JPH10302376A - ディスク装置の破壊を防止する試験装置および方法 - Google Patents

ディスク装置の破壊を防止する試験装置および方法

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JPH10302376A
JPH10302376A JP9110593A JP11059397A JPH10302376A JP H10302376 A JPH10302376 A JP H10302376A JP 9110593 A JP9110593 A JP 9110593A JP 11059397 A JP11059397 A JP 11059397A JP H10302376 A JPH10302376 A JP H10302376A
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motor
disk device
function
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Jun Tanaka
旬 田中
Masao Kobori
政雄 小堀
Ikuko Tachibana
育子 橘
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/36Monitoring, i.e. supervising the progress of recording or reproducing
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/54Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks
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  • Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)
  • Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報処理装置の製造時において、ディスク装
置の移動に伴うデータ破壊を防止することが課題であ
る。 【解決手段】 試験工程間を移動する際のデータ破壊を
防止するため、省電力機能を利用して、プログラムによ
りハードディスク・ドライブ(HDD)のモータを停止
させる。まず、で示されるように、HDDを使用しな
い各機能試験の開始時にモータを停止させ、連続動作試
験においては、で示されるように、HDD動作試験を
実施した直後にモータを停止させる。これにより、HD
Dのヘッドは自動的に安全な位置に固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク型の媒体
を用いた記憶装置(以下、ディスク装置と記述する)を
組み込んで使用するワークステーションやパーソナルコ
ンピュータ(以下、PCと記述する)などの情報処置装
置を試験する試験装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】情報処置装置(計算機)に組み込まれる
代表的なディスク装置として、磁気ディスク装置(ハー
ドディスク・ドライブ:以下、「HDD」と記述)があ
る。図12は、PCに内蔵されるHDDの記録媒体であ
る磁気ディスクとヘッドの一例を示している。
【0003】図12において、上側の磁気ディスク1に
はデータが記憶され、下側の磁気ディスク1には位置情
報が記憶されている。HDDは、下側の磁気ディスク1
の位置情報に基づいて、上側の磁気ディスク1のデータ
にアクセスする。
【0004】HDDは、近年、ますます小型化・高密度
化しており、磁気ディスク1の表面とヘッド2の間隔は
0.1μm以下となって、非常に接近してきている。こ
のため、振動や衝撃の影響によって磁気ディスク1とヘ
ッド2が接触し、磁気ディスク1を傷つけることがあ
り、磁気ディスク1上のデータ破壊の原因になってい
る。
【0005】図13は、上から見た磁気ディスク1を示
している。通常、HDDのモータが停止している状態で
は、ヘッド2はテクスチャ領域4で停止している。テク
スチャ領域4とは、磁気ディスク1の情報記録領域3の
外側の安全な領域を指し、ヘッド2がこの領域4で停止
している限り、振動等によるデータ破壊は発生しない。
また、テクスチャ領域は、情報記録領域3の内側の領域
5に設けられることもある。
【0006】ところで、製造時におけるPCの動作試験
は、HDDをPC本体に組み込んだ完成品の形態で行わ
れることが多い。PCの試験は、一般に、複数の機能試
験工程から成っているが、工程間においては、本体装置
を運搬用パレットに載せてベルトコンベアまたはローラ
上を移動させるため、振動やパレット同士の衝突が発生
する可能性が高い。
【0007】このとき、HDDが動作していると、磁気
ディスク1の情報記録領域3がヘッド2と接触して傷つ
き、結果的に、その領域に書かれているデータが破壊さ
れることになる。そこで、従来では、HDDのデータ破
壊を防止するために、以下のような方法をとっていた。 (1)移動時の振動を防ぐため、ローラの水平度を厳密
に設定する。 (2)移動時の振動およびパレット同士の衝突を防ぐた
め、パレットの移動速度を遅くする。 (3)作業員が、移動前に本体装置の電源を切断し、モ
ータ停止が確認できる時間(約15秒間)待ってからパ
レットを移動させる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
試験方法には次のような問題がある。 (1)ローラの水平度の精度を向上させるためには、高
価な設備を設置する必要がある。 (2)パレットの移動速度を遅くすると、トータルの生
産台数が少なくなる。 (3)モータ停止時間を保証すると工程間の移動に時間
がかかるため、トータルの生産台数が少なくなる。ま
た、作業員が必ずしもモータ停止を確認してから移動作
業を行うとは限らず、モータ停止前に移動を開始して、
データ破壊を招くこともある。
【0009】本発明の課題は、情報処理装置の製造時に
おいて、HDDのようなディスク装置の移動に伴うデー
タ破壊を防止する試験装置および方法を提供することで
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の試験装
置の原理図である。図1の試験装置は、試験手段11お
よび処理手段12を備え、ディスク装置13を含む情報
処理装置を試験する。この試験装置は、試験対象である
情報処理装置の一部または全部を含んでいる。
【0011】試験手段11は、情報処理装置の動作試験
を行い、処理手段12は、ディスク装置13を使用しな
いときにそのヘッド14を固有位置へ固定するプログラ
ムを実行する。
【0012】情報処理装置の動作試験において、例えば
情報処理装置を移動させるときのように、ディスク装置
13を使用しないときには、プログラムによりヘッド1
4を固有位置へ固定する。固有位置とは、ディスク上の
データ破壊が起こらない安全な所定位置を指し、例え
ば、上述の磁気ディスク1のテクスチャ領域4に対応す
る。
【0013】処理手段12は、上記プログラムを実行す
ることで、例えば、ディスク装置13のモータ15を停
止させる指示信号をディスク装置13に送る。これによ
り、モータ15が停止して、ヘッド14は、自動的に固
有位置へ固定される。
【0014】作業者の操作に依らずに自動的にヘッド1
4を安全な位置に固定することで、振動や衝撃を受けて
も、ヘッド14とディスクのデータ記憶領域が接触する
ことがなくなる。したがって、工程間の移動等に伴うデ
ィスク上のデータ破壊が防止される。
【0015】これにより、ローラの水平度を保つための
高価な設備が不要となり、情報処理装置を速く移動させ
ることができるようになる。また、モータ停止のタイミ
ングを適切にプログラミングしておくことで、移動前の
待ち時間をなくすことができる。
【0016】例えば、試験手段11および処理手段12
は、後述する図2のCPU(中央処理装置)21、RO
M(read only memory)22、およびRAM(random a
ccess memory)23に対応し、ディスク装置13はHD
D24に対応する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態を詳細に説明する。本発明においては、
HDD試験時などのHDDの動作が必要な場合を除い
て、プログラムにより、HDDのモータを自動的に停止
状態にする。これにより、ヘッドがテクスチャ領域に待
避し、製造工程におけるデータ破壊が防止される。
【0018】PCの試験時にモータを停止状態にするに
は、PCの持つ省電力機能を利用する。HDDを使用し
ないときは、強制的にSTANDBY状態にしてHDD
のモータを停止させる。これにより、ヘッドがテクスチ
ャ領域上に固定される。
【0019】図2は、試験対象となるPCなどの情報処
理装置の構成図である。図2の情報処理装置は、CPU
21、ROM22、RAM23、HDD24、FDD
(フロッピーディスク・ドライブ)25、CD−ROM
(compact disk read only memory )ドライブ26、キ
ーボード27、ポインティング・デバイス28、および
ディスプレイ29を備え、それらの各装置はバス30に
より互いに結合されている。
【0020】CPU21は、例えば、ROM22やフロ
ッピーディスク(FD)31に格納された試験用プログ
ラムを、RAM23を用いて実行する。HDD24は内
蔵された磁気ディスクを駆動し、FDD25はFD31
を駆動し、CD−ROMドライブ26はCD−ROM3
2を駆動する。
【0021】試験用プログラムは、CD−ROM32に
書き込んでおいて、情報処理装置に読み込ませることも
できる。また、試験用プログラムの保存には、FD3
1、CD−ROM32以外にも、メモリカード、光ディ
スク、光磁気ディスク(magneto-optical disc)等の任
意の計算機読み出し可能記憶媒体を使用することができ
る。
【0022】また、キーボード27およびポインティン
グ・デバイス28は、作業者からの要求や指示の入力に
用いられ、ディスプレイ29は、作業者へのメッセージ
や試験結果等の表示に用いられる。
【0023】さらに、不図示のネットワーク接続装置を
情報処理装置に設けることで、LAN(local area net
work)等の任意の通信ネットワークに接続して、外部の
情報処理装置から試験をコントロールすることも可能で
ある。
【0024】ところで、モータを停止させるタイミング
としては、次のような場合が考えられる。 (1)イニシャル・プログラム・ローディング(IP
L)の直後 (2)HDDを使用する試験の終了直後 IPLとは、情報処理装置の起動時に行われる一連の初
期設定動作を指し、HDDを使用する試験とは、例え
ば、HDDの動作試験を指す。以下、PCの製造工程を
例にとって、本発明の試験方法を説明する。
【0025】図3は、本発明による試験工程を含むPC
の製造工程の例を示している。一般に、製造工程中の試
験は、組立工程の後のn個の機能試験工程1、2、・・
・、nと、連続動作試験工程とに分かれている。連続動
作試験工程では、PCを移動させながら、CPU21、
CD−ROMドライブ26等の複数のユニットの連続し
た動作試験のプログラムが一定時間実行される。
【0026】図4は、PCの組立工場における生産ライ
ンを示している。図4において、PC46はパレット4
0に載せられて、パレット40とともに搬送路41上を
搬送される。電動ローラ42は、搬送路41上に設けら
れて、パレット40を搬送し、電極(L)43は、パレ
ット40上のPC46に電力を与えるために、パレット
40の搬送方向に所定間隔で設置される。また、ストッ
パ44は、パレット40の搬送を阻止するために設けら
れ、その駆動/解除は、足踏みスイッチ45により制御
される。
【0027】図5は、パレット40の表側を示してい
る。パレット40の表側のPC搭載面には、ACコンセ
ント50が設けられ、PC46の電源コードのプラグが
差し込まれる。また、パレット40の裏側には、図6に
示すように、電極(P)51が設けられる。
【0028】パレット40が搬送路41上に置かれる
と、図7に示すように、搬送路41側の電極43がパレ
ット40側の電極51と接触し、ACコンセント50に
電力を供給する。電極43は、パレット40の移動方向
に所定間隔で設置されているため、パレット40が搬送
路41上を移動していても、PC46に対して電源を供
給し続けることができる。
【0029】組立工場では、PC46は、搬送路41上
に置かれたパレット40に載せられ、電動ローラ42の
回転により、搬送路41に沿って工場内を移動する。ま
た、生産ラインによっては、搬送路41の一部区間につ
いて電動ローラ42を電動駆動させず、作業者が手押し
でパレット40を移動させることもある。この生産ライ
ンにおけるPC46の試験工程は、次の通りである。 (1)機能試験工程 電動ローラ42は、作業中、常時回転してパレット40
を搬送しており、PC46を載せたパレット40が、搬
送路41上の機能試験が行われる位置に運ばれると、作
業者は、足踏みスイッチ45を踏んでストッパ44を駆
動させることにより、パレット40を停止させる。そし
て、その機能試験を実行させるプログラムが格納された
フロッピーディスク31をPC46に挿入し、PC46
の電源スイッチを押す。
【0030】すると、PC46に電源が供給されるとと
もに、試験プログラムが実行され、機能試験が行われ
る。試験が終了すると、作業者は、再度電源スイッチを
押すことにより、PC46の電源を切断し、フロッピー
ディスク31を取り出す。そして、次の試験が行われる
場所にPC46を搬送させるため、ストッパ44を解除
して、パレット40を移動させる。 (2)連続動作試験工程 PC46を載せたパレット40が、搬送路41上の連続
動作試験の開始位置に運ばれると、作業者は、足踏みス
イッチ45を踏んでストッパ44を駆動させることによ
り、パレット40を停止させる。そして、その連続動作
試験を実行させるプログラムが格納されたフロッピーデ
ィスク31をPC46に挿入し、PC46の電源スイッ
チを押して、ストッパ44を解除する。
【0031】すると、PC46が試験プログラムを実行
している状態で、パレット40は搬送路41上を移動す
る。作業者は、電源を投入した場所から離れた場所で試
験結果を確認した後、PC46の電源スイッチを押し、
その電源を切断する。
【0032】これらの試験工程間を移動する際のHDD
破壊を防止するため、図3にで示されるように、HD
Dを使用しない機能試験工程の先頭でHDDのモータを
停止させる。また、図3にで示されるように、連続動
作試験工程においてHDD動作試験を実施した直後にH
DDのモータを停止させる。
【0033】このように、各機能試験工程の開始時にモ
ータを停止させることで、PCを後続する試験工程へ移
動させる際の振動や衝撃による磁気ディスクの損傷が防
止される。また、モータは機能試験が終了するまでに停
止しているので、従来のような電源切断後の待ち時間が
不要となり、PCを直ちに次の試験工程へ移動させるこ
とができる。
【0034】また、HDD動作試験の終了時にモータを
停止させることで、PCを移動させながら行われる連続
動作試験中の振動による磁気ディスクの損傷が防止され
る。試験用プログラムにおいてHDDのモータを停止さ
せる機能としては、公知のSTANDBY Immed
iate、STANDBY、またはSTOPを用いるこ
とができる。
【0035】STANDBY Immediate機能
は、コマンド発行直後にモータの回転を停止させ、ST
ANDBY機能は、コマンド発行後一定時間内にHDD
に対するアクセスがなければモータの回転を停止させ
る。これらの機能を用いた場合、モータは一旦停止して
HDDは休止状態になるが、HDDの試験等を始めると
再び自動的に動き出す。したがって、連続動作試験工程
において、HDD動作試験の終了後に再びHDDにアク
セスするような場合に適している。
【0036】これに対して、STOP機能は、コマンド
発行直後にモータの回転を停止させ、電源を落としても
よい状態にする。したがって、モータを再駆動するため
にはHDDを起動し直す必要がある。
【0037】次に、図8から図11までを参照しなが
ら、本実施形態の試験用プログラムの処理を詳しく説明
する。図8は、機能試験の開始時にモータを停止させる
処理のフローチャートである。電源投入により処理が開
始されると、プログラムは、まず、通常のIPL処理を
行った後(ステップS1)、無条件にHDDのモータを
停止させる(ステップS2)。そして、決められた機能
試験を実施し(ステップS3)、電源切断により処理を
終了する。
【0038】また、図9は、HDD動作試験の終了時に
モータを停止させる処理のフローチャートである。電源
投入により処理が開始されると、プログラムは、まず、
HDD動作試験を実施した後(ステップS11)、HD
Dのモータを停止させる(ステップS12)。そして、
連続動作試験であれば、CPU動作試験、CD−ROM
動作試験等の後続する動作試験を連続して実施し(ステ
ップS13)、電源切断により処理を終了する。
【0039】ここで、HDD動作試験、CPU動作試
験、CD−ROM動作試験等の連続動作試験が振動等を
伴わない条件の下で行われる場合は、一連の試験項目の
終了後にモータを停止させるようにしてもよい。
【0040】また、試験を開始した後、あらかじめ決め
られた一定時間の経過後に、モータを停止させることも
可能である。図10は、このような処理のフローチャー
トである。電源投入により処理が開始されると、プログ
ラムは、まず、HDDを使用する試験を実施し(ステッ
プS21)、タイマー機能を用いて一定時間が経過した
かどうかを周期的に判定する(ステップS22)。そし
て、一定時間経過後、HDDのモータを停止させ(ステ
ップS23)、後続する試験があればそれらの試験を実
施した後、電源切断により処理を終了する。
【0041】このような処理によれば、試験開始後の任
意の時点でモータを停止させることができ、それ以後の
振動等による磁気ディスクの損傷が防止される。さら
に、HDDを使用する試験が最後に実施される場合に、
モータを止めた後に一定時間待ってから、電源を落とし
てもよい状態にすることもできる。図11は、このよう
な処理のフローチャートである。
【0042】電源投入により処理が開始されると、プロ
グラムは、まず、HDDを使用する試験を実施し(ステ
ップS31)、HDDのモータを停止させた後(ステッ
プS32)、タイマー機能を用いて一定時間が経過した
かどうかを周期的に判定する(ステップS33)。そし
て、一定時間経過後、電源を落としてもよいことを通知
するメッセージをディスプレイ29に表示する(ステッ
プS34)。これを受けて、作業者が電源を切断する
と、処理を終了する。
【0043】このような処理によれば、モータ停止後の
任意の時点で、電源を落としてもよい状態にすることが
でき、作業者はモータが停止したことを確認して、電源
を切断することができる。したがって、それ以後の振動
等による磁気ディスクの損傷が防止される。また、タイ
マ値を適当に設定することで、他の試験を続行した後
に、作業者に電源切断を指示することもできる。
【0044】以上説明した実施形態においては、HDD
を組み込んだPCの試験について説明したが、同様にし
て、本発明は、光ディスク装置、光磁気ディスク装置
等、非接触型のヘッドを持つ任意のディスク装置を有す
る情報処理装置の試験にも適用することができる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、ディスク装置の未使用
時に、ヘッドが自動的にデータ記憶領域以外の位置に固
定されるので、ヘッドとディスクの接触によるデータ破
壊が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の試験装置の原理図である。
【図2】情報処理装置の構成図である。
【図3】情報処理装置の製造工程を示す図である。
【図4】PCの生産ラインを示す図である。
【図5】パレットの表側を示す図である。
【図6】パレットの裏側を示す図である。
【図7】生産ラインの側面を示す図である。
【図8】第1の試験のフローチャートである。
【図9】第2の試験のフローチャートである。
【図10】第3の試験のフローチャートである。
【図11】第4の試験のフローチャートである。
【図12】磁気ディスクとヘッドを示す図である。
【図13】磁気ディスクのテクスチャ領域を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 磁気ディスク 2、14 ヘッド 3 情報記憶領域 4、5 テクスチャ領域 11 試験手段 12 処理手段 13 ディスク装置 15 モータ 21 CPU 22 ROM 23 RAM 24 ハードディスク・ドライブ 25 フロッピーディスク・ドライブ 26 CD−ROMドライブ 27 キーボード 28 ポインティング・デバイス 29 ディスプレイ 30 バス 31 フロッピーディスク 32 CD−ROM 40 パレット 41 搬送路 42 電動ローラ 43、51 電極 44 ストッパ 45 足踏みスイッチ 46 PC 50 ACコンセント

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク装置を含む情報処理装置を試験
    する試験装置であって、 前記情報処理装置の動作試験を行う試験手段と、 前記ディスク装置を使用しないときに該ディスク装置の
    ヘッドを固有位置へ固定するプログラムを実行する処理
    手段とを備えることを特徴とする試験装置。
  2. 【請求項2】 情報処理装置を試験する試験装置であっ
    て、 ディスク装置と、 前記ディスク装置を使用しないときに該ディスク装置を
    停止させるプログラムを実行する処理手段と、 該ディスク装置が停止したとき、該ディスク装置のヘッ
    ドを固有位置へ固定する固定手段とを備えることを特徴
    とする試験装置。
  3. 【請求項3】 前記処理手段は、前記ディスク装置のモ
    ータを停止させる前記プログラムを実行することを特徴
    とする請求項2記載の試験装置。
  4. 【請求項4】 ディスク装置を含む情報処理装置により
    使用されたとき、 前記情報処理装置の動作試験を行う機能と、 前記ディスク装置を使用しないときに該ディスク装置の
    ヘッドを固有位置へ固定する機能とを前記情報処理装置
    に行わせるための計算機読み出し可能記憶媒体。
  5. 【請求項5】 前記ヘッドを前記固有位置へ固定するた
    めに、前記ディスク装置を使用しないときに前記ディス
    ク装置のモータを停止させる機能を前記情報処理装置に
    行わせる請求項4記載の計算機読み出し可能記憶媒体。
  6. 【請求項6】 前記情報処理装置におけるイニシャル・
    プロラミング・ローディング後に前記モータを停止させ
    る機能を前記情報処理装置に行わせる請求項5記載の計
    算機読み出し可能記憶媒体。
  7. 【請求項7】 前記ディスク装置を用いた試験の終了後
    に前記モータを停止させる機能を前記情報処理装置に行
    わせる請求項5記載の計算機読み出し可能記憶媒体。
  8. 【請求項8】 一連の試験項目の終了後に前記モータを
    停止させる機能を前記情報処理装置に行わせる請求項5
    記載の計算機読み出し可能記憶媒体。
  9. 【請求項9】 試験開始から一定時間が経過した後に前
    記モータを停止させる機能を前記情報処理装置に行わせ
    る請求項5記載の計算機読み出し可能記憶媒体。
  10. 【請求項10】 前記モータを停止させてから一定時間
    が経過した後に前記情報処理装置の電源を落とせる状態
    にする機能を該情報処理装置に行わせる請求項5記載の
    計算機読み出し可能記憶媒体。
  11. 【請求項11】 STANDBY Immediate
    機能、STANDBY機能、およびSTOP機能のうち
    の1つを用いて前記モータを停止させる機能を前記情報
    処理装置に行わせる請求項5記載の計算機読み出し可能
    記憶媒体。
  12. 【請求項12】 ディスク装置を含む情報処理装置を試
    験する試験方法であって、 前記情報処理装置の動作試験を行い、 前記ディスク装置を使用しないときに該ディスク装置の
    ヘッドを固有位置へ固定するプログラムを前記情報処理
    装置に実行させることを特徴とする試験方法。
  13. 【請求項13】 前記ヘッドを前記固有位置へ固定する
    ために、前記ディスク装置を使用しないときに該ディス
    ク装置のモータを停止させることを特徴とする請求項1
    2記載の試験方法。
  14. 【請求項14】 前記情報処理装置におけるイニシャル
    ・プロラミング・ローディング後に前記モータを停止さ
    せることを特徴とする請求項13記載の試験方法。
  15. 【請求項15】 前記ディスク装置を用いた試験の終了
    後に前記モータを停止させることを特徴とする請求項1
    3記載の試験方法。
  16. 【請求項16】 一連の試験項目の終了後に前記モータ
    を停止させることを特徴とする請求項13記載の試験方
    法。
  17. 【請求項17】 試験開始から一定時間が経過した後に
    前記モータを停止させることを特徴とする請求項13記
    載の試験方法。
  18. 【請求項18】 前記モータを停止させてから一定時間
    が経過した後に前記情報処理装置の電源を落とせる状態
    にすることを特徴とする請求項13記載の試験方法。
  19. 【請求項19】 STANDBY Immediate
    機能、STANDBY機能、およびSTOP機能のうち
    の1つを用いて前記モータを停止させることを特徴とす
    る請求項13記載の試験方法。
  20. 【請求項20】 ディスク装置を含む情報処理装置を試
    験する試験方法であって、 前記情報処理装置の動作試験を行い、 前記ディスク装置の移動時に該ディスク装置のヘッドを
    固有位置へ固定するプログラムを前記情報処理装置に実
    行させることを特徴とする試験方法。
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