JPH10294976A - コントローラと再生システム - Google Patents

コントローラと再生システム

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Publication number
JPH10294976A
JPH10294976A JP9103215A JP10321597A JPH10294976A JP H10294976 A JPH10294976 A JP H10294976A JP 9103215 A JP9103215 A JP 9103215A JP 10321597 A JP10321597 A JP 10321597A JP H10294976 A JPH10294976 A JP H10294976A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
instructing
setting state
controller
predetermined setting
Prior art date
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Pending
Application number
JP9103215A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Tanaka
俊朗 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP9103215A priority Critical patent/JPH10294976A/ja
Publication of JPH10294976A publication Critical patent/JPH10294976A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、種々の機能を指示する複数のキ
ーを有するものにおいて、キーを大きくすることなく、
素早く確実に、所定の機能を指示するキーのキー入力を
行うことができる。 【解決手段】 この発明は、パレンタル制御機能を利用
して、大人だけが見れる映像をモニタ部6で再生してい
た際に、子どもがきてしまった場合でも、リモートコン
トローラ5の停止キー5eとその近傍のテンキー5tの
各キーのいずれかを入力することにより、再生の停止を
指示することができるようにしたり、PIP機能により
親画面、子画面をモニタ部6で再生していた際に、親画
面と子画面の画面入替えの指示を、リモートコントロー
ラ5の画面入替キー5pcとその近傍のテンキー5tの
各キーのいずれかを入力することにより、親画面と子画
面の画面入替えを指示することができるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、キー入力を行う
コントローラとこのコントローラのキー入力に基づいて
再生制御を行う再生装置からなる再生システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、キー入力を行うリモートコントロ
ーラとこのリモートコントローラのキー入力に基づいて
再生制御を行う再生装置からなる再生システムとして、
DVDシステムやテレビジョンシステムなどが実用化さ
れている。
【0003】しかし、上記のようなDVDシステムで
は、パレンタル制御機能を有していれば、たとえば大人
だけが見れる映像と子どもも見れる映像とを区別して再
生したり大人だけ見れる映像の再生を制限したりするこ
ともできる。
【0004】このパレンタル制御機能を利用して、大人
だけが見れる映像を再生していた際に、子どもがきてし
まった場合、慌てて再生の停止をリモートコントローラ
の停止キーにより指示するようになる。この場合、停止
キーが他のキーと大きさ等大差なく、しかも各キーの密
度が高く配置されていると、停止キーを正確に押すため
には、時間がかかってしまうという問題があった。
【0005】特に、リモートコントローラが手近にあれ
ば良いが、離れたところにある場合に問題があった。し
たがって、素早く確実に、再生の停止を指示するキーを
押す事ができるとは限らないという問題があった。
【0006】この場合、停止キーを大きくすることによ
り、操作性を良くすることができるが、この分リモート
コントローラが大きくなる上、この機能が主要機能でな
い場合、他のキーとのバランスにかけ、ユーザインター
フェイスとして不自然というデメリットがある。
【0007】テレビジョンシステムでは、PIP(ピク
チャーインピクチャー)機能、つまり、親画面の一部分
に別の映像を縮小した子画面を挿入する機能を有するも
のがある。この機能を使用するのは、例えば同時に2つ
のテレビ番組をリアルタイムに見たい場合で、主に見た
いテレビ映像を親画面に、チェックしておくテレビ映像
を子画面に映しておく。当然子画面の映像で重要なとこ
ろが来たら親画面に入替えて見るのが普通で、そのため
に画面の入替えのための画面入替キーがリモートコント
ローラにあるのが一般的である。この画面入替えは内容
によっては素早く入替えたい場合がある。
【0008】しかしこの場合も、画面入替キーが他のキ
ーと大きさ等大差なく、しかも各キーの密度が高く配置
されていると、画面入替キーを正確に押すためには、時
間がかかってしまうという問題があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、種々
の機能を指示する複数のキーを有するものにおいて、所
定の機能を指示するキーのキー入力を素早く確実に行う
ことができないという欠点を除去するもので、キーを大
きくすることなく、素早く確実に、所定の機能を指示す
るキーのキー入力を行うことができるコントローラと再
生システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明のコントローラ
は、種々の機能を指示する複数のキーを有するものにお
いて、所定の設定状態となっている際に、所定の設定状
態以外では各々種々の機能を指示する隣接する複数のキ
ーのキー入力により、所定の機能を指示する指示手段か
ら構成されている。
【0011】この発明のコントローラは、種々の機能を
指示する複数のキーを有するものにおいて、所定の設定
状態となっている際に、所定の設定状態以外では各々類
似の機能を指示する隣接する複数のキーのキー入力によ
り、所定の機能を指示する指示手段から構成されてい
る。
【0012】この発明のコントローラは、種々の機能を
指示する複数のキーを有するものにおいて、所定の設定
状態となっている際に、所定の設定状態以外では各々種
々の機能を指示し代替機能のキーが別にある隣接する複
数のキーのキー入力により、所定の機能を指示する指示
手段から構成されている。
【0013】この発明のコントローラは、種々の機能を
指示する複数のキーを有するものにおいて、所定の設定
状態となっている際に、所定の機能を指示するキーとこ
のキーに隣接する他の機能を指示する複数のキーのキー
入力により、所定の機能を指示する指示手段から構成さ
れている。
【0014】この発明のコントローラは、種々の機能を
指示する複数のキーを有するものにおいて、所定の設定
状態となっている際に、所定の機能を指示するキーとこ
のキーに隣接する他の同一機能を指示する複数のキーの
キー入力により、所定の機能を指示する指示手段から構
成されている。
【0015】この発明のコントローラは、種々の機能を
指示する複数のキーを有するものにおいて、所定の設定
状態となっている際に、所定の機能を指示するキーとこ
のキーに隣接する各々他の機能を指示し代替機能のキー
が別にある複数のキーのキー入力により、所定の機能を
指示する指示手段から構成されている。
【0016】この発明の再生システムは、種々の機能を
指示する複数のキーを有するコントローラとこのコント
ローラの指示に基づいて再生を行う再生装置とからなる
ものにおいて、上記コントローラが、上記再生装置が所
定の設定状態となっている際に、所定の設定状態以外で
は各々種々の機能を指示する隣接する複数のキーのキー
入力により、所定の設定状態の変更を指示する指示手段
からなり、上記再生装置が、所定の設定状態となってい
る際に、上記コントローラからの所定の設定状態を変更
する機能を指示する複数のキーのキー入力に基づいて、
所定の設定状態を変更する変更手段からなる。
【0017】この発明の再生システムは、種々の機能を
指示する複数のキーを有するコントローラとこのコント
ローラの指示に基づいて再生を行う再生装置とからなる
ものにおいて、上記コントローラが、上記再生装置が所
定の設定状態となっている際に、所定の設定状態以外で
は各々類似の機能を指示する隣接する複数のキーのキー
入力により、所定の設定状態の変更を指示する指示手段
からなり、上記再生装置が、所定の設定状態となってい
る際に、上記コントローラからの所定の設定状態を変更
する機能を指示する複数のキーのキー入力に基づいて、
所定の設定状態を変更する変更手段からなる。
【0018】この発明の再生システムは、種々の機能を
指示する複数のキーを有するコントローラとこのコント
ローラの指示に基づいて再生を行う再生装置とからなる
ものにおいて、上記コントローラが、上記再生装置が所
定の設定状態となっている際に、所定の設定状態以外で
は各々種々の機能を指示し代替機能のキー(カーソルキ
ー)が別にある隣接する複数のキーのキー入力により、
所定の設定状態の変更を指示する指示手段からなり、上
記再生装置が、所定の設定状態となっている際に、上記
コントローラからの所定の設定状態を変更する機能を指
示する複数のキーのキー入力に基づいて、所定の設定状
態を変更する変更手段からなる。
【0019】この発明の再生システムは、種々の機能を
指示する複数のキーを有するコントローラとこのコント
ローラの指示に基づいて再生を行う再生装置とからなる
ものにおいて、上記コントローラが、上記再生装置が所
定の設定状態となっている際に、所定の設定状態を変更
する機能を指示するキーとこのキーに隣接する他の機能
を指示する複数のキーのキー入力により、所定の設定状
態の変更を指示する指示手段からなり、上記再生装置
が、所定の設定状態となっている際に、上記コントロー
ラからの所定の設定状態を変更する機能を指示するキー
あるいはこのキーに隣接する他の機能を指示する複数の
キーのキー入力に基づいて、所定の設定状態を変更する
変更手段からなる。
【0020】この発明の再生システムは、種々の機能を
指示する複数のキーを有するコントローラとこのコント
ローラの指示に基づいて再生を行う再生装置とからなる
ものにおいて、上記コントローラが、上記再生装置が所
定の設定状態となっている際に、所定の設定状態を変更
する機能を指示するキーとこのキーに隣接する同一機能
を指示する複数のキーのキー入力により、所定の設定状
態の変更を指示する指示手段からなり、上記再生装置
が、所定の設定状態となっている際に、上記コントロー
ラからの所定の設定状態を変更する機能を指示するキー
あるいはこのキーに隣接する他の機能を指示する複数の
キーのキー入力に基づいて、所定の設定状態を変更する
変更手段からなる。
【0021】この発明の再生システムは、種々の機能を
指示する複数のキーを有するコントローラとこのコント
ローラの指示に基づいて再生を行う再生装置とからなる
ものにおいて、上記コントローラが、上記再生装置が所
定の設定状態となっている際に、所定の設定状態を変更
する機能を指示するキーとこのキーに隣接する各々他の
機能を指示し代替機能のキーが別にある複数のキーのキ
ー入力により、所定の設定状態の変更を指示する指示手
段からなり、上記再生装置が、所定の設定状態となって
いる際に、上記コントローラからの所定の設定状態を変
更する機能を指示するキーあるいはこのキーに隣接する
他の機能を指示する複数のキーのキー入力に基づいて、
所定の設定状態を変更する変更手段からなる。
【0022】この発明の再生システムは、種々の機能を
指示する複数のキーを有するコントローラとこのコント
ローラの指示に基づいて再生を行う再生装置とからなる
ものにおいて、上記コントローラが、上記再生装置が所
定の設定状態となっている際に、所定の設定状態以外で
は各々種々の機能を指示する隣接する複数のキーのキー
入力により、所定の設定状態の変更を指示する指示手段
からなり、上記再生装置が、所定の設定状態となってい
る際に、上記コントローラからの所定の設定状態を変更
する機能を指示する複数のキーのキー入力を同一のキー
コードに変更する第1の変更手段と、この第1の変更手
段による所定の設定状態を変更する機能を指示するキー
に対応するキーコードに基づいて、所定の設定状態を変
更する第2の変更手段からなる。
【0023】この発明の再生システムは、種々の機能を
指示する複数のキーを有するコントローラとこのコント
ローラの指示に基づいて再生を行う再生装置とからなる
ものにおいて、上記コントローラが、上記再生装置が所
定の設定状態となっている際に、所定の設定状態を変更
する機能を指示するキーあるいはこのキーに隣接する他
の機能を指示する複数のキーのキー入力により、所定の
設定状態の変更を指示する指示手段からなり、上記再生
装置が、所定の設定状態となっている際に、上記コント
ローラからの所定の設定状態を変更する機能を指示する
キーおよびこのキーに隣接する他の機能を指示する複数
のキーのキー入力を同一のキーコードに変更する第1の
変更手段と、この第1の変更手段による所定の設定状態
を変更する機能を指示するキーに対応するキーコードに
基づいて、所定の設定状態を変更する第2の変更手段と
からなる。
【0024】この発明の再生システムは、種々の機能を
指示する複数のキーを有するコントローラとこのコント
ローラの指示に基づいて再生を行う再生装置とからなる
ものにおいて、上記コントローラが、上記再生装置が所
定の設定状態となっている際に、所定の設定状態以外で
は各々種々の機能を指示する隣接する複数のキーのキー
入力を同一のキーコードに変更する変更手段と、この変
更手段による所定の設定状態を変更する機能を指示する
キーコードにより、所定の設定状態の変更を指示する指
示手段からなり、上記再生装置が、上記コントローラか
らの所定の設定状態を変更する機能を指示する複数のキ
ーのキー入力に基づいて、所定の設定状態を変更する変
更手段からなる。
【0025】この発明の再生システムは、種々の機能を
指示する複数のキーを有するコントローラとこのコント
ローラの指示に基づいて再生を行う再生装置とからなる
ものにおいて、上記コントローラが、上記再生装置が所
定の設定状態となっている際に、所定の設定状態を変更
する機能を指示するキーあるいはこのキーに隣接する他
の機能を指示する複数のキーのキー入力を同一のキーコ
ードに変更する変更手段と、この変更手段による所定の
設定状態を変更する機能を指示するキーコードにより、
所定の設定状態の変更を指示する指示手段からなり、上
記再生装置が、上記コントローラからの所定の設定状態
を変更する機能を指示するキーコードに基づいて、所定
の設定状態を変更する変更手段からなる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の一実施の形態に係るマルチアングルブロック再生シス
テム(再生装置または再生方法を含む)を説明する。な
お、重複説明を避けるために、複数の図面に渡り機能上
共通する部分には共通の参照符号が用いられている。
【0027】図1は、この発明の一実施の形態に係る光
ディス再生装置の構成を示すブロック図である。この光
ディスク装置は、視覚上のユーザーインターフェイスを
構成する部分としてキー操作/表示部4、リモートコン
トローラ5およびモニタ部6を備え、聴覚上のユーザー
インターフェイスを構成する部分としてスピーカー部8
(ここでは2チャネルステレオペアを例示)を備えてい
る。
【0028】光ディスク装置はさらに、リモートコント
ローラ5からのユーザ操作情報を受信してシステムCP
U部50に通知するリモートコントローラ受信部4A、
光ディスク10を回転駆動するディスクドライブ部3
0、システムCPU部50、システムROM/RAM部
52、システムプロッセッサ部54、データRAM部5
6、ビデオデコータ部58、オーディオデコーダ部6
0、副映像デコーダ部62およびD/Aおよびデータ再
生部64を備えている。
【0029】システムプロッセッサ部54は、システム
タイムクロック(STC)54Aおよびレジスタ54B
を含んでいる。同様に、ビデオデコータ部58、オーデ
ィオデコーダ部60および副映像デコーダ部62は、シ
ステムタイムクロック(STC)58A、60Aおよび
62Aを含んでいる。システムプロセッサ部54はさら
に、光ディスク10から再生されたデータに含まれる種
々なパケットの種別を判断して、そのパケット内のデー
タを対応する各デコーダ(58〜62)へ転送するパケ
ット転送処理部200を有している。
【0030】副映像デコーダ部62にはさらに、システ
ムプロセッサ部54から供給される副映像データをデコ
ードするデコーダ62B、およびこのデコーダ62Bに
よるデコード後の副映像データに対してハイライト処理
を行うハイライト処理部62Cが設けられている。
【0031】デコーダ62Bは、所定の規則にしたがっ
てランレングス圧縮された2ビット単位の画素データ
(副映像データ)を、強調画素、パターン画素、背景画
素等に応じて伸長するものである。
【0032】ハイライト処理部62Cは、システムCP
U部50から供給されるハイライト情報(たとえばメニ
ュー選択選択項目)が表示される矩形領域を示すX・Y
座標値、色コード、およびハイライト色/コントラスト
値に応じて、ハイライト処理を行うものである。このハ
イライト処理は、モニタ部6を用いた視覚上のユーザー
インターフェイスにおいて、ユーザが表示された特定の
アイテムを容易に認知できるようにする手段として、利
用できる。
【0033】データRAM部56は、副映像メニュー、
オーディオメニュー、アングルメニュー、チャプター
(プログラム)メニューなどのスタートアドレスを格納
するメニューテーブル56Aを含んでいる。これらのメ
ニューの特定部分を強調するのに、上記ハイライト処理
が利用される。
【0034】デコード後の副映像データの画素毎の色と
コントラストがハイライト情報に応じて変更されてる
と、この変更後の副映像データはD/Aおよび再生処理
部64内の画像合成部64Aに供給される。この画像合
成部64Aにおいてデコード後の主映像データ(ビデオ
データ)とハイライト処理後の副映像データ(字幕、メ
ニューなど)が合成され、その合成画像がモニタ部6で
表示されるようになる。
【0035】ユーザが図1のキー操作/表示部4(また
はリモートコントローラ5)を操作することによって、
光ディスク10に記録されたデータの再生が開始され
る。光ディスク10に記録されたデータは、マルチアン
グルブロック(インターリーブ記録される)を含む映像
データ(MPEG圧縮データ)の他に、字幕表示などに
利用される副映像データ(ランレングス圧縮されたビッ
トマップデータ)、複数言語の音声データ(MPEGそ
の他の方式による圧縮データ)および/または多チャン
ネルステレオオーディオデータ(量子化16〜24ビッ
ト、サンプリング48〜96kHzのリニアPCMデー
タ)を含む。これらの映像/音声データは、再生装置か
ら出力されるまでにアナログのビデオ信号およびオーデ
ィオ信号に変換される。モニタ部6は、出力されたビデ
オ信号によって対応する映像を表示し、スピーカ部8
は、出力されたオーディオ信号によって対応する音声を
発生するようになっている。
【0036】なお、図1において各ブロック要素間の実
線の矢印はデータバスを示し、破線の矢印は制御バスを
示している。図1のディスクドライブ部30は、図2に
示すように、モータ駆動回路11、スピンドルモータ1
2、光学ヘッド32(光ピックアップ)、フィードモー
タ33、フォ―カス回路36、フィードモータ駆動回路
37、トラッキング回路38、ヘッドアンプ40および
サーボ処理回路44を具備している。
【0037】光ディスク10は、モータ駆動回路11に
よって駆動されるスピンドルモータ12上に載置され、
このスピンドルモータ12によって所定の線速度で回転
される。光ディスク10の直下には、光ディスク10の
データ記録面にレーザビームを照射する光学ヘッド32
が配置される。この光学ヘッド32は、ガイド機構(図
示せず)上に載置されている。
【0038】図1のシステムCPU部50から制御信号
(アクセス信号)がサーボ処理回路44に供給される
と、この制御信号に応答して、サーボ処理回路44から
ヘッド移動信号がフィードモータ駆動回路37に供給さ
れる。するとフィードモータ駆動回路37はヘッド移動
信号に対応した駆動信号をフィードモータ33に供給す
る。フィードモータ33は、フィードモータ駆動回路3
7からの駆動信号にしたがって回動し、図示しないガイ
ド機構に沿って、光学ヘッド32を光ディスク10の半
径方向に移動させる。
【0039】光学ヘッド32は、光ディスク10に対向
する対物レンズ34を備えている。光ディスク10から
記録データを再生するときは、光学ヘッド32から光デ
ィスク10のデータ記録面へ、対物レンズ34を介して
レーザビームが照射される。その際、光ディスク10の
データ記録面(ピット)に対して光学ヘッド32のフォ
ーカシングが自動的に行われるように、対物レンズ34
はフォ―カス回路36からの駆動信号にしたがってその
光軸(フォーカシング方向)に沿って微動する。この対
物レンズ34はまた、トラッキング回路38から供給さ
れた駆動信号にしたがって光ディスク10の半径方向
(トラッキング方向)に微動する。
【0040】このような対物レンズ34の微動(フォー
カシング方向およびトラッキング方向)によって、光学
ヘッド32からのレーザビームは、最小ビームスポット
となって光ディスク10のデータ記録面上のスパイラル
トラック(ピット列)上に形成される。こうして、光デ
ィスク10のデータ記録面上のトラックが光学ヘッド3
2からの光ビームスポットで自動的に(たとえば線速度
一定で)追跡されるようになる。
【0041】フィードモータ33が駆動され、光ヘッド
32が光ディスク10の半径方向に沿って移動され、光
学ヘッド32によって光ディスク10のデータ記録層に
形成された所定のセクタがアクセスされる。このアクセ
スの結果光ディスク10から読み出された再生データ
は、光学ヘッド32からヘッドアンプ40に供給され、
このヘッドアンプ40で増幅され、ディスクドライブ部
30から出力される。
【0042】出力された再生データは、システム用RO
MおよびRAM部52に記録されたプログラムで制御さ
れるシステムCPU部50の管理下で、システムプロセ
ッサ部54によってデータRAM部56に格納される。
この格納された再生データは、システムプロセッサ部5
4によって処理されてビデオデータ、オーディオデータ
および副映像データに分類され、ビデオデータ、オーデ
ィオデータおよび副映像データは、夫々ビデオデコーダ
部58、オーディオデコーダ部60および副映像デコー
ダ部62に出力されてデコードされる。
【0043】デコードされたビデオデータ、オーディオ
データおよび副映像データは、D/Aおよび再生処理回
路64でアナログのビデオ信号およびアナログのオーデ
ィオ信号に変換される。同時に、ビデオ信号および副映
像信号はミキシング処理されてモニタ6に供給され、ま
たオーディオ信号はスピーカ部8に供給される。その結
果、ビデオ信号および副映像信号に対応する映像がモニ
タ部6に表示されるとともに、オーディオ信号に対応す
る音声がスピーカ部8から再生される。
【0044】図1に示す装置の光ディスク再生動作を簡
単にまとめると、以下のようになる。まず、キー操作/
表示部4から再生指示が入力されると、システムCPU
部50は、光ディスクドライブ部30に対して目的のア
ドレスとリード命令を送る。
【0045】光ディスクドライブ部30は、送られてき
たリード命令にしたがって光ディスク10を回転駆動
し、光ディスク10の目的アドレスより記録データを読
み込んで、システムプロセッサ部50に送る。
【0046】システムプロセッサ部50は、送られてき
たデータをデータRAM部56に一旦格納する。そし
て、格納したデータに付加されているヘッダ情報を基に
データの種別(ビデオ、オーディオ、副映像)を判断
し、判断した種類に応じて、ビデオデコーダ部58、オ
ーディオデコーダ部60および副映像デコーダ部62
へ、対応データをそれぞれ転送する。
【0047】各デコーダ部58、60および62は、そ
れぞれのデータフォーマットにしたがって、転送されて
きたデータをデコードし、デコード結果の信号をD/A
およびデータ再生処理部64へ送る。このD/Aおよび
データ再生処理部64から、モニタ部6へ適宜副映像情
報(字幕など)がスーパーインポーズされた再生ビデオ
信号が送られ、2CH(ないし8CH)のステレオスピ
ーカ部8へ再生ビデオ信号に同期した音声信号(適宜効
果音、環境音などを含む)が送られる。
【0048】なお、ビデオデコーダ部58でデコードさ
れたビデオ信号は、さらにパンスキャン信号変換回路
(図示せず)およびレターボックス信号変換回路(図示
せず)に送られる。これら2種類の信号変換回路から出
力される変換後のビデオ信号およびビデオデコーダ部5
8から直接出力された状態のダイレクト信号のうち、い
ずれかのビデオ信号がビデオ信号選択回路(図示せず)
により選択されて、D/Aおよびデータ再生処理部64
に転送される。
【0049】以上のようなパンスキャン信号変換回路、
レターボックス信号変換回路およびビデオ信号選択回路
は、図1のビデオデコーダ部58の内部に設けられてい
てもよい。
【0050】図1の再生装置で再生される光ディスク1
0には、種々の構造が考えられる。たとえば図3に示す
ような貼合せ構造を持つ高記録密度大容量の読み出し専
用ディスクを、図1の再生装置で使用することができ
る。
【0051】図3に示されるように光ディスク10は、
一対の複合ディスク層(単層または2層)18とこの複
合ディスク層18間に介挿された極薄(たとえば40μ
m厚の紫外線硬化性樹脂)の接着層20とから構成され
ている。各複合ディスク層18は、透明基板(たとえば
0.6mm厚のポリカーボネート)14および記録層、
すなわち光反射層16(アルミニウム、アルミニウム合
金、あるいは金などを蒸着またはスパッタリングして形
成したもの)から構成されている。これら一対のディス
ク層18は、光反射層16が接着層20の面上に接触す
るようにして貼り合わされ、1.2mm厚の高記録密度
光ディスクとなる。
【0052】光ディスク10には中心孔22が設けられ
ており、ディスク両面の中心孔22の周囲には、この光
ディスク10をその回転時に押さえるためのクランピン
グ領域24が設けられている。中心孔22には、光ディ
スク装置にディスク10が装填された際に図2に示され
たスピンドルモータ12のスピンドルが挿入される。そ
して、ディスクが回転される間、光ディスク10は、そ
のクランピング領域24で図示しないディスククランパ
によりクランプされる。
【0053】光ディスク10は、その両面のクランピン
グ領域24の周囲に、ビデオデータ、オーディオデータ
その他の情報を記録することができる情報領域25を有
している。
【0054】情報領域25のうち、その外周領域にはリ
ードアウト領域26が設けられ、またクランピング領域
24に接するその内周領域にはリードイン領域27が設
けられている。そして、リードアウト領域26とリード
イン領域27との間がデータ記録領域28として定めら
れている。
【0055】情報領域25の記録層(光反射層)16に
は、データ記録領域としての記録トラックがたとえばス
パイラル状に連続して形成されている。その連続トラッ
クは複数の物理セクタに分割され、これらのセクタには
連続番号が付されている。このセクタを記録単位とし
て、光ディスク10に種々なデータが記録される。
【0056】情報記録領域25のデータ記録領域28
は、実際のデータ記録領域であって、再生情報として、
ビデオデータ(主映像データ)、副映像データおよびオ
ーディオデータが、同様なピット列(光学的な状態変化
をもたらす物理的形状)として記録されている。
【0057】読み出し専用の光ディスク10では、透明
基板14にピット列が予めスタンパーで形成され、この
ピット列が形成された透明基板14の面に反射層が蒸着
またはスパッタリングにより形成され、その反射層が記
録層16として使用されることとなる。
【0058】なお、読み出し専用の光ディスク(DVD
−ROM)10では、通常、記録トラックとしてのグル
ーブは特に設けられず、透明基板14の面に形成された
ピット列がトラックとして機能するようになっている。
(ただし記録・再生あるいは読み書きが可能なDVDー
RAMでは、上記グルーブが設けられる。)図1に示す
光ディスク再生装置(DVDプレーヤ)において、ユー
ザ(視聴者)が装置本体のフロントパネルに設けられた
キー操作/表示部4、あるいはリモートコントローラ5
(本体内のリモートコントローラ受信部4Aと赤外線光
通信により接続される遠隔操作装置)を操作することに
よって、光ディスク10から記録データ、すなわち、主
映像データ、副映像データおよび音声データが再生され
る。再生された記録データは、装置内でオーディオ(音
声)信号およびビデオ信号に変換され、装置外のモニタ
部6およびスピーカ部8に送られてビデオ映像および音
声として再現される。
【0059】キー操作/表示部4が設けられた再生装置
のフロントパネルには、たとえば図4に示すように、電
源(パワー)キー4a、再生(プレイ)キー4c、一時
停止(ポーズ)キー4d、停止(ストップ)キー4e、
チャプター/プログラムのスキップキー4f、光ディス
ク10の取込/取外を指示するオープン/クローズキー
4g、表示窓4h、光ディスク10の挿入/取出口(デ
ィスクトレイ)4i等が設けられている。
【0060】リモートコントローラ5のキーボード部7
0には、たとえば図5に示すように、電源キー5a、数
字キー(テンキー)5t、テンキー5tによるタイトル
入力時に指示するタイトルキー5tt、再生を指示する
再生キー5c、一時停止を指示する一時停止キー5d、
停止を指示する停止キー5e、チャプター/トラック単
位(あるいはプログラム単位)で再生部分をスキップさ
せるスキップキー5f、オープン/クローズキー5g、
早送り・後戻りを指示する早送り・後戻り(FWD・R
EV)キー5j、所望のリピート範囲を設定しその範囲
でのリピート再生を指示するリピートキー5k、ユーザ
/視聴者による種々な設定状態を図1のメモリ(52の
RAM部)に記憶させるメモリキー5m、メニュー画面
表示を指示するメニューキー5n、タイトルメニューの
画面表示を指示するタイトルキー5p、アングルを順次
切り替えて指定するアングルキー5ang、サブタイト
ルメニュー(たとえば副映像ストリームの字幕言語の種
別を選択するもの)の画面表示を指示するサブタイトル
キー5sbt、再生時の音声種類を選択するオーディオ
キー5aud、メニュー画面表示時の項目を選択する際
にカーソルを上下(あるいは上下左右)に移動させるセ
レクトキー(カーソルキー)5q等が設けられている。
【0061】上記テンキー5tの各キーは、停止キー5
eの近傍に設けられ、後述するように、パレンタル制御
機能を利用している際、テンキー5tの各キーが停止キ
ー5eと同一の機能(再生停止)を指示するキーとな
る。
【0062】カーソルキー5qとしては、十字型のキー
を記載しているが、実質的なキー動作は等価的に上下左
右の4キーに相当する。また、リモートコントローラ5
には、DVDプレーヤのみならずテレビジョン、ケーブ
ルテレビジョン、およびビデオカセットデッキの操作に
共通使用する場合において、リモートコントローラ操作
対象を選択するリモコン切換スイッチ5xが設けられて
いる。さらに、スイッチ5xがDVDモードを選択して
いる場合において、DVDプレーヤの各種選択項目(ア
スペクト比、パレンタルロックのレベル、音声言語、字
幕言語、ディスクメニュー言語、オンスクリーン言語な
ど)をリモートコントローラ5でセットアップするとき
にオンするセットアップボタン5y、各種動作情報(タ
イトル番号、チャプター番号、合計再生時間、種々な再
生モードなど)をモニタ部6に表示させるときにオンす
る表示ボタン5uもある。
【0063】さらに、各タイトル中のサブタイトル(特
定言語の字幕など)を視聴者が選択したいときに押され
るサブタイトルオン/オフボタン5vもある。サブタイ
トルが記録されているディスク10を再生している間に
このボタン5vを押してからサブタイトルボタン5sb
tを押すことにより、視聴者は所望のサブタイトルを選
択することができる。
【0064】また、リモートコントローラ5には、再生
中にスロー再生を指示するスローキー5sw、クリアー
を指示するクリアーキー5cr、リターンを指示するリ
ターンキー5r、エンターを指示するエンターキー5
s、中断位置より少し前の位置からの再生の開始を指示
するラストプレイキー5tpが設けられている。
【0065】図6は、図5の表示窓4hにおける表示内
容を例示している。すなわち、ディスクトレイ4iにセ
ットされた光ディスク10がCDの場合、そのリードイ
ン領域に記録されたテーブルオブコンテンツ(TOC)
が読み取られ、セットされたディスク10が音楽CDで
あることを示すCD表示部401が点灯する。一方、デ
ィスクトレイ4iにセットされた光ディスク10がDV
Dの場合、そのリードイン領域に続いて記録された管理
情報が読み取られ、セットされたディスク10がDVD
であることを示すDVD表示部402が点灯する。
【0066】ディスクトレイ4iにDVDディスク10
がセットされると、これから再生されるプログラムのタ
イトル番号がタイトル番号表示部403に表示され、そ
のタイトル番号のタイトルにおいてこれから再生される
チャプター/トラックの番号がチャプター/トラック番
号表示部404に表示される。同時に、そのタイトルの
全再生時間あるいは残り再生時間が、全再生時間表示/
再生残り時間表示部405に表示される。
【0067】そのあと再生ボタン4cが押されると、走
行表示マーク406が点灯して、表示部403および4
04に表示されたタイトルのチャプターから、再生が開
始される。
【0068】再生中にマルチアングルブロックのある所
に差し掛かると、アングルマーク表示部407が点灯し
あるいは点滅しあるいは変色する。具体的に例示すれ
ば、アングルブロックを持つタイトルが選択されてお
り、かつアングルブロック以外を現在再生中であれば、
マーク407を単純点灯させる。アングルブロック記録
区間の再生に入ったらマーク407を点滅させることに
より、視聴者に種々なアングルの再生が可能になったこ
とを視覚的に通知することができる。
【0069】他方、たとえば光ディスク10が10曲の
映像付音楽小品を記録したものであり、視聴者によりラ
ンダム再生が指示されると、図6のランダム再生表示4
09が点灯あるいは点滅し、10曲の音楽小品が順不同
で再生されるようになる。(ランダム再生の指示は、図
5のリモートコントローラのボタン5rmにより行うこ
とができる。) 上記音楽作品を記録したDVDを再生するにあたり、視
聴者が再生曲順をテンキー5tで指定し、それをメモリ
キー5mで装置のメモリ(52)に記憶させ、しかる後
に再生ボタン5cがオンされると、図6のメモリ再生表
示410が点灯あるいは点滅し、視聴者が特定した複数
の音楽小品がメモリに記憶された順序で再生されるよう
になる。
【0070】リモートコントローラ5は、図7に示すよ
うに、上述した各キーからなるキーボード部70、キー
ボード部70からの各キーの入力に対応するキーコード
を内蔵するキーコードテーブル71より読出して出力す
るマイクロコンピュータ部72、およびマイクロコンピ
ュータ部72からのキーコードに対応する信号(赤外
光)に変換して出力する発光素子73により構成されて
いる。
【0071】リモートコントローラ受信部4Aは、図7
に示すように、リモートコントローラ5の発光素子73
からの赤外光を受信して電気信号に変換する受光素子7
4、および受光素子74からの電気信号に対応するキー
コードを内蔵するキーコードテーブル75より読出して
上記システムCPU部50へ出力するマイクロコンピュ
ータ部76により構成されている。
【0072】キーコードテーブル75は、図8に示すよ
うに、特定条件下と特定条件以外の場合とで、変換内容
が異なっている。キーコードテーブル75は、たとえ
ば、パレンタル制御機能が指定されている場合、停止キ
ー5eの入力信号とテンキー5tの各キーの入力信号に
対して、再生の停止を指示するキーコードを出力し、パ
レンタル制御機能が指定されていない場合、停止キー5
eの入力信号に対して再生の停止を指示するキーコード
を出力し、テンキー5tの各キーの入力信号に対して、
テンキー5tの各キーに対応するキーコードを出力する
ようになっている。マイクロコンピュータ部76は、上
記システムCPU部50から供給されるパレンタル制御
機能が指定されているか否かを示す制御信号に応じてキ
ーコードテーブル75の出力を切り換えるようになって
いる。また、キーコードテーブル75の出力の切換え
が、キー操作/表示部4に設けられた切換えスイッチ
(図示しない)で指示されたり、リモートコントローラ
5からの指示により切換わるようにしても良い。
【0073】このような構成によれば、パレンタル制御
機能を利用して、大人だけが見れる映像をモニタ部6で
再生していた際に、子どもがきてしまった場合でも、リ
モートコントローラ5の停止キー5eとその近傍のテン
キー5tの各キーのいずれかを入力することにより、再
生の停止を指示することができるため、素早く確実に、
再生の停止を指示するキーを押す事ができ、停止キーを
大きくすることなく、操作性を良くすることができる。
【0074】この際、テンキー5tは、メニューでの選
択や、サ一チするときのタイトル・チャプター番号選択
に使用するが、メニューでの選択はカーソルキー5qで
代替でき、タイトル・チャプター番号の選択はスキップ
キー5fで代替できる。すなわち、代替機能のキーが別
にあり、操作できなくなるわけでない。
【0075】したがって、それぞれ別の機能が割当てら
れている複数のキーに対して、所定機能を働かせたいよ
うなときなど、ある条件下で本来の機能の代りに所定機
能を持たせれば、ユーザとしては大きいキーと同等の操
作性を持たせることができる。
【0076】なお、上記例では、停止キー5eの近傍に
テンキー5tの各キーが存在する構成の場合について説
明したが、停止キー5eとテンキー5tの各キーとが離
間していても良い。
【0077】また、上記実施の形態では、リモートコン
トローラ5の停止キー5eの近傍にテンキー5tの各キ
ーが存在する構成の場合について説明したが、これに限
らず、図9に示すように、リモートコントローラ5の停
止キー5eの近傍に、カーソルキー5qが存在する構成
の場合についても同様に実施できる。
【0078】この場合、キーコードテーブル75は、パ
レンタル制御機能が指定されている場合、停止キー5e
の入力信号とカーソルキー5qの各方向キーの入力信号
に対して、再生の停止を指示するキーコードを出力し、
パレンタル制御機能が指定されていない場合、停止キー
5eの入力信号に対して再生の停止を指示するキーコー
ドを出力し、カーソルキー5qの各方向キーの入力信号
に対して、カーソルキー5qの各方向キーに対応するキ
ーコードを出力するようになっている。
【0079】このような構成によれば、パレンタル制御
機能を利用して、大人だけが見れる映像をモニタ部6で
再生していた際に、子どもがきてしまった場合でも、リ
モートコントローラ5の停止キー5eとその近傍のカー
ソルキー5qの各方向キーのいずれかを入力することに
より、再生の停止を指示することができるため、素早く
確実に、再生の停止を指示するキーを押す事ができ、停
止キーを大きくすることなく、操作性を良くすることが
できる。
【0080】なお、上記例では、停止キー5eの近傍に
カーソルキー5qの各方向キーが存在する構成の場合に
ついて説明したが、停止キー5eとカーソルキー5qの
各方向キーとが離間していても良い。
【0081】また、上記実施の形態では、DVDの再生
機能としての、パレンタル制御機能が指定されている際
の再生停止について説明したが、これに限らず、テレビ
ジョンシステムのPIP(ピクチャーインピクチャー)
機能により親画面と子画面の画面入替を切換える場合に
ついても同様に実施できる。
【0082】この場合、図10に示すように、リモート
コントローラ5のテンキー5tの近機能を選択するPI
P機能選択キー5pipが存在する構成となる。また、
リモートコントローラ5のキーコードテーブル71は、
図11に示すように、たとえば、PIP機能の選択され
ている際、画面入替キー5pcの入力信号とテンキー5
tの各キーの入力信号に対して、親画面と子画面の画面
入替えを指示するキーコードを出力し、PIP機能の選
択されていない際、画面入替キー5pcの入力信号に対
して、キーコードを出力せず、テンキー5tの各キーの
入力信号に対して、テンキー5tの各キーに対応するキ
ーコードを出力するようになっている。
【0083】このような構成によれば、PIP機能によ
り親画面、子画面をモニタ部6で再生していた際に、親
画面と子画面の画面入替えの指示を、リモートコントロ
ーラ5の画面入替キー5pcとその近傍のテンキー5t
の各キーのいずれかを入力することにより、親画面と子
画面の画面入替えを指示することができるため、素早く
確実に、画面入替えを指示するキーを押す事ができ、画
面入替キーを大きくすることなく、操作性を良くするこ
とができる。
【0084】この場合、テンキー5tの各キーは、チャ
ンネル選択に使用するが、チャンネルアップ/ダウンキ
ーが別にあることが多い(たとえばカーソルキー5qの
上下キー)ので、それを使用すれば、多少の難(キー押
す回数が増える)はあるが、数字キーが無くても操作で
きなくなるわけではない。
【0085】また、パレンタル制御機能を指示するキー
がリモートコントローラ5に設けられている場合も、上
記画面入替えの場合と同様に実施できる。上記マイクロ
コンピュータ部72は、上記PIP機能選択キー5pi
pのキー入力状態に応じてキーコードテーブル71の出
力を切り換えるようになっている。この場合、図12に
示すように、電源側とグランド側に切換わる切換スイッ
チ、図13に示すように、トグルスイッチと時定数回路
からなるキー入力回路、図14に示すように、図12や
図13に示す回路による出力と所定機能が使用できるか
どうかの信号をもらい、ANDゲートに通したものを特
定条件とするキー入力回路を用いるようにしても良い。
【0086】例えばテレビのPIPの親子の画面切換
は、PIP機能を使用中しか必要でなく、DVDの例で
も再生中でなければ所定機能は必要ない。よって所定機
能が必要なとき以外もキー機能の置換えをすると逆に不
便になる恐れがあり、この場合を特定条件から外す方が
良い。なおこういった回路での状態はマイクロコンピュ
ータで代替可能で、スイッチの値はレジスタやメモリの
値で、時定数はカウンタで、ANDゲートは演算回路で
代替できる。
【0087】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、種々の機能を指示する複数のキーを有するものにお
いて、キーを大きくすることなく、素早く確実に、所定
の機能を指示するキーのキー入力を行うことができるコ
ントローラと再生システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を説明するための光ディ
ス再生装置の概略構成を示す図。
【図2】ディスクドライブ部の概略構成を示す図。
【図3】光ディスクの概略構成を示す図。
【図4】キー操作/表示部の概略構成を示す図。
【図5】リモートコントローラのキーボード部の概略構
成を示す図。
【図6】表示窓の表示内容を例示する図。
【図7】リモートコントローラとリモートコントローラ
受信部の内部構成を示す図。
【図8】キーコードテーブルの記憶例を説明するための
図。
【図9】リモートコントローラのキーボード部の概略構
成を示す図。
【図10】リモートコントローラのキーボード部の概略
構成を示す図。
【図11】キーコードテーブルの記憶例を説明するため
の図。
【図12】電源側とグランド側に切換わる切換スイッチ
を説明するための図。
【図13】トグルスイッチと時定数回路からなるキー入
力回路を説明するための図。
【図14】キー入力回路を説明するための図。
【符号の説明】
4…キー操作/表示部 4A…リモートコントローラ受信部 5…リモートコントローラ 5e…停止キー 5t…テンキー 5q…カーソルキー 6…モニタ部 10…光ディスク 50…システムCPU部 70…キーボード部 71、75…キーコードテーブル 72、76…マイクロコンピュータ部 73…発光素子 74…受光素子

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 種々の機能を指示する複数のキーを有す
    るコントローラにおいて、 所定の設定状態となっている際に、所定の設定状態以外
    では各々種々の機能を指示する隣接する複数のキーのキ
    ー入力により、所定の機能を指示する指示手段、 を具備したことを特徴とするコントローラ。
  2. 【請求項2】 種々の機能を指示する複数のキーを有す
    るコントローラにおいて、 所定の設定状態となっている際に、所定の設定状態以外
    では各々類似の機能を指示する隣接する複数のキーのキ
    ー入力により、所定の機能を指示する指示手段、 を具備したことを特徴とするコントローラ。
  3. 【請求項3】 種々の機能を指示する複数のキーを有す
    るコントローラにおいて、 所定の設定状態となっている際に、所定の設定状態以外
    では各々種々の機能を指示し代替機能のキーが別にある
    隣接する複数のキーのキー入力により、所定の機能を指
    示する指示手段、 を具備したことを特徴とするコントローラ。
  4. 【請求項4】 種々の機能を指示する複数のキーを有す
    るコントローラにおいて、 所定の設定状態となっている際に、所定の機能を指示す
    るキーとこのキーに隣接する他の機能を指示する複数の
    キーのキー入力により、所定の機能を指示する指示手
    段、 を具備したことを特徴とするコントローラ。
  5. 【請求項5】 種々の機能を指示する複数のキーを有す
    るコントローラにおいて、 所定の設定状態となっている際に、所定の機能を指示す
    るキーとこのキーに隣接する他の同一機能を指示する複
    数のキーのキー入力により、所定の機能を指示する指示
    手段、 を具備したことを特徴とするコントローラ。
  6. 【請求項6】 種々の機能を指示する複数のキーを有す
    るコントローラにおいて、 所定の設定状態となっている際に、所定の機能を指示す
    るキーとこのキーに隣接する各々他の機能を指示し代替
    機能のキーが別にある複数のキーのキー入力により、所
    定の機能を指示する指示手段、 を具備したことを特徴とするコントローラ。
  7. 【請求項7】 種々の機能を指示する複数のキーを有す
    るコントローラとこのコントローラの指示に基づいて再
    生を行う再生装置とからなる再生システムにおいて、 上記コントローラが、 上記再生装置が所定の設定状態となっている際に、所定
    の設定状態以外では各々種々の機能を指示する隣接する
    複数のキーのキー入力により、所定の設定状態の変更を
    指示する指示手段からなり、 上記再生装置が、 所定の設定状態となっている際に、上記コントローラか
    らの所定の設定状態を変更する機能を指示する複数のキ
    ーのキー入力に基づいて、所定の設定状態を変更する変
    更手段からなることを特徴とする再生システム。
  8. 【請求項8】 種々の機能を指示する複数のキーを有す
    るコントローラとこのコントローラの指示に基づいて再
    生を行う再生装置とからなる再生システムにおいて、 上記コントローラが、 上記再生装置が所定の設定状態となっている際に、所定
    の設定状態以外では各々類似の機能を指示する隣接する
    複数のキーのキー入力により、所定の設定状態の変更を
    指示する指示手段からなり、 上記再生装置が、 所定の設定状態となっている際に、上記コントローラか
    らの所定の設定状態を変更する機能を指示する複数のキ
    ーのキー入力に基づいて、所定の設定状態を変更する変
    更手段からなることを特徴とする再生システム。
  9. 【請求項9】 種々の機能を指示する複数のキーを有す
    るコントローラとこのコントローラの指示に基づいて再
    生を行う再生装置とからなる再生システムにおいて、 上記コントローラが、 上記再生装置が所定の設定状態となっている際に、所定
    の設定状態以外では各々種々の機能を指示し代替機能の
    キーが別にある隣接する複数のキーのキー入力により、
    所定の設定状態の変更を指示する指示手段からなり、 上記再生装置が、 所定の設定状態となっている際に、上記コントローラか
    らの所定の設定状態を変更する機能を指示する複数のキ
    ーのキー入力に基づいて、所定の設定状態を変更する変
    更手段からなることを特徴とする再生システム。
  10. 【請求項10】 種々の機能を指示する複数のキーを有
    するコントローラとこのコントローラの指示に基づいて
    再生を行う再生装置とからなる再生システムにおいて、 上記コントローラが、 上記再生装置が所定の設定状態となっている際に、所定
    の設定状態を変更する機能を指示するキーとこのキーに
    隣接する他の機能を指示する複数のキーのキー入力によ
    り、所定の設定状態の変更を指示する指示手段からな
    り、 上記再生装置が、 所定の設定状態となっている際に、上記コントローラか
    らの所定の設定状態を変更する機能を指示するキーある
    いはこのキーに隣接する他の機能を指示する複数のキー
    のキー入力に基づいて、所定の設定状態を変更する変更
    手段からなることを特徴とする再生システム。らなる
  11. 【請求項11】 種々の機能を指示する複数のキーを有
    するコントローラとこのコントローラの指示に基づいて
    再生を行う再生装置とからなる再生システムにおいて、 上記コントローラが、 上記再生装置が所定の設定状態となっている際に、所定
    の設定状態を変更する機能を指示するキーとこのキーに
    隣接する同一機能を指示する複数のキーのキー入力によ
    り、所定の設定状態の変更を指示する指示手段からな
    り、 上記再生装置が、 所定の設定状態となっている際に、上記コントローラか
    らの所定の設定状態を変更する機能を指示するキーある
    いはこのキーに隣接する他の機能を指示する複数のキー
    のキー入力に基づいて、所定の設定状態を変更する変更
    手段からなることを特徴とする再生システム。
  12. 【請求項12】 種々の機能を指示する複数のキーを有
    するコントローラとこのコントローラの指示に基づいて
    再生を行う再生装置とからなる再生システムにおいて、 上記コントローラが、 上記再生装置が所定の設定状態となっている際に、所定
    の設定状態を変更する機能を指示するキーとこのキーに
    隣接する各々他の機能を指示し代替機能のキーが別にあ
    る複数のキーのキー入力により、所定の設定状態の変更
    を指示する指示手段からなり、 上記再生装置が、 所定の設定状態となっている際に、上記コントローラか
    らの所定の設定状態を変更する機能を指示するキーある
    いはこのキーに隣接する他の機能を指示する複数のキー
    のキー入力に基づいて、所定の設定状態を変更する変更
    手段からなるらなることを特徴とする再生システム。
  13. 【請求項13】 種々の機能を指示する複数のキーを有
    するコントローラとこのコントローラの指示に基づいて
    再生を行う再生装置とからなる再生システムにおいて、 上記コントローラが、 上記再生装置が所定の設定状態となっている際に、所定
    の設定状態以外では各々種々の機能を指示する隣接する
    複数のキーのキー入力により、所定の設定状態の変更を
    指示する指示手段からなり、 上記再生装置が、 所定の設定状態となっている際に、上記コントローラか
    らの所定の設定状態を変更する機能を指示する複数のキ
    ーのキー入力を同一のキーコードに変更する第1の変更
    手段と、 この第1の変更手段による所定の設定状態を変更する機
    能を指示するキーに対応するキーコードに基づいて、所
    定の設定状態を変更する第2の変更手段からなることを
    特徴とする再生システム。
  14. 【請求項14】 種々の機能を指示する複数のキーを有
    するコントローラとこのコントローラの指示に基づいて
    再生を行う再生装置とからなる再生システムにおいて、 上記コントローラが、 上記再生装置が所定の設定状態となっている際に、所定
    の設定状態を変更する機能を指示するキーあるいはこの
    キーに隣接する他の機能を指示する複数のキーのキー入
    力により、所定の設定状態の変更を指示する指示手段か
    らなり、 上記再生装置が、 所定の設定状態となっている際に、上記コントローラか
    らの所定の設定状態を変更する機能を指示するキーおよ
    びこのキーに隣接する他の機能を指示する複数のキーの
    キー入力を同一のキーコードに変更する第1の変更手段
    と、 この第1の変更手段による所定の設定状態を変更する機
    能を指示するキーに対応するキーコードに基づいて、所
    定の設定状態を変更する第2の変更手段とからなること
    を特徴とする再生システム。
  15. 【請求項15】 種々の機能を指示する複数のキーを有
    するコントローラとこのコントローラの指示に基づいて
    再生を行う再生装置とからなる再生システムにおいて、 上記コントローラが、 上記再生装置が所定の設定状態となっている際に、所定
    の設定状態以外では各々種々の機能を指示する隣接する
    複数のキーのキー入力を同一のキーコードに変更する変
    更手段と、 この変更手段による所定の設定状態を変更する機能を指
    示するキーコードにより、所定の設定状態の変更を指示
    する指示手段からなり、 上記再生装置が、 上記コントローラからの所定の設定状態を変更する機能
    を指示する複数のキーのキー入力に基づいて、所定の設
    定状態を変更する変更手段からなることを特徴とする再
    生システム。
  16. 【請求項16】 種々の機能を指示する複数のキーを有
    するコントローラとこのコントローラの指示に基づいて
    再生を行う再生装置とからなる再生システムにおいて、 上記コントローラが、 上記再生装置が所定の設定状態となっている際に、所定
    の設定状態を変更する機能を指示するキーあるいはこの
    キーに隣接する他の機能を指示する複数のキーのキー入
    力を同一のキーコードに変更する変更手段と、 この変更手段による所定の設定状態を変更する機能を指
    示するキーコードにより、所定の設定状態の変更を指示
    する指示手段からなり、 上記再生装置が、 上記コントローラからの所定の設定状態を変更する機能
    を指示するキーコードに基づいて、所定の設定状態を変
    更する変更手段からなることを特徴とする再生システ
    ム。
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