JPH08107470A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH08107470A
JPH08107470A JP6268379A JP26837994A JPH08107470A JP H08107470 A JPH08107470 A JP H08107470A JP 6268379 A JP6268379 A JP 6268379A JP 26837994 A JP26837994 A JP 26837994A JP H08107470 A JPH08107470 A JP H08107470A
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external
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JP6268379A
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Masahiko Kosaka
正彦 向阪
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置固有の内蔵プリンタ以外の外部プリンタ
を接続した場合にも、そのプリンタ特性を通信上の端末
特性に動的に反映することを目的とする。 【構成】 着信時に、外部プリンタに対し、プリンタ特
性の要求を行い、応答があるか、または一定時間が経過
するまで通信手順を遅らせた後、上記要求に対する応答
から取得した結果を端末特性の交渉に反映するようにし
た。また、受信文書の蓄積メモリを具備することを前提
として、外部プリンタの初期化時にプリンタ特性を取得
し、そのパラメータを着信時の交渉に反映するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置にお
けるプリンタ装置の増設に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリでは、受信原稿やコ
ピー原稿を出力する場合、内蔵のプリンタのみで出力し
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ファクシミリ装置においては、通信上は400dpiと
いった高解像度で通信可能であっても、内蔵プリンタの
解像度が300dpiであれば、それ以上の解像度で出
力することは不可能である。
【0004】また、同様に紙サイズに関しても、例え
ば、通信上はA3まで通信可能であっても、内蔵プリン
タがB4までであれば、A3の受信文書を出力すること
は不可能である。
【0005】また同様に、例えば、通信上はカラーの文
書で通信可能であっても、内蔵のプリンタがモノクロで
あれば、受信文書を出力することは不可能である。
【0006】ところで、ファクシミリ通信時には、端末
特性の交渉が必要であり、その際、出力可能な紙サイ
ズ、解像度等の文書属性の宣言をする必要があるが、従
来のファクシミリ装置では、端末特性は内蔵プリンタを
使うことを前提とされており、容易に変更できないとい
う欠点があった。
【0007】本発明は、装置固有の内蔵プリンタ以外の
外部プリンタを接続した場合にも、そのプリンタ特性を
通信上の端末特性に動的に反映することを目的とする。
【0008】また、本発明は、着信時に通常の通信手順
であると着呼端末特性宣言時までに外部プリンタ特性の
取得が間に合わないという欠点に鑑みて、一定時間通信
手順を遅らせ、できる限り接続された外部プリンタの特
性を端末特性に反映することを目的とする。
【0009】さらに、本発明は、終日運用が前提のファ
クシミリ装置とは異なり、外部プリンタは必要時のみ電
源を入れるといった使い方をされるために、ハードディ
スク等の蓄積手段を持っていれば、着信時に動作可能な
プリンタ以外の外部プリンタで出力可能であることも多
いという点を考慮し、外部プリンタ特性の端末特性テー
ブルへの理想的な反映を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のファクシミリ装
置は、着信時に、外部プリンタに対し、プリンタ特性の
要求を行い、応答があるか、または一定時間が経過する
まで通信手順を遅らせた後、上記要求に対する応答から
取得した結果を端末特性の交渉に反映するようにしたも
のである。
【0011】また、受信文書の蓄積手段を具備すること
を前提として、外部プリンタの初期化時にプリンタ特性
を取得し、そのパラメータを着信時の交渉に反映するよ
うにしたものである。
【0012】さらに、受信文書の蓄積手段を具備するこ
とを前提として、一定時間ごとに外部に接続されている
プリンタにプリンタ特性を通知する要求を行い、定期的
に有効となるプリンタ特性をも保持し、たとえ着呼時
に、そのプリンタが無効であっても、通信上の端末特性
の交渉に、そのプリンタの出力特性を動的に反映するよ
うにしたものである。
【0013】
【実施例】図1は、本発明の実施例におけるファクシミ
リ装置の構成を示すブロック図である。なお、本実施例
ではISDN網に接続されたファクシミリ装置を例にと
り説明する。
【0014】まず、キャラクタジェネレータ部1は、レ
ポート等のジャーナルデータを出力する回路であり、C
PU制御回路2は、本装置全体の制御を司るもので、R
OM、RAMを有し、各種テーブルを保持、加工するこ
とができる。
【0015】γ変換部3は、画像データの濃度特性の変
換を行う回路であり、色空間変換部4は、カラー画像の
場合、スキャナ11で読み取ったRGB画像をモノクロ
画像に、また、カラーファクシミリの通信上の色空間で
あるCIE−Lab画像に変換する。
【0016】画素密度変換部5は、画像の解像度変換や
変倍等を行う回路であり、フレームメモリ6は、読み取
った画像を一時的に蓄えるバッファである。
【0017】プリンタ特性検知部7は、SCSIまたは
LANに接続されたプリンタ特性を検知し、出力能力テ
ーブル(図7)に書き加えるものであり、通信制御部
(CCU)8は、通信プロトコルを用いて相手端末との
発着呼および画像データの送受信の制御を司るものであ
る。
【0018】I/O制御部9は、オペレーションパネル
部10や内蔵のスキャナ装置11、内蔵のプリンタ装置
12との入出力を司るものであり、オペレーションパネ
ル部10は、キーや表示装置の制御を司るものである。
【0019】スキャナ装置11は、カラーまたはモノク
ロにより原稿を読み取る内蔵装置であり、プリンタ装置
12は、画像データを400dpi(dot per inch)の
高解像度でモノクロ出力可能な内蔵装置である。
【0020】画像符号化部13は、モノクロの画像圧縮
であるMMR圧縮を行うMMR符号化回路と、カラーの
画像圧縮を行うJPEG圧縮回路とを有するものであ
る。
【0021】画像復号化部14は、受信画像データをモ
ノクロの画像の場合はMMR復号化を行うMMR復号化
回路と、カラー画像の場合はJPEG復号化を行う回路
とを有するものである。
【0022】SCSIインターフェース部15は、各種
周辺機器を接続可能なSCSIの規格に則ったインター
フェースを提供するものである。
【0023】ハードディスク16は、SCSIを通して
本体と接続され、受信画像データを蓄積するものであ
る。
【0024】プリンタ17は、本実施例の場合、外部に
接続された400dpiのフルカラー画像をA4サイズ
で出力可能なカラープリンタである。
【0025】LANインターフェース部18は、本実施
例の場合、イーサネットLANのインターフェースを司
るものである。
【0026】プリンタ19は、本実施例の場合、外部に
接続され、A3サイズまでを400dpiでモノクロ出
力することが可能なプリンタである。
【0027】システムバス20は、CPU制御回路2が
装置全体の制御を司るための制御バスであり、画像バス
21は、送信画像、受信画像等の画像データが流れるバ
スである。
【0028】図2は、本発明の請求項1に対応する第1
実施例において、外部プリンタからプリンタ特性を取得
する場合のシーケンスを示すフローチャートである。
【0029】本装置で着呼があると、S1において、レ
イヤ2以下に接続する。そして、S2において、ITU
−Tの勧告であるQ.931の呼設定メッセージ(以
下、SETUPという)を受信する。
【0030】次に、S3において、外部プリンタに対
し、プリンタ特性の要求コマンドを発行し、S4におい
て、外部プリンタからのレスポンス待ちの時間を稼ぐた
めに、Q.931の呼出中メッセージ(以下、ALER
Tという)を発行する。
【0031】この後、S5において、外部プリンタから
の応答待ちのフェーズに入り、S6において、外部プリ
ンタからの応答があるかどうかを確認する。ここで応答
があればS7に進み、応答がなければS8に進む。
【0032】S7においては、外部プリンタからの出力
能力のレスポンスに従い、その出力能力を出力能力テー
ブルに書き込み追加する。なお、出力能力テーブルにつ
いては後述する。
【0033】S8において、予め装置で設定したALE
RTのタイムアウト判定を行い、タイムアウトであれば
S9に進み、まだタイムアウトでなければS5に進み、
再び応答待ちに入る。
【0034】S9においては、Q.931の応答メッセ
ージ(以下、CONNという)を発行する。これ以降
は、図8の手順に従い、出力能力テーブルに従って端末
特性の交渉を行い、通信を行う。図8の手順については
後述する。
【0035】図3は、本発明の請求項2に対応する第2
実施例において、外部プリンタ側の動作シーケンスを示
すフローチャートである。
【0036】S11において、外部プリンタが本体に接
続されると、初期化処理を行う。そして、S12では、
S11の初期化処理が終了すると、このプリンタのプリ
ンタ特性を本体側に通知する。この通知するプリンタ特
性のパラメータは、出力能力テーブルの項目と同一であ
る。
【0037】S13以降は、通常のプリンタの動作シー
ケンスであり、S13において出力要求を検知すると、
S14において出力を行い、出力要求がなければ、S1
5において一定時間待機後、再度出力要求がないかどう
かをチェックしにいく。
【0038】図4は、上記第2実施例において、外部プ
リンタからプリンタ特性を取得する場合のシーケンスを
示すフローチャートである。
【0039】S21では、まず内蔵プリンタのプリンタ
特性を、出力能力テーブルに書き込む。そして、S22
では、外部プリンタからのプリンタ特性の通知があるか
どうかをチェックする。
【0040】ここで、外部プリンタからのプリンタ特性
通知があると、S23に進み、外部プリンタからのプリ
ンタ特性通知を解析し、出力能力テーブルに追加する。
また、外部プリンタからのプリンタ特性通知がなけれ
ば、S24に進み、一定時間待機した後、もう一度S2
2に進む。
【0041】図5は、本発明の請求項3に対応する第3
実施例において、外部プリンタ側の動作シーケンスを示
すフローチャートである。
【0042】まず、S31において、外部プリンタが本
体に接続されると、初期化処理を行う。そして、S32
では、S31の初期化処理が終了すると、本体からのプ
リンタ特性の要求があるかどうかの確認を行う。
【0043】ここで、本体からの要求がなければ、S3
3に進み、一定時間待機後、再度S32に進む。また、
本体からの要求があれば、S34に進み、このプリンタ
のプリンタ特性を本体に通知する。なお、通知するプリ
ンタ特性のパラメータは、出力能力テーブルの項目と同
一である。
【0044】図6は、上記第3実施例において、外部プ
リンタからプリンタ特性を取得する場合のシーケンスを
示すフローチャートである。
【0045】S41では、まず内蔵プリンタのプリンタ
特性を、出力能力テーブルに書き込む。次に、S42で
は、外部プリンタに対して、プリンタ特性の要求コマン
ドを発行し、S43において、応答待ちのフェーズに入
る。
【0046】次に、S44においては、応答があるかど
うかを確認し、応答があればS45に進み、なければS
46に進む。
【0047】S45においては、一時出力能力テーブル
に書き込む。このテーブルは、出力能力テーブルと同じ
フォーマットを持つが、あくまで以前の出力能力テーブ
ルとの比較の時に使用されるものであり、一時的なもの
である。
【0048】S46において、外部プリンタ応答待ちの
タイムアウト時間に達したかどうかを調べ、タイムアウ
ト時間に達していない場合はS43に進み、再び応答待
ちのフェーズに入る。一方、タイムアウトの時間に達し
ている場合には、S47に進む。
【0049】S47では、上記S45において書き込ま
れた一時出力能力テーブルと、直前に登録されている出
力能力テーブルとを比較する。次に、S48では、S4
7の結果において、有効となっているプリンタが増えて
いるかどうかの判定を行う。ここでプリンタが減少して
いる場合にはS49に進む。また、同じか増加している
場合には、S50に進む。
【0050】S49では、外部プリンタの電源がOFF
にされる可能性の高い休日や夜間かどうかを判定し、休
日や夜間でなければS50に進み、休日または夜間であ
ればS51に進む。なお、ここで判断されるべき時間帯
等は可変であり、ユーザが自由に設定可能である。
【0051】S50では、一時出力能力テーブルの内容
を出力能力テーブルにコピーする。この後、S51に進
む。
【0052】S51では、再び外部プリンタの状態をチ
ェックするまで一定時間待機状態になり、その後、再び
S42に進み、上記の動作を繰り返す。
【0053】図7は、以上の各実施例において、図2〜
図6の動作でやり取りされた結果、作成される出力能力
テーブル、および一時出力能力テーブルの構成を示す説
明図である。
【0054】まず、F1は、プリンタの接続形態および
IDまたはアドレスが格納されている。本実施例の場
合、接続形態としては、内蔵、SCSI接続、LAN接
続の3種がある。このとき、SCSIの接続の時は、S
CSIのIDが入る。またLAN接続の時には、IPア
ドレスが入る。
【0055】また、F2は、各々接続されるプリンタの
解像度が入る。さらに、F3は、接続されるプリンタの
印字可能紙サイズが入る。紙サイズはA3とA4という
ように複数の宣言が可能である。
【0056】F4は、接続されるプリンタのカラー・モ
ノクロ種別が格納されている。
【0057】図8は、上記各実施例で共通する蓄積受信
シーケンスを示すフローチャートである。
【0058】まず、S61においてトランスポート層以
下を接続する。すなわち、CCU8により、OSI参照
プロトコルのレイヤ2からレイヤ4までを接続する。
【0059】S62では、出力能力テーブルを読み込
む。そして、S63では、S62で読込んだ出力能力テ
ーブルから、以下のシーケンスにおいて、端末特性の交
渉を行うためのパラメータの組立を行う。
【0060】次に、S64以降は、ITU−Tの勧告
T.62で定義されている通信規約(プロトコル)の具
体的運用例に従っている。
【0061】まず、S64において、セッション開始コ
マンド(以下、CSSという)を相手機から受け取り、
S65において、セッション開始肯定レスポンス(以
下、RSSPという)を返す。
【0062】S66において、ドキュメント機能リスト
コマンド(以下、CDCLという)を受け取り、それに
対して、S67でドキュメント機能リスト肯定レスポン
ス(以下、RDCLPという)の中のSUDにより、S
63で組み立てた端末特性を用いて、すなわち、内蔵の
プリンタの能力のみならず、外部に接続されたプリンタ
がある場合には、そのプリンタ特性までを含めた能力を
端末特性として交渉を行う。
【0063】S68で、S66、S67での交渉の結果
による受信文書の出力プリンタをRAMのバッファに確
保してあるプリンタ選択テーブルに書き込む。
【0064】S69は、ドキュメント開始コマンド(以
下、CDSという)を受け取る。このCDSは、受信側
にドキュメントの開始、最初のページの開始を示すコマ
ンドである。
【0065】次に、S70において、1ページ目の文書
データが転送され、この1ページ目の全データの送信が
終了すると、S71でドキュメントページ境界コマンド
(以下、CDPBという)を送信し、正常に通信が実行
されると、S72において、ドキュメントページ境界レ
スポンス(以下、RCPBPという)を受信する。
【0066】また、2ページ目以降も同様にして、S7
3〜S76を繰り返す。
【0067】そして、発呼側が全データの送信を終える
と、S77で、ドキュメント終了コマンド(以下、CD
Eという)を受け取る。このCDEは、ドキュメントの
終了、さらに最終チェックポイントを示すために使用さ
れる。次に、S78では、ドキュメント終了肯定レスポ
ンス(以下、RDEPという)を送信する。このRDE
Pは、最終チェックポイントに対する肯定確認を与える
ためのものである。
【0068】S79では、セッション終了コマンド(以
下、CSEという)を受け取る。このCSEは、セッシ
ョンの正常な終了のために使用される。次に、S80で
は、セッション終了肯定レスポンス(以下、RSEPと
いう)を送信し、被呼端末が正常にセッションを終了し
たことを発呼端末に示す。
【0069】次に、S81では、トランスポート層以下
を切断し、送信を終了する。そして、S82では、S6
8で選択したプリンタに対して画像出力バスを設定す
る。
【0070】S83では、受信した文書の解像度が出力
するプリンタの解像度より低ければS84に進み、同じ
であれあS85に進む。
【0071】S84では、出力するプリンタの解像度に
合わせて、画素密度変換部5により解像度変換を行う。
この後、S85に進む。
【0072】S85では、受信文書を出力し、受信を完
了する。
【0073】なお、以上の各実施例では、ISDNを用
いたG4ファクシミリの運用の例を示したが、本発明
は、これに限定されるものではない。例えば、G3系の
ファクシミリ装置においては、次のような装置が考えら
れる。すなわち、図9は、本発明の請求項1に対応する
装置をG3ファクシミリ手順に適用した場合のシーケン
スを示すフローチャートである。
【0074】まず、S91において、着呼端末は呼出信
号の検出を行う。ここで呼出信号が検出されればS92
に、検出されなければ再びS91に戻る。
【0075】S92において、外部プリンタに対し、プ
リンタ特性の要求コマンドを発行する。次に、S93に
おいて、外部プリンタからの応答待ちのフェーズに入
る。
【0076】S94において、外部プリンタからの応答
があるかどうかを確認する。ここで応答があればS95
に進み、応答がなければS96に進む。
【0077】S95においては、外部プリンタからの出
力能力のレスポンスに従い、出力能力テーブルに書き込
み追加する。この後、S96に進む。
【0078】S96において、予め装置で設定した呼出
信号検出から応答までのタイムアウト判定を行い、タイ
ムアウトであればS97に進み、まだタイムアウトでな
ければS93に進み、再び応答待ちに入る。
【0079】S97では、呼出信号に対して応答する。
次いで、S98では、G3手順に従い、被呼局識別(以
下、CEDという)を送出し、S99では、機能識別信
号(以下、DISという)の中のファクシミリインフォ
メーションフィールド(以下、FIFという)に出力能
力テーブルに従った端末特性のパラメータの宣言を組み
立てる。
【0080】S100では、S99でセットしたDIS
を送出し、S101では、以後、通常のG3手順に従い
受信動作に入る。
【0081】同様に請求項2、3に対応する装置に関し
ても、図9のS99において、DISのFIFに出力可
能テーブルに従ったパラメータをセットすることによ
り、実現可能である。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
によれば、着信時に外部プリンタの接続状況が確認可能
となり、その外部プリンタの能力を生かした通信が可能
となる効果がある。
【0083】また、本発明の請求項2によれば、このフ
ァクシミリ装置に接続されたことのあるプリンタの特性
全てにおいて、たとえ着信時にプリンタが有効となって
いない場合でも有効な着信が可能となり、システムの幅
を広げることができる効果がある。
【0084】さらに、本発明の請求項3によれば、定期
的にプリンタの状態を監視することにより、一度は接続
されたが以後接続されなくなったようなプリンタが存在
した場合でも、誤った端末特性を宣言する可能性を低減
することが可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例において、外部プリンタか
らプリンタ特性を取得する場合のシーケンスを示すフロ
ーチャートである。
【図3】本発明の第2実施例において、外部プリンタ側
の動作シーケンスを示すフローチャートである。
【図4】上記第2実施例において、外部プリンタからプ
リンタ特性を取得する場合のシーケンスを示すフローチ
ャートである。
【図5】本発明の第3実施例において、外部プリンタ側
の動作シーケンスを示すフローチャートである。
【図6】上記第3実施例において、外部プリンタからプ
リンタ特性を取得する場合のシーケンスを示すフローチ
ャートである。
【図7】上記各実施例における出力能力テーブルの構成
を示す説明図である。
【図8】上記各実施例における蓄積受信シーケンスを示
すフローチャートである。
【図9】本発明の第4実施例の受信シーケンスを示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1…キャラクタジェネレータ部、 2…CPU制御回路、 3…γ変換部、 4…色空間変換部、 5…画素密度変換部、 6…フレームメモリ、 7…プリンタ特性検知部、 8…通信制御部、 9…I/O制御部、 10…オペレーションパネル部、 11…スキャナ装置、 12…プリンタ装置、 13…画像符号化部、 14…画像復号化部、 15…SCSIインターフェース部、 16…ハードディスク、 17、19…外部プリンタ、 18…LANインターフェース部、 20…システムバス、 21…画像バス。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つまたは複数の外部プリンタが接続可
    能なファクシミリ装置であって、 着信時に、接続された外部プリンタに対して出力能力の
    要求を行う出力能力要求手段と、この出力能力要求に対
    する出力能力応答があるまで通信手順を送らせる通信手
    順遅延手段と、その一定時間後に通信手順上で交渉すべ
    き端末特性を上記出力能力応答から決定して動的に変化
    させる端末特性宣言変更手段とを具備したことを特徴と
    するファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 1つまたは複数の外部プリンタが接続可
    能で、情報蓄積手段を具備したファクシミリ装置であっ
    て、 外部プリンタの初期化時に、このプリンタからの出力能
    力通知を解析して出力能力テーブルに書き込む出力能力
    テーブル変更手段と、着信時に上記出力能力テーブルに
    従って通信手順上で交渉すべき端末特性を動的に変化さ
    せる端末特性宣言変更手段とを具備したことを特徴とす
    るファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 1つまたは複数の外部プリンタが接続可
    能で、情報蓄積手段を具備したファクシミリ装置であっ
    て、 定期的に外部プリンタに対して出力能力の要求を行う出
    力能力要求手段と、この要求に対する出力能力応答に従
    って出力能力テーブルを変更する出力能力テーブル変更
    手段と、通信手順上で交渉すべき端末特性を動的に変化
    させる端末特性宣言変更手段とを具備したことを特徴と
    するファクシミリ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19980077482A (ko) * 1997-04-19 1998-11-16 윤종용 외부 프린터를 이용하는 팩시밀리
KR100452681B1 (ko) * 1997-04-09 2005-05-03 삼성전자주식회사 외부프린터이용팩시밀리장치와그제어방법
US7984120B2 (en) 2004-07-27 2011-07-19 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Selecting setting options method, device and computer program product

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