JPH0514567A - フアクシミリ装置 - Google Patents

フアクシミリ装置

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JPH0514567A
JPH0514567A JP3166628A JP16662891A JPH0514567A JP H0514567 A JPH0514567 A JP H0514567A JP 3166628 A JP3166628 A JP 3166628A JP 16662891 A JP16662891 A JP 16662891A JP H0514567 A JPH0514567 A JP H0514567A
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JP3166628A
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Makoto Kimura
誠 木村
Fumio Koizumi
文男 小泉
Katsumi Shiina
克己 椎名
Akio Arai
明男 新井
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文書の処理内容を指定するための特殊なオペ
レーションを行う必要なく、受信後の文書の適切な処理
を可能とさせるファクシミリ装置を提供する。 【構成】 このファクシミリ装置は、複数回線35、3
8、41を収容しており、これらの回線35、38、4
1の一部または全部について、着信する文書の処理方法
を回線ごとに設定したテーブル51等の処理方法設定手
段を備えている。処理方法を設定した回線に対する着信
があったときには、その回線について設定された処理方
法をCPU21等の処理方法実行手段が実行する。例え
ば同報通信を処理内容とする第1の電話回線35が受信
した文書については、予め定められた複数の宛先に同報
通信が行われるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の回線を収容し、オ
フィス等におけるファクシミリ通信の中心的な役割を果
たすための各種の機能を備えたファクシミリ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置の普及と、ISDN
(サービス総合ディジタル網)やDDX(ディジタル・
データ交換網)等の通信網の発達が目覚ましく行われて
いる。このような状況に対処するために、ファクシミリ
通信の中心となるべき機能を備えたファクシミリ装置が
会社の本社等に配置されることが多い。このような特別
の機能を備えたファクシミリ装置は、例えばセンタ・フ
ァクシミリ装置という名称で呼ばれている。センタ・フ
ァクシミリ装置は、各所から各種の形式で送られてくる
ファクシミリを集中的に受信する。そして、受信した文
書に対する必要な処理を行っている。例えば各営業所に
配布すべき文書については、これを受信後にそれらの営
業所に対して同報通信で電送するようになっている。
【0003】図7は、このようなセンタ・ファクシミリ
装置の基本的な構成を表わしたものである。この例のセ
ンタ・ファクシミリ装置10は、その網制御部12に3
つ回線131 〜133 を接続している。ここで、第1お
よび第2の回線131 、13 2 は通常の電話回線であ
り、第3の回線133 はISDN回線である。したがっ
て、このセンタ・ファクシミリ装置10はISDN回線
に接続された他の図示しないファクシミリ装置から画像
を受信することができる。この場合には、CCITT
(国際電信電話諮問委員会)によって規定されたG4フ
ァクシミリ装置から高画質の画像を高速で得ることがで
きる。また、第1および第2の回線131 、132 を使
用して、CCITTによって規定されたG3あるいはG
2ファクシミリ装置から画像の受信も行うことができ
る。
【0004】このようなセンタ・ファクシミリ装置10
に文書を送信する際には、個々のファクシミリ端末のオ
ペレータはその文書の処理内容を指示するためのオペレ
ーションを行う必要があった。センタ・ファクシミリ装
置10はこのオペレーションに基づいた指示データを認
識して、その文書に対応する処理を行っていた。例えば
各営業所に送信が指示されていた場合、センタ・ファク
シミリ装置10は、この文書を同報通信で各営業所に送
信していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来ではセ
ンタ・ファクシミリ装置に文書の処理内容を指示する場
合には、それぞれのファクシミリ端末のオペレータが文
書の送信を行う際に特殊なオペレーションを行う必要が
あった。このため、専用のオペレータが一時的に不在の
場合等には、文書の送信処理がその間、中断するといっ
た問題があった。
【0006】そこで本発明の目的は、文書の処理内容を
指定するための特殊なオペレーションを行う必要なく、
センタ・ファクシミリ装置側で文書の適切な処理を可能
とさせるファクシミリ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、複数回線を収容した網制御装置と、これらの回線の
一部または全部について、着信する文書の処理方法を回
線ごとに設定した記憶手段等からなる処理方法設定手段
と、処理方法を設定した回線に対する着信があったとき
その回線について設定された処理方法を着信した文書に
対して実行する処理方法実行手段とをファクシミリ装置
に具備させる。
【0008】すなわち請求項1記載の発明では、網制御
装置に収容された特定の回線を使用して文書の受信があ
ったときには、その回線について予め定めた処理方法で
その文書の処理を行うようにして、前記した目的を達成
している。
【0009】請求項2記載の発明では、少なくとも1つ
の回線がISDN回線で構成される複数の回線を収容し
た網制御装置と、これらの回線の一部または全部につい
て、着信する文書の処理方法を回線ごとに設定した処理
方法設定手段と、他のファクシミリ端末に対する送信方
法を設定した回線に対する着信があったときその回線に
ついて設定された処理方法で着信した文書に対して前記
したISDN回線を使用して送信を行う処理方法実行手
段とをファクシミリ装置に具備させる。
【0010】すなわち請求項2記載の発明では、複数回
線のうちの少なくとも1つをISDN回線で構成させ、
センタ・ファクシミリ装置側でこの受信したデータを転
送するときにはISDN回線を使用して送信を行わせる
ことにし、データ伝送の効率化等による文書の適切な処
理を図って前記した目的を達成している。
【0011】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0012】図1は本発明の一実施例におけるファクシ
ミリ装置の回路構成を原理的に表わしたものである。こ
のファクシミリ装置は、すでに説明したセンタ・ファク
シミリ装置と呼ばれる装置である。
【0013】装置の構成の概要
【0014】このファクシミリ装置20は、CPU(中
央処理装置)21を備えており、所定の手順に従って装
置各部の制御を行うようになっている。このCPU21
に接続されたデータバス等のバス22には、次のような
装置が接続されている。ただし、説明を簡単にするため
に、この図1では入出力ポートやインタフェース回路等
のように特に本発明の説明上で必要とされないものにつ
いてこれらの図示を省略している。
【0015】まず、ROM23にはこのファクシミリ装
置を動作させるためのプログラムが記憶されている他、
通信制御や装置の制御に使用する各種のデータも記憶さ
れている。CPU21は、ROM23に格納されたプロ
グラムを構成する命令を順次読み出して装置各部の制御
やデータの入出力処理を行うことになる。
【0016】RAM25は、CPU21が各種の処理を
実行する際に必要とされるデータを一時的に格納する作
業用メモリである。タイマ26は、図示しないクロック
信号をカウントして、現在の時刻を通知するようになっ
ている。ハードディスク装置(HDD)27は、このフ
ァクシミリ装置20の制御を行うためのプログラムや、
回線ごとに割り当てられた処理機能を表わしたテーブル
を格納している。これらはこの装置に電源が投入された
時点で読み出され、RAM25に転送されるようになっ
ている。ハードディスク装置27には、他のファクシミ
リ装置から送られてきた画像データや送信のために読み
取った画像データも一時的に格納されるようになってい
る。なお、前記したテーブルはその内容が予め確定して
おり将来とも変更する必要がない場合には、ROM23
に記憶させておいてもよい。
【0017】読取装置28は文書の読み取りを行う装置
であり、イメージセンサを備えている。記録装置29は
受信した画像データを図示しない記録用紙に記録するた
めの装置であり、例えばレーザプリンタによって構成さ
れている。なお、このファクシミリ装置20はセンタ・
ファクシミリ装置としての機能を持った装置なので、装
置構成によっては読取装置28や記録装置29を省略し
たり、反対にこれらを複数個ずつ配置するといった変形
使用も考えられる。操作パネル31はこのファクシミリ
装置20の操作を行うためのパネルであり、各種キーや
スイッチが配置されている他、点灯の有無によって必要
な指示を行うため発光ダイオードや文章によって各種内
容を表示するための液晶ディスプレイが配置されてい
る。
【0018】第1のモデム(変復調装置)33は第1の
網制御装置34を介して第1の電話回線35に接続され
ている。同様に、第2のモデム36は第2の網制御装置
37を介して第2の電話回線38に接続されている。こ
こで第1および第2のモデム33、36はCCITTの
G3規格に適合した各種信号の送受信を行ったり、これ
らの信号の変復調を行うようになっている。また、第1
および第2の網制御装置34、37は回線の接続、切断
やダイヤル信号の送出を行うようになっている。ISD
Nインタフェース回路39はISDN回線41と接続さ
れている。ISDNインタフェース回路39はファクシ
ミリ装置20から送出される信号をISDN回線41の
仕様に合ったデータ伝送速度や信号レベル等に変更する
ための回路である。
【0019】第1の呼出信号検知部42は第1の網制御
装置34と接続され、第2の呼出信号検知部43は第2
の網制御装置37と接続されている。これらの呼出信号
検知部42、43は図示しない交換機が送出する16H
zの呼出信号を検出するようになっている。電話回線3
5、38に対応させてこれらの呼出信号検知部42、4
3を設けたのは、回線ごとの着信を検出可能にするため
である。なお、ISDN回線41には呼出信号検知部が
配置されていない。これは、ISDN網から呼設定メッ
セージが受信されたかどうかをCPU21側が判断する
ことによって着信を知ることができるからである。
【0020】このようにこの実施例のファクシミリ装置
20では3つの回線35、38、41を収容している
が、第1または第2の電話回線35、38はアナログ信
号を伝送し、ISDN回線41はディジタル信号を伝送
するという違いがある。そこで、この装置には第1およ
び第2のPCM回路44、45が配置されており、モデ
ム23、36側のアナログ信号をPCM(パルスコード
モデュレーション)符号則によってディジタル信号に変
換したり、この逆の変換を行うようになっている。
【0021】テーブルの内容
【0022】図2は本実施例のファクシミリ装置におけ
る回線ごとに割り当てられた処理機能を表わしたテーブ
ルの内容を表わしたものである。このテーブル51に示
したように、第1の電話回線35に対する着信データ
は、ハードディスク装置27に一度格納された後、この
会社の全営業所に同報通信される。このときには、IS
DN回線41が使用され、それぞれの営業所のファクシ
ミリ装置に応じてCCITTによるG4またはG3機の
手順で送信が行われる。
【0023】第2の電話回線38に対する着信データ
は、この会社のデータを集中的に管理するために別の地
区に設けられたデータ管理課にISDN通信網を使用し
て効率的に送信される。ISDN回線41に対する着信
データは、通常のファクシミリ装置と同様に記録用紙に
受信されるだけである。すなわち、この場合には特別の
処理機能は指定されていない。なお、本実施例のファク
シミリ装置20はG4機としての機能と併せてG3機と
しての機能も備えているので、G3機からもこのISD
N回線41を使用してファクシミリ通信が可能になって
いる。
【0024】ファクシミリ装置の動作
【0025】図3は、このファクシミリ装置の受信作業
の様子を表わしたものである。3つの回線35、38、
41のいずれかに着信があると(ステップS101;
Y)、CPU21はその回線の判別を行う(ステップS
102、S103)。第1の呼出信号検知部42の検知
があった場合には、第1の電話回線35に対する着信が
あったものと判別する(ステップS102;Y)。この
場合には、G3手順で文書の受信が行われ、これに第1
の電話回線35の識別コードを付けてハードディスク装
置27に対する受信データの蓄積が行われる(ステップ
S104)。
【0026】これに対して、第2の呼出信号検知部43
の検知があった場合、CPU21は第2の電話回線38
に対する着信があったものと判別する(ステップS10
3;Y)。この場合には、G3手順で文書の受信が行わ
れ、これに第2の電話回線38の識別コードを付けられ
てハードディスク装置27に対する受信データの蓄積が
行われる(ステップS105)。一方、ISDN回線4
1に対する着信と判別された場合には(ステップS10
3;N)、ISDNおよびG3またはG4の手順で文書
の受信が行われる。この文書には、ISDNの識別コー
ドが付けられてハードディスク装置27に対する受信デ
ータの蓄積が行われる(ステップS106)。このよう
にして、着信が行われるたびに受信データの蓄積が順次
行われていく。
【0027】図4は、受信したデータの処理の様子を表
わしたものである。受信したデータは図1に示したハー
ドディスク装置27に格納されているので、このハード
ディスク装置27への書き込みが行われていない所定の
タイミングでどの回線を使用して受信したかを表わした
回線データを1文書単位で読み出す(ステップS20
1)。CPU21はテーブル(図2)を参照し、処理内
容が指定されているかどうかをチェックする(ステップ
S202)。そして、この例でISDN回線41に対す
る着信のようにその回線データに対する処理内容が指定
されていないときには(N)、記録装置29を制御して
受信内容を記録用紙に記録させる(ステップS20
3)。これに対して、この例で第1および第2の電話回
線35、38に対する着信のように処理内容が指定され
ている場合には(ステップS202;Y)、その処理内
容を実行する(ステップS204)。この処理内容がサ
ブルーチンとして設定されている場合には、該当するサ
ブルーチンをコールする処理が行われる。処理内容が実
行されたら、ハードディスク装置27に未処理の文書が
あるかどうかが判別され(ステップS205)、あれば
ステップS201に戻って同様の処理が行われる。なけ
れば受信データの処理が終了することになる(エン
ド)。
【0028】第1の電話回線の処理動作
【0029】図5は、第1の電話回線に対する処理作業
の内容を表わしたものである。まずCPU21(図1)
はRAM25の所定の領域に格納する数値Nを“1”に
イニシャライズする(ステップS301)。この数値N
は、同報通信を行う相手先を示す番号である。次にCP
U21はISDN回線41が使用中であるかどうかを判
別する(ステップS302)。本実施例のファクシミリ
装置20では、RAM25の他の所定領域にISDN回
線41が使用中であるかどうかを示すフラグを記憶する
ようになっている。このフラグは、ISDN回線41を
使用して送信または受信が行われる際に“1”にセット
され、送信シリアルまたは受信シリアルの際に“0”に
クリアされるようになっている。図5におけるステップ
S302では、このフラグを見て、ISDN回線41が
使用中であるかどうかを判別する。
【0030】ISDN回線41が使用中ではない場合あ
るいは使用中でなくなった場合には(N)、RAM25
における更に他の領域に格納された同報通信の宛先リス
トの中からN番目(この場合には1番目)の宛先を読み
出す(ステップS303)。そして、送信先番号をセッ
トした呼設定メッセージをISDN回線41に送出する
(ステップS304)。これに対して相手端末が応答し
た場合には(ステップS305;Y)、その端末がG4
機であるかどうかを判別する(ステップS306)。G
4機であれば(Y)、ハードディスク装置27から該当
する文書のデータを読み出し、G4手順でISDN回線
41に送出する(ステップS307)。そして、送信が
終了したらリンク開放メッセージをISDN回線41に
送出する(ステップS308)。
【0031】これに対してステップS306でG4端末
ではないと判別された場合には、本実施例の宛先端末は
G4機またはG3機で構成されているので、G3機とい
うことになる。そこでこの場合には(ステップS30
6;Y)、同様にハードディスク装置27から該当する
文書のデータを読み出し、G3手順でISDN回線41
に送出する(ステップS309)。そして、送信が終了
したらリンク開放メッセージをISDN回線41に送出
する(ステップS308)。
【0032】このようにして宛先端末についてファクシ
ミリ送信が終了したら、前宛先端末の最終番まで送信が
終了したかどうかが判別される(ステップS310)。
送信が終了していなければ(N)、数値Nを“1”だけ
加算して(ステップS311)、ステップS302に進
み、次の宛先端末について同様の処理が行われる(ステ
ップS302〜S310)。
【0033】一方、ステップS305で相手端末が応答
しなかった場合には(N)、このN番目の宛先端末の番
号を同報通信を行う全端末の最終番に繰り下げる(ステ
ップS312)。すなわち、同報通信を行う端末の数が
全部で“M”ある場合には、“M+1”番に繰り下がる
ことになる。そして、その場合の開放完了メッセージの
受信等の状態遷移に従って、呼の開放を行う(ステップ
S313)。この後、次の宛先に対する送信処理を行う
ために数値Nを“1”だけ加算して(ステップS31
1)、ステップS302に進むことになる。
【0034】このようにして最終番に繰り下げられた相
手端末も含めた番号まで送信処理が行われたら(ステッ
プS310;Y)、このうちで依然として未送信のもの
についてタイムアウトになるまで送信の試みが行われる
(ステップS314)。そして、最終的にタイムアウト
になるか、それまでに全部の送信が終了したら、同報通
信の全作業が終了することになる(エンド)。なお、図
5に示した作業の流れではタイムアウト前に未送信端末
に1回ずつ送信を試みるたびに数値Nが“1”ずつ増加
するようにしたが、未送信端末に対する処理を他の方法
で行うことは自由である。
【0035】第2の電話回線の処理動作
【0036】図6は、第2の電話回線に対する処理作業
の内容を表わしたものである。まずCPU21(図1)
はISDN回線41が使用中であるかどうかを判別する
(ステップS401)。これは図5のステップS302
の処理と同様である。
【0037】ISDN回線41が使用中ではない場合あ
るいは使用中でなくなった場合には(N)、RAM25
の所定の領域に格納された相手端末(データ管理課)の
宛先を読み出す(ステップS402)。そして、送信先
番号をセットした呼設定メッセージをISDN回線41
に送出する(ステップS403)。これに対して相手端
末が応答した場合には(ステップS404;Y)、その
端末がG4機であるかどうかを判別する(ステップS4
05)。G4機であれば(Y)、ハードディスク装置2
7から該当する文書のデータを読み出し、G4手順でI
SDN回線41に送出する(ステップS406)。そし
て、送信が終了したらリンク開放メッセージをISDN
回線41に送出する(ステップS407)。この場合に
は、送信先が1か所なので、これで全作業が終了する
(エンド)。
【0038】これに対してステップS405でG4端末
ではないと判別された場合には、本実施例の宛先端末は
G4機またはG3機で構成されているので、G3機とい
うことになる。そこでこの場合には(ステップS30
5;Y)、同様にハードディスク装置27から該当する
文書のデータを読み出し、G3手順でISDN回線41
に送出する(ステップS408)。そして、送信が終了
したらリンク開放メッセージをISDN回線41に送出
する(ステップS407)。
【0039】一方、ステップS404で相手端末が応答
しなかった場合には(N)、呼の開放を行い(ステップ
S409)、再び送信を行うまでの時間tを計測する
(ステップS410)。これにはタイマ26(図1)が
用いられる。時間tが経過したら(Y)、最初の呼の開
放から規定のタイムアウト時間を経過したかどうかのチ
ェックが行われる(ステップS411)。そして、タイ
ムアウト時間を経過する前であれば(N)、ステップS
401に戻って再度同一の宛先端末に対して送信が試み
られる。この場合にも送信が不可能な場合には同様の処
理で送信の試みが繰り返され、タイムアウト時間を経過
するまで送信が失敗した場合には全作業を終了させる
(エンド)。
【0040】なお、以上説明した実施例では図2に示し
たテーブルの設定や変更についての説明を省略したが、
これらは図1に示した操作パネル31を介して行うよう
にしてもよいし、テーブルを格納したROM23を変更
後の内容のものに入れ換えるようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、複数回線を収容したいわゆるセンタ・ファク
シミリ装置に、必要に応じて回線ごとに処理方法を割り
当てたので、それらの回線の番号を知っている特定の人
は、その番号にダイヤルするだけで、所望の機能を実現
することができ、ファクシミリ通信の効率化を達成する
ことができる。しかも特殊なオペレーションを要しない
ので、ダイヤル番号を一種の暗証番号として、特定の者
であれば誰でも簡単な操作で同報通信等を指示すること
ができるという利点がある。
【0042】また、請求項2記載の発明によれば、IS
DN回線を送信の際に使用することにしたので、例えば
東京から大阪に文書を送信する場合に、東京近辺の営業
所等からセンタ・ファクシミリ装置に一度文書を送信
し、これをセンタ・ファクシミリ装置側で大阪の他のセ
ンタ・ファクシミリ装置等に送信することで、大量の文
書を迅速かつ安価に送信することができる。また、IS
DN回線から送信を行っても電話回線に接続されたファ
クシミリ端末に着信を行うことができるので、相手側端
末を選ばずに送信作業を行うことができるという利点も
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例におけるファクシミリ装置
の回路構成を原理的に表わしたブロック図である。
【図2】 本実施例で回線ごとに割り当てられた処理機
能を表わしたテーブルの説明図である。
【図3】 本実施例でファクシミリ装置の受信作業の様
子を表わした流れ図である。
【図4】 本実施例で受信したデータの処理の様子を表
わした流れ図である。
【図5】 本実施例で第1の電話回線に対する処理作業
の内容を表わした流れ図である。
【図6】 本実施例で第2の電話回線に対する処理作業
の内容を表わした流れ図である。
【図7】 いわゆるセンタ・ファクシミリ装置の従来に
おける基本的な構成を表わしたブロック図である。
【符号の説明】
20…ファクシミリ装置、21…CPU、23…RO
M、25…RAM、27…ハードディスク装置、33…
第1のモデム、34…第1の網制御装置、35…第1の
電話回線、36…第2のモデム、37…第2の網制御装
置、38…第2の電話回線、39…ISDNインタフェ
ース回路、41…ISDN回線、51…テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新井 明男 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロツクス株式会社岩槻事業所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数回線を収容した網制御装置と、 これらの回線の一部または全部について、着信する文書
    の処理方法を回線ごとに設定した処理方法設定手段と、 処理方法を設定した回線に対する着信があったときその
    回線について設定された処理方法を着信した文書に対し
    て実行する処理方法実行手段とを具備することを特徴と
    するファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも1つの回線がISDN回線で
    構成される複数の回線を収容した網制御装置と、 これらの回線の一部または全部について、着信する文書
    の処理方法を回線ごとに設定した処理方法設定手段と、 他のファクシミリ端末に対する送信方法を設定した回線
    に対する着信があったときその回線について設定された
    処理方法で着信した文書に対して前記ISDN回線を使
    用して送信を行う処理方法実行手段とを具備することを
    特徴とするファクシミリ装置。
JP3166628A 1991-07-08 1991-07-08 フアクシミリ装置 Pending JPH0514567A (ja)

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