JPH1030300A - 小屋組構造 - Google Patents

小屋組構造

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JPH1030300A
JPH1030300A JP8207932A JP20793296A JPH1030300A JP H1030300 A JPH1030300 A JP H1030300A JP 8207932 A JP8207932 A JP 8207932A JP 20793296 A JP20793296 A JP 20793296A JP H1030300 A JPH1030300 A JP H1030300A
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JP
Japan
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shed
truss
roof
hut
pair
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JP8207932A
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English (en)
Inventor
Takeshi Fukuda
剛 福田
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Daiwa House Industry Co Ltd
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Daiwa House Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小屋組構成部材の削減、およびその断面の低
減が図れ、かつ棟部の雨仕舞い等の施工を小屋裏から行
えるようにする。 【解決手段】 桁方向に離れた柱4,4の上に各々立設
した一対の小屋束6,6と、この小屋束6の上端間に接
合した母屋7と、この母屋7と各小屋束6とを接合した
方杖8とでなる門形トラス5を設ける。屋根パネル19
のパネルフレーム20における屋根勾配方向のフレーム
材20aを母屋7上に設置して、鉄骨製の小屋組構造を
構築する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ユニット工法住
宅等の鉄骨系建物における小屋組構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の小屋組では、図15のよ
うに、上弦材52,斜材53,下弦材54などの部材で
構成した複数の山形トラス51を、桁方向に並べて配置
し、これら山形トラス51を複数本の母屋55で連結す
る構成が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように山
形トラス51を用いると、小屋組の構成部材が多くな
り、部材コストが増大するばかりか、外形の大きい山形
トラス51を現場に搬入するので嵩張り、運搬コストも
増大するという問題点がある。また、上記構成では、棟
部の棟カバー等の雨仕舞いの施工を、屋根に上がって行
わなければならないので、作業性が悪く、安全性にも問
題があり、また建築作業の無足場化を妨げる要因の一つ
となっている。
【0004】この発明は、このような課題を解消し、必
要強度を確保した上で、小屋組の構成部材の削減、部材
断面の低減が図れ、部材コストおよび運搬コストが低減
できる小屋組構造を提供することを目的とする。この発
明の他の目的は、小屋裏の内部から棟部の施工が行え、
屋根面上に乗って行う作業を無くすことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の小屋組構造
は、鉄骨製の小屋組構造であって、桁方向に離れた柱の
上に各々立設した一対の小屋束と、この小屋束の上端間
に接合した母屋と、この母屋と前記各小屋束とを接合し
た方杖とでなる門形トラスを設け、屋根パネルのパネル
フレームにおける屋根勾配方向のフレーム材を前記母屋
上に設置したものである。このように、母屋を門形トラ
スの構成部材としてその両端および中間を小屋束および
方杖でそれぞれ支持するように構成し、また屋根勾配方
向に沿う小屋組材は屋根パネルのフレーム材で兼用させ
たので、重複した無駄な小屋組構成部材が無くなり、小
屋組に必要な耐力を確保した上で、小屋組の構成部材を
削減できる。また、構成部材の小断面化も図れる。門形
トラスは構成が簡単なため、現場で組み立てることも可
能であり、これにより、部材を線材化して現場に搬入す
ることができ、運搬コストの低減が図れる。
【0006】前記小屋組構造において、前記一対の小屋
束を立設する柱を、鉄骨梁および鉄骨柱で組まれたユニ
ットボックスフレームの角部の柱とし、かつ妻方向に隣
合う2個のユニットボックスフレームの隣接する2本の
柱間に跨がって前記小屋束を立設してもよい。この構成
の場合、小屋束および方杖を介して小屋束の足元に集中
して作用する屋根荷重をユニットボックスフレームの柱
で直接に受けることができる。そのため荷重の伝達に無
理がなく、これによっても部材数の低減および小断面化
が可能となる。
【0007】また、前記小屋組構造において、門形トラ
スを桁方向に複数連続させて設置し、隣接する各小屋束
を、桁方向に並ぶ各々別のユニットボックスフレームに
おける柱上に立設してもよい。このように門形トラスを
桁方向に連続配置することで、桁方向に長い屋根におい
ても、小屋組に必要な耐力を確保した上で、小屋組の構
成部材の削減、および構成部材の小断面化が図れる。
【0008】また、前記小屋組構造において、各々柱上
に設置されて屋根勾配方向に離れた一対の小屋束の間に
部分トラスを設けても良い。この部分トラスは、スパン
の中間に上下の弦材間に接合された束材を有するものと
し、桁方向に離れて対面する一対の部分トラスにおける
前記束材の上端間に母屋を設ける。この母屋および前記
門形トラスの母屋に渡って前記屋根パネルの屋根勾配方
向のフレーム材を設置する。この構成の場合、部分トラ
スの束材に接合された母屋に作用する屋根荷重を、部分
トラスの束材から下弦材を介して前記トラス束材の両側
の柱に分散して支持させることができる。これにより、
柱の配置に制限されずに、母屋の配置を自由に設計する
ことができる。
【0009】この部分トラスを用いる小屋組構造におい
て、棟に母屋を設けず、棟に最も近い母屋を前記部分ト
ラス間に接合された母屋とし、この母屋の隣に前記門形
トラスの母屋を配置してもよい。この構成の場合、棟部
に母屋が配置されないので、屋根の棟部の雨仕舞い等の
施工を、屋根の小屋組施工後に、小屋組の内部よりの作
業で行うことができる。そのため、屋根の上に作業者が
上がることなく、安全に効率良く作業が行え、無足場化
も可能になる。
【0010】また、前記小屋組構造において、前記門形
トラスに代えて、一対の小屋束およびその上端間に接合
された母屋からなるラーメン構造の門形架構を用いても
よい。この構成の場合、ラーメン構造となるため、方杖
が省略できて小屋裏空間の利用が行い易くなる。門形架
構の運搬は組み立て状態で行うことが必要であるが、工
場で予め門形架構を組み立てておくことができるので、
現場施工を簡略化できる。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態を図1ない
し図14と共に説明する。図1はこの実施形態に係る小
屋組構造の概略斜視図を示す。この小屋組構造1は、鉄
骨梁3および鉄骨柱4で組まれた複数個のユニットボッ
クスフレーム2を組み合わせてなるユニット工法建物に
応用したものであり、低層集合住宅に適用した例を示
す。この小屋組構造1は、桁方向に延びる門形トラス5
を主に構成される。門形トラス5は、図2および図3に
示すように桁方向に離れた前記鉄骨柱4の上に立設した
一対の小屋束6,6と、この小屋束6の上端間に接合し
た母屋7と、この母屋7の長手方向中間部と各小屋束6
の下部とを接合した方杖8とでなり、一般には桁方向に
複数連続させて設置する。小屋束6および母屋7は各々
リップ溝形鋼からなり、母屋7はその下フランジを小屋
束6の上端の端板にボルト接合等によって接合される。
【0012】門形トラス5のいらか部側の小屋束6は、
図6(B),(C)に背面図および平面図で示すよう
に、妻方向に隣合う2個のユニットボックスフレーム
2,2の隣接する2本の鉄骨柱4,4間に跨がって立設
される。小屋束6の下端には平板状の接合片9が設けら
れ、この接合片9が両ユニットボックスフレーム2,2
の鉄骨梁3にボルト接合される。また、門形トラス5の
他端側の小屋束6も同様にして、図9(A)〜(C)に
正面図、側面図、および平面図で示すように、4個のユ
ニットボックスフレーム2…の角部が集まるボックスジ
ョイント部において妻方向に隣合う2個のユニットボッ
クスフレーム2,2の隣接する2本の鉄骨柱4,4間に
跨がって立設される。この場合、小屋束6の下端と、こ
れに隣接する別の門形トラス5の小屋束6の下端には共
通の接合片9Aが設けられ、この接合片9Aが前記4個
のユニットボックスフレーム2…の各鉄骨梁3…にボル
ト接合される。
【0013】また、門形トラス5のいらか部側の小屋束
6と方杖8との接合は、図6のように小屋束6の下端か
ら桁方向に突出させた接合片10に方杖8の下端をボル
ト接合することにより行われる。また前記方杖8の上端
は、図7のように前記門形トラス5の母屋7にボルト接
合される。他端側の小屋束6と母屋7とに接合する方杖
8の接合構造も同様である。
【0014】図4(A)は、いらか部を屋内側からみた
正面図である。同図に示すように、いらか部の棟に相当
する部分にはいらか柱となる棟部小屋束6Aが立設され
る。この棟部小屋束6Aの下端も、門柱トラス5の小屋
束6と同様に、妻方向に隣合う2個のユニットボックス
フレーム2の隣接する2本の鉄骨柱4,4間に跨がって
立設される。このいらか部の棟部小屋束6Aと、これに
妻方向に隣合う小屋束6との間には、部分トラス11が
設けられる。部分トラス11は、小屋束6および棟部小
屋束6Aに沿う両端の縦材12,13と、屋根勾配に沿
う上弦材14と、水平な下弦材15と、この部分トラス
11のスパンの中間で上下の弦材14,15間に接合さ
れた束材16と、2本の斜材18,19とからなる。各
斜材18,19は、この束材16と下弦材14との接合
部に下端が接合され、上端が上弦材14の両端と各縦材
12,13との接合部に接合される。
【0015】門形トラス5のいらか部から離れた端部が
設置される側でも、図5(A)に示すように、その小屋
束6と棟部小屋束6Aとの間に、図4の例と同様な構成
の部分トラス11が設置される。これらのように桁方向
に離れて対面する一対の部分トラス11,11における
前記束材16の上端間には、図11(A)〜(C)に示
すように母屋7Aが設けられる。この母屋7Aおよび門
形トラス5の母屋7に渡って、屋根パネル19(図1)
のパネルフレーム20における屋根勾配方向のフレーム
材20aが設置される。屋根パネル19は形鋼製のパネ
ルフレーム20に野地板となる耐水合板等の面材を張
り、その上にルーフィング等を敷いて屋根葺材を葺いた
ものである。
【0016】門形トラス5の母屋7や、部分トラス11
間の母屋7Aの上面には、図3や図11に示すように接
合片21が突設され、この接合片21に前記屋根パネル
19のフレーム材20aがボルト接合される。
【0017】この小屋組構造1において、棟部では母屋
を設置しない。すなわち、前記一対の棟部小屋束6A,
6Aの上端間には母屋を設置しない。したがって、棟に
最も近い母屋は、前記部分トラス11,11間に接合さ
れた母屋7Aとなり、この母屋7Aの隣に門形トラス5
の母屋7が配置されることになる。
【0018】また、いらか部においては、図4(A)に
示すように、門形トラス5の小屋束6から軒桁までの間
には、前記小屋束6に沿う縦材23、上弦材24、下弦
材25等からなる別の部分トラス22が設けられる。な
お、いらか部における各部の部分トラス11,22は、
外壁面材(図示せず)を予め張り、いらかパネルとして
構成しておく。
【0019】図1のユニット工法建物では、ユニットボ
ックスフレーム2は妻方向には4個並べ、桁方向には数
個(一部だけを図示)を並べて設置してあり、桁方向の
一部において、ユニットボックスフレーム2の配置され
ない空間Aが片方の桁面に面して設けてある。この空間
Aは階段室となる空間であって、現場施工で壁パネル等
が建込まれ、その桁方向の中間位置には妻方向に沿って
界壁部23が設けられる。この界壁部23の小屋組部分
を図4(B)に示す。界壁部23の小屋組部分では、屋
根断面となる山形の半分を構成する三角形トラス31が
設置され、山形の残る半分は前述した各部分トラス1
1,22からなる。部分トラス11,22は、前述した
構成のものであり、部分トラス11は、門形トラス5の
小屋束6と棟部小屋束6Aとの間に設置される。なお、
界壁部23に配置する各トラス11,22,31には、
界壁面材を取付けて界壁パネルとして構成しておく。
【0020】図5(B)は、この小屋組構造1における
前記階段室となる空間A(図1)のユニットボックス妻
側部を示す。この妻側部は、棟部小屋束6Aと小屋束6
と、これらの間に設置される部分トラス11とで構成さ
れる。この部分トラス11と、これに対面するいらか部
の部分トラス11の間に、前記と同様に母屋7Aが接合
され、また桁方向に対向する両小屋束6,6の上端間に
母屋7が接合される。これら母屋7A,7に渡って屋根
パネル19の屋根勾配方向のフレーム材20aが設置さ
れる。
【0021】この構成の小屋組構造1によると、棟部に
母屋がないので、棟部の施工を小屋組の内部側から行う
ことができ、その施工を安全に行うことができる。図1
3(A),(B)はその棟部の構成例を妻側から見た断
面図および部分拡大図である。この棟部の施工は、山形
の棟包ユニット24を、屋根パネル19の屋根勾配方向
のフレーム材20aの上端にボルト40で接合すること
により行われる。この場合に、両側の屋根パネル19,
19間に隙間が大きく開くように片方の屋根パネル19
を仮保持状態としておき、小屋裏から棟包ユニット24
を屋根上面に押し上げた後に、両屋根パネル19,19
を適正な配置とし、その本固定を行う。棟の両側の屋根
パネル19,19における屋根勾配方向のフレーム材2
0a,20aは、5角形状の棟部接合プレート42をボ
ルト接合することにより、相互に接合する。
【0022】また、この小屋組構造1において、屋根の
荷重は、屋根パネルフレーム20で受け、その荷重を門
形トラス5の母屋7を介して各小屋束6からユニットボ
ックスフレーム2の鉄骨柱4に流すことができる。その
ため、荷重を負担する部材の重複がなく、小屋組に必要
な耐力を確保した上で、小屋組の構成部材を削減でき、
かつ構成部材の小断面化も図れる。構築に際しては、門
形フレーム5は、母屋7、小屋束6、および方杖8を各
々独立した線材の状態で工場等から建築現場に運搬し、
これら母屋7、小屋束6、および方杖8を現場で門形フ
レーム5に組み立てた後、重機により吊り上げ、ユニッ
トボックスフレーム2上に設置する。このように各部材
6〜8を線材の状態で運搬できるため、嵩張らず、運搬
コストが低減される。
【0023】なお、前記実施形態では門形トラス5を用
いたが、これに代えて、一対の小屋束およびその上端間
に接合された母屋からなるラーメン構造の門形架構を用
いても良い。この場合、門形架構は工場などで予め組み
立てておく。
【0024】
【発明の効果】この発明の小屋組構造は、鉄骨製の小屋
組構造であって、桁方向に離れた柱の上に各々立設した
一対の小屋束と、この小屋束の上端間に接合した母屋
と、この母屋と前記各小屋束とを接合した方杖とでなる
門形トラスを設け、屋根パネルのパネルフレームにおけ
る屋根勾配方向のフレーム材を前記母屋上に設置したた
め、必要強度を確保した上で、小屋組の構成部材の削
減、部材断面の低減が図れ、部材コストおよび運搬コス
トが低減できる 上記小屋組構造において、各々柱上に設置されて屋根勾
配方向に離れた一対の小屋束の間に部分トラスを設け、
この部分トラスはスパンの中間で上下の弦材間に接合さ
れた束材を有し、桁方向に離れて対面する一対の部分ト
ラスにおける前記束材の上端間に母屋を設け、この母屋
および前記門形トラスの母屋に渡って前記屋根パネルの
屋根勾配方向のフレーム材を設置した場合は、棟部の母
屋を省略しても堅固に屋根パネルを設置でき、そのため
棟部の施工を小屋裏から行うことが可能で、作業の安
全、および効率化を図り、無足場化を図ることもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る小屋組構造の概略
構成を示す斜視図である。
【図2】同小屋組構造における門形トラスの正面図であ
る。
【図3】同門形トラスの分解斜視図である。
【図4】(A)は前記小屋組構造におけるいらか部の構
造を屋内側から見た正面図、(B)は同界壁部の正面図
である。
【図5】(A)は前記小屋組み構造における一部の妻側
部分を示す正面図、(B)は別の妻側部分を示す正面図
である。
【図6】(A)〜(C)は各々前記門形トラスの小屋束
のいらか部での立設構造を示す側面断面図、裏面断面
図、平面図である。
【図7】(A)は前記門形トラスの方杖の接続構造を示
す側面図、(B)は同正面断面図である。
【図8】(A)〜(C)は各々前記門形トラスのいらか
部における母屋への屋根パネルの設置構造を示す側面断
面図、裏面断面図、および平面図である。
【図9】(A)〜(C)は各々前記門形トラスの小屋束
のボックスジョイント部での立設構造を示す側面断面
図、正面図、および平面図である。
【図10】(A),(B)は各々前記門形トラスのボッ
クスジョイント部における母屋への屋根パネルの設置構
造を示す正面図および側面断面図である。
【図11】(A)〜(C)は各々前記小屋組構造におけ
る部分トラスの母屋への屋根パネルの設置構造を示す裏
面図、側面断面図、および平面図である。
【図12】(A)〜(C)は各々前記部分トラスの束材
立設構造を示す裏面図、側面断面図、および平面図であ
る。
【図13】(A)は前記小屋組構造における妻側から見
た棟部の構造を示す断面図、(B)が同拡大図である。
【図14】前記小屋組構造の一部を示す斜視図である。
【図15】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…小屋組構造、2…ユニットボックスフレーム、5…
門形トラス、6…門形トラス、6A…棟部小屋束、7,
7A…母屋、8…方杖、11…部分トラス、16…束
材、19…屋根パネル、20…パネルフレーム、20a
…フレーム材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄骨製の小屋組構造であって、桁方向に
    離れた柱の上に各々立設した一対の小屋束と、この小屋
    束の上端間に接合した母屋と、この母屋と前記各小屋束
    とを接合した方杖とでなる門形トラスを設け、屋根パネ
    ルのパネルフレームにおける屋根勾配方向のフレーム材
    を前記母屋上に設置した小屋組構造。
  2. 【請求項2】 前記一対の小屋束を立設する柱が、鉄骨
    梁および鉄骨柱で組まれたユニットボックスフレームの
    角部の柱であり、かつ妻方向に隣合う2個のユニットボ
    ックスフレームの隣接する2本の柱間に跨がって前記小
    屋束を立設した請求項1記載の小屋組構造。
  3. 【請求項3】 前記門形トラスを桁方向に複数連続させ
    て設置し、隣接する各小屋束は、桁方向に並ぶ各々別の
    ユニットボックスフレームにおける柱上に立設した請求
    項2記載の小屋組構造。
  4. 【請求項4】 各々柱上に設置されて屋根勾配方向に離
    れた一対の小屋束の間に部分トラスを設け、この部分ト
    ラスはスパンの中間に上下の弦材間に接合された束材を
    有し、桁方向に離れて対面する一対の部分トラスにおけ
    る前記束材の上端間に母屋を設け、この母屋および前記
    門形トラスの母屋に渡って前記屋根パネルの屋根勾配方
    向のフレーム材を設置した請求項1または請求項2また
    は請求項3記載の小屋組構造。
  5. 【請求項5】 棟に母屋を設けず、棟に最も近い母屋を
    前記部分トラス間に接合された母屋とし、この母屋の隣
    に前記門形トラスの母屋を配置した請求項4記載の小屋
    組構造。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれかに記
    載の小屋組構造において、前記一対の小屋束、母屋、お
    よび方杖で構成される門形トラスに代えて、一対の小屋
    束およびその上端間に接合された母屋からなるラーメン
    構造の門形架構を用いた小屋組構造。
JP8207932A 1996-07-17 1996-07-17 小屋組構造 Pending JPH1030300A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102817441A (zh) * 2012-09-13 2012-12-12 北京天基新材料股份有限公司 一种用于网架屋面的轻质自保温预制板体系
CN109838034A (zh) * 2019-04-03 2019-06-04 曹友国 一种用于装配房屋的屋面结构

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