JP3473762B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP3473762B2 JP2000393294A JP2000393294A JP3473762B2 JP 3473762 B2 JP3473762 B2 JP 3473762B2 JP 2000393294 A JP2000393294 A JP 2000393294A JP 2000393294 A JP2000393294 A JP 2000393294A JP 3473762 B2 JP3473762 B2 JP 3473762B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はファクシミリ装置に
関し、特に受信元のファクシミリ装置の記録用紙のサイ
ズ等が送信元のファクシミリ装置と異なる場合でも受信
及び送信することができるようにするファクシミリ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来のファクシミリ装置につい
て図面を参照して説明する。
【0003】図6は従来のファクシミリ装置の一例を示
すブロック図、図7は図6に示す従来のファクシミリ装
置にパーソナルコンピュータが接続されている状態を示
すシステム構成図である。
【0004】図6及び図7において、この従来例のファ
クシミリ装置101は特開2000−69267号公報
の開示内容を示し、受信時、プロッタ109にセットさ
れている用紙サイズに関わらず最大用紙サイズを受信サ
イズとして宣言し、また、プロッタ109の記録可能な
線密度に関わらず最大線密度を受信線密度として宣言す
るとともに、受信画情報のサイズがプロッタ109にセ
ットされている用紙サイズを越えているか否かに応じ
て、また、受信画情報の線密度がプロッタ109の記録
可能な線密度を越えているか否かに応じて、受信画情報
の出力先をプロッタ109と情報処理装置であるパーソ
ナルコンピュータ120とに切り換えている。
【0005】したがって、常に高品質な画情報を受信す
ることができ、受信画情報のサイズや線密度がプロッタ
109の記録能力を超えていると、パーソナルコンピュ
ータ120に受信画情報を転送してパーソナルコンピュ
ータ120で表示あるいはパーソナルコンピュータ12
0に接続されたプリント等で記録出力して、高品質で送
信原稿の元のサイズの受信画情報を元の解像度で安価に
出力することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この従来例のファクシ
ミリ装置においては、自機の記録可能な最大の受信用紙
サイズと線密度とを受信能力通知において宣言している
ので、この受信能力で受信した文書を転送する場合、転
送先ファクシミリ装置の受信能力がこれより劣る時には
転送先ファクシミリ装置が受信できず転送が出来ないと
いう問題点がある。
【0007】また、自機でも受信文書を記録できない場
合には、パーソナルコンピュータに転送してディスプレ
イに表示させねばならないという問題点がある。
【0008】また、他の従来の技術における受信した文
書を別の装置に中継転送する中継転送機能を持つが、受
信したデータを転送先装置の受信能力に合わせて自動変
換して送信する機能を持たないファクシミリ装置におい
ても、中継文書の受信時に使用した機能を転送先ファク
シミリ装置が持たない場合、通信仕様のネゴシエーショ
ンがとれないため中継文書が転送できないという問題点
があった。例えば中継する文書をB4サイズ文書として
受信した場合、転送先のファクシミリ装置がA4サイズ
でしか受信できないとすれば中継ファクシミリ装置にB
4からA4へサイズ変更をする機能がない限り転送する
ことはできないという問題点があった。
【0009】従来この問題を解決するため、すべての受
信に対して通信仕様のネゴシエーション時に受信能力を
可能な限り低く宣言し低能力で受信をすることで自機よ
り劣る受信能力の装置に転送することを可能にさせてい
る。
【0010】この他の従来例では例えば中継ファクシミ
リ装置はB4サイズの文書を受信する能力を持っている
が、受信する文書を転送しなければならないため故意に
A4サイズしか受信できないと送信元へ宣言する。そう
することでA4サイズで文書を受信してA4サイズしか
受信できない転送先ファクシミリ装置へ転送を可能にし
ている。
【0011】しかし上記解決方法では、受信する文書は
すべて低能力で受信し、中継する必要のない文書まで低
能力で受信することになるため、いくら自機が高い通信
能力を有していても無駄になるという問題点がある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のファクシミリ装
置は、発信元電話番号情報通知サービスを提供する回線
網を介して複数のファクシミリ装置が接続される通信シ
ステムにおいて、前記複数のファクシミリ装置の内の第
1のファクシミリ装置は、同報通信を行う複数の第2の
ファクシミリ装置のそれぞれの電話番号が予め登録され
てある第1の登録手段と、前記複数の第2のファクシミ
リ装置のそれぞれの同報先の複数の第3のファクシミリ
装置の電話番号が予め登録されてある第2の登録手段と
を備え、前記第2のファクシミリ装置から着信がある
と、前記第1の登録手段から同報通信を行うことを認識
し、前記発信元の第2のファクシミリ装置との間の予め
定められた通信手順に基づいて、前記通信システム内の
前記複数のファクシミリ装置が共通に有する記録紙のサ
イズを含む共通通信能力で受信することを宣言してこの
宣言の後に前記共通通信能力で文書データを受信する受
信手段と、前記発信元の第2のファクシミリ装置の同報
先の電話番号を前記第2の登録手段から順次読出して発
呼し、前記受信した文書データを前記共通通信能力で転
送する転送手段とを備え、前記第1のファクシミリ装置
は、通信手順において受信能力を宣言する前の段階で予
め定められた同報を行わないことを示す非同報情報を検
出する検出手段を備え、着信時に前記第1の登録手段を
参照して同報通信を行う前記第2のファクシミリ装置と
して認識した場合に、前記検出手段によって前記非同報
情報が検出されると、発信元の前記第2のファクシミリ
装置に対して前記共通通信能力よりも自装置が有する高
度な通信能力を宣言して文書データを前記受信手段によ
って受信し、前記第1のファクシミリ装置は、同報通信
を行うものとして登録される発信元の電話番号およびこ
の発信元が転送する転送先電話番号が記憶されている電
話番号格納部と、前記発信元のファクシミリ装置に対し
て通信能力を宣言するための前記共通通信のデータ及び
前記共通通信能力よりも高度な通信能力データを格納し
ている通信能力格納部と、受信した文書データを復号化
して格納される画像格納部と、通信手順において受信能
力を宣言する前の段階で予め定められた同報を行わない
ことを示す非同報情報を検出する非同報検出部とを有し
ている。
【0013】本発明のファクシミリ装置は、発信元電話
番号情報通知サービスを提供する回線網を介して複数の
ファクシミリ装置が接続される通信システムにおいて、
前記複数のファクシミリ装置の内の第1のファクシミリ
装置は、同報通信を行う複数の第2のファクシミリ装置
のそれぞれの電話番号が予め登録されてある第1の登録
手段と、この第1の登録手段に登録してある前記第2の
ファクシミリ装置からの受信した文書データから同報先
の電話番号を検出して記憶する検出・記憶手段とを備
え、前記第2のファクシミリ装置から発信元として着信
があると、前記第1の登録手段から同報通信を行うこと
を認識し、前記発信元の第2のファクシミリ装置との間
の予め定められた通信手段に基づいて、前記通信システ
ム内の前記複数のファクシミリ装置が共通に有する記録
紙のサイズを含む共通通信能力で受信することを宣言し
てこの宣言の後に前記共通通信能力で文書データを受信
する受信手段と、前記発信元の第2のファクシミリ装置
の同報先の電話番号を前記検出・記憶手段から順次読出
して発呼し、前記受信した文書データを前記共通通信能
力で転送する転送手段とを備え、前記第1のファクシミ
リ装置は、通信手順において受信能力を宣言する前の段
階で予め定められた同報を行わないことを示す非同報情
報を検出する検出手段を備え、着信時に前記第1の登録
手段を参照して同報通信を行う前記第2のファクシミリ
装置として認識した場合に、前記検出手段によって前記
非同報情報が検出されると、発信元の前記第2のファク
シミリ装置に対して前記共通通信能力よりも自装置が有
する高度な通信能力を宣言して文書データを前記受信手
段によって受信し、前記第1のファクシミリ装置は、同
報通信を行うものとして登録される発信元の電話番号お
よびこの発信元が転送する転送先電話番号が記憶されて
いる電話番号格納部と、前記発信元のファクシミリ装置
に対して通信能力を宣言するための前記共通通信力デー
タ及び前記共通通信能力よりも高度な通信能力データを
格納している通信能力格納部と、受信した文書データを
復号化して格納される画像格納部と、受信データから転
送先の電話番号を検出して記憶する転送検出部とを有
し、前記転送先検出部は通信手順において受信能力を宣
言する前の段階で予め定められた同報を行わないことを
示す非同報情報を検出する機能を有している。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0015】図1は本発明の第1及び第2の実施の形態
のファクシミリ装置が適用する通信システムの一例を示
すシステム構成図、図2は本発明の第1の実施の形態の
ファクシミリ装置を示すブロック図である。
【0016】図1において、本第1の実施の形態のファ
クシミリ装置が適用する一例の通信システムは、発信元
電話番号サービスを提供するシステムであって、回線網
3にファクシミリ装置1,本実施の形態のファクシミリ
装置2及びファクシミリ装置4−1,4−2,4−3,
4−4がそれぞれ接続された構成となっている。
【0017】本実施の形態のファクシミリ装置2は、中
継同報機能と、ファクシミリ装置1の発信元電話番号と
対応して同報先の電話番号を記憶する記憶手段と、受信
した文書データを記憶する画像記憶手段とを有してい
る。この適用例の通信システムにおいては、ファクシミ
リ装置1がファクシミリ装置2へ文書の同報依頼する
と、ファクシミリ装置2はファクシミリ装置1に対し
て、予め定められた通信手順に基づいて、ファクシミリ
装置1、ファクシミリ装置2及びファクシミリ装置4−
1,4−2,4−3,4−4に共通する紙サイズ等の共
通通信能力で文書を受信することを宣言する。
【0018】この結果、ファクシミリ装置1は、例えば
B4サイズの文書を例えば通信システム共通のA4サイ
ズに変換してファクシミリ装置2へ送信する。
【0019】ファクシミリ装置2は受信した文書データ
を画像記憶手段に記憶し、受信したファクシミリ装置1
の発信元電話番号を基に記憶手段から同報先の電話番号
を検索し、順次、検索した電話番号を発信して画像記憶
手段に記憶した文書データを転送する。
【0020】次に、本発明の第1の実施の形態のファク
シミリ装置2の構成について図2を参照して説明する。
【0021】図2において、本第1の形態のファクシミ
リ装置2は、図1に示すように発信元電話番号通知サー
ビスを提供する通信システムの回線網3に接続されて使
用される。
【0022】外部入力部14は使用者が本ファクシミリ
装置2に指示を与えるための操作スイッチ類と状態を表
示する表示デバイス等から構成される。ROM11には
ファクシミリ装置2全体を制御するプログラムおよび通
信を制御するプログラムが格納されている。RAM12
はプログラム実施において使用される汎用メモリであ
る。主制御部10はROM11およびRAM12に格納
されたプログラムおよび外部入力部14からの指示によ
りファクシミリ装置2全体を制御する。網・通信制御部
15は着信および発信元電話番号を検出し通信の制御を
行う。
【0023】電話番号格納部17は中継同報通信を行う
発信元および転送先電話番号を格納している。通信能力
格納部18には予め定められた通信手順における通信能
力のネゴシエーション時にファクシミリ装置2が宣言す
る通信能力データが格納されている。通信能力格納部1
8内の通信能力データには通常の通信時に使用する通常
通信能力データと中継同報通信時に使用するシステム内
のファクシミリ装置が共通に有する共通通信能力データ
との2種類があり、通常通信能力データとはファクシミ
リ装置2自身が有する通信能力に応じたデータを意味
し、共通通信能力データとは通信システム内のどのファ
クシミリ装置が共通に持っている通信能力データであ
り、この共通通信能力データで通信手順に基づく通信能
力のネゴシエーションを取る限り通信システム内のファ
クシミリ装置と通信が可能な能力データを示す。
【0024】回線網3から受信した文書は網・通信制御
部15を介し画処理部16で復号化され画像格納部19
に格納されプリンタ13で記録される。メモリ送信文書
は画像格納部19内の画像データを画像処理部16で符
号化し網・通信制御部15を介し送信される。
【0025】非同報検出部20は、着信時に、発信元の
電話番号が電話番号格納部17に格納されていても、通
信手順において受信能力を宣言する前の段階で予め定め
られた位置の非同報を示す非同報情報を検出する検出手
段で、非同報情報を検出した場合には、発信元のファク
シミリ装置と単独に受信することができる。
【0026】この場合には、ファクシミリ装置2が持っ
ている共通通信能力よりも高度の通信能力を活かした通
信能力を宣言することによって、自機の通信能力を有効
に利用することができる。
【0027】図3は本第1の実施の形態のファクシミリ
装置2の動作を示すフローチャートである。
【0028】次に、本第1の実施の形態ファクシミリ装
置2の動作について図1,図2及び図3を参照して説明
する。
【0029】図3において、ステップS101では使用
者は外部入力部14を操作して電話番号格納部17に中
継同報文書の発信元電話番号と転送先電話番号とを登録
する。ステップS102は待機状態であり回線網3から
の着信を待っている。回線網3から着信を受けるとステ
ップS103に移行し、網・通信制御部15は回線網3
から通知される例えば、ファクシミリ装置1の発信元電
話番号を検出し主制御部10へ通知する。ステップS1
04で主制御部10は電話番号格納部17内の発信元電
話番号とS103で通知された発信元電話番号とを比較
し一致するかを確認する。一致する場合はステップS1
05へ移行し、一致しない場合は中継同報を必要としな
い通信を意味するのでステップS110へ移行する。S
105では非同報検出部20によって、非同報情報が検
出されると発信元のファクシミリ装置1に対して中継同
報を必要としない通常の通信を行うためS110へ移行
し、非同報情報が検出されない場合は、これから受信す
る文書が中継同報であるためステップS106へ移行す
る。
【0030】ステップS106で網・通信制御部15は
通信能力格納部18から共通通信能力データを取り出
し、発信元ファクシミリ装置1との通信手順に基づく通
信能力のネゴシエーションで共通通信能力データをファ
クシミリ装置2の通信能力として宣言し受信を開始す
る。受信した文書データは画処理部16で復号化され画
像格納部19へ格納されるとともにプリンタ13で記憶
される。ステップS107で正常に受信が終了するとス
テップS108に移行し、今受信した発信元電話番号に
対応する転送先電話番号を電話番号格納部17から検索
しステップS109へ移行する。S109で網・通信制
御部15はS108で検索した、例えば、ファクシミリ
装置4−1,4−2,4−3及び4−4のそれぞれの転
送先電話番号を順次発呼し、転送される文書は画像格納
部19からS106で格納した文書データが取り出さ
れ、画処理部16で符号化されて網・通信制御部15か
ら通信システム共通の通信能力で送出される。S109
におけるメモリ転送が全てのファクシミリ装置4−1、
4−2,4−3,4−4に対して終了後S102の着信
待ち状態へ移行する。
【0031】中継同報を必要としない場合には、ステッ
プS110で網・通信制御部15は通信能力格納部18
から通常通信能力データを取り出し、発信元ファクシミ
リ装置との通信手順に基づく通信能力のネゴシエーショ
ンで通常通信能力データをファクシミリ装置2の通信能
力として宣言し受信を開始する。受信した文書データは
画処理部16で復合化され画像格納部19へ格納される
とともにプリンタ13で記録され受信終了シーケンスで
あるステップS111へ移行する。S111では通信が
終了後、転送する必要がない画像格納部19内の受信文
書データは消去される。その後S102の着信待ち状態
へ移行する。
【0032】図4において、本第2の実施の形態のファ
クシミリ装置2aは、図2に示す第1の実施の形態のフ
ァクシミリ装置2に非同報検出部20の代りに、転送先
検出部21が付加された構成になっており、転送先検出
部21はファクシミリ装置2が有する非同報検出部20
と同様の非同報検出機能に加え受信した文書データから
転送先のファクシミリ装置の電話番号を検出する機能を
有している。
【0033】図5は本発明の第2の実施の形態のファク
シミリ装置の動作を示すフローチャートである。
【0034】次に、本第2の実施の形態のファクシミリ
装置2aの動作について、図1、図4及び図5を参照し
て説明する。本説明においては、図1において、発信元
のファクシミリ装置1からの文書をファクシミリ装置2
aを中継して、例えば、ファクシミリ装置4−1,4−
2へ転送する場合について説明する。
【0035】図5においてS102からS110,11
1へ至るルートについては本第1の実施の形態の場合と
同じであるので説明を省略する。
【0036】ステップS201においてファクシミリ装
置2aの使用者は外部入力部14を操作して電話番号格
納部17に中継同報文書の例えばファクシミリ装置1の
発信元電話番号を格納する。ステップS102は待機状
態であり回線網3からの着信要求を待っている。回線網
3から着信を受けるとステップ103へ移行し、網・通
信制御部15は回線網3から通知される発信元電話番号
を検出し主制御部10へ通知する。ステップS104で
主制御部10は電話番号格納部17内の発信元電話番号
とS103で通知されたファクシミリ装置1の発信元電
話番号を比較し、一致する場合はS105へ移行する。
S105では転送先検出部21によって、非同報情報が
検出されると発信元のファクシミリ装置1に対して中継
同報を必要としない通常の通信を行うためS110へ移
行し、非同報情報が検出されない場合は、これから受信
する文書が中継同報であるためステップS106へ移行
する。ステップS106で網・通信制御部15は通信能
力格納部18からこの通信システム内のファクシミリ装
置が共通に有する共通通信能力データを取り出し、ファ
クシミリ装置1との通信手順に基づく通信能力のネゴシ
エーションで共通通信能力データをファクシミリ装置2
aの通信能力として宣言し受信を開始する。受信した文
書データは画処理部16で複合化され画像格納部19へ
格納されるとともに、転送先検出部21で複合化した文
書データから転送先(例えばファクシミリ装置4−1,
4−2)の電話番号を検出し電話番号格納部17へ格納
する。
【0037】ステップS107で正常に受信が終了する
とステップS109へ移行し、S202で検出した転送
先電話番号を転送先検出部21から取り出し順次発呼
し、転送する文書は、第1の実施の形態のファクシミリ
装置と同様に、画像格納部19から格納した文書データ
を取り出され、画処理部16で符号化されて網・通信制
御部15から通信システム共通の通信能力で送出される
(S108)。
【0038】S109において指定された例えば、ファ
クシミリ装置4−1,4−2へのメモリ転送が終了後、
S102の着信待ち状態へ移行する。
【0039】以上に説明したように、本第1及び第2の
実施の形態のファクシミリ装置2及び2aは、中継同報
通信を行うファクシミリ装置の発信元電話番号とそれに
対応する転送先電話番号を電話番号格納部17に予め登
録しておくか、又は受信したデータから転送先電話番号
を検出して記憶しておき、登録した発信元からの着信が
あると、発信元との通信手順に基づく通信能力のネゴシ
エーションで、通信システムに共通なファクシミリ装置
の通信能力(例えば、受信の紙サイズを共通のA4サイ
ズ)を発信元へ宣言し、転送先のファクシミリ装置とは
通信システムに共通の通信能力で転送し、同報通信の転
送以外の場合の受信ではファクシミリ装置2及び2a自
身が持っている通信システムの共通通信能力以外の機能
を活かした通信能力宣言をすることで、必要なときだけ
通信システムに共通な共通機能による通信を行うことが
可能になる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、発信元電
話番号情報通知サービスを提供する回線網を介して複数
のファクシミリ装置が接続される通信システムにおい
て、複数のファクシミリ装置の内の第1のファクシミリ
装置は、同報通信を行う複数の第2のファクシミリ装置
のそれぞれの電話番号が予め登録されてある第1の登録
手段と、複数の第2のファクシミリ装置のそれぞれの同
報先の複数の第3のファクシミリ装置の電話番号が予め
登録されてある第2の登録手段とを備え、第2のファク
シミリ装置から発信元として着信があると、第1の登録
手段から同報通信を行うことを認識し、発信元の第2の
ファクシミリ装置との間の予め定められた通信手順に基
づいて、通信システム内の複数のファクシミリ装置が共
通に有する記録紙のサイズを含む共通通信能力で受信す
ることを宣言してこの宣言の後に前記共通通信能力で文
書データを受信する受信手段と、前記発信元の第2のフ
ァクシミリ装置の同報先の電話番号を前記第2の登録手
段から順次読出して発呼し、前記受信した文書データを
前記共通通信能力で転送する転送手段とを備えることに
より、あらかじめ中継同報通信を行う発信元電話番号を
登録しておき、登録した発信元からの受信のみ通信シス
テムに共通な機能の通信能力宣言をし、それ以外からの
受信に対しては自機の機能を活かした通信能力宣言をす
ることで、必要なときだけ共通機能の通信を行うことが
可能になり自機の持つ通信機能を有効に使用することが
できる効果がある。
【0041】また、同報を行わないことを示す非同報情
報を検出した場合においても、自機の持っている通信能
力を宣言することで、自機の持っている通信機能を有効
に使用することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1及び第2の実施の形態のファクシ
ミリ装置が適用する通信システムの一例を示すシステム
模式図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態のファクシミリ装置
を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態のファクシミリ装置
の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施の形態のファクシミリ装置
を示すブロック図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態のファクシミリ装置
の動作を示すフローチャートである。
【図6】従来のファクシミリ装置の一例を示すブロック
図である。
【図7】図6に示す従来のファクシミリ装置にパーソナ
ルコンピュータが接続されている状態を示すシステム構
成図である。
【符号の説明】
1,2,2a ファクシミリ装置 3 回線網 4−1,4−2,4−3,4−4 ファクシミリ装置 10 主制御部 11 ROM 12 RAM 13 プリンタ 14 外部入力部 15 網・通信制御部 16 画処理部 17 電話番号格納部 18 通信能力格納部 19 画像格納部 20 非同報検出部 21 転送先検出部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108 H04N 1/32 - 1/36 H04N 1/42 - 1/44

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発信元電話番号情報通知サービスを提供
    する回線網を介して複数のファクシミリ装置が接続され
    る通信システムにおいて、前記複数のファクシミリ装置
    の内の第1のファクシミリ装置は、同報通信を行う複数
    の第2のファクシミリ装置のそれぞれの電話番号が予め
    登録されてある第1の登録手段と、前記複数の第2のフ
    ァクシミリ装置からそれぞれの同報先の複数の第3のフ
    ァクシミリ装置の電話番号が予め登録されてある第2の
    登録手段とを備え、 前記第2のファクシミリ装置から発信元として着信があ
    ると、前記第1の登録手段から同報通信を行うことを認
    識し、前記発信元の第2のファクシミリ装置との間の予
    め定められた通信手順に基づいて、前記通信システム内
    の前記複数のファクシミリ装置が共通に有する記録紙の
    サイズを含む共通通信能力で受信することを宣言してこ
    の宣言の後に前記共通通信能力で文書データを受信する
    受信手段と、前記発信元の第2のファクシミリ装置の同
    報先の電話番号を前記第2の登録手段から順次読出して
    発呼し、前記受信した文書データを前記共通通信能力で
    転送する転送手段とを備えることを特徴とするファクシ
    ミリ装置。
  2. 【請求項2】 発信元電話番号情報通知サービスを提供
    する回線網を介して複数のファクシミリ装置が接続され
    る通信システムにおいて、前記複数のファクシミリ装置
    の内の第1のファクシミリ装置は、同報通信を行う複数
    の第2のファクシミリ装置のそれぞれの電話番号が予め
    登録されてある第1の登録手段と、この第1の登録手段
    に登録してある前記第2のファクシミリ装置からの受信
    した文書データから同報先の電話番号を検出して記憶す
    る検出・記憶手段とを備え、 前記第2のファクシミリ装置が発信元として着信がある
    と、前記第1の登録手段から同報通信を行うことを認識
    し、前記発信元の第2のファクシミリ装置との間の予め
    定められた通信手段に基づいて、前記通信システム内の
    前記複数のファクシミリ装置が共通に有する記録紙のサ
    イズを含む共通通信能力で受信することを宣言してこの
    宣言の後に前記共通通信能力で文書データを受信する受
    信手段と、前記発信元の第2のファクシミリ装置の同報
    先の電話番号を前記検出・記憶手段から順次読出して発
    呼し、前記受信した文書データを前記共通通信能力で転
    送する転送手段とを備えることを特徴とするファクシミ
    リ装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のファクシミリ装置は、通信手
    順において受信能力を宣言する前の段階で同報を行わな
    いことを示す非同報情報を検出する検出手段を備え、着
    信時に前記第1の登録手段を参照して同報通信を行う前
    記第2のファクシミリ装置として認識した場合に、前記
    検出手段によって前記非同報情報が検出されると、発信
    元の前記第2のファクシミリ装置に対して前記共通通信
    能力よりも自装置が有する高度な通信能力を宣言して文
    書データを前記受信手段によって受信することを特徴と
    する請求項1又は2記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 前記第1のファクシミリ装置は、同報通
    信を行うものとして登録される発信元の電話番号および
    この発信元に対応する転送先電話番号が記憶されている
    電話番号格納部と、前記発信元のファクシミリ装置に対
    して通信能力を宣言するための前記共通通信のデータ及
    び前記共通通信能力よりも高度な通信能力データを格納
    している通信能力格納部と、受信した文書データを復号
    化して格納される画像格納部と、通信手順において受信
    能力を宣言する前の段階で予め定められた同報を行わな
    いことを示す非同報情報を検出する非同報検出部とを有
    することを特徴とする請求項1又は3記載のファクシミ
    リ装置。
  5. 【請求項5】 前記第1のファクシミリ装置は、同報通
    信を行うものとして登録される発信元の電話番号および
    この発信元が転送する転送先電話番号が記憶されている
    電話番号格納部と、前記発信元のファクシミリ装置に対
    して通信能力を宣言するための前記共通通信力データ及
    び前記共通通信能力よりも高度な通信能力データを格納
    している通信能力格納部と、受信した文書データを復号
    化して格納される画像格納部と、受信データから転送先
    の電話番号を検出して記憶する転送検出部とを有するこ
    とを特徴とする請求項2又は3記載のファクシミリ装
    置。
  6. 【請求項6】 前記転送先検出部は通信手順において受
    信能力を宣言する前の段階で予め定められた同報を行わ
    ないことを示す非同報情報を検出する機能を有すること
    を特徴とする請求項5記載のファクシミリ装置。
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