JPH10294597A - バルクフィーダ - Google Patents

バルクフィーダ

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Publication number
JPH10294597A
JPH10294597A JP9104457A JP10445797A JPH10294597A JP H10294597 A JPH10294597 A JP H10294597A JP 9104457 A JP9104457 A JP 9104457A JP 10445797 A JP10445797 A JP 10445797A JP H10294597 A JPH10294597 A JP H10294597A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tunnel
chips
path
chip
bulk feeder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9104457A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Tanaka
勇次 田中
Akifumi Wada
聡文 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9104457A priority Critical patent/JPH10294597A/ja
Publication of JPH10294597A publication Critical patent/JPH10294597A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 トンネルの先端部側を真空吸引することによ
り、トンネル内のすべてのチップを確実に先端部側へ搬
送することができるバルクフィーダを提供することを目
的とする。 【解決手段】 カセットにランダムに収納されたチップ
5は、基底部2のトンネル17内を真空吸引されて前方
のピックアップ位置へ搬送される。トンネル17は、チ
ップ5が通過する本路17aと、本路17aの上部にお
いて側方へ切り開かれた拡開路17bを有する。したが
ってトンネル17の先端部側を真空吸引すると、その真
空吸引力は拡開路17bを通じてトンネル17内のすべ
てのチップ5に作用し、チップ5は確実に前方へ搬送さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チップをプリント
基板に移送搭載する電子部品実装装置に用いられるバル
クフィーダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】チップ(電子部品)をプリント基板に移
送する電子部品実装装置において、チップを移載ヘッド
に供給するパーツフィーダとして、バルクフィーダが用
いられている。バルクフィーダは、カセットにランダム
に収納された角形のチップを基底部に穿孔されたトンネ
ル内に送り込み、トンネルの先端部側を真空吸引した
り、あるいはトンネル内に正圧を付与することにより、
チップをトンネル先端部のピックアップ位置へ搬送する
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、バルクフィーダ
のトンネルの断面形状は、チップが所定の姿勢で整列し
てピックアップ位置へ整然と送られるように、チップの
外形と略同一の形状にされていた。しかしながらチップ
はトンネルの先端部側を真空吸引することによりトンネ
ル内を搬送されるため、トンネルの後部付近の真空吸引
力は先端部側よりもかなり弱まり、その結果、トンネル
の後部付近のチップは搬送されにくく、トンネル内でチ
ップが詰りやすいという問題点があった。
【0004】したがって本発明は、トンネルの先端部側
を真空吸引することにより、トンネル内のすべてのチッ
プを確実に先端部側へ搬送することができるバルクフィ
ーダを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、カセットにラ
ンダムに収納された角形のチップを基底部に穿孔された
トンネル内に送り込み、トンネルの先端部側を真空吸引
することによりチップをトンネル先端部のピックアップ
位置へ搬送するようにしたバルクフィーダであって、前
記トンネルの断面形状を、チップが通過する本路と、本
路の上部において側方へ切り開かれた拡開路とを有する
形状とした。
【0006】
【発明の実施の形態】上記構成の本発明によれば、トン
ネルの先端部側を真空吸引すると、その真空吸引力は拡
開路を通じてトンネルの後部側まで十分に作用する。し
たがってトンネル内のすべてのチップに十分な真空吸引
力が作用し、すべてのチップは確実に先端部側へ搬送さ
れる。
【0007】次に、本発明の実施の形態を図面を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施の形態のバルクフィ
ーダの側面図、図2は同断面図、図3は同基底部の断面
図である。
【0008】図1および図2において、このバルクフィ
ーダ1は、横長長板状の基底部2と、基底部2の後部に
立設されたホルダ3を有しており、ホルダ3にカセット
4が着脱自在に装着されている。カセット4の内部に
は、角形の小さなチップ5がランダムかつ大量に収納さ
れている。
【0009】6は基底部2の先端部の上面を開閉するカ
バー板、7、8、9はカバー板6を駆動するためのリン
ク機構を構成するレバー、10はレバー9を弾発するス
プリングである。電子部品実装装置の押圧ロッド12が
レバー9の上端部を押圧すると、レバー9はピン11を
中心に揺動し、これによりレバー7、8も揺動し、カバ
ー板6は前後方向(矢印a参照)へスライドして基底部
2の先端部のピックアップ位置を開閉する。13は電子
部品実装装置の移載ヘッドであって、カバー6が後退す
ることにより基底部2の先端部に露呈したチップ5をノ
ズル14の下端部に真空吸着してピックアップし、プリ
ント基板(図外)に移送搭載する。
【0010】図2において、基底部2の後部にはブロッ
ク15が設けられている。ブロック15上にはパイプ1
6が立設されており、パイプ16の上端部はカセット4
の内部に突入している。基底部2の内部には水平なトン
ネル17が穿孔されている。またブロック15の内部に
は、パイプ16とトンネル17を接続するアール状のト
ンネル18が穿孔されている。カセット4の内部の底面
は谷形の傾斜面になっており、したがってカセット4内
のチップ5はパイプ16内に落ち込み、トンネル18を
通ってトンネル17へ送り込まれる。なおチップ5をパ
イプ16内に落し込むために、カセット4には振動が加
えられる。
【0011】図3において、トンネル17の断面形状
は、チップ5が通過する角形の本路17aと、本路17
aの上部において両側方へ切り開かれた拡開路17bを
有する形状となっている。19は基底部2の上面を塞ぐ
天板である。図2において、基底部2の先端部側にはト
ンネル17に連通する吸引孔20が形成されている。真
空吸引手段(図外)により吸引孔20を真空吸引(矢印
b)すると、その真空吸引力によりトンネル17内のチ
ップ5は先端部側へ搬送される。
【0012】このバルクフィーダ1は上記のような構成
より成り、次に動作を説明する。カセット4内のチップ
5はパイプ16内に落ち込み、トンネル18を通ってト
ンネル17内に入る。トンネル17内は吸引孔20から
真空吸引されており、トンネル17内のチップ5はその
真空吸引力により先端部へ向って整列して搬送される。
カバー6は移載ヘッド12のピックアップ動作に同期し
てピックアップ位置を開閉しており、カバー6が開く
と、移載ヘッド13のノズル14は上下動作を行ってチ
ップ5をピックアップし、プリント基板に移送搭載す
る。
【0013】トンネル17の本路17a内には多数個の
チップ5が整列しており、したがって本路17aはチッ
プ5でほぼ塞がれている。しかしながら拡開路17bは
チップ5で塞がれることなくトンネル17の後部まで連
通している。したがってトンネル17内のすべてのチッ
プ5にはこの拡開路17bを通じて十分な真空吸引力が
作用し、すべてのチップ5は確実に前方へ整然と搬送さ
れる。
【0014】ところで、拡開路を本路17aの下部や上
部(すなわち天板19の下面)などの他の位置に形成す
ることが考えられる。しかしながらこのような位置に拡
開路を形成すると、チップ5の姿勢が崩れてその角部が
この拡開路に入り込んでチップ5が傾いてしまいやす
く、チップ5が傾くとノズル13のピックアップミスが
発生する。したがって拡開路は、図3に示すように本路
17aの上部の側方に形成することが望ましい。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、トンネルの先端部側を
真空吸引すると、その真空吸引力は拡開路を通じてトン
ネルの後部側まで十分に作用する。したがってトンネル
内のすべてのチップに十分な真空吸引力が作用し、すべ
てのチップは確実に先端部側へ搬送される。また拡開路
を本路の上部側方に形成することにより、チップの角部
が拡開路に入り込むことによるチップの姿勢の崩れを防
止し、チップを正しい直立姿勢でトンネルの先端部側へ
搬送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のバルクフィーダの側面
【図2】本発明の一実施の形態のバルクフィーダの断面
【図3】本発明の一実施の形態のバルクフィーダの基底
部の断面図
【符号の説明】
1 バルクフィーダ 2 基底部 4 カセット 5 チップ 17 トンネル 17a 本路 17b 拡開路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カセットにランダムに収納された角形のチ
    ップを基底部に穿孔されたトンネル内に送り込み、トン
    ネルの先端部側を真空吸引することによりチップをトン
    ネル先端部のピックアップ位置へ搬送するようにしたバ
    ルクフィーダであって、前記トンネルの断面形状を、チ
    ップが通過する本路と、本路の上部において両側方へ切
    り開かれた拡開路とを有する形状としたことを特徴とす
    るバルクフィーダ。
JP9104457A 1997-04-22 1997-04-22 バルクフィーダ Pending JPH10294597A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9104457A JPH10294597A (ja) 1997-04-22 1997-04-22 バルクフィーダ

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JP9104457A JPH10294597A (ja) 1997-04-22 1997-04-22 バルクフィーダ

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JPH10294597A true JPH10294597A (ja) 1998-11-04

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ID=14381146

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JP9104457A Pending JPH10294597A (ja) 1997-04-22 1997-04-22 バルクフィーダ

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JP (1) JPH10294597A (ja)

Cited By (4)

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