JPH1074383A - ディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置

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JPH1074383A
JPH1074383A JP23040096A JP23040096A JPH1074383A JP H1074383 A JPH1074383 A JP H1074383A JP 23040096 A JP23040096 A JP 23040096A JP 23040096 A JP23040096 A JP 23040096A JP H1074383 A JPH1074383 A JP H1074383A
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仁 山寺
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太栄 久保田
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宜史 河▲崎▼
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスク状記録媒体にどのような情報が記録
されているかを迅速に知ることができるようにする。 【解決手段】 ディスク状記録媒体に記録されている紹
介画像情報は所定の遷移ツリー構造の関係があり、かか
る遷移ツリー構造の分岐点には、選択項目を持つメニュ
ー画像〜が設けられている。リモコンの「メニュー
・オン」ボタンを押すと、メニュー表示モードが設定さ
れ、ある1つのメニュー画像(例えば、メニュー画像
)が再生表示される。そして、この「メニュー・オ
ン」ボタンを押す毎に次のメニュー画像が再生表示さ
れ、従って、例えば、メニュー画像,,,,
の順に再生表示させていく。このようにして、印刷媒体
の出版物での目次を見るように、ディスク状記録媒体の
記録内容の概略を迅速に知ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオCDやDV
D(ディジタル・ビデオ・ディスク)を出版物などとし
て用いることを可能とするビデオ再生装置に係り、特
に、従来の印刷媒体による出版物と同様の機能を持たせ
ることができるようにしたディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、チケットや催しもの,ショッピン
グなどの紹介情報や街などの様子を紹介するダウン情報
を載せた出版物としては、記事や写真などを印刷した印
刷媒体であった。
【0003】一方、いわゆる音楽などの音声情報の記録
媒体として開発されたCD(コンパクトディスク)を、
その大容量性に着目して、ビデオ信号をも記録再生でき
るようにしたビデオCDや、ディジタルビデオ信号を記
録したDVDが開発され、画像情報の記録媒体としても
注目されてきている。
【0004】上記のようなビデオCDは、コンパクトな
光ディスクまたは光磁気ディスクに大容量の画像情報を
記録することができることから、上記のような紹介情報
の出版物としての利用が考えられる。DVDについて
も、同様である。このように出版物として利用する場
合、各種紹介を画像情報として記録するばかりでなく、
記録情報を動画情報とすることもでき、ユーザはその紹
介の内容をより正確に把握することができるようにな
る。
【0005】しかも、ビデオCDやDVDは、各種多量
な情報がコンパクトなディスクに格納されることになる
から、持ち運びに手間がかからず、しかも、1枚のビデ
オCDやDVDから色々な情報を極めて多量に得ること
ができるという利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ビデオ
CDやDVDでは、印刷媒体による出版物と違って、再
生装置でこれを再生しないと、その記録されている情報
の内容を知ることができない。この点からすると、印刷
媒体による出版物では、そこにどのような内容の情報が
書かれているかは、目次などからユーザが一目でその概
略が分かるものであるが、ビデオCDやDVDでは、そ
こに記録されている情報を一通り再生してみないと、ど
のような情報が記録されているか分からず、それを分か
るためには、非常な時間がかかることになる。このこと
は、ビデオCDやVDVに記録される情報が多くなれば
なるほど、それがその内容が分かるための手間と時間が
非常に大きな問題となる。
【0007】本発明の目的は、かかる問題を解消し、ビ
デオCDやDVDなどのディスク状記録媒体に記録され
ている情報を迅速に知ることができるようにしたディス
ク再生装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ディスク状記録媒体には、各紹介画像情
報が遷移ツリー構造の形式で分類整理されて記録されて
おり、かかる遷移ツリー構造での分岐での複数の紹介画
像情報を選択する項目を持つメニュー画像情報のみを所
定の順序で再生表示できるようにする。所定の操作をす
る毎に表示されるメニュー画像が切り替わり、所望の紹
介画像情報の選択項目のメニュー画像では、この紹介画
像情報を選択操作して再生表示させることができる。こ
のようにして、印刷媒体の出版物での目次と同様の機能
が得られ、ディスク状記録媒体に記録されている全紹介
画像情報の概略を把握することが容易となる。
【0009】また、本発明は、上記ツリー構造を表わす
遷移ツリー画像を表示し、この画像から所望の紹介画像
情報を含むメニュー画像を選択指定することができるよ
うにする。指定されたメニュー画像は、この遷移ツリー
画像と同時に拡大して表示する。このため、ディスク状
記録媒体に記録されている内容を全体的にかつ概略的に
把握しやすくなり、所望紹介画像情報の検索が非常に簡
単になる。
【0010】さらに、本発明は、上記のように遷移ツリ
ー画像を表示するとともに、この遷移ツリー画像から直
接任意の紹介画像情報を選択表示することができるよう
にし、かつこの遷移ツリー画像を表示したまま、選択さ
れた紹介画像情報も表示するようにする。これにより、
選択された紹介画像情報が所望のものであるか否かの確
認を直ちに行なうことができるとともに、再度所望の紹
介画像情報を探すときには、このとき表示されている遷
移ツリー画像を用いることができ、再検索を迅速に行な
うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
より説明する。
【0012】図2は本発明によるディスク再生装置の一
実施形態を示すブロック図であって、1は装置本体、1
aはドライブ、1bは復号化部、1cはD−A(ディジ
タル−アナログ)変換部、1dはシステム制御部、1d
1はCPU(中央処理ユニット)、1d2はメモリ、1
eはビデオCD制御部、2はビデオCD、3はCRTや
液晶などの表示装置、4は入力手段である。
【0013】以下では、ビデオCDについて説明する
が、DVDやその他のディスク状媒体についても同様で
ある。
【0014】同図において、装置本体1は、セットされ
たビデオCD2を再生するためのドライブ1aと、例え
ばMPEG規格によってデータ圧縮符号化されたビデオ
CD2の再生画像信号を復号化してデータ伸長する復号
化部1bと、この復号化されたディジタルの画像信号を
アナログの画像信号に変換するD−A変換部1cと、C
PU1d1やメモリ1d2などを備え、入力手段4など
からのデータや指令を取り込み、かかるデータや指令に
応じて装置本体1内の各部の制御を行なうシステム制御
部1dと、システム制御部1dからの制御信号に応じて
動作し、ドライブ1aを制御駆動するビデオCD制御部
1eなどから構成されている。
【0015】そこで、ビデオCD2が装置本体1のドラ
イブ1aにセットされ、入力手段4から再生指令が入力
されると、システム制御部1dは各部を再生モードに設
定し、ビデオCD制御部1eにビデオCD2の再生制御
を行なわせる。これによってビデオCD2から再生され
た画像信号は、復号化部1bで復号化処理され、D−A
変換部1cでアナログの画像信号に変換されて表示装置
3に供給される。これにより、表示装置3には、ビデオ
CD2から再生された画像情報が静止画または動画とし
て表示される。
【0016】ビデオCD2には、映画やコンサート,演
劇などのチケット情報や、スポーツなどの催し情報,シ
ョッピング情報などの各種紹介の画像情報が記録されて
いるが、これら画像情報は、図1(a)に示すように、
ツリー状に階層化された構造(かかる構造を、以下、遷
移ツリー構造という)で分類されており、かつ例えば、
〜で示すように、かかる遷移ツリー構造の分岐部
に、複数の画像情報を選択できるようにするために、メ
ニュー画像が設けられている。
【0017】この図1(a)に示す遷移ツリー構造で
は、最上位のメニュー画像から、 1.チケット情報 2.タウン情報 3.イベント情報 を選択して表示装置3で表示させることができるように
したものであり、ここで、チケット情報を選択すると、
映画や音楽,演劇などのチケットの種類を選択できるメ
ニュー画像が選択されて表示される。また、メニュー
画像でタウン情報を選択すると、例えば、「△△の
街」や「××の街」,「駅ウォッチ」などの情報を選択
できるメニュー画像が選択表示され、イベント情報を
選択すると、「スポーツ」や「○○会場」などの催し物
の情報を選択できるメニュー画像が選択表示される。
【0018】また、メニュー画像のように、遷移ツリ
ー構造の下位にメニュー画像を設けることもある。この
例では、メニュー画像で「2.音楽」の紹介項目を選
択すると、まず、「CD情報」を紹介する画像が表示さ
れるが、その次の音楽紹介を指示すると、メニュー画像
が表示され、 1.洋楽ヒット 2.邦楽ヒット のいずれかのチケット情報の紹介を選択できるようにな
っている。特に、音楽などの紹介情報において、該当す
る情報が多数に及ぶときには、その検索を、まず、上位
の概念に選択し、その次に、中位の概念で選択させるこ
とにより、所望する情報の検索が短時間で行なうことが
できる。
【0019】図2(b)は図2(a)での入力手段4の
一具体例としてのリモートコントローラ(以下、リモコ
ンという)の操作部の概略を示す平面図である 同図において、このリモコン4の操作部には、「再生」
ボタン4bなどの通常設けられている操作ボタンのほか
に、「メニュー・オン」ボタン4aが設けられており、
「メニュー・オン」ボタン4aを操作することにより、
メニュー表示モードが設定される。
【0020】また、図1(a)に示すような各紹介画像
情報は、ビデオCD2の夫々の場所に記録されている
が、夫々の紹介画像情報は、記録位置を示すアドレス情
報とともに、次に表示されるメニュー画像情報と紹介画
像情報との少なくともいずれか一方の記録位置を示すア
ドレス情報を有している。紹介画像情報の記録位置と少
なくとも次に選ばれるメニュー画像情報との記録位置を
示すアドレス情報が記録してあれば、例えば、図1
(a)において、「2.音楽 CD情報」の画像情報の
ビデオCD2上の記録位置のアドレス情報をアドレスA
d1とし、メニュー画像のビデオCD2上の記録位置
のアドレス情報をアドレスAd2とすると、この「2.
音楽 CD情報」の画像情報の記録位置の、例えば、先
頭にアドレスAd1が、例えば、先頭または終端にメニ
ュー画像のビデオCD2上の記録位置のアドレス情報
をアドレスAd2が夫々記録されている。
【0021】かかる構成により、「2.音楽 CD情
報」の画像情報が選択されてこれを再生するときには、
これらアドレスAd1,Ad2も読み出され、システム
制御部1dのメモリ1d2に書き込まれる。そして、こ
の「2.音楽 CD情報」の画像情報の再生中、例え
ば、リモコン4の「再生」ボタン4b(図2(b))を
操作すると、システム制御部1dでは、CPU1d1が
メモリ1d2からアドレスAd1の下位となるアドレス
Ad2を読み出し、これでもってビデオCD制御部1e
を制御することにより、ビデオCD2での1つ下位のメ
ニュー画像を再生表示させる。
【0022】なお、ビデオCD2でのメニュー画像の記
録位置には、その選択項目(紹介画像情報やメニュー画
像)のアドレスが記録されており、メニュー画像が選択
表示されるときには、その選択項目の紹介画像情報また
はメニュー画像のアドレスもビデオCDから再生されて
上記メモリ1d2に書き込まれ、リモコン4のテンキー
の操作によって選択項目の1つを選択指定すると、それ
に対するアドレスがメモリ1d2から読み出され、上記
と同様にして、この選択された項目の画像情報が再生さ
れて表示される。
【0023】上記のように、この実施形態における紹介
画像情報の検索は、メニュー画像情報による検索により
再生された紹介画像情報から、直接、次に紹介されるメ
ニュー画像情報を表示することができるので、ビデオC
Dの内容を素早く見ることができる。
【0024】ここで、この実施形態では、図1(a)に
示すような紹介情報の遷移ツリー構造において、メニュ
ー画像のみを、例えば、図1(b)に示すように、順番
に表示していくメニュー表示モードも設定できるように
している。以下、この点について説明する。
【0025】いま、ビデオCD2の記録方向が、その内
径側から外径側に向かう方向とすると、最内径部の記録
トラックに、全てのメニュー画像のアドレスが記録さ
れ、かつこれらアドレスの再生順序を規定する情報(以
下、メニュー再生順序規定情報という)が記録されてい
る。かかるメニュー再生順序規定情報は、図3(a)に
示すように、記録トラックTRの内径側先端部に形成さ
れている画像管理領域(分岐先や画像情報のアドレスを
記録するための領域)に記録されている。
【0026】図3(b)はこの画像管理領域でのメニュ
ー再生順序規定情報が記録されている部分を示すもので
あって、ヘッダP1を先頭に、メニュー画像のアドレス
領域P2,このメニュー画像で選択される各項目のアド
レス領域P3からなる記録領域が各メニュー画像毎に設
けられている。ここでは、1つのメニュー画像に対する
アドレス記録領域しか示していない。
【0027】また、図3(c)は図3(b)におけるヘ
ッダP1に記録されているセレクションリスト(Select
ion List)を示す図である。
【0028】セレクションリストはメニュー画像毎に対
応して設けられ、上記のメニュー画像の再生順序を規定
する情報である。例えば、図1(a)に示す遷移ツリー
構造において、メニュー表示モードでのメニュー画像の
再生順序が図1(b)に示すように規定され、セレクシ
ョンリスト1がメニュー画像に対するもの、また、セ
レクションリスト2,3,4が夫々メニュー画像,
,に対するものとすると、セレクションリスト1に
は、図3(b)におけるメニュー画像に対する領域P
3を指示するアドレスが含まれ、セレクションリスト2
には、メニュー画像に対する領域P3のアドレスが含
まれ、……、最後のセレクションリスト(図3(c)で
は、4つのセレクションリストが示されているが、図1
に対応させると、5個のセレクションリストが設けられ
る)には、このセレクションリストに対するメニュー画
像の領域P3のアドレスが含まれる。
【0029】また、夫々のセレクションリストには、ポ
インタが次に移るべきセレクションリストを示す情報も
含まれている。例えば、メニュー画像の次にメニュー
画像が再生表示されるべきものであるから、セレクシ
ョンリスト1には、ポインタをセレクションリスト2に
移すための指示情報が含まれている。
【0030】選択表示されているメニュー画像に対する
セレクションリストには、ポインタが設定される。この
ポインタにより、次に再生表示されるべきメニュー画像
が指示される。ここでは、セレクションリスト2がポイ
ンタで指示されているから、図1(a)でのメニュー画
像が次に再生表示されることになる。
【0031】図3(c)に示すかかるリストと各メニュ
ー画像に対するアドレス情報とからなる図3(b)に示
す情報がメニュー再生順序規定情報であって、図2
(a)において、ビデオCD2がドライブ1aにセット
されるとともに、かかるメニュー再生順序規定情報が再
生されてシステム制御部1dのメモリ1d2に書き込ま
れる。
【0032】いま、図3(c)に示すように、メニュー
画像のセレクションリスト2にポインタが設定されて
いる状態にあって、図2(b)に示すリモコン4の「メ
ニュー・オン」ボタン4aが操作されると、図2(a)
において、システム制御部1dでは、CPU1d1がメ
モリ1d2からメニュー再生順序規定情報を読み取って
そのときのポインタの位置を判定し、このとき、ポイン
タはセレクションリスト2を指示しているから、このセ
レクションリスト2の情報に基づいて、図3(b)での
メニュー画像の領域P2からメニュー画像の記録ア
ドレスを検出する。そして、このアドレスによってビデ
オCD2からメニュー画像情報を再生して表示させ
る。これとともに、メニュー再生順序規定情報は、ポイ
ンタが次のセレクションリスト3に移されて、メモリ1
d2に書き込まれ、前の古いメニュー再生順序規定情報
と書き換えられる。
【0033】このようにして、リモコン4の「メニュー
・オン」ボタン4aを操作する毎に、図3(c)におい
て、ポインタはセレクションリスト間で所定の順序で順
次移り、これによってメニュー画像〜が、図1
(b)に示すような所定の順次で再生表示されることに
なる。
【0034】なお、上記のように、ビデオCD2をドラ
イブ1aにセットするとともに、ビデオCD2から上記
のメニュー再生順序規定情報が読み取られ、その最初に
再生表示すべきメニュー画像情報に対するセレクション
リストにポインタが設定されてメモリ1d2に書き込ま
れる。ここでは、最上位のメニュー画像に対するセレ
クションリストにポインタが設定される。
【0035】また、あるメニュー画像の再生表示中、そ
こに表示されている選択事項の1つをリモコン4のテン
キーの操作によって選択しても、メモリ1d2に格納さ
れているポインタが設定されたメニュー再生順序規定情
報は何ら影響を受けない。従って、紹介画像を再生表示
中、「メニュー・オン」ボタン4aを操作したときに
は、CPU1d1がメモリ1d2からメニュー再生順序
規定情報を読み出し、そのときポインタが指示している
セレクションリストに対するメニュー画像を再生表示す
るようにする。
【0036】さらに、リモコン4のテンキーの操作によ
り表示されるメニュー画像での所望の事項を選択する
と、まず、この選択された事項の標題を表わす画像が表
示される。しかる後、リモコン4の「再生」ボタン4b
を操作することにより、この選択された事項の紹介画像
が再生表示される。これにより、選択した項目に間違い
がないかどうか確認することができる。但し、テンキー
の操作により、「再生」ボタン4bの操作を必要とせ
ず、選択項目の紹介画像情報を直ちに再生表示させるよ
うにすることもできる。
【0037】さらにまた、各画像情報の記録領域には次
に再生すべき画像情報のアドレスが記録されているの
で、ビデオCD2をドライブ1aにセットした後、ある
いは再生されていない停止状態のときに、「再生」ボタ
ン4bを操作したときには、紹介画像情報のみが所定の
順序で最初の紹介画像情報から再生表示されていく。こ
れにより、印刷媒体による出版物を最初のページから順
に見ていくのと同様に、全ての紹介画像情報を見ていく
ようにすることができる。勿論、メニュー画像もその再
生順序に加えるようにすることもできる。この場合に
は、メニュー画像が表示されると、そのメニュー画像の
再生が継続し、再び画像情報を順番に再生表示させる場
合には、「再生」ボタン4bを操作すればよい。勿論、
このメニュー画像の表示が行われているときに、そこで
の特定の選択事項の紹介画像情報を見たい場合には、上
記のように、テンキーでこの事項を選択し、さらに、
「再生」ボタン4bを操作すればよい。
【0038】以上のようにして、この実施形態では、メ
ニュー画像のみを順番に再生表示させることができる。
これは印刷媒体による出版物で目次を見ることに対応す
るものであって、ビデオCD2にどのような紹介情報が
あるのかを迅速に知ることができるし、また、必要な紹
介画像情報を迅速に探し出すことが可能になる。
【0039】図4は図2におけるシステム制御部1dの
制御動作の一具体例を示すフローチャートである。
【0040】同図において、ドライブ1aにビデオCD
2がセットされたことが検知されると(ステップ10
0)、このビデオCD2の最内径の記録トラックの先端
部の画像管理領域(図3)に記録されているメニュー再
生順序規定情報を読み取り、最初に再生操作すべき最上
位のメニュー画像情報に対するセレクションリスト1
(図3(c))にポインタを設定してメモリ1d2に格
納し(ステップ101)、リモコン4の「メニュー・オ
ン」ボタン4aや「再生」ボタン4bが操作されるまで
待機する(ステップ102,103)。
【0041】その後、「再生」ボタン4bが操作される
と(ステップ102)、図1(a)に示すような遷移ツ
リー構造での紹介画像情報のみを所定の順序で順次再生
して表示装置3で表示させる。かかる動作は「メニュー
・オン」ボタン4aが操作されるまで行なわれ(ステッ
プ105)、これが操作されずに最後の紹介画像情報が
再生表示されると、図示しないが、ステップ102に戻
る。また、上記のように紹介画像情報が順次再生表示さ
れているときに、「メニュー・オン」ボタン4aが操作
されると、ステップ108に移る。
【0042】上記の待機中に「メニュー・オン」ボタン
4aが操作されると(ステップ103)、CPU1d1
はメモリ1d2からメニュー再生順序規定情報を読み取
り、ポインタが設定されている最上位のメニュー画像情
報に対するセレクションリスト1(図3(c))に基
づいて、このメニュー画像情報をビデオCD2から再
生させて表示装置3に表示させる(ステップ106)。
これとともに、この読み取られたメニュー再生順序規定
情報でのポインタを次のセレクションリスト2(図3
(c))に移し、メモリ1d2に格納する。かかる表示
状態は、「メニュー・オン」ボタン4a,テンキー,
「再生」ボタン4bのいずれかが操作されるまで続く
(ステップ107,110)。このようにしてメニュー
表示モードが設定される。
【0043】メニュー画像情報の再生表示中に「メニ
ュー・オン」ボタン4aが操作されると(ステップ10
7)、メモリ1d2からメニュー再生順序規定情報を読
み出し、そこでポインタが設定されているセレクション
リスト2に対するメニュー画像情報をビデオCD2か
ら再生させて表示させる(ステップ108)。紹介画像
情報の再生時に「メニュー・オン」ボタン4aを操作し
たときでも(ステップ105)、同様にして、メモリ1
d2からメニュー再生順序規定情報が読み出され、そこ
でポインタが設定されているセレクションリストに対す
るメニュー画像情報をビデオCD2から再生させて表示
させる(ステップ108)。
【0044】ここで、この場合の表示装置3でのメニュ
ー画像の表示例を図5に示す。最初の最上位のメニュー
画像情報を再生表示する場合には、この画像情報しか
再生していないから、この画像情報のみを表示すること
になる。また、それ以後に再生されるメニュー画像の表
示においても、その再生されたメニュー画像情報のみを
表示するようにしてもよいが、図5(a)に示すよう
に、上記のようにして今回再生されて表示されているメ
ニュー画像情報の表示画面5bに対し、PoutP(ピ
クチャ アウト ピクチャ)の形式で、1つ前に再生表示
されたメニュー画像情報の画面5aを同時に表示する
ようにしてもよい。これによると、今回再生されて表示
されているメニュー画像情報がどのような意味合いを
持つのか、それを理解するための目安が得られる場合も
ある。
【0045】また、特に、紹介画像情報を再生表示して
いるときに、「メニュー・オン」ボタン4aを操作した
場合などであるが、図5(b)に示すように、このとき
の紹介画像情報の再生画面5cの表示をそのまま続行し
ながら、その表示画面5cに再生したメニュー画像情報
の画面5bをスーパーインポーズして同時に表示する
ようにしてもよい。但し、この場合には、メニュー画像
情報の再生専用のピックアップを備えるか、あるいは、
紹介画像情報の再生に多少影響するが、瞬時にメニュー
画像情報を再生して、例えば、ドライブ1aなどに設け
られている画像メモリに蓄積し、これを読み出して、直
ちに再生が再開される紹介画像情報にスーパーインポー
ズすることになる。
【0046】さらに、図5(c)に示すように、今回再
生表示されているメニュー画像の画面5bのみが表示
されて、その画面5bの所定の場所に、例えば、「Menu
On」というメニュー表示モードであることを示す画像5
dを表示するようにしてもよい。これにより、ユーザは
メニュー画像情報だけが表示されるモードであって、
「メニュー・オン」ボタン4aを操作しなければ、同じ
メニュー画像情報が表示されたままであることを容易
に知ることができる。
【0047】図4に戻って、ユーザの必要に応じて、一
度再生表示されたメニュー画像情報に対し、スキップの
ためのフラグを設定することができる(ステップ10
9)。これは、いま、メニュー画像情報を再生表示し
てもはや必要がないメニューと判断した場合、ユーザに
よるリモコン4の所定操作を行なうと、CPU1d1は
メモリ1d2からメニュー再生順序規定情報を読み取
り、そこで現在再生表示しているメニュー画像情報に
対する図3(c)に示したセレクションリスト2にフラ
グを設定する。
【0048】その後、リモコン4の「メニュー・オン」
ボタン4aやテンキーが操作されるまで、メニュー画像
が再生表示され続け、次にメニュー・オン」ボタン4a
が操作されると(ステップ107)、メモリ1d2から
メニュー再生順序規定情報が読み出され、そこでのポイ
ンタで指定されるセレクションリストに対応するメニュ
ー画像が再生表示されて上記の動作が行なわれる。この
場合、ポインタが次に移るときには、上記のスキップの
ためのフラグが設定されているセレクションリストは飛
び越し、かかるフラグが設定されていない次の順番のセ
レクションリストにポインタが設定される。これによ
り、フラグが設定されているセレクションリストに対す
るメニュー画像は再生されない。なお、かかるフラグ
は、リモコン4での所定の操作により、解消させること
ができる。
【0049】以上のようにして、「メニュー・オン」ボ
タン4aが操作される毎に、ステップ107〜109の
動作が行なわれ、図1(a)に示す遷移ツリー構造に対
しては、図1(b)に示すように、メニュー画像が,
,,,の順で再生表示されていく。そして、所
望のメニュー画像が再生表示され、その中の所望の項目
を選択すると(ステップ110)、この選択項目に対す
るアドレスが図3(b)に示す領域P3から抽出され、
これによってこの選択項目に対する紹介画像情報が再生
表示される(ステップ111)。
【0050】このようにして紹介画像情報が表示されて
いるときに、「メニュー・オン」ボタン4aが操作され
ると、ステップ108に飛び、CPU1d1がメモリ1
d2から図3で説明したメニュー再生順序規定情報を読
み取り、そのときにポインタが指示しているセレクショ
クリストに対するメニュー画像を表示させ、以下、上記
のように、「メニュー・オン」ボタン4aが操作される
毎に、表示されるメニュー画像が切り換わっていく。
【0051】以上のように、この実施形態では、メニュ
ー画像のみを順番に表示させることができ、また、表示
されたメニュー画像から紹介情報の読取り表示を指示す
ることができるから、印刷媒体での目次を見るのと同等
の機能が得られ、ユーザは、ビデオCDに格納されてい
る紹介情報が、それが膨大な量であっても、どのような
内容のものがあるか、短時間で知ることができて、所望
とする紹介情報を容易にかつ迅速に見つけ出して表示さ
せることができる。
【0052】そして、「メニュー・オン」ボタン4aを
操作する毎に表示されるメニュー画像が切り替わるよう
にしているため、メニュー画像の読出し速度をユーザの
好みの速度とすることができ、所望とする紹介情報を、
見落とすことなく、容易に探し出すことができるように
なる。
【0053】なお、ビデオCD2がドライブ1aからイ
ジェクトされると、CPU1d1はメモリ1d2に格納
されているこのビデオCDのメニュー再生順序規定情報
をクリアする。
【0054】また、この実施形態では、「メニュー・オ
ン」ボタン4aを操作する毎に、表示されるメニュー画
像が切り替わるものとしたが、一定時間表示されると、
自動的に次のメニュー画像に表示が切り替わるようにし
てもよい。この場合、上記の場合とは逆に、メニュー画
像の表示中に「メニュー・オン」ボタン4aを操作する
と、次のメニュー画像への切換えが禁止され、再度「メ
ニュー・オン」ボタン4aを操作すると、この禁止が解
除されて、自動的にメニュー画像が切り換わるモードに
戻るようにすることもできる。
【0055】次に、本発明によるディスク再生装置の第
2の実施形態について、図6〜図10により説明する。
なお、この第2の実施形態においても、装置の構成は図
2に示したものと同様である。但し、リモコン4は、図
7に示すように、概略的には、図2(b)に示したリモ
コン4に「カーソル」ボタン4cが追加された構成をな
している。
【0056】なお、図6はこの第2の実施形態の動作を
示すフローチャートであり、以下、図6により、また、
図2(a)や図7〜図10を参照してこの第2の実施形
態の動作を説明する。但し、図6において、図1と同様
の処理ステップについては、同じステップ符号がつけら
れている。
【0057】ビデオCD2がドライブ1aにセットされ
ると(ステップ100)、システム制御部1dは、ビデ
オCD2の最内径の記録トラックの先端部の画像管理領
域(図3)に記録されている情報を読み取る。この読み
取る情報は、ビデオCD2に記録されている各画像情報
のアドレスの関連を示すものである。そして、システム
制御部1dは、これらアドレス毎に、夫々に対応する画
像情報の先頭のフレームの画像を読み出し、上記のアド
レス関係から、図1(a)で示したような遷移ツリー構
造を表わす画像(以下、遷移ツリー画像という)を形成
して図示しないメモリに格納する(ステップ200)。
そして、「メニュー・オン」ボタン4aあるいは「再
生」ボタン4bが操作されるまで待機する(ステップ1
02,103)。
【0058】かかる状態で「メニュー・オン」ボタン4
aが操作されると、この形成された遷移ツリー画像が画
面に表示される。また、ステップ102,104によっ
て紹介画像情報が表示されているときに「メニュー・オ
ン」ボタン4aが操作されても、同様に、遷移ツリー画
像が表示される(ステップ201)。
【0059】このときの表示例を図8に示す。なお、こ
こでは、かかる遷移ツリー構造でのメニュー画像情報の
いずれか1つが指定されているものとし、ここでは、チ
ケット情報が指定されているものとする。勿論、ビデオ
CD2がセットされるステップ100からステップ20
0,102,103を通して処理がなされ、最初にメニ
ュー画像を表示させる場合には、図1(a)での最上位
のメニュー画像情報が指定されている。
【0060】図8はチケット情報のメニュー画像が指
定されている場合を示し、この指定メニュー画像6bが
メイン画像として表示され、これに対してPoutPの形
式により、遷移ツリー画像6aがサブ画像として表示さ
れる。なお、逆に、遷移ツリー画像6aがメイン画像と
して、指定メニュー画像6bがサブ画像として夫々表示
されるようにしてもよい。また、図9に示すように、P
inPの形式で表示するようにしてもよい。指定メニュー
画像6bをメイン画像とした方が、その選択項目を明確
に見ることができることはいうまでもない。但し、図
8,図9のいずれの場合も、遷移ツリー画像6aでは、
指定メニュー画像6bを枠状のカーソル7で囲むことに
より、かかる指定メニュー画像6bの遷移ツリー画像6
aでの位置を明確にすることができる。
【0061】図10は、画面全体に遷移ツリー画像6a
を表示し、そのうちの指定メニュー画像6bを拡大表示
するものである。勿論、この場合には、ステップ200
において、ビデオCD2から読み出したアドレスや各紹
介画像情報の最初のフレーム画像を夫々別々に格納し、
遷移ツリー画像を表示するためにアドレス間の関連に基
づいて遷移ツリー画像を形成するときに、指定メニュー
画像を拡大して遷移ツリー画像に嵌め込むようにし、上
記メモリに格納すればよいし、また、互いに異なるメニ
ュー画像が拡大表示される遷移トリー画像情報を予め作
成して目盛に格納しておき、あるメニュー画像が指定さ
れると、そのメニュー画像が拡大された遷移ツリー画像
情報をそのメモリから読み出して表示するようにしても
よい。このことは、カーソル7を付加して表示するよう
にした図8,図9の表示例についても、同様である。
【0062】なお、「カーソル」ボタン4cもテンキー
も操作されないときには、図6でのステップ202,1
10の処理が繰り返され、表示画面には、同じ遷移ツリ
ー画像とメニュー画像とがそのまま間表示され続ける。
【0063】図8〜図10のいずれの表示例において
も、表示されている遷移ツリー中のメニュー画像を指定
する場合には、「カーソル」ボタン4cを操作する。図
6において、この「カーソル」ボタン4cを操作してカ
ーソル7を他のメニュー画像に合わせると(ステップ2
02)、そのメニュー画像が画像6bとして表示される
(ステップ203)。
【0064】また、表示されているメニュー画像中の選
択項目の1つを選択する場合には、先の第1の実施形態
と同様に、この選択項目に対する番号をテンキーで指示
し、「再生」ボタン4bを操作すればよい(ステップ1
10)。例えば、図8に示すようにメニュー画像6bが
表示されているとき、“1”のテンキーと「再生」ボタ
ン4bとを操作することにより、映画のチケットに関す
る画像情報が表示される。かかる紹介画像情報が表示さ
れるときには、当然遷移ツリー画像やメニュー画像は表
示されない(ステップ204)。そして、再びメニュー
画像によって所望の紹介画像情報を選択したい場合に
は、「メニュー・オン」ボタン4aを操作すればよく
(ステップ112)、これにより、ステップ201から
の処理が開始される。
【0065】このように、この第2の実施形態では、遷
移ツリー画像が表示されるので、ビデオCD2に格納さ
れている紹介情報がどのようなものであるか、どのよう
に分類付けられているかなどを一目で把握することがで
き、読み出したい紹介情報を選択するためのメニュー画
像も直接指定することができる。
【0066】なお、メニュー画像情報ばかりでなく、紹
介画像情報をも「カーソル」ボタン4cでもって指定
し、「再生」ボタン4bを操作することによってこれを
再生表示するようにすることもできる。この場合、メニ
ュー画像情報は、それから分岐する各紹介画像情報の見
出し的な機能を有しており、従って、遷移ツリー画像か
ら直接所望とする紹介画像情報がわかれば、直接その紹
介画像を「カーソル」ボタン4cで指定することもでき
るが、例えば、画面から所望とする紹介画像情報が見つ
けにくいときには、メニュー画像を表示させ、これに基
づいて所望の紹介画像情報を探し出し、それから遷移ツ
リー画像でのこの所望とする紹介画像を「カーソル」ボ
タン4cで指定すればよい。
【0067】また、この第2の実施形態では、ビデオC
D2の画像管理領域(図3)に格納されているアドレス
関係の情報をもとにして、遷移ツリー画像情報を形成す
るようにしたが、かかる情報を予め作成してビデオCD
2に記憶しておき、ビテオCd2のドライブ1aへのセ
ットとともに、この情報を読み出してメモリ1d2に格
納するようにしてもよい。
【0068】図11は本発明によるディスク再生装置の
第3の実施形態の動作を示すフローチャートである。こ
の第3の実施形態でも、その構成は図2に示したものと
同様であるし、使用するリモコン4も図7に示したもの
と同様のものでよい。
【0069】この実施形態においても、ステップ201
で遷移ツリー画像が表示されるのは上記の第2の実施形
態と同様であるが、表示された遷移ツリー画像内での任
意の紹介画像情報をも直接「カーソル」ボタン4cによ
って指定することができ、かつこの遷移ツリー画像と同
時に、指定された紹介画像情報も表示されるようにした
ものである。
【0070】図12はその画面表示の一例を示すもので
あって、遷移ツリー画像で“○△駅伝”という紹介画像
が「カーソル」ボタン4cで指定された場合を示してい
る。この場合には、この“○△駅伝”という紹介画像が
枠状のカーソルで囲まれて示される遷移ツリー画像とこ
の“○△駅伝”の内容を示す動画像とが同時に表示され
る。
【0071】このようにして、画面表示される遷移ツリ
ー画像で所望の紹介画像情報を指定すると(図11のス
テップ202,203)、この遷移ツリー画像が表示さ
れたままこの指定された紹介画像も表示される。そし
て、かかる状態が「再生」ボタン4bを操作すると(図
11のステップ110)、遷移ツリー画像が消えて紹介
画像のみが表示されるようになる(図11のステップ3
00)。
【0072】その他の点については、先の第2の実施形
態と同様である。
【0073】以上のように、かかる第3の実施形態で
は、遷移ツリー画像から直接所望の紹介画像情報を見つ
け出して再生表示させることができ、しかも、指定され
た紹介画像情報が遷移ツリー画像と同時に表示されるの
で、指定した紹介画像情報が所望のものであるかどうか
の確認が即座にできるとともに、もし違っている場合で
も、遷移ツリー画像の表示のための操作を必要とせず
に、直ちに所望の紹介画像情報を見つけ出す作業に取り
掛かることができ、手間が省けて使い勝手が向上する。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
各紹介画像情報が遷移ツリー構造の関係で分離整理され
て記録されているディスク状記録媒体から所望の紹介画
像情報を探し出すに際し、該遷移ツリー構造の分岐とな
るメニュー画像情報のみを所定の順序で表示することが
できるので、印刷媒体による出版物での目次を見ること
と同様の機能を持たせることができて、該ディスク状記
録媒体にどのような紹介画像情報が記録されているのか
を迅速に把握することができ、所望の紹介画像情報の検
索が容易となる。
【0075】また、本発明によると、上記遷移ツリー画
像が表示されるので、ディスク状記録媒体に格納されて
いる紹介画像情報がどのようなものであるか、どのよう
に分類付けられているかなどを一目で把握することがで
き、読み出したい紹介情報を選択するためのメニュー画
像もこの表示されている遷移ツリー画像で直接指定する
ことができて、所望の紹介画像情報の再生表示が迅速に
行われることになる。
【0076】さらに、本発明によると、遷移ツリー画像
から直接所望の紹介画像情報を見つけ出して再生表示さ
せることができ、しかも、指定された紹介画像情報が遷
移ツリー画像と同時に表示されるので、それが所望のも
のであるかどうかの確認が即座にできるとともに、もし
違っている場合でも、直ちに所望とする紹介画像情報の
指定作業を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスク状記録媒体に記録されている情報の遷
移ツリー構造の一例と、本発明の第1の実施形態でのメ
ニュー表示モードでの表示例を示す図である。
【図2】本発明によるディスク再生装置の第1の実施形
態の構成とその入力手段の1具体例とを示す図である。
【図3】図1におけるビデオCDの記録フォーマットと
メニュー表示モードのためのセレクショクリストとを示
す図である。
【図4】本発明によるディスク再生装置の第1の実施形
態の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明によるディスク再生装置の第1の実施形
態でのメニュー画像の表示例を示す図である。
【図6】本発明によるディスク再生装置の第2の実施形
態の動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明によるディスク再生装置の第2の実施形
態での入力手段の一具体例を示す図である。
【図8】本発明によるディスク再生装置の第2の実施形
態でのメニュー画像の一表示例を示す図である。
【図9】本発明によるディスク再生装置の第2の実施形
態でのメニュー画像の他の表示例を示す図である。
【図10】本発明によるディスク再生装置の第2の実施
形態でのメニュー画像のさらに他の表示例を示す図であ
る。
【図11】本発明によるディスク再生装置の第3の実施
形態の動作を示すフローチャートである。
【図12】本発明によるディスク再生装置の第3の実施
形態でのメニュー画像の表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 装置本体 1a ドライブ 1b 復号化部 1c D−A変換部 1d システム制御部 1d1 CPU 1d2 メモリ 1e ビデオCD制御部 2 ビデオCD 3 表示装置 4 入力手段(リモコン) 4a 「メニュー・オン」ボタン 4b 「再生」ボタン 4c 「カーソル」ボタン

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種内容の通常画像情報が記録されてい
    るディスク状記録媒体の再生装置において、 該ディスク状記録媒体では、該各通常画像情報が所定の
    遷移ツリー構造で相互に関係付けられているとともに、
    該遷移ツリー構造の分岐点毎に複数の所定通常画像情報
    を選択可能とするための選択項目が設定されているメニ
    ュー画像情報が設けられており、 該メニュー画像情報のみを所定の順序で再生表示するメ
    ニュー表示モードを設定可能とすることを特徴とするデ
    ィスク再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のディスク再生装置におい
    て、 前記メニュー表示モードでは、所定の操作手段の操作毎
    に、表示される前記メニュー画像情報が切り替わること
    を特徴とするディスク再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のディスク再生装置にお
    いて、 前記メニュー表示モードでは、前記所定の操作手段の操
    作による新たなメニュー画像とその1つ前に表示された
    メニュー画像とが同時に表示されることを特徴とするデ
    ィスク再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のディスク再生装置にお
    いて、 前記通常画像情報の再生表示時に前記メニュー表示モー
    ドを設定したとき、表示されていた該通常画像情報と該
    メニュー表示モードの設定に基づくメニュー画像情報と
    を同時に表示することを特徴とするディスク再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載のディスク再生装置にお
    いて、 前記メニュー表示モードでは、前記メニュー画像の表示
    とともに、メニュー表示モードが設定されていることを
    示す画像を同時に表示することを特徴とするディスク再
    生装置。
  6. 【請求項6】 各種内容の通常画像情報が記録されてい
    るディスク状記録媒体の再生装置において、 該ディスク状記録媒体では、該各通常画像情報が所定の
    遷移ツリー構造で相互に関係付けられているとともに、
    該遷移ツリー構造の分岐点毎に複数の所定通常画像情報
    を選択可能とするための選択項目が設定されているメニ
    ュー画像情報が設けられており、 該遷移ツリー構造の画像を表示し、表示されている該遷
    移ツリー構造での所望のメニュー画像から所望の通常画
    像情報を選択して再生表示を可能とするメニュー表示モ
    ードを設定可能とすることを特徴とするディスク再生装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のディスク再生装置におい
    て、 表示されている前記遷移ツリー構造での所望のメニュー
    画像を指定したとき、該遷移ツリー構造の画像ととも
    に、指定された該メニュー画像を拡大して表示すること
    を特徴とするディスク再生装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のディスク再生装置におい
    て、 前記遷移ツリー構造中での前記指定されたメニュー画像
    に所望形状のカーソルを付加することを特徴とするディ
    スク再生装置。
  9. 【請求項9】 請求項6記載のディスク再生装置におい
    て、 表示されている前記遷移ツリー構造での所望のメニュー
    画像を指定したとき、前記遷移ツリー構造中で前記指定
    されたメニュー画像を拡大表示することを特徴とするデ
    ィスク再生装置。
  10. 【請求項10】 各種内容の通常画像情報が記録されて
    いるディスク状記録媒体の再生装置において、 該ディスク状記録媒体では、該各通常画像情報が所定の
    遷移ツリー構造で相互に関係付けられているとともに、
    該遷移ツリー構造の分岐点毎に複数の所定通常画像情報
    を選択可能とするための選択項目が設定されているメニ
    ュー画像情報が設けられており、 該遷移ツリー構造の画像を表示し、表示されている該遷
    移ツリー構造のメニュー画像から所望の通常画像情報を
    選択して再生表示を可能とするメニュー表示モードを設
    定可能とし、 表示されている前記遷移ツリー構造での所望の通常画像
    情報を指定したとき、該遷移ツリー構造の画像を表示し
    たまま、指定された該通常画像情報を表示することを特
    徴とするディスク再生装置。
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