JPH11226241A - カプセル獲得ゲーム装置 - Google Patents

カプセル獲得ゲーム装置

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Publication number
JPH11226241A
JPH11226241A JP5142998A JP5142998A JPH11226241A JP H11226241 A JPH11226241 A JP H11226241A JP 5142998 A JP5142998 A JP 5142998A JP 5142998 A JP5142998 A JP 5142998A JP H11226241 A JPH11226241 A JP H11226241A
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JP
Japan
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capsule
turntable
warning
arm
game device
Prior art date
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Application number
JP5142998A
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English (en)
Inventor
Shuichi Kanda
修一 神田
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MEDEIA ROBOTICS KK
Original Assignee
MEDEIA ROBOTICS KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】カプセルを捕捉してから獲得するまでの間、遊
び手の適切な判断と高度な操作テクニックが反映され、
緊迫感とスリルとに溢れたカプセル獲得ゲーム装置を提
供すること。 【解決手段】装置本体1にはカプセル3を載置して水平
方向に回転するターンテーブル4と、カプセル3を捕捉
してターンテーブル4の外側に設けられた払出口5まで
搬送する搬送手段Aとを備え、搬送手段Aは、上記ター
ンテーブル4の上方を該ターンテーブルの略中央からタ
ーンテーブルの外側まで水平方向に移動するアーム56
と、該アーム56の先端に設けられた捕捉手段57とで
構成され、上記ターンテーブル4に設けられた警告部5
0に上記捕捉手段57が遭遇したことを検出する検出部
78を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アームを操作し
て、回転する円盤上に載置された景品を獲得する景品獲
得ゲーム装置。
【0002】
【従来の技術】従来、景品を獲得するゲーム装置とし
て、クレーンゲームはよく知られている。このゲーム装
置は左右何れか一方にクレーンを移動させる操作ボタン
と、前方に移動させる操作ボタンとが設けられ、操作ボ
タンを順次操作して装置内に収容された人形などの物品
を掴み上げると自動的に払い出し口までクレーンが戻っ
て、払出口の上方で掴んだ物品を放すように構成されて
いるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
クレーンゲームは、動かない景品をクレーンで吊り上げ
るものであって、取り易い位置にある景品の上方にクレ
ーンを移動させるまでが遊び手の介在できるところであ
って、あくまで興味は景品の獲得のみであった。そこ
で、景品を載置したテーブルを回転させ、タイミングを
見計らって操作ボタンを押すことによりアームは自動的
に作動し、テーブル上の景品を取出口まで移動させるゲ
ーム装置も提案されているが、遊び手にできることは、
タイミングを見計らって操作ボタンを押すことで、そこ
には遊び手のテクニックや咄嗟の判断が介入する余地は
なかった。
【0004】本発明は上記問題点を解消し、カプセルを
捕捉してから獲得するまでの間、遊び手の適切な判断と
高度な操作テクニックが反映され、緊迫感とスリルとに
溢れたカプセル獲得ゲーム装置を提供することをその課
題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係るカプセル獲得ゲーム装置は、以下の要
件を備えたことを特徴とする。 (イ)装置本体には景品を収納したカプセルを載置して
水平方向に回転するターンテーブルと、該ターンテーブ
ル上のカプセルを捕捉してターンテーブルの外側に設け
られた取出口まで搬送する搬送手段とを備えたこと (ロ)上記搬送手段は、上記ターンテーブルの上方を該
ターンテーブルの略中央からターンテーブルの外側まで
水平方向に移動するアームと、該アームの先端に設けら
れた捕捉手段とで構成され、上記アームは操作手段によ
って前後に移動可能に形成されている (ハ)上記ターンテーブルには複数の警告部が設けら
れ、上記捕捉手段には、該捕捉手段が上記警告部に遭遇
したことを検出する検出部を設けたこと なお、前記捕捉手段は前記アームに着脱可能に形成され
ていてもかまわない。
【0006】また、前記ターンテーブルの回転速度及び
搬送手段の移動速度は変更可能に形成されていることが
好ましい。
【0007】そして、前記警告部は安全な警告部と危険
な警告部とにランダムに変化し、前記検出手段が危険な
警告部を検出した時にはゲームが終了させてもよい。
【0008】なお、前記安全な警告部と危険な警告部と
の比率は任意に設定できることが好ましい。
【0009】そしてまた、前記安全な警告部と危険な警
告部との比率はカプセルの払い出し率によって自動的に
変化させてもかまわない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面によって本発明の実施
の形態について説明する。
【0011】図1はカプセル獲得ゲーム装置(以下、ゲ
ーム装置という)を示し、このゲーム装置は装置本体1
の上部は透明なドーム2で覆われ、ドーム2内部には透
明な円筒状で内部に人形、キーホルダー等の景品が収納
されたカプセル3を載置して水平方向に回転するターン
テーブル4と、上記ターンテーブル4上のカプセル3を
捕捉して払出口5に搬送する搬送手段Aと、カプセル3
をターンテーブル上に補給する補給手段Bとが配置さ
れ、ドーム外側の装置本体の上面には操作パネル6が4
カ所設けられ、同時に4人の遊び手がカプセルを取り出
すゲームを楽しめるように構成されている。
【0012】また、装置本体1の内部には、図2に示す
ように、商用電源を所定の電圧の電圧に変換するトラン
ス10、変換された電圧を直流に変換するDC電源部1
1、装置全体を制御プログラムに基づいて制御する主制
御部であるメインCPU12、各操作パネル6に連係し
て搬送手段A等を制御するサブCPU13、ターンテー
ブル4を駆動するターンテーブル駆動用モータ14等が
配置されている。
【0013】メインCPU12は、主音声合成部15を
制御して、デモ状態時にはデモ用のBGMを、ゲーム中
はゲーム用のBGMを主音声スピーカ16から出力さ
せ、ターンテーブル4の中央下部に配置されたスリップ
リング17を介して装飾部材である電飾( サンダーボー
ル) 18を制御するとともに、警告部制御CPU20に
接続され、警告部制御CPU20に指示して後述する緑
色及び赤色のLED21の制御するとともに、各操作パ
ネル6の下に配置された4つのサブCPU13に接続さ
れ、各サブCPU13に情報を送信するとともに、サブ
CPU13からの情報に基づいて装置全体の制御を行っ
ている。
【0014】サブCPU13は、図3に示すように、入
力部22を介して各センサ、スイッチからの信号を受信
し、受信した信号と制御プログラムに基づいて、ドライ
バ23を介して各種モータの作動制御、LEDの点灯制
御等を行うとともに、音声合成部24を制御してサブス
ピーカ25からゲームスタートサウンド、タイムオーバ
ー、警告部に遭遇したためのゲーム失敗サウンド等の出
力制御を行っている。
【0015】操作パネル6には、図4に示すように、操
作手段(ジョイスティック)30、コイン投入口31、
コイン投入数を表示する1桁の7セグメントLED32
とが設けられ、この操作パネル6の下方には獲得したカ
プセル3を取り出すカプセル取出口33が形成されてい
る。ジョイスティック30は、後述するアーム56の前
進後退を操作するものであって、ジョイスティック30
の操作により出力される信号はサブCPU13に入力さ
れ、サブCPU13ではアーム旋回用モータ38の正逆
回転を制御するように構成されている。
【0016】ターンテーブル4は、図5(a)(b)に
示すように、6個の支持ローラー部40で下面から支え
られ、駆動用モータ14の回転軸に設けられたゴムロー
ラー41で常に一定方向に所定の速度で回転するように
装置本体の上面に配置されている。なお、ターンテーブ
ルの回転スピードはスピードコントロール部42のボリ
ュームによって連続スピード調整をすることができる。
【0017】支持ローラー部40は、垂直ローラー43
と、水平ローラー44とから構成され、ターンテーブル
4の下面周囲にリング状に形成されたガイド板45の下
面と内側側面とに当接し、ターンテーブル4が撓むこと
なく、円滑に回転するように支えている。このターンテ
ーブル4は中央に塔を模した電飾18が配置されるとと
もに、この電飾18周囲のターンテーブル4の上面には
多数の警告部50が配置されている(図4参照)。この
警告部50はターンテーブル4に形成された円形の開口
部26の内部に配置された基板51と、基板51上の多
数のLED21とで構成され、このLED21は同数の
赤色LED21aと緑色LED21bとからなり(図6
参照)、警告部制御用CPU20によって赤色または緑
色のいずれか一方が点灯し、ゲーム中はランダムに点灯
が切り換わるように制御されているものであり、赤色L
EDが点灯した警告部は危険な警告部50aになり、緑
色LEDが点灯した警告部は安全な警告部50bにな
る。なお、緑色から赤色にLEDが切り換わる時は、緑
色LED21bは所定時間点滅して安全な警告部50b
が危険な警告部50aに切り換わることを遊び手に知ら
せるように制御されている。
【0018】なお、危険な警告部と安全な警告部との数
は難易度によって変えることができ、予めディップスイ
ッチ27によって難易度を設定することができる。この
場合は、景品の払出し率は一定にすることができない
が、ディップスイッチ27によってオート設定を選択し
た場合は、景品の払出し率を5%から30%まで段階的
に選択が可能で、払出し率を常に算出して、払出し率が
選択した払出し率に近づくように自動的に難易度を変え
ることができるように構成されている。そして、ターン
テーブル4の上面は透光性を有するガラス板52で覆わ
れているので、カプセル3が上記開口部26に落ちたり
引っかかったりすることはない。
【0019】上記ターンテーブル4の外側に位置する装
置本体の上面には、カプセル3の払出口5、搬送手段A
及びカプセルの補給手段Bがそれぞれ4カ所に配置され
ている。払出口5は搬送手段Aの終点の位置に対応して
設けられた開口部で、この払出口5は図示しない通路に
よって取出口33に連通し、搬送手段Aが無事カプセル
3を払出口5まで搬送してきた場合は、カプセル3が払
出口5から取出口33に落下し、落下したカプセル3は
取出口33から取り出すことができるように構成されて
いる。なお、上記取出口の内部にはカプセルが通過した
ことを検出するセンサ又はスイッチ53が配置され、カ
プセルの通過を検出するとカプセルを獲得したと判断し
獲得信号をサブCPU13に入力するように構成されて
いる。カプセルを払い出した情報はサブCPU13から
メインCPU12に送られ、メインCPU12では、景
品カウンター54をカウントアップするとともに、カプ
セルの払出し率を算出する。この算出結果は、ディップ
スイッチ27で自動設定が選択されている場合は難易度
に反映され、危険な警告部50aと安全な警告部50b
との数の比率が自動的に変更される。
【0020】搬送手段Aは、図7(a)に示すように、
装置本体1の上面に突出した支柱55と、この支柱55
から水平方向にターンテーブル4の中心に向かって伸び
たアーム56と、このアーム56の先端に設けられた捕
捉手段57とで構成されている。上記支柱55は装置本
体の内部に配置されたアーム旋回用モータ38に連動
し、このアーム旋回用モータ38を正逆回転させること
によって支柱55を正逆回転させ、アーム56を水平方
向に回動させることができるように構成されている。こ
のアーム56の回動量は支柱55のシャフト59に固定
された扇状の円板60が一方のフォトインタラプタ61
を遮断した時をアームの回動の原点とし、他方のフォト
インタラプタ62を遮断した時はアームの回動の終点と
なるように円板60の形状が設定されている。
【0021】そして、図7(b)に示すように、上記支
柱55の内部には捕捉手段回転用モータ63が配置さ
れ、この捕捉手段回転用モータ63を正逆回転させるこ
とによってギヤ64、65を介して軸66が回転し、ジ
ョイント67を介してアーム56内に配置された作動軸
68が回動し、この作動軸68の先端に連結されている
捕捉手段57が回動するように構成されている。この作
動軸68は、軸66に固定された円板69が回転し、こ
の円板69の一部に形成された切欠き部(図示せず)を
フォトインタラプタ70又は71が検出した時に捕捉手
段回転用モータ63の回転が止まるように設定されてい
る。
【0022】アーム56の上面には、サブCPU13に
よって点灯、消灯が制御される10個のLED73が軸
方向に並設され、このLED73はゲーム開始から所定
時間経過ごとに順次点灯し、時間経過を遊び手に知らせ
るとともに全LED73が点灯した時タイムオーバーと
なってゲームが終了するように構成されている。捕捉手
段57はアーム56の先端から突出した作動軸68の先
端に、下方に向かって直交して設けられた円筒状の保持
部75と、この保持部75に取着された捕捉部材76と
で構成されている。保持部75の先端には緑色の光を透
過させない紫色のフィルター77と、そのフィルター7
7の上方に検出部であるフォトダイオード78とが配置
され、この保持部75がターンテーブル4上に形成され
た警告部50の上方を通過した時、赤色LED21aが
点灯している危険な警告部50a上を通過した場合は、
この赤色LED21aによりフォトダイオード78が導
通し、サブCPU13によって危険な警告部50a上を
通過したことが確認できるように構成されている。
【0023】なお、サブCPU13は、捕捉手段回転用
モータ63を作動させ捕捉手段を90度回転させカプセ
ル3を放棄するとともにサブスピーカ25から所定の効
果音を出力させ、アーム旋回用モータ38を逆転させて
アーム56を原点に復帰させ、原点に復帰したら捕捉手
段57を復帰回動させる捕捉部材76は略U字状に形成
された金属又はプラスチック等の合成樹脂製の板部材
で、アーム56が払出口5に向かって移動する際、捕捉
部材76の前面にカプセル3があれば捕捉部材76内に
収容することができるように保持部75の下部に装着さ
れている(図7(c)参照)。
【0024】そして、この捕捉部材76をキャラクター
人形で形成し、両手を広げたようにしてカプセルを捕捉
するようにしても構わない。捕捉部材をキャラクター人
形で形成した場合は、図8(a)に示すように、人形8
0の背中にリング部材81を設け、このリング部材81
に保持部75を挿入してネジ等の適宜手段で固定しても
よいし、図8(b)に示すように、キャラクター人形8
0自身に上下に貫通する貫通孔82を形成し、この貫通
孔82に保持部75を挿通させても構わない。
【0025】カプセルの補給手段Bは、図4に示すよう
に、ターンテーブル4の外側に沿うように4個所設けら
れ、この補給手段Bは、図9に示すように、ターンテー
ブル4に向かって開口したカプセル収納部85と、収納
部85の内側の長手方向中央部に形成された案内孔86
に沿って移動し、カプセル3をターンテーブル4上に送
り出す送出し爪87とで構成され、この送出し爪87は
図10に示すように、モータ88によって駆動されるプ
ーリー89と、複数のプーリーを介してプーリー90と
の間に掛け渡されたキャタピラベルト91に、上部が案
内孔86から上方に突出するように直立して固定され、
カプセルが払い出されるとサブCPU13に制御されて
モータ88が回転し、キャタピラベルト91が回転し
て、送出し爪87がカプセル3を送り出す。
【0026】カプセル3が送り出される時に確認スイッ
チ92のレバー92aが押されてONするので、この確
認スイッチ92の信号によりモータ88が停止する。カ
プセルが払い出される度に送出し爪87は前進し、全て
のカプセルを送り出した時マイクロスイッチ93に当接
し、この終点スイッチ93をONする。サブCPU13
は終点スイッチ93のONによりモータ88を逆回転さ
せ送出し爪87を元の位置まで戻す。原点に戻ると原点
スイッチ94に当接し、これをONするので、この信号
によりモータ88は停止するように制御されている。
【0027】次に、上述のゲーム装置の作動態様につい
てフローチャート図11を参照して説明する。
【0028】電源を投入すると、デモ状態になる(ステ
ップST1)。デモ状態では、警告部50のLED27
を緑、赤にランダムに点滅させ、アーム56上のLED
73も点滅させながらターンテーブル4を回転させる。
この時はメインスピーカー16からデモサウンドを出力
する。
【0029】遊び手が任意の操作パネル6を選択し、コ
インを投入すると(ステップST2)、ステップST3
に進み、その操作パネルを制御するサブCPU13は、
サブスピーカー25からゲームスタートサウンドを出力
し、投入されたコイン数を7セグメントLED32に表
示し、コインカウンター46をカウントアップする。メ
インCPU12はサブCPU13からコイン投入された
情報が入力されると、メインスピーカー16からゲーム
中サウンドを出力するとともに、予め設定された難易度
で警告部のLED21を点灯させる。
【0030】遊び手はジョイスティック30を操作して
アーム56の前進後退をさせながらターンテーブル4上
のカプセル3の捕捉をするとともに、ターンテーブル4
の回転とともに移動してくる警告部50の色を見て、赤
色の危険な警告部50aであれば警告部50aが捕捉手
段57の下を通過しないようにアーム56の前進後退を
操作する(ステップST4)。
【0031】ステップST5で捕捉手段57の下を通過
する警告部50が危険な警告部50aか安全な警告部5
0bかを判断し、危険な警告部50aが捕捉手段57の
下を通過した時(フォトダイオード78が赤色LED2
1aを検出した時)は、ステップST6に進んで、サブ
CPU13はサブスピーカ25から衝撃音とともにナレ
ーション(例えば、「ノンゲット!再チャレンジを
!」)を出力し、ゲームが終了したことを遊び手に知ら
せるとともに、捕捉手段57を90度回転させて、捕捉
部材76が捕捉していたカプセル3を放棄し、アーム5
6を原点まで復帰回動させる。原点に復帰するとアーム
56は停止し捕捉手段57は正常位置に回転復帰してゲ
ームは終了し、デモ状態に戻る。但し、他のコーナーで
ゲームが続行中はメインスピーカ16からはゲームサウ
ンドが引き続き出力され、全てのコーナーのゲームが終
了するまでは継続して出力される。
【0032】一方、同時にサブCPUはゲームの経過時
間をチェックしている(ステップST7)。ゲーム中は
所定時間(例えば、1秒)経過ごとに、アーム56の上
面に並設されたLED73を順次点灯させて行くが、捕
捉手段57の下を危険な警告部50aが通過することが
なくても、LED73が全て点灯すると、タイムオーバ
ーとなってしまい、ステップST8に進んでサブスピー
カーから衝撃音とともにナレーション(例えば、「タイ
ムオーバー!」)を出力し、捕捉手段57が赤色LED
21aの点灯している危険な警告部50aに遭遇した時
と同様に、捕捉手段57を90度回転させて、捕捉部材
76が捕捉していたカプセル3を解放し、アーム56を
原点まで復帰回動させる。
【0033】危険な警告部に遭遇することもなく、タイ
ムオーバーでもなければステップST9に進んで、カプ
セルを獲得したかどうかを判断する。捕捉手段57が危
険な警告部50aに遭遇することもなく、しかもLED
73が全て点灯する前にアームが終点まで回転すると、
捕捉手段57がターンテーブル4の外側に設けられた払
出口5上に到達するので、カプセル3は払出口5に落下
するのでスイッチ53がカプセル3の通過を検出する
と、ステップST10に進んで、カプセル3が払い出さ
れたと判断し、サブCPUはサブスピーカーから景品ゲ
ット音とともにナレーション(例えば、「やったぜ!景
品ゲットだ」)を出力し、獲得した情報をメインCPU
12に送信するとともに、補給装置Bを作動させて収納
部に収容されているカプセル3を1つターンテーブル4
上に送り出す。一方、メインCPU12は景品カウンタ
ー54をカウントアップし、プログラムに基づいてカプ
セルの払い出し率を算出し、払い出し率が自動設定にな
っている場合は、その設定に近づくように難易度(危険
な警告部50aの数と、安全な警告部50bの数の割
合)を自動的に変更し、次のゲームが開始するのを待
つ。
【0034】上述のゲーム装置によれば、アームを動か
してターンテーブル上にあるカプセルを単純に取出口ま
で移動させる基本的なゲームではありながら、ジョイス
ティックを操作してアームをコントロールし、ターンテ
ーブル上に設けられた危険な警告部を避けながらカプセ
ルを如何に所定時間内に取出口まで運ぶかという、遊び
手のテクニックと咄嗟の的確な判断とが要求され、緊迫
感とスリルとに溢れたカプセル獲得ゲーム装置を実現す
ることができる。
【0035】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、アームを操作
してターンテーブル上にあるカプセルを単純に取出口ま
で移動させる基本的なゲームではありながら、ジョイス
ティックを操作してアームをコントロールし、ターンテ
ーブル上に設けられた危険な警告部を避けながらカプセ
ルを如何に所定時間内に取出口まで運ぶかという、遊び
手のテクニックと咄嗟の判断とが要求され、緊迫感とス
リルとに溢れたカプセル獲得ゲーム装置を実現すること
ができる。
【0036】請求項2の発明によれば、カプセルの内容
物や、設置環境に応じて捕捉手段を交換することがで
き、特に人気のキャラクターを模した捕捉手段にするこ
とにより遊び手の関心を喚起することができる。
【0037】請求項3の発明によれば、ターンテーブル
の回転速度や搬送手段の移動速度を変えることによって
ゲームの難易度や、面白さを高めることができる。
【0038】請求項4の発明によれば、警告部が安全な
警告部から危険な警告部へ、又危険な警告部から安全な
警告部へとランダムに変化するので、遊び手のテクニッ
クや判断力が要求され、さらに緊迫感のあるゲーム装置
にすることができる。
【0039】請求項5の発明によれば、安全な警告部と
危険な警告部との比率を設定し、カプセルの内容等や過
去の払出し率を参酌して予め難易度を設定することがで
きる。
【0040】請求項6の発明によれば、絶えずカプセル
の払出し率を計算し、払出し率が設定した払出し率にな
るように、安全な警告部と危険な警告部との比率を自動
的に変更するので、ゲーム装置の管理が容易になるとと
もに、カプセルが出ないことによる遊び手の不満や、カ
プセルの出過ぎによる設置者側の不満も解消することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るゲーム装置の斜視図
【図2】上記ゲーム装置のメインCPUに関するブロッ
ク図
【図3】上記ゲーム装置のサブCPUに関するブロック
【図4】上記ゲーム装置のドームを取り外した状態を示
す平面図
【図5】(a)(b)はターンテーブルの駆動機構及び
要部断面図
【図6】警告部の構成を示す平面図
【図7】(a)(b)(c)は搬送手段の構成を示す要
部断面図及び平面図
【図8】(a)(b)は捕捉部材の他の例を示す斜視図
【図9】カプセルの補給手段を説明する斜視図
【図10】上記カプセルの補給手段の動作態様を説明す
る構成図
【図11】ゲーム装置の作動態様を説明するフローチャ
ート図
【符号の説明】
1 装置本体 3 カプセル 4 ターンテーブル 30 操作手段( ジョイスティック) 50 警告部 50a 危険な警告部 50b 安全な警告部 56 アーム 57 捕捉手段 78 検出部(フォトダイオード) A 搬送手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の要件を備えたことを特徴とするカ
    プセル獲得ゲーム装置。 (イ)装置本体には景品を収納したカプセルを載置して
    水平方向に回転するターンテーブルと、該ターンテーブ
    ル上のカプセルを捕捉してターンテーブルの外側に設け
    られた取出口まで搬送する搬送手段とを備えたこと (ロ)上記搬送手段は、上記ターンテーブルの上方を該
    ターンテーブルの略中央からターンテーブルの外側まで
    水平方向に回動するアームと、該アームの先端に設けら
    れた捕捉手段とで構成され、上記アームは操作手段によ
    って前後に移動可能に形成されていること (ハ)上記ターンテーブルには複数の警告部が設けら
    れ、上記捕捉手段には、該捕捉手段が上記警告部に遭遇
    したことを検出する検出部を設けたこと
  2. 【請求項2】 前記捕捉手段は前記アームに着脱可能に
    形成されている請求項1記載のであるカプセル獲得ゲー
    ム装置。
  3. 【請求項3】 前記ターンテーブルの回転速度及び搬送
    手段の移動速度は変更可能に形成されている請求項1記
    載のカプセル獲得ゲーム装置。
  4. 【請求項4】 前記警告部は安全な警告部と危険な警告
    部とにランダムに変化し、前記検出手段が危険な警告部
    を検出した時にはゲームが終了する請求項1記載のカプ
    セル獲得ゲーム装置。
  5. 【請求項5】 前記安全な警告部と危険な警告部との比
    率は任意に設定できる請求項4記載のカプセル獲得ゲー
    ム装置。
  6. 【請求項6】 前記安全な警告部と危険な警告部との比
    率はカプセルの払い出し率によって自動的に変化する請
    求項4記載のカプセル獲得ゲーム装置。
JP5142998A 1998-02-17 1998-02-17 カプセル獲得ゲーム装置 Pending JPH11226241A (ja)

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JP5142998A JPH11226241A (ja) 1998-02-17 1998-02-17 カプセル獲得ゲーム装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001224842A (ja) * 2000-02-21 2001-08-21 Samii Kk プライズマシン
JP2009039555A (ja) * 2008-10-21 2009-02-26 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
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