JPH10295930A - 景品捕獲ゲーム装置 - Google Patents

景品捕獲ゲーム装置

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JPH10295930A
JPH10295930A JP9128099A JP12809997A JPH10295930A JP H10295930 A JPH10295930 A JP H10295930A JP 9128099 A JP9128099 A JP 9128099A JP 12809997 A JP12809997 A JP 12809997A JP H10295930 A JPH10295930 A JP H10295930A
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JP
Japan
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prize
gripping
main body
rods
moving
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Withdrawn
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JP9128099A
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English (en)
Inventor
Yukio Kotoyori
幸雄 琴寄
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N M K KK
Original Assignee
N M K KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 捕獲ゲームを連続して行った場合にも景品
40の捕獲率をほぼ一定に維持する。 【解決手段】 景品40が載置されている床面39を複数
の領域A〜Iに区画するとともに、ゲームによってこれ
らの領域A〜Iのいずれから景品40が捕獲されたかを検
出する。そして、景品40の捕獲後、補充手段90により景
品40を前記捕獲された領域A〜Iに補充して常に同一個
数の景品40が各領域A〜Iに存在するようにし、捕獲ゲ
ームを連続して行っても景品捕獲率がほぼ一定となるよ
うにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、床面に載置され
ている景品を把持爪によって把持、捕獲するようにした
ゲーム装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の景品捕獲ゲーム装置としては、例
えば、実公平5ー11902号公報に記載されているよ
うなものが知られている。このものは、床面に景品が載
置されたボックス状の本体ケースと、本体ケースに両端
部が支持され、左右方向に延びるとともに前後方向に平
行移動することができる水平な前後ロッドと、本体ケー
スに両端部が支持され、前後方向に延びるとともに左右
方向に平行移動することができる水平な左右ロッドと、
前後および左右ロッドの交差位置に設けられるととも
に、これら前後および左右ロッドが共に摺動可能に挿入
され、前後、左右ロッドの移動により水平面内を移動す
る移動台と、移動台の直下に設置され、前記景品を把持
する開閉可能な把持爪を有する把持手段と、移動台に設
けられ、前記把持手段を昇降させる昇降手段と、本体ケ
ースの隅部に設けられ、景品を捕獲した把持爪が直上ま
で移動してきて開放したとき、該景品を取出し口に案内
する案内通路と、景品が案内通路を通過したとき、該通
過を検出する検出センサとを備えたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の景品捕獲ゲーム装置にあっては、景品の捕獲
し易さが床面上の場所によってある程度ばらついている
ため、景品補給、ならしを行うことなく捕獲ゲームを連
続して行うと、床面上の景品が場所によって品薄とな
り、この結果、景品捕獲率が大きく低下してゲームとし
ての愉快度が半減してしまうという問題点がある。
【0004】この発明は、捕獲ゲームを連続して行って
も捕獲率をほぼ一定に維持することができる景品捕獲ゲ
ーム装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的は、床面
に景品が載置されたボックス状の本体ケースと、本体ケ
ースに支持され、左右方向に延びるとともに前後方向に
平行移動することができる水平な前後ロッドと、本体ケ
ースに支持され、前後方向に延びるとともに左右方向に
平行移動することができる水平な左右ロッドと、前後お
よび左右ロッドの交差位置に設けられるとともに、これ
ら前後および左右ロッドが共に摺動可能に挿入され、前
後、左右ロッドの移動により水平面内を移動する移動台
と、移動台の直下に設置され、前記景品を把持する開閉
可能な把持爪を有する把持手段と、移動台に設けられ、
前記把持手段を昇降させる昇降手段と、本体ケースの隅
部に設けられ、景品を捕獲した把持爪が直上まで移動し
てきて開放したとき、該景品を取出し口に案内する案内
通路と、景品が案内通路を通過したとき、該通過を検出
する検出センサとを備えた景品捕獲ゲーム装置におい
て、前記本体ケース内を移動して保管している景品を床
面上に補充する補充手段を設けるとともに、本体ケース
の床面を碁盤目状に複数の領域に区画し、かつ、前記本
体ケースに前後ロッドの移動位置を検出する複数の前後
位置検出センサを前後方向に所定距離離して複数設置す
るとともに、左右ロッドの移動位置を検出する複数の左
右位置検出センサを左右方向に所定距離離して複数設置
し、さらに、前記前後、左右位置検出センサからの検出
信号に基づいて捕獲された景品が載置されていた領域を
求めるとともに、補充手段を該領域まで移動させて景品
を該領域に補充させる制御手段を設けることにより達成
することができる。
【0006】今、景品捕獲ゲームが開始し、前後ロッド
および左右ロッドが前後方向および左右方向にそれぞれ
所望の位置まで移動し、前後、左右ロッドの交差位置に
設けられている移動台が景品捕獲を行おうとする位置の
直上に到達したとする。このとき、前後位置検出センサ
は前後ロッドの前後方向位置を検出してその検出結果を
制御手段に送るとともに、左右位置検出センサは左右ロ
ッドの左右方向位置を検出してその検出結果を制御手段
に送る。次に、昇降手段によって把持手段を床面上の景
品に接するまで下降させた後、該把持手段の把持爪を閉
止して景品の把持を試みる。ここで、運良く把持爪によ
って景品を把持することができた場合、あるいは運悪く
把持することができない場合のいずれの場合であって
も、昇降手段は把持手段を初期位置まで上昇させるが、
その後、前後、左右ロッドが前後、左右方向にそれぞれ
移動して把持手段を案内通路の直上まで移動させる。次
に、把持手段の把持爪を開放させるが、このとき、把持
爪に景品が把持されていると、該景品は把持爪から解放
されて落下し、案内通路を通過して取出し口に案内され
る。そして、前記景品が案内通路を通過するとき、検出
センサが景品の通過を検出し、景品の捕獲、払い出しが
行われたことを検出する。ここで、景品の捕獲、払い出
しが行われると、景品の補充を行うが、このとき、前記
捕獲された景品が床面を碁盤目状に区画した領域のいず
れの領域に載置されていたものであるかは、前後、左右
位置検出センサから制御手段に送られた検出信号に基づ
いて求めることができる。次に、制御手段は補充手段を
前記景品が捕獲された領域まで移動させて保管している
景品を該領域の床面上に補充し、常に同一個数の景品が
各領域に存在するようにする。この結果、捕獲ゲームを
連続して行っても景品捕獲率をほぼ一定に維持すること
ができる。
【0007】また、請求項2に記載のように構成すれ
ば、捕獲ゲームでの景品以外に余分な景品を獲得するこ
とができるため、ゲームが楽しくなり顧客給引力を高め
ることができる。さらに、請求項3に記載のように構成
すれば、景品捕獲率を、例えば景品の価額、形状等に応
じて適宜変更することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。図1において、11は景品捕獲ゲ
ーム装置であり、このゲーム装置11はボックス状の外枠
12を有し、この外枠12の上面は開口するとともに、該開
口は開閉可能な透明板からなる上扉(図示していない)
により閉止されている。前記外枠12の左右内面にはそれ
ぞれ前後方向に延びる水平なガイドレール13、14が敷設
され、前記ガイドレール13には前後移動体15が前後方向
に移動可能に支持されている。16は左右方向に延びる水
平な前後ロッドであり、この前後ロッド16の左端は前記
前後移動体15に固定され、その右端にはガイドレール14
上を転動するローラ17が回転可能に支持されている。18
は前記外枠12の左奥隅部に取り付けられたモータであ
り、このモータ18の出力軸に固定されたプーリ19と、外
枠12の左手前隅部に回転可能に支持されたプーリ20との
間には無端のベルト21が掛け渡され、このベルト21上の
1箇所が前記前後移動体15に連結されている。そして、
前記外枠12の前端部上面に設けられた押しボタン22が押
されると、外枠12に内蔵された制御手段23は前記モータ
18に信号を出力して該モータ18を作動させ、ベルト21を
走行させる。この結果、前述の前後ロッド16はガイドレ
ール13、14に案内されながら前後方向に平行移動する。
前述したモータ18、プーリ19、20、ベルト21は全体とし
て、両端部がガイドレール13、14に支持され、左右方向
に延びる水平な前後ロッド16を前後方向に平行移動させ
る前後駆動手段24を構成する。
【0009】前記外枠12の前後内面にはそれぞれ左右方
向に延びる水平なガイドレール25、26が敷設され、前記
ガイドレール26には左右移動体27が左右方向に移動可能
に支持されている。28は前後方向に延びる水平な左右ロ
ッドであり、この左右ロッド28の後端は前記左右移動体
27に固定され、その前端にはガイドレール25上を転動す
るローラ29が回転可能に支持されている。30は前記外枠
12の右奥隅部に取り付けられたモータであり、このモー
タ30の出力軸に固定されたプーリ31と、外枠12の左奥隅
部に回転可能に支持されたプーリ32との間には無端のベ
ルト33が掛け渡され、このベルト33上の1箇所が前記左
右移動体27に連結されている。そして、前記外枠12の前
端部上面に設けられた押しボタン34が押されると、前記
制御手段23はモータ30に信号を出力して該モータ30を作
動させ、ベルト33を走行させる。この結果、前記左右ロ
ッド28はガイドレール25、26に案内されながら左右方向
に平行移動する。前述したモータ30、プーリ31、32、ベ
ルト33は全体として、両端部がガイドレール25、26に支
持され、前後方向に延びる水平な左右ロッド28を左右方
向に平行移動させる左右駆動手段35を構成する。なお、
36は外枠12の前端部上面に設けられた貨幣投入口であ
り、この貨幣投入口36に硬貨が投入されると、制御手段
23はゲームをスタートさせる。
【0010】図1、2において、38は前記前後ロッド16
と左右ロッド28との交差位置に設けられた直方体状の移
動台であり、この移動台38の上端部には前記前後ロッド
16が摺動可能に挿入され、また、この前後ロッド16より
上方の移動台38には左右ロッド28が摺動可能に挿入され
ている。この結果、前後ロッド16および左右ロッド28が
前後方向および左右方向に移動すると、この移動台38は
水平面内を移動する。前記移動台38より下方には外枠12
に固定された水平な床面39が設置され、この床面39上に
はキーホルダー等の景品40が複数個載置されている。前
記移動台38の直下には把持手段41が設けられ、この把持
手段41は円筒状の本体ブロック42を有し、この本体ブロ
ック42にはリンク43を介して複数の把持爪44の中央部が
連結されている。45は前記制御手段23に接続されるとと
もに本体ブロック42に取り付けられたソレノイドであ
り、このソレノイド45のプランジャ46の下端には前記把
持爪44の一端部が連結されている。この結果、前記ソレ
ノイド45が作動してプランジャ46が上下動すると、この
プランジャ46の駆動力は把持爪44に付与されて該把持爪
44を開閉させる。そして、前記把持爪44が閉止したと
き、これら把持爪44の他端間に景品40が位置している
と、該景品40はこれら把持爪44によって把持される。前
述した本体ブロック42、リンク43、把持爪44、ソレノイ
ド45は全体として、開閉可能な把持爪44を有する前記把
持手段41を構成する。ここで、前記制御手段23は、ソレ
ノイド45に供給される電力、ここでは電流値を制御する
ことで、把持爪44が景品40を把持する際の把持力をコン
トロールすることができ、これにより、景品捕獲率を景
品40の価額、形状等に応じて適宜変更することができ
る。47は前記移動台38の下部に取り付けられたモータで
あり、このモータ47の出力軸には前記ソレノイド45への
信号線を兼ねたケーブル49が多数回巻付けられたリール
48が固定され、このケーブル49の先端は本体ブロック42
およびソレノイド45に連結されている。そして、前述し
たモータ47が作動してリール48が回転すると、ケーブル
49がリール48に巻取られたりあるいは巻出されるが、こ
のとき、把持手段41は昇降する。前述したモータ47、リ
ール48、ケーブル49は全体として、移動台38に設けられ
前記把持手段41を昇降させる昇降手段50を構成し、ま
た、前述の外枠12、ガイドレール13、14、25、26、床面
39は全体として本体ケース51を構成する。
【0011】前記外枠12の左手前隅部には案内通路54が
設けられ、この案内通路54の一端は床面39に開口し、そ
の他端は外枠12の前面に形成された景品40の取出し口55
に連通している。そして、この案内通路54は、景品40を
捕獲した把持爪44が該案内通路54の一端開口の直上まで
移動してきて開放したとき、把持爪44から離脱した景品
40を前記取出し口55に案内する。56は前記案内通路54の
途中に設けられた検出センサであり、この検出センサ56
は景品40が案内通路54を通過して取出し口55に払い出さ
れたとき、該景品40の通過を検出し、その検出結果を前
記制御手段23に出力する。
【0012】また、前記床面39のうち景品40が載置され
る領域は碁盤目状に複数の領域に区画、この実施形態に
おいては、前後方向に3つ、また、左右方向に3つ、全
体として9つの領域A、B、C、D、E、F、G、H、
Iに区画されている。そして、各領域A〜Iには前記景
品40が1個ずつ配置されている。前記本体ケース51、こ
こではガイドレール13には、複数(3個)の前後位置検
出センサ60、61、62が前後方向に所定距離、ここでは前
記領域A〜Iの前後方向長さだけ離れて設置され、これ
らの前後位置検出センサ60、61、62は前後方向に離れた
3つの領域、例えば領域A、B、Cの前端縁の延長線と
ガイドレール13とが交差する位置近傍にそれぞれ設置さ
れている。そして、これらの前後位置検出センサ60、6
1、62は前後移動体15、前後ロッド16の移動位置、即ち
前後ロッド16が前後方向に離れた3つの領域のいずれに
位置しているかを検出するとともに、その検出結果を制
御手段23に出力する。また、本体ケース51、ここではガ
イドレール26には、複数(3個)の左右位置検出センサ
63、64、65が左右方向に所定距離、ここでは前記領域A
〜Iの左右方向長さだけ離れて設置され、これらの左右
位置検出センサ63、64、65は左右方向に離れた3つの領
域、例えば領域A、D、Gの左端縁の延長線とガイドレ
ール26とが交差する位置近傍にそれぞれ設置されてい
る。そして、これらの左右位置検出センサ63、64、65は
左右移動体27、左右ロッド28の移動位置、即ち左右ロッ
ド28が左右方向に離れた3つの領域のいずれに位置して
いるかを検出するとともに、その検出結果を制御手段23
に出力する。これにより、制御手段23は前記検出センサ
56から信号が入力されて捕獲された景品40が払い出され
たとき、前記前後、左右位置検出センサ60、61、62、6
3、64、65からの信号に基づいて、該捕獲された景品40
が載置されていた領域がいずれの領域A〜Iであったか
を求めることができる。
【0013】図1、3、4において、69は外枠12内でそ
の後端部に設置された可動台であり、この可動台69の左
右端部には前記ガイドレール13、14上を転動するローラ
70が回転可能に支持され、これにより、該可動台69はガ
イドレール13、14に前後方向に移動可能に支持される。
この可動台69の前面上部には制御手段23に接続された表
示パネル71が設けられ、この表示パネル71には前記領域
A〜Iに対応して9つのランプ72が碁盤目状に設けられ
ている。そして、これらランプ72は対応する領域A〜I
において景品40が捕獲されたとき点灯するが、このよう
な点灯したランプ72の配列が所定の形態、換言すれば、
景品40を捕獲した複数領域が所定の組合せとなったと
き、例えば、横一列の3個が点灯、縦一列の3個が点
灯、対角線上の3個が点灯したとき、制御手段23は後述
する景品払い出し手段81を作動させてボーナスとしての
景品を取出し口55に払い出す。
【0014】また、前記可動台69の下部には複数(3
個)の補充機構73、74、75が左右方向に所定距離、ここ
では前記領域A〜Iの左右方向長さだけ離れて設置さ
れ、これらの補充機構73、74、75は左右方向に離れた3
つの領域、例えば領域A、D、Gと上下に重なり合って
いる。各補充機構73、74、75は、水平な螺旋状の送りコ
イル76および、該送りコイル76の中心軸上に配置され基
端部が送りコイル76に連結されるとともに可動台69に軸
受77を介して回転可能に支持された円柱状の中央ロッド
78とからなり、可動台69の前面から前方に向かって突出
する送り部材79と、前記制御手段23に接続されるととも
に可動台69に固定され、該制御手段23から信号が入力し
たとき、送り部材79を前記中心軸回りに間欠的に1回転
させるモータ80とから構成されている。そして、前記送
りコイル76のピッチ間隙部分に景品40のリング部を挿入
して中央ロッド78に引っ掛けることで多数の景品40を保
管するとともに、景品40を1個だけ床面39上に補充する
場合には、送り部材79を1回転させて景品40全体を送り
コイル76により1ピッチ分だけ先端側に順送りするとと
もに、最先端に位置する景品40を送り部材79の先端から
落下させるのである。また、前記可動台69の左端部で案
内通路54の一端開口に重なり合う位置には前記補充機構
73と同一構成をした景品払い出し手段81が設けられ、こ
の景品払い出し手段81のモータも制御手段23に接続され
ている。
【0015】82は前記外枠12の右奥隅部に取り付けられ
たモータであり、このモータ82の出力軸に固定されたプ
ーリ83と、外枠12の右手前隅部に回転可能に支持された
プーリ84との間には無端のベルト85が掛け渡され、この
ベルト85上の1箇所が前記可動台69に連結されている。
前記ガイドレール14には、複数(3個)の位置検出セン
サ86、87、88が前後方向に所定距離、ここでは前記領域
A〜Iの前後方向長さだけ離れて設置され、これらの位
置検出センサ86、87、88は前後方向に離れた3つの領
域、例えば領域A、B、Cの後端縁の延長線とガイドレ
ール14とが交差する位置近傍にそれぞれ設置されてい
る。そして、これらの位置検出センサ86、87、88は前記
可動台69が補充を行う領域まで移動してきたとき、該可
動台69を検出して信号を制御手段23に出力し、可動台69
の移動を停止させる。このように可動台69は、景品40が
捕獲されてゲームが終了したとき、制御手段23からの信
号によりモータ82が作動してベルト85が走行すること
で、ガイドレール13、14に案内されながら景品40の補充
を行う領域、即ちゲームで景品40が捕獲された領域まで
移動し、補充機構73、74、75のいずれかを補充すべき領
域の直上まで移動させる。前述したモータ82、プーリ8
3、84、ベルト85は全体として、可動台69を補充を行う
領域まで前方に平行移動させる駆動機構89を構成し、ま
た、可動台69、補充機構73、74、75は全体として、本体
ケース51内を移動して保管している景品40を1個ずつ床
面39の補充すべき領域に補充する補充手段90を構成す
る。
【0016】次に、この発明の一実施形態の作用につい
て説明する。今、遊技者が貨幣投入口36に硬貨を投入し
景品捕獲ゲームが開始したとする。このとき、移動台3
8、把持手段41は図1に仮想線で示す案内通路54の直上
の待機位置Tで待機している。次に、遊技者が押しボタ
ン22を押すと、制御手段23はモータ18を作動させてベル
ト21を走行させ、前後ロッド16をガイドレール13、14に
沿って後方に平行移動させる。このとき、前記前後ロッ
ド16は移動台38に挿入されているので、移動台38は左右
ロッド28上をスライドしながら前後ロッド16と共に後方
に移動する。そして、前後ロッド16、把持手段41が所望
の前後方向位置、例えば領域Bが位置している前後方向
位置まで移動すると、遊技者は再び押しボタン22を押し
て前後ロッド16、把持手段41の移動を停止させる。この
とき、前後位置検出センサ60、61、62は前後ロッド16の
前後方向の移動位置を検出し、ここでは、前後位置検出
センサ60、61が前後移動体15の通過を検出するととも
に、前後位置検出センサ62が前後移動体15の非通過を検
出し、その検出結果を制御手段23に送る。このため、該
制御手段23はこれら検出結果に基づいて、前後ロッド1
6、把持手段41が領域Bが位置している前後方向位置で
停止したと判断する。次に、遊技者が押しボタン34を押
すと、制御手段23はモータ30を作動させてベルト33を走
行させ、左右ロッド28をガイドレール25、26に沿って右
方に平行移動させる。このとき、前記左右ロッド28は移
動台38に挿入されているので、移動台38は前後ロッド16
上をスライドしながら左右ロッド28と共に右方に移動す
る。そして、把持手段41が所望の左右方向位置、例えば
領域Dが位置している左右方向位置まで移動すると、遊
技者は再び押しボタン34を押して左右ロッド28、把持手
段41の移動を停止させる。このとき、左右位置検出セン
サ63、64、65は左右ロッド28の左右方向の移動位置を検
出し、ここでは、左右位置検出センサ63、64が左右移動
体27の通過を検出するとともに、左右位置検出センサ65
が左右移動体27の非通過を検出し、その検出結果を制御
手段23に送る。このため、該制御手段23はこれら検出結
果に基づいて、左右ロッド28、把持手段41が領域Dが位
置している左右方向位置で停止したと判断する。このよ
うなことから制御手段23は前記把持手段41が景品40の捕
獲を行おうとする領域が、領域Bが位置する前後方向位
置と領域Dが位置する左右方向位置とが組み合わされた
交差点上の領域Eであると判断する。
【0017】次に、制御手段23はモータ47を作動させて
リール48を回転させ、ケーブル49をリール48から巻出
す。これにより、把持手段41は床面39上の景品40に接す
るまで下降する。次に、制御手段23はソレノイド45を作
動させてプランジャ46を上昇させる。この結果、把持爪
44は前記プランジャ46の駆動力を受けて閉止するよう揺
動し、景品40の把持を試みる。このとき、これら把持爪
44の他端間に運良く景品40が位置していると、該景品40
は前記把持爪44によって把持され、一方、把持爪44の他
端間に運悪く景品40が位置していないときは、該把持爪
44は景品40の把持に失敗する。このいずれの場合であっ
ても、制御手段23は、その後、モータ47を作動させてケ
ーブル49をリール48に巻取り、把持手段41を初期位置ま
で上昇させる。次に、制御手段23はモータ18を作動させ
て前後ロッド16を前方に平行移動させるとともに、モー
タ30を作動させて左右ロッド28を左方に平行移動させ、
把持手段41を案内通路54の一端開口直上の初期位置(待
機位置T)まで移動させる。次に、制御手段23はソレノ
イド45を作動させて把持爪44を開放するよう揺動させる
が、このとき、該把持爪44に景品40が把持されている
と、該景品40は把持爪44から解放されて落下し、その
後、案内通路54内を通過して取出し口55に案内される。
ここで、前記景品40が案内通路54内を通過するとき、検
出センサ56が該景品40の通過を検出するため、制御手段
23は検出センサ56からの信号を基に景品40の捕獲、払い
出しが行われたと判断する。そして、制御手段23は、前
述のように把持手段41が領域Eにおいて停止したこと、
および、景品40が払い出されたことから、領域Eにおい
て景品40が捕獲されたと判断する。このとき、制御手段
23は表示パネル71に信号を出力し、領域Eに対応する位
置のランプ72を点灯させる。
【0018】このように景品40の捕獲、払い出しが行わ
れると、該景品40が捕獲された領域Eに対して捕獲され
た分だけ、ここでは景品40を1個だけ補充することにな
る。この場合、制御手段23はモータ82を作動させて可動
台69を前方に向かって移動させるが、この可動台69の移
動は、景品40を補充すべき領域A〜Iに対応する補充機
構73、74、75、ここでは領域Eに対応する補充機構74が
該領域Eの直上まで移動したとき停止する。ここで、前
記可動台69の移動停止は、位置検出センサ87が可動台69
の通過を検出したとき、検出結果を制御手段23に出力し
てモータ82の作動を停止させることで行う。次に、制御
手段23は補充機構74のモータ80を作動させて送り部材79
を1回転させ、送り部材79に吊り下げられている景品40
全体を1ピッチ分だけ先端側に順送りするとともに、最
先端に位置する景品40を1個だけ送り部材79の先端から
領域Eに落下させて景品40の補充を行う。これにより、
常に同一個数の景品40が各領域A〜Iに存在するように
なり、この結果、捕獲ゲームを連続して行っても景品捕
獲率をほぼ一定に維持することができ、顧客吸引力を向
上させることができる。次に、制御手段23はモータ82を
作動させて可動台69を後方に移動させ初期位置に復帰さ
せる。
【0019】このようなゲームを繰り返し行った結果、
景品40を捕獲した複数領域が所定の組合せとなった場
合、例えば領域B、E、Hにおいて景品40が捕獲され中
央の3個のランプ72が横一列に点灯した場合には、制御
手段23は補充手段90による景品40の補充作業に先立って
景品払い出し手段81が案内通路54の直上に位置するまで
可動台69を前方に移動させ、その後、該景品払い出し手
段81を作動させてボーナスとしての景品40を落下させ、
案内通路54を通じて取出し口55に払い出す。このように
ボーナスとしての景品40を捕獲ゲームでの景品40以外に
払い出すようにすれば、遊技者は余分な景品40を獲得す
ることができるため、ゲームが楽しくなり顧客給引力を
さらに高めることができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、捕獲ゲームを連続して行っても捕獲率をほぼ一定に
維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示す平面図である。
【図2】一部が破断された図1のIーI矢視断面図であ
る。
【図3】図1のIIーII矢視断面図である。
【図4】図3のIIIーIII矢視断面図である。
【符号の説明】
11…景品捕獲ゲーム装置 16…前後ロッド 23…制御手段 28…左右ロッド 38…移動台 39…床面 40…景品 41…把持手段 42…本体ブロック 44…把持爪 45…ソレノイド 50…昇降手段 51…本体ケース 54…案内通路 55…取出し口 56…検出センサ 60、61、62…前後位置検出センサ 63、64、65…左右位置検出センサ 81…景品払い出し手段 90…補充手段 A〜I…領域

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】床面に景品が載置されたボックス状の本体
    ケースと、本体ケースに支持され、左右方向に延びると
    ともに前後方向に平行移動することができる水平な前後
    ロッドと、本体ケースに支持され、前後方向に延びると
    ともに左右方向に平行移動することができる水平な左右
    ロッドと、前後および左右ロッドの交差位置に設けられ
    るとともに、これら前後および左右ロッドが共に摺動可
    能に挿入され、前後、左右ロッドの移動により水平面内
    を移動する移動台と、移動台の直下に設置され、前記景
    品を把持する開閉可能な把持爪を有する把持手段と、移
    動台に設けられ、前記把持手段を昇降させる昇降手段
    と、本体ケースの隅部に設けられ、景品を捕獲した把持
    爪が直上まで移動してきて開放したとき、該景品を取出
    し口に案内する案内通路と、景品が案内通路を通過した
    とき、該通過を検出する検出センサとを備えた景品捕獲
    ゲーム装置において、前記本体ケース内を移動して保管
    している景品を床面上に補充する補充手段を設けるとと
    もに、本体ケースの床面を碁盤目状に複数の領域に区画
    し、かつ、前記本体ケースに前後ロッドの移動位置を検
    出する複数の前後位置検出センサを前後方向に所定距離
    離して設置するとともに、左右ロッドの移動位置を検出
    する複数の左右位置検出センサを左右方向に所定距離離
    して設置し、さらに、前記前後、左右位置検出センサか
    らの検出信号に基づいて捕獲された景品が載置されてい
    た領域を求めるとともに、補充手段を該領域まで移動さ
    せて景品を該領域に補充させる制御手段を設けたことを
    特徴とする景品捕獲ゲーム装置。
  2. 【請求項2】前記制御手段に接続された景品払い出し手
    段をさらに設け、前記景品を捕獲した複数領域が所定の
    組合せとなったとき、制御手段から景品払い出し手段に
    信号を送ってボーナスとしての景品を案内通路を通じて
    取出し口に払い出させるようにした請求項1記載の景品
    捕獲ゲーム装置。
  3. 【請求項3】前記把持手段を本体ブロックと、本体ブロ
    ックに連結された前記把持爪と、本体ブロックに取り付
    けられ、前記把持爪に駆動力を付与して開閉させるソレ
    ノイドとから構成し、ソレノイドに供給される電力を前
    記制御手段によって制御することにより、把持爪が景品
    を把持する際の把持力をコントロールするようにした請
    求項1記載の景品捕獲ゲーム装置。
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