JPH06334797A - ファクシミリ蓄積交換装置 - Google Patents

ファクシミリ蓄積交換装置

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JPH06334797A
JPH06334797A JP5121803A JP12180393A JPH06334797A JP H06334797 A JPH06334797 A JP H06334797A JP 5121803 A JP5121803 A JP 5121803A JP 12180393 A JP12180393 A JP 12180393A JP H06334797 A JPH06334797 A JP H06334797A
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reception
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JP5121803A
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Masahiro Baba
正裕 馬場
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ファクシミリ蓄積交換装置に関
し、送信元端末からの電文受信時に送信先端末と同じ条
件で電文を受信することができ、送信先端末への電文送
信時に変倍、密度変換処理及び余分な電文情報蓄積処理
等を行わないで済ませることができ、送信時での処理を
容易に行うことができるファクシミリ蓄積交換装置を提
供することを目的とする。 【構成】 送信元端末からの電文を受信する時に、送信
先端末が未登録端末である場合、該送信先端末とファク
シミリ通信を行なって該送信先端末の受信機能情報を取
得する受信機能情報取得部と、該送信元端末との電文通
信する時、該受信機能情報取得部で取得した該受信機能
情報を通知する通信制御部とを有するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ蓄積交換
装置に係り、詳しくは、ファクシミリ蓄積交換装置と送
信元端末との電文通信時にファクシミリ蓄積交換装置が
送信先端末の受信機能情報を通知する技術に適用するこ
とができ、特に、送信元端末からの電文受信時に送信先
端末と同じ条件で電文を受信することができ、送信先端
末への電文送信時に変倍、密度変換処理及び余分な電文
情報蓄積処理等を行わないで済ませることができ、送信
時での処理を容易に行うことができるファクシミリ蓄積
交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、蓄積交換方式については、例えば
特開昭59−181857号公報で報告されたものがあ
り、ここでは、受信モードを宣言する前に回線交換装置
から被呼端末装置の宛先情報をファクシミリ蓄積装置
(FXC)に転送しておき、FXCでは、この宛先情報
に応じて受信モードを宣言するように構成することによ
り、FXCから被呼端末に応じた受信モードを宣言でき
るという利点を有する。
【0003】また、この特開昭59−181857号公
報の蓄積交換方式では、送信元端末からFXCへの電文
送信時に、FXCは送信先端末の機能に関係なく、全て
の端末に共通な受信モードを宣言し、FXCから送信先
端末(被呼端末)に応じた受信モードを宣言し、この受
信モードは、宛先情報に応じて送信先端末の伝送モード
を判断する方法が示されている。なお、全ての端末に共
通な受信モード以外では、FXCの有する最大受信機能
であるのが一般的である。
【0004】また、例えば特開平4−115746号公
報で報告されたファクシミリ蓄積交換装置では、内線フ
ァクシミリ端末から蓄積送信要求があった時に、当該内
線ファクシミリ端末の指定する送信先に画情報をファク
シミリ送信する際に、当該送信先の相手先識別情報を記
憶しておき、次回以降に、内線ファクシミリ端末から当
該送信先への蓄積送信要求があると、記憶した当該送信
先の相手先識別情報を内線ファクシミリ端末に返送する
ように構成するため、内線ファクシミリ端末から蓄積送
信要求があった時、送信先の相手先識別情報を返送する
ことができ、蓄積送信要求をしてきた内線ファクシミリ
端末において、送信先の相手識別情報が内線ファクシミ
リ端末の表示部や管理レポート等により確認できるとい
う利点を有する。
【0005】また、この特開平4−115746号公報
のファクシミリ蓄積交換方式では、送信先識別情報を記
憶して登録しておき、登録されていない場合には、送信
先へ送信する際に送信先から返送される識別情報を登録
する方法が示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た特開昭59−181857号公報及び特開平4−11
5746号公報では、送信元端末からの宛先情報に基づ
いて送信先端末の受信モードでFXCが応答するため
に、FXCは、宛先情報と送信先端末の機能の対応付け
を登録しておかなければならない。このため、FXCが
管理している端末の場合には、機能情報も管理しておけ
ば良いでのあるが、「未登録への送信」という機能をF
XCが有する場合には、不特定の管理されていない端末
への送信要求に際して、送信先端末の受信モードを通知
することができないという不具合が生じる。
【0007】そして、上記した従来では、送信先端末の
受信モードが判らないため、FXCの有する最大受信機
能で受信して、FXCから送信先端末への送信時に送信
先端末の受信モードに合わせて送信していた。このた
め、変倍や密度変換等の処理が発生してFXCで画像デ
ータの処理をして送信しなければならず、手間が掛かり
面倒であるという不具合が生じる。
【0008】そこで、本発明は、送信元端末からの電文
受信時に送信先端末と同じ条件で電文を受信することが
でき、送信先端末への電文送信時に変倍、密度変換処理
及び余分な電文情報蓄積処理等を行わないで済ませるこ
とができ、送信時での処理を容易に行うことができるフ
ァクシミリ蓄積交換装置を提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
送信元端末からの電文を受信する時に、送信先端末が未
登録端末である場合、該送信先端末とファクシミリ通信
を行なって該送信先端末の受信機能情報を取得する受信
機能情報取得部と、該送信元端末との電文通信する時、
該受信機能情報取得部で取得した該受信機能情報を通知
する通信制御部とを有することを特徴とするものであ
る。
【0010】請求項2記載の発明は、送信元端末からの
電文を受信する時、送信先端末の受信機能情報に基づい
て最大能力の受信機能情報を選択する受信機能情報選択
部と、送信元端末との電文通信する時、該受信機能情報
選択部で選択した該受信機能情報を通知する通信制御部
とを有することを特徴とするものである。請求項3記載
の発明は、送信元端末からの電文を受信する時に、送信
先端末の受信機能情報に基づいて共通の受信機能を有す
る端末の組の受信機能を、該送信元端末との電文通信す
る時に受信情報機能として通知する通信制御部を有する
ことを特徴とするものである。
【0011】請求項4記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、未登録端末の受信機能情報を取得でき
なかった場合、自己の受信機能情報を通知して電文を受
信する電文受信部と、該未登録端末の該受信機能情報を
取得した時、該電文受信部で受信した電文を該未登録端
末の受信機能情報を基に変換する電文変換部と、該電文
変換部で変換した電文を蓄積する電文蓄積部とを有する
ことを特徴とするものである。
【0012】
【作用】まず、請求項1記載の発明の作用を説明する。
前述した如く、従来では、不特定の管理されていない端
末への送信要求に際して、送信先端末の受信モードを通
知することができず、変倍や密度変換等の処理が必要に
なり、FXCで画像データの処理をして送信しなければ
ならず、手間が掛かり面倒であるという不具合が生じ
る。
【0013】そこで、請求項1記載の発明は、送信元端
末からの電文を受信する時に、送信先端末が未登録端末
である場合、該送信先端末とファクシミリ通信を行なっ
て該送信先端末の受信機能情報を受信機能情報取得部に
より取得し、該送信元端末との電文通信する時、該受信
機能情報取得部で取得した受信機能情報を通信制御部に
より通知することができるように構成する。
【0014】このため、未登録端末への送信要求があっ
た時、その未登録端末とFAX通信を行うことにより、
その未登録端末の受信モード情報を取得し、その受信モ
ードで送信要求を行なった送信元端末とFAX通信を行
なって電文を受信することができるので、送信元端末か
らの電文受信時に、通信先FAXと同じ条件で電文を受
信することができる。しかも、送信先FAXへの電文送
信時に、あらためて変倍、密度変換処理を行なったり、
余分な電文情報を蓄積処理したりする等の手間をなくす
ことができるので、送信時での処理を容易に行うことが
できる。更には、端末との間の通信量を少なくして済ま
せることができる。
【0015】次に、請求項2記載の発明の作用を説明す
る。同報送信サービスを要求された場合、送信元FAX
からの電文受信時に全ての端末に共通な受信モードを宣
言すると、一番低い受信機能を有する端末の受信モード
に合わせることになり、他の端末の受信機能は充分に活
かされない他、FXCの有する最大受信機能で受信モー
ドを宣言すれば、受信端末の有する受信機能を活かすこ
とはできるが、各端末への送信時に画像データの処理を
行わなければならない等の手間が発生するという不具合
が生じる。そして、上記した特開昭59−181857
号公報では、送信先端末の受信モードを宣言する方式が
述べられているが、同報のように多数宛先の場合には、
どのように受信モードを宣言するかについては一切述べ
られていない。
【0016】そこで、請求項2記載の発明では、送信元
端末からの電文を受信する時、送信先端末の受信機能情
報に基づいて最大能力の受信機能情報を受信機能情報選
択部により選択し、該送信元端末との電文通信する時、
該受信機能情報選択部で選択した受信機能情報を通信制
御部により通知することができるように構成する。この
ため、同報送信サービスを要求された時、宛先端末の受
信機能情報から必要な最大の受信機能を求めてそれを受
信モードとして通知することができるので、その同報等
に必要な受信モードで画情報を受信して蓄積することが
できる。しかも、画情報メモリを余分に用いることな
く、送信時の画情報処理を最大受信機能で蓄積した場合
に比べて少なくして済ませることができるので、FXC
の負担を軽減することができる。更には、端末との間の
通信量を少なくして済ませることができる。
【0017】次に、請求項3記載の発明の作用を説明す
る。前述の如く、同報の送信先端末の間での最大の受信
機能を通知するので、各送信先端末への通信時には、各
々に画情報の処理が入って手間が掛かるという不具合が
生じる。仮に、同報の各送信先端末の受信機能が、共通
なものが多ければ、その共通の受信機能にした方が、F
XCからの送信時に画情報の処理が入ることが少ない。
【0018】そこで、請求項3記載の発明では、送信元
端末からの電文を受信する時、送信先端末の受信機能情
報に基づいて共通の受信機能を有する端末の組の受信機
能を、通信制御部により該送信元端末との電文通信する
時に受信情報機能として通知することができるように構
成する。このため、同報送信サービスを要求された時、
同じ受信機能を有する端末の組のうち、数の最も多いも
のを受信モードとして通知することができるので、その
画情報の同報送信時には、当該受信機能を有する端末へ
は縮小等の画情報処理をする手間をなくすことができ、
FXC全体として、送信時の画情報処理を少なくするこ
とができる。更には、端末との間の通信量を少なくして
済ませることができる。
【0019】次に、請求項4記載の発明の作用について
説明する。前述した未登録端末への送信の場合では、送
信元からのサービス要求を受け取った時に、送信先端末
と通信を行なって情報を得るようにしているので、送信
先端末との間の通信に不都合が生じたり、通信時間が掛
かったりした場合には、送信元へ応答を返せないことが
あり好ましくない。
【0020】そこで、請求項4記載の発明では、上記請
求項1記載の発明において、未登録端末の受信機能情報
を取得できなかった場合、自己の受信機能情報を通知し
て電文を電文受信部により受信し、その後、該未登録端
末の該受信機能情報を獲得した時には、該電文受信部で
受信した電文を電文変換部により該未登録端末の受信機
能情報を基に変換し、該電文変換部で変換した電文を電
文蓄積部により蓄積することができるように構成する。
【0021】このため、未登録端末への送信要求の時、
FXCの受信モードで受信しても、その後、未登録端末
の受信機能情報が判れば、受信した画情報を未登録端末
の受信機能に合わせて画情報を変換して蓄積することが
できるので、蓄積容量を少なくて済ませることができ
る。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明の各実施例に則したファクシミリ蓄
積交換装置が公衆網を介してファクシミリ端末と繁がれ
たシステム構成を示すブロック図である。図1におい
て、1はファクシミリ蓄積交換装置であり、2a、2b
はこのファクシミリ蓄積交換装置1と公衆網3を介して
接続された各々ファクシミリ登録端末、ファクシミリ未
登録端末である。
【0023】次に、図2は本発明の各実施例に則したフ
ァクシミリ蓄積交換装置の構成を示すブロック図であ
る。図2において、図1と同一符号は同一又は相当部分
を示し、11は端末の電文を記憶する電文記憶部であり、
12は電文記憶部11で記憶した電文を読み出して端末に通
知する通信制御部であり、13は端末の受信機能情報を記
憶する端末情報記憶部であり、44は端末情報記憶部13で
記憶した端末の受信機能情報を読み出して端末に通知す
る通信制御部であり、15は端末からの受信モードを蓄積
したり、端末の受信機能と情報を読み出した中の最大受
信機能を記憶したりする応答情報記憶部である。そし
て、16は端末から受信機能情報を受信するまでの応答時
間を監視する応答時間監視部であり、18は自己の受信機
能情報を記憶する機能情報記憶部であり、17は応答時間
監視部16の応答時間や機能情報記憶部18で記憶した受信
機能情報を端末に通知する通信制御部であり、19は各部
の制御を適宜行う主制御部である。
【0024】(実施例1)本実施例では、図2のファク
シミリ蓄積交換装置を用い、図1のシステム構成に適用
する場合である。図3は本発明の実施例1に則した送信
元端末、FXC及び送信先端末間の通信手順を示す図で
あり、図4は本発明の実施例1に則したサービス要求を
受信してから電文を受信するまでの動作フローを示すフ
ローチャートである。
【0025】本実施例では、まずFAX1の登録端末2
aからFAXAの未登録端末2bへの送信要求があった
場合、FXCは、まず、FAX1からのサービス要求指
定を受信し、電文を受信して蓄積する。次いで、サービ
ス要求を受信してそれが未端末FAXへの送信要求だっ
たと判定すると(一般には電話番号で指定される)、F
XCは、端末Aに対して発呼する。
【0026】次いで、端末Aは、受信モードを通知して
くるので、FXCは、サービス要求を受けつけてからF
AX通信に入り、端末Aから通知された受信モードを端
末1に通知し、電文を受信する。この時、端末Aからの
受信モードを一旦応答情報記憶部15に蓄積し、これを端
末1へ受信モードとして通知する。例えば、端末1から
の送信原稿が8×7.7line/mm、B4幅で、端
末Aの受信モードが8×3.85line/mm、A4
幅であるとすると、端末1からFXCへの送信は、8×
3.85line/mm、A4幅(端末1で縮小・変
倍)となり、FXCから端末Aへの送信は、8×3.8
5line/mm、A4幅(FXCでの縮小・変倍な
し)となる。
【0027】このため、端末1からの受信側に、端末A
の受信モードに合致したモードで電文を受信することが
できる。なお、送信先端末の受信モードを獲得する時に
は、何らかの電文、例えば予告文やその他の適当な通知
文等を送るようにしてもよい。ここで、サービス要求を
受信してから電文受信するまでの動作フローを図4のフ
ローチャートを用いて説明する。まず、サービス要求を
受信すると(処理P1)、送信サービスで登録端末への
送信であれば(処理P2 、P3 )、登録情報を応答の受
信モードに設定し(処理P4 )、サービスを受付けてF
AX通信を開始し(処理P5 )、電文を受信し受信処理
する。
【0028】なお、送信サービスでない場合(処理
2 )は、サービス対応の処理を行い、登録端末への送
信でない場合(処理P3 )は、要求された電話番号へ発
呼し(処理P6 )、その後、FAX応答する場合(処理
7 )は、受信した受信モードを端末1への応答の受信
モードに設定し(処理P8 )、処理P5 に入る。FAX
応答しない場合(処理P7 )は、回線を切断し(処理P
9 )、処理を終了する。
【0029】このように、本実施例では、送信元端末か
らの電文を受信する時に、送信先端末が未登録端末であ
る場合、送信先端末とファクシミリ通信を行なって送信
先端末の受信機能情報を取得し、送信元端末との電文通
信する時、該受信機能情報を通知できるように構成して
いる。このため、未登録端末への送信要求があった時、
その未登録端末とFAX通信を行うことにより、その未
登録端末の受信モード情報を取得し、その受信モードで
送信要求を行った送信元端末とFAX通信を行なって電
文を受信することができるので、送信元端末からの電文
受信時に、送信先FAXと同じ条件で電文を受信するこ
とができる。しかも、送信先FAXへの電文送信時に、
あらためて変倍・密度交換処理を行ったり、余分な電文
情報を蓄積処理したりする等の手間をなくすことができ
るので、送信時の処理を容易に行うことができる。更に
は、端末との間の通信量を少なくして済ませることがで
きる。
【0030】(実施例2)本実施例では、図2のファク
シミリ蓄積交換装置を用い、図1のシステム構成に適用
する場合である。図5は本発明の実施例2に則した送信
元端末とFXC間の通信手順を示す図である。
【0031】本実施例では、まず、FAX1からFAX
2〜FAXnへの送信要求があった場合、端末情報記憶
部13より、FAX2〜FAXnの受信機能情報を読み出
し、この中の最大受信機能を応答情報記憶部15に記憶す
る。次いで、FAX1からの電文受信時、これを受信モ
ードとしてFAX1へ通知する。例えば、FAX1から
の送信原稿がA3、16×15.4line/mmであ
るとすると、受信モードは図5よりB4、8×7.7l
ine/mmとなり、FAX1からFXCへの送信は、
B4、8×7.7line/mmのモードで行われ、F
XCからFAX2への送信は、B4、8×3.85li
ne/mm(8×7.7→8×3.85)となり、FX
CからFAX3への送信は、A4、8×7.7line
/mm(B4→A4)となる。仮に、FXCの最大受信
モードで受信するとすれば、蓄積された画情報は、A
3、16×15.4line/mmとなり、これをFA
X2、FAX3へ送信するとすれば、FAX2へは、A
3→B4、16×15.4→8×3.85となり、FA
X3へは、A3→A4、16×15.4→8×7.7と
なり、送信時に大きな画像処理が行われることになる。
FAX2、FAX3へ送信するのであれば、蓄積画情報
は、B4、8×7.7line/mmで充分であるの
で、FAX1からFXCへの送信時に上記のように受信
モードを通知すればよい。
【0032】このように、本実施例では、送信元端末か
らの電文を受信する時、送信先端末の受信機能情報に基
づいて最大能力の受信機能情報を選択し、送信元端末と
の電文通信時、該受信機能情報を通知できるように構成
している。このため、同報送信サービスを要求された
時、宛先端末の受信機能情報から必要な最大受信機能を
求めてそれを受信モードとして通知することができるの
で、その同報時に必要な受信モードで画情報を受信して
蓄積することができる。しかも、画情報メモリを余分に
用いることなく、送信時の画情報処理を最大受信機能で
蓄積した場合に比べて少なくして済ませることができる
ので、FXCの負担を軽減することができる。更には、
端末との間の通信量を少なくして済ませることができ
る。
【0033】(実施例3)本実施例では、図2のファク
シミリ蓄積交換装置を用い、図1のシステム構成に適用
する場合である。図6は本発明の実施例3に則した送信
元端末とファクシミリ蓄積交換装置間の通信手順を示す
図である。
【0034】本実施例では、まず、送信元端末のFAX
1からFAX2、FAXnへの送信要求があった場合、
端末情報記憶部13より、FAX2〜FAXnの受信機能
情報を読み出す。この中で共通の受信機能を持つ端末毎
に分けて、そのうち最も数の多いグループの受信機能情
報を応答情報記憶部15に記憶する。次いで、FAX1か
らの電文受信時、これを受信モードとしてFAX1へ通
知する。
【0035】例えば、FAX1からの送信原稿がA3、
16×15.4line/mmであるとすると、受信モ
ードは、図6よりB4、8×3.85line/mmと
なり、FAX1からFXCの送信は、B4、8×3.8
5line/mmのモードで行われ蓄積される。FXC
からFAX2への送信は、B4、8×3.85line
/mmとなり、FXCからFAX3への送信は、A4、
8×3.85line/mm(B4→A4)となり、F
XCからFAX4への送信は、B4、8×3.85li
ne/mmとなり、FXCからの同報送信時には、FA
X2、FAX4へは蓄積された画情報をそのまま送信
し、FAX3への送信の時のみ画情報の処理(B4→A
4の変換)が行われる。なお、受信機能情報で紙幅、線
密度を例示したが、当然これに限定されるものではな
い。
【0036】このように、本実施例では、送信元端末か
らの電文を受信する時、送信先端末の受信機能情報に基
づいて共通の受信機能を有する端末の組の受信機能を、
送信元端末との電文通信する時に受信情報機能として通
知できるように構成している。このため、同報送信サー
ビスを要求された時、同じ受信機能を有する端末の組の
うち、数の最も多いものを受信モードとして通知するこ
とができるので、その画情報の同報送信時には、当該受
信機能を有する端末へは縮小等の画情報処理をする手間
をなくすことができ、FXC全体として、送信時の画情
報処理を少なくすることができる。更には、端末との間
の通信量を少なくして済ませることができる。
【0037】(実施例4)本実施例では、図2のファク
シミリ蓄積交換装置を用い、図1のシステム構成に適用
する場合である。図7は本発明の実施例4に則した送信
元端末、FXC及び送信先端末間の通信手順を示す図で
あり、図8は本発明の実施例4に則した通信制御部17の
一部の構成を示すブロック図である。図8において、20
〜22は通信制御部17を構成する各々復号化制御部、符号
化制御部、電文一時蓄積部である。
【0038】本実施例では、送信元端末(登録端末2
a)のFAX1から未登録端末2bのFAXAへの送信
要求があり、FXCとFAXAとの間でファクシミリ通
信を行おうとした時、FAXAからの応答が遅れた場合
を想定して説明する。まず、サービス要求を受信した
後、FAXAへ発呼し、FAXAから受信機能情報を受
信するまでを応答時間監視部16で監視する。この場合、
タイムアウトした場合は、機能情報記憶部18に予め記憶
された自己の受信機能情報で応答して、電文を受信す
る。その後、電文を電文記憶部11に蓄積するまでの間に
FAXAの受信機能情報を受信した場合には、その受信
機能情報に従って符号化した後蓄積する。
【0039】本実施例では、電文→復号化→原画情報で
一時蓄積→符合化(FAXBの受信モードで画情報処
理)→電文記憶部11に蓄積という手順を採っており、具
体的にはFAX1からの送信原稿(B4、8×7.7)
→FXCの受信モード(A3、16×15.4)→一時
蓄積(B4、8×7.7)→FXAの受信モード(A
4、8×3.85)→蓄積(A4、8×3.85)手順
を採る。
【0040】このように、本実施例では、未登録端末の
受信機能情報を取得できなかった場合、自己の受信機能
情報を通知して電文を受信し、その後、該未登録端末の
該受信機能を取得した時は、受信した電文を該未登録端
末の受信機能情報を基に変換して蓄積できるように構成
している。このため、未登録端末への送信要求の時、フ
ァクシミリ蓄積装置の受信モードで受信してもその後未
登録端末の受信機能情報が判れば、受信した画情報を未
登録端末の受信機能に合わせて画情報を変換して蓄積す
ることができるので、蓄積容量を少なくして済ませるこ
とができる。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、送信元端末からの電文
受信時に送信先端末と同じ条件で電文を受信することが
でき、送信先端末への電文送信時に変倍、密度変換処理
及び余分な電文情報蓄積処理等を行わないで済ませるこ
とができ、送信時での処理を容易に行うことができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各実施例に則したファクシミリ蓄積交
換装置が公衆網を介してファクシミリ端末と繁がれたシ
ステム構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の各実施例に則したファクシミリ蓄積交
換装置のシステム構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施例1に則した送信元端末、FXC
及び送信先端末間の通信手順を示す図である。
【図4】本発明の実施例1に則したサービス要求を受信
してから電文を受信するまでの動作フローを示すフロー
チャートである。
【図5】本発明の実施例2に則した送信元端末とFXC
間の通信手順を示す図である。
【図6】本発明の実施例3に則した送信元端末とFXC
間の通信手順を示す図である。
【図7】本発明の実施例4に則した送信元端末、FXC
及び送信先端末間の通信手順を示す図である。
【図8】本発明の実施例4に則した通信制御部の構成の
一部を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ファクシミリ蓄積交換装置 2a 登録端末 2b 未登録端末 3 公衆網 11 電文記憶部 12,14,17 通信制御部 13 端末情報記憶部 15 応答情報記憶部 16 応答時間監視部 18 機能情報記憶部 19 主制御部 20 復号化制御部 21 符号化制御部 22 電文一時蓄積部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信元端末からの電文を受信する時に、送
    信先端末が未登録端末である場合、該送信先端末とファ
    クシミリ通信を行なって該送信先端末の受信機能情報を
    取得する受信機能情報取得部と、該送信元端末との電文
    通信する時、該受信機能情報取得部で取得した該受信機
    能情報を通知する通信制御部とを有することを特徴とす
    るファクシミリ蓄積交換装置。
  2. 【請求項2】送信元端末からの電文を受信する時、送信
    先端末の受信機能情報に基づいて最大能力の受信機能情
    報を選択する受信機能情報選択部と、送信元端末との電
    文通信する時、該受信機能情報選択部で選択した該受信
    機能情報を通知する通信制御部とを有することを特徴と
    するファクシミリ蓄積交換装置。
  3. 【請求項3】送信元端末からの電文を受信する時に、送
    信先端末の受信機能情報に基づいて共通の受信機能を有
    する端末の組の受信機能を、該送信元端末との電文通信
    する時に受信情報機能として通知する通信制御部を有す
    ることを特徴とするファクシミリ蓄積交換装置。
  4. 【請求項4】未登録端末の受信機能情報を取得できなか
    った場合、自己の受信機能情報を通知して電文を受信す
    る電文受信部と、該未登録端末の該受信機能情報を取得
    した時、該電文受信部で受信した電文を該未登録端末の
    受信機能情報を基に変換する電文変換部と、該電文変換
    部で変換した電文を蓄積する電文蓄積部とを有すること
    を特徴とする請求項1記載のファクシミリ蓄積交換装
    置。
JP5121803A 1993-05-25 1993-05-25 ファクシミリ蓄積交換装置 Pending JPH06334797A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005522131A (ja) * 2002-04-03 2005-07-21 トムソン ライセンシング ソシエテ アノニム 通信装置間の通信を確立する方法、装置およびシステム

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