JPH10296958A

JPH10296958A - 輪転機用のインキング装置

Info

Publication number: JPH10296958A
Application number: JP10117605A
Authority: JP
Inventors: Peer Dilling; ピール・ディリング; Wolfgang Schoenberger; ヴォルフガング・シェーンベルガー
Original assignee: MAN Roland Druckmaschinen AG
Current assignee: Manroland AG
Priority date: 1997-04-26
Filing date: 1998-04-27
Publication date: 1998-11-10
Also published as: CA2235172C; GB2324502B; DE19717727A1; GB2324502A; GB9808798D0; US6024015A; DE19717727B4; CA2235172A1

Abstract

(57)【要約】【課題】着色工程の際に印刷インキが失われず、印刷
インキの交換が簡単かつ人間工学的な方法で実施される
輪転機用のインキング装置を提供することを目的とす
る。【解決手段】容易かつ工具なしで印刷機から取り出す
ことのできる、インキ貯蔵部（３）を有するインキ供給
装置（２）が得られ、その場合にインキ貯蔵部（３）も
インキ供給装置（２）から分離可能に配置されている。
インキ貯蔵部（３）は好ましくはインキカートリッジ
（３１）を介して充填される。印刷インキは圧力下でイ
ンキ貯蔵部（３）からインキ供給装置（２）内へ供給さ
れ、そこで供給導管（４）を介して、かつポンプを用い
て、あるいは供給ローラを用いてインキングローラ
（１）の小孔へ圧入される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ラスターローラ
と、ラスターローラに対してラスターローラの長手軸の
方向にドクタによって閉鎖された、ラスターローラに配
置された供給装置と、印刷インキをラスターローラの被
覆面へ供給する手段と、ラスターローラによって収容さ
れなかった、あるいは掻き取られた印刷インキを搬出す
る手段とを備えた、輪転機用のインキング装置に関する
ものである。

【０００２】

【従来の技術】ドイツ公開公報ＤＥ３９１１８３９Ａ１
から、ラスターローラと協働する輪転機用のスプレーイ
ンキング装置が知られている。ラスターローラの下方に
閉鎖されたチャンバーが配置されており、そのチャンバ
ーの両側がドクタを介してラスターローラの被覆面にあ
てがわれている。チャンバーの内部には、インキ付け溝
内の軽い過圧下で印刷インキを供給する供給装置が配置
されており、そのインキ付け溝の両側の、ラスターロー
ラに隣接する端縁もドクタブレードによって離しておく
ことができる。インク付け溝からラスターローラの小孔
へ圧入されず、インク付け溝の外側で、たとえばそこに
配置されているドクタの外側で滴る印刷インキは、負圧
下で吸引装置によってインキ容器へ供給される。

【０００３】ドイツ公開公報ＤＥ３３２６２２８Ａ１か
らは、印刷インキの分配装置が知られており、その分配
装置においては、気密に閉鎖された容器が導管と接続さ
れており、その導管から圧力下で印刷インキをインキン
グローラ上へスプレーすることができる。圧力は、容器
と接続されている圧力源によって発生される。容器の内
部には、印刷インキを有する前もって準備されたカート
リッジを固定する手段が設けられている。このインキ供
給系の欠点は、それが開放されていることである。印刷
インキをスプレーする際に、インキングローラが着色さ
れるだけでなく、周囲も汚される。それによって高い洗
浄剤消費を有する面倒なクリーニングが必要となる。印
刷インキの交換はそれに応じて長くかかり、インキ交換
の際に多量の廃インキが生じる。

【０００４】ドイツ公開公報ＤＥ３９１１８３９Ａ１か
ら知られているインキング装置は、インキ付け溝から供
給され、ラスターローラの小孔によって収容されなかっ
た印刷インキは、再度インキ供給系へ供給されることは
なく、それがインキの損失を意味しているという欠点を
有する。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で挙げた種類のインキング装置を改良して、着色工程の
際に印刷インキが失われず、印刷インキの交換が簡単か
つ人間工学的な方法で実施されるようにすることであ
る。

【０００６】

【課題を解決するための手段】この課題は、特許請求の
範囲第１項に記載されているようにして、解決される。
好ましい実施の形態が、従属請求項に記載されている。

【０００７】本発明によれば、ラスターローラへ印刷イ
ンキを供給する閉鎖された系が形成され、それによって
紙の塵、洗浄剤などによる印刷インキの汚染が減少され
る。

【０００８】インキ交換は、印刷インキ用のインキ貯蔵
部が交換可能に形成されていることによって、容易にな
る。好ましくは印刷インキ用の交換可能なカートリッジ
が設けられている。この種のカートリッジは印刷機の操
作者によって迅速かつ容易に、特別な工具なしで取り出
される。インキ貯蔵部の体積に対して、従って好ましく
はカートリッジの体積に対して、印刷インキ用の供給導
管の体積が極めてわずかであるので、インキ交換の際に
わずかな量の印刷インキしか失われない。印刷駆動の間
印刷インキが失われることがない。というのは、ラスタ
ーローラによって収容されなかった印刷インキは閉鎖さ
れたインキ供給系の内部に留まり、かつ戻されるからで
ある。供給導管の体積が小さいことによって洗浄剤と溶
剤の消費もわずかになる。インキ交換は短い時間内で汚
すことなく行われる。印刷インキの循環体積が少ないの
で、印刷ローラを着色するための環境並びにリサイクル
にやさしい方法が得られる。本インキング装置は、簡単
に清掃できる。インキ供給系は容易かつ人間工学的に扱
うことができる。

【０００９】カートリッジの寸法は、わずかな重量しか
持たず、従って容易に交換できるように定められてい
る。インキ循環体積が小さいことによって、常にインク
を供給しながら充填状態を正確に検出することができ
る。それによって、湿式手段が使用される場合には、時
間的に一定のインキ−水バランスがもたらされる。

【００１０】本発明によるインキング装置の他の利点
は、インキ供給装置内の印刷インキが受ける圧力が測定
され、あるいは印刷インキの充填状態の水準が測定さ
れ、それによって印刷インキの均一かつ連続した供給が
保証されることにある。それによってインキング装置内
部のインキ充填が監視されて制御される。

【００１１】

【発明の実施の形態】次に、図面を用いて本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図１と２は：インキ供給装置
とインキ貯蔵部とを備えたインキングローラを示すもの
である。

【００１２】インキング装置に属するインキングローラ
１（図１）は、インキ供給装置２を介して着色される。
インキングローラ１は、小孔またはハッチング溝を有す
るラスターローラであって、かつショートインキング装
置の一部である。好ましくはこのインキングローラは機
械速度で、すなわち版胴の速度で回転する。インキ供給
装置２は、好ましくは帯状印刷材料の幅を有する。しか
しインキ供給装置は、帯状印刷材料が４ページ幅である
場合には、１ページ幅または２ページ幅とすることがで
きる。その場合に種々のページ幅のインキ供給装置２を
互いに交換することができる。インキ供給装置２にイン
キ貯蔵部３から供給導管４を介して印刷インキが供給さ
れる。インキ貯蔵部３は好ましくは交換可能なインキカ
ートリッジを有する。インキ貯蔵部３は、好ましくは容
易に取り外し可能な結合、たとえば差込継手、スナップ
結合またはねじ結合３０によって、直接インキ供給装置
２に接続することができる。図示の実施の形態において
は、インキ貯蔵部３はねじ結合３０を介して供給導管４
と結合されており、インキ貯蔵部を交換しようとする場
合にはその供給導管から迅速に取り外される。インキ貯
蔵部３は、圧力導管５を介して供給される、圧力下にあ
る媒体を介して空気圧または油圧で操作可能なシリンダ
を有し、そのシリンダのピストン６によって印刷インキ
が供給導管４内へ圧入される。インキ貯蔵部３には水準
監視装置７が取り付けられており、この水準監視装置は
水準７ａと水準７ｂに達した場合にそれに応じた信号を
信号導線７０を介してコントロールステーション８へ出
力するので、操作者はインキ貯蔵部３内に印刷インキが
まだどれくらい貯えられているか、ないしはいつそれが
空になるかを知ることができる。

【００１３】インキ貯蔵部３全体が印刷機から取り出さ
れる場合には、インキ貯蔵部３とインキ供給導管との間
に存在している接続、従ってたとえばねじ結合３０を外
す際に、圧力導管５と信号導線７０のための接続も同時
に分離される。インキ貯蔵部３は公知の方法で交換可能
なインキカートリッジ３１を有し、そのインキカートリ
ッジはたとえば差込継手の種類のクイック結合を介して
容易に、かつ工具の補助なしでインキ貯蔵部３から取り
出すことができる。同様にインキ貯蔵部３もインキ供給
装置２と一緒に印刷機から取り出される。

【００１４】新しく配量された印刷インキが供給導管４
を介して流体力学的圧力下で、あるいは負圧下でインキ
ングローラ１の小孔内へ装入される。小孔によって収容
されない分の印刷インキは、インキングローラ１の被覆
面に沿って導かれている間隙９を介して移送され、その
場合に印刷インキの走行方向はインキングローラ１の回
転方向とは反対になっており、それによって印刷インキ
を収容する小孔の良好な収容能力が達成される。この小
孔によって収容されなかった印刷インキは戻し導管１０
を介して吸込みポンプ１１へ戻される。吸込みポンプ１
１からこの分の印刷インキが他の供給導管１２を介して
インキングローラ１の被覆面へ戻るように案内され、そ
の場合に供給導管１２は、供給導管４がインキングロー
ラ１の被覆面に現われる、その同じ箇所に連通してい
る。この手段によっても、インキングローラ１の小孔が
迅速に充填される。さらに、印刷インキが着色工程のた
めのインキ貯蔵部３のインキ供給装置２の閉鎖された系
から失われることが防止される。作業前段ドクタ１３、
作業ドクタ１４および閉鎖ドクタ１５によってインキ供
給装置２はインキングローラ１に対して気密に密封され
ている。作業前段ドクタ１３と作業ドクタ１４の間にお
いてインキングローラ１の被覆面から溢れる印刷インキ
も、戻し導管１０に連通する戻し導管１６を介して同様
に吸込みポンプ１１へ戻される。

【００１５】供給導管１２内に好ましくは圧力監視装置
１７が配置されており、この圧力監視装置は印刷インキ
がインキングローラ１へ付けられる圧力を測定する。そ
の代わりに充填状態監視装置が設けられる。圧力監視装
置１７または充填状態監視装置は光学的、容量的、電気
的、磁気的または音響的な原理に従って作動する。目標
圧力を下回った場合には圧力監視装置１７が信号導線１
８を介して信号を、圧力導管５内に配置されている弁１
９へ出力する。その場合に弁１９は開放されるので、圧
力下にある媒体が圧力導管５を通ってシリンダ内へ流入
し、インキ貯蔵部内でピストン６の下方にある印刷イン
キに加わる圧力が増大される。供給導管４内の逆流防止
弁２０が、インキ貯蔵部３内への印刷インキの逆流を阻
止する。

【００１６】それによってインキングローラ１の被覆面
への印刷インキの連続的かつ均一な供給と、それにとも
なってその均一な着色が保証される。

【００１７】インキ供給装置２も、たとえばインキ交換
の際に、クイック結合によって印刷機から容易に取り外
すことができる。そのためにたとえば回転グリップ２５
が用いられ、この回転グリップは印刷機の内部に回転点
２６を中心に軸承されており、インキ供給装置２をボル
ト２７に固定する。

【００１８】他の実施の形態（図２）においてはインキ
供給装置２１が設けられており、このインキ供給装置は
インキ供給装置２と同様にインキ貯蔵部３から印刷イン
キを供給され、インキングローラ１を着色する。インキ
供給装置２１はインキ供給装置２と同様に作業前段ドク
タ１３、作業ドクタ１４および閉鎖ドクタ１５を有す
る。作業ドクタ１４はポジティブまたは（図１、２に示
すように）ネガティブに形成されている。閉鎖ドクタ１
５はインキングローラ１に接触するように、あるいは接
触しないように形成されている。これも同様にポジティ
ブまたはネガティブにあてがうことができる。１回転し
た後にインキングローラ１の小孔またはハッチング溝間
のウェブ上に印刷インキが残っている場合には、インキ
供給装置２の側方に印刷インキが滴らないように、閉鎖
ドクタは好ましくは接触しないように形成される。イン
キ供給装置２１の内部には中空室があって、その中空室
に予め定められた水準まで印刷インキが充填されてい
る。この印刷インキのストック内で回転する供給ローラ
２３は、インキングローラ１の回転方向とは逆に回転
し、印刷インキをその被覆面へ供給する。この被覆面に
よって収容されなかった印刷インキはインキ供給装置２
１の内部のインキストックへ再び供給されるので、この
実施の形態においても閉鎖されたインキ供給系が存在し
ている。従って供給ローラ２３は、印刷インキをラスタ
ーローラ１の小孔へ供給するためにも、小孔によって収
容されなかった印刷インキを搬出するためにも用いられ
る。インキ供給装置２１の内部の印刷インキの水準２２
が予め設定された値を下回るとすぐに、水準監視装置２
４が信号導線１８を介して信号を弁１９へ出力するの
で、印刷インキがインキ貯蔵部３から供給導管４を介し
てインキ供給装置２１内へ供給される。

【００１９】インキ供給装置２と２１に関しては次のこ
とが言える。すなわち、インキングローラ１は好ましく
は印刷機の版胴およびゴム胴と同じ周速度で回転する。
インキングローラは好ましくは歯車を介して駆動され、
あるいは専用の駆動モータを有する。インキ供給装置２
と２１は、チャンバードクタの形式で形成されている。
すなわち容易に移送することができ、印刷インキが流出
することはない。インキ貯蔵部３は好ましくは交換可能
なインキカートリッジ３１を有し、インキ貯蔵部３自体
も同様に、好ましくはインキ供給装置２、２１とインキ
貯蔵部３との間にクイック結合が設けられていることに
よって、印刷機から容易に取り出すことができる。供給
導管４内に好ましくは逆流防止弁２０が設けられてお
り、それによってインキ貯蔵部３内へのインキ溢流が防
止される。自己閉鎖するクイック結合によってインキ貯
蔵部３とそれと一緒にインキカートリッジ３１を迅速か
つ容易に交換することができ、工具を使用する必要はな
い。印刷インキを交換する場合にインキ供給装置２とイ
ンキ貯蔵部３は一緒に、あるいは別々に印刷機から取り
出され、その場合に同様に工具は必要とされない。その
代わりに、すでに新しい印刷インキが充填されている他
の印刷インキを有する新しいインキ供給装置２が挿入さ
れる。インキ貯蔵部３用のインキカートリッジ３１は、
充填ステーションにおいて新しく充填される。そのイン
キカートリッジは大体において再び同一の印刷インキを
充填され、従って比較的長いインターバルで清掃すれば
よい。インキ供給装置２、２１もクリーニングステーシ
ョンにおいて清掃され、その場合に濯ぎ洗浄される。ま
だその内部に残留しているインキの残留体積の排出後
に、そのインキの残留体積がインキ貯蔵部３へ戻され、
あるいはまた残留インキタンクへ供給される。インキ供
給装置２、２１は、それに適した洗浄機械内で洗浄され
るように、開放して形成されている。

【００２０】作業前段ドクタ１３、作業ドクタ１４およ
び閉鎖ドクタ１５は、それぞれポジティブに、あるいは
ネガティブにインキングローラ１へあてがうことができ
る。印刷インキ供給系内部のセンサ、たとえば圧力セン
サ、導通センサ、容量センサとして、あるいは超音波セ
ンサとして形成されている水準監視装置７、圧力監視装
置１７および水準センサ２４によって、常に十分なイン
キ供給が保証され、インキがなくなった場合にはインキ
貯蔵部３内のインキカートリッジ３１が交換されるよう
に、配慮される。供給ローラ２３には、供給ローラ２３
に常に十分な量の印刷インキが供給されているかを検出
するために、たとえばトルク測定装置が設けられてい
る。

【００２１】本発明によれば、容易に、きれいにかつ工
具なしで印刷機から取り出すことができるインキ貯蔵部
３を有するインキ供給装置２、２１が得られ、その場合
にインキ貯蔵部３もインキ供給装置２から分離可能に配
置されている。インキ供給装置２、２１内のインキ量は
最少である。従ってインキ貯蔵部３の外部には、交換ま
たはクリーニングの際に失われる印刷インキはわずかし
か存在しない。インキ貯蔵部３は交換可能なインキカー
トリッジ３１を有する。印刷インキは圧力下でインキ貯
蔵部３からインキ供給装置２、２１内へ供給されて、そ
こで供給導管４を介して、かつポンプを用いて、あるい
はまた供給ローラ２３を用いてインキングローラ１の小
孔へ圧入される。供給系は、消費された印刷インキを自
動的な再充填して作動する。いつ印刷インキが消費され
たかを、水準監視装置７がコントロールステーション８
へ報告する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明によるインキ供給装置とインキ貯蔵部
とを備えたインキングローラを示すものである。

【図２】本発明による別のインキ供給装置とインキ貯
蔵部とを備えたインキングローラを示すものである。

【符号の説明】

１ラスターローラ２，２１インキ供給装置３インキ貯蔵部４，１２供給導管５圧力導管６ピストン７充填状態センサ（水準監視装置）８コントロールステーション１０，１６戻し導管１１ポンプ（吸い込みポンプ）１３ドクタ（前段ドクタ）１４作業ドクタ１５閉鎖ドクタ１７圧力監視装置１８，７０信号導線１９弁２０逆流防止弁２３供給ローラ２４水準センサ（水準監視装置）３１インキカートリッジ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】ラスターローラ（１）と、ラスターローラ（１）に対してラスターローラ（１）の
長手軸の方向にドクタ（１３、１４、１５）によって閉
鎖され、かつラスターローラ（１）に配置されているイ
ンキ供給装置（２、２１）と、印刷インキをラスターローラ（１）の被覆面へ供給する
手段（３、４、１２；２３）と、ラスターローラ（１）によって収容されなかった印刷イ
ンキを搬出する手段（１０、１６；２１）と、を有する
輪転機用のインキング装置において、印刷インキを供給する手段（４、１２；２１）と印刷イ
ンキを搬出する手段（１０、１６；２１）が、インキ貯
蔵部（３）と接続された閉鎖された系を形成し、前記イ
ンキ貯蔵部が交換可能にインキ供給装置（２、２１）に
接続されていることを特徴とする輪転機用のインキング
装置。
【請求項２】インキ供給装置（２、２１）がインキ貯
蔵部（３）と共に印刷機から取り出し可能に配置されて
いることを特徴とする請求項１に記載のインキング装
置。
【請求項３】インキ貯蔵部（３）が、クイック結合を
介して交換可能なインキカートリッジ（３１）を有する
ことを特徴とする請求項１または２に記載のインキング
装置。
【請求項４】インキ貯蔵部（３）に、圧力下で印刷イ
ンキをインキ供給装置（２、２１）へ供給する圧力導管
（５）が設けられていることを特徴とする請求項３に記
載のインキング装置。
【請求項５】インキ貯蔵部（３）に充填状態センサ
（７）が設けられていることを特徴とする請求項３また
は４に記載のインキング装置。
【請求項６】印刷機のコントロールステーション
（８）に、信号導線（７０）を介して充填状態センサ
（７）と接続された表示装置が配置されていることを特
徴とする請求項５に記載のインキング装置。
【請求項７】インキ貯蔵部（３）が、圧力を供給され
るピストン（６）を有するシリンダによって形成される
ことを特徴とする請求項１から６までのいずれかに記載
のインキング装置。
【請求項８】インキ貯蔵部（３）から印刷インキを圧
力下でラスターローラ（１）へ供給することのできる供
給導管（４）内に、逆流防止弁（２０）が配置されてい
ることを特徴とする請求項１から７までのいずれかに記
載のインキング装置。
【請求項９】インキ供給装置（２）にポンプ（１１）
が設けられており、前記ポンプによってラスターローラ
（１）により収容されなかった印刷インキが戻し導管
（１０、１６）を介して吸込み可能であって、かつ供給
導管（１２）を介してラスターローラ（１）へ供給可能
であることを特徴とする請求項１から８までのいずれか
に記載のインキング装置。
【請求項１０】供給導管（１２）内に圧力監視装置
（１７）が設けられており、前記圧力監視装置が信号導
線（１８）を介して弁（１９）と接続されており、前記
弁によってインキ貯蔵部（３）のシリンダのピストン
（６）に圧力が供給可能であることを特徴とする請求項
９に記載のインキング装置。
【請求項１１】印刷インキが供給導管（４、１２）か
ら向流原理に基づいてラスターローラ（１）を通過する
ことを特徴とする請求項１から１０までのいずれかに記
載のインキング装置。
【請求項１２】インキ供給装置（２、２１）が作業前
段ドクタ（１３）、作業ドクタ（１４）および閉鎖ドク
タ（１５）を介してラスターローラ（１）に設置されて
いることを特徴とする請求項１から１１までのいずれか
に記載のインキング装置。
【請求項１３】インキ供給装置（２１）内に供給ロー
ラ（２３）が配置されており、前記供給ローラを介して
印刷インキをインキングローラ（１）へ供給可能である
と共に、ラスターローラ（１）によって収容されなかっ
た印刷インキを再びインキ供給装置（２１）へ戻すこと
ができることを特徴とする請求項１から３までのいずれ
かに記載のインキング装置。
【請求項１４】インキ供給装置（２）に水準センサ
（２４）が設けられており、前記水準センサが信号導線
（１８）を介して弁（１９）と接続されており、前記弁
によってインキ貯蔵部（３）のシリンダのピストン
（６）に圧力が供給可能であることを特徴とする請求項
１３に記載のインキング装置。