JPH10302582A - 開閉装置の接圧ばね装置 - Google Patents

開閉装置の接圧ばね装置

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JPH10302582A
JPH10302582A JP10469997A JP10469997A JPH10302582A JP H10302582 A JPH10302582 A JP H10302582A JP 10469997 A JP10469997 A JP 10469997A JP 10469997 A JP10469997 A JP 10469997A JP H10302582 A JPH10302582 A JP H10302582A
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JP
Japan
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contact
contact pressure
link
pressure spring
insulating rod
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JP10469997A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Orito
伸行 折戸
Masamitsu Nakanishi
正光 中西
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造でワイプ寸法調整が正確且つ容易
にできる開閉装置の接圧ばね装置を提供する。 【解決手段】 開閉装置の接圧ばね装置36において、
リンク8の第1の埋金部12が貫通する孔8aの周囲の
接圧ばね7の内径側に、この内径よりもわずかに小さい
ばねガイド31を設け、駆動軸10の回動に対し接圧ば
ね7が圧縮されるとき、第1の埋め金部12に対しリン
ク8が傾かないように規制する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高圧電路の開閉
を行う開閉装置の接圧ばね装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7〜図9は例えば特開平7−1221
63号公報に示された開閉装置の接圧ばね装置(ワイプ
装置とも言う)と類似の接圧ばね装置を示す図で、図7
は接圧ばね装置を示す側面図、図8は図7の要部拡大断
面図、図9は動作を説明するための図である。図におい
て、高圧電路である第1の主回路導体1と第2の主回路
導体2が開閉装置内部に導入されている。この開閉装置
は、例えば真空遮断器であり、この真空遮断器の主回路
接点4は真空スイッチ管3の内部に設けられており、こ
の真空スイッチ管3は第1の主回路導体1に固定されて
いる。
【0003】この真空スイッチ管3は、その内部に主回
路接点4である固定側接点4aと可動側接点4bが設け
られており、固定側接点4aは第1の主回路導体1に電
気的に接続され、固定されている。他方の可動側接点4
bは可動導体22に固定されており、この可動導体22
は前記第2の主回路導体2と可撓導体5を介して移動可
能に電気的に接続されている。
【0004】この開閉装置の主回路接点4を開閉駆動す
るための接圧ばね装置について以下に述べる。図7にお
いて、高圧電路である第1の主回路導体1と第2の主回
路導体2を主回路接点4の開閉により開成又は閉成する
ために、主回路接点4の可動側接点4bに接続された可
動導体22には、開閉操作を行う絶縁ロッド6に埋設さ
れた第2の埋金部11が固着されている。絶縁ロッド6
は絶縁物で形成されており、両端の高圧電路側と接地さ
れた駆動側(図の下方)を電気的に絶縁するものであ
る。
【0005】この絶縁ロッド6の駆動側には、接圧ばね
7の一端(図7における上端)が当接されている。この
接圧ばね7の他端(図7における下端)が当接するリン
ク8は、この開閉装置の駆動部(図示なし)の作動を伝
える駆動軸10に固着されたレバー9とピン17により
回動可能に連結されている。絶縁ロッド6と第1の埋め
金部12と接圧ばね7とリンク8は接圧ばね装置36を
構成している。
【0006】図8に示す接圧ばね装置36の要部は、主
回路接点4が閉状態のときを示したものであり、駆動軸
10の矢印a方向への回動により、リンク8は上方向へ
持ち上げられている。第1の埋金部12は、接圧ばね7
及びリンク8に形成された孔8aを滑動出来る状態で貫
通しており、外側部分にはリンク8の上下方向の移動を
案内するチューブ23が被せられている。ワッシャ23
a、チューブ23、保持ワッシャ18b、リンク8は、
第1の埋金部12の下端部に取り付けられたワイプ座金
15とナット16により締め付けられて固定されてい
る。
【0007】以上のように構成された従来の開閉装置の
接圧ばね装置36の動作について説明する。図7に示す
開状態の主回路接点4を閉とする場合、図示しない駆動
部に連結された駆動軸10は、矢印a方向へ回動され
る。この駆動軸10の矢印a方向への回動により、レバ
ー9が回動され、リンク8を押し上げる。このリンク8
の上方向への移動は接圧ばね7を介して絶縁ロッド6を
持ち上げ、可動側接点4bを固定側接点4aに接触した
後、接圧ばね7は図8に示すように圧縮されて可動側接
点4bに押圧力を与える。このため、主回路接点4は確
実に電気的に接触した状態に保たれる。
【0008】従来の開閉装置の接圧ばね装置36の問題
点を図9により説明する。図7に示すようにリンク8の
上方向への移動により接圧ばね7が圧縮された状態で
は、第1の埋金部12はリンク8の孔8a内をギャップ
を有して貫通しているため、接圧ばね7のコイル中心軸
と端部座の直角度のばらつき等により、リンク8に対し
て第1の埋金部12が図9のように傾く場合があり、こ
の傾きにより、リンク8と第1の埋金部12に固定され
たワイプ座金15とのワイプ寸法30が位置により異な
り正確な寸法を測定できない。また、前記ワイプ寸法3
0を調整する際に、前記状態で絶縁ロッド6を周方向に
回転させ、第2の埋金部11のねじ込み深さを変えなが
ら行うため、第1の埋金部12が傾いたまま回転するの
で調整に時間がかかるという問題があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の開閉装置の接圧
ばね装置36は以上のように構成されているので、リン
クの上方向への移動により、リンクに対して、第1の埋
金部が傾く場合があり、この傾きにより、リンクと第1
の埋金部に固定されたワイプ座金とのワイプ寸法が正確
に測定できない。また、絶縁ロッドを周方向に回転させ
ると、第1の埋金部が傾いたまま回転するので調整に時
間がかかるという問題があった。
【0010】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、簡単な構造でワイプ寸法の調整
が正確に、且つ、容易にできる接圧ばね装置を得ること
を目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明による開閉装
置の接圧ばね装置は、駆動部に駆動されて固定接触子と
接離する可動接触子の前記固定接触子との接圧を調整す
る開閉装置の接圧ばね装置であって、前記可動接触子に
連結された第2の埋金部、この第2の埋め金部に連結さ
れた絶縁ロッド、この絶縁ロッドに固着された第1の埋
金部、前記駆動部に連結され前記第1の埋め金部が滑動
可能に貫通した孔を有するリンク、前記絶縁ロッドと前
記リンクとの間で前記第1の埋金部の周囲に圧縮装着さ
れたコイルばねからなる接圧ばねとを有するものにおい
て、前記リンクが前記接圧ばねの内側に前記接圧ばねの
内径にほぼ等しいか僅かに小さい外径を有するばねガイ
ドを有するものである。
【0012】第2の発明はガイドパイプとして、接圧ば
ねの外側に、接圧ばねの外径より僅かに大きいパイプを
用いたものである。
【0013】第3の発明による接圧ばね装置は、駆動部
に駆動されて固定接触子と接離する可動接触子の前記固
定接触子との接圧を調整する開閉装置の接圧ばね装置で
あって、前記可動接触子に連結された第2の埋金部、こ
の第2の埋め金部に連結された絶縁ロッド、この絶縁ロ
ッドに固着された第1の埋金部、前記駆動部に連結され
前記第1の埋め金部が滑動可能に貫通した孔を有するリ
ンク、前記絶縁ロッドと前記リンクとの間で前記第1の
埋金部の周囲に圧縮装着されたコイルばねからなる接圧
ばねとを有するものにおいて、前記リンクが前記孔と同
軸上に固着され前記第1の埋め金部が滑動可能に貫通す
るガイドパイプを有するものである。
【0014】第4の発明は、リンクの板材の厚みを第1
の埋め金部の外径の1/2以上とすることによって、こ
の板材に設けた前記第1の埋め金部が滑動可能に貫通し
た孔そのものをガイドパイプとして用いたものである。
【0015】第5の発明による接圧ばね装置は、駆動部
に駆動されて固定接触子と接離する可動接触子の前記固
定接触子との接圧を調整する開閉装置の接圧ばね装置で
あって、前記可動接触子に連結された第2の埋金部、こ
の第2の埋め金部に連結された絶縁ロッド、この絶縁ロ
ッドに固着された第1の埋金部、前記駆動部に連結され
前記第1の埋め金部が滑動可能に貫通した孔を有するリ
ンク、前記絶縁ロッドと前記リンクとの間で前記第1の
埋金部の周囲に圧縮装着されたコイルばねからなる接圧
ばねとを有するものにおいて、前記リンクが前記孔内に
同心に挿入され第1の埋金部が滑動可能に貫通するパイ
プ部を持つガイドワッシャを有するものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明を図により説明する。図
1及び図4はこの発明の開閉装置の接圧ばね装置36の
要部を一部を断面図として示す側面図、図2及び図3は
図1の接圧ばね装置36を用いた開閉装置の全体を示す
側面図であり、図1と図2は、主回路接点4が閉状態の
場合を示し、図3及び図4は主回路接点4が開状態の場
合を示す。図2、図3において、高圧電路である第1の
主回路導体1と第2の主回路導体2が開閉装置内部に導
入されている。
【0017】本発明の開閉装置は、真空遮断器について
説明したものであり、この真空遮断器の主回路接点4は
真空スイッチ管3内に設けられており、この真空スイッ
チ管3内部の主回路接点4は固定側接点4aと可動側接
点4bにより構成されており、一方の固定側接点4aは
第1の主回路導体1に電気的に接続され、固定されてい
る。他方の可動側接点4bは可動導体22に固定されて
おり、この可動導体22は前記第2の主回路導体2と可
撓導体5を介して移動可能に電気的に接続されている。
【0018】図2において、高圧電路である第1の主回
路導体1と第2の主回路導体2は、主回路接点4の開閉
により、開成又は閉成される。このために、主回路接点
4の可動側接点4bに接続された可動導体22には、開
閉操作を行う絶縁ロッド6に埋設された第2の埋金部1
1が固着されている。絶縁ロッド6は絶縁物で形成され
ており、高圧電路側と接地された駆動側を電気的に絶縁
するものである。図4に示すように、この絶縁ロッド6
の上部側に埋設された前記第2の埋金部11の下端に対
向して絶縁ロッド6の下部側には、所定の絶縁距離を有
して第1の埋金部12の上端部が埋設されている。
【0019】また、この絶縁ロッド6の下側には第1の
埋金部12と略同心の円形の溝6aが形成されている。
そして、この溝6aの底部にはワッシャ18aが固定さ
れている。このワッシャ18aには接圧ばね7の一端
(図4における上端)が当接しており、この接圧ばね7
の他端(図4における下端)は、リンク8に当接してい
る。接圧ばね7はこのリンク8とワッシャ18aの間に
保持されている。前記リンク8は、この開閉装置の駆動
部(図示なし)の作動を伝える駆動軸10に固着された
レバー9とピン17により回動可能に連結されている。
31はばねガイドで接圧ばね7の内側に内接するチュー
ブ状(パイプ状)のもので、前記リンク8と溶接により
固着されている。
【0020】図1に示す接圧ばね装置36の要部は、主
回路接点4が閉状態のときを示したものであり、駆動軸
10の矢印a方向への回動により、リンク8は上方向へ
持ち上げられている。第1の埋金部12は接圧ばね7及
びリンク8に形成された孔8aを遊通しており、この孔
8a内を貫通する第1の埋金部12の外周部分にチュー
ブ23が設けられ、第1の埋金部12の下端部に取付け
られたワイプ座金15とナット16により締め付けられ
て固定されている。このワイプ座金15とナット16
は、主回路接点4が開状態のとき、図4に示すように、
リンク8と当接するように構成されている。
【0021】次に動作について説明する。図3に示す開
状態の主回路接点4を、駆動部(図示なし)の作動によ
り、図2に示す閉状態とする場合、この駆動部と連動す
る駆動軸10は、矢印a方向に回動される。この駆動軸
10の矢印a方向の回動により、レバー9が回動され、
このレバー9はピン17によって係合されたリンク8を
押し上げる。このリンク8の上方向への移動は接圧ばね
7を介して絶縁ロッド6を持ち上げ、可動側接点4bを
固定側接点4aに接触させ、主回路接点4を閉状態とす
る。このときリンク8の移動距離は、可動側接点4bの
移動距離より長いため、可動側接点4bが固定側接点4
aに接触した後、接圧ばね7は圧縮されて可動側接点4
bに押圧力を与える。このため主回路接点4は確実に電
気的に接触した状態に保たれる。
【0022】上記のように構成された接圧ばね装置36
において、ばねガイド31の長さは接圧ばね7の半分程
度以上あるので、図1の状態において生じるワイプ座金
15とリンク8との間の傾きが接圧ばね7に内接するば
ねガイド31の規制により減少する。このためワイプ寸
法30の測定が容易で正確に行え、且つワイプ寸法30
の調整時に絶縁ロッド6を周方向に回転させるとき、ワ
イプ座金15の傾いたまま回転するということがなくな
る。図2の主回路接点4の閉成状態から図3の主回路接
点4の開成状態へと動作したときに、ワイプ座金15と
リンク8が接触するが、この動作のとき、接圧ばね7に
内接するばねガイド31により、ワイプ座金15のリン
ク8への片当たりはなくなり上下方向の動作が安定する
という効果がある。
【0023】なお、図1、図4におけるばねガイド31
は接圧ばね7の内側に設けられているが、これに代え
て、接圧ばね7の外側に設けても良い。この場合、外側
に設けられたばねガイドの内径は接圧ばね7が圧縮変形
して、その外径が大きくなることを妨げないものとしな
ければならないことは言うまでもない。
【0024】実施の形態2.実施の形態1の図1、図4
の方法では、リンク8の傾きは軽減されているとはい
え、接圧ばね7のたわみ、変形などに応じてリンク8が
第1の埋め金部に対して傾くと言うことが生じる。そこ
で、この傾きを更に減少することが出来る方法として、
実施の形態2による接圧装置の構成を図5に示す。図に
於いて、37はガイドパイプであり、リンク8に直角に
溶接(又はリンク8と同材でプレスで型打しても良い)
されている。ガイドパイプ37の内径はチューブ23の
外径より僅かに太いので、チューブ23の外側を上下に
自由に滑動する。
【0025】ガイドパイプ37は適当な長さ(チューブ
23の径の半分以上程度)を有しているので、チューブ
23によって傾きが制限され、第1の埋め金部12に対
してリンク8が傾くと言うことがない。ガイドパイプ3
7の外径は接圧ばね7の内径より小さいが従来の図8に
用いている保持ワッシャ18bを用いているので、接圧
ばね7がずれてしまうと言うことはない。
【0026】なお、図5においてガイドパイプ37とリ
ンク8とは一体となったものであるから、例えば次のよ
うに構成することもできる。即ち、リンク8を構成する
板の厚みを例えばチューブ23の径の半分程度以上にす
る。そして孔8aの径をチューブ23の外径よりごくわ
ずか大きくする。これによって孔8aがガイドパイプ3
7をも兼ねることとなる。このような方法の場合、図5
のものよりもリンク8を安価に製作できる。
【0027】実施の形態3.実施の形態2の図5の方法
では、保持ワッシャ18bを必要とするので、ガイドパ
イプ37と保持ワッシャ18bの機能を1つの部品で兼
用できるものを以下に示す。 図6に本発明の実施の形
態3による接圧装置の構成図を示す。図に於いて、38
はガイドワッシャである。ガイドワッシャ38は中心部
に内径がチューブ23の外径より僅かに大きいパイプ部
を有すると共に、外側に向って僅かに傾斜し接圧ばねを
受ける部分では水平となった面を有するワッシャ状の形
をしている。この水平面(ばね受け部)に接圧ばね7が
落着く。ガイドワッシャ38の中心のパイプ部はリンク
8の中心の孔8bに挿入されているので、ガイドワッシ
ャ38とリンク8との相対位置関係がずれると言うこと
はない。ガイドワッシャ38の中心部にあるパイプ状の
部分の長さは、チューブ23の径と同程度あるので、リ
ンク8の第1の埋め金部12に対する角度は一定に保た
れる。
【0028】なお、上記説明では真空遮断器の接圧ばね
装置の場合について説明したが、他の開閉装置に用いて
も上記と同様の効果を奏する。又、各図に於いてチュー
ブ23は第1の埋め金部12のネジの部分にリンク8が
引っかかり、動きが阻害されるのを防止する程度の物で
あるので、ネジ部がなめらかに加工されているなどの条
件があれば必ずしも必要ではない。
【0029】
【発明の効果】以上のように、第1の発明によれば接圧
ばねの内側に内接するばねガイドをリンクに付加した構
成としたので、第1の埋め金部に対する接圧ばねとリン
クの傾きが低減され、安定した動作の接圧ばね装置が得
られる効果がある。また、保持ワッシャを必要としない
効果が得られる。
【0030】第2の発明によれば接圧ばねの外側に外接
するばねガイドをリンクに付加した構成としたので、第
1の埋め金部に対する接圧ばねとリンクの傾きが低減さ
れ、安定した動作の接圧ばね装置が得られる効果があ
る。また、保持ワッシャを必要としない効果が得られ
る。
【0031】第3の発明によれば、第1の埋め金部がリ
ンクを貫通する孔の部分にガイドパイプを取付けたの
で、第1の埋め金部に対してリンクが傾くと言うことが
無くなる。
【0032】第4の発明によれば、第2の発明と同じ構
成のリンクをより単純な構成で製作できる。
【0033】第5の発明によれば、第1の埋め金部がリ
ンクを貫通する孔の部分にパイプ部を有し、周囲に接圧
ばねが安定するばね受け部を有するガイドワッシャを用
いたので、第1の埋め金部に対してリンクが傾くと言う
ことが無くなる。また、保持ワッシャも必要でなくなる
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による接圧ばね装置
の圧縮状態を示す断面図である。
【図2】 図1の接圧ばね装置を用いた開閉装置の閉状
態を示す側面図である。
【図3】 図1の接圧ばね装置を用いた開閉装置の開状
態を示す側面図である。
【図4】 図1の接圧ばね装置の圧縮されていない状態
を示す側断面図である。
【図5】 実施の形態2による接圧ばね装置の断面図で
ある。
【図6】 実施の形態3による接圧ばね装置の断面図で
ある。
【図7】 従来の開閉装置の接圧ばね装置を示す側面図
である。
【図8】 図7の要部を示す側断面図である。
【図9】 図7、図8の接圧ばね装置の動作を説明する
図である。
【符号の説明】
3: 真空スイッチ 6: 絶縁ロ
ッド 7: 接圧ばね 8: リンク 10: 駆動軸 11: 第2
の埋金部 12: 第1の埋金部 15: ワイプ座金 23: チュ
ーブ 31: ばねガイド 36: 接圧ばね装置 37: ガイ
ドパイプ 38: ガイドワッシャ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動部に駆動されて固定接触子と接離す
    る可動接触子の前記固定接触子との接圧を調整する開閉
    装置の接圧ばね装置であって、 前記可動接触子に連結された第2の埋金部、この第2の
    埋め金部に連結された絶縁ロッド、この絶縁ロッドに固
    着された第1の埋金部、前記駆動部に連結され前記第1
    の埋め金部が滑動可能に貫通した孔を有するリンク、前
    記絶縁ロッドと前記リンクとの間で前記第1の埋金部の
    周囲に圧縮装着されたコイルばねからなる接圧ばねとを
    有するものにおいて、 前記リンクは前記接圧ばねの内側に前記接圧ばねの内径
    にほぼ等しいか僅かに小さい外径を有するばねガイドを
    有することを特徴とする開閉装置の接圧ばね装置。
  2. 【請求項2】 接圧ばねの内側に設けた接圧ばねの内径
    にほぼ等しいか僅かに小さい外径を有するばねガイドに
    代えて、接圧ばねの外側に設けられ前記接圧ばねの外径
    より僅かに大きい内径を有するパイプで構成したばねガ
    イドを用いたことを特徴とする請求項1に記載の開閉装
    置の接圧ばね装置。
  3. 【請求項3】 駆動部に駆動されて固定接触子と接離す
    る可動接触子の前記固定接触子との接圧を調整する開閉
    装置の接圧ばね装置であって、 前記可動接触子に連結された第2の埋金部、この第2の
    埋め金部に連結された絶縁ロッド、この絶縁ロッドに固
    着された第1の埋金部、前記駆動部に連結され前記第1
    の埋め金部が滑動可能に貫通した孔を有するリンク、前
    記絶縁ロッドと前記リンクとの間で前記第1の埋金部の
    周囲に圧縮装着されたコイルばねからなる接圧ばねとを
    有するものにおいて、 前記リンクは、前記孔と同軸に固着され前記第1の埋め
    金部が滑動可能に貫通するガイドパイプを有することを
    特徴とする開閉装置の接圧ばね装置。
  4. 【請求項4】 ガイドパイプは、リンクの板材の厚みを
    第1の埋め金部の外径の1/2以上とすることによっ
    て、この板材に設けた前記第1の埋め金部が滑動可能に
    貫通した孔そのものをガイドパイプとして用いたもので
    あることを特徴とする請求項2に記載の開閉装置の接圧
    ばね装置。
  5. 【請求項5】 駆動部に駆動されて固定接触子と接離す
    る可動接触子の前記固定接触子との接圧を調整する開閉
    装置の接圧ばね装置であって、 前記可動接触子に連結された第2の埋金部、この第2の
    埋め金部に連結された絶縁ロッド、この絶縁ロッドに固
    着された第1の埋金部、前記駆動部に連結され前記第1
    の埋め金部が貫通した孔を有するリンク、前記絶縁ロッ
    ドと前記リンクとの間で前記第1の埋金部の周囲に圧縮
    装着されたコイルばねからなる接圧ばねとを有するもの
    において、 前記リンクは、前記孔内に同心に挿入され第1の埋金部
    が滑動可能に貫通するパイプ部を持つガイドワッシャを
    有することを特徴とする開閉装置の接圧ばね装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004049366A1 (ja) * 2002-11-28 2004-06-10 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 真空バルブユニット
KR100722479B1 (ko) 2005-12-30 2007-05-28 엘에스산전 주식회사 진공차단기
KR100894381B1 (ko) * 2007-05-25 2009-04-22 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 개폐기의 접압조정 기구
JP2011204591A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Mitsubishi Electric Corp 開閉装置
CN107924784A (zh) * 2015-08-31 2018-04-17 三菱电机株式会社 开极速度调节机构及开关装置

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