JPH06314464A - ディスクサブシステムの起動方式 - Google Patents

ディスクサブシステムの起動方式

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JPH06314464A
JPH06314464A JP5033143A JP3314393A JPH06314464A JP H06314464 A JPH06314464 A JP H06314464A JP 5033143 A JP5033143 A JP 5033143A JP 3314393 A JP3314393 A JP 3314393A JP H06314464 A JPH06314464 A JP H06314464A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
hdd
devices
starting
motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP5033143A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidenori Tsuchiya
英紀 土屋
Junichi Kihara
淳一 木原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5033143A priority Critical patent/JPH06314464A/ja
Publication of JPH06314464A publication Critical patent/JPH06314464A/ja
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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 復数台のディスク装置が接続されたディスク
サブシステムにおいて、起動時の大きな回転起動電流に
よる電流消費のピークを分散させて平均化し、最大消費
電流を減少させる。 【構成】 復数台のディスク装置が接続されたディスク
サブシステムにおいて、各ディスク装置のドライヴモー
タを回転起動させる起動命令を所定の時間間隔を置いて
順次発行する手段を備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、復数台のディスク装
置が接続されたディスクサブシステムの起動方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年のディスク装置(ハードディスクド
ライヴ;HDDとも略す)の進歩は著しく、急速に小型
化、大容量化が進んでいる。このため、復数台のディス
ク装置を擁するディスクサブシステムにおいても、構成
されるディスク装置の台数が増加し、数十台に達するよ
うな場合も珍しくない。
【0003】ところで、ディスク装置を起動する場合、
一般にモータが回転を始めて定常回転になるまでの数秒
ないし数十秒間の起動電流が非常に大きい。このため、
復数台のディスク装置を擁し、一斉に起動させるような
ディスクサブシステムでは、電流容量が大きな問題とな
る。
【0004】図5に、こうした従来のディスクサブシス
テムにおける起動時の電流消費量の説明図を示す。例え
ばこの例のディスク装置では、起動時から約10秒間電
流消費のピークが続き、その後減少して安定したほぼ一
定の電流量に落ち着く。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、復数台の
ディスク装置を擁し、一斉に起動をかけるようなディス
クサブシステムにあっては、各ディスク装置のモータの
回転開始時の大きな起動電流が重畳し、大量の電流が必
要となるため、システム全体の許容電流を大きく取らね
ばならないという問題が生じていた。
【0006】この発明はこのような従来の問題点に鑑み
てなされたものであり、復数台のディスク装置を擁する
ディスクサブシステムにおける起動時の大きな電流消費
のピークを分散し、システム全体の電流容量が少くて済
むような起動方式を提供することを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明に係るディスクサブシステムの起動方式
では、復数台のディスク装置が接続されたディスクサブ
システムにおいて、各ディスク装置のドライヴモータを
回転起動させる起動命令を所定の時間間隔を置いて順次
発行する手段を備えたことを特徴としている。
【0008】
【作用】ディスク装置のモータの回転開始時の起動電流
のピークの長さに対応し、例えばその約1.5倍等に上
述の所定時間の幅を設定することにより、該ディスクサ
ブシステムに接続された各ディスク装置の起動電流のピ
ークを互いに重ならないようずらすことが可能になり、
電流消費が分散されて、システム全体の電流容量も少く
て済むようになる。
【0009】
【実施例】図1は、この発明を適用した一実施例のディ
スクサブシステムの要部構成を示す図である。
【0010】ディスクサブシステム1に接続された、各
々ディスク(HDD)31、32、…と、そのコントロ
ーラ21、22、…、及び電源(PS)41、42、…
等からなる復数台のディスク装置51、52、…があ
る。
【0011】そしてこれら復数台のディスク装置51、
52、…が、例えばスカジー(Small Computer System
Interface の略)バス等により接続されたディスクサブ
システム1において、各ディスク装置51、52、…の
ドライヴモータ(図示せず)を回転起動させる起動命令
を所定の時間間隔を置いて順次発行する、順次起動制御
部15が設けられている。順次起動制御部15の内部構
成としては、例えば、復数台のディスク装置51、5
2、…の中から次に起動すべき1台を順次選択するディ
スク選択機構12と、選択されたディスク装置に対し起
動をかける起動命令発生機構13と、起動がかけられた
後、所定時間(例えば15秒)の計測を行うタイマ11
と、起動すべきディスク装置がなくなるまで、タイマ1
1による所定時間の計測終了後、再び次に起動すべきデ
ィスクの選択に戻るよう反復制御する制御部10等が設
けられている。
【0012】これらの各機構等は、本実施例システムに
おいては、主にソフトウェア制御により実現している
が、例えばリレーやトランジスタ、集積回路等を用いた
電気回路等を主にして構成することも勿論可能である。
【0013】次に、この実施例システムの動作を、主要
動作を示すフローチャート図2、及び各要部の動作タイ
ミングを示す図3を用いて説明する。
【0014】本実施例システムでは、ディスクサブシス
テム1内に、複数台のディスク装置51、52、…各々
に対応してその状態等を常時監視するHDD状態監視タ
スク(図示せず)がそれぞれに割当てられている。これ
らのタスクは対応する各HDDの電源が投入されるまで
は、そのNOT_READY(アクセス不可)状態を確
認しながら待機している。
【0015】そして各ディスク装置51、52、…の電
源が投入されると(図2のステップ110)、各HDD
の状態監視タスクは対応するディスク装置51、52、
…に一斉に起動をかけようとする。これを制御するた
め、順次起動制御部15のディスク選択機構12内に、
例えば「セマフォ」(手旗信号)と名付けた制御信号を
設け、同時に1つのタスクだけがこの信号を取得し、取
得したタスクだけが当該HDDに起動命令(モータ起動
コマンド)を送出できるようにしている。
【0016】そして制御機構10の制御の下に、例えば
HDD1の状態監視タスクが最初にこのディスク選択機
構12内のセマフォを取得し(図2のステップ12
0)、起動命令発生機構13を介して当該ディスク装置
51に対し、モータ起動コマンドを発行する(図2のス
テップ130)。ディスク装置51内では、このコマン
ドを受信したコントローラ21によりHDD31のモー
タが回転起動される(同ステップ210)。
【0017】この後、順次起動制御部15内のタイマ1
1に設定された所定時間(モータ起動時のピーク電流時
間の約1.5倍位が妥当。例えばピーク電流が約10秒
間続く場合であれば15秒等)セマフォを解放せずに保
持し(同ステップ140)、所定時間が経過した後、例
えばHDD1の状態監視タスクからセマフォが解放され
る(同ステップ150)。この時、HDD1がレディ
(アクセス可能)状態になったか否かが当該HDDの状
態監視タスクにより確認される(同ステップ160)。
【0018】もし、HDD1の起動において何らかのエ
ラーが生じた場合には、前記所定時間が経過してもHD
D1はレディ(アクセス可能)状態とならない(同ステ
ップ160否定)。このような場合には、当該HDDの
状態監視タスク等により対応したエラー処理が実行され
る(同ステップ220)。このようなエラー状態の原因
としては、例えばモータが異常で回転しない、あるいは
定常回転まで上昇しない等や、磁気ヘッドが退避位置か
ら前に出ない等のハードウェアエラーが有り得る。この
ようなハードウェアエラー等が発生した場合には、当該
HDDの状態監視タスクはモータオフコマンドを発行し
てHDDを停止させ、該ディスク装置をNOT REA
DY状態とする。
【0019】一方、セマフォが前記状態監視タスクから
解放されるとすぐ、次のまだ起動命令を発行していない
HDD状態監視タスク(例えばHDD2状態監視タス
ク)がこれを取得する(同ステップ170)。そして、
当該HDD(例えばHDD2、即ちディスク装置52)
に対し、モータ起動命令を発行し、HDD2のモータを
起動させる(同ステップ230)。以下同様に、接続さ
れている全てのディスク装置に順次モータ起動命令が発
行される。
【0020】図3は、上記フローチャート(図2)に対
応した各動作状態を示した説明図である。各ディスク装
置51、52、…(HDD1、2、…)の電源が投入さ
れると、各HDDの状態監視タスクが一斉に対応するH
DDにモータ起動命令(モータオンコマンド)を発行し
ようとし、セマフォを取りに行く。
【0021】そしてセマフォを取得した状態監視タスク
だけが前記コマンドを発行し、対応するHDDのモータ
を回転起動させる。この間、外のHDDの状態監視タス
クはセマフォ待ちとなり、モータ起動命令を発行できな
い。
【0022】所定時間が経過した後、漸く次のHDDの
状態監視タスクがセマフォを取得してモータ起動命令を
発行できる。こうして同時には1台ずつのディスク装置
だけがモータを回転起動することになり、ディスクサブ
システムに接続された複数台のディスク装置は、所定時
間間隔を置きながら順次起動されるようになる。
【0023】図4は、このようにして順次起動された場
合の、ディスクサブシステム1全体の消費電流の例を示
した略図である。ディスクサブシステム1に接続された
各ディスク装置51、52、…の電源が投入された後、
最初のディスク装置のモータが起動される。もしモータ
の起動開始時の電流のピークが、例えば10秒続くとす
れば、例えば15秒に所定の時間幅を設定し、2台目以
降の各ディスク装置に対しては、この15秒が経過する
毎に起動がかけられる。
【0024】こうして直前に起動がかけられたディスク
装置の回転開始時の大きなピーク電流が収まって安定し
てから、次のディスク装置が起動されるようになり、デ
ィスクサブシステム全体では極端に大きなピークがなく
なって平均したものになる。従って、システム全体の電
流容量も少くて済むようになる。
【0025】
【発明の効果】複数台のディスク装置が接続されたディ
スクサブシステムにおいて、起動時に大きな回転起動電
流を必要とするモータを持つディスク装置に対し、所定
の時間間隔をおいて順次起動をかけるようにすることに
より、電流消費のピークが分散されて平均し、システム
全体での最大電流消費量が減少するので、電流容量が少
くても済むようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施例のディスクサブシス
テムの要部構成図である。
【図2】本発明を適用した一実施例のディスクサブシス
テムの主要動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明を適用した一実施例のディスクサブシス
テムの各要部の動作タイミングを示す図である。
【図4】本発明を適用した一実施例のディスクサブシス
テムの電流消費状態を示す図である。
【図5】従来の方法によるディスクサブシステムの電流
消費状態を示す図である。
【符号の説明】
1 ディスクサブシステム 15 順次起動制御部 10 制御機構 11 タイマ 12 ディスク選択機構 13 起動命令発生機構 51、52、… ディスク装置 21、22、… コントローラ 31、32、… HDD

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 復数台のディスク装置が接続されたディ
    スクサブシステムにおいて、各ディスク装置のドライヴ
    モータを回転起動させる起動命令を所定の時間間隔を置
    いて順次発行する手段を備えたことを特徴とするディス
    クサブシステムの起動方式。
JP5033143A 1993-02-23 1993-02-23 ディスクサブシステムの起動方式 Pending JPH06314464A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5033143A JPH06314464A (ja) 1993-02-23 1993-02-23 ディスクサブシステムの起動方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5033143A JPH06314464A (ja) 1993-02-23 1993-02-23 ディスクサブシステムの起動方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06314464A true JPH06314464A (ja) 1994-11-08

Family

ID=12378370

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5033143A Pending JPH06314464A (ja) 1993-02-23 1993-02-23 ディスクサブシステムの起動方式

Country Status (1)

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JP (1) JPH06314464A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004342267A (ja) * 2003-05-19 2004-12-02 Funai Electric Co Ltd ハードディスクレコーダ
JP2010146630A (ja) * 2008-12-18 2010-07-01 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv ディスク・ドライブ及びディスク・アレイ・システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004342267A (ja) * 2003-05-19 2004-12-02 Funai Electric Co Ltd ハードディスクレコーダ
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