JP2001313736A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2001313736A
JP2001313736A JP2000129560A JP2000129560A JP2001313736A JP 2001313736 A JP2001313736 A JP 2001313736A JP 2000129560 A JP2000129560 A JP 2000129560A JP 2000129560 A JP2000129560 A JP 2000129560A JP 2001313736 A JP2001313736 A JP 2001313736A
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JP2000129560A
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Masaki Sone
正樹 曽根
Kiyoshi Hori
清志 堀
Shinya Ogawa
新矢 小川
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Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信時間を抑制し、オペレータの操作を容易
にするファクシミリ装置を提供することである。 【解決手段】 サブアドレスを指定して送信されてきた
原稿画像を受信可能なファクシミリ装置1であって、受
信した原稿画像を記憶可能でありサブアドレスに対応し
た複数の親展ボックス114…と、特定のサブアドレス
を当該特定のサブアドレスに対応した親展ボックス11
4…以外の1または複数の親展ボックス114…に関連
付けて記憶する特定サブアドレス設定記憶手段1142
と、受信した原稿画像を受信したサブアドレスに対応し
た親展ボックスに記憶させるとともに、受信したサブア
ドレスが前記特定サブアドレス設定記憶手段1142に
記憶された特定のサブアドレスである場合には、受信し
た原稿画像を当該特定のサブアドレスに関連付けられた
1または複数の親展ボックス114…にも記憶させる受
信制御手段124とを備えるファクシミリ装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信機能を有する
ファクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開平5−130437号公報に示され
るごとく親展機能を有するファクシミリ装置が既に提案
されている、この親展機能は、受信側ファクシミリ装置
を複数人が共用している場合等において、各人宛の原稿
画像を分別することを目的とし、受信側ファクシミリ装
置の記憶手段(メモリ)上に各人別の仮想的な親展ボッ
クスを設定しておき、送信者が指定するサブアドレスに
対応する親展ボックスに受信した原稿画像を記憶するも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の親展機能によれば、送信者が受信側ファクシ
ミリ装置内の複数の親展ボックスに原稿画像を送信する
ためには、各親展ボックスに対応するサブアドレスをそ
れぞれ指定して原稿画像を複数回送信する必要があっ
た。このため、送信者にとって送信操作が面倒で煩わし
いとともに、通信時間が長くなり通信代もかさむことに
なっていた。
【0004】また、受信側において受信した原稿画像を
複数人が共用するには、受信した原稿画像をハードコピ
ーして手渡ししなければならず、面倒であった。
【0005】本発明の目的は、通信時間を抑制し、オペ
レーターの操作を容易にするファクシミリ装置を提供す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1は、サブアドレスを指定して送信
されてきた原稿画像を受信可能なファクシミリ装置であ
って、受信した原稿画像を記憶可能でありサブアドレス
に対応した複数の親展ボックスと、特定のサブアドレス
を当該特定のサブアドレスに対応した親展ボックス以外
の1または複数の親展ボックスに関連付けて記憶する特
定サブアドレス設定記憶手段と、受信した原稿画像を受
信したサブアドレスに対応した親展ボックスに記憶させ
るとともに、受信したサブアドレスが前記特定サブアド
レス設定記憶手段に記憶された特定のサブアドレスであ
る場合には、受信した原稿画像を当該特定のサブアドレ
スに関連付けられた1または複数の親展ボックスにも記
憶させる受信制御手段とを備えたことを特徴とするファ
クシミリ装置として構成されている。
【0007】上記構成によれば、特定のサブアドレスが
指定された場合、複数の親展ボックスのいずれか1また
は複数に収容するかが予め設定、記憶されている。そし
て、受信した原稿画像は指定されたサブアドレスに応じ
た複数の親展ボックスに記憶される。また、受信したサ
ブアドレスが前記特定サブアドレス設定記憶手段に記憶
された特定のサブアドレスである場合には、受信した原
稿画像を当該特定のサブアドレスに関連付けられた1ま
たは複数の親展ボックスにも記憶される。
【0008】上記目的を達成するため、本発明の請求項
2は、複数のサブアドレスを指定して送信される原稿画
像を受信可能な複数サブアドレス受信制御手段と、受信
した原稿画像を記憶可能でありサブアドレスに対応した
複数の親展ボックスと、受信した原稿画像を受信した複
数のサブアドレスにそれぞれ対応する複数の親展ボック
スに記憶させる受信制御手段とを備えたことを特徴とす
るファクシミリ装置として構成されている。
【0009】上記構成によれば、複数のサブアドレスへ
の記憶指定情報を受信すると、原稿画像は各サブアドレ
スに対応する複数の親展ボックスに記憶される。
【0010】上記目的を達成するため、本発明の請求項
3は、原稿画像とともに送信者情報を受信可能なファク
シミリ装置であって、受信した原稿画像を記憶可能な複
数の親展ボックスと、特定の送信者情報を前記複数の親
展ボックスのうちいずれか1または複数の親展ボックス
に関連付けて記憶する特定送信者設定記憶手段と、受信
した送信者情報が前記特定送信者設定記憶手段に記憶さ
れた特定の送信者情報である場合には受信した原稿画像
を当該特定の送信者情報に関連付けられた1または複数
の親展ボックスに記憶させる受信制御手段とを備えたこ
とを特徴とするファクシミリ装置として構成されてい
る。
【0011】上記構成によれば、特定の送信者情報が複
数の親展ボックスのいずれか1または複数の親展ボック
スに収容するかが予め設定、記憶されている。そして、
送信者情報を受信して特定の送信者である場合に、原稿
画像は関連付けられている複数の親展ボックスに記憶さ
れる。
【0012】上記目的を達成するため、本発明の請求項
4は、サブアドレスを指定して送信される原稿画像を受
信可能なファクシミリ装置であって、サブアドレスに対
応する複数のメールボックスと、特定のサブアドレスを
当該特定のサブアドレスに対応したメールボックス以外
の1または複数のメールボックスに関連付けて記憶する
特定サブアドレス設定記憶手段と、受信した原稿画像を
シート部材に印字して、受信したサブアドレスに対応し
たメールボックスに収容させるとともに、受信したサブ
アドレスが前記特定サブアドレス設定記憶手段に記憶さ
れた特定のサブアドレスである場合には、受信した原稿
画像をシート部材に印字して、当該特定のサブアドレス
に関連付けられた1または複数のメールボックスにも収
容させる受信制御手段とを備えたことを特徴とするファ
クシミリ装置として構成されている。
【0013】上記構成によれば、特定のサブアドレスが
指定された場合、複数のメールボックスのいずれか1ま
たは複数に収容するかが予め設定、記憶されている。そ
して、受信した原稿画像はシート部材に印字され指定さ
れたサブアドレスに応じた複数のメールボックスに収容
される。また、受信したサブアドレスが前記特定サブア
ドレス設定記憶手段に記憶された特定のサブアドレスで
ある場合には、受信した原稿画像をシート部材に印字し
て、当該特定のサブアドレスに関連付けられた1または
複数のメールボックスにも収容される。
【0014】上記目的を達成するため、本発明の請求項
5は、複数のサブアドレスを指定して送信される原稿画
像を受信可能な複数サブアドレス受信制御手段と、サブ
アドレスに対応する複数のメールボックスと、受信した
原稿画像をシート部材に印字して、受信した複数のサブ
アドレスにそれぞれ対応する複数のメールボックスに収
容させる受信制御手段とを備えたことを特徴とするファ
クシミリ装置として構成されている。
【0015】上記構成によれば、複数のサブアドレスへ
の収容指定情報を受信すると、受信した原稿画像はシー
ト部材に印字され各サブアドレスに対応する複数のメー
ルボックスに収容される。
【0016】上記目的を達成するため、本発明の請求項
6は、原稿画像とともに送信者情報を受信可能なファク
シミリ装置であって、サブアドレスに対応する複数のメ
ールボックスと、特定の送信者情報を前記複数のメール
ボックスのうちいずれか1または複数のメールボックス
に関連付けて記憶する特定送信者設定記憶手段と、受信
した送信者情報が前記特定送信者設定記憶手段に記憶さ
れた特定の送信者情報である場合には受信した原稿画像
をシート部材に印字して、当該特定の送信者情報に関連
付けられた1または複数の親展ボックスに収容させる受
信制御手段とを備えたことを特徴とするファクシミリ装
置として構成されている。
【0017】上記構成によれば、予め特定の送信者情報
が複数のメールボックスのいずれか1または複数に収容
するよう設定、記憶されている。そして、送信者情報を
受信して特定の送信者である場合に、原稿画像はシート
部材に印字され関連付けられている複数のメールボック
スに収容される。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態を示す
ブロック図であり、以下、同図に基づいて説明する。
【0019】制御部100は、ファクシミリ装置1全体
の制御を行うものである。
【0020】CPU102は制御部100の中核をなす
ものであり、ROM120、RAM122を具備してい
る。
【0021】操作部104は原稿200(図3参照)の
送信を開始させるためのスタートボタン(キー)、送信
相手先(アドレス及びサブアドレス)を入力する等のた
めのテンキー、送信相手先をワンタッチキーで入力する
ためのワンタッチキー、登録(記憶)されている送信相
手先から短縮番号を入力するための短縮キー、親展送信
キー、その他各種モード設定キー等を備える。
【0022】画像読取部106は例えばCCD等より構
成され原稿の画像を読み取る読取手段として機能する。
【0023】原稿検知手段110は送信する原稿の有無
を検知する。
【0024】NCU(Network Control Unit)112
は、電話回線を使用して相手側とデータ送受信の制御を
行い、送信手段及び複数サブアドレス受信制御手段とし
て機能する。
【0025】記憶部114は送信相手先の名称、ファク
シミリ番号等の各種原稿画像を記憶するとともに、親展
ボックスA,B,C,D,E…を有する記憶手段として
機能するものである。さらに、後に詳述する特定サブア
ドレス設定記憶手段1142、特定送信者設定記憶手段
1144を具備している。
【0026】印字部116は相手先より受信した原稿画
像(画像データ)や通信結果レポート、通信管理レポー
ト等をシート部材(図示していない)に出力する。
【0027】表示部118はLCDに各種表示を行いオ
ペレータに報知し、若しくはLEDの点灯を行い、紙な
し、紙詰り、PU(プロセスユニット)交換等の各種原
稿画像をオペレータに報知する。
【0028】受信制御手段124は、受信した原稿画像
を前記親展ボックスA,B,C,D,E…のいずれか1
または複数へ各種条件に応じて記憶させ、或いは、メー
ルボックス201…(図5参照)のいずれか1または複
数へ各種条件に応じ印字部116でシート部材へ印字し
て収容させる。
【0029】図2は本発明の一実施形態の通信シーケン
スを示すフローチャートである。この実施形態は、発呼
局ファクシミリ装置10から被呼局ファクシミリ装置2
0の複数の親展ボックス114…(図1参照)をサブア
ドレス指定して親展送信する具体例である。
【0030】まず、発信者は操作部104のキー入力装
置で相手先ファクシミリ番号(アドレスに対応する)、
親展送信要、送信モード(通常、ファイン、スーパーフ
ァイン等)等を入力しスタートキーを操作して送信開始
を指示する。なお、親展送信の場合であり、サブアドレ
スに対応する親展ボックス番号をも同時に入力する。
【0031】これにより、発呼局ファクシミリ装置10
は、送信者の指示に従ってダイヤリングして被呼局ファ
クシミリ装置20へ送信を開始する。
【0032】次に、被呼局ファクシミリ装置20は、N
SF(Non-Standard Facilities)、CSI(Called
Station Identification)、DIS(Digital Identi
fication Signal)信号を発信し、発呼局ファクシミリ
装置10は被呼局ファクシミリ装置20の識別記号、モ
デムの種類、I/Oスピード、親展機能の有無、紙幅
等、機械の仕様の各種条件信号をチェックする。
【0033】発呼局ファクシミリ装置10は、被呼局フ
ァクシミリ装置20からの前記各種条件信号で被呼局フ
ァクシミリ装置20に親展ボックス114A…が無けれ
ば(ステップ#1でNo)、通信を切断し(ステップ#
2)、表示部118に相手先に親展機能なしの表示を行
う(ステップ#3)。
【0034】被呼局ファクシミリ装置20に親展ボック
ス114A…が有れば(ステップ#1でYes)、発呼
局ファクシミリ装置10は必要に応じて被呼局ファクシ
ミリ装置20の親展ボックス114A…へサブアドレス
を指定することで親展送信することができる。
【0035】そして、発呼局ファクシミリ装置10は、
TSI(Transmitting Station Identification)、
NSS(Non-Standard Facilities Set-up)及びC
FD(Confidential)信号、すなわち、発呼局ファクシ
ミリ装置10の識別記号、モデムの種類、I/Oスピー
ド、紙幅等、機械の仕様及び親展送信有りの各種条件信
号(一具体例として、親展ボックスA、B、C、Eへの
送信)を送信する。
【0036】被呼局ファクシミリ装置20は、受信した
発呼局ファクシミリ装置10側の各種条件信号に応じて
MCF(Message Confirmation)、すなわち各種条件
信号を受信したことを「確立」して送信する。
【0037】そして、発呼局ファクシミリ装置10はT
CF(Training Check Field)すなわちモデムチェッ
ク用の信号を送信し、被呼局ファクシミリ装置20は、
これに応じてCFR(Confirmation to Receive)す
なわちモデムトレーニングが成功したことを発信する。
【0038】こうして、発呼局ファクシミリ装置10は
原稿画像を送信し、送信が終了すればEOP(End of
Page)を送信し、被呼局ファクシミリ装置20はMC
F(Message Confirmation)すなわち原稿画像及び通
信終了信号を受信したことを送信し、発呼局ファクシミ
リ装置10はDCN(Disconnect)すなわち回線を切断
する。
【0039】被呼局ファクシミリ装置20は前記CFD
(親展信号)の有無をチェックし(ステップ#11)、
先に被呼局ファクシミリ装置20はCFD信号を受信し
ているので、ステップ#11でYesとなる。ただし、
CFD信号を受信していなければ(ステップ#1でN
o)、親展ボックス114…への受信ではなく通常の受
信を行い(ステップ#14)、印字部116でシート部
材へ印字して排紙トレイ(図示していない)に収容す
る。
【0040】ステップ#11でYesであれば、指定さ
れた親展ボックスA、B、C、Eのうち上位の親展ボッ
クスである親展ボックスAに原稿画像を記憶し(ステッ
プ#12)、上位の親展ボックスである親展ボックスA
から下位の親展ボックスである親展ボックスB,C,E
に原稿画像をコピーして記憶する(ステップ#13)。
【0041】このように、発呼局ファクシミリ装置10
が被呼局ファクシミリ装置20のアドレス(ファクシミ
リ装置番号)及び複数のサブアドレス(親展ボックス)
A,B,C,Eを指定して送信すると、被呼局ファクシ
ミリ装置20は、複数サブアドレス受信制御手段として
機能するNCU112で上位のサブアドレスである親展
ボックスAで原稿画像を受信して、下位のサブアドレス
である親展ボックスB,C,Eにその原稿画像を受信制
御手段124でコピーする。従って、発呼局ファクシミ
リ装置10から被呼局ファクシミリ装置20へ複数のサ
ブアドレスを指定した送信であっても、親展ボックスA
に一度送信するだけなので1つのサブアドレス指定と同
一の送信時間、送信費用となる。なお、被呼局ファクシ
ミリ装置20では、上位のサブアドレスを親展ボックス
Aとしているが、発呼局ファクシミリ装置10が指定し
た親展ボックスA,B,C,Eのいずれであってもよ
い。さらに、受信した原稿画像を一度にコピーして同時
に進展ボックスA,B,C,Eへ記憶させてもよい。
【0042】この後、被呼局ファクシミリ装置20側で
は、親展ボックスA,B,C,Eに原稿画像を受信して
いることを、表示部118に表示することも可能であ
り、各親展ボックスA,B,C,Eの管理者は暗証番号
を入力することにより、受信した原稿画像(画像デー
タ)を印字部116でシート部材に出力させ、排紙トレ
イに排出させる。
【0043】図3は本発明の別実施形態を示し、(a)
は通信シーケンスを示すフローチャートであり、(b)
は送信元と受信親展ボックスとの対応表である。この実
施形態においては、予め特定の送信元からの受信の場
合、原稿画像を記憶する親展ボックスが定められている
具体例である。なお、図3(b)に示す特定送信者設定
記憶手段1144は特定送信者と受信親展ボックスを関
連させた情報が記憶されており、この特定送信者設定記
憶手段1144は前記記憶部114(図1参照)に収容
されている。
【0044】この別実施形態における通信シーケンス自
体はCFD(親展送信信号)がないだけでそれ以外は図
2に示す前記実施形態と実質的に同様であり、通信シー
ケンスを簡略化して説明する。
【0045】送信者は操作部104のキー入力装置で相
手先ファクシミリ番号(アドレスに対応する)、親展送
信要、送信モード等を入力して送信開始を指示し、これ
により発呼局ファクシミリ装置10はオペレータの指示
に従ってダイヤリングして送信を開始する。なお、親展
送信要であるため、同時に親展ボックス番号(サブアド
レスに対応する)を入力する。
【0046】被呼局ファクシミリ装置20は、受信した
発呼局ファクシミリ装置10側の信号(発信元情報を含
む各種情報)に応じて信号を受信したことを前記MCF
として「確立」送信するとともに、発信元を判断する
(ステップ#21)。そして、特定送信者設定記憶手段
1144に記憶されている特定送信者情報に基づいて、
原稿画像の親展ボックス114…への記憶先を定める。
【0047】発呼局ファクシミリ装置10は原稿画像を
被呼局ファクシミリ装置20へ送信する。
【0048】ついで、被呼局ファクシミリ装置20は、
受信した発呼局ファクシミリ装置10側の原稿画像を上
位の親展ボックスで受信して(ステップ#22)、前記
MCFとして「確立」送信する。そして、被呼局ファク
シミリ装置20は特定送信者情報1144Aに基づいて
前記上位の親展ボックスから他の親展ボックスへのコピ
ーの要否を判断する(ステップ#23)。コピーの必要
があれば(ステップ#23でYes)、コピーを行っ
て、必要な親展ボックスへ収容させる。コピーの必要が
なければ(ステップ#23でNo)、コピーは行わな
い。
【0049】この実施形態では、図3(b)に示すごと
く、被呼局ファクシミリ装置20側において、例えば送
信元がαの場合、被呼局ファクシミリ装置20は親展ボ
ックスA,B,Cで受信し、アルファベット順に上位ボ
ックスとするように予め設定してあるので、送信元αか
ら送信されてきた原稿画像は親展ボックスAに記憶する
とともに、親展ボックスAから親展ボックスB,Cにコ
ピーを行うものである。同様に、送信元がβの場合、受
信親展ボックスはB,Cと設定されているので、送信元
βから送信されてきた原稿画像は親展ボックスBに記憶
するとともに、親展ボックスBから親展ボックスCにコ
ピーを行うものである。さらに、送信元がγの場合、受
信親展ボックスはCだけに設定されているので、送信元
γから送信されてきた原稿画像は親展ボックスCに記憶
するだけで、他の親展ボックスへのコピーは行わない。
【0050】図4は本発明の別実施形態を示す図であ
り、(a)は通信及びコピーを模式的に説明する図であ
り、(b)は送信側指定親展ボックスと受信側における
コピー先親展ボックスを示す表である。この実施形態に
おいては、送信元から指定された親展ボックスに対し、
受信側でその親展ボックスからさらに他の親展ボックス
へコピーして記憶する具体例である。なお、図4(b)
に示す特定サブアドレス設定記憶手段1142には、送
信側指定親展ボックスに関連付けられているコピー先親
展ボックスの情報が設定、記憶されており、該特定サブ
アドレス設定記憶手段1142は前記記憶部114(図
1参照)に収容されている。
【0051】図4(a)に示すように、被呼局ファクシ
ミリ装置20においては、A,B,C,D,Eと5個の
親展ボックスを保有していて、同図(b)に示すように
送信元に関係なく、例えば、親展ボックスAを指定して
送信されてきたものは、親展ボックスB,C,Eにも同
報すなわちコピーするように、また、親展ボックスBに
送信されてきたものは、親展ボックスC,Eにもコピー
するようにさらに、親展ボックスCに送信されてきたも
のは、親展ボックスD,Eにもコピーするように予め設
定され、前述したごとく、特定サブアドレス設定記憶手
段1142に登録されている。なお、新たに特定サブア
ドレス設定記憶手段1142へ登録することも可能であ
る。
【0052】そして、図4(a)に示すように、例え
ば、発呼局ファクシミリ装置10から被呼局ファクシミ
リ装置20のサブアドレス(親展ボックス)Aを指定し
て原稿画像が送信されてくると、親展ボックスAは原稿
画像を受信し、記憶するとともに、親展ボックスB,
C,Eにもコピーする。同様に、発呼局ファクシミリ装
置10から被呼局ファクシミリ装置20のサブアドレス
(親展ボックス)Cを指定して原稿画像が送信されてく
ると、親展ボックスCは原稿画像を受信し、記憶すると
ともに、親展ボックスD,Eにもコピーする。
【0053】図5はメールボックスを具備するファクシ
ミリ装置を示す図である。同図においては、ファクシミ
リ装置1の上部にメールボックスユニット200を具備
しており、該メールボックスユニット200は8個のメ
ールボックス201,202,,208を有している。
各メールボックス201…は、前記実施形態における親
展ボックス114…と同様に対応するサブアドレスを保
有している。なお、この場合においても、図2に示すよ
うにファクシミリ1の記憶部114は特定サブアドレス
設定記憶手段1142及び特定送信者設定記憶手段11
44を有している。この場合においては、サブアドレス
に対応するものがメールボックスであり、それ以外は先
の実施形態と同様であり、詳細な説明は省略する。
【0054】そして、特定のサブアドレスを指定して受
信した原稿画像を、印字手段でシート部材に印字して予
め設定されているメールボックス201…の何れか1ま
たは複数に収容させることができる。あるいは、複数の
サブアドレスを指定して受信した原稿画像を、印字部1
16でシート部材に印字して指定された複数のメールボ
ックス201…の何れか1または複数に収容させること
ができる。あるいは、送信者情報を受信して、受信した
原稿画像を、印字部116でシート部材に印字して予め
設定されているメールボックス201…の何れか1また
は複数に収容させるものである。
【0055】以上、本発明の実施形態について詳述した
が、これに限定されるものではなく、以下に示す変更を
行うことができる。 (1)前記実施形態においては、サブアドレスに対応す
る複数の親展ボックスを適用し、この複数の親展ボック
スの中に上位の親展ボックスを設定しておき、この上位
の親展ボックスで受信した原稿画像を下位の親展ボック
スへコピーしたものを例示したが、これに代えて、原稿
画像を下位の親展ボックスへコピーせずに下位の親展ボ
ックスから、受信した上位の親展ボックスの当該原稿画
像に限ってアクセスできる指標(所謂ショートカットキ
ー)を設けるようにしてもよい。このようにすれば、下
位の親展ボックスに原稿画像をコピーする必要がなく、
しかも、記憶部の記憶容量を無駄に使用することなく有
効に利用できる。 (2)前記実施形態においては、サブアドレスとして親
展ボックスまたはメールボックスを適用し、この親展ボ
ックスまたはメールボックスを1台のファクシミリ装置
の中に設けたものを例示したが、これに代えて、複数台
のファクシミリ装置を接続しこれらのファクシミリ装置
にサブアドレスを割り当てるようにすることも可能であ
る。さらに、これら複数台のファクシミリ装置個々の中
にさらにサブアドレスに対応する親展ボックスまたはメ
ールボックスを設定し割り当てるようにすることも可能
である。
【0056】
【発明の効果】以上、詳述したごとく、本発明の請求項
1によれば、予め特定のサブアドレスが指定された場合
どの親展ボックスに記憶するかが予め設定、記憶されて
いる。そして、受信した原稿画像は指定されたサブアド
レスに応じた親展ボックスに記憶される。また、受信者
が特定の親展ボックスで受信した原稿画像を取り出して
ハードコピーして配布する労力が不要となる。しかも、
原稿画像は親展の状態を保持して親展ボックスへ記憶さ
せることができる。
【0057】本発明の請求項2によれば、複数のサブア
ドレスを指定して送信されてきた原稿画像を1つの親展
ボックスに記憶し、他の親展ボックスへはコピーして記
憶させ、あるいは、原稿画像を同時にコピーして一度に
指定された複数のサブアドレスへ記憶させるので、通信
時間が最短となり、送信者に対する回線使用料の負担を
最小とすることができる。また、回線の閉塞時間が短く
なり、発呼側ファクシミリ装置、被呼側ファクシミリ装
置ともに、次の通信開始までの待機時間が短くなる。ま
た、送信者に対し複数のサブアドレス宛に複数回送信の
依頼をすることが不要となる。また、オペレーターが親
展ボックスで受信した原稿画像を取り出してハードコピ
ーして配布する労力が不要となる。しかも、原稿画像は
親展の状態を保持して親展ボックスへ記憶させることが
できる。
【0058】本発明の請求項3によれば、送信者情報を
受信して特定の送信者である場合に、原稿画像は関連付
けられている複数の親展ボックスに記憶されるので、受
信側では、オペレーターが特定の送信者から受信した原
稿画像を親展ボックスから取り出してハードコピーして
配布する労力が不要となる。しかも、原稿画像は親展の
状態を保持して親展ボックスへ記憶させることができ
る。
【0059】本発明の請求項4によれば、受信した原稿
画像はシート部材に印字され指定されたサブアドレスに
応じて予め設定されているメールボックスに収容され
る。また、受信者が特定のメールボックスで収容した原
稿画像を取り出してハードコピーして配布する労力が不
要となる。
【0060】本発明の請求項5によれば、複数のサブア
ドレスを指定して送信されてきた原稿画像をシート部材
に印字し1つのメールボックスに収容し、指定された他
のメールボックスへも自動的にコピーして収容させるの
で、通信時間が最短となり、送信者に対する回線使用料
の負担を最小とすることができる。また、回線の閉塞時
間が最短となり、発呼側ファクシミリ装置、被呼側ファ
クシミリ装置ともに、次の通信開始まで待機する時間が
短くなる。送信者に対し複数のメールボックス宛に送信
を依頼することが不要となる。
【0061】本発明の請求項6によれば、送信者情報を
受信して特定の送信者である場合に、原稿画像はシート
部材に印字され関連付けられている複数のメールボック
スに収容されるので、受信側では、受信者が特定の送信
者から受信した原稿画像をメールボックスから取り出し
てハードコピーして配布する労力が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態の通信シーケンスを示すフ
ローチャートである。
【図3】本発明の別実施形態を示し、(a)は通信シー
ケンスを示すフローチャートであり、(b)は送信元と
受信親展ボックスとの対応表である。
【図4】本発明のさらに別実施形態を示す図であり、
(a)は通信及びコピーを模式的に説明する図であり、
(b)は送信側指定親展ボックスと受信側におけるコピ
ー先の親展ボックスを示す表である。
【図5】メールボックスを具備するファクシミリ装置を
示す図である。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 106 原稿読取部 114 記憶部 112 NCU(送信手段、複数サブアドレス受信制御
手段) 114A,114B,114C,114D,114E
親展ボックス 124 受信制御手段 201,202,203,204,205,206,2
07,208 メールボックス 1142 特定サブアドレス設定記憶手段 1144 特定送信者設定記憶手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小川 新矢 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 京セラ ミタ株式会社内 Fターム(参考) 5C062 AA02 AB42 AB53 AC04 AC22 AE14 AE15 AF01 AF02 AF12 BA00 BA04 BC03 BC06 5C073 BB01 CD23 5C075 BA08 CA15 CD07 CD22 EE06 5K101 KK01 NN21 PP03 RR16 TT06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サブアドレスを指定して送信されてきた
    原稿画像を受信可能なファクシミリ装置であって、 受信した原稿画像を記憶可能でありサブアドレスに対応
    した複数の親展ボックスと、 特定のサブアドレスを当該特定のサブアドレスに対応し
    た親展ボックス以外の1または複数の親展ボックスに関
    連付けて記憶する特定サブアドレス設定記憶手段と、 受信した原稿画像を受信したサブアドレスに対応した親
    展ボックスに記憶させるとともに、受信したサブアドレ
    スが前記特定サブアドレス設定記憶手段に記憶された特
    定のサブアドレスである場合には、受信した原稿画像を
    当該特定のサブアドレスに関連付けられた1または複数
    の親展ボックスにも記憶させる受信制御手段とを備えた
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 複数のサブアドレスを指定して送信され
    る原稿画像を受信可能な複数サブアドレス受信制御手段
    と、 受信した原稿画像を記憶可能でありサブアドレスに対応
    した複数の親展ボックスと、 受信した原稿画像を受信した複数のサブアドレスにそれ
    ぞれ対応する複数の親展ボックスに記憶させる受信制御
    手段とを備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 原稿画像とともに送信者情報を受信可能
    なファクシミリ装置であって、 受信した原稿画像を記憶可能な複数の親展ボックスと、 特定の送信者情報を前記複数の親展ボックスのうちいず
    れか1または複数の親展ボックスに関連付けて記憶する
    特定送信者設定記憶手段と、 受信した送信者情報が前記特定送信者設定記憶手段に記
    憶された特定の送信者情報である場合には受信した原稿
    画像を当該特定の送信者情報に関連付けられた1または
    複数の親展ボックスに記憶させる受信制御手段とを備え
    たことを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 サブアドレスを指定して送信される原稿
    画像を受信可能なファクシミリ装置であって、 サブアドレスに対応する複数のメールボックスと、 特定のサブアドレスを当該特定のサブアドレスに対応し
    たメールボックス以外の1または複数のメールボックス
    に関連付けて記憶する特定サブアドレス設定記憶手段
    と、 受信した原稿画像をシート部材に印字して、受信したサ
    ブアドレスに対応したメールボックスに収容させるとと
    もに、受信したサブアドレスが前記特定サブアドレス設
    定記憶手段に記憶された特定のサブアドレスである場合
    には、受信した原稿画像をシート部材に印字して、当該
    特定のサブアドレスに関連付けられた1または複数のメ
    ールボックスにも収容させる受信制御手段とを備えたこ
    とを特徴とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 複数のサブアドレスを指定して送信され
    る原稿画像を受信可能な複数サブアドレス受信制御手段
    と、 サブアドレスに対応する複数のメールボックスと、 受信した原稿画像をシート部材に印字して、受信した複
    数のサブアドレスにそれぞれ対応する複数のメールボッ
    クスに収容させる受信制御手段とを備えたことを特徴と
    するファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 原稿画像とともに送信者情報を受信可能
    なファクシミリ装置であって、 サブアドレスに対応する複数のメールボックスと、 特定の送信者情報を前記複数のメールボックスのうちい
    ずれか1または複数のメールボックスに関連付けて記憶
    する特定送信者設定記憶手段と、 受信した送信者情報が前記特定送信者設定記憶手段に記
    憶された特定の送信者情報である場合には受信した原稿
    画像をシート部材に印字して、当該特定の送信者情報に
    関連付けられた1または複数の親展ボックスに収容させ
    る受信制御手段とを備えたことを特徴とするファクシミ
    リ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006011366A1 (ja) * 2004-07-26 2006-02-02 Canon Kabushiki Kaisha ジョブ処理方法、データ処理システム、データ処理装置、コンピュータプログラム及び記憶媒体
CN100484186C (zh) * 2004-07-26 2009-04-29 佳能株式会社 作业处理方法

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US9270860B2 (en) 2004-07-26 2016-02-23 Canon Kabushiki Kaisha Data processing method, image forming apparatus and computer-readable storage medium for storing data in a plurality of boxes assigned as storage areas

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