JP2002027216A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

Info

Publication number
JP2002027216A
JP2002027216A JP2000202888A JP2000202888A JP2002027216A JP 2002027216 A JP2002027216 A JP 2002027216A JP 2000202888 A JP2000202888 A JP 2000202888A JP 2000202888 A JP2000202888 A JP 2000202888A JP 2002027216 A JP2002027216 A JP 2002027216A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
destination
image
communication
transfer destination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000202888A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Kuwabara
哲也 桑原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP2000202888A priority Critical patent/JP2002027216A/ja
Publication of JP2002027216A publication Critical patent/JP2002027216A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信元に最終の転送先に送られた画像の解像
度、等倍/縮小、両面/片面等の画像の状態を知らせる
ことができ、また中継機として機能する場合の負荷が小
さい通信装置の提供。 【解決手段】 ファクシミリ装置200 のRAM 7に、転送
先300 の電話番号のような宛先情報に関連付けてこの転
送先の解像度、記録幅、最大記録長、両面受信機能の有
無等の通信能力の情報を記憶しておき、主制御部1は転
送すべき画像を送信元100 から受信する時に、送信先の
通信能力の情報として、RAM 7に記憶している転送先30
0 の通信能力の情報を含む通信手順信号( DIS信号)で
送信元100 に応答する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信元から送信さ
れた画像をメモリに格納して転送先へ転送する機能を備
えた通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置では、ITU(国際電気通
信連合)-T により定められているファクシミリ通信の手
順に従って画像を送信する。この手順では、呼が設定さ
れた後、解像度、記録幅、最大記録長、両面受信機能の
有無等の送信元の通信能力の情報を含む手順信号( DIS
信号)が送信先から送信元へ送出される。送信元では、
DIS信号によって送信先の通信能力を識別し、送信先の
通信能力が送信元の通信能力と同等であればそのままの
画像を、また送信先の通信能力が送信元の通信能力より
低い場合は画像を縮小したり、解像度を変換したり、両
面から片面の画像に変換してから送信する。
【0003】ところで、ファクシミリ通信に関してITU-
T により定められている標準手順及び標準機能を妨げな
い範囲の標準以外の機能(非標準機能)、例えば時刻指
定送信、親展送信、ポーリング、同報送信、中継転送、
両面通信等の機能を有するファクシミリ装置が提供され
ている。
【0004】上述の中継機能を利用して画像を転送する
場合、送信元は中継機に発呼し、前述のような通信手順
信号から識別した中継機の通信能力に応じて、中継機の
通信能力が送信元の通信能力と同等であればそのまま、
また中継機の通信能力が送信元の通信能力より低い場合
は画像を縮小したり、解像度を変換したり、両面から片
面の画像に変換してから中継機へ送信する。
【0005】送信元から画像を受信した中継機は、この
画像を一旦メモリに格納した後、最終の転送先に発呼
し、前述のような通信手順信号から識別した転送先の通
信能力に応じて、転送先の通信能力が中継機の通信能力
と同等であればそのまま、また転送先の通信能力が中継
機の通信能力より低い場合は、メモリに格納した画像を
縮小したり、解像度を変換したり、両面から片面の画像
に変換してから転送先へ送信する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、中継転
送では送信元と中継機、中継機と最終の送信先(転送
先)との間で通信を行うため、送信元には最終の転送先
へ送信された画像の状態(解像度、等倍/縮小、両面/
片面等)が不明である。従って、転送先からの通知がな
い限り、望ましい状態の画像が最終の送信先へ転送され
たか否かが送信元には不明である。
【0007】また、中継機が最終の転送先の通信能力に
応じて画像の解像度の変換、縮小、片面への変換等を行
う場合、メモリから画像を読み出してこれらの変換処理
を行った後、変換後の画像をメモリに格納しなければな
らない。従って、変換処理の間、中継機のCPU 及びメモ
リがこの処理に占有されてしまい、他の処理を実行でき
なくなる。
【0008】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたものであって、転送先の通信能力の情報を記
憶しておき、転送すべき画像の受信時に、送信先の通信
能力の情報として転送先の通信能力の情報を含む通信手
順信号で送信元へ応答することにより、送信元に最終の
転送先に送られた画像の解像度、等倍/縮小、両面/片
面等の画像の状態を知らせることができ、また中継機と
して機能する場合の負荷が小さい通信装置の提供を目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1発明の通信装置は、
送信元から送信された画像をメモリに格納して転送先へ
転送する通信装置において、転送先の宛先情報に関連付
けて該転送先の通信能力の情報を記憶する記憶手段と、
転送すべき画像の受信時に、送信先の通信能力の情報と
して転送先の通信能力の情報を含む通信手順信号で送信
元へ応答する応答手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】第1発明では、転送先の電話番号のような
宛先情報に関連付けてこの転送先の解像度、記録幅、最
大記録長、両面受信機能の有無等の通信能力の情報を記
憶しておき、転送すべき画像の受信時に、送信先の通信
能力の情報として、記憶している転送先の通信能力の情
報を含む通信手順信号( DIS信号)で応答する。
【0011】これにより、送信元に最終の転送先に送ら
れた画像の解像度、等倍/縮小、両面/片面等の画像の
状態を知らせることができ、また中継機として機能する
場合の負荷が軽減される。
【0012】第2発明の通信装置は、第1発明の前記記
憶手段が、転送先との通信時に取得した転送先の通信能
力の情報を該転送先の宛先情報に関連付けて記憶すべく
なしてあることを特徴とする。
【0013】第2発明では、転送先との通信時に取得し
た転送先の通信能力の情報を転送先の電話番号のような
宛先情報に関連付けて記憶する。これにより、転送先の
通信能力の情報を登録する作業が不要である。
【0014】第3発明の通信装置は、第1又は第2発明
の前記記憶手段が、画像を転送すべき時間帯の情報を、
転送先の宛先情報及び該転送先の通信能力の情報ととも
に記憶すべくなしてあり、前記応答手段は、画像を転送
する時間帯に応じて、転送先の通信能力の情報を含む通
信手順信号で応答すべくなしてあることを特徴とする。
【0015】第3発明では、画像を転送すべき時間帯の
情報を、転送先の電話番号のような宛先情報及びこの転
送先の通信能力の情報を記憶しておき、転送すべき画像
の受信時に、画像を転送すべき時間帯の情報が記憶され
ている場合は、その転送先の通信能力の情報を含む通信
手順信号( DIS信号)で応答する。この時間帯に応じた
転送先が記憶されていない場合は自身の通信能力の情報
を含む通信手順信号(DIS信号)で応答する。
【0016】これにより、転送した画像の受取人が転送
先に存在する時間帯、転送先の装置が転送画像の受信が
可能な状態である時間帯、中継機が自装置で画像を出力
できない時間帯等、時間帯を限定して適切な転送先へ画
像を転送したり、又は登録されていない時間帯の場合は
転送せずに自装置で画像を出力したりすることができ
る。
【0017】第4発明の通信装置は、第1乃至第3発明
のいずれかの前記記憶手段が、送信元別に転送先の宛先
情報及び該転送先の通信能力の情報を記憶すべくなして
あり、前記応答手段は、画像の送信元に応じた転送先の
通信能力の情報を含む通信手順信号で応答すべくなして
あることを特徴とする。
【0018】第4発明では、送信元別に転送先の電話番
号のような宛先情報及びこの転送先の通信能力の情報を
記憶しておき、転送すべき画像の受信時に、画像の送信
元に応じた転送先の通信能力の情報を含む通信手順信号
( DIS信号)で応答する。この送信元に応じた転送先が
記憶されていない場合は自身の通信能力の情報を含む通
信手順信号( DIS信号)で応答する。
【0019】これにより、画像の解像度、倍率、両面等
の状態が転送先の通信能力に応じて変換されることを許
可する、又はこれを許可しない等、送信元によって転送
先を限定したり、又は転送先へ画像を転送してもよい送
信元を限定したりすることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るファクシミ
リ装置(以下、本発明装置という)を、画像転送の中継
機能を備えた通信装置として使用した通信システムのブ
ロック図である。本発明装置であるファクシミリ装置20
0 は、送信元100 から送信された画像を、最終の送信先
である転送先300 へ転送する。
【0021】以下に、ファクシミリ装置200 の構成につ
いて説明する。主制御部1は、ROM 6に格納されている
ソフトウェアを実行し、バスを通じてファクシミリ装置
のハードウェア各部を制御するだけではなく、原稿の画
データをMH, MR, MMR 等の符号化方式によって符号化ま
たは復号化する符号化・復号化、画像(TIFF)変換、バ
イナリ・テキスト変換、メール編集、モデム切り換え,
ATコマンドによるRS232Cの制御などを含む通信手順等の
ソフトウェアを実行する。
【0022】また主制御部1は、送信元100 から画像の
受信要求があった時に、転送先300の解像度、記録幅、
最大記録長、両面受信機能の有無等の通信能力の情報が
RAM7に予め登録されている場合は、転送先300 の通信
能力の情報を送信先の通信能力の情報として含む通信手
順信号( DIS信号)で送信元100 に応答し、この通信手
順信号( DIS信号)に含まれる通信能力の情報を検出し
た送信元100 が、転送先300 の通信能力に応じて、元の
まま、又は解像度、倍率、両面/片面等を変換した画像
を受信して画像メモリ8に格納した後、この転送先300
に発呼して、画像メモリ8に格納した画像を転送するソ
フトウェアを実行する。
【0023】また主制御部1は、送信元100 から画像の
受信要求があった時に、転送先300の通信能力の情報がR
AM 7に登録されていない場合は、自身の通信能力の情
報を送信先の通信能力の情報として含む通信手順信号
( DIS信号)で送信元100 に応答し、この通信手順信号
( DIS信号)に含まれる通信能力の情報を検出した送信
元100 が、ファクシミリ装置200 の通信能力に応じて元
のまま、又は解像度、倍率、両面/片面等を変換した画
像を受信して画像メモリ8に格納した後、この転送先30
0 に発呼して、転送先300 から送出された通信手順信号
( DIS信号)に含まれる転送先300 の通信能力の情報を
取得してRAM 7に、転送先300 の電話番号のような宛先
情報に関連付けて登録するとともに、この登録時には転
送先300 の通信能力に応じて、画像メモリ8に格納した
画像のまま、又は解像度、倍率、両面/片面等を変換し
た画像を転送先300 へ転送するソフトウェアを実行す
る。
【0024】また主制御部1は、送信元100 から画像の
受信要求があった時に、転送先300の通信能力の情報と
ともに、画像を転送すべき時間帯の情報がRAM 7に登録
されており、画像を転送する時間帯がこの時間帯である
場合は、転送先300 の通信能力の情報を送信先の通信能
力の情報として含む通信手順信号( DIS信号)で送信元
100 に応答するが、画像を転送する時間帯がRAM 7に登
録されていない場合は、自身の通信能力の情報を送信先
の通信能力の情報として含む通信手順信号( DIS信号)
で送信元100 に応答するソフトウェアを実行する。
【0025】また主制御部1は、送信元100 から画像の
受信要求があった時に、転送先300の通信能力の情報と
ともに、この転送先300 へ画像を転送すべき送信元とし
て、この送信元100 がRAM 7に登録されている場合は、
転送先300 の通信能力の情報を送信先の通信能力の情報
として含む通信手順信号( DIS信号)で送信元100 に応
答するが、この送信元100 がRAM 7に登録されていない
場合は、自身の通信能力の情報を送信先の通信能力の情
報として含む通信手順信号( DIS信号)で送信元100 に
応答するソフトウェアを実行する。
【0026】読取部2は、CCD 等で原稿を読み取り、白
黒2値の原稿の画データを出力する。記録部3は電子写
真方式などのプリンタを備え、他のG3ファクシミリ装置
やインターネットから受信した原稿の画データを記録紙
に記録する。表示部4は、液晶表示装置などを備え、フ
ァクシミリ装置の動作状態や原稿の画データの表示を行
う。
【0027】操作部5は、ファクシミリ装置を操作した
り、後述する転送先の電話番号、通信能力、転送の時間
帯、送信元等を登録するのに必要なテンキー、短縮ダイ
ヤルキー、ワンタッチダイヤルキー、各種のファンクシ
ョンキーなどを備えている。RAM 7は、SRAMまたはフラ
ッシュメモリ等で構成され、ソフトウェアの実行時に発
生する一時的なデータを記憶する。
【0028】本例では、図2に示すように、転送先300
の電話番号のような宛先情報に関連付けて、転送先300
の解像度、記録幅、両面機能等の通信能力を登録するた
めの通信能力テーブルがRAM 7に設けられている。転送
先300 の通信能力の情報は、ファクシミリ装置200 にて
オペレータが予め登録しておくことも、また転送先300
との通信時における通信手順信号( DIS信号)からファ
クシミリ装置200 自身が取得して登録することも可能で
ある。
【0029】図2(a) は転送先の宛先情報及び通信能力
が登録されているテーブルの例である。このようなテー
ブルを利用する場合、受信が可能な転送先300 の中から
アットランダムに選択するように設定することも、また
送信元100 の通信能力と同等の通信能力を有する転送先
300 を選択するように設定することも、更にファクシミ
リ装置200 の記録部3にトナー切れ、用紙のジャム等の
障害が発生した時に転送先300 へ転送するように設定す
ることもできる。
【0030】図2(b) は、転送先の宛先情報及び通信能
力とともに、画像を転送すべき時間帯の情報が登録され
ているテーブルの例である。このようなテーブルを利用
する場合、転送した画像の受取人が転送先300 に存在す
る時間帯、転送先300 が転送画像の受信が可能な状態で
ある時間帯、ファクシミリ装置200 が自身で画像を出力
できない時間帯等、時間帯を限定して適切な転送先300
へ画像を転送したり、又は登録されていない時間帯の場
合は転送せずにファクシミリ装置200 で画像を出力した
りすることができる。
【0031】また図2(c) は、送信元別の転送先の宛先
情報及び通信能力が登録されているテーブルの例であ
る。このようなテーブルを利用する場合、画像の解像
度、倍率、両面等の状態が転送先300 の通信能力に応じ
て変換されることを許可する、又はこれを許可しない
等、送信元100 によって転送先300 を限定したり、又は
転送先300 へ画像を転送してもよい送信元100 を限定し
たりすることができる。
【0032】なお、時間帯の情報及び送信元の両方を通
信能力テーブルに登録することも可能である。
【0033】画像メモリ8はDRAM等で構成され、読取部
2で読み取られた原稿の画データ等を記憶する。モデム
9はバスに接続されており、読取部2が読み取った原稿
の画データをファクシミリ送信し、また他のファクシミ
リ装置から送信されてきたファクシミリデータを受信す
るための通常のFAX モデムとしての機能を有するほか、
インターネット通信が可能なデータ通信用のモデムとし
ても機能する。また、モデム9は、同様にバスに接続さ
れたNCU 11と接続されている。NCU 11はアナログ回線の
閉結、開放を行い、必要に応じてモデム9をアナログ回
線と接続する。また、DSU (ディジタル回線接続装置:
図示省略)によりディジタル回線と接続してG4ファクシ
ミリ通信をすることも可能である。
【0034】時計20は、システムクロックを参照して現
在の年月日、日時を算出する。主制御部1は時計20を参
照して、転送先300 への画像転送の時間帯を検知する。
【0035】次に、本発明装置による画像転送手順を図
3及び図4のフローチャートに基づいて説明する。着呼
を検出すると(ステップS1のYES )、画像転送の時間帯
がRAM 7の通信能力テーブルに登録されている転送時間
帯であるか否かを判定し(ステップS2)、登録されてい
る時間帯でない場合は(ステップS2のNO)、画像を受信
して自身の記録部3でプリントアウトする(ステップS
3)。
【0036】一方、ステップS2の判定の結果、画像転送
の時間帯が通信能力テーブルに登録されている転送時間
帯である場合は(ステップS2のYES )、現在の転送先に
関する通信能力が通信能力テーブルに登録済みか否かを
判定する(ステップS4)。登録済みでない場合は(ステ
ップS4のNO)、自装置の通信能力を含む手順信号( DIS
信号)を送信元100 へ送出し(ステップS5)、ステップ
S7へ移行する。
【0037】ステップS4の判定の結果、現在の転送先に
関する通信能力が通信能力テーブルに登録済みである場
合は(ステップS4のYES )、登録されている通信能力を
含む手順信号( DIS信号)を送信元100 へ送出する(ス
テップS6)。送信元100 へ手順信号( DIS信号)を送出
した後、送信元100 から画像を受信して画像メモリ8に
格納し(ステップS7)、送信元100 との回線を切断する
(ステップS8)。
【0038】次に、通信能力テーブルに登録されている
転送先300 の宛先情報に基づいて転送先300 に発呼し
(ステップS9)、転送先300 から通信能力を含む手順信
号( DIS信号)を受信すると(ステップS10 )、現在の
転送先に関する通信能力が通信能力テーブルに登録済み
であるか否かを判定する(ステップS11 )。登録済みで
ない場合は、手順信号( DIS信号)に含まれている転送
先300 の通信能力を通信能力テーブルに格納する(ステ
ップS12 )。
【0039】一方、現在の転送先に関する通信能力が通
信能力テーブルに登録済みである場合は(ステップS11
のYES )、ステップS12 を飛ばしてステップS13 へ移行
する。続いて、画像のサイズ、解像度、両面/片面等が
転送先300 の通信能力を超えていないかを判定し(ステ
ップS13 )、超えていない場合は(ステップS13 のYES
)、画像を画像メモリ8から読み出して転送先300 へ
転送する(ステップS14)。
【0040】一方、ステップS13 の判定の結果、画像の
サイズ、解像度、両面/片面等が転送先300 の通信能力
を超えている場合は(ステップS13 のNO)、転送先300
の通信能力に合わせて、画像メモリ8の内容を縮小した
り、解像度を変換したり、また両面から片面へ変換して
転送先300 へ送信する(ステップS15 )。
【0041】
【発明の効果】第1発明では、転送先の電話番号のよう
な宛先情報に関連付けてこの転送先の解像度、記録幅、
最大記録長、両面受信機能の有無等の通信能力の情報を
記憶しておき、転送すべき画像の受信時に、送信先の通
信能力の情報として、記憶している転送先の通信能力の
情報を含む通信手順信号( DIS信号)で応答するので、
送信元に最終の転送先に送られた画像の解像度、等倍/
縮小、両面/片面等の画像の状態を知らせることがで
き、また中継機として機能する場合の負荷が軽減される
という優れた効果を奏する。
【0042】第2発明では、転送先との通信時に取得し
た転送先の通信能力の情報を転送先の電話番号のような
宛先情報に関連付けて記憶するので、転送先の通信能力
の情報を登録する作業が不要であるという優れた効果を
奏する。
【0043】第3発明では、画像を転送すべき時間帯の
情報を、転送先の電話番号のような宛先情報及びこの転
送先の通信能力の情報を記憶しておき、転送すべき画像
の受信時に、画像を転送すべき時間帯の情報が記憶され
ている場合は、その転送先の通信能力の情報を含む通信
手順信号( DIS信号)で応答し、またこの時間帯に応じ
た転送先が記憶されていない場合は自身の通信能力の情
報を含む通信手順信号( DIS信号)で応答するので、転
送した画像の受取人が転送先に存在する時間帯、転送先
の装置が転送画像の受信が可能な状態である時間帯、中
継機が自装置で画像を出力できない時間帯等、時間帯を
限定して適切な転送先へ画像を転送したり、又は登録さ
れていない時間帯の場合は転送せずに自装置で画像を出
力したりすることができるという優れた効果を奏する。
【0044】第4発明では、送信元別に転送先の電話番
号のような宛先情報及びこの転送先の通信能力の情報を
記憶しておき、転送すべき画像の受信時に、画像の送信
元に応じた転送先の通信能力の情報を含む通信手順信号
( DIS信号)で応答し、またこの送信元に応じた転送先
が記憶されていない場合は自身の通信能力の情報を含む
通信手順信号( DIS信号)で応答するので、画像の解像
度、倍率、両面等の状態が転送先の通信能力に応じて変
換されることを許可する、又はこれを許可しない等、送
信元によって転送先を限定したり、又は転送先へ画像を
転送してもよい送信元を限定したりすることができると
いう優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置を画像転送の中継機能を備えた通信
装置として使用した通信システムのブロック図である。
【図2】通信能力テーブルの概念図である。
【図3】本発明装置による画像転送手順のフローチャー
トである。
【図4】本発明装置による画像転送手順のフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 主制御部 2 読取部 3 記録部 4 表示部 5 操作部 6 ROM 7 RAM 8 画像メモリ 9 モデム 11 NCU 20 時計 100 送信元 200 ファクシミリ装置(本発明装置) 300 転送先
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C062 AA02 AB43 AC08 AC09 AC43 AC67 AC71 AE14 AF01 AF02 AF03 AF06 AF10 AF11 AF13 BA00 5C075 BA05 BA08 CA04 CA05 CA07 CA14 CD07 CD25 CF01 FF90 5K034 AA07 AA19 CC02 CC04 DD01 FF02 FF11 HH01 HH02 HH06 HH11 HH14 HH17 HH25 HH65 MM39 NN04 NN26 5K101 KK01 NN22 RR19

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信元から送信された画像をメモリに格
    納して転送先へ転送する通信装置において、転送先の宛
    先情報に関連付けて該転送先の通信能力の情報を記憶す
    る記憶手段と、転送すべき画像の受信時に、送信先の通
    信能力の情報として転送先の通信能力の情報を含む通信
    手順信号で送信元へ応答する応答手段とを備えたことを
    特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段は、転送先との通信時に取
    得した転送先の通信能力の情報を該転送先の宛先情報に
    関連付けて記憶すべくなしてあることを特徴とする請求
    項1記載の通信装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段は、画像を転送すべき時間
    帯の情報を、転送先の宛先情報及び該転送先の通信能力
    の情報とともに記憶すべくなしてあり、前記応答手段
    は、画像を転送する時間帯に応じて、転送先の通信能力
    の情報を含む通信手順信号で応答すべくなしてあること
    を特徴とする請求項1又は2記載の通信装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段は、送信元別に転送先の宛
    先情報及び該転送先の通信能力の情報を記憶すべくなし
    てあり、前記応答手段は、画像の送信元に応じた転送先
    の通信能力の情報を含む通信手順信号で応答すべくなし
    てあることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記
    載の通信装置。
JP2000202888A 2000-07-04 2000-07-04 通信装置 Pending JP2002027216A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000202888A JP2002027216A (ja) 2000-07-04 2000-07-04 通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000202888A JP2002027216A (ja) 2000-07-04 2000-07-04 通信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002027216A true JP2002027216A (ja) 2002-01-25

Family

ID=18700356

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000202888A Pending JP2002027216A (ja) 2000-07-04 2000-07-04 通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002027216A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10126548A (ja) ファクシミリ装置
JP2002027216A (ja) 通信装置
JP2001292267A (ja) ネットワークファクシミリ装置
JP4039406B2 (ja) ファクシミリサーバ
JPS63104572A (ja) フアクシミリ装置
JP2001268158A (ja) 通信制御装置、ファクシミリ装置
JP3473762B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH0514567A (ja) フアクシミリ装置
JP3613205B2 (ja) 通信端末装置
JPS59125172A (ja) フアクシミリ再送通信方式
JPH11298707A (ja) 画像通信装置および画像通信方法
JP2548518B2 (ja) 画像通信装置
JPS61224775A (ja) フアクシミリ送信装置
JPH1141458A (ja) ファクシミリ装置
JPH02135865A (ja) ファクシミリ装置
JP2001144926A (ja) ファクシミリ通信装置
JPH02123872A (ja) ファクシミリ装置
JP2000134367A (ja) ファクシミリ装置
JP2001103252A (ja) ファクシミリ機能装置
JPH1117917A (ja) ファクシミリシステム
JPH11313180A (ja) ファクシミリ装置
JP2002176544A (ja) ファクシミリ装置
JPH0834474B2 (ja) フアクシミリ蓄積交換システム
KR20010018772A (ko) 팩시밀리의 전송 및 수신상태 제어방법
JPH0454767A (ja) ファクシミリ通信方式

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040629

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041026