JPH10294469A - 多結晶シリコン膜の製造方法、薄膜トランジスタの製造方法及びアニール装置 - Google Patents

多結晶シリコン膜の製造方法、薄膜トランジスタの製造方法及びアニール装置

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JPH10294469A
JPH10294469A JP4149798A JP4149798A JPH10294469A JP H10294469 A JPH10294469 A JP H10294469A JP 4149798 A JP4149798 A JP 4149798A JP 4149798 A JP4149798 A JP 4149798A JP H10294469 A JPH10294469 A JP H10294469A
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silicon film
amorphous silicon
polycrystalline silicon
annealing
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JP4149798A
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Koji Suzuki
浩司 鈴木
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Sanyo Electric Co Ltd
Sony Corp
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Sanyo Electric Co Ltd
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高熱電導率の材料膜上の非晶質シリコンを多
結晶化して均質な多結晶シリコンを形成する。 【解決手段】 基板10上に形成されたゲート電極12
の上方にゲート絶縁膜14を介してゲート電極12を跨
ぐようにa−Si膜20を形成し、その後a−Si膜2
0に対してハロゲンランプ照射によるRTA処理及びエ
キシマレーザ照射によるレーザアニール処理を施し、a
−Si膜20を多結晶化させてp−Si膜24を得る。
二種類のアニールを行うことにより、a−Si膜20の
内、特にゲート電極12の上方領域においても均質で適
切なグレインサイズの多結晶が得られる。得られたp−
Si膜24をTFTの能動層(チャネル領域)として利
用すれば、特性の優れたボトムゲート構造の多結晶シリ
コンTFTが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶ディスプレイ
等のマトリクス型表示装置の薄膜トランジスタ(TF
T:Thin Film Transistor)などの各種トランジスタに
係り、特にそれらのトランジスタの能動層として有用な
多結晶シリコン膜の作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、表示装置として高精細、高画質な
表示が求められており、液晶ディスプレイではそのため
に液晶駆動用のスイッチング素子として薄膜トランジス
タを利用したアクティブマトリクス方式の液晶ディスプ
レイ(AMLCD:Active Matrix Liquid Crystal Dis
playという)が用いられている。
【0003】TFTを用いたAMLCDにおいては、薄
膜トランジスタの能動層、つまりチャネル領域として、
非晶質シリコンを用いる非晶質シリコンTFTと、多結
晶シリコン膜を用いる多結晶シリコンTFTが知られて
いる。
【0004】このうち、非晶質シリコンTFTは、非晶
質シリコン膜が低温(例えば、300℃)で成膜できる
ため、融点の低い安価ガラス基板上に形成することが容
易であり、また広い面積範囲に均質な非晶質シリコン膜
を形成することが容易なことから、パネルの大型化に有
利であり、現在のところ大型のLCDに多く用いられて
いる。
【0005】一方の多結晶シリコンTFTは、非晶質シ
リコン膜に比較して多結晶シリコン膜の移動度が高く、
TFTとした場合にオン電流が大きくシート抵抗(オン
抵抗)が低い等、応答性や駆動能力に優れている。よっ
て、高精細・高画質なLCDのスイッチング素子として
有用視されている。また、大型化に伴って選択期間(デ
ューティー比)が短くなることから、大型LCD用の液
晶駆動用素子としてもその有用性が指摘されている。ま
た、多結晶シリコンTFTは、多結晶シリコン膜を能動
層として用いているため、画素部の液晶駆動用素子とし
てだけでなく、駆動回路の論理回路を構成するスイッチ
ング素子としても利用でき、更に、これら液晶駆動用素
子及び論理回路の素子を同一工程で同一基板上に形成す
ることも可能である。このため、現在、多結晶シリコン
TFTは、画素部と駆動部とを同一基板上に形成したい
わゆるドライバ内蔵型LCDとして、例えば高精細、高
画質、そして小型であることが要求される中・小型のL
CDに多く利用されている。
【0006】多結晶シリコンTFTは、以上のようにL
CDの高精細・高画質化、またドライバ内蔵とすること
によりパネル周辺の省スペース化、軽量化が図られるこ
とからディスプレイの大型化においても有用である。
【0007】そこで、非晶質シリコンTFTのように、
多結晶シリコンTFTを融点(600℃程度)の低い安
価なガラス基板上に高い歩留まりで形成することが要求
されている。しかし、現在のところ、ガラス基板の融点
(600℃程度)以下の温度で、適切なグレインサイズ
を有する多結晶シリコン膜を形成することは困難であ
る。このため、最初に非晶質シリコン膜を基板上に形成
し、これをレーザアニールを用いて、比較的低温で多結
晶化させて多結晶シリコン膜を形成する方法が提案され
ている。
【0008】例えば、図4に示すようなLCD用のボト
ムゲート構造の多結晶シリコンTFTの製造にあたって
は、ガラス基板上に形成された非晶質シリコン膜にエキ
シマレーザを照射して非晶質シリコン膜を加熱し、これ
を多結晶化するレーザアニール方法が知られている。
【0009】ボトムゲート構造の多結晶シリコンTFT
の製造では、まず、ガラス基板10上にCr膜を形成し
てこれを所定の形状にパターニングし、図4(a)に示
すようにゲート配線と一体のゲート電極12を作成す
る。次に、図4(b)に示すように、2層構造のゲート
絶縁膜14と、非晶質シリコン膜(以下a−Si膜とい
う)20をプラズマCVD(PE−CVD:Plasma Enh
anced Chemical Vapor Deposition)によって連続形成
する。
【0010】そして、形成したa−Si膜20にエキシ
マレーザを照射してa−Si膜20をアニール(EL
A:Excimer Laser Annealing)し、これによってa−
Siを多結晶化して、多結晶シリコン(以下、p−Si
という)22を得る。このときの基板温度は、通常30
0℃程度である。
【0011】多結晶化によりp−Si膜22を得た後、
p−Si膜22の上であって、チャネル領域44を形成
すべき領域(ゲート電極12と対向する領域)に、Si
2からなるチャネルストッパ膜30を形成する(図4
(d)参照)。次に、このチャネルストッパ膜30をマ
スクとして、TFTのソース・ドレイン領域に相当する
領域に、図中の上方より不純物(例えば、リン)をドー
ピングする。なお、図4(d)に示すTFTは、LDD
(Lightly Doped Drain)構造であり、図中の領域42
LS,42LDがそれぞれ低濃度(N−)ソース・ドレ
イン領域であり、領域40S,40Dが高濃度領域(N
+)となっている。
【0012】不純物ドープ後、ランプアニールによる短
時間熱アニール処理(RTA:Rapid Thermal Annealin
g)を施し、ドープされた不純物を活性化し、これによ
りp−Si膜22内にソース・ドレイン領域、チャネル
領域を形成する。その後、層間絶縁膜50、52を形成
すると共に、ソース領域40Sにはソース電極(ソース
配線を兼用することが多い)70を接続し、ドレイン領
域40Dには、LCDの画素部のTFTの場合、画素電
極60として透明導電膜であるITO(IndiumTin Oxid
e)を接続し、LCDの一方の基板を得る。なお、図4
(d)に示すTFTの平面配置は、例えば、図5に示す
ような配置になっている(但し、図5は、ソース電極7
0、画素電極60形成前の状態を表している)。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来、
ボトムゲート構造の多結晶シリコンTFTにおいては、
a−Si膜20をELAによって多結晶化しp−Si膜
22を得ている。
【0014】このようなa−Siの多結晶化は、供給さ
れる熱量、つまりエネルギー量に依存して起こるため、
a−Si膜に与える熱量、つまりエキシマレーザの面内
エネルギー(a−Si膜の単位面積当たりの照射エネル
ギー)を均一に制御することが、均質なp−Si膜22
を形成する上で重要である。
【0015】しかしながら、実際には、ELAにより形
成されたp−Si膜22のグレインサイズが、全域にわ
たって均一にならない問題があった。
【0016】このような膜質の不均一性が起こる最大の
原因は、ボトムゲート構造のTFTでは、多結晶化すべ
きa−Si膜20が、図4若しくは図5に示すように熱
伝導性の高いゲート電極12の上方の一部を覆うよう
に、つまりゲート電極12を跨ぐように形成されている
ことによる。つまり、ゲート電極12を構成する金属材
料(例えばCr)は、周辺のガラス基板10等よりも高
い熱伝導率を有しており、a−Si膜20にエキシマレ
ーザを照射すると、a−Si膜20のうち下層にゲート
電極12が存在する領域では、エキシマレーザによる熱
がゲート電極12及びゲート配線によって他のガラス基
板領域よりも速く拡散してしまうのである。
【0017】例えば、図6に示すように、ゲート電極1
2のない領域22Subでは、a−Si膜20が適切なグ
レインサイズの多結晶シリコンになるものの、同じアニ
ール条件下で、ゲート電極12の存在する領域22Gの
a−Si膜20の多結晶化は不十分であり、適切なグレ
インサイズの多結晶シリコンにはならない。
【0018】なお、多結晶化によって形成されるp−S
i膜22のゲート電極上方領域22GはTFTのチャネ
ル領域を構成することから、この領域22Gの多結晶の
グレインサイズが十分大きくなるように、レーザアニー
ルの条件を制御することも考えられる。ところが、シリ
コン膜のゲート電極12上方の領域22Gのグレインサ
イズが適切になるようにアニール条件を設定すると、今
度は、ガラス基板上の領域22Subにおける多結晶のグ
レインサイズが適性範囲よりも大きくなるか、あるいは
エネルギーの過供給によりかえってグレインサイズが小
さくなってしまい、この領域の特性が許容範囲内に収ま
らなくなってしまう。よって、アニール条件をチャネル
領域の多結晶化に合わせても、結局のところ、均質かつ
適正なグレインサイズのp−Si膜を形成することがで
きなかった。
【0019】更に、上述のような面内で不均一なグレイ
ンサイズのp−Si膜22を用いてTFTを構成した場
合、各TFTの特性(例えばグレインサイズに依存する
オン電流、シート抵抗)のバラツキが大きくなる。よっ
て、LCDの画素部のTFTとして用いた場合、表示に
ムラが発生することとなり、LCDの表示品質に悪影響
を与える原因となってしまうという問題がある。
【0020】本発明は、このような課題を解決するため
になされたものであり、非晶質シリコンを多結晶化して
均質な多結晶シリコンを形成することを目的とする。ま
た、さらに、このような多結晶シリコン膜を利用して特
性の優れた薄膜トランジスタを提供することを目的とす
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を解
決するためになされ、以下のような特徴を備える。
【0022】まず、多結晶シリコン膜の製造方法におい
て、この発明は、基板上に形成された熱伝導率の高い材
料膜の上方に少なくとも一部が重なるように非晶質シリ
コン膜を形成し、前記非晶質シリコン膜形成後、前記非
晶質シリコン膜に対してランプアニール処理及びレーザ
アニール処理を施し、前記非晶質シリコン膜を多結晶化
させて多結晶シリコン膜を得るものである。
【0023】また、この発明は、ガラス基板上に形成さ
れるボトムゲート構造の薄膜トランジスタの製造方法で
あり、前記ガラス基板上に所望のパターンに形成された
ゲート電極材料膜の上方に、非晶質シリコン膜をゲート
絶縁膜を介して形成し、前記非晶質シリコン膜形成後、
前記非晶質シリコン膜に対してランプアニール処理及び
レーザアニール処理を施し、前記非晶質シリコン膜を多
結晶化させて多結晶シリコン膜を形成し、得られた多結
晶シリコン膜を薄膜トランジスタの能動層とするもので
ある。
【0024】更に、この発明は、ガラス基板上に形成さ
れるボトムゲート構造の薄膜トランジスタの製造方法に
おいて、上述のように、非晶質シリコン膜形成後、前記
非晶質シリコン膜に対してランプアニール処理及びレー
ザアニール処理を施し、前記非晶質シリコン膜を多結晶
化して多結晶シリコン膜を形成し、前記多結晶シリコン
膜に不純物をドーピングし、この不純物を、多結晶シリ
コン膜に対してレーザアニール処理又はランプアニール
処理のいずれか又は両方を施すことによって活性化し、
前記多結晶シリコン膜中に薄膜トランジスタのソース、
ドレイン領域及びチャネル領域を形成するものである。
【0025】また、上記製造方法において、この発明
は、非晶質シリコン膜の多結晶化に際し、前記非晶質シ
リコン膜に対してランプ照射による短時間熱アニール処
理を施し、前記短時間熱アニール処理と前後して前記非
晶質シリコン膜に対してエキシマレーザ光照射によるレ
ーザアニール処理を施し、前記非晶質シリコン膜を多結
晶化し多結晶シリコン膜を形成するものである。
【0026】また、この発明は、非晶質シリコンを多結
晶化するためのアニール装置において、ハロゲン光を照
射して被アニール体をアニールするための短時間熱アニ
ール処理部と、エキシマレーザを照射して前記被アニー
ル体をアニールするためのレーザアニール処理部と、を
近接配置したものである。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
(以下、実施形態という)について図面を用いて説明す
る。なお、以下の説明において、既に説明した図面と同
一部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0028】[a−Siの多結晶化方法]本実施形態で
は、a−Siの多結晶化のためのアニール処理として、
ランプを用いたRTAと、エキシマレーザを用いたEL
Aとの二種類のアニール処理を施す。特に、多結晶化す
べき非晶質シリコン膜の下層の一部にゲート電極が存在
するボトムゲート構造のTFTにおいて、TFTの能動
領域、つまりチャネル領域部分を適切に多結晶化するた
めに上記二種類のアニール処理を採用している。
【0029】このような本実施形態に係るアニール処理
装置は、図1に示すような構成を備える。
【0030】まず、RTA処理部の構成から説明する。
RTA処理部は、RTA装置に近似したものである。本
実施形態では、被アニール体としてのa−Si膜の形成
された基板110が、搬送ローラ102によって装置内
に搬入され、予備加熱部104へと搬送される。予備加
熱部104は、搬入された基板110を予備加熱する。
基板の搬送路の上下には、ハロゲンランプ(例えば、キ
セノンアークランプ)100が設置されており、予備加
熱された基板110が、これらのハロゲンランプ100
によるライン状の加熱域を通過することにより、a−S
iが加熱されて多結晶化が起こる。
【0031】加熱域を通過した後、基板110は冷却部
106に搬送される。この冷却部106は、所定の温度
に保温されており、加熱域通過後における基板110の
急激な冷却を避け、基板110の温度低下速度をコント
ロールする。冷却部106を通過すると、基板110は
搬送ローラ108によって装置より搬出され、後述する
ように次の工程(本実施形態ではチャネルストッパ形成
工程)へと進む。
【0032】本実施形態では、このようなRTA処理部
のハロゲンランプ100による加熱域のすぐ後段に、E
LA処理部のエキシマレーザ出射部204が設けられて
いる。そして、ハロゲン光が照射されて加熱されたa−
Si膜に対して、更にエキシマレーザを照射する。エキ
シマレーザ出射部204は、本実施形態においてはライ
ン状に構成されており、ライン状のエキシマレーザビー
ムが基板110表面のa−Siに照射される。なお、E
LA処理部は、光源200、光学系202及びエキシマ
レーザ出射部204を備え、エキシマレーザは、光源2
00から所望の光学系202を介して出射部204に供
給されている。なお、ELA処理部とRTA処理部との
配置関係は必ずしも図1に示す配置に限られず、ELA
処理部のエキシマレーザ出射部204をRTA処理部の
ハロゲンランプ100よりも前段に設ける構成も適用可
能である。
【0033】図1に示すようなアニール装置構成によ
り、a−Si膜に対してハロゲン光照射後、連続してエ
キシマレーザが照射されることとなる。そして、このよ
うな構成によって、a−Siに対して二種類のアニール
が行われ、ゲート電極上方に適切なグレインサイズのp
−Siを形成できると共に、ガラス基板上方の領域にお
けるa−Siについても適切なp−Siを得ることが可
能となる。
【0034】二種類のアニールの採用によって、このよ
うな効果が得られるのは、例えば以下のような理由によ
る。
【0035】まず、ELAによるa−Siの多結晶化
は、従来技術で示したように、ゲート電極上方のa−S
i領域よりもガラス基板上方のa−Si領域の方が優先
的に進む。
【0036】これに対し、a−Siの多結晶化にあたり
ハロゲンランプを用いてRTAを行った場合、ハロゲン
光は、a−Si膜に対しては吸収が弱く、ゲート電極に
対しては吸収が強い。そこで、ゲート電極を跨ぐように
形成されているa−Si膜に対してRTAを施すと、a
−Si膜の内、ゲート電極が下層に存在する領域では、
ゲート電極がハロゲン光を吸収して発熱し、a−Siの
多結晶化が優先的に進む。一方、ガラス基板もa−Si
膜と同じくハロゲン光に対する吸収が弱いことから、ガ
ラス基板上に形成されているa−Si膜領域はゲート電
極上領域に比較すると吸熱量が少なく、これらの領域で
の多結晶化は遅い。
【0037】図1のように、多結晶化のためRTAとE
LAとを組み合わせると、ハロゲン光の照射によりゲー
ト電極上のa−Siが他の領域よりも加熱された状態で
エキシマレーザが照射されることとなる。従って、ゲー
ト電極の熱拡散によりエキシマレーザ照射では加熱不十
分となりがちなゲート電極上領域のa−Siを十分に加
熱することが可能となる。このため、エキシマレーザ照
射後におけるa−Si膜内の温度のゲート電極上とガラ
ス基板上とでの格差が小さくなり、均質に多結晶化が進
み、適切なグレインサイズのp−Si膜を得ることが可
能となるのである。その上、ソース・ドレイン領域のp
−Siの膜質を劣化させることなく、TFTにおいて最
も重要なチャネル領域、即ちゲート電極上のa−Siを
十分なグレインサイズのp−Siとすることができる。
【0038】また、融点の低い安価なガラス基板上に多
結晶シリコンTFTを製造するという観点からも、RT
AとELAの二種類のアニール処理を組み合わせること
は効果が高い。即ち、ELAを用いた場合、上述のよう
にゲート電極上のa−Si領域を十分多結晶化すること
が難しいものの、例えば基板温度は、20℃〜25℃程
度の室温〜300℃程度の低温での処理が可能である。
一方、RTAだけでa−Siを十分に多結晶化するため
には、図1の膜温度を例えば600℃〜900℃程度と
する必要がある。しかし、基板温度が600℃以上とな
ると、基板として融点600℃程度の安価なガラスを用
いることは難しくなる。
【0039】本実施形態では、エキシマレーザをa−S
iに照射するので、RTAにおいてそれほど温度を高く
設定する必要がない。例えば、500℃、あるいはそれ
以下とすることができる。従って、本発明では、耐熱性
の低いガラス基板上であっても膜質の良い多結晶シリコ
ンTFTを形成することが容易となる。
【0040】[多結晶シリコンTFTの製造方法]次
に、図1、図2及び図3を参照して、上記a−Siの多
結晶化方法を利用したボトムゲート構造の多結晶シリコ
ンTFTの製造方法の一例について説明する。
【0041】図2(a)に示すように、まず、ガラス等
の絶縁基板10上に、ゲート電極及びゲート電極と一体
のゲート配線(以下、単にゲート電極12という)とし
て、Cr(W、Ta、TaMoでも良い)をスパッタリ
ングによって形成し、所望の形状にパターニングする
(パターニング平面形状については、図5参照)。
【0042】ゲート電極12形成後、その表面を含む基
板10の全面に2層構造のゲート絶縁膜14(SiN1
6、SiO218)及びa−Si膜20をPE−CVD
により連続形成する(図2(b)参照)。
【0043】次に、図1のアニール処理装置を使用する
ことにより、図2(c)に示すように、a−Si膜20
にRTA及びELAによるアニール処理を施し、a−S
i膜20を多結晶化してp−Si膜24を形成する。R
TAとELAとの二種類のアニール処理により、特に、
a−Si膜20のゲート電極12上に重なった領域、つ
まり、シリコン膜のTFTのチャネル領域となる領域
に、均質かつ適切なグレインサイズのp−Si領域が形
成される。
【0044】a−Siの多結晶化後、基板10の裏面か
らの露光(いわゆる裏面露光)によって、図2(d)に
示すように、p−Si膜24上のゲート電極12と対向
する位置に、SiO2からなるチャネルストッパ膜30
を形成する。
【0045】チャネルストッパ膜30形成後、図3
(a)に示すように、チャネルストッパ膜30をマスク
として、p−Si膜24に不純物(P)をドーピング
し、チャネルストッパ膜30の直下領域(チャネル領
域)34を除く領域に低濃度(N−)の不純物ドープ領
域を形成する。
【0046】続いてLDD構造のTFTのLD(Ligthy
Doped)領域を形成するために、図3(b)に示すよう
に、チャネル領域及びLD領域とすべき領域をマスク5
4で覆い、低濃度ドープの場合と同じ伝導型の不純物を
p−Si膜24に高濃度ドーピングする。これによりマ
スク54で覆われたLD領域の外側に高濃度ドープ領域
(N+)が形成される。
【0047】低濃度及び高濃度の不純物ドーピング後、
図3(c)に示すように、ドープした不純物を活性化す
るために活性化アニール処理を行う。そして、このアニ
ール処理によって、TFTのLDソース・ドレイン領域
32LS、32LDと、ソース・ドレイン領域36S、
36Dがそれぞれ形成される。
【0048】ところで、不純物活性化アニール処理で
は、ELA又はRTAのいずれを利用してもよく、また
多結晶化の場合と同様にELAとRTAの両方を組み合
わせてもよい。なお、この活性化アニールにおけるアニ
ール温度は、ELAの場合、p−Si膜24の膜温度が
900℃程度となるように設定され(但し、基板温度
は、20〜25℃程度の室温〜300℃程度)、RTA
の場合には、基板温度(加熱域温度)が600℃程度と
なるように設定される。
【0049】不純物活性化後、p−Si膜24を図5に
示すような所望の形状にパターニングし、図3(d)に
示すように、SiO2、SiNを積層して層間絶縁膜5
0を形成し、この層間絶縁膜50のソース領域36Sの
位置にコンタクトホールを開口する。そして、そのうえ
にAlなどからなるソース電極70を形成し、ソース領
域36Sと接続する。
【0050】液晶表示装置の液晶駆動用TFTを形成す
る場合には、更にこれらの上層のアクリル樹脂を用いて
平坦化膜52を形成し、平坦化膜52及び層間絶縁膜5
0にコンタクトホールを開口し、その上に画素電極60
となるITOを形成し、ITOとドレイン領域36Dと
を接続する。なお、図3(d)においては、ソース領域
36Sをソース電極70に接続し、ドレイン領域36D
を画素電極60に接続しているが、これには限られず、
ソース領域36Sを画素電極60に接続する場合もあ
る。
【0051】以上のようにして、LCDパネルの画像表
示部には、マトリクス状の画素毎に図3(d)の如き構
成のTFTが形成され、LCDの一方の基板が得られ
る。そして、この基板と、共通電極及びカラーフィルタ
の形成された対向基板とを貼り合わせ、間に液晶を封入
することによりLCD装置が得られる。そして、各TF
Tを用いて画素電極60の電位を制御することによっ
て、共通電極との間で液晶に所望の電圧が印加され表示
が行われる。
【0052】なお、上述のような工程で得られたTFT
を、液晶駆動用ではなく、IC内の各種メモリ素子や論
理回路素子又は液晶表示装置の駆動回路の論理回路の素
子として用いる場合には、画素電極60は不要である。
この場合には、ソース電極70の形成と同時に、同様な
手法でドレイン電極70Dを形成し、ドレイン領域36
Dと接続する。また、ソース・ドレイン電極の形成後に
おいては、それぞれ対応するソース・ドレイン配線に接
続する。但し、電極と配線とを一体的に形成する場合に
は、ソース・ドレイン電極の形成と同時に必要な配線パ
ターンを形成する。
【0053】本実施形態の多結晶シリコンTFTは、液
晶駆動用素子及びLCDの駆動回路用素子の両方に利用
することができる。そして、LCD装置の駆動回路等の
素子として、例えばCMOS(Complementary Metal Ox
ide Semiconductor)を形成する場合には、本実施形態
の多結晶シリコンTFTを用いてnチャネル(n−c
h)TFTとpチャネル(p−ch)TFTを形成す
る。具体的には、図3(a),(b)に示す工程におい
て、n型不純物を先にドープする場合、p−chTFT
の形成領域をマスク材で覆っておく。そして、n型不純
物ドープ後、p−chTFTを覆うマスク材を剥離し、
反対にn−chTFT領域をマスクし、この状態で、図
3(a)と同様にしてp型の不純物をドープする(但
し、LDD構造は採らない)。n型及びp型の不純物ド
ープ終了後には、n−chTFT、p−chTFTとも
同時に活性化処理を行い、図3(d)に示すようなTF
Tを作成する(駆動回路用のTFTでは画素電極60の
形成は不要)。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、熱伝導率の高い材料膜
の上方に少なくとも一部が重なるように形成されたa−
Si膜の多結晶化にあたり、a−Si膜に対してランプ
アニール処理及びレーザアニール処理を施す。ランプア
ニールにより、熱伝導率の高い材料膜上のa−Si領域
を十分に加熱することができるので、レーザアニールだ
けでは十分な多結晶化が困難な上記材料膜上に適正なグ
レインサイズのp−Siを形成することができる。
【0055】上記熱伝導率の高い材料膜の上方にa−S
i膜が形成された構成は、例えばボトムゲート構造のT
FTや、多層構造の半導体装置などにおいて適用されう
る構成である。よって、上述のような多結晶化方法を例
えばボトムゲート構造の多結晶シリコンTFTの製造に
あたって利用すれば、高熱伝導率のゲート電極の上方領
域に形成されるTFTの能動層(チャネル領域)におけ
るa−Siを、適切に多結晶化することが可能となり、
特性の優れた多結晶シリコンTFTが得られる。
【0056】また、本発明では、多結晶化アニールにお
いて、二種類のアニール処理を併用することから、低温
でa−Siを多結晶化でき、安価なガラス基板などの上
にもp−Si膜を形成でき、更にこれを用いて多結晶シ
リコンTFTを形成することが容易となる。
【0057】本発明の多結晶シリコンTFTは、液晶表
示装置等、マトリクス型の表示装置の画素駆動用のスイ
ッチング素子や、表示装置の駆動回路のスイッチング素
子のいずれか一方、あるいはこれら両方のスイッチング
素子として容易に利用できる。特に、本発明では多結晶
シリコンTFTが得られることから、画素駆動用のスイ
ッチング素子と表示装置の駆動回路のスイッチング素子
とを、同一基板上に同一工程によって形成することが可
能となる。このため、表示装置のコストダウンにつなが
り、またパネル周辺に駆動回路が内蔵されることとなる
ので、表示装置の薄型化、軽量化を図ることができ、表
示装置の表示品質の向上と共に大型化にも有利となる。
【0058】また、上述のような多結晶化方法を実行す
るためのアニール装置は、短時間熱アニール処理部と、
レーザアニール処理部とを近接配置することによって容
易に構成でき、装置開発のための多大な労力を不要とで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係るa−Siの多結晶化
のためのアニール装置構成を示す図である。
【図2】 本発明の実施形態に係るボトムゲート構造の
多結晶シリコンTFTの製造工程を示す図である。
【図3】 本発明の実施形態に係るボトムゲート構造の
多結晶シリコンTFTの製造工程を示す図である。
【図4】 ボトムゲート構造の多結晶シリコンTFTの
従来の製造工程を示す図である。
【図5】 ボトムゲート構造の液晶駆動用TFTの平面
構成を説明する図である。
【図6】 従来の多結晶化方法によって得られたp−S
i膜の多結晶化状態を示す図である。
【符号の説明】
10 基板、12 ゲート電極、14 ゲート絶縁膜
20 a−Si膜、24 p−Si膜、30 チャネル
ストッパ膜、34 チャネル領域、36S ソース領
域、36D ドレイン領域、60 ITO、100 ハ
ロゲンランプ、102,108 搬送ローラ、104
予備加熱部、106 冷却部、200 光源、202
光学系、204 エキシマレーザ出射部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に形成された熱伝導率の高い材料
    膜の上方に非晶質シリコン膜を形成し、 前記非晶質シリコン膜形成後、前記非晶質シリコン膜に
    対してランプアニール処理及びレーザアニール処理を施
    し、前記非晶質シリコン膜を多結晶化させて多結晶シリ
    コン膜を得ることを特徴とする多結晶シリコン膜の製造
    方法。
  2. 【請求項2】 ガラス基板上に形成されるボトムゲート
    構造の薄膜トランジスタの製造方法であって、 前記ガラス基板上に所望のパターンに形成されたゲート
    電極材料膜の上方に、非晶質シリコン膜をゲート絶縁膜
    を介して形成し、 前記非晶質シリコン膜形成後、前記非晶質シリコン膜に
    対してランプアニール処理及びレーザアニール処理を施
    し、前記非晶質シリコン膜を多結晶化させて多結晶シリ
    コン膜を形成し、 前記多結晶シリコン膜を薄膜トランジスタの能動層とす
    ることを特徴とする薄膜トランジスタの製造方法。
  3. 【請求項3】 ガラス基板上に形成されるボトムゲート
    構造の薄膜トランジスタの製造方法であって、 前記ガラス基板上に所望のパターンに形成されたゲート
    電極材料膜の上方に、非晶質シリコン膜をゲート絶縁膜
    を介して形成し、 前記非晶質シリコン膜形成後、前記非晶質シリコン膜に
    対してランプアニール処理及びレーザアニール処理を施
    し、前記非晶質シリコン膜を多結晶化して多結晶シリコ
    ン膜を形成し、 前記多結晶シリコン膜に不純物をドーピングし、 前記多結晶シリコン膜に対してレーザアニール処理又は
    ランプアニール処理のいずれか又は両方を施して前記ド
    ーピングした不純物を活性化し、前記多結晶シリコン膜
    中に薄膜トランジスタのソース、ドレイン領域及びチャ
    ネル領域を形成することを特徴とする薄膜トランジスタ
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一つに記載の製
    造方法において、 前記非晶質シリコン膜の多結晶化に際し、前記非晶質シ
    リコン膜に対してランプ照射による短時間熱アニール処
    理を施し、前記短時間熱アニール処理と前後して前記非
    晶質シリコン膜に対してエキシマレーザ光照射によるレ
    ーザアニール処理を施して、前記非晶質シリコン膜を多
    結晶化し多結晶シリコン膜を形成することを特徴とする
    多結晶シリコン膜又は薄膜トランジスタの製造方法。
  5. 【請求項5】 非晶質シリコンを多結晶化するためのア
    ニール装置において、 ハロゲン光を照射して被アニール体をアニールするため
    の短時間熱アニール処理部と、エキシマレーザを照射し
    て前記被アニール体をアニールするためのレーザアニー
    ル処理部と、を近接配置したことを特徴とするアニール
    装置。
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