JPH10296672A - 旋回機構の数値制御装置 - Google Patents

旋回機構の数値制御装置

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JPH10296672A
JPH10296672A JP9112469A JP11246997A JPH10296672A JP H10296672 A JPH10296672 A JP H10296672A JP 9112469 A JP9112469 A JP 9112469A JP 11246997 A JP11246997 A JP 11246997A JP H10296672 A JPH10296672 A JP H10296672A
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純 藤田
Kiyoshi Inoue
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Hideki Hayashi
英樹 林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 旋回体の旋回速度を高精度に安定させるこ
とができ、かつかつ駆動源のドループを回転駆動源で駆
動した場合と同様にすることのできる旋回機構の数値制
御装置を提供することを目的とする。 【解決手段】非円運動をする駆動源により非線形伝動機
構を介して旋回体を旋回させる旋回機構の数値制御装置
3は、入力される旋回角度信号θ*を駆動源の位置に変
換して信号出力する座標変換器31と、旋回角度信号θ
*に応じて駆動源の位置誤差を演算して信号出力する補
正器32とを有し、座標変換器31から出力される変換
信号X*と、補正器32から出力される補正信号XCとを
加えたものをサーボ入力信号Xtとして、前記駆動源の
制御を行っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非円運動をする駆
動源により非線形伝動機構を介して所定の旋回軸回りに
旋回体を旋回させる旋回機構の数値制御装置に関する。
【0002】
【背景技術】従来より、所定の旋回軸回りに旋回体を旋
回させる旋回機構を備えた工作機械等においては、直線
運動をする駆動源と、この駆動源の直線運動を旋回体に
伝達する伝動機構とを有する旋回機構が知られ、伝動機
構としては、ラックアンドピニオン機構、ウオームギア
機構等が用いられている。このような旋回機構のうち、
カム機構を用いて旋回体を駆動させるものがあり、例え
ば、特願平8−198035号に示される旋回機構があ
る。
【0003】この旋回機構1は、図10(A)に示され
るように、ベース部材11に旋回可能に支持される旋回
体12と、これらの旋回体12を旋回させる駆動源13
と、この駆動源13の運動を旋回体12に伝達する伝動
機構14とを含んで形成される。旋回体12は、前記ベ
ース部材11に支持軸15によって旋回軸A回りに旋回
可能に支持され、その先端には、後述する連結軸143
と係合する凹部121が形成されている。この旋回体1
2の旋回軸Aの近傍には、ビルトインモータ方式の主軸
頭121が設けられ、旋回体12の旋回運動に伴って主
軸頭122が旋回してワークに対する種々の加工を行う
ことが可能となる。
【0004】駆動源13は、サーボモータ131と、こ
のサーボモータ131の回転軸先端に設けられた歯車と
噛合するピニオンギア132と、サーボモータ131の
回転軸の回転に伴って前記ピニオン132によって回転
する送りねじ棹133と、この送りねじ棹133と螺合
し、当該送りねじ棹133の延出方向に沿って直線運動
する送りナット134とを含んで形成される。駆動源1
3の送りナット134の直線運動を前記旋回体12に伝
達する伝動機構14は、横スライダ141と、縦スライ
ダ142と、連結軸143とを含んで形成される。
【0005】横スライダ141は、ベース部材11に直
線状に設けられる横ガイド111の延出方向に移動自在
に取り付けられるとともに、その上面には、横ガイド1
11の延出方向に直交して延びる縦ガイド141Aが形
成されている。縦スライダ142は、この縦ガイド14
1Aの延出方向に移動自在に取り付けられ、その上面に
は、旋回体12の凹部121と係合する連結軸143が
設けられている。そして、前記右側の横スライダ141
には、上述した駆動源13の送りナット134が接合固
定されている。尚、2つの旋回体12のそれぞれに設け
られた横スライダ141同士は、連結ロッド144によ
って連結され、図10(A)中右側の旋回体12の旋回
に伴って他方の旋回体12も旋回する。
【0006】このような旋回機構1は以下のように動作
する。 サーボモータ131が回転すると、ピニオンギア1
32によって送りねじ棹133が回転する。 送りねじ棹133の回転により送りナット134が
送りねじ棹133の延出方向に沿って移動する。 送りナット134の移動とともに、横スライダ14
1が移動し、連結軸143を介して旋回体12が旋回す
る。
【0007】尚、横スライダ141の移動中、連結軸1
43は、縦スライダ142とともに縦ガイド141Aに
沿って移動することにより、旋回体12の凹部121と
の係合を維持する。そして、図10(B)に示すよう
に、連結軸143の軌跡143Aは、送りナット134
のX方向の軌跡134Aに対して、旋回軸A回りθ方向
の円弧状をなしている。
【0008】このような旋回機構1によれば、横スライ
ダ141、縦スライダ142のガイド111、141A
に沿った単純な動作によって、駆動源13の直線運動を
旋回体12の旋回運動に伝達することができる。従っ
て、ラックアンドピニオン機構やウオームギア機構のよ
うに噛合部分が磨滅して旋回動作の不良等を起こすこと
がなく、極めて耐久性の高い旋回機構を形成することが
できる。
【0009】また、複数の旋回体12を隣接配置した場
合、ラックアンドピニオン等の伝動機構では、隣接する
伝動機構のギア同士が干渉しないように配置間隔を大き
くとる必要がある。これに対して、上述した旋回機構1
であれば、このようなことを配慮することなく、旋回体
12を接近させて隣接配置することができるので、複数
の旋回体を有する工作機械を小型化することができる。
そして、このような旋回機構1を工作機械等に組み込む
場合、ワークの加工を精度よく行うためには、入力され
た旋回角度信号に対する旋回体の位置決め精度を高くす
る他、旋回体の旋回速度を高精度に安定させる必要があ
り、特にプロファイラ等の多軸の高精度輪郭加工用工作
機械では、位置決め、旋回速度の高精度化は重要な問題
となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな旋回機構1は、図10(B)からわかるように、旋
回軸Aから駆動源13の直線駆動点(送りナット134
の位置)までの距離が、旋回角θの位置によって変化す
る。従って、旋回体旋回体12の旋回速度を一定に維持
しつつ旋回させるためには、駆動源13の直線運動を旋
回角θに応じて変化するように制御しなければならな
い。具体的には、駆動源13の直線運動を旋回体12の
回転運動に変換しているので、当該駆動源13の運動速
度を三角関数的に変化させながら駆動する必要がある。
【0011】また、駆動源13の直線駆動点に位置誤差
(ドループ)EX が生じた場合、これに追従する旋回体
の位置誤差Eθは旋回角度によって変化する。従って、
角度θに応じて位置誤差Eθを回転駆動源で直接駆動し
た場合と同様になるように制御しなければならない。こ
のような問題は、上述した伝動機構14によって駆動源
13の運動を旋回体に伝達する旋回機構1のみならず、
リンク機構等の非線形伝動機構を利用した旋回機構につ
いても同様の問題として把握される。
【0012】本発明の目的は、非円運動をする駆動源に
より非線形伝動機構を介して旋回体を旋回させる旋回機
構の数値制御装置において、旋回体の旋回速度を高精度
に安定させることができ、かつ駆動源のドループを回転
駆動源で駆動した場合と同様にすることのできる旋回機
構の数値制御装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る旋回機構の
数値制御装置は、図1に示されるブロック図を用いて説
明すれば、非円運動をする駆動源により非線形伝動機構
を介して所定の旋回軸回りに旋回体を旋回させる旋回機
構の数値制御装置3であって、入力される旋回角度信号
θ* を前記駆動源の位置に変換して信号出力する座標変
換器31と、前記旋回角度信号に応じて前記駆動源への
補正量を演算して信号出力する補正器32とを有し、前
記座標変換器31から出力される変換信号X* と、前記
補正器32から出力される補正信号XC とを加えたもの
をサーボ入力信号Xt として、前記駆動源の制御を行う
ことを特徴とする。
【0014】ここで、非線形伝動機構とは、駆動源の位
置の変化が線形的に旋回体の旋回位置の変化とならない
伝動機構をいい、例えば、上述したカム機構、リンク機
構等が考えられる。また、駆動源の非円運動とは、駆動
源の駆動点が円形状に運動するもの以外の運動をいい、
主として駆動点が直線状に往復運動するような場合を意
味するが、駆動点が多角形状に運動するような場合をも
含むものである。
【0015】このような本発明によれば、数値制御装置
3が座標変換器31と補正器32とを備え、各々から出
力される変換信号X* と、補正信号XC とを加えたもの
を駆動源のサーボ入力信号Xt としているので、非円運
動をする駆動源により非線形伝達機構を介して旋回体を
旋回させる旋回機構であっても、旋回体の旋回速度を高
精度に安定させることができるうえ、補正器31を備え
ているので、補正信号XC により回転駆動源で駆動した
場合と同様な旋回動作が可能となる。
【0016】以上において、補正器としては、旋回角度
信号θ* に旋回体の角速度の自乗に比例する係数を乗じ
た補正信号XC を出力する補正器32を採用するのが好
ましい。すなわち、旋回体の定速度旋回途中において
は、駆動源の位置X、旋回角度θ、時間tとの間には、
次のような関係が成立する。
【0017】
【数1】
【0018】上記「数1」において、旋回体の角速度を
一定とするように制御したいので、角加速度は0とな
り、「数1」は次のような「数2」に整理される。
【0019】
【数2】
【0020】旋回体が一定速度で旋回する場合でも、駆
動源の速度は変化する。この加速度がドループの誤差等
に影響するので、補正器による補正信号XC は、駆動源
の加速度に比例するものと仮定すると、「数3」が成立
する。
【0021】
【数3】
【0022】従って、駆動源の位置ずれを補正する補正
信号XC は、旋回体の角速度(dθ/dt)の自乗に比
例する要因を持っているということが判る。すなわち、
旋回体の角速度を大きく設定するにつれて補正信号XC
が大きくなるので、工作機械を高速に動作させるほど、
補正器32の効果が大きいといえ、本発明に係る数値制
御装置を組み込んだ旋回機構であれば、旋回体の速度に
よらず、高精度に安定させて旋回体を旋回させることが
可能となる。尚、後述するが、シミュレーションの結
果、K=1/2ω0 2 とすると、補正器の効果が大きい
ことがわかっている。
【0023】さらに、図2(A)に示すように、旋回体
12と、直線運動する駆動源となる送りナット134と
を連結する連結軸143が旋回体12の半径Rの円弧軌
道に沿って動く場合、座標変換器31による変換信号X
* を、 X* =R・sin(θ* ) とし、補正器32による補正信号XC を、 XC =R/2・[(dθ* /dt)/ω0 2 ・sin
θ* とするのが好ましい。
【0024】すなわち、図2(B)の模式図に示される
ように、連結軸143は円弧状の軌跡143Aを描くと
ともに、送りナット134は直線状の軌跡134Aを描
く。従って、送りナット134の位置誤差EX は、連結
軸143の位置誤差L(角度誤差Eθ)の余弦として変
換することが可能なので、入力した旋回角度信号θ*
応じて駆動源の制御位置X* と、その際の位置誤差EX
を算出することが可能となり、駆動源のドループに伴う
旋回体の追従誤差を大幅に低減することが可能となる。
【0025】そして、図7(A)に示すように、旋回体
22と、送りナット234とを連結する連結軸243が
送りナット234の移動方向、すなわち、直線軌道に沿
って動く場合、座標変換器31による変換信号X* を、 X* =R・tan(θ* ) とし、補正器32による補正信号XC を、 XC =R・(dθ* /dt)2 ・tanθ* ・(1+t
an2 θ* )/ω0 2 とするのが好ましい。
【0026】すなわち、図7(B)の模式図に示すよう
に旋回体22の円弧軌道22A上の位置誤差(角度誤差
Eθ)は、正接によって送りナット234の運動方向の
位置誤差EX に変換することが可能となるので、上述の
場合と同様に、入力した旋回角度信号θ* に応じて位置
誤差EX を算出することが可能となり、駆動源のドルー
プに伴う旋回体の追従誤差を大幅に低減することが可能
となる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の第1実施形態を
図面に基づいて説明する。尚、既に説明した部材または
部分と同一または類似の部材または部分については、そ
の説明を省略または簡略にする。上述した図2(A)に
示されるように、第1実施形態に係る旋回機構1は従来
例で説明したものと同様の構造を有している。
【0028】この旋回機構1は、旋回体12と、送りナ
ット134と、この送りナット134に図2では図示を
略したが、横スライダおよび縦スライダを介して設けら
れる連結軸143とを含んで形成され、連結軸143の
軌跡と送りナット134の軌跡とを模式化した図が図2
(B)に示されている。そして、上述した変換信号
* 、補正信号XC は、以下のような方法によって求め
られる。すなわち、連結軸143の軌跡が旋回体12の
半径Rの円弧軌道に沿って移動するので、θ=0でX=
0とし、θ=0で回転軸の接線と直線軸が平行になると
すれば、送りナット134の移動量Xと連結軸143
(旋回体12)の旋回角度θとの間には、「数4」が成
立する。
【0029】
【数4】
【0030】従って、両辺を微分すれば、次のような
「数5」が導かれる。
【0031】
【数5】
【0032】一定の角速度で旋回体を回転させている場
合の位置誤差は、角速度に比例し、位置制御ループゲイ
ンω0 に反比例するので、駆動源の位置誤差EX は、次
のように求められる。
【0033】
【数6】
【0034】そして、図2(B)において、旋回体12
の位置誤差Eθと上記駆動源の位置誤差EX との関係
は、実際のEX 、Eθは、それぞれX、θの後方に存在
するがX、θを中心としてとると、L≒R・Eθと近似
することができ、次の「数7」で表される。
【0035】
【数7】
【0036】従って、旋回体12の角度位置誤差Eθが
一番大きくなるのは、直線軸方向の速度が変化している
場合に式6を用いた点である。実際は、旋回体12の角
速度が一定の時、直線軸方向速度はR・cos(θ)に
比例して変化しているので、「数5」を微分し、旋回体
の角加速度が0であるという点を考慮すると、次の「数
8」のようになる。
【0037】
【数8】
【0038】そして、この「数8」によって誤差が引き
起こされると考えられるので、図3のブロック図に示さ
れるように、図2(A)に示される旋回機構1と、旋回
体にサーボモータを直接接続した回転駆動源による旋回
機構との比較制御機構4によってシミュレーションを行
った。第1の制御機構5は、旋回角度θ* を入力する入
力部51と、上述した旋回機構1を含む動作部52と、
この動作部52の動作から送りナット134の位置X m
を検出し、このXm を角度に逆変換する検出部53とを
備えている。
【0039】第2の制御機構6は、旋回体を直接旋回さ
せる動作部61を備え、この動作部61には、第1の制
御機構5の入力部51の旋回角度θ* の信号が直接用い
られるとともに、動作部61の動作後の旋回体の実際の
旋回角度は検出部62によって検出される。そして、制
御機構5によって検出される旋回体の角度は、制御機構
6によって検出される旋回体の角度と比較され、その差
をErrとして出力する。尚、シミュレーションは、以
下の条件で行っている。
【0040】 位置制御ループゲイン ω0 =30(rad/sec) 速度制御ループゲイン ωC =300(rad/se
c) 積分補償折れ点 ωa =100(rad/sec) 旋回半径 R =883(mm) ボールねじピッチ L =8(mm/rev) 送り速度 1000(度/min) 旋回体の移動範囲 0(度)〜33.3333(度)
【0041】この結果、入力部51において入力旋回角
度θ* が未補正の場合、図4に示すように、旋回体12
の角度θが大きくなるにつれ、Errの値も大きくな
り、最大約0.0017度の誤差が生じている。一方、
「数8」のような(dθ/dt)2 sin(θ)に比例
した誤差を考慮して、補正信号XC =K・(dθ/d
t)2 sin(θ)を設定して制御機構5を動作させ、
Kの値を変化させてシミュレーションを繰り返したとこ
ろ、K=1/2ω0 2 のときに、図5に示すように、θ
によらずErrの値は略0となった。従って、補正器3
2に使用する補正信号XC としては、 XC =R/2・[(dθ* /dt)/ω0 2 ・sin
θ* を採用するのがよく、これにより旋回機構1を制御すれ
ば、図5のようにほとんど追従誤差を生じることのない
旋回機構とすることができる。
【0042】従って、図2(A)、図10(A)に示す
ような非線形伝動機構を介した旋回機構1を制御するに
際しては、図6に示すように、旋回体12の角度位置指
令値θ* が入力される補間部33に座標変換器31と、
補正器32とを備えた数値制御装置3を介在させ、各々
から出力される変換信号X* および補正信号XC を駆動
源13に対するサーボ入力信号Xt として、制御部7に
このサーボ入力信号X t を送り、旋回機構1を動作させ
ればよい。
【0043】以上のような第1実施形態によれば、以下
のような効果がある。すなわち、数値制御装置3が座標
変換器31と補正器32とを備え、各々から出力される
変換信号X* と、補正信号XC とを加えたものを駆動源
13のサーボ入力信号Xt としている。従って、非円運
動をする駆動源13により非線形伝達機構14を介して
旋回体12を旋回させる旋回機構1であっても、旋回体
12の旋回速度を高精度に安定させることができるう
え、補正器32により駆動源13のドループの変化を少
なくして旋回体12の追従誤差を小さくすることができ
る。
【0044】また、旋回体12の角速度を大きく設定す
るにつれて補正信号XC が大きくなるので、工作機械を
高速に動作させるほど、補正器32の効果が大きいとい
え、数値制御装置3を組み込んだ旋回機構であれば、旋
回体12の速度によらず安定して旋回体12を旋回させ
ることが可能となる。
【0045】さらに、数値制御装置3には、変換信号X
* がR・sin(θ* )、補正信号XC がR/2・
[(dθ* /dt)/ω0 2 ・sinθ* で設定され
ているので、図5に示すように旋回機構1における追従
誤差を大幅に低減することができる。
【0046】次に本発明の第2実施形態について説明す
る。前述の第1実施形態に係る旋回機構1では、連結軸
143は、旋回体12の旋回とともに半径Rの円弧に沿
って移動していた。これに対して、第2実施形態に係る
旋回機構2では、図7(A)に示すように、旋回体22
と、送りナット234とを連結する連結軸243が送り
ナット234の移動方向、すなわち、直線軌道に沿って
移動する。また、数値制御装置の構成は、前述の第1実
施形態と同様の構成となるが、連結軸243が直線運動
をするので、座標変換器による変換信号X* が第1実施
形態と異なり、これに伴い補正信号XC も第1実施形態
とは異なってくる。
【0047】座標変換器31による変換信号X* は、図
7(B)の模式図に基づいて、次の「数9」が成立す
る。
【0048】
【数9】
【0049】そして、第1実施形態の場合と同様に、
「数9」を二回微分して、旋回体22の角度θにおける
送りナット234の加速度を求め、定角速度で回転する
旋回体22の角加速度が0である点を考慮すると、「数
10」が導かれる。
【0050】
【数10】
【0051】従って、旋回体22の入力旋回角度信号θ
* に対して、補正信号XC は、 XC =K・(dθ* /dt)2 ・tanθ* ・(1+t
an2 θ* ) K:定数 となり、この結果から、第1実施形態における図3に示
される比較制御機構4を用いてシミュレーションを行
い、定数Kの最適値を決定する。
【0052】尚、シミュレーションにおける条件は以下
のように設定している。 位置制御ループゲイン ω0 =30(rad/sec) 速度制御ループゲイン ωC =300(rad/se
c) 旋回半径 R =750(mm) 積分補償折れ点 ωa =100(rad/sec) ボールねじピッチ L =8(mm/rev) 送り速度 1000(度/min) 旋回体の移動範囲 0(度)〜33.3333(度)
【0053】この結果、未補正状態の場合、図8に示す
ように、旋回体12の角度θが大きくなるにつれ、Er
rの値は負の方向へ増加していき、最大約−0.003
3度の誤差が生じている。一方、補正信号XC =K・
(dθ* /dt)2 ・tanθ* ・(1+tan
2θ* )に基づいて、K=1/ω0 2 としてシミュレー
ションを行ったところ、図9に示すように、Errの値
を1/10000(度)程度に抑えられることが判っ
た。
【0054】従って、補正器に使用する補正信号として
は、 XC =R・(dθ* /dt)2 ・tanθ* ・(1+t
an2 θ* )/ω0 2 採用するのがよく、これにより旋回機構2を制御すれ
ば、図8のようにほとんど追従誤差を生じることのない
旋回機構とすることができる。このような旋回機構2の
制御に際しては、図6に示す第1実施形態と同様のブロ
ック図によって動作させ、変換信号X* を「数9」に設
定し、補正信号XC を上述の式に設定すればよい。
【0055】以上のような第2実施形態によれば、第1
実施形態の効果に加えて次のような効果がある。すなわ
ち、連結軸243が送りナット234に沿って直線的に
移動した場合であっても、第1実施形態の場合と同様
に、旋回体22の追従誤差を著しく低減することができ
るうえ、第1実施形態に係る旋回機構1のように連結軸
143に半径Rの円弧に沿って移動させる必要がないの
で、縦スライダを省略することができ、旋回機構の構造
の一層の簡単化を図ることができる。
【0056】尚、本発明は、前述の実施形態に限定され
るものではなく、次に示すような変形をも含むものであ
る。すなわち、前述の第1実施形態に係る旋回機構1、
第2実施形態に係る旋回機構2では、駆動源は、送りナ
ット134、234の直線運動によるものであったが、
これに限らず、駆動源側の駆動点が多角形状に移動する
ような場合であってもよく、要するに駆動源により非線
形伝動機構を介して旋回体を旋回させるような旋回機構
であれば、本発明を利用することができる。
【0057】また、上述した第1実施形態の旋回機構1
および第2実施形態の旋回機構2では、横スライダおよ
び縦スライダから構成される非線形伝動機構を採用して
いたが、これに限らず、駆動源と旋回体とをリンクロッ
ド等で連絡したリンク機構の旋回機構であっても本発明
を利用することができる。その他、本発明の実施の際の
具体的な構造および形状等は、本発明の目的を達成でき
る範囲で他の構造等としてもよい。
【0058】
【発明の効果】前述のように、本発明の数値制御装置に
よれば、数値制御装置が座標変換器と補正器とを備え、
各々から出力される変換信号と、補正信号とを加えたも
のを駆動源のサーボ入力信号としているので、非円運動
をする駆動源により非線形伝達機構を介して旋回体を旋
回させる旋回機構であっても、旋回体の旋回速度を高精
度に安定させることができるうえ、補正器を備えている
ので、補正信号により駆動源のドループを回転駆動源で
駆動した場合と同様にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る数値制御装置の処
理を表すブロック図である。
【図2】前述の実施形態における旋回機構の旋回動作を
表す正面図およびその軌跡を表す模式図である。
【図3】前述の実施形態において、最適な補正信号を導
き出すための比較制御機構のブロック図である。
【図4】前述の実施形態において、未補正状態で比較制
御を行った場合の追従誤差を示すグラフである。
【図5】前述の実施形態において、補正器によって補正
して比較制御を行った場合の追従誤差を示すグラフであ
る。
【図6】前述の実施形態における数値制御装置を組み込
んだ制御機構を表すブロック図である。
【図7】本発明の第2実施形態における旋回機構の旋回
動作を表す正面図およびその軌跡を表す模式図である。
【図8】前述の実施形態において、未補正状態で比較制
御を行った場合の追従誤差を示すグラフである。
【図9】前述の実施形態において、補正器によって補正
して比較制御を行った場合の追従誤差を示すグラフであ
る。
【図10】背景技術に示される旋回機構を表す正面図お
よび旋回体、駆動源の運動軌跡を表す模式図である。
【符号の説明】
1 旋回機構 3 数値制御装置 12 旋回体 13 駆動源 31 座標変換器 32 補正器 A 旋回軸 X* 変換信号 XC 補正信号 Xt サーボ入力信号 θ* 旋回角度信号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非円運動をする駆動源により非線形伝動機
    構を介して所定の旋回軸回りに旋回体を旋回させる旋回
    機構の数値制御装置であって、 入力される旋回角度信号を前記駆動源の位置に変換して
    信号出力する座標変換器と、前記旋回角度信号に応じて
    前記駆動源への補正量を演算して信号出力する補正器と
    を有し、 前記座標変換器から出力される変換信号と、前記補正器
    から出力される補正信号とを加えたものをサーボ入力信
    号として、前記駆動源の制御を行うことを特徴とする旋
    回機構の数値制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の旋回機構の数値制御装置
    において、 前記駆動源は、直線運動をすることを特徴とする旋回機
    構の数値制御装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の旋回機構の数値制御装置
    において、 前記補正器は、前記旋回体の角速度の自乗に比例する係
    数を乗じた補正信号を出力することを特徴とする旋回機
    構の数値制御装置。
  4. 【請求項4】請求項2または請求項3に記載の旋回機構
    の数値制御装置において、 前記旋回角度信号をθ* 、前記変換信号をX* 、前記補
    正信号をXC 、駆動源の位置制御ループゲインをω0
    前記旋回体の回転半径をR、時間をtとすると、 X* =R・sinθ* 、XC =R/2・[(dθ* /d
    t)/ω0 2 ・sinθ* で表されることを特徴とする旋回機構の数値制御装置。
  5. 【請求項5】請求項2または請求項3に記載の旋回機構
    の数値制御装置において、 前記旋回角度信号をθ* 、前記変換信号をX* 、前記補
    正信号をXC 、駆動源の位置制御ループゲインをω0
    前記旋回体の回転半径をR、時間をtとすると、 X* =R・tanθ* 、 XC =R・(dθ* /dt)2 ・tanθ* ・(1+t
    an2 θ* )/ω0 2 で表されることを特徴とする旋回機構の数値制御装置。
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