JPH10294843A - 画情報通信方法及び通信端末 - Google Patents

画情報通信方法及び通信端末

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JPH10294843A
JPH10294843A JP9100633A JP10063397A JPH10294843A JP H10294843 A JPH10294843 A JP H10294843A JP 9100633 A JP9100633 A JP 9100633A JP 10063397 A JP10063397 A JP 10063397A JP H10294843 A JPH10294843 A JP H10294843A
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JP9100633A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Tezuka
芳明 手塚
Hirotaka Kawabata
広隆 川畑
Kosuke Sakaki
浩亮 榊
Takashi Sakayama
隆志 坂山
Masahiro Mochizuki
昌宏 望月
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画情報受信側が、画像を主走査方向長さが同
一のロール紙及びカット紙に選択的に記録できる機能を
有していた場合、この機能を有効に利用する。 【解決手段】 画像をカット紙及びロール紙の何れに記
録させるかの優先順位を予め定めておき、受信側とのネ
ゴシエーション(102) により、受信側で画像を記録可能
な記録用紙の紙サイズを取得する。取得した紙サイズよ
り画像を記録する記録用紙の主走査方向長さを選択し(1
04) 、選択した主走査方向長さの記録用紙の副走査長さ
についての能力宣言を抽出する(105) 。固定長及び不定
長の何れか一方が宣言されていた場合(106又は108 が否
定の場合) には宣言に対応する副走査方向長さを選択す
るが、両方が宣言されていた場合には前記優先順位を取
り込み(110) 、優先順位の高い副走査方向長さ(ロール
紙/カット紙)を選択し(112〜116)、受信側に通知する
と共に画情報を送信する(118) 。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画情報通信方法及び
通信端末に係り、特に、G4ファクシミリの通信プロト
コルに準拠して通信を行う機能を備えた通信端末、及び
前記通信端末の間で画情報を送受し画情報が表す画像を
記録用紙に記録するための画情報通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、ファクシミリ装置において、受信した画情報が表す
画像を記録するための記録用紙として、長尺でロール状
に巻回されたロール紙と、定型サイズに予めカットされ
たカット紙が知られている。ロール紙は任意の長さにカ
ットすることができるので、例えば副走査方向長さが定
型サイズよりも長い原稿の画情報を受信した等の場合に
も、該画情報が表す画像を1枚の用紙に記録できるとい
う特徴がある。一方、カット紙は巻回されていない状態
で保管されるので、画像を記録した用紙がロール紙のよ
うに丸まったりする癖がなく、サイズも正確に一定に揃
えられているので取扱いが容易である。また、ロール紙
は感熱紙であることが多いのに対しカット紙は普通紙で
あるので、記録画像の画質の経時的な劣化が生じにくい
という特徴もある。
【0003】このように、ロール紙及びカット紙は互い
に異なる特徴を有しており、これらの用紙の特徴を有効
に利用するためには、ファクシミリ装置に、受信した画
情報が表す画像を、主走査方向長さが所定値のロール紙
及びカット紙に選択的に記録できる機能を設けることが
考えられる。
【0004】G4ファクシミリの通信プロトコルでは、
互いの機能を相手機に通知するネゴシエーションのシー
ケンスにおいて、画情報受信側のファクシミリ装置が、
画像を記録可能な記録用紙の主走査方向長さを通知する
と共に、画像記録可能な記録用紙の副走査方向長さとし
て、記録用紙がロール紙の場合には不定長であることを
通知し(不定長宣言)、記録用紙がカット紙の場合には
固定長であることを通知する(固定長宣言)。
【0005】このプロトコルでは、主走査方向長さが同
一の記録用紙について、固定長及び不定長を各々宣言す
ることについて制限がないので、G4ファクシミリ装置
に主走査方向長さが同一のロール紙及びカット紙に選択
的に記録可能な機能を設けた場合、該ファクシミリ装置
が画情報を受信する際に、ネゴシエーションのシーケン
スにおいて、主走査方向長さが所定値の記録用紙につい
て固定長及び不定長を各々宣言すれば、前記機能を有し
ていることを送信側ファクシミリ装置に通知することは
可能である。
【0006】しかしながら、上記のように受信側が主走
査方向長さが同一のロール紙及びカット紙に選択的に画
像を記録できる機能を有していることが、受信側から送
信側に通知されたとしても、受信側の上記の機能を有効
に利用するための方法について、従来は何ら考えられて
おらず、何ら規定もないので、主走査方向長さが同一の
ロール紙及びカット紙に選択的に画像を記録できる機能
を受信側が有していたとしても、この機能を有効に利用
することができない、という問題があった。
【0007】また、主走査方向長さが所定値で副走査方
向長さが定型サイズよりも長い原稿の画情報の送信に際
し、ネゴシエーションのシーケンスで、受信側から、主
走査方向長さが所定値の記録用紙について固定長(前記
定型サイズに相当する長さ)のみが宣言された場合、送
信側は、例えば前記固定長宣言に対応するカット紙のサ
イズに応じて画情報を分割して送信し、前記原稿で1頁
分の画像を複数枚のカット紙に分けて記録させる等の処
理を行う必要があるが、送信側が画情報の分割等の処理
を行う機能を備えていない場合には、ネゴシエーション
のシーケンスで送信側が画情報の送信を不可能と判断
し、画情報の送信が行われない、という問題もあった。
【0008】本発明は上記事実を考慮して成されたもの
で、画情報受信側が、受信した画情報が表す画像を主走
査方向長さが同一のロール紙及びカット紙に選択的に記
録できる機能を有していた場合に、この機能を有効に利
用して記録用紙に画像を記録させることができる画情報
通信方法及び通信端末を得ることが目的である。
【0009】また本発明は、画情報受信側が、画情報が
表す画像の記録に適した主走査方向長さの記録用紙とし
てカット紙にのみ画像を記録する機能を有している場合
に、画情報の通信を確実に成立させることが可能な画情
報通信方法及び通信端末を得ることが目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明に係る画情報通信方法は、G4フ
ァクシミリの通信プロトコルに準拠して画情報を送信す
るにあたり、送信する画情報が表す画像を、副走査方向
長さが不定長の記録用紙に記録させるか、副走査方向長
さが固定長の記録用紙に記録させるかの優先順位を予め
定めておき、画情報受信側から、画情報が表す画像を、
主走査方向長さが所定値で副走査方向長さが不定の記録
用紙に記録する機能、及び主走査方向長さが前記所定値
で副走査方向長さが固定の記録用紙に記録する機能を有
していることが通知され、かつ送信する画情報が表す画
像を記録するための記録用紙の主走査方向長さとして前
記所定値を選択した場合に、前記記録用紙の副走査方向
長さとして、前記優先順位に従って不定長又は固定長を
選択し、前記選択結果及び前記画情報を前記受信側に送
信することを特徴としている。
【0011】請求項1記載の発明では、送信する画情報
が表す画像を、副走査方向長さが不定長の記録用紙に記
録させるか、副走査方向長さが固定長の記録用紙に記録
させるかの優先順位を予め定めている。この優先順位
は、例えば画情報として送信する頻度の高い原稿のサイ
ズ(例えば主走査方向長さに対し副走査方向長さが定型
サイズよりも長いか否か等)や原稿の内容(例えば副走
査方向長さが不定長の記録用紙に多い感熱紙に記録する
ことが好ましくない内容か否か等)等に応じて、例えば
ユーザ等により固定的又は半固定的に定めることができ
る。また、送信する原稿のサイズや内容等に応じて毎回
定めることも可能である。
【0012】また請求項1の発明では、G4ファクシミ
リの通信プロトコルに準拠して画情報を送信するにあた
り、画情報受信側から、画情報が表す画像を、主走査方
向長さが所定値で副走査方向長さが不定の記録用紙(す
なわちロール紙)に記録する機能、及び主走査方向長さ
が前記所定値で副走査方向長さが固定の記録用紙(すな
わちカット紙)に記録する機能を有していることが通知
され、かつ送信する画情報が表す画像を記録するための
記録用紙の主走査方向長さとして前記所定値を選択した
場合に、記録用紙の副走査方向長さとして、前記優先順
位に従って不定長又は固定長を選択し、前記選択結果及
び前記画情報を前記受信側に送信する。これにより、受
信側において、受信した画情報が表す画像が、画情報送
信側で選択された主走査方向長さ及び副走査方向長さの
記録用紙に記録されることになる。
【0013】このように、請求項1の発明では、画情報
受信側が、受信した画情報が表す画像を主走査方向長さ
が同一(所定値)のロール紙及びカット紙に選択的に記
録できる機能を有していた場合に、画像を記録するため
の記録用紙の主走査方向長さとして所定値を選択する
と、予め定めた優先順位に従って記録用紙の副走査方向
長さ(ロール紙に画像を記録するかカット紙に画像を記
録するか)を選択し、選択した記録用紙に画像を記録さ
せるので、送信する原稿や送信頻度の高い原稿の記録に
望ましい記録用紙(カット紙とロール紙のうち優先順位
の高い記録用紙)に画像を記録させることができ、画情
報受信側が、受信した画情報が表す画像を主走査方向長
さが所定値のロール紙及びカット紙に選択的に記録でき
る機能を有していた場合に、この機能を有効に利用して
記録用紙に画像を記録させることができる。
【0014】請求項2記載の発明に係る画情報通信方法
は、G4ファクシミリの通信プロトコルに準拠して画情
報を送信するにあたり、画情報受信側から、画情報が表
す画像を、主走査方向長さが所定値で副走査方向長さが
不定の記録用紙に記録する機能、及び主走査方向長さが
前記所定値で副走査方向長さが固定の記録用紙に記録す
る機能を有していることが通知され、かつ送信する画情
報が表す画像を記録するための記録用紙の主走査方向長
さとして前記所定値を選択した場合に、前記記録用紙の
副走査方向長さとして固定長を選択し、前記選択結果及
び前記画情報を前記受信側に送信することを特徴として
いる。
【0015】一般にロール紙は、副走査方向に搬送され
ながら画像が記録され、1頁分の画像の記録が終了した
後にカットされる。従って、一定サイズでかつ複数頁か
ら成る原稿の画像を記録する場合であっても、前記画像
をロール紙に記録したとすると、画像記録時の搬送速度
のむら等により各頁の副走査方向長さが不揃いとなるこ
とが多い。これに対し、カット紙は予め一定サイズにカ
ットされているので、各頁の副走査方向長さが不揃いと
なることはない。また、画情報として送信する原稿とし
ては、一般的には定型サイズの原稿の送信頻度が高い。
従って、記録用紙に画像を記録する際には、ロール紙に
記録することが望ましい場合よりも、カット紙に記録す
ることが望ましい場合の方が多いことが一般的である。
【0016】これに対し請求項2の発明では、画情報受
信側から、画情報が表す画像を、主走査方向長さが所定
値で副走査方向長さが不定の記録用紙に記録する機能、
及び主走査方向長さが所定値で副走査方向長さが固定の
記録用紙に記録する機能を有していることが通知され、
かつ送信する画情報が表す画像を記録するための記録用
紙の主走査方向長さとして所定値を選択した場合に、記
録用紙の副走査方向長さとして固定長を選択し、選択結
果及び画情報を受信側に送信する。これにより、受信側
において、受信した画情報が表す画像が、主走査方向長
さが所定値で副走査方向長さが固定長の記録用紙(カッ
ト紙)に記録されることになる。
【0017】このように、請求項2記載の発明では、受
信側が、受信した画情報が表す画像を主走査方向長さが
所定値のロール紙及びカット紙に選択的に記録できる機
能を有していた場合に、望ましいと判断される確率がよ
り高い記録用紙(すなわちカット紙)に確実に画像を記
録させることができるので、受信側の機能を有効に利用
することができる。
【0018】なお、請求項2の発明において、ロール紙
に記録することが望ましい画情報を送信する場合には、
記録用紙の副走査方向長さとして不定長が選択されるよ
う指示することが好ましい。これにより、常に望ましい
記録用紙に画像を記録させることができると共に、例え
ば記録用紙として通常はロール紙を選択し、カット紙に
記録することが望ましい画情報を送信する場合にカット
紙が選択されるよう指示する場合と比較して、前記指示
を行う頻度を低く抑えることができる。
【0019】請求項3記載の発明に係る画情報通信方法
は、G4ファクシミリの通信プロトコルに準拠して画情
報を受信するにあたり、画情報送信側に対し、受信した
画情報が表す画像を、主走査方向長さが所定値で副走査
方向長さが固定の記録用紙に記録する機能を備えている
ことを通知する場合には、前記送信側に対し、主走査方
向長さが所定値で副走査方向長さが不定の記録用紙に記
録する機能も備えていることも通知し、前記送信側から
受信した画情報が表す画像を、前記送信側で選択された
主走査方向長さの記録用紙に記録することを特徴として
いる。
【0020】請求項3の発明では、G4ファクシミリの
通信プロトコルに準拠して画情報を受信するにあたり、
画情報送信側に対し、受信した画情報が表す画像を、主
走査方向長さが所定値で副走査方向長さが固定の記録用
紙に記録する機能を備えていることを通知する場合に
は、送信側に対し、主走査方向長さが所定値で副走査方
向長さが不定の記録用紙に記録する機能も備えているこ
とも通知する(実際には、主走査方向長さが所定値の記
録用紙として副走査方向長さが固定長の記録用紙にのみ
画像を記録する機能を有している場合であっても上記の
通知を行う)。
【0021】これにより、画情報送信側が、送信する画
情報が表す画像を記録するための記録用紙の主走査方向
長さとして所定値を選択した場合に、前記記録用紙の副
走査方向長さとして、固定長を選択することも不定長を
選択することも可能となるので、例えば送信側が送信す
る画情報が表す画像の副走査方向長さが定型サイズより
も長く、かつ送信側が画情報を分割して送信する機能等
を備えていない場合であっても、送信側で画情報の送信
が不可能と判断されることを防止することができる。
【0022】従って、請求項3の発明によれば、画情報
受信側が、画情報が表す画像の記録に適した主走査方向
長さの記録用紙としてカット紙にのみ画像を記録する機
能を有している場合に、画情報が表す画像の副走査方向
長さや、送信側が画情報を分割して送信する機能を備え
ているか否かに拘らず、画情報の通信を確実に成立させ
ることが可能となる。
【0023】なお、請求項3の発明では、送信側から受
信した画情報が表す画像を、送信側で選択された主走査
方向長さの記録用紙に記録するが、送信側で、主走査方
向長さが所定値で副走査方向長さが不定長の記録用紙が
選択され、画情報受信側が主走査方向長さが所定値で副
走査方向長さが不定長の記録用紙に画像を記録する機能
を有していない場合には、実際には主走査方向長さが所
定値で副走査方向長さが固定長の記録用紙に画像を記録
する。しかし、上記において、受信した画情報が表す画
像の副走査方向長さが、前記記録用紙の副走査方向長さ
よりも長い場合には、画情報が表す画像の一部が記録用
紙に記録されないことも生じ得る。
【0024】これを考慮すると、請求項3の発明におい
て、送信側で、画像を記録するための記録用紙の主走査
方向長さとして所定値が選択され、記録用紙の副走査方
向長さとして不定長が選択された場合には、受信した画
情報を、受信側で実際に画像の記録が可能な記録用紙
(主走査方向長さが所定値で副走査方向長さが固定長の
記録用紙)の副走査方向長さに応じて分割し、分割した
画情報を用いて前記記録用紙への画像の記録を行うこと
が好ましい。これにより、受信した画情報が表す画像を
記録用紙に確実に記録することができる。
【0025】請求項4記載の発明に係る通信端末は、G
4ファクシミリの通信プロトコルに準拠して通信を行う
機能を備えた通信端末であって、送信する画情報が表す
画像を、副走査方向長さが不定長の記録用紙に記録させ
るか、副走査方向長さが固定長の記録用紙に記録させる
かの優先順位を記憶した記憶手段と、画情報を送信する
にあたり、画情報受信側から、画情報が表す画像を、主
走査方向長さが所定値で副走査方向長さが不定の記録用
紙に記録する機能、及び主走査方向長さが前記所定値で
副走査方向長さが固定の記録用紙に記録する機能を有し
ていることが通知され、かつ送信する画情報が表す画像
を記録するための記録用紙の主走査方向長さとして前記
所定値を選択した場合に、前記記録用紙の副走査方向長
さとして、不定長又は固定長を前記記憶手段に記憶され
た優先順位に従って選択する選択手段と、前記選択手段
による選択結果及び前記画情報を前記受信側に送信する
送信手段と、を備えたことを特徴とているので、請求項
1の発明と同様に、画情報受信側が、受信した画情報が
表す画像を主走査方向長さが所定値のロール紙及びカッ
ト紙に選択的に記録できる機能を有していた場合に、こ
の機能を有効に利用して記録用紙に画像を記録させるこ
とができる。
【0026】請求項5記載の発明に係る通信端末は、G
4ファクシミリの通信プロトコルに準拠して通信を行う
機能を備えた通信端末であって、画情報を送信するにあ
たり、画情報受信側から、画情報が表す画像を、主走査
方向長さが所定値で副走査方向長さが不定の記録用紙に
記録する機能、及び主走査方向長さが前記所定値で副走
査方向長さが固定の記録用紙に記録する機能を有してい
ることが通知され、かつ送信する画情報が表す画像を記
録するための記録用紙の主走査方向長さとして前記所定
値を選択した場合に、前記記録用紙の副走査方向長さと
して固定長を選択する選択手段と、前記選択手段による
選択結果及び前記画情報を前記受信側に送信する送信手
段と、を備えたことを特徴としているので、請求項2の
発明と同様に、画情報受信側が、受信した画情報が表す
画像を主走査方向長さが所定値のロール紙及びカット紙
に選択的に記録できる機能を有していた場合に、この機
能を有効に利用して記録用紙に画像を記録させることが
できる。
【0027】請求項6記載の発明に係る通信端末は、G
4ファクシミリの通信プロトコルに準拠して通信を行う
機能を備えた通信端末であって、画情報を受信するにあ
たり、画情報送信側に対して自機の機能を通知すると共
に、前記送信側に対し、受信した画情報が表す画像を、
主走査方向長さが所定値で副走査方向長さが固定の記録
用紙に記録する機能を備えていることを通知する場合に
は、前記送信側に対し、主走査方向長さが所定値で副走
査方向長さが不定の記録用紙に記録する機能も備えてい
ることも通知する通知手段と、前記送信側から受信した
画情報が表す画像を、前記送信側で選択された主走査方
向長さの記録用紙に記録する記録手段と、を備えたこと
を特徴としているので、請求項3の発明と同様に、画情
報受信側が、画情報が表す画像の記録に適した主走査方
向長さの記録用紙としてカット紙にのみ画像を記録する
機能を有している場合にも、画情報の通信を確実に成立
させることが可能となる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態の一例を詳細に説明する。
【0029】〔第1実施形態〕図1には本実施形態に係
るファクシミリ装置10の全体構成が示されている。フ
ァクシミリ装置10は、ファクシミリ装置10全体の制
御を司るCPU12、制御プログラム実行時にワークエ
リアとして使用されるRAM14、各種情報を表示する
ための表示部及び各種の指示やデータ等を入力するため
の操作部が設けられた操作表示装置16、送信原稿を読
取る読取装置18、受信画情報等を記録用紙に印刷記録
して出力する印刷装置20、符号化・復号化・拡大・縮
小等の画像処理を行う画像処理装置22、送信する画情
報または受信した画情報を格納する画像蓄積装置24、
CPU12で実行されるプログラムを記憶したROM等
を含んで構成されたシステム制御部26を備えており、
これらはシステムバス28により互いに接続されてい
る。
【0030】なお、RAM14はバックアップ電源に接
続されており、記憶内容を書換え可能な不揮発性のメモ
リとして作用する。このRAM14には、後述するよう
にカット紙とロール紙の優先順位を表すデータが記憶さ
れる。
【0031】またシステムバス28には、内蔵している
ROMに記憶されているプログラムに従ってディジタル
網(例えばISDN網)に適した通信(G4ファクシミ
リの通信プロトコルに準拠した通信)を制御する第1の
通信制御部30、内蔵しているROMに記憶されている
プログラムに従ってアナログ網(例えば公衆アナログ電
話回線網)に適した通信(例えばG3ファクシミリの通
信プロトコルに準拠した通信)を制御する第2の通信制
御部32、ディジタル網へ接続するためのディジタル網
制御装置34、切換えによって複数の外部回線インター
フェースと複数の内部通信回路とを接続するための回線
切換制御装置38が接続されている。第1の通信制御部
30は回線切換制御装置38に直接接続されており、第
2の通信制御部32は低速モードと高速モードとを備え
たモデム(変復調装置)40を介して回線切換制御装置
38に接続されている。回線切換制御装置38には、デ
ィジタル網制御装置34及びアナログ網制御装置36が
接続されている。
【0032】上記の構成のファクシミリ装置10は、上
記と同一構成のファクシミリ装置、アナログ網にのみ接
続可能なファクシミリ装置、ディジタル網にのみ接続可
能なファクシミリ装置等の相手機と回線を介して接続さ
れる。このファクシミリ装置をアナログ網にのみ接続す
る場合には、第1の通信制御部30及びディジタル網制
御装置34を省略することができ、また、ディジタル網
にのみ接続する場合には、第2の通信制御部32、モデ
ム40及びアナログ網制御装置36を省略することがで
きる。なお、本第1実施形態に係るファクシミリ装置1
0は、請求項4に記載の通信端末に対応している。
【0033】次に本第1実施形態の作用を説明する。フ
ァクシミリ装置10による画情報の送信に先立ち、ユー
ザは操作表示装置16の操作部を操作して、主走査方向
長さが所定値の記録用紙として固定長宣言及び不定長宣
言がされた場合、すなわち受信した画情報が表す画像
を、主走査方向長さが同一のカット紙及びロール紙に選
択的に記録可能であることが画情報受信側のファクシミ
リ装置から通知された場合に、何れの記録用紙に優先的
に画像を記録させるかを指定する。前記何れの記録用紙
に優先的に記録させるかは、例えば送信する頻度の高い
原稿のサイズが定型サイズか否か、前記原稿が感熱紙
(ロール紙は感熱紙であることが多い)に記録されるこ
とが好ましくない内容か否か等に応じて定めることがで
きる。
【0034】ユーザが上記の指定を行うと、指定された
内容はカット紙(固定長宣言)とロール紙(不定長宣
言)の優先順位を表すデータとしてRAM14に記憶さ
れる。従って、RAM14は請求項4に記載の記憶手段
に対応している。この固定長宣言と不定長宣言の優先順
位は、ユーザが操作表示装置16の操作部を操作するこ
とで任意のタイミングで変更可能とされており、ユーザ
によって優先順位の変更が指示されると、RAM14に
記憶されている優先順位を表すデータが書き換わること
になる。従って、原稿を送信する毎に前記指定の内容を
変更することも可能とされている。
【0035】なお、上記は請求項1に記載の「送信する
画情報が表す画像を、副走査方向長さが不定長の記録用
紙に記録させるか、副走査方向長さが固定長の記録用紙
に記録させるかの優先順位を予め定めて」おくことに対
応している。
【0036】次に、操作表示装置16の操作部がユーザ
によって操作される等により、ファクシミリ装置10に
対し、ディジタル網に接続された他のファクシミリ装置
への原稿の画像の送信が指示され、前記ファクシミリ装
置に対してG4ファクシミリの通信プロトコルに準拠し
て画情報を送信する場合に、ファクシミリ装置10のC
PU12で実行される画情報送信処理について、図2の
フローチャートを参照して説明する。なお、この画情報
送信処理が実行されるときには、送信すべき原稿の画像
は、読取装置18によって読み取られ、画情報として画
像蓄積装置24に蓄積記憶されているものとする。
【0037】ステップ100ではセッション設定処理を
行う。G4ファクシミリの通信プロトコルのうち、レイ
ヤ5のセッション層では、このセッション設定処理にお
いて、以下のようなコマンドとレスポンスの送受が行わ
れる。すなわち、まず発呼側(画情報送信側のファクシ
ミリ装置10)はセッションの開始を指示するセッショ
ン開始コマンドCSSを被呼側(画情報受信側のファク
シミリ装置)に送信する。コマンドCSSを受信した被
呼側は、セッションの開始が可能な状態であれば、セッ
ション開始の確認応答を意味するセッション開始肯定レ
スポンスRSSPを発呼側に送信する。そして、発呼側
がレスポンスRSSPを受信するとセッション層でのセ
ッション設定のシーケンスが完了する。
【0038】上記のセッション設定処理に続いて、ステ
ップ102では画情報受信側のファクシミリ装置と端末
機能のネゴシエーションを行う。この端末機能のネゴシ
エーションは、セッション層レベルでのコマンドとレス
ポンスの送受によって実現される。すなわち、発呼側
(画情報送信側のファクシミリ装置10)は、端末機能
のネゴシエーションを指示するドキュメント機能リスト
コマンドCDCLを、自機の端末機能を表すデータを付
加して被呼側(画情報受信側のファクシミリ装置)に送
信する。コマンドCDCLを受信した被呼側は、コマン
ドCDCLの確認を意味するドキュメント機能リスト肯
定レスポンスRDCLPを、自機の端末機能を表すデー
タを付加して発呼側に送信する。発呼側がレスポンスR
DCLPを受信すると、端末機能のネゴシエーションの
シーケンスが完了する。
【0039】なお、上記のネゴシエーションのシーケン
スにおいて、画情報受信側のファクシミリ装置から画情
報送信側のファクシミリ装置10に送信される端末機能
を表すデータには、受信した画情報が表す画像を記録可
能な記録用紙の紙サイズに関する能力宣言、より詳しく
は、画像を記録可能な各種の記録用紙の各々の主走査方
向長さを表すデータ、主走査方向長さが異なる各記録用
紙毎に、その副走査方向長さが固定長(カット紙)であ
ることを表すデータ(固定長宣言)や、その副走査方向
長さが不定長(ロール紙)であることを表すデータ(不
定長宣言)が含まれている。
【0040】また、画情報受信側のファクシミリ装置
が、主走査方向長さが所定値のカット紙及び主走査方向
長さが所定値のロール紙に画像を記録できる機能を備え
ていた場合には、主走査方向長さが前記所定値の記録用
紙について、固定長宣言及び不定長宣言が各々行われる
(固定長宣言に相当するデータ、不定長宣言に相当する
データが各々セットされる)。
【0041】ステップ104では、画像蓄積装置24に
蓄積記憶されている送信原稿の画情報の主走査方向サイ
ズ及び副走査方向サイズに基づいて、先に説明した端末
機能のネゴシエーションのシーケンスで画情報受信側の
ファクシミリ装置より通知された画情報受信側のファク
シミリ装置の紙サイズに関する能力宣言から、送信原稿
の画像の記録に適した記録用紙の主走査方向長さを選択
し、次のステップ105では前記選択した主走査方向長
さの記録用紙についての副走査方向長さ(固定長/不定
長)の能力宣言を抽出する。
【0042】例として、画像蓄積装置24に蓄積記憶さ
れている送信原稿の画情報の主走査方向サイズ及び副走
査方向サイズがA3サイズの送信原稿に対応するサイズ
であり、画情報受信側のファクシミリ装置から、画像を
記録可能な記録用紙の主走査方向長さとしてA4サイズ
に対応する長さ及びB4サイズに対応する長さが通知さ
れた場合には、記録用紙の主走査方向長さとして、記録
画像の縮小の程度が小さくて済むB4サイズに対応する
長さを選択し、主走査方向長さがB4サイズに対応する
長さの記録用紙についての副走査方向長さの能力宣言を
抽出する。
【0043】次のステップ106では、ステップ105
で抽出した副走査方向長さの能力宣言に固定長宣言が含
まれているか否か判定する。この判定が否定された場合
には、画情報受信側のファクシミリ装置は、ステップ1
04で選択した主走査方向長さの記録用紙として、ロー
ル紙に記録する機能しか有していないので、ステップ1
14で、画像を記録する記録用紙の副走査方向長さ(の
種別)として不定長を選択し、ステップ118へ移行す
る。
【0044】また、ステップ106の判定が肯定された
場合にはステップ108へ移行し、ステップ105で抽
出した副走査方向長さの能力宣言に不定長宣言が含まれ
ているか否か判定する。この判定が否定された場合に
は、画情報受信側のファクシミリ装置は、ステップ10
4で選択した主走査方向長さの記録用紙として、カット
紙に記録する機能しか有していないので、ステップ11
6で、画像を記録する記録用紙の副走査方向長さ(の種
別)として固定長を選択し、ステップ118へ移行す
る。
【0045】一方、ステップ108の判定が肯定された
場合には、画情報受信側のファクシミリ装置は、ステッ
プ104で選択した主走査方向長さの記録用紙として、
カット紙に記録する機能及びロール紙に記録する機能を
各々有していると判断できるので、ステップ110へ移
行し、RAM14に記憶されている固定長宣言と不定長
宣言の優先順位を取り込み、次のステップ112では不
定長宣言の方が固定長宣言よりも優先順位が高いか否か
判定する。
【0046】ステップ112の判定が肯定された場合に
はステップ114へ移行し、画像を記録する記録用紙の
副走査方向長さ(の種別)として不定長を選択し、判定
が否定された場合にはステップ116へ移行し、画像を
記録する記録用紙の副走査方向長さ(の種別)として固
定長を選択する。これにより、画情報受信側のファクシ
ミリ装置が、送信する画情報が表す画像の記録に適した
主走査方向長さの記録用紙として、カット紙及びロール
紙に選択的に記録できる機能を有していた場合には、何
れの記録用紙に記録するかがユーザが定めた優先順位に
従って選択されることになる。
【0047】なお、ステップ108の判定が肯定された
場合は、請求項1に記載の「画情報受信側から、画情報
が表す画像を、主走査方向長さが所定値で副走査方向長
さが不定の記録用紙に記録する機能、及び主走査方向長
さが前記所定値で副走査方向長さが固定の記録用紙に記
録する機能を有していることが通知され、かつ送信する
画情報が表す画像を記録するための記録用紙の主走査方
向長さとして前記所定値を選択した場合」に相当し、ス
テップ112〜116は請求項1に記載の「記録用紙の
副走査方向長さとして、優先順位に従って不定長又は固
定長を選択」することに対応している。また、ステップ
106〜116は請求項4に記載の選択手段に対応して
いる。
【0048】上記のようにして、画像を記録する記録用
紙の紙サイズ(主走査方向長さ及び副走査方向長さ)を
選択すると、ステップ118では選択した紙サイズを画
情報受信側のファクシミリ装置に通知すると共に、画情
報受信側のファクシミリ装置に画情報を送信する。この
紙サイズの通知及び画情報の送信は、セッション層レベ
ルでは、画情報送信側から、ドキュメント開始を指示す
るドキュメント開始コマンドCDS、ユーザ情報の転送
を行うドキュメント・ユーザ情報コマンドCDUI、ペ
ージ境界等を表すドキュメント・ページ境界コマンドC
DPB等を送信することにより行われる。
【0049】これらのコマンドを受信した画情報受信側
のファクシミリ装置は、受信したコマンドに含まれる画
情報が表す画像を、画情報送信側のファクシミリ装置1
0で選択されて通知された紙サイズの記録用紙に順次記
録する。また、画情報送信側のファクシミリ装置10で
選択されて通知された紙サイズがロール紙であった場合
には、ロール紙に画像を記録すると共に、コマンドCD
PB等を受信する毎にロール紙をカットする。また画情
報受信側のファクシミリ装置は、ページ受信完了の応答
を意味するドキュメント・ページ境界肯定レスポンスR
DPBP等を送信する。
【0050】上記により、画情報受信側のファクシミリ
装置が、画情報送信側のファクシミリ装置10から送信
される画情報が表す画像の記録に適した主走査方向長さ
の記録用紙として、カット紙及びロール紙に選択的に記
録できる機能を有していた場合には、画情報送信側のフ
ァクシミリ装置10で選択された記録用紙、すなわち優
先順位の高い望ましい記録用紙に画像が記録されるの
で、画情報受信側のファクシミリ装置の機能を有効に利
用することができる。
【0051】画情報の送信を終了する際には、画情報送
信側のファクシミリ装置10がドキュメント終了指示を
意味するドキュメント終了コマンドCDEを送信し、コ
マンドCDEを受信した画情報受信側のファクシミリ装
置からは、ドキュメント正常終了確認を意味するドキュ
メント終了肯定レスポンスRDEPが送信される。これ
により、画情報転送の一連のシーケンスが完了する。
【0052】なお、ステップ118は請求項1に記載の
「選択結果及び画情報を受信側に送信する」ことに対応
していると共に、請求項4に記載の送信手段にも対応し
ている。
【0053】上記のようにして画情報の送信が完了する
と、ステップ120でセッション解放処理を行った後に
画情報送信処理を終了する。セッション層レベルでは、
このセッション解放処理において、まず画情報送信側の
ファクシミリ装置がセッションの正常終了を指示するセ
ッション終了コマンドCSEを送信する。コマンドCS
Eを受信した画情報受信側のファクシミリ装置は、セッ
ション終了の確認を意味するセッション終了肯定レスポ
ンスRSEPを送信する。そして、画情報送信側のファ
クシミリ装置がレスポンスRSEPを受信するとセッシ
ョン層でのセッション解放のシーケンスが完了する。
【0054】〔第2実施形態〕次に本発明の第2実施形
態について説明する。なお、本第2実施形態は第1実施
形態と同一の構成であるので、各部分に同一の符号を付
して構成の説明を省略し、以下、第2実施形態の作用に
ついて説明する。なお、本第2実施形態に係るファクシ
ミリ装置10は、請求項5に記載の通信端末に対応して
いる。
【0055】本第2実施形態では、第1実施形態のよう
に固定長宣言と不定長宣言の優先順位をユーザが定める
ことに代えて、固定長宣言の優先順位を不定長宣言より
も固定的に高くしている。以下、図3を参照し、本第2
実施形態に係る画情報送信処理について、第1実施形態
で説明した画情報送信処理と相違している部分について
のみ説明する。
【0056】本第2実施形態に係る画情報送信処理で
は、送信原稿の画像の記録に適した記録用紙の主走査方
向長さを選択し(ステップ104)、選択した主走査方
向長さの記録用紙についての副走査方向長さの能力宣言
を抽出し(ステップ105)た後に、抽出した副走査方
向長さの能力宣言の中に固定長宣言が含まれているか否
かをステップ106で判定し、ステップ106の判定が
肯定された場合にはステップ116へ移行して、画像を
記録する記録用紙の副走査方向長さとして固定長を選択
する。
【0057】従って、ステップ104で選択した主走査
方向長さの記録用紙について固定長宣言がされていれ
ば、前記主走査方向長さの記録用紙について不定長宣言
がされているか否かに拘らず、画像の記録に用いること
が望ましいと判断される確率がより高いカット紙に確実
に画像を記録させることができるので、受信側の機能を
有効に利用することができる。
【0058】なお、ステップ106の判定が肯定された
場合は、請求項2に記載の「画情報受信側から、画情報
が表す画像を、主走査方向長さが所定値で副走査方向長
さが不定の記録用紙に記録する機能、及び主走査方向長
さが前記所定値で副走査方向長さが固定の記録用紙に記
録する機能を有していることが通知され、かつ送信する
画情報が表す画像を記録するための記録用紙の主走査方
向長さとして前記所定値を選択した場合」を含んでお
り、ステップ116は請求項2に記載の「記録用紙の副
走査方向長さとして固定長を選択」することに対応して
いる。また、ステップ106、116は請求項5に記載
の選択手段に対応している(なお、図3に示した画情報
送信処理のステップ118は、請求項5に記載の通信手
段に対応している)。
【0059】一方、ステップ106の判定が否定された
場合は、ステップ104で選択した主走査方向長さの記
録用紙について固定長宣言がされていないので、ステッ
プ114で画像を記録する記録用紙の副走査方向長さと
して不定長を選択する。
【0060】なお、第2実施形態において、ロール紙に
記録することが望ましい特定の原稿の画像を送信する場
合には、画情報送信処理を行うに先立って、第1実施形
態と同様にしてロール紙に優先的に画像を記録するよう
に指示し、該指示が入力された場合には、ロール紙の優
先順位を高くして記録用紙の紙サイズを選択するように
してもよい。
【0061】〔第3実施形態〕次に本発明の第3実施形
態について説明する。なお、本第3実施形態は第1実施
形態及び第2実施形態と同一の構成であるので、各部分
には同一の符号を付して説明を省略する。
【0062】本第3実施形態に係るファクシミリ装置1
0は、請求項6に記載の通信端末に対応している。ファ
クシミリ装置10の印刷装置20は、複数種の紙サイズ
の記録用紙(主走査方向長さや副走査方向長さ(固定長
/不定長)が異なる記録用紙)に画像を印刷記録可能と
されていると共に、印刷装置20にセットされている記
録用紙の紙サイズ(主走査方向長さ及び副走査方向長さ
(の種別))を検出するセンサを備えている。
【0063】RAM14には、ファクシミリ装置10の
各種機能を表すデータ(システムデータ)が記憶されて
おり、このシステムデータには印刷装置20にセットさ
れている記録用紙の紙サイズを表すデータも含まれてい
るが、この紙サイズを表すデータは、印刷装置20のセ
ンサによる紙サイズの検出結果に基づいて設定され、前
記センサによって紙サイズが変化したことが検出される
と、これに伴って紙サイズを表すデータも変更設定され
る。
【0064】次に、本第3実施形態の作用として、ディ
ジタル網に接続された他のファクシミリ装置から画情報
を受信する場合(例えば画情報送信側のファクシミリ装
置からセッション開始コマンドCSSを受信した場合)
に、ファクシミリ装置10のCPU12で実行される画
情報受信処理について、図4のフローチャートを参照し
て説明する。ステップ150ではセッション設定処理を
行う(例えば第1実施形態で説明したように、セッショ
ン開始肯定レスポンスRSSPを画情報送信側のファク
シミリ装置に送信する)。
【0065】ステップ152では、画情報送信側のファ
クシミリ装置から端末機能のネゴシエーション指示(例
えばドキュメント機能リストコマンドCDCL)を受信
したか否か判定し、判定が肯定される迄待機する。ステ
ップ152の判定が肯定されるとステップ154へ移行
し、RAM14に記憶されているシステムデータのう
ち、印刷装置20にセットされている記録用紙の紙サイ
ズを表すデータの取込みを行う。
【0066】ステップ156では、取り込んだデータに
基づいて、固定長宣言を行う紙サイズが有るか否か(印
刷装置20に副走査方向長さが固定長の記録用紙、すな
わちカット紙がセットされているか否か)を判定する。
ステップ156の判定が肯定された場合にはステップ1
58へ移行し、前記カット紙に対応して固定長の能力宣
言が行われると共に、前記カット紙の主走査方向長さに
等しい記録用紙の不定長の能力宣言も行われるように、
自機(画情報受信側のファクシミリ装置10)の端末機
能を表す各種データのうち、印刷装置20にセットされ
ている記録用紙、すなわち画像を記録可能な記録用紙の
紙サイズに関する能力宣言に対応するデータの値を設定
する。
【0067】これにより、印刷装置20にカット紙がセ
ットされていた場合には、該カット紙と主走査方向長さ
が等しいロール紙がセットされているか否かに拘らず、
このロール紙に画像を記録することが可能であることを
表す不定長宣言が行われることになる(前記カット紙と
主走査方向長さが等しいロール紙がセットされていない
場合は、この不定長宣言はダミーである)。なお、ステ
ップ156の判定が肯定された場合は、請求項3に記載
の「画情報送信側に対し、受信した画情報が表す画像
を、主走査方向長さが所定値で副走査方向長さが固定の
記録用紙に記録する機能を備えていることを通知する場
合」に対応し、ステップ158は請求項3に記載の「送
信側に対し、主走査方向長さが所定値で副走査方向長さ
が不定の記録用紙に記録する機能も備えていることも通
知」することに対応している。また、ステップ156、
158は請求項6に記載の通知手段に対応している。
【0068】一方、ステップ156の判定が否定された
場合にはステップ160へ移行し、前記紙サイズについ
て、不定長宣言のみが行われるように、画像を記録可能
な記録用紙の紙サイズに関する能力宣言に相当するデー
タの値を設定する。
【0069】次のステップ162では自機の端末機能を
表すその他のデータの設定を行い、ステップ164で
は、上記のようにして設定した自機の端末機能を表すデ
ータをドキュメント機能リスト肯定レスポンスRDCL
Pに付加して画情報送信側のファクシミリ装置に送信す
ることにより、端末機能のネゴシエーション指示に対し
て応答する。
【0070】画情報送信側のファクシミリ装置でレスポ
ンスRDCLPを受信し、受信したレスポンスRDCL
Pに付加されている画情報受信側のファクシミリ装置1
0の端末機能を表すデータを参照することにより、画情
報送信側のファクシミリ装置は、画像を記録可能な記録
用紙の紙サイズを含む、画情報受信側のファクシミリ装
置10の端末機能を把握することができる。そして、通
知された記録用紙の紙サイズの中から、画像の記録に最
適な紙サイズを選択する。
【0071】また、前述のように印刷装置20にカット
紙がセットされている場合には、前記カット紙に対応し
て固定長宣言を行うと共に、前記カット紙の主走査方向
長さに等しい記録用紙の不定長宣言も行うので、画情報
送信側のファクシミリ装置が、送信する画情報が表す画
像を記録する記録用紙の主走査方向長さとして前記カッ
ト紙の主走査方向長さを選択したものの、前記画情報が
表す画像の副走査方向長さが前記カット紙の副走査方向
長さよりも長く、かつ画情報送信側のファクシミリ装置
が画情報を分割して送信する機能等を備えていない場合
であっても、画情報送信側のファクシミリ装置が、画像
を記録する記録用紙の副走査方向長さとして不定長を選
択することができ、画情報の送信が不可能と判断して画
情報の通信が不成立となることを防止することができ
る。
【0072】ステップ166では画情報送信側のファク
シミリ装置から画情報を受信したか否か判定する。この
判定は画情報の転送に用いられるコマンド(例えばドキ
ュメント開始コマンドCDS、ドキュメント・ユーザ情
報コマンドCDUI、ドキュメント・ページ境界コマン
ドCDPB等)を受信したか否かに基づいて判断するこ
とができる。ステップ166の判定が否定された場合に
はステップ168へ移行し、画情報送信側のファクシミ
リ装置からドキュメント終了指示(例えばドキュメント
終了コマンドCDE)を受信したか否か判定する。この
判定も否定された場合にはステップ166に戻り、画情
報送信側のファクシミリ装置から画情報の転送に用いら
れるコマンド、或いはドキュメント終了又はセッション
解放を指示するコマンドを受信する迄、ステップ16
6、168を繰り返す。
【0073】画情報送信側のファクシミリ装置から画情
報の転送に用いられるコマンドを受信すると、ステップ
166の判定が肯定されてステップ169へ移行し、受
信したコマンドに付加されている画情報を画像蓄積装置
24に記憶させる。なお、画情報転送用のコマンドに
は、画情報と共に、画情報送信側のファクシミリ装置で
選択された記録用紙の紙サイズを表すデータが付加され
ている。次のステップ170では、受信したコマンドか
ら記録用紙の紙サイズを表すデータを抽出し、画情報送
信側のファクシミリ装置で選択された記録用紙の紙サイ
ズのうち副走査方向長さが不定長か否か判定する。
【0074】判定が否定された場合には、画情報送信側
のファクシミリ装置で選択された記録用紙はカット紙で
あるので、画像蓄積装置24に記憶した画情報を印刷装
置20に転送し、画情報送信側のファクシミリ装置で選
択された紙サイズのカット紙に前記画情報が表す画像を
印刷記録させ、ステップ166に戻る。また、ステップ
170の判定が肯定された場合には、画情報送信側のフ
ァクシミリ装置で選択された記録用紙はロール紙である
のでステップ172へ移行し、画情報送信側のファクシ
ミリ装置で選択された紙サイズとRAM14に記憶され
ているシステムデータとを比較し、画情報送信側のファ
クシミリ装置で選択された紙サイズの記録用紙に画像を
記録する機能を自機が有しているか否か判定する。
【0075】ステップ172の判定が肯定された場合
は、画情報送信側のファクシミリ装置で選択された紙サ
イズのロール紙に画像を記録する機能を有しているの
で、ステップ176へ移行し、画像蓄積装置24に記憶
した画情報を印刷装置20に転送し、画情報送信側のフ
ァクシミリ装置で選択された紙サイズのロール紙に前記
画情報が表す画像を印刷記録させ、ステップ166に戻
る。
【0076】一方、ステップ172の判定が肯定された
場合は、画情報送信側のファクシミリ装置で選択された
紙サイズのロール紙に画像を記録する機能を有しておら
ず、画情報送信側のファクシミリ装置で選択された紙サ
イズが、先のステップ158でデータを設定することに
より画情報送信側のファクシミリ装置に対して行われる
ダミーの不定長宣言に対応する紙サイズである。このた
めステップ174で、画像蓄積装置24に記憶した画情
報を、選択された紙サイズと主走査方向長さが同一のカ
ット紙の1頁を単位として分割し、分割した画情報を印
刷装置20に順次転送することにより、分割した画情報
が表す画像を順次カット紙にプリントする。そしてステ
ップ166に戻る。
【0077】なお、上述したステップ169〜178
は、請求項3に記載の「送信側から受信した画情報が表
す画像を、送信側で選択された主走査方向長さの記録用
紙に記録する」こと、及び請求項6に記載の記録手段に
対応しており、画情報を受信する毎に、上記のようにし
て画情報が表す画像の記録用紙への印刷記録が繰り返さ
れる。そして、画情報送信側のファクシミリ装置からド
キュメント終了指示(例えばドキュメント終了コマンド
CDE)を受信するとステップ168の判定が肯定され
RDEPを送信し、ステップ180でセッション解放処
理を行って(例えばCSE受信のセッション終了肯定レ
スポンスRSEPの送信)、画情報受信処理を終了す
る。
【0078】なお、第3実施形態では、画情報送信側の
ファクシミリ装置で選択された紙サイズのロール紙に画
像を記録する機能を有していなかった場合に、画情報受
信側のファクシミリ装置において、受信した画情報をカ
ット紙の1頁を単位として分割し、原稿1頁分の画像を
複数枚のカット紙に分けて記録していたが、これに限定
されるものではなく、画情報受信側で画情報を分割する
ことなくカット紙に記録するようにしてもよい。
【0079】また、上記では画情報送信側の通信端末も
画情報受信側の通信端末もファクシミリ装置である場合
を説明したが、これに限定されるものではなく、例えば
画情報送信側の通信端末はG4ファクシミリの通信プロ
トコルに準拠して画情報の送信を行う機能を備えたコン
ピュータ(例えばパーソナルコンピュータやワークステ
ーション等)であってもよい。また、画情報受信側の通
信端末は、G4ファクシミリ装置の通信プロトコルに準
拠して画情報の受信を行う機能を備えたプリンタであっ
てもよい。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように請求項1及び請求項
4記載の発明は、画情報受信側から、画情報が表す画像
を、主走査方向長さが所定値で副走査方向長さが不定の
記録用紙に記録する機能、及び主走査方向長さが所定値
で副走査方向長さが固定の記録用紙に記録する機能を有
していることが通知され、かつ送信する画情報が表す画
像を記録するための記録用紙の主走査方向長さとして所
定値を選択した場合に、記録用紙の副走査方向長さとし
て、予め定められた優先順位に従って不定長又は固定長
を選択するようにしたので、画情報受信側が、受信した
画情報が表す画像を主走査方向長さが所定値のロール紙
及びカット紙に選択的に記録できる機能を有していた場
合に、この機能を有効に利用して記録用紙に画像を記録
させることができる、という優れた効果を有する。
【0081】請求項2及び請求項5記載の発明は、画情
報受信側から、画情報が表す画像を、主走査方向長さが
所定値で副走査方向長さが不定の記録用紙に記録する機
能、及び主走査方向長さが所定値で副走査方向長さが固
定の記録用紙に記録する機能を有していることが通知さ
れ、かつ送信する画情報が表す画像を記録するための記
録用紙の主走査方向長さとして所定値を選択した場合
に、記録用紙の副走査方向長さとして固定長を選択する
ようにしたので、画情報受信側が、受信した画情報が表
す画像を主走査方向長さが所定値のロール紙及びカット
紙に選択的に記録できる機能を有していた場合に、この
機能を有効に利用して記録用紙に画像を記録させること
ができる、という優れた効果を有する。
【0082】請求項3及び請求項6記載の発明は、画情
報送信側に対し、受信した画情報が表す画像を、主走査
方向長さが所定値で副走査方向長さが固定の記録用紙に
記録する機能を備えていることを通知する場合には、前
記送信側に対し、主走査方向長さが所定値で副走査方向
長さが不定の記録用紙に記録する機能も備えていること
も通知するようにしたので、画情報受信側が、画情報が
表す画像の記録に適した主走査方向長さの記録用紙とし
てカット紙にのみ画像を記録する機能を有している場合
に、画情報の通信を確実に成立させることが可能とな
る、という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るファクシミリ装置の概略構成
を示すブロック図である。
【図2】第1実施形態に係る画情報送信処理を示すフロ
ーチャートである。
【図3】第2実施形態に係る画情報送信処理を示すフロ
ーチャートである。
【図4】第3実施形態に係る画情報受信処理を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
10 ファクシミリ装置 12 CPU 14 RAM 12 印刷装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂山 隆志 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内 (72)発明者 望月 昌宏 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 G4ファクシミリの通信プロトコルに準
    拠して画情報を送信するにあたり、 送信する画情報が表す画像を、副走査方向長さが不定長
    の記録用紙に記録させるか、副走査方向長さが固定長の
    記録用紙に記録させるかの優先順位を予め定めておき、 画情報受信側から、画情報が表す画像を、主走査方向長
    さが所定値で副走査方向長さが不定の記録用紙に記録す
    る機能、及び主走査方向長さが前記所定値で副走査方向
    長さが固定の記録用紙に記録する機能を有していること
    が通知され、かつ送信する画情報が表す画像を記録する
    ための記録用紙の主走査方向長さとして前記所定値を選
    択した場合に、前記記録用紙の副走査方向長さとして、
    前記優先順位に従って不定長又は固定長を選択し、 前記選択結果及び前記画情報を前記受信側に送信するこ
    とを特徴とする画情報通信方法。
  2. 【請求項2】 G4ファクシミリの通信プロトコルに準
    拠して画情報を送信するにあたり、 画情報受信側から、画情報が表す画像を、主走査方向長
    さが所定値で副走査方向長さが不定の記録用紙に記録す
    る機能、及び主走査方向長さが前記所定値で副走査方向
    長さが固定の記録用紙に記録する機能を有していること
    が通知され、かつ送信する画情報が表す画像を記録する
    ための記録用紙の主走査方向長さとして前記所定値を選
    択した場合に、前記記録用紙の副走査方向長さとして固
    定長を選択し、 前記選択結果及び前記画情報を前記受信側に送信するこ
    とを特徴とする画情報通信方法。
  3. 【請求項3】 G4ファクシミリの通信プロトコルに準
    拠して画情報を受信するにあたり、 画情報送信側に対し、受信した画情報が表す画像を、主
    走査方向長さが所定値で副走査方向長さが固定の記録用
    紙に記録する機能を備えていることを通知する場合に
    は、前記送信側に対し、主走査方向長さが所定値で副走
    査方向長さが不定の記録用紙に記録する機能も備えてい
    ることも通知し、 前記送信側から受信した画情報が表す画像を、前記送信
    側で選択された主走査方向長さの記録用紙に記録するこ
    とを特徴とする画情報通信方法。
  4. 【請求項4】 G4ファクシミリの通信プロトコルに準
    拠して通信を行う機能を備えた通信端末であって、 送信する画情報が表す画像を、副走査方向長さが不定長
    の記録用紙に記録させるか、副走査方向長さが固定長の
    記録用紙に記録させるかの優先順位を記憶した記憶手段
    と、 画情報を送信するにあたり、画情報受信側から、画情報
    が表す画像を、主走査方向長さが所定値で副走査方向長
    さが不定の記録用紙に記録する機能、及び主走査方向長
    さが前記所定値で副走査方向長さが固定の記録用紙に記
    録する機能を有していることが通知され、かつ送信する
    画情報が表す画像を記録するための記録用紙の主走査方
    向長さとして前記所定値を選択した場合に、前記記録用
    紙の副走査方向長さとして、不定長又は固定長を前記記
    憶手段に記憶された優先順位に従って選択する選択手段
    と、 前記選択手段による選択結果及び前記画情報を前記受信
    側に送信する送信手段と、 を備えたことを特徴とする通信端末。
  5. 【請求項5】 G4ファクシミリの通信プロトコルに準
    拠して通信を行う機能を備えた通信端末であって、 画情報を送信するにあたり、画情報受信側から、画情報
    が表す画像を、主走査方向長さが所定値で副走査方向長
    さが不定の記録用紙に記録する機能、及び主走査方向長
    さが前記所定値で副走査方向長さが固定の記録用紙に記
    録する機能を有していることが通知され、かつ送信する
    画情報が表す画像を記録するための記録用紙の主走査方
    向長さとして前記所定値を選択した場合に、前記記録用
    紙の副走査方向長さとして固定長を選択する選択手段
    と、 前記選択手段による選択結果及び前記画情報を前記受信
    側に送信する送信手段と、 を備えたことを特徴とする通信端末。
  6. 【請求項6】 G4ファクシミリの通信プロトコルに準
    拠して通信を行う機能を備えた通信端末であって、 画情報を受信するにあたり、画情報送信側に対して自機
    の機能を通知すると共に、前記送信側に対し、受信した
    画情報が表す画像を、主走査方向長さが所定値で副走査
    方向長さが固定の記録用紙に記録する機能を備えている
    ことを通知する場合には、前記送信側に対し、主走査方
    向長さが所定値で副走査方向長さが不定の記録用紙に記
    録する機能も備えていることも通知する通知手段と、 前記送信側から受信した画情報が表す画像を、前記送信
    側で選択された主走査方向長さの記録用紙に記録する記
    録手段と、 を備えたことを特徴とする通信端末。
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