JPH10303950A - シリアルバス接続装置 - Google Patents

シリアルバス接続装置

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JPH10303950A
JPH10303950A JP9112509A JP11250997A JPH10303950A JP H10303950 A JPH10303950 A JP H10303950A JP 9112509 A JP9112509 A JP 9112509A JP 11250997 A JP11250997 A JP 11250997A JP H10303950 A JPH10303950 A JP H10303950A
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道宏 青木
Seiji Idetani
誠司 出谷
Tokuo Hosaka
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリアルバスに接続された複数の機能ユニッ
トのうちのある機能ユニットが故障しても、シリアルバ
スには悪影響を与えず、他の機能ユニット間での通信を
可能にし、さらに障害発生機能ユニットの特定を容易に
する。 【解決手段】 機能ユニット30−1内の例えば出力制
御部35が故障し、シリアルバス出力線36のいずれか
がオン状態のまま解除されないと、これが自己スタック
検出回路40で検出され、ドライバ素子37−1〜37
−3がオフ状態となってシリアルバス20への信号の出
力が停止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、信号線数の少ない
シリアルバスに接続された情報処理装置あるいは交換機
等における制御装置のようにバス接続構成を持ったシリ
アルバス接続装置、特に高信頼性を確保するための障害
波及防止手段を有するシリアルバス接続装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のシリアルバス接続装置の
一例を示す構成図である。このシリアルバス接続装置
は、シリアルバス1に複数個(例えば、3個)の機能ユ
ニット10−1〜10−3が接続され、これらの機能ユ
ニット10−1〜10−3がシリアルバス1を介して互
いに通信が可能な構成になっている。シリアルバス1
は、1本のデータ線1−1と、このデータ線1−1上の
データの送受を制御するための複数本(例えば、2本)
の制御線1−2,1−3とで構成されている。制御線1
−2,1−3の働きとして、例えば、制御線1−2はシ
リアルバス1が使用中であることを示し、制御線1−3
はデータ線1−1にデータを送出中であることを示すと
いった目的に使用される。
【0003】複数個の機能ユニット10−1〜10−3
は、中央処理装置(以下、「CPU」という)、メモ
リ、ローカルエリアネットワーク(以下、「LAN」と
いう)コントローラ等で構成されており、これらのCP
UからメモリやLANコントローラ等の保守制御(ラン
プ制御)等のためにシリアルバス1が使用される。各機
能ユニット(例えば、10−1)は、入力側がシリアル
バス1に接続された複数個のレシーバ素子11−1〜1
1−3を有し、これらの出力側に、複数本のシリアルバ
ス入力線12(例えば、1本のデータ入力線12−1及
び2本の制御入力線12−2,12−3)を介して、シ
リアルバス入力制御部13が接続されている。シリアル
バス入力制御部13は、CPU、メモリ、LANコント
ローラ等で構成された内部回路14に接続され、さらに
この内部回路14がシリアルバス出力制御部15に接続
されている。シリアルバス入力制御部13とシリアルバ
ス出力制御部15は、それぞれ内部回路14と接続され
て機能ユニット10−1内の動作を実現しているもので
ある。シリアルバス出力制御部15の出力側には、複数
本のシリアルバス出力線16(例えば、1本のデータ出
力線16−1及び2本の制御出力線16−2,16−
3)を介して、複数個のオープンコレクタドライバ素子
17−1〜17−3の入力側が接続され、これらのドラ
イバ素子17−1〜17−3の出力側が、シリアルバス
1に接続されている。
【0004】図2においては、一般的な回路のインプリ
メント(implement ;方式)を元に、シリアルバス1上
の信号が負極性(ローレベルが論理1)で示してあり、
シリアルバス出力線16及びシリアルバス入力線12が
正極性(ハイレベルが論理1)で示してある。また、オ
ープンコレクタドライバ素子17−1〜17−3は、こ
の入力がハイレベル(論理1)の場合には出力をローレ
ベル(論理1)にドライブするが、入力がローレベル
(論理0)の場合には出力をドライブしない働きを持つ
ものである。
【0005】次に、図2のシリアルバス接続装置の動作
を説明する。各機能ユニット10−1〜10−3におけ
るシリアルバス1からの入力においては、シリアルバス
1の3本の線1−1〜1−3上の信号が、3個のレシー
バ素子11−1〜11−3及びシリアルバス入力線12
を介して、シリアルバス入力制御部13に入力される。
これにより、内部回路14が所定の処理を行う。機能ユ
ニット(例えば、10−1)内において、シリアルバス
1への出力時には、シリアルバス出力制御部15から3
本のシリアルバス出力線16へ信号が出力され、この信
号が3個のオープンコレクタドライバ素子17−1〜1
7−3を介して、シリアルバス1上に出力される。つま
り、シリアルバス出力制御部15は、内部回路14から
のシリアルバス出力要求を受け、シリアルバスプロトコ
ルに合った形式やタイミングにより、シリアルバス出力
線16をオンにし、オープンコレクタドライバ素子17
−1〜17−3を介して、シリアルバス1に接続された
他の機能ユニット10−2,10−3へデータを送信す
る。ここで、シリアルバス出力線16がローレベル(論
理0)の場合には、他の機能ユニット10−2,10−
3には悪影響を与えることがなく、ハイレベルの場合に
のみシリアルバス1上に信号を送出する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
シリアルバス接続装置では、例えば、機能ユニット10
−1内のシリアルバス出力制御部15が故障し、該機能
ユニット10−1がシリアルバス1上に信号を出力し続
ける事態が発生した場合には、次のような不都合が生じ
る。機能ユニット10−1が故障して信号を出力し続け
た場合、壊れた機能ユニットは機能ユニット10−1の
みにもかかわらず、他の機能ユニット10−2と10−
3との間の通信も不可能になる。このような通信障害
は、高信頼性を要求されるシステムにおいては、特に問
題となる。例えば、機能ユニット10−1がLANコン
トローラ、機能ユニット10−2がCPU、及び機能ユ
ニット10−3がメモリであるような場合を考えると、
LANコントローラのみが故障しているにもかかわら
ず、メモリも動作させることができないため、致命的な
障害となり、装置のダウンに至る。また、故障が発生し
た機能ユニット10−1の特定も困難なものとなり、障
害復旧にも時間を要するといった課題があった。本発明
は、前記従来技術が持っていた課題を解決し、障害波及
防止手段を有する信頼性の高いシリアルバス接続装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のうちの請求項1の発明では、シリアルバス
に接続され、該シリアルバスを介して相互に信号の送受
信を行う複数個の機能ユニットを備えたシリアルバス接
続装置において、前記各機能ユニットには、前記シリア
ルバスへの送信信号を出力したまま壊れた内部状態を検
出すると該送信信号の出力をマスクする自己スタック検
出手段を、それぞれ設けている。請求項2の発明では、
複数本の信号線からなるシリアルバスと、前記シリアル
バスに接続され、該シリアルバスを介して相互に信号の
送受信を行う複数個の機能ユニットとを、備えたシリア
ルバス接続装置において、前記各機能ユニットは、内部
から複数本の出力線を通して送られてくる送信信号を前
記シリアルバスへ出力するドライバ手段と、前記シリア
ルバスから送られてくる送信信号を受信し、複数本の入
力線を通して前記内部へ入力するレシーバ手段と、自己
スタック検出手段とを有している。自己スタック検出手
段は、前記複数本の出力線のいずれかが一定時間以上信
号を出力し続けているか否かをカウント手段によって監
視し、その出力が一定時間内であれば該カウント手段を
リセットし、その出力が一定時間以上のときには該カウ
ント手段のキャリー信号によって前記ドライバ手段をオ
フ状態にするものである。本発明によれば、以上のよう
にシリアルバス接続装置を構成したので、複数個の機能
ユニットのうちのある機能ユニットが故障してシリアル
バス上に信号を出力し続ける事態が発生した場合、その
機能ユニット内の自己スタック検出手段によってその故
障状態が検出され、シリアルバスへの信号の出力が停止
される。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態を示す
シリアルバス接続装置の構成図である。このシリアルバ
ス接続装置は、従来と同様に、信号線数の少ないシリア
ルバス20に、CPU、メモリ、LANコントローラ等
で構成された複数個(例えば、3個)の機能ユニット3
0−1〜30−3が接続され、これらの機能ユニット3
0−1〜30−3がシリアルバス20を介して互いに通
信が可能な構成になっている。シリアルバス20は、従
来と同様に、1本のデータ線20−1と、このデータ線
20−1上のデータの送受を制御するための複数本(例
えば、2本)の制御線20−2,20−3とで構成され
ている。各機能ユニット(例えば、30−1)内には、
従来と同様に、入力側がシリアルバス20に接続された
3個のレシーバ素子31−1〜31−3を有し、これら
の出力側が、複数本のシリアルバス入力線32(例え
ば、1本のデータ入力線32−1及び2本の制御入力線
32−2,32−3)を介して、シリアルバス入力制御
部33に接続されている。シリアルバス入力制御部33
は、CPU、メモリ、LANコントローラ等で構成され
た内部回路34に接続され、さらにこの内部回路34
が、シリアルバス出力制御部35に接続されている。こ
れらのシリアルバス入力制御部33とシリアルバス出力
制御部35は、それぞれ内部回路34と接続されて機能
ユニット30−1内の動作を実現しているものである。
シリアルバス出力制御部35の出力側には、複数本のシ
リアルバス出力線36(例えば、1本のデータ出力線3
6−1及び2本の制御出力線36−2,36−3)を介
して、3個の2入力オープンコレクタドライバ素子37
−1〜37−3の一方の入力側が接続され、これらの出
力側がシリアルバス20に接続されている。
【0009】この実施形態が従来のものと異なる点は、
シリアルバス出力制御部35の出力側のシリアルバス出
力線36に、自己スタック検出手段(例えば、自己スタ
ック検出回路)40が接続され、この自己スタック検出
回路40の出力側に接続された出力イネーブル線50に
よって、3個のオープンコレクタドライバ素子37−1
〜37−3の出力のオン/オフ状態が制御されるように
なっていることである。自己スタック検出回路40は、
3本のシリアルバス出力線36のいずれかが一定時間以
上(通常のデータ送受信ではあり得ない長さ以上)信号
を出力し続けていることを検出し、もし一定時間以上出
力を続けているならば、オープンコレクタドライバ素子
37−1〜37−3に接続されている出力イネーブル線
50をオフ状態にすることにより、シリアルバス20へ
の出力を抑止する回路である。
【0010】図3は、図1中の自己スタック検出回路4
0の構成例を示す回路図である。この自己スタック検出
回路40は、入力端子が3本のシリアルバス出力線36
に接続された3入力オア素子41を有し、この出力端子
が、2入力アンド素子42の一方の入力端子と、信号反
転用のインバータ素子43の入力端子とに接続されてい
る。アンド素子42の出力端子は、カウンタ44のイネ
ーブル端子Eに接続され、このカウンタ44のリセット
端子Rがインバータ素子43の出力端子に接続されてい
る。カウンタ44のキャリー端子Cは、信号反転用のイ
ンバータ素子45の入力端子に接続され、このインバー
タ素子45の出力端子が、出力イネーブル線50に接続
されている。出力イネーブル線50は、アンド素子42
の他方の入力端子に接続されると共に、3個の2入力オ
ープンコレクタドライバ素子37−1〜37−3の他方
の入力端子に接続されている。
【0011】次に、図1及び図3の装置の(A)シリア
ルバス20からの入力動作と、(B)シリアルバス20
への出力動作とについて説明する。 (A) シリアルバス20からの入力動作 シリアルバス20からの各機能ユニット30−1〜30
−3への入力においては、従来と同様に、該シリアルバ
ス20の3本の線20−1〜20−3上の信号が、3個
のレシーバ素子31−1〜31−3によって受信され
る。この受信された信号は、3本のシリアルバス入力線
32を介してシリアルバス入力制御部33へ入力され
る。これにより、内部回路34が所定の処理を行う。 (B) シリアルバス20への出力動作 図4は、図3の自己スタック検出回路40の動作を説明
するタイムチャートである。各機能ユニット30−1〜
30−3内の自己スタック検出回路40において、3本
のシリアルバス出力線36がオフの期間は、オア素子4
1の出力端子がオフであるため、これがインバータ素子
43で反転され、カウンタ44のリセット端子Rがオン
となり、該カウンタ44のカウント値が0となってい
る。
【0012】次に、(B)(i)正常時の出力動作と、
(b)(ii)故障時の出力動作とについて説明する。 (B)(i) 正常時の出力動作 正常動作開始タイミングにおいて、3本のシリアルバス
出力線36のいずれかがオンになると、自己スタック検
出回路40内のオア素子41の出力端子がオンになり、
これがインバータ素子43で反転されてカウンタ44の
リセットが解除されると共に、アンド素子42を介して
カウンタ44のイネーブル端子Eがオンになり、該カウ
ンタ44がカウントアップを開始する。3本のシリアル
バス出力線36のいずれかがオンになると、これに接続
された3個のオープンコレクタドライバ素子37−1〜
37−3のいずれかを介して、シリアルバス20上に信
号が出力される。このように正常動作においてシリアル
バス20の使用が終了し、シリアルバス出力制御部35
によってオン状態のシリアルバス出力信号線36がオフ
になると、自己スタック検出回路40内のオア素子41
及びアンド素子42を介してカウンタ44のイネーブル
端子Eがオフになると共にリセット端子Rがオンにな
る。これにより、カウンタ44はカウントアップを停止
すると共にカウント値を初期値0にする。
【0013】(B)(ii) 障害時の出力動作 障害時動作においては、開始タイミングにおける動作が
正常時動作と同様である。障害時においては、シリアル
バス出力制御部35の故障によってシリアルバス出力線
36のいずれかがオンのまま解除されないため、カウン
タ44がカウントアップをし続ける。そして、予め設定
されたカウンタオーバフロー値(この値は、正常動作で
は起こり得ない長さに設定しておき、例えば図4では5
0に設定されている)に達すると、カウンタ44がキャ
リー端子Cからキャリー信号を出力する。キャリー信号
が出力されると、これがインバータ素子45で反転さ
れ、出力イネーブル線50がオフになる。これにより、
実際にシリアルバス出力線36に出力されているデータ
が、シリアルバス20に出力されることを抑えることが
可能となる。また、出力イネーブル線50の信号は、自
己スタック検出回路40内で、アンド素子42を介して
カウンタ44のイネーブル端子Eに入力され、このイネ
ーブル端子Eがオフになる。すると、カウントアップ動
作が停止すると共に、キャリー端子Cからキャリー信号
を出し続ける。以降、シリアルバス出力線36がオフに
なり、カウンタ44のリセット端子Rがオンになるま
で、出力イネーブル線50がオフのままである。
【0014】以上のように、本実施形態では、次の
(a),(b)のような利点がある。 (a) 各機能ユニット30−1〜30−3内に自己ス
タック検出回路40を設けたので、例えば、機能ユニッ
ト30−1内のシリアルバス出力制御部35等が故障し
ても、シリアルバス20には悪影響を与えず、他の機能
ユニット30−2と30−3との間の通信が可能にな
る。 (b) シリアルバス20に接続されたプロセッサのソ
フト等によって各機能ユニット30−1〜30−3をア
クセスした際、ある機能ユニット(例えば、30−1)
のみアクセスできなくなることにより、障害発生機能ユ
ニット30−1の特定が容易となる。一般のバス接続装
置においては、データバス、アドレスバス及び制御バス
からなるシステムバスと呼ばれるバスにより、機能ユニ
ット間を接続してデータの送受信を行うのが普通であ
る。システムバスは、データを高速に伝送する必要があ
るため、データ線が32ビットあるいは64ビット等の
幅となり、信号線の本数が数十本〜百数十本以上とな
る。本実施形態において、シリアルバス20を使用して
いるのは、そのように信号線数の多いシステムバスにお
いて自己スタック検出回路40を設けると、この自己ス
タック検出回路自体の回路規模が大きくなりすぎるた
め、障害発生時に有効な効果が期待できない。そこで、
本実施形態では、シリアルバス20を使用する場合に、
各機能ユニット30−1〜30−3内に自己スタック検
出回路40を設けているので、前記(a),(b)のよ
うな有効な効果が期待できる。
【0015】なお、本発明は上記実施形態に限定され
ず、種々の変形が可能である。この変形例としては、例
えば、次の(1),(2)のようなものがある。 (1) シリアルバス20の本数や機能ユニット30−
1〜30−3の数は、図示のものに限定されず、任意の
ものが適用可能である。 (2) 自己スタック検出回路40は、シリアルバス2
0への送信信号を出力したまま壊れた内部状態を検出
し、この内部状態を検出すると送信信号の出力をマスク
する機能を有すればよいので、図3以外の他の回路で構
成することも可能である。
【0016】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、シリアルバスに接続された各機能ユニットのバス
接続箇所において、自身が信号を出力したまま壊れた状
態を検出し、自身の出力をマスクすることによって障害
の波及範囲が他の機能ユニットに及ぶことを防止するた
めの自己スタック検出手段を設けたので、ある機能ユニ
ットの内部が故障しても、シリアルバスには悪影響を与
えず、他の機能ユニット間の通信が可能になる。しか
も、シリアルバスに接続されたプロセッサのソフト等に
よって、各機能ユニットをアクセスした際、ある機能ユ
ニットのみアクセスできなくなることにより、障害発生
機能ユニットの特定が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すシリアルバス接続装置
の構成図である。
【図2】従来のシリアルバス接続装置の構成図である。
【図3】図1中の自己スタック検出回路の構成例を示す
回路図である。
【図4】図3の回路の動作を説明するタイムチャートで
ある。
【符号の説明】
20 シリアルバス 30−1〜30−3 機能ユニット 31−1〜31−3 レシーバ素子 32 シリアルバス入力線 33 シリアルバス入力制御部 34 内部回路 35 シリアルバス出力制御部 36 シリアルバス出力線 37−1〜37−3 オープンコレクタドライバ素
子 40 自己スタック検出回路 44 カウンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 道宏 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 出谷 誠司 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 保坂 徳夫 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリアルバスに接続され、該シリアルバ
    スを介して相互に信号の送受信を行う複数個の機能ユニ
    ットを備えたシリアルバス接続装置において、 前記各機能ユニットには、前記シリアルバスへの送信信
    号を出力したまま壊れた内部状態を検出すると該送信信
    号の出力をマスクする自己スタック検出手段を、それぞ
    れ設けたことを特徴とするシリアルバス接続装置。
  2. 【請求項2】 複数本の信号線からなるシリアルバス
    と、 前記シリアルバスに接続され、該シリアルバスを介して
    相互に信号の送受信を行う複数個の機能ユニットとを、
    備えたシリアルバス接続装置において、 前記各機能ユニットは、 内部から複数本の出力線を通して送られてくる送信信号
    を前記シリアルバスへ出力するドライバ手段と、 前記シリアルバスから送られてくる送信信号を受信し、
    複数本の入力線を通して前記内部へ入力するレシーバ手
    段と、 前記複数本の出力線のいずれかが一定時間以上信号を出
    力し続けているか否かをカウント手段によって監視し、
    その出力が一定時間内であれば該カウント手段をリセッ
    トし、その出力が一定時間以上のときには該カウント手
    段のキャリー信号によって前記ドライバ手段をオフ状態
    にする自己スタック検出手段とを、有することを特徴と
    するシリアルバス接続装置。
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