JPH1029497A - ハザードコントローラ及びエアバッグコントローラ - Google Patents
ハザードコントローラ及びエアバッグコントローラInfo
- Publication number
- JPH1029497A JPH1029497A JP18727696A JP18727696A JPH1029497A JP H1029497 A JPH1029497 A JP H1029497A JP 18727696 A JP18727696 A JP 18727696A JP 18727696 A JP18727696 A JP 18727696A JP H1029497 A JPH1029497 A JP H1029497A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acceleration
- collision
- hazard
- controller
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Air Bags (AREA)
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
- Emergency Alarm Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両におけるエアバッグの展開時、或いはエ
アバッグが展開に至らない軽微の衝突時に後続車へ危険
を知らせる。 【解決手段】 車両の負の加速度を検出する加速度セン
サ１１と、この加速度センサ１１の検出出力が衝突判定
加速度を越えるとハザードランプ３を点灯又は点滅させ
る制御処理手段（ＣＰＵ１０）とよりなるコントローラ
２を設ける。
アバッグが展開に至らない軽微の衝突時に後続車へ危険
を知らせる。 【解決手段】 車両の負の加速度を検出する加速度セン
サ１１と、この加速度センサ１１の検出出力が衝突判定
加速度を越えるとハザードランプ３を点灯又は点滅させ
る制御処理手段（ＣＰＵ１０）とよりなるコントローラ
２を設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両における耐衝
突安全装置に係り、特にいわゆる二重衝突事故の防止に
好適なハザードコントローラ或いはエアバッグコントロ
ーラに関する。
突安全装置に係り、特にいわゆる二重衝突事故の防止に
好適なハザードコントローラ或いはエアバッグコントロ
ーラに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、車両における耐衝突安全装置とし
ては、いわゆるエアバッグシステムがある。このエアバ
ッグシステムは、周知のとおり衝突時にエアバッグを展
開し搭乗者を保護するものであるが、衝突時に後続車へ
危険を知らせる機能はない。
ては、いわゆるエアバッグシステムがある。このエアバ
ッグシステムは、周知のとおり衝突時にエアバッグを展
開し搭乗者を保護するものであるが、衝突時に後続車へ
危険を知らせる機能はない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来の耐衝
突安全装置では、二重衝突の危険を低減することができ
ないという問題があった。そこで本発明は、エアバッグ
の展開時、或いはエアバッグが展開に至らない軽微の衝
突時に後続車へ危険を知らせることができるハザードコ
ントローラ及びエアバッグコントローラを提供すること
を目的としている。
突安全装置では、二重衝突の危険を低減することができ
ないという問題があった。そこで本発明は、エアバッグ
の展開時、或いはエアバッグが展開に至らない軽微の衝
突時に後続車へ危険を知らせることができるハザードコ
ントローラ及びエアバッグコントローラを提供すること
を目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１記載のハザードコントローラは、車両の負
の加速度を検出する加速度センサと、この加速度センサ
の検出出力が衝突判定加速度を越えるとハザードランプ
を点灯又は点滅させる制御処理手段とを備えたことを特
徴とする。
め、請求項１記載のハザードコントローラは、車両の負
の加速度を検出する加速度センサと、この加速度センサ
の検出出力が衝突判定加速度を越えるとハザードランプ
を点灯又は点滅させる制御処理手段とを備えたことを特
徴とする。
【０００５】請求項２記載のエアバッグコントローラ
は、車両の負の加速度を検出する加速度センサと、この
加速度センサの検出出力が第１の衝突判定加速度を越え
るとハザードランプを点灯又は点滅させ、前記検出出力
が第２の衝突判定加速度を越えるとエアバッグを展開さ
せる制御処理手段とを備えたことを特徴とする。
は、車両の負の加速度を検出する加速度センサと、この
加速度センサの検出出力が第１の衝突判定加速度を越え
るとハザードランプを点灯又は点滅させ、前記検出出力
が第２の衝突判定加速度を越えるとエアバッグを展開さ
せる制御処理手段とを備えたことを特徴とする。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図面に基づいて説明する。図１は、本例の耐衝突安全
システムを示す回路図である。このシステムは、バッテ
リー１により電力を供給されるコントローラ２（ハザー
ドコントローラ，エアバッグコントローラ）と、このコ
ントローラ２により制御されるハザードランプ３と、図
示省略したエアバッグと、コントローラ２により制御さ
れてエアバッグを展開させるスクイブ４とを備える。コ
ントローラ２は、ＣＰＵ１０（制御処理手段）と、車両
の負の加速度に比例した電圧を図示省略した信号線（回
路導体）によりＣＰＵ１０に対して出力する加速度セン
サ１１と、ＣＰＵ１０からの駆動信号に従ってスクイブ
４に電流を流すトランジスタ１２と、ＣＰＵ１０からの
駆動信号に従ってハザードランプ３に電流を流すトラン
ジスタ１３とを備える。ここでスクイブ４は、エアバッ
グを展開する時に火薬を着火させるための発熱用抵抗で
ある。
を図面に基づいて説明する。図１は、本例の耐衝突安全
システムを示す回路図である。このシステムは、バッテ
リー１により電力を供給されるコントローラ２（ハザー
ドコントローラ，エアバッグコントローラ）と、このコ
ントローラ２により制御されるハザードランプ３と、図
示省略したエアバッグと、コントローラ２により制御さ
れてエアバッグを展開させるスクイブ４とを備える。コ
ントローラ２は、ＣＰＵ１０（制御処理手段）と、車両
の負の加速度に比例した電圧を図示省略した信号線（回
路導体）によりＣＰＵ１０に対して出力する加速度セン
サ１１と、ＣＰＵ１０からの駆動信号に従ってスクイブ
４に電流を流すトランジスタ１２と、ＣＰＵ１０からの
駆動信号に従ってハザードランプ３に電流を流すトラン
ジスタ１３とを備える。ここでスクイブ４は、エアバッ
グを展開する時に火薬を着火させるための発熱用抵抗で
ある。
【０００７】ここでＣＰＵ１０は、図示省略したＲＯＭ
等に登録されたプログラムに基づいて以下の制御処理を
行なう。すなわち、加速度センサ１１の検出出力が第１
の衝突判定加速度を越えるとトランジスタ１３に駆動信
号を出力してハザードランプ３を点灯又は点滅させ、前
記検出出力が第２の衝突判定加速度を越えるとトランジ
スタ１２に駆動信号を出力してスクイブ４に電流を流し
エアバッグを展開させる。なお、第１の衝突判定加速度
は、後続車に危険を知らせる必要がある最低の加速度と
して設定されたもので、また、第２の衝突判定加速度
は、エアバッグを展開させる必要がある最低の加速度と
して設定されたものである。これら設定値は、別個に設
定すればよく、同一の値でもよいが、エアバッグを展開
させる必要のない軽微な衝突や急停車においても確実に
衝突事故や二重衝突事故を回避する観点からは、第１の
衝突判定加速度をエアバッグを展開させる第２の衝突判
定加速度よりも低く設定するのが好ましい。
等に登録されたプログラムに基づいて以下の制御処理を
行なう。すなわち、加速度センサ１１の検出出力が第１
の衝突判定加速度を越えるとトランジスタ１３に駆動信
号を出力してハザードランプ３を点灯又は点滅させ、前
記検出出力が第２の衝突判定加速度を越えるとトランジ
スタ１２に駆動信号を出力してスクイブ４に電流を流し
エアバッグを展開させる。なお、第１の衝突判定加速度
は、後続車に危険を知らせる必要がある最低の加速度と
して設定されたもので、また、第２の衝突判定加速度
は、エアバッグを展開させる必要がある最低の加速度と
して設定されたものである。これら設定値は、別個に設
定すればよく、同一の値でもよいが、エアバッグを展開
させる必要のない軽微な衝突や急停車においても確実に
衝突事故や二重衝突事故を回避する観点からは、第１の
衝突判定加速度をエアバッグを展開させる第２の衝突判
定加速度よりも低く設定するのが好ましい。
【０００８】次に、上述した耐衝突安全システムにおけ
る動作を説明する。以上の構成において、車両が急停車
或いは衝突により急減速すると、加速度センサ１１から
その加速度に比例した信号が出力され、この検出出力が
第１の衝突判定加速度を越えると前述のＣＰＵ１０の制
御処理によりハザードランプ３が点灯又は点滅する。ま
た、前記検出出力が第２の衝突判定加速度を越えると前
述のＣＰＵ１０の制御処理によりエアバッグが展開す
る。これにより、前方において車両の急停車又は衝突が
発生したことによる危険が、ハザードランプ３の点灯又
は点滅により明確かつ確実に後続車の運転者に報知され
るとともに、エアバッグの展開により搭乗者も衝突時の
衝撃から保護される。したがって、衝突時の搭乗者保護
とともに、車両の急停車時の衝突事故や衝突時の二重衝
突事故の回避が可能となる。しかも、本例の場合には、
加速度センサ１１とＣＰＵ１０が、ハザードランプの制
御とエアバッグ（スクイブ）の制御のために共用され
て、従来の構成に比較してトランジスタのみを一つ多く
有する簡素な構成のコントローラ２となっているため、
システムが特に安価になる利点もある。
る動作を説明する。以上の構成において、車両が急停車
或いは衝突により急減速すると、加速度センサ１１から
その加速度に比例した信号が出力され、この検出出力が
第１の衝突判定加速度を越えると前述のＣＰＵ１０の制
御処理によりハザードランプ３が点灯又は点滅する。ま
た、前記検出出力が第２の衝突判定加速度を越えると前
述のＣＰＵ１０の制御処理によりエアバッグが展開す
る。これにより、前方において車両の急停車又は衝突が
発生したことによる危険が、ハザードランプ３の点灯又
は点滅により明確かつ確実に後続車の運転者に報知され
るとともに、エアバッグの展開により搭乗者も衝突時の
衝撃から保護される。したがって、衝突時の搭乗者保護
とともに、車両の急停車時の衝突事故や衝突時の二重衝
突事故の回避が可能となる。しかも、本例の場合には、
加速度センサ１１とＣＰＵ１０が、ハザードランプの制
御とエアバッグ（スクイブ）の制御のために共用され
て、従来の構成に比較してトランジスタのみを一つ多く
有する簡素な構成のコントローラ２となっているため、
システムが特に安価になる利点もある。
【０００９】なお、本発明は上記形態例に限られず、各
種の態様が有り得る。例えば、ハザードランプを制御す
るコントローラと、エアバッグ（スクイブ）の作動を制
御するコントローラとを、別個のＣＰＵからなるものと
して別個に構成してもよいことはいうまでもない。ただ
し、部品の共用による低コスト化を図るためには、図１
に示すような一体型の構成が優れている。また、第１の
衝突判定加速度と第２の衝突判定加速度の設定値は、前
述したように同一の値でもよく、この場合には、図１に
おけるトランジスタ１２，１３を一つのトランジスタで
共用化できる。このようにすれば、さらなるコスト低減
が可能となる。
種の態様が有り得る。例えば、ハザードランプを制御す
るコントローラと、エアバッグ（スクイブ）の作動を制
御するコントローラとを、別個のＣＰＵからなるものと
して別個に構成してもよいことはいうまでもない。ただ
し、部品の共用による低コスト化を図るためには、図１
に示すような一体型の構成が優れている。また、第１の
衝突判定加速度と第２の衝突判定加速度の設定値は、前
述したように同一の値でもよく、この場合には、図１に
おけるトランジスタ１２，１３を一つのトランジスタで
共用化できる。このようにすれば、さらなるコスト低減
が可能となる。
【００１０】
【発明の効果】請求項１記載のハザードコントローラで
は、車両が急停車或いは衝突により急減速すると、加速
度センサからその加速度に応じた信号が出力され、この
検出出力が衝突判定加速度を越えると制御処理手段の制
御処理によりハザードランプが点灯又は点滅する。これ
により、前方において車両の急停車又は衝突が発生した
ことによる危険が、ハザードランプの点灯又は点滅によ
り明確かつ確実に後続車の運転者に報知されるととも
に、エアバッグの展開により搭乗者も衝突時の衝撃から
保護される。したがって、衝突時の搭乗者保護ととも
に、車両の急停車時の衝突事故や衝突時の二重衝突事故
の回避が可能となる。
は、車両が急停車或いは衝突により急減速すると、加速
度センサからその加速度に応じた信号が出力され、この
検出出力が衝突判定加速度を越えると制御処理手段の制
御処理によりハザードランプが点灯又は点滅する。これ
により、前方において車両の急停車又は衝突が発生した
ことによる危険が、ハザードランプの点灯又は点滅によ
り明確かつ確実に後続車の運転者に報知されるととも
に、エアバッグの展開により搭乗者も衝突時の衝撃から
保護される。したがって、衝突時の搭乗者保護ととも
に、車両の急停車時の衝突事故や衝突時の二重衝突事故
の回避が可能となる。
【００１１】請求項２記載のエアバッグコントローラ
は、車両が急停車或いは衝突により急減速すると、加速
度センサからその加速度に応じた信号が出力され、この
検出出力が第１の衝突判定加速度を越えると制御処理手
段の制御処理によりハザードランプが点灯又は点滅す
る。また、前記検出出力が第２の衝突判定加速度を越え
ると制御処理手段の制御処理によりエアバッグが展開す
る。これにより、前方において車両の急停車又は衝突が
発生したことによる危険が、ハザードランプの点灯又は
点滅により明確かつ確実に後続車の運転者に報知される
とともに、エアバッグの展開により搭乗者も衝突時の衝
撃から保護される。したがって、衝突時の搭乗者保護と
ともに、車両の急停車時の衝突事故や衝突時の二重衝突
事故の回避が可能となる。しかも、本例の場合には、加
速度センサと制御処理手段が、ハザードランプの制御と
エアバッグの制御のために共用されているため、コント
ローラが特に安価になる利点もある。
は、車両が急停車或いは衝突により急減速すると、加速
度センサからその加速度に応じた信号が出力され、この
検出出力が第１の衝突判定加速度を越えると制御処理手
段の制御処理によりハザードランプが点灯又は点滅す
る。また、前記検出出力が第２の衝突判定加速度を越え
ると制御処理手段の制御処理によりエアバッグが展開す
る。これにより、前方において車両の急停車又は衝突が
発生したことによる危険が、ハザードランプの点灯又は
点滅により明確かつ確実に後続車の運転者に報知される
とともに、エアバッグの展開により搭乗者も衝突時の衝
撃から保護される。したがって、衝突時の搭乗者保護と
ともに、車両の急停車時の衝突事故や衝突時の二重衝突
事故の回避が可能となる。しかも、本例の場合には、加
速度センサと制御処理手段が、ハザードランプの制御と
エアバッグの制御のために共用されているため、コント
ローラが特に安価になる利点もある。
【図１】コントローラ（エアバッグコントローラ，ハザ
ードコントローラ）を含む耐衝突安全システムの構成を
示す回路図である。
ードコントローラ）を含む耐衝突安全システムの構成を
示す回路図である。
２ コントローラ（ハザードコントローラ，エアバッグ
コントローラ） ３ ハザードランプ １０ ＣＰＵ（制御処理手段） １１ 加速度センサ
コントローラ） ３ ハザードランプ １０ ＣＰＵ（制御処理手段） １１ 加速度センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 真船 庄司 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内
Claims (2)
- 【請求項１】 車両の負の加速度を検出する加速度セン
サと、この加速度センサの検出出力が衝突判定加速度を
越えるとハザードランプを点灯又は点滅させる制御処理
手段とを備えたことを特徴とするハザードコントロー
ラ。 - 【請求項２】 車両の負の加速度を検出する加速度セン
サと、この加速度センサの検出出力が第１の衝突判定加
速度を越えるとハザードランプを点灯又は点滅させ、前
記検出出力が第２の衝突判定加速度を越えるとエアバッ
グを展開させる制御処理手段とを備えたことを特徴とす
るエアバッグコントローラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18727696A JPH1029497A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | ハザードコントローラ及びエアバッグコントローラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18727696A JPH1029497A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | ハザードコントローラ及びエアバッグコントローラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1029497A true JPH1029497A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16203171
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18727696A Pending JPH1029497A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | ハザードコントローラ及びエアバッグコントローラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1029497A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005108167A1 (en) * | 2004-05-11 | 2005-11-17 | Stewart Grant Andrews | Vehicle braking warning apparatus |
| JP2020186003A (ja) * | 2020-08-18 | 2020-11-19 | 株式会社ユピテル | 装置及びプログラム |
-
1996
- 1996-07-17 JP JP18727696A patent/JPH1029497A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005108167A1 (en) * | 2004-05-11 | 2005-11-17 | Stewart Grant Andrews | Vehicle braking warning apparatus |
| JP2020186003A (ja) * | 2020-08-18 | 2020-11-19 | 株式会社ユピテル | 装置及びプログラム |
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