JPH10106166A - 再生装置と再生方法 - Google Patents

再生装置と再生方法

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Publication number
JPH10106166A
JPH10106166A JP8258571A JP25857196A JPH10106166A JP H10106166 A JPH10106166 A JP H10106166A JP 8258571 A JP8258571 A JP 8258571A JP 25857196 A JP25857196 A JP 25857196A JP H10106166 A JPH10106166 A JP H10106166A
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Japan
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JP8258571A
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English (en)
Inventor
Mitsuyuki Nozaki
光之 野▲崎▼
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、電源投入時、あるいは再生開始
時に、種々の設定をいちいち行わなくて良く、操作性の
良いものとすることができる。 【解決手段】 この発明は、不揮発性のメモリを搭載
し、ユーザの希望する設定希望状態をそのメモリにあら
かじめ登録しておくことにより、電源投入時、あるいは
再生を開始した場合に、ユーザの設定希望状態に合わせ
て自動的に設定するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、圧縮された動画
データや音声データ等の目的や種類の違うデータを記録
する光ディスク等の記録媒体からデータを再生する再生
装置、その記録媒体からのデータの再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、圧縮されたデータとして、動画デ
ータ(ビデオデータ)とこの動画データと同じ時間帯に
再生される副映像データ(字幕などの静止画)や音声デ
ータが記録されている光ディスク(たとえばディジタル
・バーサタイル・ディスク;DVD)等の記録媒体から
各データを再生する再生装置が開発されている。
【0003】このような再生装置では、あらかじめ設定
されている設定状態(デフォルト状態)を用いるか、あ
るいは直前に再生したときの設定状態を用いて、光ディ
スクの再生が行われるようになっている。
【0004】このような再生装置では、ハンディキャッ
プ・パーソン用の設定、言語学習モードの設定、言語の
設定など種々の設定が行えるようになっている。ハンデ
ィキャップ・パーソン用の設定とは、例えば、「目が不
自由である」という設定に応じて、音声ガイド機能をオ
ンにし、映像のメニューに合わせて音声によるガイドを
行ったり、装置の動作状況を音声で報告する等、音声に
よるサポートを行うよう自動設定するものである。ま
た、「耳が不自由である」という設定に応じて、オン・
スクリーン・ディスプレイをオンすることにより、表示
する文字の大きさや色を変更したり、操作ボタンのラン
プを点灯する等で見易くなるように自動設定するもので
ある。
【0005】言語学習モードの設定とは、学習したい言
語に合わせて、音声チャンネルを変更したり、副映像チ
ャンネルを変更する等の言語学習をし易いように自動設
定するものである。たとえば、ビデオデータをそのまま
で、字幕を英語で、音声も英語に設定する。
【0006】言語の設定とは、副映像チャンネルや音声
チャンネルを好みの言語に設定するものである。しか
し、このような装置では、電源投入時、あるいは再生開
始時に、光ディスクからデータを再生する際に、あらか
じめ希望の設定が決まっていたとしても、自分の好みに
応じて上記設定をいちいち行なわなければならず、大変
不便で、操作性の悪いものとなっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したような、電源
投入時、あるいは再生開始時に、種々の設定をいちいち
行なわなければならず、大変不便で、操作性の悪いもの
となっているという欠点を除去するもので、電源投入
時、あるいは再生開始時に、種々の設定をいちいち行な
わなくて良く、操作性の良い再生装置と再生方法を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の再生装置は、
記録媒体に記録されているデータを再生するものにおい
て、種々の設定状態があらかじめ記憶されている記憶手
段、この記憶手段に記憶されている種々の設定状態の少
なくとも1つの設定状態を変更する変更手段、上記記録
媒体のデータを再生する際に、上記変更手段により変更
された設定状態を含む上記記憶手段に記憶されている種
々の設定状態に設定する設定手段、およびこの設定手段
により種々の設定状態に設定された状態で、上記記録媒
体のデータを再生する再生手段から構成されている。
【0009】この発明の再生装置は、記録媒体に記録さ
れているデータを再生するものにおいて、種々の設定状
態があらかじめデフォルト状態で記憶されている記憶手
段、この記憶手段に記憶されている種々の設定状態の少
なくとも1つの設定状態を変更する変更手段、上記記録
媒体のデータを再生する際に、上記変更手段により変更
された設定状態を含む上記記憶手段に記憶されている種
々の設定状態に設定する設定手段、およびこの設定手段
により種々の設定状態に設定された状態で、上記記録媒
体のデータを再生する再生手段から構成されている。
【0010】この発明の再生装置は、記録媒体に記録さ
れているデータを再生するものにおいて、時刻に基づい
た種々の設定状態があらかじめ記憶されている記憶手
段、この記憶手段に記憶されている種々の設定状態の少
なくとも1つの時刻に基づいた設定状態を変更する変更
手段、上記記録媒体のデータを再生する際に、上記変更
手段により変更された時刻に基づいた設定状態を含む上
記記憶手段に記憶されている時刻に基づいた種々の設定
状態に設定する設定手段、およびこの設定手段により種
々の設定状態に設定された状態で、上記記録媒体のデー
タを再生する再生手段から構成されている。
【0011】この発明の再生装置は、記録媒体に記録さ
れているデータを再生するものにおいて、時刻に基づい
た種々の設定状態があらかじめデフォルト状態で記憶さ
れている記憶手段、この記憶手段に記憶されている種々
の設定状態の少なくとも1つの時刻に基づいた設定状態
を変更する変更手段、上記記録媒体のデータを再生する
際に、上記変更手段により変更された時刻に基づいた設
定状態を含む上記記憶手段に記憶されている時刻に基づ
いた種々の設定状態に設定する設定手段、およびこの設
定手段により種々の設定状態に設定された状態で、上記
記録媒体のデータを再生する再生手段から構成されてい
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施例に係る光ディスク再生装置を説明する。図1は、
この発明の一実施例に係る光ディスクからデータを再生
する光ディス再生装置のブロックを示し、図2は、図1
に示された光ディスクをドライブするディスクドライブ
部のブロックを示し、図3は、図1及び図2に示した光
ディスクの構造を示している。
【0013】図1に示すように光ディスク再生装置は、
キー操作/表示部4、モニタ部6及びスピーカ部8を具
備している。ここで、ユーザがキー操作/表示部4を操
作することによって光ディスク10から記録データが再
生される。記録データは、映像データ、副映像データ及
び音声データを含み、これらは、ビデオ信号及びオーデ
ィオ信号に変換される。モニタ部6は、ビデオ信号によ
って映像を表示し、スピーカ部8は、オーディオ信号に
よって音声を発生している。
【0014】既に知られるように光ディスク10は、種
々の構造がある。この光ディスク10には、例えば、図
3に示すように、高密度でデータが記録される読み出し
専用ディスクがある。図3に示されるように光ディスク
10は、一対の複合層18とこの複合ディスク層18間
に介挿された接着層20とから構成されている。この各
複合ディスク層18は、透明基板14及び記録層、即
ち、光反射層16から構成されている。このディスク層
18は、光反射層16が接着層20の面上に接触するよ
うに配置される。この光ディスク10には、中心孔22
が設けられ、その両面の中心孔22の周囲には、この光
ディスク10をその回転時に押さえる為のクランピング
領域24が設けられている。中心孔22には、光ディス
ク装置にディスク10が装填された際に図2に示された
スピンドルモータ12のスピンドルが挿入され、ディス
クが回転される間、光ディスク10は、そのクランピン
グ領域24でクランプされる。
【0015】図3に示すように、光ディスク10は、そ
の両面のクランピング領域24の周囲に光ディスク10
に情報を記録することができる情報領域25を有してい
る。各情報領域25は、その外周領域が通常は情報が記
録されないリードアウト領域26に、また、クランピン
グ領域24に接するその内周領域が同様に、通常は情報
が記録されないリードイン領域27に定められ、更に、
このリードアウト領域26とリードイン領域27との間
がデータ記録領域28に定められている。
【0016】情報領域25の記録層16には、通常、デ
ータが記録される領域としてトラックがスパイラル状に
連続して形成され、その連続するトラックは、複数の物
理的なセクタに分割され、そのセクタには、連続番号が
付され、このセクタを基準にデータが記録されている。
情報記録領域25のデータ記録領域28は、実際のデー
タ記録領域であって、後に説明するように再生情報、ビ
デオデータ(主映像データ)、副映像データ及びオーデ
ィオデータが同様にピット(即ち、物理的状態の変化)
として記録されている。読み出し専用の光ディスク10
では、透明基板14にピット列が予めスタンパーで形成
され、このピット列が形成された透明基板14の面に反
射層が蒸着により形成され、その反射層が記録層16と
して形成されることとなる。また、この読み出し専用の
光ディスク10では、通常、トラックとしてのグルーブ
が特に設けられず、透明基板14の面に形成されるピッ
ト列がトラックとして定められている。
【0017】このような光ディスク装置12は、図1に
示されるように更にディスクドライブ部30、システム
CPU部50、システムROM/RAM部52、システ
ムプロッセッサ部54、データRAM部56、ビデオデ
コータ部58、オーディオデコーダ部60、副映像デコ
ーダ部62及びD/A及びデータ再生部64から構成さ
れている。システムプロッセッサ部54は、システムタ
イムクロック54A及びレジスタ54Bを備え、また、
ビデオデコータ部58、オーディオデコーダ部60及び
副映像デコーダ部62は、同様にシステムタイムクロッ
ク(STC)58A、60A、62Aを備えている。
【0018】上記システムROM/RAM部52には、
設定変更モードのメニュー画面や選択画面のデータが記
録されている。また、システムROM/RAM部52に
は、設定テーブル52aが設けられ、この設定テーブル
52aには、ハンディキャップ・パーソン、言語学習モ
ード、パレンタルの各設定内容が記憶されるようになっ
ている。この記憶内容は電源オフ時にも保持されるよう
になっており、たとえば不揮発性のメモリに記憶されて
いる。
【0019】上記システムCPU部50には、時刻を計
時する時計回路66が接続されている。この時計回路6
6は、電源オフ時にも計時されるように別な電源(電
池)によりバックアップされている。
【0020】図2に示すようにディスクドライブ部30
は、モータドライブ回路11、スピンドルモータ12、
光学ヘッド32(即ち、光ピックアップ)、フィードモ
ータ33、フォ―カス回路36、フィードモータ駆動回
路37、トラッキング回路38、ヘッドアンプ40及び
サーボ処理回路44を具備している。光ディスク10
は、モータ駆動回路11によって駆動されるスピンドル
モータ12上に載置され、このスピンドルモータ12に
よって回転される。光ディスク10にレーザビームを照
射する光学ヘッド32が光ディスク10の下に置かれて
いる。また、この光学ヘッド32は、ガイド機構(図示
せず)上に載置されている。フィードモータ駆動回路3
7がフィードモータ33に駆動信号を供給する為に設け
られている。モータ33は、駆動信号によって駆動され
て光学ヘッド32を光ディスク10の半径方向に移動し
ている。光学ヘッド32は、光ディスク10に対向され
る対物レンズ34を備えている。対物レンズ34は、フ
ォーカス回路36から供給される駆動信号に従ってその
光軸に沿って移動される。
【0021】上述した光ディスク10からデータを再生
するには、光学ヘッド32が対物レンズ34を介してレ
ーザビームを光ディスク10に照射される。この対物レ
ンズ34は、トラッキング回路38から供給された駆動
信号に従って光ディスク10の半径方向に微動される。
また、対物レンズ34は、その焦点が光ディスク10の
記録層16に位置されるようにフォーカシング回路36
から供給された駆動信号に従ってその光軸方向に沿って
微動される。その結果、レーザビームは、最小ビームス
ポットをスパイラルトラック(即ち、ピット列)上に形
成され、トラックが光ビームスポットで追跡される。レ
ーザビームは、記録層16から反射され、光学ヘッド3
2に戻される。光ヘッド32では、光ディスク10から
反射された光ビームを電気信号に変換し、この電気信号
は、光ヘッド32からヘッドアンプ40を介してサーボ
処理回路44に供給される。サーボ処理回路44では、
電気信号からフォーカス信号、トラッキング信号及びモ
ータ制御信号を生成し、これらの信号を夫々フォーカス
回路36、トラッキング回路38、モータ駆動回路11
に供給している。
【0022】従って、対物レンズ34がその光軸及び光
ディスク10の半径方向に沿って移動され、その焦点が
光ディスク10の記録層16に位置され、また、レーザ
ビームが最小ビームスポットをスパイラルトラック上に
形成する。また、モータ駆動回路11によってスピンド
ルモータ12が所定の回転数で回転される。その結果、
光ディスク10のピット列が光ビームで、例えば、線速
一定で追跡される。
【0023】図1に示されるシステムCPU部50から
アクセス信号としての制御信号がサーボ処理回路44に
供給される。この制御信号に応答してサーボ処理回路4
4からヘッド移動信号がフィードモータ駆動回路37に
供給されてこの回路37が駆動信号をフィードモータ3
3に供給することとなる。従って、フィードモータ33
が駆動され、光ヘッド32が光ディスク10の半径方向
に沿って移動される。そして、光学ヘッド32によって
光ディスク10の記録層16に形成された所定のセクタ
がアクセスされる。再生データは、その所定のセクタか
ら再生されて光学ヘッド32からヘッドアンプ40に供
給され、このヘッドアンプ40で増幅され、ディスクド
ライブ部30から出力される。
【0024】出力された再生データは、システム用RO
M及びRAM部52に記録されたプログラムで制御され
るシステムCPU部50の管理下でシステムプロセッサ
部54によってデータRAM部56に格納される。この
格納された再生データは、システムプロセッサ部54に
よって処理されてビデオデータ、オーディオデータ及び
副映像データに分類され、ビデオデータ、オーディオデ
ータ及び副映像データは、夫々ビデオデコーダ部58、
オーディオデコーダ部60及び副映像デコーダ部62に
出力されてデコードされる。デコードされたビデオデー
タ、オーディオデータ及び副映像データは、D/A及び
再生処理回路64でアナログ信号としてのビデオ信号、
オーディオ信号に変換されるとともにミキシング処理さ
れてビデオ信号及び副映像信号がモニタ6に、また、オ
ーディオ信号がスピーカ部8に夫々供給される。その結
果、ビデオ信号及び副映像信号によってモニタ部6に映
像が表示されるとともにオーディオ信号によってスピー
カ部8から音声が再現される。
【0025】図1に示す光ディスク再生装置において
は、ユーザが本体のフロントパネルのキー操作及び表示
部4、あるいは本体内のリモートコントロールレシーブ
部4Aと赤外線による光通信により接続されている遠隔
操作装置としてのリモートコントロール5を操作するこ
とによって光ディスク10から記録データ、即ち、映像
データ、副映像データ及び音声データが再生され、装置
内でオーディオ(音声)信号及びビデオ信号に変換され
て装置外のモニタ部6及びスピーカ部8で映像及び音声
として再現される。
【0026】上記キー操作及び表示部4は、図4に示す
ように、電源キー4a、マイクの入力端子4b、再生キ
ー4c、一時停止キー4d、停止キー4e、早送り後戻
りキー4f、光ディスク10の取り込み取り外しを指示
するオープン/クローズキー4g、表示器4h、光ディ
スク10の挿入、取出口4i等により構成されている。
【0027】上記リモートコントロール5は、図5に示
すように、電源キー5a、数字キー5b、停止キー5
c、再生キー5d、一時停止キー5e、メモリキー5
f、光ディスク10の取り込み取り外しを指示するオー
プン/クローズキー5g、早送り後戻りキー5h、キー
5i、リピートの指示と範囲を指示するリピートキー5
j、メニュー画面の表示を指示するメニューキー5k、
タイトルメニュー画面の表示を指示するタイトルキー5
l、メニュー画面表示時の項目を選択する際に用いる上
下左右のセレクトキー5m等により構成されている。
【0028】図1に示される光ディスク10のリードイ
ンエリア27からリードアウトエリア26までのデータ
記録領域28は、図6に示されるようなボリューム及び
ファイル構造を有している。この構造は、論理フォーマ
ットとして特定の規格、例えば、マイクロUDF(mi
cro UDF)及びISO9660に準拠されて定め
られている。データ記録領域28は、既に説明したよう
に物理的に複数のセクタに分割され、その物理的セクタ
には、連続番号が付されている。下記の説明で論理アド
レスは、マイクロUDF(micro UDF)及びI
SO9660で定められるように論理セクタ番号(LS
N)を意味し、論理セクタは、物理セクタのサイズと同
様に2048バイトであり、論理セクタの番号(LS
N)は、物理セクタ番号の昇順とともに連続番号が付加
されている。
【0029】図6に示されるようにこのボリューム及び
ファイル構造は、階層構造を有し、ボリューム及びファ
イル構造領域70、ビデオマネージャー71、少なくと
も1以上のビデオタイトルセット72及び他の記録領域
73を有している。これら領域は、論理セクタの境界上
で区分されている。ここで、従来のCDと同様に1論理
セクタは、2048バイトと定義されている。同様に、
1論理ブロックも2048バイトと定義され、従って、
1論理セクタは、1論理ブロックと定義される。
【0030】ファイル構造領域70は、マイクロUDF
及びISO9660に定められる管理領域に相当し、こ
の領域の記述を介してビデオマネージャー71がシステ
ムROM/RAM部52に格納される。ビデオマネージ
ャー71には、図7を参照して説明するようにビデオタ
イトルセットを管理する情報が記述され、ファイル#0
から始まる複数のファイル74から構成されている。ま
た、各ビデオタイトルセット72には、後に説明するよ
うに圧縮されたビデオデータ、オーディオデータ及び副
映像データ及びこれらの再生情報が格納され、同様に複
数のファイル74から構成されている。ここで、複数の
ビデオタイトルセット72は、最大99個に制限され、
また、各ビデオタイトルセット72を構成するファイル
74(File#jからFile#j+9)の数は、最
大10個に定められている。これらファイルも同様に論
理セクタの境界で区分されている。
【0031】他の記録領域73には、上述したビデオタ
イトルセット72を利用可能な情報が記録されている。
この他の記録領域73は、必ずしも設けられなくとも良
い。図7に示すようにビデオマネージャー71は、夫々
が各ファイル74に相当する3つの項目を含んでいる。
即ち、ビデオマネージャー71は、ビデオマネージャー
情報(VMGI)75、ビデオマネージャー情報メニュ
ーの為のビデオオブジェクトセット(VMGM_VOB
S)76及びビデオマネージャー情報のバックアップ
(VMGI_BUP)77から構成されている。ここ
で、ビデオマネージャー情報(VMGI)75及びビデ
オマネージャー情報のバックアップ77(VMGI_B
UP)77は、必須の項目とされ、ビデオマネージャー
情報メニューの為のビデオオブジェクトセット(VMG
M_VOBS)76は、オプションとされている。この
VMGM用のビデオオブジェクトセット(VMGM_V
OBS)76には、ビデオマネージャー71が管理する
当該光ディスクのビデオに関するメニューのビデオデー
タ、オーディオデータ及び副映像データが格納されてい
る。
【0032】このVMGM用のビデオオブジェクトセッ
ト(VMGM_VOBS)76によって後に説明される
ビデオの再生のように当該光ディスクのボリューム名、
ボリューム名表示に伴う音声及び副映像の説明が表示さ
れるとともに選択可能な項目が副映像で表示される。例
えば、VMGM用のビデオオブジェクトセット(VMG
M_VOBS)76によって当該光ディスクがあるボク
サーのワールドチャンピョンに至るまでの試合を格納し
たビデオデータである旨、即ち、ボクサーXの栄光の歴
史等のボリューム名とともにボクサーXのファイティン
グポーズがビデオデータで再生されるとともに彼のテー
マソングが音声で表示され、副映像で彼の年表等が表示
される。また、選択項目として試合のナレーションを英
語、日本語等のいずれの言語を選択するかが問い合わさ
れるとともに副映像で他の言語の字幕を表示するか、ま
た、いずれの言語の字幕を選択するか否かが問い合わさ
れる。このVMGM用のビデオオブジェクトセット(V
MGM_VOBS)76によってユーザは、例えば、音
声は、英語で副映像として日本語の字幕を採用してボク
サーXの試合のビデオを鑑賞する準備が整うこととな
る。
【0033】ここで、図8を参照してビデオオブジェク
トセット(VOBS)82の構造について説明する。図
8は、ビデオオブジェクトセット(VOBS)82の一
例を示している。このビデオオブジェクトセット(VO
BS)82には、2つのメニュー用及びタイトル用とし
て3つのタイプのビデオオブジェクトセット(VOB
S)76がある。即ち、ビデオオブジェクトセット(V
OBS)82は、後に説明するようにビデオタイトルセ
ット(VTS)72中にビデオタイトルセットのメニュ
ー用ビデオオブジェクトセット(VTSM_VOBS)
95及び少なくとも1つ以上のビデオタイトルセットの
タイトルの為のビデオオブジェクトセット(VTSTT
_VOBS)96があり、いずれのビデオオブジェクト
セット82もその用途が異なるのみで同様の構造を有し
ている。
【0034】図8に示すようにビデオオブジェクトセッ
ト(VOBS)82は、1個以上のビデオオブジェクト
(VOB)83の集合として定義され、ビデオオブジェ
クトセット(VOBS)82中のビデオオブジェクト8
3は、同一の用途の供される。通常、メニュー用のビデ
オオブジェクトセット(VOBS)82は、1つのビデ
オオブジェクト(VOB)83で構成され、複数のメニ
ュー用の画面を表示するデータが格納される。これに対
してタイトルセット用のビデオオブジェクトセット(V
TSTT_VOBS)82は、通常、複数のビデオオブ
ジェクト(VOB)83で構成される。
【0035】ここで、ビデオオブジェクト(VOB)8
3は、上述したボクシングのビデオを例にすれば、ボク
サーXの各試合の映像データに相当し、ビデオオブジェ
クト(VOB)を指定することによって例えば、ワール
ドチャンピョンに挑戦する第11戦をビデオで再現する
ことができる。また、ビデオタイトルセット72のメニ
ュー用ビデオオブジェクトセット(VTSM_VOB
S)95には、そのボクサーXの試合のメニューデータ
が格納され、そのメニューの表示に従って、特定の試
合、例えば、ワールドチャンピョンに挑戦する第11戦
を指定することができる。尚、通常の1ストーリの映画
では、1ビデオオブジェクト(VOB)83が1ビデオ
オブジェクトセット(VOBS)82に相当し、1ビデ
オストリームが1ビデオオブジェクトセット(VOB
S)82で完結することとなる。また、アニメ集、或い
は、オムニバス形式の映画では、1ビデオオブジェクト
セット(VOBS)82中に各ストーリに対応する複数
のビデオストリームが設けられ、各ビデオストリームが
対応するビデオオブジェクトに格納されている。従っ
て、ビデオストリームに関連したオーディオストリーム
及び副映像ストリームも各ビデオオブジェクト(VO
B)83中で完結することとなる。
【0036】ビデオオブジェクト(VOB)83には、
識別番号(IDN#j)が付され、この識別番号によっ
てそのビデオオブジェクト(VOB)83を特定するこ
とができる。ビデオオブジェクト(VOB)83は、1
又は複数のセル84から構成される。通常のビデオスト
リームは、複数のセルから構成されることとなるが、メ
ニュー用のビデオストリーム、即ち、ビデオオブジェク
ト(VOB)83は、1つのセル84から構成される場
合もある。同様にセルには、識別番号(C_IDN#
j)が付され、このセル識別番号(C_IDN#j)に
よってセル84が特定される。後に説明するアングルの
変更時には、このセル番号を特定することによってアン
グルが変更される。
【0037】ここでアングルとは、映像の分野において
見る角度を代えることを意味し、ボクシングの例では、
同一のノックアウトの場面をチャンピョン側から見たシ
ーン、挑戦者側から見たシーン、ジャッジの側から見た
シーン等様々な角度からのシーンを見ることができるこ
とを意味する。アングルの選定は、ユーザーの好みに応
じて選定することができる場合、或いは、ストーリーの
流れの中で自動的に同一シーンがアングルを変えて繰り
返される場合がある。また、アングルを選定する場合、
同一シーンの始めに戻ってアングルが変わる場合、例え
ば、ボクサーがカウンターを入れる瞬間のシーンでアン
グルが変わり、再びカウンターが入る場合と、そのシー
ンに続くシーンでアングルが変わる場合、例えば、ボク
サーがカウンターを入れた後のパンチが入った瞬間にア
ングルが変わる場合とがある。いずれのアングルの変更
も実現できるように後に詳述するナビゲーションパック
86がビデオオブジェクトユニット(VOBU)83中
に設けられている。
【0038】図8に示すように各セル84は、1又は複
数のビデオオブジェクトユニット(VOBU)85、通
常は、複数のビデオオブジェクトユニット(VOBU)
85から構成される。ここで、ビデオオブジェクトユニ
ット(VOBU)85は、1つのナビゲーションパック
(NVパック)86を先頭に有するパック列として定義
される。即ち、ビデオオブジェクトユニット(VOB
U)85は、あるナビゲーションパック86から次のナ
ビゲーションパックの直前まで記録される全パックの集
まりとして定義される。このビデオオブジェクトユニッ
ト(VOBU)の再生時間は、図9に示すようにビデオ
オブジェクトユニット(VOBU)中に含まれる単数又
は複数個のGOPから構成されるビデオデータの再生時
間に相当し、その再生時間は、0.4秒以上であって1
秒より大きくならないように定められる。MPEGで
は、1GOPは、通常0.5秒であってその間に15枚
程度の画像が再生する為の圧縮された画面データである
と定められている。
【0039】図8に示すようにビデオオブジェクトユニ
ットがビデオデータを含む場合には、MPEG規格に定
められたビデオパック(Vパック)88、副映像パック
(SPパック)90及びオーディオパック(Aパック)
91から構成されるGOPが配列されてビデオデータス
トリームが構成されるが、このGOPの数とは、無関係
にGOPの再生時間を基準にしてビデオオブジェクト
(VOBU)83が定められ、その先頭には、常にナビ
ゲーションパック(NVパック)86が配列される。ま
た、オーディオ及び/又は副映像データのみの再生デー
タにあってもこのビデオオブジェクトユニットを1単位
として再生データが構成される。即ち、オーディオパッ
クのみでビデオオブジェクトユニットが構成されても、
ビデオデータのビデオオブジェクトと同様にそのオーデ
ィオデータが属するビデオオブジェクトユニットの再生
時間内に再生されるべきオーディオパックがそのビデオ
オブジェクトユニットに格納される。
【0040】再び図7を参照してビデオマネージャー7
1について説明する。ビデオマネージャー71の先頭に
配置されるビデオ管理情報75は、タイトルをサーチす
る為の情報、ビデオマネージャーメニューの再生の為の
情報のようなビデオタイトルセット(VTS)72を管
理する情報が記述され、図7に示す順序で少なくとも4
つのテーブル78、79、80、81が記録されてい
る。この各テーブル78、79、80、81は、論理セ
クタの境界に一致されている。第1のテーブルであるビ
デオ管理情報管理テーブル(VMGI_MAT)78
は、必須のテーブルであってビデオマネージャー71の
サイズ、このビデオマネージャー71中の各情報のスタ
ートアドレス、ビデオマネージャヤーメニュー用のビデ
オオブジェクトセット(VMGM_VOBS)76に関
する属性情報等が記述されている。
【0041】また、ビデオマネージャー71の第2のテ
ーブルであるタイトルサーチポインターテーブル(TT
_SRPT)79には、装置のキー操作及び表示部4か
らのタイトル番号の入力あるいはリモートコントローラ
5によるタイトル番号の選択に応じて選定可能な当該光
ディスク10中のボリュームに含まれるビデオタイトル
のエントリープログラムチェーン(EPGC)が記載さ
れている。
【0042】ここで、プログラムチェーン87とは、図
9に示すようにあるタイトルのストーリーを再現するプ
ログラム89の集合であってプログラムチェーンが連続
して再現されることによってある1タイトルの映画が完
結される。従って、ユーザーは、プログラムチェーン8
7内のプログラム89を指定することによって映画の特
定のシーンからその映画を鑑賞することができる。
【0043】ビデオマネージャー71の第3のテーブル
であるビデオタイトルセット属性テーブル(VTS_A
TRT)80には、当該光ディスクのボリューム中のビ
デオタイトルセット(VTS)72に定められた属性情
報が記載される。即ち、属性情報としてビデオタイトル
セット(VTS)72の数、ビデオタイトルセット(V
TS)72の番号、ビデオの属性、例えば、ビデオデー
タの圧縮方式等、オーディオストリームの属性、例え
ば、オーディオの符号化モード等、副映像の属性、例え
ば、副映像の表示タイプ等がこのテーブルに記載されて
いる。
【0044】ビデオマネージャー71の第4のテーブル
であるビデオマネージャーメニューPGCIユニットテ
ーブル(VMGM_PGCI_UT)81には、ビデオ
マネージャーメニュー用のビデオオブジェクトセット
(VMGM_VOBS)76に関する情報が記載され
る。
【0045】ビデオマネージャーメニューPGCIユニ
ットテーブル(VMGM_PGCI_UT)81は、ビ
デオマネージャーメニュー用のビデオオブジェクトセッ
ト(VMGM_VOBS)76にビデオマネージャーメ
ニュー(VMGM)が存在する際には、必須のテーブル
である。
【0046】ビデオ管理情報管理テーブル(VMGI_
MAT)78に記載の記述内容の詳細について、図10
を参照して次に説明する。図10に示すようにビデオ管
理情報管理テーブル(VMGI_MAT)78には、ビ
デオマネージャー71の識別子(VMG_ID)、論理
ブロック(既に説明したように1論理ブロックは、20
48バイト)の数でビデオ管理情報のサイズ(VMGI
_SZ)、当該光ディスク、通称、ディジタルバーサタ
イルディスク(ディジタル多用途ディスク:以下、単に
DVDと称する。)の規格に関するバージョン番号(V
ERN)及びビデオマネージャー71のカテゴリー(V
MG_CAT)が記載されている。
【0047】ここで、ビデオマネージャー71のカテゴ
リー(VMG_CAT)には、このDVDビデオデイレ
クトリーがコピーを禁止であるか否かのフラグ等が記載
される。また、このテーブル(VMGI_MAT)78
には、ビデオセットの識別子(VLMS_ID)、ビデ
オタイトルセットの数(VTS_Ns)、このディスク
に記録されるデータの供給者の識別子(PVR_I
D)、ビデオマネージャーメニューの為のビデオオブジ
ェクトセット(VMGM_VOBS)76のスタートア
ドレス(VNGM_VOBS_SA)、ビデオマネージ
ャー情報の管理テーブル(VMGI_MAT)78の終
了アドレス(VMGI_MAT_EA)、タイトルサー
チポインターテーブル(TT_SRPT)79のスター
トアドレス(TT_SRPT_SA)が記載されてい
る。また、このテーブル78には、ビデオマネージャー
メニューPGCIユニットテーブル(VMGM_PGC
I_UT)81のスタートアドレス(VMGM_PGC
I_UT_SA)が記載されている。ビデオマネージャ
ーメニューPGCIユニットテーブル(VMGM_PG
CI_UT)81がない場合には、その開始アドレスに
は、“00000000h”が記載される。VMGI_
MAT78の終了アドレス(VMGI_MAT_EA)
及びTT_SRPT79のスタートアドレス(TT_S
RPT_SA)は、先頭の論理ブロックからの相対的な
論理ブロック数で記載されている。
【0048】更に、このテーブル78には、ビデオタイ
トルセット(VTS)72の属性テーブル(VTS_A
TRT)80のスタートアドレス(VTS_ATRT_
SA)がVMGIマネージャーテーブル(VMGI_M
AT)71の先頭バイトからの相対的なバイト数で記載
され、ビデオマネージャーメニュー(VMGM)のビデ
オ属性(VMGM_V_ATR)が記載されている。更
にまた、このテーブル78には、ビデオマネージャーメ
ニュー(VMGM)のオーディオストリームの数(VM
GM_AST_Ns)、ビデオマネージャーメニュー
(VMGM)のオーディオストリームの属性(VMGM
_AST_ATR)、ビデオマネージャーメニュー(V
MGM)の副映像ストリームの数(VMGM_SPST
_Ns)及びビデオマネージャーメニュー(VMGM)
の副映像ストリームの属性(VMGM_SPST_AT
R)が記載されている。
【0049】次に、図6に示されたビデオタイトルセッ
ト(VTS)72の論理フォーマットの構造について図
11を参照して説明する。各ビデオタイトルセット(V
TS)72には、図11に示すようにその記載順に4つ
の項目94、95、96、97が記載されている。ま
た、各ビデオタイトルセット(VTS)72は、共通の
属性を有する1又はそれ以上のビデオタイトルから構成
され、このビデオタイトル72についての管理情報、例
えば、エントリーサーチポイントの為の情報、ビデオオ
ブジェクトセット96を再生する為の情報、タイトルセ
ットメニュー(VTSM)を再生する為の情報及びビデ
オオブジェクトセット72の属性情報がビデオタイトル
セット情報(VTSI)に記載されている。
【0050】このビデオタイトルセット情報(VTS
I)94のバックアップがビデオタイトルセット(VT
S)72に設けられている。ビデオタイトルセット情報
(VTSI)94とこの情報のバックアップ(VTSI
_BUP)97との間には、ビデオタイトルセットメニ
ュー用のビデオオブジェクトセット(VTSM_VOB
S)95及びビデオタイトルセットタイトル用のビデオ
オブジェクトセット(VTSTT_VOBS)96が配
置されている。いずれのビデオオブジェクトセット(V
TSM_VOBS及びVTSTT_VOBS)95、9
6は、既に説明したように図8に示す構造を有してい
る。
【0051】ビデオタイトルセット情報(VTSI)9
4、この情報のバックアップ(VTSI_BUP)97
及びビデオタイトルセットタイトル用のビデオオブジェ
クトセット(VTSTT_VOBS)96は、ビデオタ
イトルセット72にとって必須の項目され、ビデオタイ
トルセットメニュー用のビデオオブジェクトセット(V
TSM_VOBS)95は、必要に応じて設けられるオ
プションとされている。
【0052】ビデオタイトルセット情報(VTSI)9
4は、図11に示すように5つのテーブル98、99、
100、101、111から構成され、5つのテーブル
98、99、100、101、111は、論理セクタ間
の境界に一致されている。第1のテーブルであるビデオ
タイトルセット情報管理テーブル(VTSI_MAT)
98は、必須のテーブルであってビデオタイトルセット
(VTS)72のサイズ、ビデオタイトルセット(VT
S)72中の各情報の開始アドレス及びビデオタイトル
セット(VTS)72中のビデオオブジェクトセット
(VOBS)82の属性が記述されている。
【0053】第2のテーブルであるビデオタイトルセッ
トダイレクトアクセスポインタテーブル(VTS_DA
PT)99は、必要に応じて設けられるオプションのテ
ーブルであって、装置のキー操作/表示部4からのタイ
トル番号の入力あるいはリモートコントローラ5による
タイトル番号の選択に応じて選定可能な当該ビデオタイ
トルセット72中に含まれるプログラムチェーン(PG
C)及び又はプログラム(PG)が記載されている。
【0054】第3のテーブルであるビデオタイトルセッ
トプログラムチェーン情報テーブル(VTS_PGCI
T)100は、必須のテーブルであってVTSプログラ
ムチェーン情報(VTS_PGCI)を記述している。
【0055】第4のテーブルであるビデオタイトルセッ
トタイムサーチマップテーブル(VTS_MAPT)1
01は、必要に応じて設けられるオプションのテーブル
であって表示の一定時間に対するこのマップテーブル
(VTS_MAPT)101が属するタイトルセット7
2の各プログラムチェーン(PGC)内のビデオデータ
の記録位置に関する情報が記述されている。
【0056】第5のテーブルであるビデオタイトルセッ
トメニューPGCIユニットテーブル(VTSM_PG
CI_UT)111は、ビデオタイトルセットメニュー
用のビデオオブジェクトセット(VTSM_VOBS)
95が設けられる場合には、必須項目とされ、各言語毎
に設けられたビデオタイトルセットメニュー(VTS
M)を再現するためのプログラムチェーンについての情
報が記述されている。このビデオタイトルセットメニュ
ーPGCIユニットテーブル(VTSM_PGCI_U
T)111を参照することによってビデオオブジェクト
セット(VTSM_VOBS)95中の指定した言語の
プログラムチェーンを獲得してメニューとして再現する
ことができる。
【0057】次に、図11に示したビデオタイトル情報
マネージャーテーブル(VTSI_MAT)98につい
て図12を参照して説明する。図12は、ビデオタイト
ル情報マネージャーテーブル(VTSI_MAT)98
の記述内容を示している。このテーブル(VTSI_M
AT)98には、記載順にビデオタイトルセット識別子
(VTS_ID)、ビデオタイトル情報のサイズ(VT
SI_SZ)、このDVDビデオ規格のバージョン番号
(VERN)、タイトルセット72の属性(VTS_C
AT)が記載される。また、このテーブル(VTSI_
MAT)98には、VTSメニュー(VTSM)のビデ
オオブジェクトセット(VTSM_VOBS)95の開
始アドレス(VTSM_VOBS_SA)がこのビデオ
タイトルセット(VTS)72の先頭論理ブロックから
の相対論理ブロック(RLBN)で記述され、ビデオタ
イトルセット(VTS)におけるタイトルの為のビデオ
オブジェクトセットのスタートアドレス(VTSTT_
VOBS_SA)がこのビデオタイトルセット(VT
S)72の先頭論理ブロックからの相対論理ブロック
(RLBN)で記述される。
【0058】更に、このテーブル(VTSI_MAT)
98には、ビデオタイトルセット情報管理テーブル(V
TSI_MAT)98の終了アドレス(VTSI_MA
T_EA)がそのテーブル(VTSI_MAT)98の
先頭バイトからの相対ブロック数で記載され、ビデオタ
イトルセットダイレクトアクセスポインタテーブル(V
TS_PTI_SRPT)99のスタートアドレス(V
TS_SRPT_SA)がビデオタイトルセット情報
(VTSI)94の先頭バイトからの相対ブロック数で
記載されている。
【0059】更にまた、このテーブル(VTSI_MA
T)98には、ビデオタイトルセットプログラムチェー
ン情報テーブル(PGCIT)100のスタートアドレ
ス(VTS_PGCIT_SA)がビデオタイトルセッ
ト情報(VTSI)94の先頭バイトからの相対ブロッ
ク数で記載され、ビデオタイトルセット(VTS)のタ
イムサーチマップ(VTS_TMAPT)101のスタ
ートアドレス(VTS_TMAPT_SA)がこのビデ
オタイトルセット(VTS)72の先頭論理セクタから
の相対論理セクタで記述される。このテーブル(VTS
I_MAT)98には、ビデオタイトルセットメニュー
PGCIユニットテーブル(VTSM_PGCI_U
T)のスタートアドレス(VTSM_PGCI_UT_
SA)がビデオタイトルセット情報(VTSI)94の
先頭バイトからの相対ブロック数で記載されている。ビ
デオマネージャーメニューPGCIユニットテーブル
(VMGM_PGCI_UT)81がない場合には、そ
の開始アドレスには、“00000000h”が記載さ
れる。
【0060】このテーブル(VTSI_MAT)98に
は、ビデオタイトルセット(VTS)72中のビデオタ
イトルセットメニュー(VTSM)の為のビデオオブジ
ェクトセット(VTSM_VOBS)95及びビデオタ
イトルセット(VTS)のタイトル(VTSTT)の為
のビデオオブジェクトセット(VTST_VOBS)9
6のビデオ属性(VTS_V_ATR)及びこのビデオ
タイトルセット(VTS)72中のビデオタイトルセッ
トのタイトル(VTSTT)の為のビデオオブジェクト
セット(VTSTT_VOBS)96のオーディオスト
リームの数(VTS_AST_Ns)が記載されてい
る。
【0061】ここで、ビデオ属性(VTS_V_AT
R)には、ビデオの圧縮モード、TVシステムのフレー
ムレート及び表示装置に表示する際の表示のアスペクト
比等が記載されている。
【0062】テーブル(VTSI_MAT)98には、
ビデオタイトルセット(VTS)72中のビデオタイト
ルセット(VTS)72のタイトル(VTSTT)の為
のビデオオブジェクトセット(VTST_VOBS)9
6のオーディオストリーム属性(VTS_AST_AT
R)が記載されている。この属性(VTS_AST_A
TR)には、どのようにオーディオを符号化したかを記
載したオーディオの符号化モード、オーディオの量子化
を何ビットで実行したか、オーディオのチャネル数、オ
ーディオの言語コード等が記載される。更に、テーブル
(VTSI_MAT)98には、ビデオタイトルセット
(VTS)72中のこのタイトル(VTSTT)の為の
ビデオオブジェクトセット(VTST_VOBS)96
の副映像ストリームの数(VTS_SPST_Ns)及
び各副映像ストリームの属性(VTS_SPST_AT
R)が記載されている。この各副映像ストリームの属性
(VTS_SPST_ATR)には、副映像の符号化モ
ード及び副映像の表示タイプ、副映像の言語コード等が
記載される。
【0063】また、このテーブル(VTSI_MAT)
98には、ビデオタイトルセットメニュー(VTSM)
のオーディオストリーム数(VTSM_AST_N
s)、オーディオストリーム属性(VTSM_AST_
ATR)、副映像ストリームの数(VTSM_SPST
_Ns)、及び副映像ストリームの属性(VTSM_S
PST_ATR)が記述されている。
【0064】上記光ディスク10に記録されているデー
タを再生する際に、そのデータに付与されているパレン
タル制御のレベルと、再生装置側で設定される制限レベ
ルにより再生を制限させることができるようになってい
る。
【0065】パレンタル制御とは、たとえば、国、宗
教、年齢によって視聴を制限されているものがある。例
えばアメリカでは、映画によって、誰でも視聴できる映
画(レベル5)、子供(G)が視聴できる映画(レベル
4)、親同伴に限り未成年者(PG)が視聴できる映画
(レベル3)、親同伴に限り13才以上の未成年者(P
G13)が視聴できる映画(レベル2)、成人(R)が
視聴できる映画(レベル1)等の5段階に分かれてい
る。このように、ソフトの内容により視聴できる対象者
が制限され、あるいは映像により部分的に視聴できる対
象者が制限されることをパレンタルと呼んでいる。
【0066】次に、種々の設定変更について説明する。
まず、キー操作/表示部4あるいはリモートコントロー
ル5を操作することによって、設定変更モードのメニュ
ー画面の表示を指示する。この指示により、システムC
PU部50は、設定変更用のメニュー画面のデータをシ
ステム用ROM及びRAM部52から読出して画面作成
装置(図示しない)でその画面を作成し、D/A及び再
生処理回路64に出力する。これにより、その設定変更
用のメニュー画面がモニタ部6により表示される。この
設定変更用のメニュー画面は、図13に示すように、ハ
ンディキャップ・パーソン、言語学習モード、パレンタ
ルの設定を変更する各項目が表示される。
【0067】このメニュー画面において、ハンディキャ
ップ・パーソンの設定変更が選択された場合、システム
CPU部50は、モニタ6によりハンディキャップ・パ
ーソンの設定のあり、なしと、「目が不自由である」
「耳が不自由である」という選択項目が表示される。こ
の表示に応じて、設定のありと「目が不自由である」が
選択された場合、システムCPU部50は、ハンディキ
ャップ・パーソンとして「目が不自由」の設定を判断
し、システム用ROM及びRAM部52内の設定テーブ
ル52a内の、ハンディキャップ・パーソンに対する設
定内容をデフォルトの「しない」から「目が不自由」に
変更する。
【0068】また、上記表示に応じて、設定のありと
「耳が不自由である」が選択された場合、システムCP
U部50は、ハンディキャップ・パーソンとして「耳が
不自由」の設定を判断し、システム用ROM及びRAM
部52内の設定テーブル52a内の、ハンディキャップ
・パーソンに対する設定内容をデフォルトの「しない」
から「耳が不自由」に変更する。
【0069】また、上記メニュー画面において、言語学
習モードの設定変更が選択された場合、システムCPU
部50は、モニタ部6により言語学習モードの設定のあ
り、なしと、「副映像 」「音声 」という選
択項目が表示される。この表示に応じて、設定のありと
「副映像 英語」「音声 英語」が選択された場合、シ
ステムCPU部50は、言語学習モードとして「副映像
英語」「音声 英語」の設定を判断し、システム用R
OM及びRAM部52内の設定テーブル52a内の、言
語学習モードに対する設定内容をデフォルトの「しな
い」から「副映像英語」「音声 英語」に変更する。
【0070】また、上記メニュー画面において、パレン
タルの設定変更が選択された場合、システムCPU部5
0は、モニタ部6によりパレンタルの時刻別の初期設定
状態が表示される。この表示に応じて、時刻ごとのレベ
ルが変更された場合、システムCPU部50は、システ
ム用ROM及びRAM部52内の設定テーブル52a内
の、パレンタルに対する設定内容をその時刻ごとのレベ
ルに変更する。
【0071】たとえば、図14に示す初期状態から、図
15に示す状態に変更する。また、レベルの変更だけで
なく、時刻の範囲も変更するようにしても良い。ただ
し、上記パレンタルの変更を行う際には、入力された暗
証とあらかじめ設定されている暗証の照合により利用者
の確認を行った後に許可するようになっている。これに
より、パレンタルレべル設定は、通常パスワードによる
プロテクトが施され、容易に変更できないようにしてあ
る。
【0072】次に、上記のような構成において、図16
に示すフローチャートを参照しつつ動作を説明する。す
なわち、再生装置の電源を投入したり、あるいは光ディ
スク10の再生を開始する等の再生装置を使用し始める
際、システムCPU部50は、システム用ROM及びR
AM部52内の設定テーブル52aに記憶されている各
設定内容を読出し(ST1)、この読出した内容にそっ
て、下記の手順により再生装置の設定項目を自動設定す
る。
【0073】まず、システムCPU部50は、設定テー
ブル52aにハンディキャップ・パーソンの設定がある
か否かを調べる(ST2)。このハンディキャップ・パ
ーソンの設定がある場合、システムCPU部50には、
設定テーブル52aから読出したその設定内容としての
「目が不自由」あるいは「耳が不自由」が設定される
(ST3)。
【0074】次に、システムCPU部50は、設定テー
ブル52aに言語学習モードの設定があるか否かを調べ
る(ST4)。この言語学習モードの設定がある場合、
システムCPU部50は、副映像の言語と音声の言語の
設定内容を設定テーブル52aから読出し、これを設定
する(ST5)。
【0075】次に、システムCPU部50は、パレンタ
ルレベルの設定があるか否かを調べる(ST6)。この
パレンタルレベルの設定がある場合、システムCPU部
50は、時計回路66から現在時刻を読出し、この時刻
に対応するパレンタルレベルを設定テーブル52aから
読出してこの再生装置のパレンタルレベルとして設定す
る(ST7)。
【0076】また、上記動作における設定されていない
項目については、直前の設定項目を引き継ぐか、あるい
は再生装置の初期設定値(デフォルト値)に設定される
(ST8)。
【0077】そして、データを再生する際に、システム
CPU部50は、上記各設定内容と、光ディスク10か
ら読み取ったビデオマネージャー71のビデオタイトル
セットを管理する情報とを比較することにより、再生し
ようとする各データが使用者の設定状況と合わない場合
は、アラームを出すか、あるいは再生装置のデフォルト
設定値に変更する。
【0078】したがって、ハンディキャップ・パーソン
の「目が不自由」が設定されている場合、システムCP
U部50は、音声ガイド機能をオンにし、映像のメニュ
ーに合わせて音声によるガイドを行ったり、装置の動作
状況を音声で報告する等、音声によるサポートを行うよ
う自動設定する。すなわち、システムCPU部50は、
映像のメニューに合わせた音声データや装置の動作状況
に応じた音声データをシステム用ROM及びRAM部5
2あるいはデータRAM部56あるいは光ディスク10
から読出し、D/A及び再生処理回路64へ出力するこ
とにより、それらのガイドがスピーカ部8から出力され
る。
【0079】また、ハンディキャップ・パーソンの「耳
が不自由」が設定されている場合、システムCPU部5
0は、オン・スクリーン・ディスプレイ機能をオンに
し、表示する文字の大きさや色を変更したり、操作ボタ
ンのランプを点灯したりして見易くなるように自動設定
する。すなわち、システムCPU部50は、副映像とし
ての字幕を大きくする指示をD/A及び再生処理回路6
4へ出力することにより、モニタ部6で表示される字幕
の字の大きさを大きくしたり色を変更したり、キー操作
/表示部4あるいはリモートコントロール5の利用する
操作ボタンのランプを点灯したりするようにしても良
い。
【0080】これにより、「目が不自由」な利用者に対
する音声ガイドや「耳が不自由」な利用者に対するビジ
ュアルガイドの強化を行うことができる。また、言語学
習モードが設定されている場合、システムCPU部50
は、光ディスク10から読出した再生データ内の対応す
る言語の副映像チャンネルと音声チャンネルを判断し、
この判断した副映像チャンネルと音声チャンネルの指示
をD/A及び再生処理回路64へ出力する。この結果、
モニタ部6で再生される字幕が上記設定されている言語
となり、スピーカ部8で再生される音声も上記設定され
ている言語となる。
【0081】たとえば、字幕も音声も英語で再生され
る。この際、光ディスク10から再生される字幕(副映
像データ)や音声に英語のものがない場合、デフォルト
の言語で再生される。
【0082】また、再生装置側で現在時刻に応じて設定
されているパレンタルレベルが「3」の場合に、ビデオ
マネージャー71のビデオタイトルセットを管理する情
報内に記憶されているパレンタルレベルが「4」「5」
の場合、再生が禁止され、ビデオマネージャー71のビ
デオタイトルセットを管理する情報内に記憶されている
パレンタルレベルが「1」「2」「3」の場合、再生が
許可される。
【0083】上記したように、不揮発性のメモリを搭載
し、ユーザの希望する設定希望状態をそのメモリにあら
かじめ登録しておくことにより、電源投入時、あるいは
再生を開始した場合に、ユーザの設定希望状態に合わせ
て自動的に設定するようにしたものである。これによ
り、電源投入時、あるいは再生開始時に、種々の設定を
いちいち行わなくて良く、操作性の良いものとすること
ができ、使い勝手が向上する。
【0084】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、電源投入時、あるいは再生開始時に、種々の設定を
いちいち行なわなくて良く、操作性の良い再生装置と再
生方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係る光ディスク装置の概
略構成を示すブロック図。
【図2】図2は、図1に示したディスクドライブ装置の
機構部の詳細を示すブロック図。
【図3】図3は、図2に示したディスクドライブ装置に
装填される光ディスクの構造を概略的に示す斜視図。
【図4】図4は、図1に示したキー操作及び表示部の概
略構成を示す図。
【図5】図5は、図1に示したリモートコントロールの
概略構成を示す図。
【図6】図6は、図3に示す光ディスクの論理フォーマ
ットの構造を示す図。
【図7】図7は、図6に示されるビデオマネージャーの
構造を示す図。
【図8】図8は、図6に示されるビデオオブジェクトセ
ット(VOBS)の構造を示す図。
【図9】図9は、図8に示されたビデオオブジェクトユ
ニットの構造を示す説明図。
【図10】図10は、図7に示されたビデオマネージャ
(VMGI)内のビデオマネージャ情報管理テーブル
(VMGI_MAT)のパラメータ及び内容を示す図。
【図11】図11は、図6に示したビデオタイトルセッ
トの構造を示す図。
【図12】図12は、図11に示したビデオタイトルセ
ット情報(VTSI)のビデオタイトルセット情報の管
理テーブル(VTSI_MAT)のパラメータ及び内容
を示す図。
【図13】設定変更用のメニュー画面を示す図。
【図14】パレンタルの設定画面を示す図。
【図15】パレンタルの設定画面を示す図。
【図16】動作を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
4…キー操作/表示部 5…リモートコントロール 6…モニタ部 8…スピーカ部 10…光ディスク 50…システムCPU部 52…システムROM/RAM部 54…システムプロッセッサ部 56…データRAM部 64…D/A及びデータ再生部 66…時計回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に記録されているデータを再生
    する再生装置において、 種々の設定状態があらかじめ記憶されている記憶手段
    と、 この記憶手段に記憶されている種々の設定状態の少なく
    とも1つの設定状態を変更する変更手段と、 上記記録媒体のデータを再生する際に、上記変更手段に
    より変更された設定状態を含む上記記憶手段に記憶され
    ている種々の設定状態に設定する設定手段と、 この設定手段により種々の設定状態に設定された状態
    で、上記記録媒体のデータを再生する再生手段と、 を具備したことを特徴とする再生装置。
  2. 【請求項2】 記録媒体に記録されているデータを再生
    する再生装置において、 種々の設定状態があらかじめデフォルト状態で記憶され
    ている記憶手段と、 この記憶手段に記憶されている種々の設定状態の少なく
    とも1つの設定状態を変更する変更手段と、 上記記録媒体のデータを再生する際に、上記変更手段に
    より変更された設定状態を含む上記記憶手段に記憶され
    ている種々の設定状態に設定する設定手段と、 この設定手段により種々の設定状態に設定された状態
    で、上記記録媒体のデータを再生する再生手段と、 を具備したことを特徴とする再生装置。
  3. 【請求項3】 記録媒体に記録されているデータを再生
    する再生装置において、 時刻に基づいた種々の設定状態があらかじめ記憶されて
    いる記憶手段と、 この記憶手段に記憶されている種々の設定状態の少なく
    とも1つの時刻に基づいた設定状態を変更する変更手段
    と、 上記記録媒体のデータを再生する際に、上記変更手段に
    より変更された時刻に基づいた設定状態を含む上記記憶
    手段に記憶されている時刻に基づいた種々の設定状態に
    設定する設定手段と、 この設定手段により種々の設定状態に設定された状態
    で、上記記録媒体のデータを再生する再生手段と、 を具備したことを特徴とする再生装置。
  4. 【請求項4】 記録媒体に記録されているデータを再生
    する再生装置において、 時刻に基づいた種々の設定状態があらかじめデフォルト
    状態で記憶されている記憶手段と、 この記憶手段に記憶されている種々の設定状態の少なく
    とも1つの時刻に基づいた設定状態を変更する変更手段
    と、 上記記録媒体のデータを再生する際に、上記変更手段に
    より変更された時刻に基づいた設定状態を含む上記記憶
    手段に記憶されている時刻に基づいた種々の設定状態に
    設定する設定手段と、 この設定手段により種々の設定状態に設定された状態
    で、上記記録媒体のデータを再生する再生手段と、 を具備したことを特徴とする再生装置。
  5. 【請求項5】 記録媒体に記録されているデータを再生
    するものにおいて、 種々の設定状態をあらかじめ記憶し、 この記憶されている種々の設定状態の少なくとも1つの
    設定状態を変更し、 上記記録媒体のデータを再生する際に、上記変更された
    設定状態を含む上記記憶されている種々の設定状態に設
    定し、 この種々の設定状態に設定された状態で、上記記録媒体
    のデータを再生する、 ことを特徴とする再生方法。
  6. 【請求項6】 記録媒体に記録されているデータを再生
    するものにおいて、 時刻に基づいた種々の設定状態をあらかじめ記憶し、 この記憶されている種々の設定状態の少なくとも1つの
    時刻に基づいた設定状態を変更し、 上記記録媒体のデータを再生する際に、上記変更された
    時刻に基づいた設定状態を含む上記記憶されている時刻
    に基づいた種々の設定状態に設定し、 この種々の設定状態に設定された状態で、上記記録媒体
    のデータを再生する、 ことを特徴とする再生方法。
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