底部まで圧入嵌合
され、励磁コイル3や永久磁石4の磁束が外側磁極部6
eから後述する内側磁極部8bへ迂回され易いように配
設されている。
スチックや非磁性金属などから製造された薄い環状板か
らなる磁気迂回部材10が嵌合されている。磁気迂回部
材10は、外側磁気回路部材6の他端内周面と内側磁気
回路部材7の他端外周面とに外周面と内周面が圧入嵌合
されている。実施の形態における磁気迂回部材10は、
外側磁気回路部材6の切欠き部6dの底部まで圧入嵌合
され、励磁コイル3や永久磁石4の磁束が外側磁極部6
eから後述する内側磁極部8bへ迂回され易いように配
設されている。
【0015】また、環状溝5a内に磁気迂回部材10を
圧入嵌合することにより、外側磁気回路部材6と内側磁
気回路部材7の正確な同心度が得られている。なお、磁
気迂回部材10とコイルボビン2との間は非接触状態に
なることが好ましい。これは、磁気迂回部材10を圧入
嵌合するための押圧力で、コイルボビン2が破損したり
励磁コイル3が断線するなどの問題を防止するためであ
る。
圧入嵌合することにより、外側磁気回路部材6と内側磁
気回路部材7の正確な同心度が得られている。なお、磁
気迂回部材10とコイルボビン2との間は非接触状態に
なることが好ましい。これは、磁気迂回部材10を圧入
嵌合するための押圧力で、コイルボビン2が破損したり
励磁コイル3が断線するなどの問題を防止するためであ
る。
【0016】上記のように正確な同心度が得られた状態
において、内側磁気回路部材7の他端外周面には、磁極
部材8が圧入嵌合される。この磁極部材8の外周面に
は、円周方向に間隔をおいて半円状の切欠き部8aが形
成され、各切欠き部8aの間を内側磁極部8bとしてい
る。そして、外側磁極部6eと内側磁極部8bとの間
に、環状な空隙G(磁界)が設けられている。なお、磁
極部材8の中心寄り内側面には、環状な突起部8cが形
成され、この突起部8cにより磁気迂回部材10の抜け
止め(移動防止)をしている。また、内側磁極部8bと
磁気迂回部材10とは、非接触状態になっている。
において、内側磁気回路部材7の他端外周面には、磁極
部材8が圧入嵌合される。この磁極部材8の外周面に
は、円周方向に間隔をおいて半円状の切欠き部8aが形
成され、各切欠き部8aの間を内側磁極部8bとしてい
る。そして、外側磁極部6eと内側磁極部8bとの間
に、環状な空隙G(磁界)が設けられている。なお、磁
極部材8の中心寄り内側面には、環状な突起部8cが形
成され、この突起部8cにより磁気迂回部材10の抜け
止め(移動防止)をしている。また、内側磁極部8bと
磁気迂回部材10とは、非接触状態になっている。
【0017】空隙G内には、カップ状に製造されたヒス
テリシス部材11の円筒部が挿入されている。また、ヒ
ステリシス部材11の円板部は、プラスチックまたは非
磁性金属などから製造されたハブ12のフランジ部にリ
ベット13により固定されている。また更に、ハブ12
のボス部は、内側磁気回路部材7の内周面に軸受9を介
して回転自在に支持された制動軸14に軸着されてい
る。なお符号14aは、制動軸14に形成された凹凸部
であり、この凹凸部にボス部内周面を圧入嵌合すること
により、ハブ12は制動軸14に一体に固定されてい
る。また、励磁装置5から突出した制動軸14の先端
は、図示せぬ張力調整装置のハウジングの裏面から表面
側へ突出され、線条材料が走行するテンションプーリな
どが装着される。
テリシス部材11の円筒部が挿入されている。また、ヒ
ステリシス部材11の円板部は、プラスチックまたは非
磁性金属などから製造されたハブ12のフランジ部にリ
ベット13により固定されている。また更に、ハブ12
のボス部は、内側磁気回路部材7の内周面に軸受9を介
して回転自在に支持された制動軸14に軸着されてい
る。なお符号14aは、制動軸14に形成された凹凸部
であり、この凹凸部にボス部内周面を圧入嵌合すること
により、ハブ12は制動軸14に一体に固定されてい
る。また、励磁装置5から突出した制動軸14の先端
は、図示せぬ張力調整装置のハウジングの裏面から表面
側へ突出され、線条材料が走行するテンションプーリな
どが装着される。
【0018】また、このような構造からなる電磁ヒステ
リシスブレーキ1は、永久磁石4の内周面と内側磁気回
路部材7の外周面との間に環状な空隙からなる第1磁気
抵抗部S1が形成され、永久磁石4の外周面の外側に環
状な空隙からなる第2磁気抵抗部S2が形成されてい
る。また更に、外側磁気回路部材6の内フランジ部6a
の内周面と内側磁気回路部材7の外周面との間に、環状
な空隙からなる第3磁気抵抗部S3が形成されている。
なお符号15は、プラスチックや非磁性金属などから製
造された円筒状の漏洩磁気遮蔽部材であり、外側磁気回
路部材6の嵌合部6fの外周面と内側磁気回路部材7の
外フランジ部7aの外周面とに嵌合され固定されてい
る。この漏洩磁気遮蔽部材15は、嵌合部6fから外フ
ランジ部7aへの永久磁石4の磁気漏洩を防止する。
リシスブレーキ1は、永久磁石4の内周面と内側磁気回
路部材7の外周面との間に環状な空隙からなる第1磁気
抵抗部S1が形成され、永久磁石4の外周面の外側に環
状な空隙からなる第2磁気抵抗部S2が形成されてい
る。また更に、外側磁気回路部材6の内フランジ部6a
の内周面と内側磁気回路部材7の外周面との間に、環状
な空隙からなる第3磁気抵抗部S3が形成されている。
なお符号15は、プラスチックや非磁性金属などから製
造された円筒状の漏洩磁気遮蔽部材であり、外側磁気回
路部材6の嵌合部6fの外周面と内側磁気回路部材7の
外フランジ部7aの外周面とに嵌合され固定されてい
る。この漏洩磁気遮蔽部材15は、嵌合部6fから外フ
ランジ部7aへの永久磁石4の磁気漏洩を防止する。
【0019】したがって、このような磁気抵抗部S1・
S2・S3を設けたので、永久磁石4の磁束は、外側磁
気回路部材6の円筒部→外側磁極部6e→ヒステリシス
部材11→内側磁極部8b→内側磁気回路部材7を流れ
る磁気回路を形成する。また、通電することにより発生
する励磁コイル3の磁束は、外側磁気回路部材6→内フ
ランジ部6a→内側磁気回路部材7→内側磁極部8b→
ヒステリシス部材11→外側磁極部6eを流れる磁気回
路(永久磁石4の磁束を相殺する方向の順路)を形成す
る。なお、励磁コイル3へ供給する電流の方向を切換え
れば、上記順路とは逆方向(永久磁石4の磁束を相助す
る方向の順路)に磁束は流れる。
S2・S3を設けたので、永久磁石4の磁束は、外側磁
気回路部材6の円筒部→外側磁極部6e→ヒステリシス
部材11→内側磁極部8b→内側磁気回路部材7を流れ
る磁気回路を形成する。また、通電することにより発生
する励磁コイル3の磁束は、外側磁気回路部材6→内フ
ランジ部6a→内側磁気回路部材7→内側磁極部8b→
ヒステリシス部材11→外側磁極部6eを流れる磁気回
路(永久磁石4の磁束を相殺する方向の順路)を形成す
る。なお、励磁コイル3へ供給する電流の方向を切換え
れば、上記順路とは逆方向(永久磁石4の磁束を相助す
る方向の順路)に磁束は流れる。
【0020】次に、電磁ヒステリシスブレーキ1の作用
について説明する。張力調整装置に利用される電磁ヒス
テリシスブレーキ1は、永久磁石4の磁束により磁化さ
れるヒステリシス部材11の極性変化の遅れにより得ら
れる制動トルク(ヒステリシストルク)により、制動軸
14が制動される。また、制動軸14に装着されるテン
ションプーリを走行する線条材料も制動されるので、そ
の線条材料は、一定のテンションを付与された状態で巻
取機のボビンに巻取られる。
について説明する。張力調整装置に利用される電磁ヒス
テリシスブレーキ1は、永久磁石4の磁束により磁化さ
れるヒステリシス部材11の極性変化の遅れにより得ら
れる制動トルク(ヒステリシストルク)により、制動軸
14が制動される。また、制動軸14に装着されるテン
ションプーリを走行する線条材料も制動されるので、そ
の線条材料は、一定のテンションを付与された状態で巻
取機のボビンに巻取られる。
【0021】巻取り中の線条材料に付与されるテンショ
ンを調整する場合は、例えば、張力調整装置に配設され
るテンションバーの回動方向や回動範囲により供給電流
が制御される励磁コイル3の磁束により、ヒステリシス
部材11の磁化力を調整する。すなわち、線条材料に付
与されるテンションを弱くする場合は、永久磁石4の磁
束を相殺する方向に励磁コイル3の磁束を発生させる。
また、線条材料に付与されるテンションを強くする場合
は、永久磁石4の磁束を相助する方向に励磁コイル3の
磁束を発生させる。
ンを調整する場合は、例えば、張力調整装置に配設され
るテンションバーの回動方向や回動範囲により供給電流
が制御される励磁コイル3の磁束により、ヒステリシス
部材11の磁化力を調整する。すなわち、線条材料に付
与されるテンションを弱くする場合は、永久磁石4の磁
束を相殺する方向に励磁コイル3の磁束を発生させる。
また、線条材料に付与されるテンションを強くする場合
は、永久磁石4の磁束を相助する方向に励磁コイル3の
磁束を発生させる。
【0022】なお、上記のような構造・作用からなる電
磁ヒステリシスブレーキ1は、制動軸14を励磁装置5
の中心穴から突出させ、軸端にテンションプーリやロー
ラ軸を連結するようにしたが、従来の技術として説明し
た電磁ヒステリシスブレーキのように、ハブ12をテン
ションプーリにするなどの設計の変更ができる。また、
コイルボビン2の円板状の巻取り枠壁部分を磁気迂回部
材10として兼用してもよい。また更には、図3や図4
に図示した電磁ヒステリシスブレーキのように、回転体
の慣性力を小さくするために、空隙Gの位置を中心寄り
に設計してもよい。
磁ヒステリシスブレーキ1は、制動軸14を励磁装置5
の中心穴から突出させ、軸端にテンションプーリやロー
ラ軸を連結するようにしたが、従来の技術として説明し
た電磁ヒステリシスブレーキのように、ハブ12をテン
ションプーリにするなどの設計の変更ができる。また、
コイルボビン2の円板状の巻取り枠壁部分を磁気迂回部
材10として兼用してもよい。また更には、図3や図4
に図示した電磁ヒステリシスブレーキのように、回転体
の慣性力を小さくするために、空隙Gの位置を中心寄り
に設計してもよい。
【0023】図3は、この発明の他の実施の形態として
示した電磁ヒステリシスブレーキであり、上半分を断面
とした正面図である。なお、電磁ヒステリシスブレーキ
1と同様な構成部材には、すでに使用した符号を付ける
ことにより詳細な説明を省略する。全体を符号16で示
した電磁ヒステリシスブレーキは、外側磁気回路部材6
の他端内周面に、外側磁極部17aが形成された磁極部
材17が圧入嵌合されている。また、内側磁気回路部材
7の他端外周面に、内側磁極部7bが形成されている。
そして、これら外側磁極部17aと内側磁極部7bとの
間に形成された環状な空隙G内に、ヒステリシス部材1
1の円筒部が挿入されている。このような構造にする
と、ヒステリシス部材11やハブ12が軽量になり、回
転体の慣性力は小さくなる。
示した電磁ヒステリシスブレーキであり、上半分を断面
とした正面図である。なお、電磁ヒステリシスブレーキ
1と同様な構成部材には、すでに使用した符号を付ける
ことにより詳細な説明を省略する。全体を符号16で示
した電磁ヒステリシスブレーキは、外側磁気回路部材6
の他端内周面に、外側磁極部17aが形成された磁極部
材17が圧入嵌合されている。また、内側磁気回路部材
7の他端外周面に、内側磁極部7bが形成されている。
そして、これら外側磁極部17aと内側磁極部7bとの
間に形成された環状な空隙G内に、ヒステリシス部材1
1の円筒部が挿入されている。このような構造にする
と、ヒステリシス部材11やハブ12が軽量になり、回
転体の慣性力は小さくなる。
【0024】図4は、この発明の他の実施の形態として
示した電磁ヒステリシスブレーキであり、上半分を断面
とした正面図である。なお、電磁ヒステリシスブレーキ
1と同様な構成部材には、すでに使用した符号を付ける
ことにより詳細な説明を省略する。全体を符号18で示
した電磁ヒステリシスブレーキは、外側磁気回路部材6
の他端内周面に、外側磁極部19aが形成された磁極部
材19が圧入嵌合され、内側磁気回路部材7の他端外周
面に、内側磁極部20aが形成された磁極部材20が圧
入嵌合されている。そして、これら外側磁極部19aと
内側磁極部20aとの間に形成された環状な空隙G内
に、ヒステリシス部材11の円筒部が挿入されている。
このような構造にすると、ヒステリシス部材11やハブ
12が軽量になり、回転体の慣性力は小さくなる。
示した電磁ヒステリシスブレーキであり、上半分を断面
とした正面図である。なお、電磁ヒステリシスブレーキ
1と同様な構成部材には、すでに使用した符号を付ける
ことにより詳細な説明を省略する。全体を符号18で示
した電磁ヒステリシスブレーキは、外側磁気回路部材6
の他端内周面に、外側磁極部19aが形成された磁極部
材19が圧入嵌合され、内側磁気回路部材7の他端外周
面に、内側磁極部20aが形成された磁極部材20が圧
入嵌合されている。そして、これら外側磁極部19aと
内側磁極部20aとの間に形成された環状な空隙G内
に、ヒステリシス部材11の円筒部が挿入されている。
このような構造にすると、ヒステリシス部材11やハブ
12が軽量になり、回転体の慣性力は小さくなる。
【0025】
【発明の効果】この発明の電磁ヒステリシスブレーキ
は、永久磁石と励磁コイルが収容された励磁装置を備
え、永久磁石の磁束によるヒステリシス部材の磁化力
を、その永久磁石の磁束に対して相助相殺方向に流れる
励磁コイルの磁束により調整するようにしたので、電力
消費の面で経済的である。また、永久磁石の磁束がヒス
テリシス部材側に流れないようにするための磁気遮蔽構
造を設ける必要はなく、励磁コイルに供給される電流の
制御により簡単に制動トルクを調整することができるの
で、軽量小形で安価な電磁ヒステリシスブレーキを提供
できる。
は、永久磁石と励磁コイルが収容された励磁装置を備
え、永久磁石の磁束によるヒステリシス部材の磁化力
を、その永久磁石の磁束に対して相助相殺方向に流れる
励磁コイルの磁束により調整するようにしたので、電力
消費の面で経済的である。また、永久磁石の磁束がヒス
テリシス部材側に流れないようにするための磁気遮蔽構
造を設ける必要はなく、励磁コイルに供給される電流の
制御により簡単に制動トルクを調整することができるの
で、軽量小形で安価な電磁ヒステリシスブレーキを提供
できる。
【0026】また更に、磁気抵抗部や漏洩磁気遮蔽部材
・磁気迂回部材を設けて永久磁石の磁束の漏洩を少なく
したので、軽量小形ながら大きな制動トルクを発生する
ことができる。また、このような電磁ヒステリシスブレ
ーキを利用した張力調整装置は、励磁コイルに供給され
る電流の制御により、線条材料などの走行体に付与する
テンションを迅速に調整することができるので、走行体
の断線やたるみを防止することができる。
・磁気迂回部材を設けて永久磁石の磁束の漏洩を少なく
したので、軽量小形ながら大きな制動トルクを発生する
ことができる。また、このような電磁ヒステリシスブレ
ーキを利用した張力調整装置は、励磁コイルに供給され
る電流の制御により、線条材料などの走行体に付与する
テンションを迅速に調整することができるので、走行体
の断線やたるみを防止することができる。
【図1】この発明の実施の形態として示した電磁ヒステ
リシスブレーキであり、上半分を断面とした正面図であ
る。
リシスブレーキであり、上半分を断面とした正面図であ
る。
【図2】一部分を破断して示した図1の側面図である。
【図3】他の実施の形態として示した電磁ヒステリシス
ブレーキであり、上半分を断面とした正面図である。
ブレーキであり、上半分を断面とした正面図である。
【図4】他の実施の形態として示した電磁ヒステリシス
ブレーキであり、上半分を断面とした正面図である。
ブレーキであり、上半分を断面とした正面図である。
3 …励磁コイル 4 …永久磁石 6 …外側磁気回路部材 7 …内側磁気回路部材 11 …ヒステリシス部材
Claims (6)
- 【請求項1】 永久磁石と励磁コイルが収容され、これ
ら永久磁石と励磁コイルの磁気回路上には環状な空隙が
設けられた励磁装置と、前記空隙内に回転自在に挿入さ
れた環状なヒステリシス部材と、このヒステリシス部材
が軸着されるとともに前記励磁装置の中心穴に回転自在
に挿通された制動軸とを備え、前記永久磁石の磁束によ
る前記ヒステリシス部材の磁化力は、前記永久磁石の磁
束に対して相助相殺方向に流れる前記励磁コイルの磁束
により調整されることを特徴とする電磁ヒステリシスブ
レーキ。 - 【請求項2】 請求項1記載の電磁ヒステリシスブレー
キにおいて、前記励磁装置は、一端に内フランジ部が形
成された円筒状の外側磁気回路部材と、一端に外フラン
ジ部が形成された円筒状の内側磁気回路部材と、前記外
側磁気回路部材の内フランジ部と前記内側磁気回路部材
の外フランジ部との間に挟持された前記永久磁石と、前
記外側磁気回路部材の内周面と前記内側磁気回路部材の
外周面との間に形成された環状溝内に収容された前記励
磁コイルと、前記外側磁気回路部材の他端と前記内側磁
気回路部材の他端に設けられた外側磁極部と内側磁極部
により形成された環状な前記空隙と、前記永久磁石の内
周面と前記内側磁気回路部材の外周面との間に設けられ
た第1磁気抵抗部と、前記永久磁石の外周面の外側に設
けられた第2磁気抵抗部と、前記外側磁気回路部材の内
フランジ部の内周面と前記内側磁気回路部材の外周面と
の間に設けられた第3磁気抵抗部とからなることを特徴
とする電磁ヒステリシスブレーキ。 - 【請求項3】 請求項2記載の電磁ヒステリシスブレー
キにおいて、前記励磁装置の第2磁気抵抗部は、前記内
側磁気回路部材の外フランジ部と前記外側磁気回転部材
の各外周面に嵌合されて固定された非磁性材製の漏洩磁
気遮蔽部材で覆われていることを特徴とする電磁ヒステ
リシスブレーキ。 - 【請求項4】 請求項2または請求項3記載の電磁ヒス
テリシスブレーキにおいて、前記励磁装置の環状溝の開
口部側には、前記外側磁気回路部材の内周面と前記内側
磁気回路部材の外周面との間に圧入嵌合され、前記励磁
コイルと前記空隙との間に設けられた非磁性材製の磁気
迂回部材が構成されていることを特徴とする電磁ヒステ
リシスブレーキ。 - 【請求項5】 請求項4記載の電磁ヒステリシスブレー
キにおいて、前記励磁装置の磁気迂回部材は、前記外側
磁気回路部材の他端や前記内側磁気回路部材の他端に圧
入嵌合され固定される磁極部材により抜け止めされてい
ることを特徴とする電磁ヒステリシスブレーキ。 - 【請求項6】 永久磁石と励磁コイルが収容され、これ
ら永久磁石と励磁コイルの磁気回路上には環状な空隙が
設けられた励磁装置と、前記空隙内に回転自在に挿入さ
れた環状なヒステリシス部材と、このヒステリシス部材
が軸着されるとともに前記励磁装置の中心穴に回転自在
に挿通された制動軸とを備えた電磁ヒステリシスブレー
キが配設され、前記永久磁石の磁束による前記ヒステリ
シス部材の磁化力が、前記永久磁石の磁束に対して相助
相殺方向に流れる前記励磁コイルの磁束により調整され
ることにより、前記制動軸の制動トルクが調整されるこ
とを特徴とする張力調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12032697A JPH10304649A (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | 電磁ヒステリシスブレーキ並びに該ブレーキを利用した張力調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12032697A JPH10304649A (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | 電磁ヒステリシスブレーキ並びに該ブレーキを利用した張力調整装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10304649A true JPH10304649A (ja) | 1998-11-13 |
Family
ID=14783494
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12032697A Pending JPH10304649A (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | 電磁ヒステリシスブレーキ並びに該ブレーキを利用した張力調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10304649A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2773923A1 (fr) * | 1998-01-16 | 1999-07-23 | Saurer Allma Gmbh | Frein electromagnetique a hysteresis, notamment utilise en tant que frein de fils pour machines textiles |
CN100356082C (zh) * | 2004-07-09 | 2007-12-19 | 北京工业大学 | 逆变型磁流变阻尼器 |
JP2008105755A (ja) * | 2006-10-23 | 2008-05-08 | Murata Mach Ltd | 電磁式テンサーを組み込んだ糸弛み取り装置 |
JP4837672B2 (ja) * | 2004-12-01 | 2011-12-14 | ツェットエフ、フリードリッヒスハーフェン、アクチエンゲゼルシャフト | 調整可能なヒステリシスドライバー |
CN104278372A (zh) * | 2007-12-27 | 2015-01-14 | 村田机械株式会社 | 纱线松弛消除装置及具备纱线松弛消除装置的纺纱机械 |
JPWO2015019910A1 (ja) * | 2013-08-07 | 2017-03-02 | 小倉クラッチ株式会社 | スピンドルユニット |
-
1997
- 1997-04-22 JP JP12032697A patent/JPH10304649A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2773923A1 (fr) * | 1998-01-16 | 1999-07-23 | Saurer Allma Gmbh | Frein electromagnetique a hysteresis, notamment utilise en tant que frein de fils pour machines textiles |
CN100356082C (zh) * | 2004-07-09 | 2007-12-19 | 北京工业大学 | 逆变型磁流变阻尼器 |
JP4837672B2 (ja) * | 2004-12-01 | 2011-12-14 | ツェットエフ、フリードリッヒスハーフェン、アクチエンゲゼルシャフト | 調整可能なヒステリシスドライバー |
JP2008105755A (ja) * | 2006-10-23 | 2008-05-08 | Murata Mach Ltd | 電磁式テンサーを組み込んだ糸弛み取り装置 |
CN104278372A (zh) * | 2007-12-27 | 2015-01-14 | 村田机械株式会社 | 纱线松弛消除装置及具备纱线松弛消除装置的纺纱机械 |
JPWO2015019910A1 (ja) * | 2013-08-07 | 2017-03-02 | 小倉クラッチ株式会社 | スピンドルユニット |
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