JP2010170270A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 アクセスがあった後の電源遮断の前にシャットダウン処理が必要な記憶媒体8を備える情報処理装置の検査工程において、検査工程群全体での検査時間を短縮する。
【解決手段】 記憶媒体8に対してアクセスしない検査工程1,3およびアクセスする検査工程2,4を含む複数の検査工程1〜4を設定順で実行する情報処理装置において、記憶媒体への動作電圧をオン,オフするスイッチ9;および、経過時間と、検査工程の実行順と、各工程の、所要時間および記憶媒体8に対するアクセスの有無と、で定められたスイッチ9のオン,オフタイミングを定めたプログラムにもとづき、主電源オンからの経過時間に従って媒体給電スイッチ9をオン,オフし、記憶媒体8にアクセスがある検査工程の実行中に主電源がオフすると、該検査工程が終了しシャットダウン処理が終了してから、スイッチ9をオフする制御手段10;を備えることを特徴とする。
【選択図】 図14

Description

本発明は、読み書きアクセスがあった後の動作電圧遮断の前にシャットダウン処理が必要な記憶媒体を備え、主電源スイッチがオンになったとき検査実行指定がある場合に、前記記憶媒体に対して読み書きアクセスをしない検査工程および読み書きアクセスをする検査工程を含む複数の検査工程を順次実行する情報処理装置に関する。本発明はたとえば、スキャナ,プリンタ,複写機,ファクシミリ装置,サーバあるいはコンピュータに実施できる。
たとえば、ハードディスクドライブ(以下、HDD)を搭載する機器の検査方法について、従来の製造工程の終端又は途中の検査工程では、
(1) HDDを含むすべての基板,デバイス等を組立てた後に、機器として主電源をオンし、機器に搭載しているプログラムまたは個別のプログラムを使用して、機器の設定や検査を行っている;
(2) 検査工程はいくつかの工程に分かれており、それぞれで主電源のオン,オフが行われている;
(3) HDDの電源は主電源オンと同時に入り、主電源オフにて切られるが、HDDの故障を防ぐために、HDDのシャットダウン処理が行われた後で主電源を切っている;
(4) HDDのシャットダウン処理は、HDDのヘッドのアンロードやデータの退避を行い、通常は機器の操作部等からボタンなどでシャットダウンを指定し、機器の主電源をオフしても良い状態としている。
特許文献1には、X,Yマトリクス構成のキーボードのXスイッチ群およびYスイッチ群の各一つのスイッチを選択してオンとすることにより模擬的に外部信号を生成し、検査制御信号と模擬信号から検査出力信号を生成してキーボードの良否を判定する検査装置が記載されている。特許文献2には、ハードディスクに関して、速度評価モード,適合性確認モード,EMI計測モードなどを有して、各モード実行する情報処理装置が記載されてる。
従来の機器例えば画像処理装置、の検査方法は、HDDへのアクセス中の電源オフによるHDD故障を防ぐために、シャットダウン処理による終了処置を行っていた。このため、主電源オン時のHDDへのアクセス有無に関わらず、HDD内のデータに相当するRAMへ展開したデータをHDDへ書き戻す作業を行い、その後にHDDのヘッドのアンロードを行ってから電源をオフするため、主電源オフとするまでに余計な時間がかかっていた。これにより検査工程での主電源オン〜オフまでの時間が必要以上に長くなり、その結果トータルでの検査時間が長くなってしまうという問題が発生している。
従来の画像処理装置の検査方法は、例えばハードディスクドライブ(以下、HDD)などの記録媒体へのアクセス中の電源オフによるHDD故障を防ぐために正規手順による終了処置を行っていた。このため、主電源オン時のHDDへのアクセス有無に関わらず、HDD内のデータに相当するRAMへ展開したデータをHDDへ書き戻す作業を行い、その後にHDDのヘッドのアンロードを行ってから電源をオフするため、主電源オフとするために余計な時間がかかっていた。
工程番号による設定テーブルを持ち、工程番号と関連付けられたフラグを読み込んでHDDの電源を制御した場合にも、同じ工程を繰り返し行う場合に、1回目の電源オンではHDDの電源をオンし起動させた場合でも2回目以降の同一工程の場合にはHDDの電源をオンさせる必要がない場合があるが、工程番号による設定テーブルを利用すると毎回HDDの電源をオンしてしまい不要なシャットダウン時間を要してしまう。
本発明は、読み書きアクセスがあった後の動作電圧遮断の前にシャットダウン処理が必要な記憶媒体を備える情報処理装置の、複数を1群とする検査工程において、検査工程群全体での検査時間を短縮することを目的とする。
(1)主電源スイッチ(31)、および、バックアップ電源又は自己保持回路(38)を含む電源回路(30)、ならびに、読み書きアクセスがあった後の動作電圧遮断の前にシャットダウン処理が必要な記憶媒体(8)、を備え、検査実行指定がある場合に、前記記憶媒体に対して読み書きアクセスをしない検査工程(1,3)および読み書きアクセスをする検査工程(2,4)を含む複数の検査工程(1〜4)を設定順で実行する情報処理装置において、
前記電源回路から前記記憶媒体への動作電圧をオン,オフする媒体給電スイッチ(9);および、
前記複数の検査工程の実行順と、各工程の、所要時間および前記記憶媒体に対する読み書きアクセスの有無と、で定められた前記媒体給電スイッチのオン,オフタイミングを定めたプログラムにもとづき、前記媒体給電スイッチをオン,オフし、前記記憶媒体に読み書きアクセスがある検査工程の実行中に前記主電源スイッチがオフしたときは、該検査工程が終了しシャットダウン処理が終了してから、前記媒体給電スイッチをオフする(図3,図4)、給電制御手段(10);
を備えることを特徴とする情報処理装置(MF1)。
なお、理解を容易にするために括弧内には、図面に示し後述する実施例の対応要素の符号又は対応事項を、例示として参考までに付記した。以下も同様である。
情報処理装置の検査工程において、記憶媒体の動作電圧のオン,オフを制御し、記憶媒体の読み書き機能が不要な場合には記憶媒体の電源をオンしないため、検査終了時にシャットダウン処理を行う必要が無く、主電源スイッチのオフに応じて即座にバックアップ電源又は自己保持回路(38)をオフできるため検査工程群全体としての検査時間が短縮可能となる。また、記憶媒体に読み書きアクセスがある検査工程の実行中に主電源スイッチがオフしたときは、該検査工程が終了し記憶媒体のシャットダウン処理が終了してから、媒体給電スイッチがオフするので、記憶媒体に記憶データ損壊を生じない。
本発明の第1実施例の情報処理装置である複写機MF1のシステム構成を示すブロック図である。 図1に示す情報処理装置の電源システムを示すブロック図である。 図1に示す複写機MF1のシステムコントローラ10にあるCPU1の、検査工程でのHDDに対する給電制御の一部を示すフローチャートである。 上記給電制御の残部を示すフローチャートである。 第2実施例のCPU1の、検査工程でのHDDに対する給電制御の一部を示すフローチャートである。 第2実施例のCPU1の、検査工程でのHDDに対する給電制御の残部を示すフローチャートである。 第3実施例のCPU1の、検査工程でのHDDに対する給電制御の一部を示すフローチャートである。 第3実施例のCPU1の、検査工程でのHDDに対する給電制御の残部を示すフローチャートである。 第4実施例のCPU1の、検査工程でのHDDに対する給電制御の一部を示すフローチャートである。 第4実施例のCPU1の、検査工程でのHDDに対する給電制御の残部を示すフローチャートである。 第5実施例のCPU1の、検査工程でのHDDに対する給電制御を示すフローチャートである。 第6実施例のCPU1の、検査工程でのHDDに対する給電制御を示すフローチャートである。 第6実施例のCPU1の、割り込み処理の内容を示すフローチャートである。 各実施例および従来例での、検査工程の実行シーケンスを示すタイムチャートである。
(2)主電源スイッチ(31)、および、バックアップ電源又は自己保持回路(38)を含む電源回路(30)、ならびに、読み書きアクセスがあった後の動作電圧遮断の前にシャットダウン処理が必要な記憶媒体(8)、を備え、検査実行指定がある場合に、前記記憶媒体に対して読み書きアクセスをしない検査工程および読み書きアクセスをする検査工程を含む複数の検査工程(1〜4)を設定順で実行する情報処理装置において、
前記電源回路から前記記憶媒体への動作電圧をオン,オフする媒体給電スイッチ(9);
前記複数の検査工程の実行順で、各工程の、前記記憶媒体に対する読み書きアクセスの有無に対応する前記媒体給電スイッチのオン,オフデータを格納したイベントメモリ(3);および、
前記イベントメモリから前記実行順で各工程の、前記オン,オフデータを読み出して前記媒体給電スイッチをオン,オフし、前記記憶媒体に読み書きアクセスがある検査工程の実行中に前記主電源スイッチがオフしたときは、該検査工程が終了しシャットダウン処理が終了してから、前記媒体給電スイッチをオフする、給電制御手段(10);
を備えることを特徴とする情報処理装置(MF1)。
(3)前記給電制御手段(10)は、先行の検査工程が終了したときに前記イベントメモリから次の検査工程の前記オン,オフデータを読み出して前記媒体給電スイッチをオン,オフする(図5,図6);上記(2)に記載の情報処理装置。
(4)前記給電制御手段(10)は、先行の検査工程が終了したときに前記イベントメモリから次の検査工程の前記オン,オフデータを読み出し、それに基づいて該次の検査工程を開始するときに、前記媒体給電スイッチをオン,オフする(図7,図8);上記(2)に記載の情報処理装置。
(5)主電源スイッチ(31)、および、バックアップ電源又は自己保持回路(38)を含む電源回路(30)、ならびに、読み書きアクセスがあった後の動作電圧遮断の前にシャットダウン処理が必要な記憶媒体(8)、を備え、検査実行指定がある場合に、前記記憶媒体に対して読み書きアクセスをしない検査工程および読み書きアクセスをする検査工程を含む複数の検査工程を設定順で実行する情報処理装置において、
前記電源回路から前記記憶媒体への動作電圧をオン,オフする媒体給電スイッチ(9);
前記複数の検査工程の実行順で、各工程の、実行時間および実行時間経過後の前記記憶媒体に対する読み書きアクセスの有無に対応する前記媒体給電スイッチのオン,オフデータ、を格納したイベントメモリ(3);および、
前記イベントメモリから前記実行順で各工程の、実行時間および前記オン,オフデータを読み出して、該実行時間の経過後に該オン,オフデータにもとづいて前記媒体給電スイッチをオン,オフし、前記記憶媒体に読み書きアクセスがある検査工程の実行中に前記主電源スイッチがオフしたときは、該検査工程が終了しシャットダウン処理が終了してから、前記媒体給電スイッチをオフする、給電制御手段(図9,図10);
を備えることを特徴とする情報処理装置(MF1)。
(6)主電源スイッチ(31)、および、バックアップ電源又は自己保持回路(38)を含む電源回路(30)、ならびに、読み書きアクセスがあった後の動作電圧遮断の前にシャットダウン処理が必要な記憶媒体(8)、を備え、検査実行指定がある場合に、前記記憶媒体に対して読み書きアクセスをしない検査工程および読み書きアクセスをする検査工程を含む複数の検査工程を順次実行する情報処理装置において、
前記電源回路から前記記憶媒体への動作電圧をオン,オフする媒体給電スイッチ(9);
前記複数の検査工程の各工程宛に、前記記憶媒体に対する読み書きアクセスの有無に対応する前記媒体給電スイッチのオン,オフフラグを格納したフラグメモリ(3);および、
実行する検査工程に対応するオン,オフフラグを前記フラグメモリから読み出して該オン,オフフラグに対応して前記媒体給電スイッチをオン,オフし、前記記憶媒体に読み書きアクセスがある検査工程の実行中に前記主電源スイッチがオフしたときは、該検査工程が終了しシャットダウン処理が終了してから、前記媒体給電スイッチをオフする(図11)、給電制御手段(10);
を備えることを特徴とする情報処理装置(MF1)。
(7)前記給電制御手段(10)は、前記記憶媒体に読み書きアクセスがある検査工程の実行中に前記主電源スイッチがオフしたときに、前記記憶媒体に読み書きアクセスする検査部分を終了している場合は、該検査工程宛のオン,オフフラグをオフに書き換えた修正テーブルを生成しかつ修正テーブル指定情報(INTAF)を生成し、主電源スイッチのオンのときに、前記修正テーブル指定情報があると、前記修正テーブルのオン,オフフラグに対応して前記媒体給電スイッチをオン,オフする(図12,図13);上記(6)に記載の情報処理装置。
(8)前記給電制御手段(10)は、前記記憶媒体に読み書きアクセスがある検査工程の実行中に前記主電源スイッチがオフしたときは、該検査工程が終了しシャットダウン処理が終了してから、前記媒体給電スイッチ(9)をオフし、その後で前記電源回路(30)のバックアップ電源又は自己保持回路(38)をオフにする;上記(1)乃至(7)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
本発明の他の目的および特徴は、図面を参照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
図1に、本発明の一実施例であるMFP(Multi Function Printer)機能があるディジタル複写機MF1の概要を示す。複写機MF1は、原稿上の画像を読み込むスキャナ13,画像を用紙に書き込むプリンタ12およびこれらの制御を行うプロセスを含むエンジン11を有し、プロセスコントローラ14は、複写機のシステム制御および画像処理制御を行うシステムコントローラ10と、PCIバス等の汎用バスによって繋がっている。
システムコントローラ10には、コントローラASIC(Application Specific IC)2,設定データ登録データを保持するNVRAM3,画像データを蓄積し、また複写機各部の状態情報を保持するRAM4,プログラムを格納したROM5,リアルタイムクロック6、および、主にプログラムおよび書画情報を蓄積するHDD8がある。コントローラASIC2は、システムコントローラ10,エンジン11およびI/Oインターフェイス15の間の画像データ,制御データ,同期信号などのやり取りを制御する伝送制御,メモリ3〜6およびHDD8に対するデータの読み書き制御,テキストデータをイメージデータに変換するデータ変換、および、スキャナ13が出力する読み取り画像データの、プリンタ12の記録色画像データへの変換、等を行うものである。
複写機MF1のI/Oインターフェイス15には、操作ボード21が接続した操作ボードI/F(インターフェイス)15,USB Host I/F17,SDカードI/F18,パソコンあるいはネットワークが接続されるMAC19およびファクシミリ通信回線に接続された回線I/F20等がある。
システムコントローラ10とI/Oインターフェイス15を含むメインコントローラ部が、複合処理システム全般の制御すなわちシステム制御を行う。システムコントローラ10のCPU1は、RAM4は勿論、I/Oインターフェイス15内の内部レジスタ等へのアクセスを容易に行える構成となっている。
リアルタイムクロック6は、例えばI12CバスによりASIC2に接続されている。また、リアルタイムクロック6は電池等により常時電源供給されておりCPU1からのアクセスにより、いつでも現時刻を読み出すことが可能である。CPU1は、主電源スイッチ31のオン直後にリアルタイムクロック6へのリードアクセスにより、主電源オン時刻をRAM4に保存しておき、その後はCPU1のタイマ割り込みにより1sec毎にリアルタイムクロック6へのリードを行い、現在時刻との差を計算することで、主電源スイッチ31オンからの経過時間を算出する。
HDD8への動作電圧のオン,オフを行うスイッチ9は、トランジスタをスイッチング手段とする電気回路であり、CPU1のオン,オフ指示に対応して、ASIC2のHDD制御回路7がオン,オフする。
USB Host I/F17の、USBケーブルコネクタがあるケーブル端子受け入れスロットには、外部記憶媒体の1つであるUSBメモリ22を挿入してUSB Host I/F17に電気的に接続することができる。同様に、SDカードI/F18の外部接続コネクタにSDカードを案内するカード挿入スロットには、外部記憶媒体のもう1つであるSDカード23を挿入してSDカードI/F18に電気的に接続することができる。
ASIC2にあるHDD制御回路7が、HDD8に対する読み書き制御を行うとともに、主電源回路30が出力する動作電圧のオン,オフを行うHDD電源スイッチ回路9のオン(HDD11に動作電圧供給)およびオフ(HDD11への動作電圧停止)を制御する。
図2に、複写機MF1の各部に動作電圧を与える給電系統の概要を示す。主電源スイッチである元電源スイッチ31が閉じられると、商用交流100Vが、電源回路30の整流平滑回路32およびAC回路37に加わる。整流平滑回路32の直流出力がDC/DCコンバータ33に印加される。この例ではDC/DCコンバータ33は、安定化した+24Vおよび+5Vの、2系統の直流電圧+24VE,+5VEを発生する。
電源回路30では、コンバータ出力の+24VE(+24Vの電圧)と+5VE(+5Vの電圧)にそれぞれスイッチ34,35が接続されている。定着装置のヒータ87に通電するAC回路37には、スイッチ36を通して与えられる+24Vによって閉じられる電源リレーがあり、この電源リレーが閉じることにより、AC回路37の、プリンタ12内の定着ヒータに通電する交流通電回路に商用交流ACが印加される。この交流通電回路は、トライアック(位相制御スイッチング素子)を用いる位相制御の交流通電回路であり、図示しない定着温度センサの温度検出信号を参照して、定着温度が目標温度になるように、トライアックの導通位相を制御する。
上述のスイッチ36,34,35のオン/オフを行うための制御信号がシステムコントローラ10からスイッチ36,34,35に与えられる。定着装置の目標温度を、トナー像を転写した転写紙の定着処理に定められた定着動作温度として定着ローラの温度をそれに維持する、コピースタートあるいはプリントコマンドに応答して実質上遅れ時間無く画像形成を開始することが出来る「スタンバイモード」(通常モード)では、システムコントローラ10は上記制御信号でスイッチ36,34および35を共にオンにしている。
「低電力モード」(待機モード)ではシステムコントローラ10は、プリンタ12内定着装置のヒータに通電するAC回路37の電源リレーにオン指示電圧+24Vを与えるスイッチ36を、オフに切り替える。すなわちAC回路37への電源を遮断する。「低電力モード」では、プリント出力を伴なわない、HDD 8に蓄積又は登録する画像読取,ファクシミリ送信のための画像読取,パソコンPCに送る原稿の画像読取のための、スキャナ13およびADFの動作は可能にするために、動力系に+24Vを給電するスイッチ34および制御系および通信系に+5Vを給電するスイッチ35はオンを継続する。このスイッチ35のオン,オフと同じく、自己保持スイッチ回路38をオン,オフする。
「休止モード」ではシステムコントローラ10は、+24Vを給電するスイッチ34および+5Vを給電するスイッチ35を、ともにオフにする。すなわちスイッチ34〜36のすべてをオフにする。
しかし休止モードでは、スイッチ34〜36がオフではあるが、スキャナ13の圧板スイッチ,フイラーセンサおよび操作ボード21の電源キースイッチの各検出信号線には、システムコントローラ10の状態変化検知回路において検出電圧+5VEが印加される。また、パソコンPCのプリントコマンドを検知する電気回路、および、回線I/F20のファクシミリ受信検知回路に、+5VEが継続して印加される。
主電源スイッチ31がオフからオンに切換って休止モード時の監視用電源+5VEが+5Vに立ち上がってシステムコントローラ10のCPU1が起動した後、スタンバイモード又は低電力モードに切換るためにスイッチ35をオンにするときに、CPU1は自己保持スイッチ38もオンにする。その後、ユーザの操作により主電源スイッチ31がオンからオフに切換えられ、CPU1がこれを認識すると、CPU1は複写機MF1の各部に動作停止を指示し、複写機MF1の各部が動作を終了すると、スイッチ34〜36および自己保持スイッチ38をオフに切り換える。これにより、電源回路30の出力が全て停止する。HDD 8に動作電圧+5Vを給電するHDD電源スイッチ回路9のオン(HDD11に動作電圧供給)およびオフ(HDD11への動作電圧停止)は、システムコントローラ10内のHDD制御回路7(図1)が制御する。
複写機MF1の検査工程は、図14の(a)に示すように、検査工程1〜検査工程4まであり、それぞれを実施するに要する時間は、それぞれ10sec,60sec,80secおよび90secである。図14の(f)には、従来の検査工程1〜4の実行シーケンスを示す。
検査工程1では、結線チェックを行い10sec程度で検査は終了する。この場合にはHDD8の機能は必要とせず、HDD8の電源をオンする必要は無い。同様に検査工程3ではHDD8の電源をオンする必要は無く、一方、検査工程2および4では、HDD8の機能を使用して検査を行うため、HDD8の電源をオンする必要がある。なお、HDD8の電源をオフする場合には、正規のシャットダウン処理を行うため、シャットダウン処理に10sec程度要するものとする。この場合に、図14の(f)にしめすように、すべての工程でHDDの電源をオンした場合には、
(10sec+10sec)+(60sec+10sec)+(80sec+10sec)+(90sec+10sec)=280sec
が、画像処理装置への電源オンの時間としてかかってしまう。
ここでHDD8の機能を必要としない検査工程1,3で、図14の(a)に示すように、HDD8の電源をオンしない場合には、検査工程1では必要時間10sec後に直ちに画像処理装置の電源をオフすることができる。同様に工程3でも80secで画像処理装置の電源をオフすることができる。このため、全体での画像処理装置の電源オンの時間は、
10sec+(60sec+10sec)+80sec+(90sec+10sec)=260sec
で良いことになる。
図3に、システムコントローラ10のCPU1による、HDD8に対する給電制御の概要を示す。主電源スイッチ31がオンになって+5VEラインの電位が+5Vに立ち上がると、CPU1が起動し、自己保持スイッチ38をオンにし、スイッチ34〜36をオンする。このとき複写機MF1内のテストスイッチがオン(検査指定)であると、CPU1は、ROM5にある検査プログラムをRAM4に書き込んで(s1〜S3,s9,s10)、検査プログラムに従って、ステップs11a以下の検査工程での給電制御を行う。
なお、CPU1が起動したときテストスイッチがオフであったときには、スキャナ,プリンタ,複写機,ファクシミリとしての情報処理を行う、通常の機能プログラムをROM5およびHDD8から読み出してRAM4に書き込み、実行する(s4,s5)。主電源スイッチ31が開になると複写機内各部に停止を指示し各部が待機状態(非作動状態)になると、自己保持スイッチ38をオフする。HDD8に関しては、後述の状態フラグPWFのデータが「1」であると動作状態(電源オフ禁止)、「0」であると休止時様態(電源オフ許可)である。CPU1は、複写機内各部に停止を指示したとき、PWFのデータが「1」であると、「0」になるのを待って自己保持スイッチ38をオフする。CPU1の、この自己保持スイッチ38の制御は、検査工程の給電制御に進入している場合も、同様である。
ステップs9以下の検査工程での給電制御では、CPU1は、NVRAM3の一領域に定めているイベントテーブル上の第1イベントのデータを読み出す(s11a)。イベントテーブルには、イベントNo.宛に、次のイベントNo.にアクセスするまでの処置(処理)命令データおよび参照データが書き込まれている。例えばイベントNo.1宛てには、図3のステップS11b〜s12aの処理を実行するデータが書き込まれている。なお、イベントテーブルのデータは、オペレータによる初期設定操作によって登録されているものであり、オペレータによる変更が可能なものである。
イベントテーブル上の第1イベントのデータを読み出すと(s11a)、CPU1は、リアルタイムクロック6のデータをリードし、主電源スイッチ31のオン時刻を保持しておく(s11b)。そして1secタイマー割り込みを許可し(s11c)、状態フラグPWFのデータを、主電源オフ許可を表す「0」とする(s11d)。そして、イベントテーブル上の第2イベントのデータを読み出す(s12a)。
読み出しデータの中の時限データ(15sec)をタイマー時限TRに設定して、TRが経過するのを待って(s12c)、HDD電源スイッチSW9をオンにして(s12d)、状態フラグPWFのデータを、主電源オフ禁止を表す「1」とする(s12f)。そこで検査工程2が開始するのを待って(s12g)、イベントテーブル上の第3イベントのデータを読み出す(s13a)。
読み出しデータの中の時限データ(60sec)をタイマー時限TRに設定して(s13b)、TRが経過するのを待って(s13c)、HDD8のシャットダウン処理を開始して、イベントテーブル上の第4イベントのデータを読み出す(s14a)。
読み出しデータの中の時限データ(10sec)をタイマー時限TRに設定して(s14b)、TRが経過するのを待って(s14c)、図4に示すステップs14dでHDD電源スイッチSW9をオフにして(s14d)、状態フラグPWFのデータを、主電源オフ許可を表す「0」とする(s14e)。そして検査工程3がスタートするのを待って(s14f)、イベントテーブル上の第5イベントのデータを読み出す(s15a)。
読み出しデータの中の時限データ(80sec)をタイマー時限TRに設定して、TRが経過するのを待って(s15c)、HDD電源スイッチSW9をオンにして(s15d)、状態フラグPWFのデータを、主電源オフ禁止を表す「1」とする(s15e)。そこで検査工程4が開始するのを待って(s15f)、イベントテーブル上の第6イベントのデータを読み出す(s16a)。
読み出しデータの中の時限データ(90sec)をタイマー時限TRに設定して(s16b)、TRが経過するのを待って(s16c)、HDD8のシャットダウン処理を開始して(s16d)、イベントテーブル上の第7イベントのデータを読み出す(s16a)。
読み出しデータの中の時限データ(10sec)をタイマー時限TRに設定して(s17b)、TRが経過するのを待って(s17c)、HDD電源スイッチSW9をオフにして(s17d)、状態フラグPWFのデータを、主電源オフ許可を表す「0」とする(s17fe)。そこで電源スイッチSW31がオフするのを待って(s17g)、電源スイッチSW31がオフすると、機内各部が非作動になるのを待ってスイッチ34〜36および自己保持スイッチ38をオフにする(s17h)。
図14の(a)に、第1実施例の、検査工程実行シーケンスと上記給電制御によるHDD電源スイッチSW9のオン,オフシーケンスを示す。本実施例によれば、検査工程1での必要時間が10secである場合には、HDDの電源がオンされていないため、正規のシャットダウン処理を行わずに主電源をオフすることが可能となる。NVRAM3に設定したイベントテーブルに検査工程の実行時間を設定し、実行時間の経過に応じてHDD電源のオン,オフを行うようにすることで、同一機種のMFPに対してHDD電源制御プログラムはすべて共通で使用可能となる。
上記第1実施例は、自己保持スイッチ38を備えて、システムコントローラ10のCPU1が、主電源スイッチ31が閉になって+5VEラインが+5Vに立ち上がると自己保持スイッチ38をオンとし、主電源スイッチ31が開になると複写機内各部に停止を指示し各部が待機状態(非差動状態)になると、自己保持スイッチ38をオフする。しかし、自己保持スイッチ38を省略して、+5Vラインにバックアップスイッチを介してバックアップ電源を接続し、CPU1が、主電源スイッチ31が閉になって+5VEラインが+5Vに立ち上がるとバックアップスイッチをオンとし、主電源スイッチ31が開になると複写機内各部に停止を指示し各部が待機状態(非差動状態)になると、スイッチ35およびバックアップスイッチをオフする態様もある。これは以下の、他の実施例においても同様である。
第2実施例のハードウエアは上述の第1実施例と同様であるが、システムコントローラ10のCPU1による、HDD8に対する給電制御が、第1実施例とは少々異なる。図5に、第2実施例のCPU1による、HDD8に対する給電制御の概要を示す。本実施例でも、CPU1は、NVRAM3の一領域に定めているイベントテーブル上の各イベントのデータを読み出して電源スイッチSW9のオン,オフシーケンスを進める。本実施例でもイベントテーブルには、イベントNo.宛に、次のイベントNo.にアクセスするまでの処置(処理)命令データおよび参照データが書き込まれているが、第1実施例の時限値データは用いていない。例えばイベントNo.1宛てには、図5のステップS11b〜s12aの処理を実行するデータが書き込まれている。なお、この実施例でも、イベントテーブルのデータは、オペレータによる初期設定操作によって登録されているものであり、オペレータによる変更が可能なものである。
検査工程での給電制御では、CPU1は、NVRAM3の一領域に定めているイベントテーブル上の第1イベントのデータを読み出す(s11a)。イベントテーブルには、イベントNo.宛に、次のイベントNo.にアクセスするまでの処置(処理)命令データおよび参照データが書き込まれている。
イベントテーブル上の第1イベントのデータを読み出すと(s11a)、CPU1は、読み出しデータの中の、HDD電源スイッチSW9のオン,オフ指示フラグCF1のデータ「0」に対応してHDD電源スイッチSW9をオフにして(s11b)、状態フラグPWFのデータを、主電源オフ許可を表す「0」とする(s11c)。そして、検査工程1の終了を待って(s11d)、イベントテーブル上の第2イベントのデータを読み出す(s12a)。
読み出しデータの中のオン,オフ指示フラグCF2のデータ「1」に対応してHDD電源スイッチSW9をオンにして(s12b)、状態フラグPWFのデータを、主電源オフ禁止を表す「1」とする(s12c)。そして、検査工程2の終了後のシャットダウン処理の終了を待って(s12d)、HDD電源スイッチSW9をオフにして(s12e)、状態フラグPWFのデータを、主電源オフ許可を表す「0」とする(s12f)。そしてイベントテーブル上の第3イベントのデータを読み出す(s13a)。
イベントテーブル上の第3イベントのデータを読み出すと(s13a)、CPU1は、読み出しデータの中の、HDD電源スイッチSW9のオン,オフ指示フラグCF3のデータ「0」に対応してHDD電源スイッチSW9をオフにして(s13b)、状態フラグPWFのデータを、主電源オフ許可を表す「0」とする(s13c)。そして、検査工程3の終了を待って(s13d)、図6に示すステップs14aに進んでイベントテーブル上の第4イベントのデータを読み出す(s14a)。
読み出しデータの中のオン,オフ指示フラグCF4のデータ「1」に対応してHDD電源スイッチSW9をオンにして(s14b)、状態フラグPWFのデータを、主電源オフ禁止を表す「1」とする(s14c)。そして、検査工程2の終了後のシャットダウン処理の終了を待って(s14d)、HDD電源スイッチSW9をオフにして(s14e)、状態フラグPWFのデータを、主電源オフ許可を表す「0」とする(s14f)。そこで電源スイッチSW31がオフするのを待って(s15)、電源スイッチSW31がオフすると、機内各部が非作動になるのを待ってスイッチ34〜36および自己保持スイッチ38をオフにする(s16)。第2実施例のその他の機能は、第1実施例と同様である。
図14の(b)に、第2実施例の、検査工程実行シーケンスと上記給電制御によるHDD電源スイッチSW9のオン,オフシーケンスを示す。
NVRAM3に設定したイベントテーブルに、検査工程No.宛のHDD電源スイッチSW9のオン,オフ指示フラグCF1〜4(状態フラグ)を持つことで、状態フラグのビット単位での書換えが短時間で処理可能となり、また、主電源スイッチ31がオフの間もデータを保持できるというメリットがある。
第3実施例のハードウエアは上述の第3実施例と同様であるが、システムコントローラ10のCPU1による、HDD8に対する給電制御が、第1実施例とは少々異なる。図7に、第3実施例のCPU1による、HDD8に対する給電制御の概要を示す。本実施例では、給電制御プログラム中に、検査工程1〜4の開始,終了にあわせて、HDD電源スイッチSW9のオン,オフ指示フラグCF1〜4(状態フラグ)が書き込まれている。これらの状態フラグは、本実施例では、先行の検査工程が終了すると次の検査工程のための状態フラグを設定するが、該次の検査工程を開始するときに、該状態フラグの内容に応じて、HDD電源スイッチSW9をオン又はオフにする。
図7を参照すると、第3実施例のCPU1は、給電制御開始点で検査工程1用の状態フラグCF1に、HDD電源スイッチSW9のオフを指示する「0」を設定して(s10b)、検査工程1が開始するとき(s11a)、状態フラグCF1のデータに基づいて、HDD電源スイッチSW9をオフにして(s11b)、状態フラグPWFのデータを、主電源オフ許可を表す「0」とする(s11c)。
そして、検査工程1の終了を待って(s11d)、検査工程2用の状態フラグCF2に、HDD電源スイッチSW9のオンを指示する「1」を設定して(s11e)、検査工程2が開始するとき(s12a)、状態フラグCF2のデータに基づいて、HDD電源スイッチSW9をオンにして(s12b)、状態フラグPWFのデータを、主電源オフ禁止を表す「1」とする(s12c)。
次に、検査工程2を終了しシャットダウン処理が終了するのを待って(s12d)、HDD電源スイッチSW9をオフにして(s12e)、状態フラグPWFのデータを、主電源オフ許可を表す「0」とする(s12f)。検査工程3用の状態フラグCF3に、HDD電源スイッチSW9のオフを指示する「0」を設定して(s12g)、図8に示すステップs13aで検査工程3の開始を待って、状態フラグCF3のデータに基づいて、HDD電源スイッチSW9をオフにして(s13b)、状態フラグPWFのデータを、主電源オフ許可を表す「0」とする(s13c)。
そして、検査工程3の終了を待って(s13d)、検査工程4用の状態フラグCF4に、HDD電源スイッチSW9のオンを指示する「1」を設定して(s13e)、検査工程4が開始するとき(s14a)、状態フラグCF4のデータに基づいて、HDD電源スイッチSW9をオンにして(s14b)、状態フラグPWFのデータを、主電源オフ禁止を表す「1」とする(s14c)。
次に、検査工程4を終了しシャットダウン処理が終了するのを待って(s14d)、HDD電源スイッチSW9をオフにして(s14e)、状態フラグPWFのデータを、主電源オフ許可を表す「0」とする(s14f)。そこで電源スイッチSW31がオフするのを待って(s15)、電源スイッチSW31がオフすると、機内各部が非作動になるのを待ってスイッチ34〜36および自己保持スイッチ38をオフにする(s16)。第3実施例のその他の機能は、第1実施例と同様である。
図14の(c)に、第3実施例の、検査工程実行シーケンスと上記給電制御によるHDD電源スイッチSW9のオン,オフシーケンスを示す。
第3実施例では、検査工程1の最後に検査工程2での状態フラグを設定する。このようにした場合に検査工程2でHDDの電源をオンするには、検査工程1の最後で状態フラグCF2をSW9オンを指示する「1」とする。同様に検査工程2の最後で状態フラグCF3をセットし、検査工程3の最後で状態フラグCF4をセットすることで、検査工程1と3ではHDDの電源をオフとし、検査工程2と4ではHDD104の電源をオンとするように動作させる。NVRAM3に次回電源オン時の状態フラグCF1〜CF4の設定を書き込み、次回電源オンの間の検査工程に該状態フラグのデータを用いることにより、各検査工程の実行時のHDD電源のオン,オフを制御できる。
第4実施例のハードウエアは上述の第1実施例と同様であるが、システムコントローラ10のCPU1による、HDD8に対する給電制御が、第1実施例とは少々異なる。図9に、第4実施例のCPU1による、HDD8に対する給電制御の概要を示す。本実施例でも、CPU1は、NVRAM3の一領域に定めているイベントテーブル上の各イベントのデータを読み出して電源スイッチSW9のオン,オフシーケンスを進める。本実施例でもイベントテーブルには、イベントNo.宛に、次のイベントNo.にアクセスするまでの処置(処理)命令データおよび参照データを書き込み、しかも、第1実施例の時限値データと同様な時限値データも、参照データとして書き込んでいる。例えばイベントNo.1宛てには、図9のステップS11b〜s12aの処理を実行するデータが書き込まれている。なお、この実施例でも、イベントテーブルのデータは、オペレータによる初期設定操作によって登録されているものであり、オペレータによる変更が可能なものである。
検査工程での給電制御では、CPU1は、NVRAM3の一領域に定めているイベントテーブル上の第1イベントのデータを読み出す(s11a)。イベントテーブルには、イベントNo.宛に、次のイベントNo.にアクセスするまでの処置(処理)命令データおよび参照データが書き込まれている。
イベントテーブル上の第1イベントのデータを読み出すと(s11a)、CPU1は、読み出しデータの中の、HDD電源スイッチSW9のオン,オフ指示フラグCF1のデータ「0」に対応してHDD電源スイッチSW9をオフにして(s11b)、状態フラグPWFのデータを、主電源オフ許可を表す「0」とする(s11c)。そして、検査工程1の終了を待って(s11d)、イベントテーブル上の第2イベントのデータを読み出す(s12a)。
読み出しデータの中の時限データ(10sec)を時限値TRに設定して(s12b)、時限値TRの時間経過を待って(s12c)、オン,オフ指示フラグCF2のデータ「1」に対応してHDD電源スイッチSW9をオンにして(s12d)、状態フラグPWFのデータを、主電源オフ禁止を表す「1」とする(s12f)。そして、検査工程2がスタートするのを待って(s12g)、スタートするとイベントテーブル上の第3イベントのデータを読み出す(s13a)。読み出したデータの中の時限データ(60sec)を時限値TRに設定して(s13b)、時限値TRの時間経過を待って(s13c)、検査工程2の終了後のシャットダウン処理を開始し(s13d)、イベントテーブル上の第4イベントのデータを読み出す(s14a)。
イベントテーブル上の第4イベントのデータを読み出すと(s14a)、CPU1は、読み出しデータの中の、時限データ(10sec)を時限値TRに設定して(s14b)、図10に示すステップs14cに進んで時限値TRの時間経過を待って(s14c)、オン,オフ指示フラグCF3のデータ「0」に対応してHDD電源スイッチSW9をオフにして(s14d)、状態フラグPWFのデータを、主電源オフ許可を表す「0」とする(s14e)。そして検査工程3の開始を待って(s14f)、イベントテーブル上の第5イベントのデータを読み出す(s15a)。
読み出しデータの中の時限データ(80sec)を時限値TRに設定して(s15b)、時限値TRの時間経過を待って(s15c)、オン,オフ指示フラグCF4のデータ「1」に対応してHDD電源スイッチSW9をオンにして(s15d)、状態フラグPWFのデータを、主電源オフ禁止を表す「1」とする(s15e)。そして、検査工程4がスタートするのを待って(s15f)、スタートするとイベントテーブル上の第6イベントのデータを読み出す(s16a)。読み出したデータの中の時限データ(90sec)を時限値TRに設定して(s16b)、時限値TRの時間経過を待って(s16c)、検査工程4の終了後のシャットダウン処理を開始し(s16d)、イベントテーブル上の第7イベントのデータを読み出す(s17a)。読み出しデータの中の、時限データ(10sec)を時限値TRに設定して(s17b)、時限値TRの時間経過を待って(s17c)、オン,オフ指示フラグCF5のデータ「0」に対応してHDD電源スイッチSW9をオフにして(s17d)、状態フラグPWFのデータを、主電源オフ許可を表す「0」とする(s17f)。そこで電源スイッチSW31がオフするのを待って(s17g)、電源スイッチSW31がオフすると、機内各部が非作動になるのを待ってスイッチ34〜36および自己保持スイッチ38をオフにする(s17h)。第4実施例のその他の機能は、第1実施例と同様である。
図14の(d)に、第4実施例の、検査工程実行シーケンスと上記給電制御によるHDD電源スイッチSW9のオン,オフシーケンスを示す。
第4実施例によれば、NVRAM3に設定したイベントテーブルに検査工程の実行時間を設定し、実行時間の経過に応じてHDD電源のオン,オフを行うようにすることで、同一機種のMFPに対してHDD電源制御プログラムはすべて共通で使用可能となる。また、NVRAM3に設定したイベントテーブルに、検査工程No.宛のHDD電源スイッチSW9のオン,オフ指示フラグCF1〜5(状態フラグ)を持つことで、状態フラグのビット単位での書換えが短時間で処理可能となり、主電源スイッチ31がオフの間もデータを保持できるというメリットがある。
第5実施例のハードウエアは上述の第1実施例と同様であるが、システムコントローラ10のCPU1による、HDD8に対する給電制御が、第1実施例とは異なる。図11に、第5実施例のCPU1による、HDD8に対する給電制御の概要を示す。本実施例では、NVRAM3の一領域にフラグテーブルを設定しており、該フラグテーブルには、検査工程No.宛に、表1に示すように、状態フラグCFのデータを格納している。
Figure 2010170270
第5実施例のCPU1は、給電制御に進むとまずHDD電源スイッチSW9をオフに初期化し(s11)、状態フラグPWFのデータを、主電源オフ許可を表す「0」とする(s12)。つぎに、実行指定された検査工程No.を参照して(s13)、該No.に宛てられた状態フラグCFのデータをフラグテーブルから読み出して(s14)、それが「0」であるとHDD電源スイッチSW9をオフにし(s16)、状態フラグPWFのデータを、主電源オフ許可を表す「0」とする(s17)。そして指定された検査工程が終了すると(s18)、次の、実行指定された検査工程No.を参照する(s13)。実行指定された検査工程No.に宛てられた状態フラグCFのデータが「1」であると、HDD電源スイッチSW9をオンにし(s19)、状態フラグPWFのデータを、主電源オフ禁止を表す「1」とする(s20)。そして、指定検査工程終了後のシャットダウン処理の終了を待って、HDD電源スイッチSW9をオフにし(s22)、状態フラグPWFのデータを、主電源オフ許可を表す「0」とする(s23)。検査工程の実行中あるいは終了後に、主電源SW31がオフになると、CPU1は、機内各部に作動停止を指示し、各部が電源断可になると、スイッチ34〜36および自己保持スイッチスイッチ38をオフにする。第5実施例のその他の機能は、第1実施例と同様である。
図14の(e)に、第5実施例の、検査工程実行シーケンスと上記給電制御によるHDD電源スイッチSW9のオン,オフシーケンスを示す。
なお、HDD8に関してCPU1は、主電源スイッチ31がオフになったとき状態フラグPWFのデータが電源オフ禁止を意味する「1」であると、それが「0」に切換るのを待って、スイッチ34〜36および自己保持スイッチスイッチ38をオフにする。すなわち、HDD8のシャットダウン処理が終了してから、主電源をオフにする。
工程1ではフラグを0、工程2ではフラグを1、工程3ではフラグを0、工程4ではフラグを1というようにそれぞれの場合に応じてデータを保持しておくことで、検査工程1と3ではHDD104の電源をオンしない。また、検査工程2と4ではHDD104の電源をオンするように動作させる。
第5実施例では、検査工程No.宛てに状態フラグCFを格納したフラグテーブルを持ち、工程番号と関連付けられたフラグCFを読み込んでHDD8の電源(SW9のオン,オフ)を制御するため、次回の起動フラグをセットする前に電源がオフされた場合や、工程の順番が入れ替わった場合にも対応することが可能となる。
第6実施例のハードウエアは上述の第1実施例と同様であるが、システムコントローラ10のCPU1による、HDD8に対する給電制御は、第1実施例とは異なるが、第5実施例と主要部は共通である。図12に、第6実施例のCPU1による、HDD8に対する給電制御の概要を示す。本実施例では、NVRAM3の一領域にフラグテーブルを設定しており、他の領域に修正テーブルを設定している。該フラグテーブルには、検査工程No.宛に、表1に示すように、状態フラグCFのデータを格納している。修正テーブルは、フラグテーブルのデータを、一部を書き換えて保持するものである。
第6実施例では、給電制御に進むとまずHDD電源スイッチSW9をオフに初期化し(s11)、状態フラグPWFのデータを、主電源オフ許可を表す「0」とすると(s12)、CPU1は、主電源オフ割り込みを許可する(s12a)。この主電源オフ割り込みは、主電源スイッチ31(図2)に組み込まれているオン,オフ検知スイッチがスイッチ31のオフに伴ってオフに転じてオン,オフ検知スイッチの信号ラインが高レベルHに転ずるとCPU1に割り込みがかかるものである。
図13に、該割り込みの処理概要を示す。この割り込み処理に進むとCPU1は、実行中の検査工程No.を保存し(S31)、該検査工程No.宛の状態フラグCFを参照して、それがHDD電源オン(SW9オン)を指定する「1」であると、該検査工程No.のHDD8使用の検査が終了しているか検索して(S32)、終了しているとHDD8のシャットダウン処理をして(S33)、それを終了すると、該検査工程No.宛の状態フラグCFを「0」に変更した修正テーブルをNVRAM3上に生成する(S34)。そして、修正テーブル参照を指示する「1」を、制御フラグINTAFに書き込んで(S35)メインルーチン(図12)に復帰して、機器各部が非作動状態になるのを待って、スイッチ34〜36および自己保持スイッチ38をオフにする(s24,s25)。割り込み処理に進んだときに実行中の検査工程No.に「0」の状態フラグCFが割り当てられていた場合、ならびに、「1」の状態フラグCFが割り当てられていてもHDD8使用の検査が未完の場合には、上述の修正テーブルの生成は行わないで、メインルーチン(図12)に復帰して、機器各部が非作動状態になるのを待って、スイッチ34〜36および自己保持スイッチ38をオフにする(s24,s25)。この場合は、制御フラグINTAFのデータは「0」に留まる。
再度図12を参照する。指定の検査工程No.を認識すると(s13)CPU1は、制御フラグINTAFのデータを参照して(s13a)、それが「0」であればフラグテーブルを指定し、「1」であれば修正テーブルを指定して、指定の検査工程No.あての状態データCFを読み出す(s14又はs14a)。その後の処理は、上述の第5実施例のステップs14以下と同様である。
この第6実施例では、検査工程2内でHDD8の機能を必要としている検査が終了したあとに主電源スイッチ31がオフに切換ると、次回の主電源スイッチ31のオンのときの検査工程2に宛てたHDD8の電源オン、オフを制御する状態フラグを「0」に変更する。例えば、最初の電源オン時には検査工程1での状態フラグCFが「0」のため、HDD8の電源をオンしないで検査工程1を起動し、検査工程2の起動時には検査工程2でのフラグが「1」のためHDD8に対して電源をオンして起動する。検査工程2の途中でHDD8の機能を必要とする検査が終了した後で主電源スイッチ31がオフした場合には、検査工程2でのフラグを「0」に書き換える。
HDD8の機能を必要とした検査の終了時に設定フラグを書き換えることにより、HDDの検査終了後に検査がストップしてしまった場合でもHDDの検査が終了しているため、次回の同一工程の起動の場合でもHDDの電源をオンせずに起動させることが可能となる。このため2回目以降の同一工程ではシャットダウン処理を行わずに主電源をオフすることが可能となり、トータルの検査時間を短縮することができる。
例えば、検査工程2の実行途中で異常が発生し、検査工程2の検査がすべて終了せずに主電源をオフした場合には、主電源を再投入して検査工程2の検査を再スタートするが、この場合にはHDD8の機能を必要とする検査が終了しており、検査工程2での状態フラグCFも0に書き換わっているため、HDD8の電源はオンせずに検査工程2を起動する。このため、通常では検査工程2の終了時にはHDD8の正規シャットダウン処理を必要としていたが、HDD8の電源をオンしていないため直接主電源をオフすることが可能となる。
その他に第6実施例でも、工程番号によるフラグテーブルを書換え可能なため、同一工程を複数回実施の場合、例えば、部品故障による一部修理実施による再検査などの場合にも設定テーブルを書き換えることにより不要なシャットダウン処理の時間を削減可能となる。
31:主電源スイッチ
特許第3928366号公報 特開2006−3945号公報

Claims (8)

  1. 主電源スイッチ、および、バックアップ電源又は自己保持回路を含む電源回路、ならびに、読み書きアクセスがあった後の動作電圧遮断の前にシャットダウン処理が必要な記憶媒体、を備え、検査実行指定がある場合に、前記記憶媒体に対して読み書きアクセスをしない検査工程および読み書きアクセスをする検査工程を含む複数の検査工程を設定順で実行する画像処理装置において、
    前記電源回路から前記記憶媒体への動作電圧をオン,オフする媒体給電スイッチ;および、
    前記複数の検査工程の実行順と、各工程の、所要時間および前記記憶媒体に対する読み書きアクセスの有無と、で定められた前記媒体給電スイッチのオン,オフタイミングを定めたプログラムにもとづき、前記媒体給電スイッチをオン,オフし、前記記憶媒体に読み書きアクセスがある検査工程の実行中に前記主電源スイッチがオフしたときは、該検査工程が終了しシャットダウン処理が終了してから、前記媒体給電スイッチをオフする、給電制御手段;
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 主電源スイッチ、および、バックアップ電源又は自己保持回路を含む電源回路、ならびに、読み書きアクセスがあった後の動作電圧遮断の前にシャットダウン処理が必要な記憶媒体、を備え、検査実行指定がある場合に、前記記憶媒体に対して読み書きアクセスをしない検査工程および読み書きアクセスをする検査工程を含む複数の検査工程を設定順で実行する情報処理装置において、
    前記電源回路から前記記憶媒体への動作電圧をオン,オフする媒体給電スイッチ;
    前記複数の検査工程の実行順で、各工程の、前記記憶媒体に対する読み書きアクセスの有無に対応する前記媒体給電スイッチのオン,オフデータを格納したイベントメモリ;および、
    前記イベントメモリから前記実行順で各工程の、前記オン,オフデータを読み出して前記媒体給電スイッチをオン,オフし、前記記憶媒体に読み書きアクセスがある検査工程の実行中に前記主電源スイッチがオフしたときは、該検査工程が終了しシャットダウン処理が終了してから、前記媒体給電スイッチをオフする、給電制御手段;
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  3. 前記給電制御手段は、先行の検査工程が終了したときに前記イベントメモリから次の検査工程の前記オン,オフデータを読み出して前記媒体給電スイッチをオン,オフする;請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記給電制御手段は、先行の検査工程が終了したときに前記イベントメモリから次の検査工程の前記オン,オフデータを読み出し、それに基づいて該次の検査工程を開始するときに、前記媒体給電スイッチをオン,オフする;請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 主電源スイッチ、および、バックアップ電源又は自己保持回路を含む電源回路、ならびに、読み書きアクセスがあった後の動作電圧遮断の前にシャットダウン処理が必要な記憶媒体、を備え、検査実行指定がある場合に、前記記憶媒体に対して読み書きアクセスをしない検査工程および読み書きアクセスをする検査工程を含む複数の検査工程を設定順で実行する情報処理装置において、
    前記電源回路から前記記憶媒体への動作電圧をオン,オフする媒体給電スイッチ;
    前記複数の検査工程の実行順で、各工程の、実行時間および実行時間経過後の前記記憶媒体に対する読み書きアクセスの有無に対応する前記媒体給電スイッチのオン,オフデータ、を格納したイベントメモリ;および、
    前記イベントメモリから前記実行順で各工程の、実行時間および前記オン,オフデータを読み出して、該実行時間の経過後に該オン,オフデータにもとづいて前記媒体給電スイッチをオン,オフし、前記記憶媒体に読み書きアクセスがある検査工程の実行中に前記主電源スイッチがオフしたときは、該検査工程が終了しシャットダウン処理が終了してから、前記媒体給電スイッチをオフする、給電制御手段;
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  6. 主電源スイッチ、および、バックアップ電源又は自己保持回路を含む電源回路、ならびに、読み書きアクセスがあった後の動作電圧遮断の前にシャットダウン処理が必要な記憶媒体、を備え、検査実行指定がある場合に、前記記憶媒体に対して読み書きアクセスをしない検査工程および読み書きアクセスをする検査工程を含む複数の検査工程を順次実行する情報処理装置において、
    前記電源回路から前記記憶媒体への動作電圧をオン,オフする媒体給電スイッチ;
    前記複数の検査工程の各工程宛に、前記記憶媒体に対する読み書きアクセスの有無に対応する前記媒体給電スイッチのオン,オフフラグを格納したフラグメモリ;および、
    実行する検査工程に対応するオン,オフフラグを前記フラグメモリから読み出して該オン,オフフラグに対応して前記媒体給電スイッチをオン,オフし、前記記憶媒体に読み書きアクセスがある検査工程の実行中に前記主電源スイッチがオフしたときは、該検査工程が終了しシャットダウン処理が終了してから、前記媒体給電スイッチをオフする、給電制御手段;
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  7. 前記給電制御手段は、前記記憶媒体に読み書きアクセスがある検査工程の実行中に前記主電源スイッチがオフしたときに、前記記憶媒体に読み書きアクセスする検査部分を終了している場合は、該検査工程宛のオン,オフフラグをオフに書き換えた修正テーブルを生成しかつ修正テーブル指定情報を生成し、主電源スイッチのオンのときに、前記修正テーブル指定情報があると、前記修正テーブルのオン,オフフラグに対応して前記媒体給電スイッチをオン,オフする;請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記給電制御手段は、前記記憶媒体に読み書きアクセスがある検査工程の実行中に前記主電源スイッチがオフしたときは、該検査工程が終了しシャットダウン処理が終了してから、前記媒体給電スイッチをオフし、その後で前記電源回路のバックアップ電源又は自己保持回路をオフにする;請求項1乃至7のいずれか1つに記載の情報処理装置。
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