JPH10297843A - エレベータガイドレールの吊上げ装置 - Google Patents
エレベータガイドレールの吊上げ装置Info
- Publication number
- JPH10297843A JPH10297843A JP9107490A JP10749097A JPH10297843A JP H10297843 A JPH10297843 A JP H10297843A JP 9107490 A JP9107490 A JP 9107490A JP 10749097 A JP10749097 A JP 10749097A JP H10297843 A JPH10297843 A JP H10297843A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide rail
- suspended
- wire rope
- hoistway
- upper edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B7/00—Other common features of elevators
- B66B7/02—Guideways; Guides
- B66B7/023—Mounting means therefor
- B66B7/027—Mounting means therefor for mounting auxiliary devices
Landscapes
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来ではガイドレール吊上げ時において、吊
り点がガイドレールの重心からずれていたため、ガイド
レールが傾いてしまい昇降路内機器に干渉してしまうと
いう問題点があった。 【解決手段】 本発明は上記問題点を解決するため、ガ
イドレール吊上げ装置１の構成をガイドレール２の重心
に吊り点を設けた先細形状の吊り部材５をガイドレール
２上部に取付けることにより、ガイドレール２の傾きを
解消し、かつ、昇降路内機器１０、１１に係止すること
なくガイドレール２を吊上げるようにした。
り点がガイドレールの重心からずれていたため、ガイド
レールが傾いてしまい昇降路内機器に干渉してしまうと
いう問題点があった。 【解決手段】 本発明は上記問題点を解決するため、ガ
イドレール吊上げ装置１の構成をガイドレール２の重心
に吊り点を設けた先細形状の吊り部材５をガイドレール
２上部に取付けることにより、ガイドレール２の傾きを
解消し、かつ、昇降路内機器１０、１１に係止すること
なくガイドレール２を吊上げるようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータガイド
レールの据付時に活用されるエレベータガイドレールの
吊上げ装置に関する。
レールの据付時に活用されるエレベータガイドレールの
吊上げ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来におけるこの種のガイドレールの吊
上げ装置の一例としては、実開平４−１３５５６９号公
報に開示されているものが挙げられる。この従来の吊上
げ装置は、上下のガイドレールを相互に連結する連結具
をガイドレールの上端部に取付け、この連結具の上部に
設けられた孔部にワイヤロープを取付け、このワイヤロ
ープを引き上げることによりガイドレールを吊上げる構
成としていた。また、この吊上げ時に、レールブラケッ
トや塔内足場等の昇降路内機器にガイドレールが干渉し
て損傷するのを防止するため、前記連結具とガイドレー
ルの上端部を覆う案内部材を設けた構成としていた。
上げ装置の一例としては、実開平４−１３５５６９号公
報に開示されているものが挙げられる。この従来の吊上
げ装置は、上下のガイドレールを相互に連結する連結具
をガイドレールの上端部に取付け、この連結具の上部に
設けられた孔部にワイヤロープを取付け、このワイヤロ
ープを引き上げることによりガイドレールを吊上げる構
成としていた。また、この吊上げ時に、レールブラケッ
トや塔内足場等の昇降路内機器にガイドレールが干渉し
て損傷するのを防止するため、前記連結具とガイドレー
ルの上端部を覆う案内部材を設けた構成としていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし前記従来技術
は、連結具の巾方向端面近傍に設けられた孔部を吊り点
として吊上げ構造としていたため、吊上げ時にガイドレ
ールが傾いてしまい、前記昇降路内機器に干渉してしま
うという問題点があった。すなわち、ガイドレールが傾
いた状態で吊上げられるため、前記案内部材で覆われて
いない部分が昇降路内機器に干渉し損傷するという問題
点があった。
は、連結具の巾方向端面近傍に設けられた孔部を吊り点
として吊上げ構造としていたため、吊上げ時にガイドレ
ールが傾いてしまい、前記昇降路内機器に干渉してしま
うという問題点があった。すなわち、ガイドレールが傾
いた状態で吊上げられるため、前記案内部材で覆われて
いない部分が昇降路内機器に干渉し損傷するという問題
点があった。
【０００４】本発明は上記問題点を鑑みてなされたもの
でその目的は、その吊上げ時にガイドレールと昇降路内
機器との干渉を防止するのに好適なエレベータガイドレ
ールの吊上げ装置を提供するにある。
でその目的は、その吊上げ時にガイドレールと昇降路内
機器との干渉を防止するのに好適なエレベータガイドレ
ールの吊上げ装置を提供するにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、ガイドレールの上端部と連結されるエレベー
タガイドレールの吊上げ装置において、前記ガイドレー
ルの上端部に連結される連結具と、その下端面にて前記
ガイドレールの上端面を覆うように当接するとともにそ
の上端部に向かって先細形状に形成され、前記連結具に
取付けられる吊り部材と、前記ガイドレールの重心の上
部に位置する前記吊り部材の部位に取付けられるワイヤ
ロープとを備えて構成したことを特徴とする。
するため、ガイドレールの上端部と連結されるエレベー
タガイドレールの吊上げ装置において、前記ガイドレー
ルの上端部に連結される連結具と、その下端面にて前記
ガイドレールの上端面を覆うように当接するとともにそ
の上端部に向かって先細形状に形成され、前記連結具に
取付けられる吊り部材と、前記ガイドレールの重心の上
部に位置する前記吊り部材の部位に取付けられるワイヤ
ロープとを備えて構成したことを特徴とする。
【０００６】このように本発明では、ガイドレールの重
心の上部に位置する吊り部材の部位に、ワイヤロープを
取付け、ガイドレールを吊上げる吊り点としたため、ガ
イドレールは傾くことなく鉛直方向に直立した状態で吊
上げることができ、昇降路内機器へ干渉することを防止
できる。
心の上部に位置する吊り部材の部位に、ワイヤロープを
取付け、ガイドレールを吊上げる吊り点としたため、ガ
イドレールは傾くことなく鉛直方向に直立した状態で吊
上げることができ、昇降路内機器へ干渉することを防止
できる。
【０００７】また、吊り部材の下端面にてガイドレール
の上端面を覆うように形成したため、ガイドレールの上
方に昇降路内機器が配設されていたとしてもガイドレー
ル上端面を損傷することはない。
の上端面を覆うように形成したため、ガイドレールの上
方に昇降路内機器が配設されていたとしてもガイドレー
ル上端面を損傷することはない。
【０００８】さらに、吊り部材を上端面に向かって先細
形状としたため、吊り部材と昇降路内機器が干渉したと
しても、その衝撃力を下方へ分散させ緩和することが可
能である。
形状としたため、吊り部材と昇降路内機器が干渉したと
しても、その衝撃力を下方へ分散させ緩和することが可
能である。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【００１０】図１は本発明のエレベータガイドレール吊
上げ装置を用いたガイドレールの吊上げ状態を示す斜視
図、図２は図１の側面図、図３は図１の平面図である。
上げ装置を用いたガイドレールの吊上げ状態を示す斜視
図、図２は図１の側面図、図３は図１の平面図である。
【００１１】図において、１はガイドレール吊上げ装置
であり、吊上げるガイドレール２の上端部に締結具３ａ
にて締結される連結具４と、その下端部にて前記連結具
に締結具３ｂにて締結される吊り部材５と、この吊り部
材５に取付けられるワイヤロープ６とを備えて構成して
いる。
であり、吊上げるガイドレール２の上端部に締結具３ａ
にて締結される連結具４と、その下端部にて前記連結具
に締結具３ｂにて締結される吊り部材５と、この吊り部
材５に取付けられるワイヤロープ６とを備えて構成して
いる。
【００１２】そして、前記吊り部材５は、その下端面に
て前記ガイドレール２の上端面を覆うように当接すると
ともに、その上端部に切欠き部５ａと保護部材５ｂとを
有して形成されており、上端部に向かって先細の形状と
なっている。
て前記ガイドレール２の上端面を覆うように当接すると
ともに、その上端部に切欠き部５ａと保護部材５ｂとを
有して形成されており、上端部に向かって先細の形状と
なっている。
【００１３】また、ワイヤロープ６は、ロープ部材７
と、上部及び下部係合部８ａ、８ｂを備え、一端がその
上部係合部８ａに取付けられるサルカン８と、前記下部
係合部８ｂと前記吊り部材５とを連結するシャックル９
とを有して構成されている。
と、上部及び下部係合部８ａ、８ｂを備え、一端がその
上部係合部８ａに取付けられるサルカン８と、前記下部
係合部８ｂと前記吊り部材５とを連結するシャックル９
とを有して構成されている。
【００１４】なお、シャックル９は図３に示すように前
記ガイドレール２の重心点の上部に位置する吊り部材５
の部位に取付けられるように構成されている。
記ガイドレール２の重心点の上部に位置する吊り部材５
の部位に取付けられるように構成されている。
【００１５】本発明によれば以上のように吊上げ装置１
を構成したため、ガイドレール２をその重心部から上方
へ吊上げることができる。
を構成したため、ガイドレール２をその重心部から上方
へ吊上げることができる。
【００１６】よって、図２に示すようにガイドレール２
は鉛直方向に直立した状態で吊上げることができ、塔内
足場１０や、昇降路壁１２に固定されるレールブラケッ
ト１１に干渉することなく吊上げることができる。
は鉛直方向に直立した状態で吊上げることができ、塔内
足場１０や、昇降路壁１２に固定されるレールブラケッ
ト１１に干渉することなく吊上げることができる。
【００１７】さらに吊り部材５を先細形状としたため、
前記昇降路内機器に干渉したとしても、その衝撃力を下
方へ分散させ緩和することができる。
前記昇降路内機器に干渉したとしても、その衝撃力を下
方へ分散させ緩和することができる。
【００１８】また、前述したサルカン８は上部、及び下
部係合部８ａ、８ｂが回動可能に構成されているため、
ロープ部材７にねじれが発生しても、これらの係合部８
ａ、８ｂが回動し、そのねじれを解消することができ
る。
部係合部８ａ、８ｂが回動可能に構成されているため、
ロープ部材７にねじれが発生しても、これらの係合部８
ａ、８ｂが回動し、そのねじれを解消することができ
る。
【００１９】よって、このねじれにより生じるガイドレ
ール２の傾きも防止でき、ガイドレール２の昇降路内機
器への干渉を抑制可能である。
ール２の傾きも防止でき、ガイドレール２の昇降路内機
器への干渉を抑制可能である。
【００２０】
【発明の効果】本発明は上記のように構成したため、そ
の吊上げ時にガイドレールと昇降路機器との干渉を防止
するのに好適なエレベータガイドレールの吊上げ装置を
提供することができる。
の吊上げ時にガイドレールと昇降路機器との干渉を防止
するのに好適なエレベータガイドレールの吊上げ装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のエレベータガイドレール吊上げ装置を
用いたガイドレールの吊上げ状態を示す斜視図である。
用いたガイドレールの吊上げ状態を示す斜視図である。
【図２】図１の側面図である。
【図３】図１の平面図である。
１ ガイドレール吊上げ装置 ２ ガイドレール ４ 連結具 ５ 吊り部材 ６ ワイヤロープ １０ 塔内足場 １１ レールブラケット
Claims (1)
- 【請求項１】 ガイドレールの上端部と連結されるエレ
ベータガイドレールの吊上げ装置において、前記ガイド
レールの上端部に連結される連結具と、その下端面にて
前記ガイドレールの上端面を覆うように当接するととも
にその上端部に向かって先細形状に形成され、前記連結
具に取付けられる吊り部材と、前記ガイドレールの重心
の上部に位置する前記吊り部材の部位に取付けられるワ
イヤロープとを備えて構成したことを特徴とするエレベ
ータガイドレールの吊上げ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9107490A JPH10297843A (ja) | 1997-04-24 | 1997-04-24 | エレベータガイドレールの吊上げ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9107490A JPH10297843A (ja) | 1997-04-24 | 1997-04-24 | エレベータガイドレールの吊上げ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10297843A true JPH10297843A (ja) | 1998-11-10 |
Family
ID=14460541
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9107490A Pending JPH10297843A (ja) | 1997-04-24 | 1997-04-24 | エレベータガイドレールの吊上げ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10297843A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102649528A (zh) * | 2012-05-29 | 2012-08-29 | 四川省第六建筑有限公司 | 用于安装电梯时吊装导轨的吊具 |
| CN106477420A (zh) * | 2015-08-25 | 2017-03-08 | 株式会社日立大厦系统 | 电梯用导轨的悬挂工具 |
| KR102280379B1 (ko) * | 2020-11-17 | 2021-07-21 | 김영칠 | 승강로에서의 가이드 레일 설치를 위한 방법 |
-
1997
- 1997-04-24 JP JP9107490A patent/JPH10297843A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102649528A (zh) * | 2012-05-29 | 2012-08-29 | 四川省第六建筑有限公司 | 用于安装电梯时吊装导轨的吊具 |
| CN106477420A (zh) * | 2015-08-25 | 2017-03-08 | 株式会社日立大厦系统 | 电梯用导轨的悬挂工具 |
| CN106477420B (zh) * | 2015-08-25 | 2018-11-13 | 株式会社日立大厦系统 | 电梯用导轨的悬挂工具 |
| KR102280379B1 (ko) * | 2020-11-17 | 2021-07-21 | 김영칠 | 승강로에서의 가이드 레일 설치를 위한 방법 |
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