JPH09200476A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH09200476A
JPH09200476A JP8021677A JP2167796A JPH09200476A JP H09200476 A JPH09200476 A JP H09200476A JP 8021677 A JP8021677 A JP 8021677A JP 2167796 A JP2167796 A JP 2167796A JP H09200476 A JPH09200476 A JP H09200476A
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JP8021677A
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Takeshi Toyama
猛 外山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリントモード設定状態時に行われる代行受
信の記憶手段の容量不足に起因する受信拒否の頻度を極
力抑制することができるファクシミリ装置を提供する。 【解決手段】 スタンバイ時、相手先からの着信の有無
および画像メモリ105における受信した画像データの
有無が監視され(ステップS301,S302)。相手
先からの着信があると(ステップS301)、受信動作
が実行され(ステップS303)。この受信動作によっ
て相手先から送信された画像データが画像メモリ105
に格納される。画像メモリ105に画像データが格納さ
れていると(ステップS302)、現在の設定モードの
判定が行われ(ステップS304)、現在のモードがP
Cモードであると、画像メモリ105から受信画像デー
タを所定の宛先に転送する転送モードが実行される(ス
テップS305)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部装置から外部
インタフェイスを介して供給された印刷情報が示す画像
を記録手段で記録するプリントモードを有するファクシ
ミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ファクシミリ装置は、原稿画像
を読み取り、その読取によって得られた画像情報を相手
先に通信回線を介して送信するファクシミリ送信モード
と、相手先から通信回線を介して受信した情報が示す画
像を記録手段で記録するファクシミリ受信モードとを有
する。
【0003】近年、ファクシミリ装置の機能の多様化が
図られ、上述のファクシミリ送、受信モードに加えて、
コンピュータなどの外部装置から外部インタフェイス
(IEEE1284などに規定の標準インタフェイス)
を介して供給された印刷情報が示す画像を前記記録手段
で記録するプリントモードなどのモードを有するファク
シミリ装置が出現している。
【0004】このプリントモードを有するファクシミリ
装置では、上述のファクシミリ送、受信モードを含むフ
ァクシミリモード(以下、FAXモードという)と、プ
リントモード(以下、PCモードという)との内のいず
れか一方のモードを予め操作部の入力操作によって選択
し、その選択されたモードに対し記録手段の動作を許可
するように設定する方法が取られている。
【0005】しかし、PCモードの設定状態時に相手先
からの着信があると、FAXモードすなわちファクシミ
リ受信モードに対する記録手段の動作許可が出されてい
ないから、相手先から受信した情報を記録することがで
きず、その着信に対し受信不能の処理が取られる。
【0006】PCモードの設定状態時に相手先から送信
された情報を受信するために、プリントモード設定状態
時に相手先からの着信があると、相手先から送信された
情報を受信し、その受信した情報をメモリに格納する代
行受信を実行する方法が用いられている。この代行受信
によってメモリに格納された情報は後に操作部からの入
力操作によって読み出され、その読み出された情報が示
す画像は記録手段で用紙上に記録される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、プリントモー
ド設定状態時に複数の着信があると、代行受信のための
メモリの容量不足が発生することがあり、このメモリの
容量不足によって代行受信ができず、ひいては相手先か
らの情報に対する受信を拒否することになる。
【0008】本発明の目的は、プリントモード設定状態
時に行われる代行受信の記憶手段の容量不足に起因する
受信拒否の頻度を極力抑制することができるファクシミ
リ装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
画像を用紙に記録する記録手段と、外部装置から外部イ
ンタフェイスを介して供給された印刷情報が示す画像を
前記記録手段で記録するプリントモードおよびの内のい
ずれか一方のモードを設定するモード設定手段と、前記
設定されたモードに対し前記記録手段の動作許可を与え
る許可手段と、前記プリントモード設定状態時に前記相
手先からの着信があると、前記相手先から送信された情
報を受信し、その受信した情報を記憶手段に格納する代
行受信を実行する代行受信手段とを備えるファクシミリ
装置において、前記代行受信によって前記記憶手段に格
納された前記相手先から受信した情報を所定の宛先に自
動的に転送する転送手段が設けられていることを特徴と
する。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載のフ
ァクシミリ装置において、前記代行受信手段は、前記記
憶手段における前記相手先から受信した情報の格納後の
残り格納容量を検出し、その検出した残り格納容量が所
定値以下であると、前記転送手段は前記記憶手段に格納
された前記相手先から受信した情報を転送することを特
徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図を参照しながら説明する。
【0012】(実施の第1形態)図1は本発明のファク
シミリ装置の実施の第1形態を構成を示すブロック図で
ある。
【0013】ファクシミリ装置は、図1に示すように、
ファクシミリモード(以下、FAXモードという)、プ
リントモード(以下、PCモードという)、転送モード
の各モードに対する動作を制御するとともに、装置全体
の制御を司る主制御部101を備える。主制御101
は、ROM、RAM、MPUなどから構成される。
【0014】FAXモードは、相手先に通信部109か
ら通信回線112を介して送信データを送信するファク
シミリ送信モードと、相手先から通信回線112を介し
て送信されたデータを通信部109で受信するファクシ
ミリ受信モードとからなる。このファクシミリ受信モー
ドにはメモリ代行受信モードが含まれている。通信部1
09は、通信回線112に対し呼の接続および切断を行
うとともに、相手先へ送信するデータの変調、相手先か
ら受信したデータの復調を行う。
【0015】このFAXモードについて具体的に説明す
ると、ファクシミリ送信モードでは、読取部103で原
稿画像を光学的に読み取る。読取部103の読取によっ
て得られた画像データはシステムバス111を介して符
号化部104に与えられ、符号化部104はITU−T
勧告T.4に規定されているMH,MR,MMRなどの
方式に基づき前記画像データを符号化する。
【0016】その符合化されたデータはデータバス11
1を介して通信部109に与えられる。通信部109
は、符号化されたデータを変調し、その変調したデータ
を通信回線112を介して相手先に送出する。
【0017】ファクシミリ受信モードでは、相手先から
通信回線112を介して送信されたデータを通信部10
9で受信し、通信部109はその受信したデータを復調
処理によって符号化データに変換する。その符号化デー
タはシステムバス111を介して復合化部108に与え
られる。
【0018】復合化部108は、その符号化データを復
合化し、その復合化されたデータは符号化部104で符
号化された後に予め設定されている管理フォーマットに
基づき画像メモリ105に格納される。なお、画像メモ
リ105における格納データの管理フォーマットについ
て後述する。
【0019】画像メモリ105に格納されたデータは読
み出された後に、システムバス111を介して記録部1
07に与えられ、記録部107は画像メモリ105から
読み出されたデータを用紙上に記録し、そのデータが記
録された用紙は出力される。このファクシミリ受信モー
ドが設定されると、このファクシミリ受信モードに対し
記録部107の使用を許可するフラグがセットされる。
なお、ファクシミリ受信モードにおける動作の詳細につ
いては後述する。
【0020】ファクシミリ受信モードに含まれるメモリ
代行受信モードは、相手先から受信したデータに復合
化、符号化などの所定の処理を施し、その処理によって
得られた符号化データを画像メモリ105に格納、保持
するモードからなり、そのモードはファクシミリ受信モ
ード設定時において用紙切れなどによって記録部107
が使用不可能であるときに実行されるとともに、後述す
るPCモード設定状態において相手先からの着信がある
ときに実行される。
【0021】PCモードは、コンピュータなどの外部装
置から外部インタフェイス(IEEE1284などに規
定の標準インタフェイス)106を介して供給された印
刷情報が示す画像を記録手段で記録するモードからな
る。具体的には、外部インタフェイス(以下、外部I/
Fという)106を介して供給された印刷情報は、主制
御部101による処理などによって画像データに変換さ
れる。その画像データは符号化部で符号化された後に記
録部107に与えられ、記録部107はその符号化され
たデータに対する記録動作を行う。このPCモードが設
定されると、PCモードに対し記録部107の使用を許
可するフラグがセットされる。
【0022】転送モードでは、プリントモード設定状態
における相手先からの着信に対し、相手先から受信した
画像データを画像メモリ105に格納するメモリ代行受
信モードが行われると、画像メモリ105から画像デー
タを読み出し、その読み出した画像データを登録メモリ
110に登録されている宛先に自動的に転送する。この
転送モードにおける動作については後述する。
【0023】各FAXモード、PCモードの設定、転送
モードにおける宛先の電話番号の登録メモリ110への
登録は操作部102のキー(図示せず)入力によって行
われる。
【0024】次に、ファクシミリ受信時における画像メ
モリ105の画像データの管理構造について図2を参照
しながら説明する。図2は図1のファクシミリ装置の画
像メモリにおける画像データの管理構造を示す示す図で
ある。
【0025】画像メモリ105のおける画像データの管
理には、図2に示すように、画像管理テーブル201,
203が用いられ、各画像管理テーブル201,203
は1ページ分の画像データの受信毎に作成される。
【0026】各画像管理テーブル201,203には、
次ページの画像管理テーブルの記憶アドレス情報、符号
モード情報、相手先情報、画像データの実態が記憶され
ているメモリブロックのアドレス情報などが記述されて
いる。
【0027】次ページの画像管理テーブルの記憶アドレ
ス情報は、複数ページの受信画像が存在するときに生成
され、この次ページの画像管理テーブルの記憶アドレス
情報に基づき次の画像管理テーブルが連結される。この
次ページの画像管理テーブルの記憶アドレス情報として
特殊なアドレスデータ(以下、NULLアドレスとい
う)が記述されていると、その画像管理テーブルで管理
される画像データは最終ページの画像データであること
を示し、このNULLアドレスの有無から最終ページで
あるか否かが分かる。
【0028】相手先情報は、電話番号、略称からなり、
それぞれITU−T勧告T.30に規定のCSI信号、
NSS信号に格納されている。
【0029】例えば、画像管理テーブル201は、画像
メモリ105内に一定サイズに分割されているメモリブ
ロック202を管理し、そのメモリブロック202には
符号化された画像データとともに、次の画像データ格納
先を示すアドレス情報が記憶されている。本例では、メ
モリブロック202の0,1,2,3,4,5番地に順
次画像データが記憶されている。同様に、画像管理テー
ブル203は、画像メモリ105内のメモリブロック2
04を管理し、そのメモリブロック204には符号化さ
れた画像データとともに、次の画像データ格納先を示す
アドレス情報が記憶されている。本例では、メモリブロ
ック204の3,4,5番地に順次画像データが記憶さ
れている。
【0030】次に、本ファクシミリ装置におけるスタン
バイ状態から受信動作へ移行する手順について図3を参
照しながら説明する。図3は図1のファクシミリ装置の
スタンバイ状態から受信動作へ移行する手順を示すフロ
ーチャートである。
【0031】スタンバイ時においては、図3に示すよう
に、相手先からの着信の有無および画像メモリ105に
おける受信した画像データの有無が監視され(ステップ
S301,ステップS302)。画像メモリ105にお
ける受信データの有無は、画像管理テーブルが管理する
最初のメモリブロックのアドレスにNULLがセットさ
れているか否かによって判定され、最初のメモリブロッ
クのアドレスにNULLがセットされていると、画像デ
ータ有りとの判定が行われ、NULL以外の値がセット
されていると、画像データ無しとの判定が行われる。
【0032】相手先からの着信があると(ステップS3
01)、受信動作が実行される(ステップS303)。
この受信動作によって相手先から送信された画像データ
が1ページ単位で受信され、受信した画像データは復合
化、符号化処理が施された後に画像メモリ105に格納
される。相手先から送信された画像データの受信が終了
すると、本受信動作は終了し、処理は再びステップS3
01に戻る。
【0033】相手先からの着信後、画像メモリ105に
画像データ有りと判定されると(ステップS302)、
現在設定されているモードがPCモードであるか否かの
判定が行われる(ステップS304)。
【0034】現在設定されているモードがPCモードで
ないとすなわち現在のモードがFAXモードであると、
このFAXモードに対する記録部107の使用許可フラ
グがセットされているから、記録部107による画像メ
モリ105に格納されている受信画像データの記録が行
われる(ステップS306)。記録終了後、処理は再び
ステップS301に戻る。
【0035】これに対し、現在設定されているモードが
PCモードであると、このPCモードに対する記録部1
07の使用許可フラグがセットされているから、記録部
107を画像メモリ105に格納されている受信画像デ
ータの記録に使用することはできず、画像メモリ105
に格納されている受信画像データを予め設定されている
宛先に転送する転送モードが実行される(ステップS3
05)。転送後、処理は再びステップS301に戻る。
【0036】次に、上述のステップS303の受信動作
について図4および図6を参照しながら詳細に説明す
る。図4は図3のステップS303の受信動作を示すフ
ローチャート、図6は図1のファクシミリ装置が用いる
ITU−T勧告T.30の通信プロトコルを示す図であ
る。
【0037】相手先からの着信があると、図6に示すよ
うに、被呼局となる本ファクシミリ装置は、通信回線と
の接続後に、NSF(非標準機能識別信号)/CSI
(被呼端末識別信号)/DIS(デジタル識別信号)の
各信号を相手先の発呼局に送出する。
【0038】これに対し、発呼局からはNSC(非標準
機能命令信号)/CIG(発呼端末識別信号)/DTC
(デジタル送信命令信号)の各信号、NSS(非標準機
能設定信号)/TSI(送信端末識別信号)/DCS
(デジタル命令信号)の各信号、TCF(トレーニング
チェック)が順次送出される。
【0039】次いで、被呼局からはCFR(受信準備確
認信号)が送出され、前手順が完了する。この前手順に
はITU−T勧告T.30に規定されている手順が用い
られている。前手順完了後、被呼局は発呼局から送信さ
れる画像データのPIX信号の受信動作を開始する。
【0040】受信動作を開始すると、図4に示すよう
に、ページ単位での画像受信が行われる。このページ単
位の画像受信では、まず、画像管理テーブルが作成され
(ステップS601)、画像メモリ105から1つのメ
モリブロックが獲得される。
【0041】次いで、ページ毎に1ライン分の符号化デ
ータが受信され、その符号化データを復合化部108で
復合化することによって1ライン分の画素データが生成
される(ステップS603)。このデータの1ラインの
終了は、ITU−T勧告T.4に規定のEOL符号によ
って識別される。
【0042】1ライン分の画素データの生成後、1ペー
ジの画像データ受信が終了したか否かの判定が行われる
(ステップS604)。画像データのページ終了は、I
TU−T勧告T.4に規定のRTC符号によって識別さ
れる。
【0043】1ページ分の画像データの受信が終了して
いないと、黒データのカウントが行われ(ステップS6
05)、生成された1ライン分の画素データはその符号
化によって符号化データに変換される(ステップS60
6)。
【0044】次いで、前記符号化データのメモリブロッ
クへの蓄積が開始され(ステップS607)、その符号
化データの全てがそのメモリブロックに蓄積されると
(ステップS608,ステップS609)、処理は再び
ステップS603から繰り返される。
【0045】これに対し、その符号化データの蓄積途中
でそのメモリブロックが満了になると(ステップS60
8)、新たに1つのメモリブロックが獲得され(ステッ
プS6110)、その新たに獲得されたメモリブロック
へ残りの符号化データを蓄積するために、処理はステッ
プS607に戻る。
【0046】1ページの画像データ受信が終了すると
(ステップS604)、本処理は終了する。
【0047】このように、1ページの画像データは画像
メモリ105内に獲得されたメモリブロックへ蓄積さ
れ、その画像データを管理するための画像管理テーブル
が作成される。
【0048】複数ページの画像データを受信するときに
は、そのページ数に応じて本処理が繰り返し実行され、
各ページ毎に画像管理テーブルが作成される。各画像管
理テーブルは次ページアドレス情報により連結されてい
るから、先頭ページの画像管理テーブルからの検索を容
易に行うことができる。
【0049】次に、転送動作について図5を参照しなが
ら説明する。図5は図3のステップS305の受信画像
転送動作を示すフローチャートである。
【0050】上述したように、PCモードに着信がある
と、このPCモードに対する記録部107の使用許可フ
ラグがセットされているから、記録部107で画像メモ
リ105に受信した画像データを記録することはでき
ず、画像メモリ105に格納されている受信画像データ
を予め設定されている宛先に転送する転送モードが実行
される(図3に示すステップS305)。この転送先と
なる宛先の電話番号は登録メモリ110に予め登録さ
れ、転送モード実行時に読み出される。
【0051】この転送モードでは、図5に示すように、
まず、画像管理テーブルが獲得され(ステップS70
1)、この画像管理テーブルを参照することによって画
像メモリ105内に画像データがあるか否かの判定が行
われる(ステップS702)。画像メモリ105内に画
像データがあると、画像メモリ105から1ライン分の
符号化データが受信され、その符号化データを復合化部
108で復合化することによって1ライン分の画素デー
タが生成される(ステップS703)。このデータの1
ラインの終了は、ITU−T勧告T.4に規定のEOL
符号によって識別される。
【0052】1ライン分の復合化後、1ページの画像デ
ータ送信が終了したか否かの判定が行われる(ステップ
S704)。画像データのページ終了は、ITU−T勧
告T.4に規定のRTC符号によって識別される。
【0053】1ページ分の画像データの送信が終了して
いないと、生成された1ライン分の画素データはその符
号化によって符号化データに変換される(ステップS7
05)。その符号化は、送信における伝送上の符号化で
あり、ITU−T勧告T.4に規定されているMH,M
R,MMRなどの方式に基づき行われる。
【0054】その符号化データは通信部109から通信
回線112を介して予め設定されている宛先に送信され
る(ステップS706)。
【0055】なお、本例には、明示されていないが、こ
の転送モードでは、図6に示すように、発呼局となる本
ファクシミリ装置と転送先となる被呼局と間で前手順が
実行され、発呼局は被呼局へ画像メモリ105の画像デ
ータの送信動作を開始する。
【0056】このように、PCモード設定状態時に着信
があると、メモリ代行受信によって画像メモリ105に
受信した画像データが格納されるが、その画像メモリ1
05に格納されている受信画像データは予め設定されて
いる宛先に転送されるから、PCモード設定状態時では
画像メモリ105に所定の空き容量が確保され、PCモ
ード設定状態時に行われるメモリ代行受信の画像メモリ
の容量不足に起因する受信拒否の頻度を極力抑制するこ
とができる。
【0057】(実施の第2形態)次に、本発明の実施の
第2形態について図7を参照しながら説明する。図7は
本発明の実施の第2形態のファクシミリ装置におけるス
タンバイ状態から受信動作へ移行する手順を示すフロー
チャートである。
【0058】本実施の形態は実施の第1形態と同じ構成
を有し、本実施の形態では、メモリ代行受信による画像
メモリ105における相手先から受信した画像データの
格納後の残り格納容量を検出し、その検出した残り格納
容量が所定値以下であると、画像メモリ105に格納さ
れた相手先から受信した画像データ情報を転送するよう
に設定されている。
【0059】スタンバイ時においては、図7に示すよう
に、相手先からの着信の有無および画像メモリ105に
おける受信した画像データの有無が監視され(ステップ
S301,ステップS302)。画像メモリ105にお
ける受信データの有無は、画像管理テーブルが管理する
最初のメモリブロックのアドレスにNULLがセットさ
れているか否かによって判定され、最初のメモリブロッ
クのアドレスにNULLがセットされていると、画像デ
ータ有りとの判定が行われ、NULL以外の値がセット
されていると、画像データ無しとの判定が行われる。
【0060】相手先からの着信があると(ステップS3
01)、受信動作が実行される(ステップS303)。
この受信動作によって相手先から送信された画像データ
が1ページ単位で受信され、受信した画像データは復合
化、符号化処理が施された後に画像メモリ105に格納
される。相手先から送信された画像データの受信が終了
すると、本受信動作は終了し、処理は再びステップS3
01に戻る。
【0061】相手先からの着信後、画像メモリ105に
画像データ有りと判定されると(ステップS302)、
現在設定されているモードがPCモードであるか否かの
判定が行われる(ステップS304)。
【0062】現在設定されているモードがPCモードで
ないとすなわち現在のモードがFAXモードであると、
このFAXモードに対する記録部107の使用許可フラ
グがセットされているから、記録部107による画像メ
モリ105に格納されている受信画像データの記録が行
われる(ステップS306)。記録終了後、処理は再び
ステップS301に戻る。
【0063】これに対し、現在設定されているモードが
PCモードであると、記録部107を画像メモリ105
に格納されている受信画像データの記録に使用すること
ができないから、次の着信に備えて画像メモリ105に
格納されている受信画像データを予め設定されている宛
先に転送するか、画像メモリ105に受信画像データを
格納した状態に保持するかを決定するために、画像メモ
リ105の現在の空き容量が所定値以下であるか否かが
判定される(ステップS805)。
【0064】画像メモリ105の現在の空き容量が所定
値以下であると、画像メモリ105の現在の空き容量で
は次の着信に対応することができないと判断され、画像
メモリ105に格納されている受信画像データを予め設
定されている宛先に転送する転送モードが実行される
(ステップS305)。転送モード実行後、処理は再び
ステップS301に戻る。
【0065】これに対し、画像メモリ105の現在の空
き容量が所定値より大きいと、画像メモリ105の現在
の空き容量で次の着信に対応することが可能であると判
断され、画像メモリ105に受信画像データを格納した
状態で、処理は再びステップS301に戻る。
【0066】このように、画像メモリ105の現在の空
き容量が所定値以下になるまでは、画像メモリ105に
格納されている受信画像データの転送が実行されるない
から、転送動作の回数を減らすことができる。
【0067】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1記載の
ファクシミリ装置によれば、転送手段で、プリントモー
ド設定状態時に代行受信によって記憶手段に格納された
相手先から受信した情報を所定の宛先に転送するから、
プリントモード設定状態にあるときには、相手先からし
た受信情報を格納するための空き容量が記憶手段に確保
され、プリントモード設定状態時に行われる代行受信の
記憶手段の容量不足に起因する受信拒否の頻度を極力抑
制することができる。
【0068】請求項2記載のファクシミリ装置によれ
ば、代行受信手段で、記憶手段における相手先から受信
した情報の格納後の残り格納容量を検出し、その検出し
た残り格納容量が所定値以下であると、転送手段で記憶
手段に格納された相手先から受信した情報を転送するか
ら、その受信した情報の転送動作の回数を減らすことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のファクシミリ装置の実施の第1
形態を構成を示すブロック図である。
【図2】図1のファクシミリ装置の画像メモリにおける
画像データの管理構造を示す示す図である。
【図3】図1のファクシミリ装置のスタンバイ状態から
受信動作へ移行する手順を示すフローチャートである。
【図4】図3のステップS303の受信動作を示すフロ
ーチャートである。
【図5】図3のステップS305の受信画像転送動作を
示すフローチャートである。
【図6】図1のファクシミリ装置が用いるITU−T勧
告T.30の通信プロトコルを示す図である。
【図7】本発明の実施の第2形態のファクシミリ装置に
おけるスタンバイ状態から受信動作へ移行する手順を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
101 主制御部 102 操作部 103 読取部 104 符号化部 105 画像メモリ 106 外部I/F 107 記録部 108 復合化部 109 通信部 112 通信回線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を用紙に記録する記録手段と、外部
    装置から外部インタフェイスを介して供給された印刷情
    報が示す画像を前記記録手段で記録するプリントモード
    およびの内のいずれか一方のモードを設定するモード設
    定手段と、前記設定されたモードに対し前記記録手段の
    動作許可を与える許可手段と、前記プリントモード設定
    状態時に前記相手先からの着信があると、前記相手先か
    ら送信された情報を受信し、その受信した情報を記憶手
    段に格納する代行受信を実行する代行受信手段とを備え
    るファクシミリ装置において、前記代行受信によって前
    記記憶手段に格納された前記相手先から受信した情報を
    所定の宛先に転送する転送手段が設けられていることを
    特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記代行受信手段は、前記記憶手段にお
    ける前記相手先から受信した情報の格納後の残り格納容
    量を検出し、その検出した残り格納容量が所定値以下で
    あると、前記転送手段は前記記憶手段に格納された前記
    相手先から受信した情報を転送することを特徴とする請
    求項1記載のファクシミリ装置。
JP8021677A 1996-01-16 1996-01-16 ファクシミリ装置 Pending JPH09200476A (ja)

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