JPH10300177A - 伝送システム - Google Patents

伝送システム

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JPH10300177A
JPH10300177A JP10840597A JP10840597A JPH10300177A JP H10300177 A JPH10300177 A JP H10300177A JP 10840597 A JP10840597 A JP 10840597A JP 10840597 A JP10840597 A JP 10840597A JP H10300177 A JPH10300177 A JP H10300177A
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Takamoto Furubayashi
孝元 古林
Masamitsu Kitagishi
正光 北岸
Kouji Uchida
耕慈 内田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御基板が故障した際の交換用の補用制御基
板の管理を容易にし、且つ交換作業の簡略化を図る。 【解決手段】 空気調和装置(1)の室外機(2)及び室内機
(3)にEEPROM(22),(32)を備えた制御基板(21),(31)を備
えさせる。電源ON時に室外側制御基板(21)の種別を室内
側制御基板(31)に送信して室内側EEPROM(32)に記憶させ
る。室外側制御基板(21)の故障時で補用制御基板(50)へ
交換する際、室内側EEPROM(32)に記憶した情報を補用制
御基板(50)に送信する。補用制御基板(50)は、複数種類
の制御基板の機能を兼用しており、室内から受けた情報
に基づいて室外機の機種を判別し、それに応じた機能を
発揮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伝送システムに係
り、特に、伝送ラインが接続された機器に備えられた制
御基板(プリント基板に種々の素子が取り付けられたも
の)が新たな制御基板(以下、補用制御基板という)に
交換された際における補用制御基板の種別設定に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開平8−20539
6号公報に開示されている空気調和装置は、室内機と室
外機とが伝送ラインによって接続されている。また、室
外機には該室外機内の各種機器(圧縮機や室外ファン
等)の制御を行うための制御基板が設けられている。こ
の制御基板は、室外機の馬力や仕様(冷房専用機である
か冷暖房機であるかの別等)に応じて室外機を制御する
ようになっている。つまり、生産される室外機の種類毎
に作製された複数種類の制御基板のうち適用する室外機
に応じたものが選択されて該室外機に搭載されるように
なっている。
【0003】また、この種の装置では、制御基板の故障
が生じた場合には、この制御基板を補用制御基板に交換
するようにしている。つまり、この故障した制御基板と
同一種類の制御基板である補用制御基板を予め用意して
おき、制御基板の故障が生じた場合に該制御基板を同一
種類の補用制御基板に交換する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記室外機
の馬力や仕様は多種類に及ぶため、それぞれに応じて多
種類の補用制御基板を準備しておくことが必要であっ
た。つまり、何れの種類の制御基板が故障しても迅速に
対応できるように、各種の制御基板に応じた多種類の補
用制御基板を予め保管しておかねばならず、その管理が
煩雑であった。
【0005】また、制御基板を補用制御基板に交換する
メンテナンス時には、作業者は、予め、故障した制御基
板の種別を確認し、それに応じた補用制御基板を多種類
の補用制御基板の中から探し出しさねばならないといっ
た繁雑な作業が必要であった。更に、故障した制御基板
の種別を予め確認できないときには、全種類の補用制御
基板を現地に持って行き、現地で制御基板を確認して補
用制御基板を選択し、交換するといった作業が必要にな
ることもあった。
【0006】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、制御基板が故障した
際の交換用の補用制御基板の管理が容易で、且つ交換作
業の簡略化を図ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、一方の機器に備えられた制御基板(制御
基板)の種別を他方の機器に記憶させ、制御基板が交換
された際には、この他方の機器から交換後の制御基板に
種別信号を送信することで、この制御基板に以前の制御
基板の種別を認識させるようにした。
【0008】具体的に、請求項1記載の発明は、伝送ラ
イン(4)によって接続された第1機器(2)と第2機器(3)
とを備えさせ、上記第1機器(2)に、該第1機器(2)の機
種に応じた種別の制御基板(21)を搭載すると共に、制御
基板(21)の故障時には該制御基板(21)を補用制御基板(5
0)に交換するようにしている。また、上記制御基板(21)
に第1送信手段(23)を、補用制御基板(50)に第1受信手
段(51)を、第2機器(3)に、第2受信手段(33)、記憶手
段(32)及び第2送信手段(34)をそれぞれ備えさせる。上
記第1送信手段(23)が、制御基板(21)の種別に応じた種
別情報を種別信号により第2受信手段(33)に送信し、記
憶手段(32)が、第2受信手段(33)が受信した種別情報を
記憶するようにする。更に、制御基板(21)が補用制御基
板(50)に交換された際、第2送信手段(34)が、記憶手段
(32)の記憶している種別情報を種別確認信号として第1
受信手段(51)に送信するようにしている。
【0009】この特定事項により、制御基板(21)が補用
制御基板(50)に交換された際には、記憶手段(32)の記憶
している種別情報が種別確認信号として第2送信手段(3
4)により第1受信手段(51)に送信される。この信号を受
けた補用制御基板(50)は、交換前の制御基板の種別を認
識することができる。従って、補用制御基板(50)に複数
種類の制御基板の機能を兼ね備えさせるようにした場合
には、これら機能のうち何れを選択すれば良いかを認識
できる。このため、作業者の制御基板(21)の確認及び設
定作業が不要になる。
【0010】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の伝送システムにおいて、制御基板(21)を、第1機器
(2)の機種に応じて機能が異なる複数種類の制御基板の
うちの1つとし、補用制御基板(50)に上記複数種類の制
御基板の機能を兼ね備えさせる。また、第1受信手段(5
1)が第2送信手段(34)から受けた種別確認信号に基づ
き、第1機器(2)の機種に適用した機能を発揮するよう
にしている。
【0011】この特定事項により、補用制御基板(50)と
しては1種類のみを用意しておけば良く、その管理や制
御基板交換作業時に複数種類の制御基板を現地に持って
いく必要が無くなる。
【0012】請求項3記載の発明は、上記請求項1記載
の伝送システムにおいて、第1機器を空気調和装置の室
外機(2)とし、第2機器を空気調和装置の室内機(3)とし
ている。
【0013】この特定事項により、室外機(2)の制御基
板(21)を補用制御基板(50)に交換した際には、室内機
(3)が記憶している情報を補用制御基板(50)に送信す
る。この信号を受けた補用制御基板は、その情報に基づ
いて、室外機(2)の機種に適した動作が行われることに
なる。
【0014】請求項4記載の発明は、上記請求項3記載
の伝送システムにおいて、第2機器を複数台の室内機
(3,3,3)でなす。各室内機(3,3,3)のうち制御基板の種別
情報を記憶していない記憶手段(32)の有無を検出する検
出手段(60)を備えさせる。第1送信手段(23)が、上記検
出手段(60)の出力を受け、制御基板の種別情報を記憶し
ていない記憶手段(32)がある場合には、その記憶手段(3
2)を有する室内機(3)に対して種別信号を送信するよう
にしている。
【0015】この特定事項により、全ての室内機(3)が
制御基板の種別情報を記憶していることになり、室外機
(2)の制御基板(21)を補用制御基板(50)に交換した際に
は、何れの室内機(3)から種別確認信号を受信した場合
でも補用制御基板(50)は交換前の制御基板の種別を認識
することができることになる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。本形態では、本発明を空気調和装
置の室外機と室内機との間での伝送に適用した場合につ
いて説明する。
【0017】図1は本形態に係る空気調和装置(1)に備
えられた送系統を示している。この図に示すように、本
空気調和装置(1)は、第1機器としての1台の室外機(2)
と第2機器としての3台の室内機(3,3,3)とが伝送ライ
ン(4)によって内外伝送可能に接続されている。
【0018】室外機(2)には、図示しない圧縮機、四路
切換弁、室外熱交換器、室外電動膨張弁等が備えられ、
室内機(3,3,3)には、室内電動膨張弁及び室内熱交換器
が備えられている。これら各機器は冷媒の循環が可能に
冷媒配管によって接続されている。本空気調和装置は、
四路切換弁の切り換え動作によって室内の冷房運転と暖
房運転とが切り換え可能となっている。
【0019】室外機(2)のスイッチボックス内には制御
用の制御基板(21)が備えられている。この制御基板(21)
は、上記室外機(2)内の各機器の駆動状態を制御するも
のである。具体的には、室内設定温度や室内温度などに
応じて圧縮機の運転周波数、電動膨張弁の開度等を制御
する。尚、この制御基板(21)は、室外機(2)の仕様等に
応じた所定の種別のものとなっている。具体的には、室
外機(2)の馬力数や冷房専用機であるか冷暖房機である
かの別等に応じて選択された所定種別のものが適用され
ている。この種別は制御基板(21)内のEEPROM(22)に種別
情報として書き込まれている。このEEPROM(22)は、上記
種別情報の他に種別設定「有」「無」の情報も書き込み
可能となっている。従って、本形態の室外機(2)が5馬
力である場合には、搭載される制御基板(21)のEEPROM(2
2)には、種別設定「有」、種別情報「5馬力、冷暖房
機」といった情報が書き込まれていることになる。
【0020】次に、本形態における特徴とする構成につ
いて説明する。室外機(2)の制御基板(21)は第1送信手
段としての室外側送信手段(23)を備えている。この室外
側送信手段(23)は、制御基板(21)のEEPROM(22)に書き込
まれた情報(種別情報、種別設定の有無)に応じた種別
信号を各室内機(3,3,3)のスイッチボックス内の制御基
板(31,31,31)に向かって送信する。
【0021】一方、室内機(3)の制御基板(31)は、記憶
手段としてのEEPROM(32)、第2受信手段としての室内側
受信手段(33)及び第2送信手段としての室内側送信手段
(34)を備えている。室内側受信手段(33)は、上記室外側
送信手段(23)からの情報信号を受信する。この受信した
情報信号は室内側のEEPROM(32)に記憶される。このEEPR
OM(32)も上述した室外側のEEPROM(20)と同様に種別情報
及び種別設定の読込が可能となっており、室外機(2)か
らの情報信号を受信した際に、これらが書き込まれる。
室内側送信手段(34)は、このEEPROM(32)に記憶された情
報を種別確認信号として室外機(2)の制御基板(21)に向
かって送信可能となっている。
【0022】また、本形態に係る室外機(2)には、制御
基板(21)が故障した場合の交換用として補用制御基板(5
0)が用意されている。この補用制御基板(50)のEEPROM(5
2)には、種別情報は書き込まれおらず、また、種別設定
は「無」に設定されている。この補用制御基板(50)は第
1受信手段としての室外側受信手段(51)を備えている。
該室外側受信手段(51)は、この補用制御基板(50)が室外
機(2)に搭載された場合に、上記室内側送信手段(34)か
らの種別確認信号を受信するようになっており、この受
信した信号の情報をEEPROM(52)に書き込む。
【0023】つまり、これら制御基板(21,31,50)同士の
間では、室外機(2)からの制御基板情報の信号を一時的
に室内機(3)に記憶させ、この記憶した情報を必要に応
じて(制御基板(21)が補用制御基板(50)に交換されたこ
とに応じて)室外機(2)に送信できるようになってい
る。
【0024】次に、本装置における制御基板種別に関す
る伝送動作について説明する。ここでは、電源ON時に室
内機(3)に対して室外側制御基板(21)の種別情報を記憶
させる動作と、この制御基板種別情報を記憶していない
室内機(3)が存在している場合に、この室内機(3)に対し
て情報を記憶させる動作と、室外機(2)の制御基板(21)
が補用制御基板(50)に交換された際の伝送動作とについ
て個別に説明する。
【0025】先ず、室内機(3)に種別情報を記憶させる
動作について図2のフローチャートに沿って説明する。
ステップST1では、室外機(2)の室外側送信手段(23)から
送信された種別信号を室内側受信手段(33)が受信する。
ここでは、室外機(2)から送信された信号中に種別情報
が含まれているか否かを判定する。つまり、種別設定
「有」の情報が含まれているか否かを判定する。この判
定がYESの場合にはステップST2において、室外側送信手
段(23)からの種別信号を読み込む。つまり、室外機(2)
の馬力数や冷房専用機であるか冷暖房機であるかの別等
を読み込み、室内側制御基板(31)のEEPROM(32)に、この
種別情報を記憶させると共に種別設定を認識「有」に設
定する。一方、ステップST1の判定がNOである場合に
は、室外側制御基板(21)の種別認識が不能である(室外
制御基板(21)が補用制御基板(50)に交換された可能性が
ある)としてそのままリターンされる。
【0026】このような動作により、室内機(3)のEEPRO
M(32)は、室外機(2)の仕様などを認識して記憶すること
になる。
【0027】次に、制御基板種別を記憶していない室内
機(3)が存在している場合の動作について図3のフロー
チャートに沿って説明する。先ず、ステップST11では、
制御基板種別を認識しているか否かをチェックした室内
機(3)のカウント値(i)を0に設定すると共に、各室内機
(3,3,3)のうち制御基板種別を認識していないものの台
数(つまり、種別設定を認識「無」となっている室内機
の台数)の値(j)を初期値「0」に設定する。この状態
で、各室内機(3,3,3)を順に制御基板種別を認識してい
るか否かをチェックしていく。つまり、ステップST12で
1台目の室外機(3)からの信号を受信し、この室内機(3)
が制御基板種別を認識しているか否かを判断する。この
判断がNOである場合にはステップST13に移って内外伝送
に異常が生じているか否かを判断する。この判断もNOに
判定された場合にはステップST14で、その室外機(3)は
制御基板種別を認識していないとして制御基板種別設定
無し台数(j)に「1」を加算する。次に、ステップST15
で、チェック済みの室内機((3)のカウント値(i)に
「1」を加算する。その後、ステップST16に移り、この
チェック済み台数(i)が未だ室内機(3)の接続台数(全室
内機台数)に達していないか否かが判断され、未だ全台
数に対して確認を行っていないYESに判定された場合に
はステップST12に戻る一方、全台数に対して確認が終了
したNOの場合にはステップST17に移る。このステップST
17では、制御基板種別を認識していない台数(j)が1台
以上あるか否かを判断し、YESに判断された場合にはス
テップST18において、室外機(2)の室外側送信手段(23)
からの送信を要求する。この要求により室外側送信手段
(23)からは制御基板種別信号が発信され、この制御基板
種別を認識していない室内機(3)が制御基板(21)の種別
を認識できることになる。また、ステップST17でNOに判
定された場合には室外側送信手段(23)からの発信を要求
することなしにリターンされる。ステップST12やステッ
プST13でYESに判定された場合には、制御基板種別設定
無し台数に「1」を加算することなしにステップST15に
移る。
【0028】以上の動作により、全ての室内機(3,3,3)
に対して制御基板種別を認識させることができる。この
ような動作が行われることによりステップST17で本発明
でいう検出手段(60)が構成されている。
【0029】次に、制御基板(21)が補用制御基板(50)に
交換された際の伝送動作について図4を用いて説明す
る。先ず、ステップST31において、信号を受信した室内
機(3,3,3)の台数の値(I)を初期値「0」に設定する。こ
の状態で、ステップST32において、室外機は制御基板の
種別設定がなされているか否か、つまり、制御基板の種
別の認識がなされているか否かを判断する。この判断が
YESの場合には制御基板((21)の補用制御基板(50)への交
換はされていないとしてそのままリターンする。NOに判
定された場合には、補用制御基板(50)に交換されたとし
てステップST33に移り、各室内機(3,3,3)から室外機(2)
に向けて順に制御基板種別信号を発信する。つまり、1
台目の室外機(3)からの信号を受信し、この信号に制御
基板種別の認識信号が含まれているか否かを判断する。
この判断がYESの場合にはステップST34で各種別信号
(室外機馬力数や冷専機などの別)を室外機が読み込
む。NOに判定された場合には、ステップST35で上記室内
機台数に「1」を加算する。次に、ステップST36で、こ
の室内機台数が室内機の接続台数(全室内機台数)に達
したか否かが判断され、未だ全台数に対して確認を行っ
ていないYESに判定された場合にはステップST33に戻る
一方、全台数から信号を受信したNOの場合にはリターン
される。
【0030】以上の動作により、室内機(3)が記憶して
いた制御基板種別信号を室外機(2)が受け、補用制御基
板(50)が、この信号に応じた制御動作を行うことにな
る。
【0031】以上説明してきたように、本形態によれ
ば、従来では、室外機の機種に応じて多種類に及んでい
た補用制御基板を1種類だけ作製しておけば良く、ま
た、交換前の制御基板は内外伝送によって補用制御基板
に認識させることが可能になる。従って、補用制御基板
の管理が容易になる。また、制御基板を補用制御基板に
交換するメンテナンス時に、作業者が、予め、故障した
制御基板の種別を確認したり、全種類の補用制御基板を
現地に持って行くと行ったことも必要ない。
【0032】尚、上述した実施形態では、本発明を空気
調和装置(1)の室外側制御基板(21)が補用制御基板(50)
に交換される際に適用した場合について説明したが、本
発明はこれに限らず、室内側のを補用制御基板に交換す
る場合に適用してもよい。また、空気調和雄値に限ら
ず、他の装置であって複数の機器間での伝送が可能とな
っているものに対して適用することも可能である。
【0033】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、以下の
ような効果が発揮される。請求項1記載の発明は、第1
機器(2)に備えられた制御基板(21)の種別を第2機器(3)
の記憶手段(32)に記憶させ、制御基板(21)が交換された
際には、この第2機器(3)から補用制御基板(50)に種別
信号を送信することで、この補用制御基板(50)に以前の
制御基板(21)の種別を認識させるようにした。このた
め、補用制御基板(50)に複数種類の制御基板の機能を兼
ね備えさせるようにすれば、これら機能のうち何れを選
択すれば良いかを認識でき、作業者の制御基板(21)の確
認及び設定作業が不要になって、作業性の向上を図るこ
とができる。
【0034】請求項2記載の発明は、補用制御基板(50)
に複数種類の制御基板の機能を兼ね備えさせ、第1受信
手段(51)が第2送信手段(34)から受けた種別確認信号に
基づき、第1機器(2)の機種に適用した機能を発揮する
ようにした。このため、1種類の補用制御基板(50)を用
意するのみで多種類の第1機器(2)に適用可能であり、
作業者が、予め、故障した制御基板の種別を確認した
り、全種類の補用制御基板を現地に持って行くと行った
ことが必要なくなって、作業性の向上を図ることができ
る。
【0035】請求項3記載の発明は、上述した請求項1
記載の発明を空気調和装置に適用したものである。この
ため、室外機(2)の機種が如何なるものであっても補用
制御基板(50)が以前の制御基板(21)の種別を認識するこ
とで作業性の向上を図ることができる。
【0036】請求項4記載の発明は、複数の室内機(3,
3,3)のうち制御基板の種別情報を記憶していない記憶手
段(32)の有無を検出し、制御基板の種別情報を記憶して
いない記憶手段(32)がある場合には、その記憶手段(32)
を有する室内機(3)に対して種別信号を送信するように
した。このため、室外機(2)の制御基板(21)を補用制御
基板(50)に交換した際には、何れの室内機(3)から種別
確認信号を受信した場合でも補用制御基板(50)は交換前
の制御基板の種別を認識することができ、種別認識を確
実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る室外機と室内機との伝送系統を
示す図である。
【図2】室内機に対して種別信号を記憶させる動作を示
すフローチャート図である。
【図3】制御基板種別を記憶していない室内機が存在し
ている場合の動作を示すフローチャート図である。
【図4】制御基板が補用制御基板に交換された際の伝送
動作を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
(2) 室外機(第1機器) (3) 室内機(第2機器) (4) 伝送ライン (21,31) 制御基板 (32) EEPROM(記憶手段) (33) 室内側受信手段(第2受信手段) (34) 室内側送信手段(第2送信手段) (50) 補用制御基板 (51) 室外側受信手段(第1受信手段) (60) 検出手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送ライン(4)によって接続された第1
    機器(2)と第2機器(3)とを備え、 上記第1機器(2)は、該第1機器(2)の機種に応じた種別
    の制御基板(21)が搭載されていると共に、制御基板(21)
    の故障時には該制御基板(21)が補用制御基板(50)に交換
    されるようになっており、 上記制御基板(21)は第1送信手段(23)を、補用制御基板
    (50)は第1受信手段(51)を、第2機器(3)は、第2受信
    手段(33)、記憶手段(32)及び第2送信手段(34)をそれぞ
    れ備えており、 上記第1送信手段(23)は、制御基板(21)の種別に応じた
    種別情報を種別信号により第2受信手段(33)に送信し、
    記憶手段(32)は、第2受信手段(33)が受信した種別情報
    を記憶するようになっており、 制御基板(21)が補用制御基板(50)に交換された際、第2
    送信手段(34)は、記憶手段(32)が記憶している種別情報
    を種別確認信号として第1受信手段(51)に送信するよう
    になっていることを特徴とする伝送システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の伝送システムにおいて、 制御基板(21)は、第1機器(2)の機種に応じて機能が異
    なる複数種類の制御基板のうちの1つであって、 補用制御基板(50)は、上記複数種類の制御基板の機能を
    兼ね備え、第1受信手段(51)が第2送信手段(34)から受
    けた種別確認信号に基づき、第1機器(2)の機種に適用
    した機能を発揮するようになっていることを特徴とする
    伝送システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の伝送システムにおいて、 第1機器は空気調和装置の室外機(2)であり、第2機器
    は空気調和装置の室内機(3)であることを特徴とする伝
    送システム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の伝送システムにおいて、 第2機器は複数台の室内機(3,3,3)でなり、 各室内機(3,3,3)のうち制御基板の種別情報を記憶して
    いない記憶手段(32)の有無を検出する検出手段(60)を備
    えており、 第1送信手段(23)は、上記検出手段(60)の出力を受け、
    制御基板の種別情報を記憶していない記憶手段(32)があ
    る場合には、その記憶手段(32)を有する室内機(3)に対
    して種別信号を送信するようになっていることを特徴と
    する伝送システム。
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