JPH10296321A - Ti−Ni系金属細線の加工方法 - Google Patents
Ti−Ni系金属細線の加工方法Info
- Publication number
- JPH10296321A JPH10296321A JP10575397A JP10575397A JPH10296321A JP H10296321 A JPH10296321 A JP H10296321A JP 10575397 A JP10575397 A JP 10575397A JP 10575397 A JP10575397 A JP 10575397A JP H10296321 A JPH10296321 A JP H10296321A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- rolling
- thin metal
- fine wire
- strength
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Metal Extraction Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 強度の低い部分の数を大幅に低減し、高強度
で強度斑の少ない金属細線が得られるTi−Ni系金属
細線の加工方法を提供する。 【解決手段】 Ti−Ni系金属細線を圧延した後に伸
線加工を施す際に、圧延後におけるTi−Ni系金属細
線断面の短軸寸法Tと長軸寸法Wとの比T/Wが、0.
30≦T/W≦0.45を満たすようにTi−Ni系金
属細線を圧延することを特徴とするTi−Ni系金属細
線の加工方法。
で強度斑の少ない金属細線が得られるTi−Ni系金属
細線の加工方法を提供する。 【解決手段】 Ti−Ni系金属細線を圧延した後に伸
線加工を施す際に、圧延後におけるTi−Ni系金属細
線断面の短軸寸法Tと長軸寸法Wとの比T/Wが、0.
30≦T/W≦0.45を満たすようにTi−Ni系金
属細線を圧延することを特徴とするTi−Ni系金属細
線の加工方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、液体急冷
法で得られたTi−Ni系金属細線に伸線加工を施すT
i−Ni系金属細線の加工方法に関するものである。
法で得られたTi−Ni系金属細線に伸線加工を施すT
i−Ni系金属細線の加工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高速で回転する回転ドラム中に冷却液を
入れ、その冷却液中に金属溶湯を噴出させて金属細線を
形成させる金属細線の製造方法は、回転液中紡糸法とし
て特開昭56−165016号公報に開示されている。
そしてこの方法を用い、Fe−Ni−Cr−Si−C系
合金、Ni−Al系合金、Ti−Ni系合金等の円形断
面を有する種々の金属細線が得られている。一般に、液
体急冷されたままの金属細線は、強度も低く、線径斑
(線径変動)も大きく実用に適さないため、任意の線径
に伸線加工したものが用いられている。
入れ、その冷却液中に金属溶湯を噴出させて金属細線を
形成させる金属細線の製造方法は、回転液中紡糸法とし
て特開昭56−165016号公報に開示されている。
そしてこの方法を用い、Fe−Ni−Cr−Si−C系
合金、Ni−Al系合金、Ti−Ni系合金等の円形断
面を有する種々の金属細線が得られている。一般に、液
体急冷されたままの金属細線は、強度も低く、線径斑
(線径変動)も大きく実用に適さないため、任意の線径
に伸線加工したものが用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、液体急冷され
た金属細線を伸線加工する場合、伸線時の破断が多数発
生する。そこで、本発明者らは、液体急冷された金属細
線を伸線加工するに際し、工具鋼及び超硬からなるロー
ラーを用いて圧延加工を施した後、順次細孔が小さくな
るように多段に配置したダイスを通過させて伸線加工す
ることにより、目標とする線径の連続した金属細線が得
られることを見出し、特許出願した(特願平7−334
610号)。本発明者らが、前記特願平7−33461
0号の加工方法により、液体急冷されたTi−Ni系金
属細線に圧延加工を施した後に伸線加工を行うと、伸線
時の破断は大幅に低減した。しかしながら、伸線加工し
て得られたTi−Ni系金属細線には強度の低い部分が
存在し、高強度で強度斑の少ない高品質なTi−Ni系
超弾性細線を製造するという点でまだ十分ではなかっ
た。本発明は、強度の低い部分の数を大幅に低減し、高
強度で強度斑の少ない金属細線が得られるTi−Ni系
金属細線の加工方法を提供することを目的とするもので
ある。
た金属細線を伸線加工する場合、伸線時の破断が多数発
生する。そこで、本発明者らは、液体急冷された金属細
線を伸線加工するに際し、工具鋼及び超硬からなるロー
ラーを用いて圧延加工を施した後、順次細孔が小さくな
るように多段に配置したダイスを通過させて伸線加工す
ることにより、目標とする線径の連続した金属細線が得
られることを見出し、特許出願した(特願平7−334
610号)。本発明者らが、前記特願平7−33461
0号の加工方法により、液体急冷されたTi−Ni系金
属細線に圧延加工を施した後に伸線加工を行うと、伸線
時の破断は大幅に低減した。しかしながら、伸線加工し
て得られたTi−Ni系金属細線には強度の低い部分が
存在し、高強度で強度斑の少ない高品質なTi−Ni系
超弾性細線を製造するという点でまだ十分ではなかっ
た。本発明は、強度の低い部分の数を大幅に低減し、高
強度で強度斑の少ない金属細線が得られるTi−Ni系
金属細線の加工方法を提供することを目的とするもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、このよう
な課題を解決するために鋭意検討の結果、液体急冷法で
得られたTi−Ni系金属細線を圧延した後に伸線加工
を施す際に、圧延材の断面形状をある特定の範囲に規定
することにより、伸線加工して得られたTi−Ni系金
属細線の低強度部分の発生を抑制し、高強度で強度斑の
少ない高品質なTi−Ni系金属細線を得ることができ
るという事実を見出し、本発明に到達した。すなわち、
本発明は、Ti−Ni系金属細線を圧延した後に伸線加
工を施す際に、圧延後におけるTi−Ni系金属細線断
面の短軸寸法Tと長軸寸法Wとの比T/Wが、0.30
≦T/W≦0.45を満たすようにTi−Ni系金属細
線を圧延することを特徴とするTi−Ni系金属細線の
加工方法を要旨とするものである。
な課題を解決するために鋭意検討の結果、液体急冷法で
得られたTi−Ni系金属細線を圧延した後に伸線加工
を施す際に、圧延材の断面形状をある特定の範囲に規定
することにより、伸線加工して得られたTi−Ni系金
属細線の低強度部分の発生を抑制し、高強度で強度斑の
少ない高品質なTi−Ni系金属細線を得ることができ
るという事実を見出し、本発明に到達した。すなわち、
本発明は、Ti−Ni系金属細線を圧延した後に伸線加
工を施す際に、圧延後におけるTi−Ni系金属細線断
面の短軸寸法Tと長軸寸法Wとの比T/Wが、0.30
≦T/W≦0.45を満たすようにTi−Ni系金属細
線を圧延することを特徴とするTi−Ni系金属細線の
加工方法を要旨とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の加工方法に用いられるTi−Ni系金属細線
は、液体急冷法により作製されたTi−Ni系金属細線
であることが望まれる。ここでいう液体急冷法として
は、(1)重力を利用して冷却液体中に溶融金属をノズ
ルから噴出して冷却固化する方法(特開昭49−135
820号公報参照)、(2)溶融金属流を帯状冷却液体
中に噴出して冷却固化させる方法(特開昭58−119
440号公報参照)、(3)液体冷却媒体を回転ドラム
内に入れ、遠心力でドラム内壁に形成させた液体層に溶
融金属を噴出して冷却固化する方法(回転液中紡糸法、
特開昭56−160516号公報参照)、(4)溶融金
属を紡糸ノズルより噴出し、走行している溝付きコンベ
アベルト上に形成された冷却液体層に接触させて急冷固
化する方法(特開昭58−173059号公報参照)等
があげられる。これらの液体急冷法により円形断面を有
する金属細線を作製することができるが、特に高品質の
円形断面を有する金属細線を得るためには(2)及び
(3)の方法を用いて作製することが好ましい。
本発明の加工方法に用いられるTi−Ni系金属細線
は、液体急冷法により作製されたTi−Ni系金属細線
であることが望まれる。ここでいう液体急冷法として
は、(1)重力を利用して冷却液体中に溶融金属をノズ
ルから噴出して冷却固化する方法(特開昭49−135
820号公報参照)、(2)溶融金属流を帯状冷却液体
中に噴出して冷却固化させる方法(特開昭58−119
440号公報参照)、(3)液体冷却媒体を回転ドラム
内に入れ、遠心力でドラム内壁に形成させた液体層に溶
融金属を噴出して冷却固化する方法(回転液中紡糸法、
特開昭56−160516号公報参照)、(4)溶融金
属を紡糸ノズルより噴出し、走行している溝付きコンベ
アベルト上に形成された冷却液体層に接触させて急冷固
化する方法(特開昭58−173059号公報参照)等
があげられる。これらの液体急冷法により円形断面を有
する金属細線を作製することができるが、特に高品質の
円形断面を有する金属細線を得るためには(2)及び
(3)の方法を用いて作製することが好ましい。
【0006】本発明においては、液体急冷法により急冷
されたままのTi−Ni系金属細線(以下、急冷凝固細
線という。)を伸線加工する前に圧延する際、圧延材の
断面形状をある特定の範囲に規定することが必要であ
る。すなわち、本発明においては、圧延後におけるTi
−Ni系金属細線断面の短軸寸法Tと長軸寸法Wとの比
T/Wが、0.30≦T/W≦0.45を満たすように
Ti−Ni系金属細線を圧延することが必要であり、さ
らに、0.37≦T/W≦0.43を満たすように金属
細線を圧延することが好ましい。本発明において、圧延
後におけるTi−Ni系金属細線断面の短軸寸法Tと長
軸寸法Wとの比T/Wが0.3未満の場合では、伸線加
工して得られたTi−Ni系金属細線の低強度部分の発
生頻度が増加し、強度斑も増加する。一方、T/Wが
0.45を超える場合では、伸線加工時の切断の頻度が
増し、また、伸線加工して得られたTi−Ni系金属細
線の低強度部分の発生頻度も増加する。なお、本発明に
おける細線断面の短軸寸法Tとは圧延材の厚みのことを
いい、長軸寸法Wとは圧延材の幅のことをいう。
されたままのTi−Ni系金属細線(以下、急冷凝固細
線という。)を伸線加工する前に圧延する際、圧延材の
断面形状をある特定の範囲に規定することが必要であ
る。すなわち、本発明においては、圧延後におけるTi
−Ni系金属細線断面の短軸寸法Tと長軸寸法Wとの比
T/Wが、0.30≦T/W≦0.45を満たすように
Ti−Ni系金属細線を圧延することが必要であり、さ
らに、0.37≦T/W≦0.43を満たすように金属
細線を圧延することが好ましい。本発明において、圧延
後におけるTi−Ni系金属細線断面の短軸寸法Tと長
軸寸法Wとの比T/Wが0.3未満の場合では、伸線加
工して得られたTi−Ni系金属細線の低強度部分の発
生頻度が増加し、強度斑も増加する。一方、T/Wが
0.45を超える場合では、伸線加工時の切断の頻度が
増し、また、伸線加工して得られたTi−Ni系金属細
線の低強度部分の発生頻度も増加する。なお、本発明に
おける細線断面の短軸寸法Tとは圧延材の厚みのことを
いい、長軸寸法Wとは圧延材の幅のことをいう。
【0007】また、本発明における圧延にはローラーが
用いられるが、ローラーとしては、凹部や溝を有してい
ない、回転軸に垂直方向の断面形状が円形のローラーで
あれば、円柱状のローラーでも、中心部がやや太くなっ
ているローラーでも利用することができる。さらに、圧
延としては、冷間圧延、温間圧延・熱間圧延のどちらで
もよい。図1は、本発明における、ローラーを用いた急
冷凝固細線の圧延工程の一例を示す概略図である。図1
において、1は巻出ボビン、2は巻出ボビン1より供給
される素線(急冷凝固細線、以下同じ)、3は素線2を
圧延するローラー、4は素線2を巻取る巻取りボビンで
ある。5は素線を安定してローラーに供給するためのガ
イドコントロール、6は素線にかける張力を調整するた
めのテンションコントロール、7はトラバース装置であ
る。なお、図1においては、一対のローラーにより圧延
が施されているが、ローラーの後方にさらにローラーを
多数個設けて、多段で圧延することも可能である。
用いられるが、ローラーとしては、凹部や溝を有してい
ない、回転軸に垂直方向の断面形状が円形のローラーで
あれば、円柱状のローラーでも、中心部がやや太くなっ
ているローラーでも利用することができる。さらに、圧
延としては、冷間圧延、温間圧延・熱間圧延のどちらで
もよい。図1は、本発明における、ローラーを用いた急
冷凝固細線の圧延工程の一例を示す概略図である。図1
において、1は巻出ボビン、2は巻出ボビン1より供給
される素線(急冷凝固細線、以下同じ)、3は素線2を
圧延するローラー、4は素線2を巻取る巻取りボビンで
ある。5は素線を安定してローラーに供給するためのガ
イドコントロール、6は素線にかける張力を調整するた
めのテンションコントロール、7はトラバース装置であ
る。なお、図1においては、一対のローラーにより圧延
が施されているが、ローラーの後方にさらにローラーを
多数個設けて、多段で圧延することも可能である。
【0008】この圧延工程において、ローラーは被圧延
材の硬度によって様々な硬度のものを用いることが可能
である。また、温間及び熱間で圧延する場合、圧延ロー
ラー3にあらかじめ加熱した素線2を供給する方法や、
圧延ローラー3の材質をセラミックとし、これに通電す
ることにより加工と同時に素線2を加熱する方法によっ
ても良好に圧延を行うことができる。また、圧延工程に
おけるワイヤ走行速度としては、150m/min以下
が望ましく、さらに5m/min以上120m/min
以下であることが好ましい。150m/minより走行
速度が速いと、切断が多発しやすく、連続して圧延する
ことが困難になることもある。なお、温間あるいは熱間
圧延を行う際は、合金系の絶対温度で示される再結晶温
度に対して、1.5倍を越えない温度範囲で加工するこ
とが好ましい。
材の硬度によって様々な硬度のものを用いることが可能
である。また、温間及び熱間で圧延する場合、圧延ロー
ラー3にあらかじめ加熱した素線2を供給する方法や、
圧延ローラー3の材質をセラミックとし、これに通電す
ることにより加工と同時に素線2を加熱する方法によっ
ても良好に圧延を行うことができる。また、圧延工程に
おけるワイヤ走行速度としては、150m/min以下
が望ましく、さらに5m/min以上120m/min
以下であることが好ましい。150m/minより走行
速度が速いと、切断が多発しやすく、連続して圧延する
ことが困難になることもある。なお、温間あるいは熱間
圧延を行う際は、合金系の絶対温度で示される再結晶温
度に対して、1.5倍を越えない温度範囲で加工するこ
とが好ましい。
【0009】また、本発明において、圧延されたTi−
Ni系金属細線は伸線加工されることが必要であり、伸
線加工が施されて初めて円形断面のTi−Ni系金属細
線を得ることができる。伸線加工の際は、圧延されたT
i−Ni系金属細線の断面の長軸寸法より大きい径のダ
イスから伸線加工を開始し、種々のサイズの細孔を有す
る超硬又はダイヤモンドからなるダイスを用い、順次細
孔が小さくなるように多段に配置したダイスを通過させ
ることにより目標とする線径の金属細線を得ることがで
きる。例えば、冷間伸線するにあたり、代表的な伸線条
件としては、ダイス一段における減面率が3〜30%で
あり、伸線速度は10〜500m/分である。本発明に
おいては、予めローラーにより圧延加工された急冷凝固
細線を用いることにより、被伸線材の表面形状や材料特
性(強度、変形能)が改善されているため、加工時の切
断数が少なく良好に伸線加工が行えるものである。さら
に、本発明においては、必要に応じて圧延前後や伸線工
程において適切な温度で焼鈍することも可能であり、各
合金組成の加工硬化挙動や変形能などの材料特性に応じ
て熱処理を施すことが好ましい。
Ni系金属細線は伸線加工されることが必要であり、伸
線加工が施されて初めて円形断面のTi−Ni系金属細
線を得ることができる。伸線加工の際は、圧延されたT
i−Ni系金属細線の断面の長軸寸法より大きい径のダ
イスから伸線加工を開始し、種々のサイズの細孔を有す
る超硬又はダイヤモンドからなるダイスを用い、順次細
孔が小さくなるように多段に配置したダイスを通過させ
ることにより目標とする線径の金属細線を得ることがで
きる。例えば、冷間伸線するにあたり、代表的な伸線条
件としては、ダイス一段における減面率が3〜30%で
あり、伸線速度は10〜500m/分である。本発明に
おいては、予めローラーにより圧延加工された急冷凝固
細線を用いることにより、被伸線材の表面形状や材料特
性(強度、変形能)が改善されているため、加工時の切
断数が少なく良好に伸線加工が行えるものである。さら
に、本発明においては、必要に応じて圧延前後や伸線工
程において適切な温度で焼鈍することも可能であり、各
合金組成の加工硬化挙動や変形能などの材料特性に応じ
て熱処理を施すことが好ましい。
【0010】また、本発明を適用できるTi−Ni系金
属細線の合金組成としては、特に限定されるものではな
いが、熱弾性型マルテンサイト変態を示すTi−Ni系
合金に適用することが好ましい。優れた超弾性特性や形
状記憶特性を有するTi−Ni系金属細線を本発明によ
り製造するためには、Niの含有量が45〜55原子%
であるTi−Ni系合金又はこの合金中にFe、Co、
Mn、Cr、V、Zrの群から選ばれる1種又は2種以
上の元素を合計で5原子%以下含有する合金、あるい
は、Niの含有量が30〜50原子%、Cuの含有量が
0〜20原子%であるTi−Ni−Cu系合金を用いて
液体急冷法により急冷凝固細線を作製し、本発明を適用
すればよい。
属細線の合金組成としては、特に限定されるものではな
いが、熱弾性型マルテンサイト変態を示すTi−Ni系
合金に適用することが好ましい。優れた超弾性特性や形
状記憶特性を有するTi−Ni系金属細線を本発明によ
り製造するためには、Niの含有量が45〜55原子%
であるTi−Ni系合金又はこの合金中にFe、Co、
Mn、Cr、V、Zrの群から選ばれる1種又は2種以
上の元素を合計で5原子%以下含有する合金、あるい
は、Niの含有量が30〜50原子%、Cuの含有量が
0〜20原子%であるTi−Ni−Cu系合金を用いて
液体急冷法により急冷凝固細線を作製し、本発明を適用
すればよい。
【0011】
【実施例】次に、本発明を実施例及び比較例によって具
体的に説明する。 実施例1 合金組成がTi49.6Ni50.4(数字は原子%を示す。)
である合金を用いて、回転液中紡糸法により急冷凝固細
線を作製した。すなわち、この合金をアルゴン雰囲気中
で溶融した後、アルゴンガス圧で、孔径0.18mmφ
の黒鉛製の紡糸ノズルより、360rpmで回転してい
る内径500mmφの円筒ドラム内に形成された温度4
℃、深さ2.5cmのシリコンオイル(シリコンオイル
901、竹本油脂社製、動粘性係数10cst)から成
る回転冷却液中に、溶融金属を噴出させて急冷凝固さ
せ、平均直径165μmの円形断面を有する均一な急冷
凝固細線を得た。次に、上記のTi−Ni系金属細線1
00mを用いて、予備加工としてローラーによる圧延を
行った後、伸線加工を行った。圧延工程におけるワイヤ
走行速度は、100m/min、圧延後の金属細線断面
の短軸寸法Tは108μm、長軸寸法Wは245μmで
T/W=0.44であった。なお、用いたローラーの直
径は1cmであり、形状は円柱状で、ローラーの材質は
SKD−11(700Hv)であった。
体的に説明する。 実施例1 合金組成がTi49.6Ni50.4(数字は原子%を示す。)
である合金を用いて、回転液中紡糸法により急冷凝固細
線を作製した。すなわち、この合金をアルゴン雰囲気中
で溶融した後、アルゴンガス圧で、孔径0.18mmφ
の黒鉛製の紡糸ノズルより、360rpmで回転してい
る内径500mmφの円筒ドラム内に形成された温度4
℃、深さ2.5cmのシリコンオイル(シリコンオイル
901、竹本油脂社製、動粘性係数10cst)から成
る回転冷却液中に、溶融金属を噴出させて急冷凝固さ
せ、平均直径165μmの円形断面を有する均一な急冷
凝固細線を得た。次に、上記のTi−Ni系金属細線1
00mを用いて、予備加工としてローラーによる圧延を
行った後、伸線加工を行った。圧延工程におけるワイヤ
走行速度は、100m/min、圧延後の金属細線断面
の短軸寸法Tは108μm、長軸寸法Wは245μmで
T/W=0.44であった。なお、用いたローラーの直
径は1cmであり、形状は円柱状で、ローラーの材質は
SKD−11(700Hv)であった。
【0012】そして、この圧延工程を経たTi−Ni系
金属細線に、通常のダイヤモンドダイスによって80μ
mまで伸線加工を施した。このときの伸線速度は8m/
分であり、ダイヤモンドダイスはダイス径250μmか
ら200μmまで順次10μmピッチで配列し、200
μmから80μmまでは順次5μmピッチで配列した。
また、圧延後に600℃で30分間の焼きなまし熱処理
を行い、200、175、150、130及び110μ
mにおいても600℃で15分間の焼きなまし熱処理を
行った。そして、ダイス径80μmまで伸線加工を行っ
た後に、480℃で10分間の最終熱処理を行った。そ
して、インストロン引張試験機において、試長120m
m、引張速度30mm/minで連続100本の引張試
験を行い、平均強度を求めた。また、本発明において
は、得られた100本の平均強度の70%未満の強度で
破断したものを強度欠陥による破断とみなし、その破断
の個数も調べた。その結果を表1に示す。
金属細線に、通常のダイヤモンドダイスによって80μ
mまで伸線加工を施した。このときの伸線速度は8m/
分であり、ダイヤモンドダイスはダイス径250μmか
ら200μmまで順次10μmピッチで配列し、200
μmから80μmまでは順次5μmピッチで配列した。
また、圧延後に600℃で30分間の焼きなまし熱処理
を行い、200、175、150、130及び110μ
mにおいても600℃で15分間の焼きなまし熱処理を
行った。そして、ダイス径80μmまで伸線加工を行っ
た後に、480℃で10分間の最終熱処理を行った。そ
して、インストロン引張試験機において、試長120m
m、引張速度30mm/minで連続100本の引張試
験を行い、平均強度を求めた。また、本発明において
は、得られた100本の平均強度の70%未満の強度で
破断したものを強度欠陥による破断とみなし、その破断
の個数も調べた。その結果を表1に示す。
【0013】実施例2 実施例1と同様に作製した平均直径165μmの円形断
面を有する均一なTi−Ni系金属細線(急冷凝固細
線)100mを用いて、予備加工としてローラーによる
圧延を行った後、伸線加工を行った。圧延工程における
ワイヤ走行速度は、15m/min、圧延後の金属細線
断面の短軸寸法Tは99μm、長軸寸法Wは266μm
でT/W=0.37であった。なお、ローラーは実施例
1で用いたローラーと同じものを用いた。そして、この
圧延工程を経たTi−Ni系金属細線に、ダイヤモンド
ダイスにより80μmまで伸線加工を施した。このとき
の伸線速度は8m/分であり、ダイヤモンドダイスはダ
イス径270μmから200μmまで順次10μmピッ
チで配列し、200μmから80μmまでは実施例1と
同様に順次5μmピッチで配列した。また、圧延後に6
00℃で30分間の焼きなまし熱処理を行い、230、
200、175、150、130及び110μmにおい
ても600℃で15分間の焼きなまし熱処理を行った。
そして、ダイス径80μmまで伸線加工を行った後に、
実施例1と同様に最終熱処理を行い、引張試験を行っ
た。引張試験により得られた平均強度と強度欠陥の個数
を表1に示す。
面を有する均一なTi−Ni系金属細線(急冷凝固細
線)100mを用いて、予備加工としてローラーによる
圧延を行った後、伸線加工を行った。圧延工程における
ワイヤ走行速度は、15m/min、圧延後の金属細線
断面の短軸寸法Tは99μm、長軸寸法Wは266μm
でT/W=0.37であった。なお、ローラーは実施例
1で用いたローラーと同じものを用いた。そして、この
圧延工程を経たTi−Ni系金属細線に、ダイヤモンド
ダイスにより80μmまで伸線加工を施した。このとき
の伸線速度は8m/分であり、ダイヤモンドダイスはダ
イス径270μmから200μmまで順次10μmピッ
チで配列し、200μmから80μmまでは実施例1と
同様に順次5μmピッチで配列した。また、圧延後に6
00℃で30分間の焼きなまし熱処理を行い、230、
200、175、150、130及び110μmにおい
ても600℃で15分間の焼きなまし熱処理を行った。
そして、ダイス径80μmまで伸線加工を行った後に、
実施例1と同様に最終熱処理を行い、引張試験を行っ
た。引張試験により得られた平均強度と強度欠陥の個数
を表1に示す。
【0014】実施例3 実施例1と同様に作製した平均直径165μmの円形断
面を有する均一なTi−Ni系金属細線(急冷凝固細
線)100mを用いて、予備加工としてローラーによる
圧延を行った後、伸線加工を行った。圧延工程における
ワイヤ走行速度は、15m/min、圧延後の細線断面
の短軸寸法Tは107μm、長軸寸法Wは258μmで
T/W=0.41であった。なお、ローラーは実施例1
で用いたローラーと同じものを用いた。そして、この圧
延工程を経たTi−Ni系金属細線に、ダイヤモンドダ
イスにより80μmまで伸線加工を施した。このときの
伸線速度は8m/分であり、ダイヤモンドダイスはダイ
ス径230μmから200μmまで順次10μmピッチ
で配列し、200μmから80μmまでは実施例1と同
様に順次5μmピッチで配列した。また、圧延後に60
0℃で30分間の焼きなまし熱処理を行い、200、1
75、150、130及び110μmにおいても600
℃で15分間の焼きなまし熱処理を行った。そして、ダ
イス径80μmまで伸線加工を行った後に、実施例1と
同様に最終熱処理を行い、引張試験を行った。引張試験
により得られた平均強度と強度欠陥の個数を表1に示
す。
面を有する均一なTi−Ni系金属細線(急冷凝固細
線)100mを用いて、予備加工としてローラーによる
圧延を行った後、伸線加工を行った。圧延工程における
ワイヤ走行速度は、15m/min、圧延後の細線断面
の短軸寸法Tは107μm、長軸寸法Wは258μmで
T/W=0.41であった。なお、ローラーは実施例1
で用いたローラーと同じものを用いた。そして、この圧
延工程を経たTi−Ni系金属細線に、ダイヤモンドダ
イスにより80μmまで伸線加工を施した。このときの
伸線速度は8m/分であり、ダイヤモンドダイスはダイ
ス径230μmから200μmまで順次10μmピッチ
で配列し、200μmから80μmまでは実施例1と同
様に順次5μmピッチで配列した。また、圧延後に60
0℃で30分間の焼きなまし熱処理を行い、200、1
75、150、130及び110μmにおいても600
℃で15分間の焼きなまし熱処理を行った。そして、ダ
イス径80μmまで伸線加工を行った後に、実施例1と
同様に最終熱処理を行い、引張試験を行った。引張試験
により得られた平均強度と強度欠陥の個数を表1に示
す。
【0015】比較例1 実施例1と同様に作製した平均直径165μmの円形断
面を有する均一なTi−Ni系金属細線(急冷凝固細
線)100mを用いて、予備加工としてローラーによる
圧延を行った後、伸線加工を行った。圧延工程における
ワイヤ走行速度は、15m/min、圧延後の金属細線
断面の短軸寸法Tは150μm、長軸寸法Wは200μ
mでT/W=0.75であった。なお、ローラーは実施
例1で用いたローラーと同じものを用いた。そして、こ
の圧延工程を経たTi−Ni系金属細線に、ダイヤモン
ドダイスにより80μmまで伸線加工を施した。このと
きの伸線速度は8m/分であり、ダイヤモンドダイス
は、最初のダイス径が210μmで、200μmから8
0μmまでは実施例1と同様に順次5μmピッチで配列
した。また、圧延後に600℃で30分間の焼きなまし
熱処理を行い、175、150、130及び110μm
においても600℃で15分間の焼きなまし熱処理を行
った。比較例1では、伸線加工時に破断が2回発生し
た。ダイス径80μmまで伸線加工を行った後に、実施
例1と同様に最終熱処理を行い、引張試験を行った。引
張試験により得られた平均強度と強度欠陥の個数を表1
に示す。
面を有する均一なTi−Ni系金属細線(急冷凝固細
線)100mを用いて、予備加工としてローラーによる
圧延を行った後、伸線加工を行った。圧延工程における
ワイヤ走行速度は、15m/min、圧延後の金属細線
断面の短軸寸法Tは150μm、長軸寸法Wは200μ
mでT/W=0.75であった。なお、ローラーは実施
例1で用いたローラーと同じものを用いた。そして、こ
の圧延工程を経たTi−Ni系金属細線に、ダイヤモン
ドダイスにより80μmまで伸線加工を施した。このと
きの伸線速度は8m/分であり、ダイヤモンドダイス
は、最初のダイス径が210μmで、200μmから8
0μmまでは実施例1と同様に順次5μmピッチで配列
した。また、圧延後に600℃で30分間の焼きなまし
熱処理を行い、175、150、130及び110μm
においても600℃で15分間の焼きなまし熱処理を行
った。比較例1では、伸線加工時に破断が2回発生し
た。ダイス径80μmまで伸線加工を行った後に、実施
例1と同様に最終熱処理を行い、引張試験を行った。引
張試験により得られた平均強度と強度欠陥の個数を表1
に示す。
【0016】比較例2 実施例1と同様に作製した平均直径165μmの円形断
面を有する均一なTi−Ni系金属細線(急冷凝固細
線)100mを用いて、予備加工としてローラーによる
圧延を行った後、伸線加工を行った。圧延工程における
ワイヤ走行速度は、15m/min、圧延後の金属細線
断面の短軸寸法Tは85μm、長軸寸法Wは340μm
でT/W=0.25であった。なお、ローラーは実施例
1で用いたローラーと同じものを用いた。そして、この
圧延工程を経たTi−Ni系金属細線に、ダイヤモンド
ダイスにより80μmまで伸線加工を施した。このとき
の伸線速度は8m/分であり、ダイヤモンドダイスはダ
イス径350μmから200μmまで順次10μmピッ
チで配列し、200μmから80μmまでは実施例1と
同様に順次5μmピッチで配列した。また、圧延後に6
00℃で30分間の焼きなまし熱処理を行い、290、
240、200、175、150μm、130μm及び
110μmにおいても600℃で15分間の焼きなまし
熱処理を行った。そして、ダイス径80μmまで伸線加
工を行った後に、実施例1と同様に最終熱処理を行い、
引張試験を行った。引張試験により得られた平均強度と
強度欠陥の個数を表1に示す。
面を有する均一なTi−Ni系金属細線(急冷凝固細
線)100mを用いて、予備加工としてローラーによる
圧延を行った後、伸線加工を行った。圧延工程における
ワイヤ走行速度は、15m/min、圧延後の金属細線
断面の短軸寸法Tは85μm、長軸寸法Wは340μm
でT/W=0.25であった。なお、ローラーは実施例
1で用いたローラーと同じものを用いた。そして、この
圧延工程を経たTi−Ni系金属細線に、ダイヤモンド
ダイスにより80μmまで伸線加工を施した。このとき
の伸線速度は8m/分であり、ダイヤモンドダイスはダ
イス径350μmから200μmまで順次10μmピッ
チで配列し、200μmから80μmまでは実施例1と
同様に順次5μmピッチで配列した。また、圧延後に6
00℃で30分間の焼きなまし熱処理を行い、290、
240、200、175、150μm、130μm及び
110μmにおいても600℃で15分間の焼きなまし
熱処理を行った。そして、ダイス径80μmまで伸線加
工を行った後に、実施例1と同様に最終熱処理を行い、
引張試験を行った。引張試験により得られた平均強度と
強度欠陥の個数を表1に示す。
【0017】
【表1】
【0018】表1から明らかなように、本発明における
圧延条件0.30≦T/W≦0.45で圧延した後、伸
線加工を施した実施例1〜3においては、平均強度が1
75kg/mm2 以上で強度欠陥の数も0個であり、高
強度で強度斑の非常に少ない高品質なTi−Ni系金属
細線が得られた。これに対して、本発明における圧延条
件0.30≦T/W≦0.45から外れた比較例1は、
強度欠陥の数が12個存在しており、平均強度も170
kg/mm2 と実施例1〜3に比べて低くなった。ま
た、比較例2でも強度欠陥の数は21個存在しており、
平均強度も150kg/mm2 とかなり低くなった。
圧延条件0.30≦T/W≦0.45で圧延した後、伸
線加工を施した実施例1〜3においては、平均強度が1
75kg/mm2 以上で強度欠陥の数も0個であり、高
強度で強度斑の非常に少ない高品質なTi−Ni系金属
細線が得られた。これに対して、本発明における圧延条
件0.30≦T/W≦0.45から外れた比較例1は、
強度欠陥の数が12個存在しており、平均強度も170
kg/mm2 と実施例1〜3に比べて低くなった。ま
た、比較例2でも強度欠陥の数は21個存在しており、
平均強度も150kg/mm2 とかなり低くなった。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、強度の低い部分の数を
大幅に低減することができ、高強度で強度斑の非常に少
ない高品質なTi−Ni系金属細線を安価に製造するこ
とが可能となる。また、釣り糸や衣料用芯材などに適し
た線材が得られ、幅広い応用が可能となる。
大幅に低減することができ、高強度で強度斑の非常に少
ない高品質なTi−Ni系金属細線を安価に製造するこ
とが可能となる。また、釣り糸や衣料用芯材などに適し
た線材が得られ、幅広い応用が可能となる。
【図1】本発明における、ローラーを用いた急冷凝固細
線の圧延工程の一例を示す概略図である。
線の圧延工程の一例を示す概略図である。
1 巻出ボビン 2 素線(急冷凝固細線) 3 ローラー 4 巻取りボビン 5 ガイドコントロール 6 テンションコントロール 7 トラバース装置
Claims (1)
- 【請求項1】 Ti−Ni系金属細線を圧延した後に伸
線加工を施す際に、圧延後におけるTi−Ni系金属細
線断面の短軸寸法Tと長軸寸法Wとの比T/Wが、0.
30≦T/W≦0.45を満たすようにTi−Ni系金
属細線を圧延することを特徴とするTi−Ni系金属細
線の加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10575397A JPH10296321A (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | Ti−Ni系金属細線の加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10575397A JPH10296321A (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | Ti−Ni系金属細線の加工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10296321A true JPH10296321A (ja) | 1998-11-10 |
Family
ID=14416007
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10575397A Pending JPH10296321A (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | Ti−Ni系金属細線の加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10296321A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007078075A (ja) * | 2005-09-14 | 2007-03-29 | Jtekt Corp | ガイドローラ装置 |
KR100729037B1 (ko) | 2005-12-28 | 2007-06-14 | 동부일렉트로닉스 주식회사 | 웨이퍼상의 레이저 주사장치 및 방법 |
-
1997
- 1997-04-23 JP JP10575397A patent/JPH10296321A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007078075A (ja) * | 2005-09-14 | 2007-03-29 | Jtekt Corp | ガイドローラ装置 |
KR100729037B1 (ko) | 2005-12-28 | 2007-06-14 | 동부일렉트로닉스 주식회사 | 웨이퍼상의 레이저 주사장치 및 방법 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5606787A (en) | Continuous method for producing final gauge stainless steel product | |
JP2006274446A (ja) | 鋼における超微細な顕微鏡組織への歪み誘起変態 | |
JP2004515362A (ja) | 高いマンガン含有量を有する鋼からの熱間ストリップの製造方法 | |
JP2002532254A (ja) | ストリップの製造方法および圧延機ライン | |
JP2007167878A (ja) | 高炭素鋼線の製造方法 | |
JP2001040462A (ja) | チタンまたはチタン合金細径線材の製造方法 | |
JPH10121133A (ja) | ステンレス鋼ストリップの製造法 | |
JPH10296321A (ja) | Ti−Ni系金属細線の加工方法 | |
US4066475A (en) | Method of producing a continuously processed copper rod | |
JP3605971B2 (ja) | Sus303線材の縮径加工方法 | |
JPH06346146A (ja) | 冷間成形コイルばね用線材の製造方法と装置 | |
JPH09174113A (ja) | 金属細線の加工方法 | |
JPH11285892A (ja) | ステンレス鋼溶接用細径フラックス入りワイヤの製造方法 | |
US4431168A (en) | Apparatus for improved heat treatment of elongated aluminum alloy materials | |
JP6724435B2 (ja) | 熱間圧延線材およびその製造方法 | |
JPH1099902A (ja) | 細線材の圧延方法および細線材の圧延装置 | |
JPS6159378B2 (ja) | ||
JP7460894B2 (ja) | 熱延鋼板の製造方法及び熱延鋼板製造装置 | |
JP2019072750A (ja) | 継目無鋼管の製造方法 | |
JP4323691B2 (ja) | 鋼線の製造方法ならびにその製造に使用する潤滑剤 | |
JP2001192771A (ja) | 細径熱間圧延線材 | |
KR100940658B1 (ko) | 디스케일링성이 우수한 열간압연선재의 제조방법 | |
JPH05255748A (ja) | 伸線用線材の製造方法および装置 | |
JP6736950B2 (ja) | 鋼線、及びその鋼線の製造方法 | |
JP3932567B2 (ja) | 継目無鋼管製造のためのエロンゲータ圧延用粒状潤滑剤及びエロンゲータ圧延法 |