JPH10292968A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JPH10292968A
JPH10292968A JP10040797A JP10040797A JPH10292968A JP H10292968 A JPH10292968 A JP H10292968A JP 10040797 A JP10040797 A JP 10040797A JP 10040797 A JP10040797 A JP 10040797A JP H10292968 A JPH10292968 A JP H10292968A
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JP
Japan
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compartment
refrigerator
vegetable
vegetable compartment
temperature
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JP10040797A
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English (en)
Inventor
Hideo Sanpei
秀雄 三瓶
Minoru Tenmyo
稔 天明
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 野菜を清潔に、しかも、長期間に亘り新鮮に
保存する。 【解決手段】 蒸発器17からの冷気が、冷凍室7、冷
蔵室5、野菜室9を通り、再び蒸発器17に戻る冷凍サ
イクルを構成し、野菜室9の野菜室容器13の材料に熱
伝導性に優れた金属を用いると共に、野菜室容器13の
温度を−0.5℃〜2℃に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、野菜室を備えた
冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に冷蔵庫にあっては、冷凍室、冷蔵
室の外に、野菜室を備えている。
【0003】野菜室は、冷気制御用の専用のダンパを持
たず、冷蔵室から蒸発器への戻り冷気を用いて冷却され
るもので、積極的に温度制御を行なっていない。冷蔵室
からの蒸発器への戻り冷気は、ダクトを通り区画された
野菜室へ流れ、吸込口から蒸発器に戻る構造となってい
【0004】
【発明が解決しようとする課題】野菜室は、冷蔵室から
の戻り冷気が流れる所から、冷蔵室の冷却温度に左右さ
れるため、最適な状態での野菜保存が難しくなる。
【0005】このために、例えば、特開平8−5226
号公報に示す如く野菜室内に設置された温度センサによ
り、ダンパを開閉して野菜室内へ流れ込む冷気の流れを
制御することで、野菜室内の温度をコントロールする手
段が知られている。
【0006】しかしながら、冷凍サイクル運転時の圧縮
機は、冷凍室の温度によってオン・オフを繰返す断続運
転であるため、時間的な温度変動を小さく抑えることは
難しい。特に、圧縮機がオフとなる冷凍サイクル運転停
止時は、野菜室内に積極的に冷気を取り入れにくく、圧
縮機のオン又はオフの時で野菜室の温度変動範囲は大き
くなる。
【0007】野菜の鮮度を長期間に亘り安定して維持す
るには、温度変動範囲は小さいことが望ましい。
【0008】また、野菜は、野菜室内に設けられた引出
し式の野菜室容器内に保存されるために、野菜室と野菜
室容器内とに温度ギャップが起こり、野菜室容器内の正
確な温度管理が難しいのが現状である。
【0009】また、野菜室容器は、プラスチックにより
成形されているため、汚れが付着し易く、簡単に拭いた
だけではきれいになりにくく、清潔に維持するのが難し
い面があった。
【0010】そこで、この発明は、野菜の鮮度を長期間
に亘り安定して維持できると共に、清潔な状態で野菜を
保存できるようにした冷蔵庫を提供することを目的とし
ている。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、第1に、蒸発器からの冷気が、冷凍
室、冷蔵室、野菜室を通り、再び蒸発器に戻る循環を繰
返す冷蔵庫において、野菜室の野菜室容器の材料に、熱
伝導性に優れた金属を用いる。
【0012】第2に、蒸発器からの冷気が、冷凍室、冷
蔵室、野菜室を通り、再び蒸発器に戻る循環を繰返す冷
蔵庫において、野菜室の野菜室容器の材料に、熱伝導性
に優れた金属を用いる一方、冷蔵庫本体側に固定され、
センサ部が野菜室容器の外壁面と接触し合う温度センサ
により野菜室容器内の温度を検出し、その検出値に基づ
き野菜室容器内の温度制御を行なう。
【0013】野菜室容器の温度としては、−0.5℃〜
2℃に制御する。
【0014】また、熱伝導性に優れた金属の材質として
は、銅1.0〜2.0Vol%を含む抗菌性のステンレ
ススチール用いる。
【0015】かかる冷蔵庫によれば、温度センサに影響
されることなく、野菜室容器の丸洗いが可能になると共
に、銅が1.0〜2.0VOl%を含む抗菌性のステン
レススチールで作られているため、野菜を清潔に保存す
ることが可能となる。また、野菜室容器内の温度を−
0.5℃〜2℃に制御するため、長期間に亘り野菜を新
鮮な状態で保存できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図14の図面を参
照しながら、この発明の実施の形態を説明する。
【0017】図1において、1は冷蔵庫3の冷蔵庫本体
を示している。冷蔵庫本体1は、上方から冷蔵室5,冷
凍室7,野菜室9となっており、冷蔵室5,冷凍室7の
前面は開閉可能な開閉扉11,12となっている。野菜
室9は内部に、引出し式の野菜室容器13が設けられ、
前面は引出し扉15となっている。
【0018】野菜室容器13は、熱伝導性に優れ、銅
1.0〜2.0VOl%を含む抗菌性のステンレススチ
ールを用いている。野菜室容器は、ふたでカバーされて
おり、扉を引き出す時そのふたは、冷蔵庫本体側に残
る。そのふたは湿度を通すための小孔または透湿膜が設
けられている。
【0019】冷蔵庫本体1の背面側には、図2に示す如
く熱交換器となる蒸発器17と、蒸発器17により熱交
換された冷気が流れるダクト19と、ダクト19内の冷
気を強制的に循環させるフアン21とを有している。
【0020】冷蔵室5は、温度センサ22からの信号に
より開閉自在となる冷蔵室用のダンパ23によって冷気
の流れが制御されると共に、野菜室9は、温度センサ2
5からの信号により開閉自在となる野菜室用のダンパ2
7によって冷気の流れが制御され、野菜室容器13内の
温度が約−0.5℃〜2℃の間に設定されるようになっ
ている。
【0021】蒸発器17は、図1に示す如く一方がイン
バータによって回転数が制御される圧縮機29と、他方
がキャピラリ(図示していない)とそれぞれ連通し、キ
ャピラリと圧縮機29の間に配置された凝縮器31と
で、圧縮機29から吐出された冷媒が、凝縮器31,キ
ャピラリ(図示していない)、蒸発器17を通り、再び
圧縮機29に戻る冷凍サイクルが構成されるようになっ
ている。
【0022】冷蔵室5の温度センサ22は、背壁面に設
けられ、庫内温度を直接検知するようになっている。
【0023】野菜室9の温度センサ25は、図4と図5
に示す如く、野菜室容器13内の温度を外から検知する
タイプとなっていて、野菜室9から野菜室容器13を引
き出した時に、温度センサ25が野菜室9内に残って丸
洗いを可能とし、温度センサ25に何等影響が起きない
ようになっている。
【0024】即ち、温度センサ本体33は、冷蔵庫本体
1側となる野菜室9の後壁に固定されると共に、センサ
部35は、保持ブラケット37により金属製の接触部3
9の裏面側に接触し合う状態で固定支持されている。
【0025】接触部39は、温度センサ本体33内に組
込まれた付勢ばね41により常時前方へ向け付勢され、
温度センサ本体33より前方へ突出した形状となってい
る。これにより図4に示す如く野菜室容器13の背面側
外壁面13aに接触部39が確実に接触し合うようにな
っている。また、温度センサ本体33は、野菜室9内に
送り込まれる冷気の影響を直接受けることがないよう円
周は、断熱材43により取囲まれている。
【0026】この場合、接触部39は、野菜室容器13
の背面側外壁面13aと接触し合うよう温度センサ本体
33より前方へ突出した形状となっているが、図6に示
す如く、接触部39を、温度センサ本体とほぼ面一形状
とする一方、野菜室容器13の背面側外壁面13aの一
部分に凸部45を設け、その凸部45に付勢ばね41に
抗して温度センサ25の接触部39と接触し合う構造と
することも可能である。
【0027】次に、図7に示すフローに基づき説明す
る。まず、運転に入り(ステップS1)冷凍室7の温度
の測定値tF が設定値tFUより高い場合(ステップS
2)、圧縮機39の回転数をアップし冷凍能力を増や
す。(ステップS3)。この場合、測定値tF と設定値
FUが同じ場合(ステップS4)は、圧縮機29の回転
数をそのまま維持する(ステップS5)。あるいは測定
値tF が設定値tFUより低い場合(ステップS6)に
は、圧縮機29の回転数を減少させて冷凍能力を落と
し、冷凍室7の温度を一定に保つ(ステップS7)。
【0028】次に、冷蔵室5にあっては、冷蔵室5の測
定値tR が基準値上限tRUより高いと判断すると(ステ
ップ8)、冷蔵室用のダンパ23を開き(ステップ
9)、冷気を冷蔵室5内へ取り入れる。NOの場合は、
次のステップS10に進む。
【0029】ステップS10では、測定値tR が基準値
下限tRLより高いと判断すると、ダンパ23を閉じて、
冷気の取入れを中止する(ステップS11)。NOの場
合は、ステップ1に戻る循環を繰返す。
【0030】一方、野菜室9にあっては、温度センサ2
5により野菜室9の測定値tV が基準値上限tVUより高
いと判断すると(ステップ12)、ダンパを開き(ステ
ップ13)、冷気を野菜室9内へ取り入れる。
【0031】NOの場合は、次のステップS14へ進
む。
【0032】ステップS14は、測定値tV が基準値下
限tVLより低いと判断すると(ステップ14)、野菜室
用のダンパ27を閉じて冷気の取入れを中止(ステップ
15)し、野菜室容器13内の温度を−0.5℃〜2℃
の範囲に制御する。
【0033】これにより、野菜の鮮度を長期間に亘り安
定して維持できる。
【0034】図8は、野菜室容器内の野菜鮮度の実験結
果を示したもので、図中の鮮度保持性は、目視評価と凍
結性の両面について調べたものである。
【0035】目視評価は、保存期間14日後で青果物
(例えば、ブロッコリ、ホウレン草、コマツ菜等)の外
観状態を目視観察し、判定したもので、○は問題なく良
好、△はやや不良、×は不良(問題あり)を示したもの
である。また、凍結性は、保存期間中に青果物が凍結し
たか否かで判断したもので、○は凍結せず、×は凍結を
示したものである。図8の総合評価をみると、野菜室容
器13の温度が−0.5℃〜2℃の制御が最適であるこ
とがわかる。
【0036】この場合、野菜室容器13の温度を−0.
5℃〜2℃とするのにダンパ27を開か閉の二値の制御
となっているが、アナログ的に連続して開度を順次大き
く又は小さく調整できるダンパを用いてもよい。これに
よれば、より最適な温度制御を行なうことが可能とな
る。
【0037】また、野菜室容器13には材料に抗菌性の
ステンレススチールを用いているため、野菜を清潔に保
存できる。
【0038】図9と図10は、野菜室容器13の材料と
その性能結果を示したものである。
【0039】図9のサンプルAは、銅0.5,クロム1
7.0,ケイ素0.3,マンガン0.2,その他82.
0VOl%、のものであり、以下サンプルB,C,D,
Eは、図に示す材料成分となっている。
【0040】図10はサンプルA,B,C,D,Eの鮮
度レベル、減菌率、機械的特性、総合評価を示したもの
である。
【0041】鮮度レベルは、保存期間14日後の状態
を、目視による外観及び臭いなどで判定したもので、○
は問題なく良好、×は不良を示したものである。減菌率
は、黄色ブドウ球菌を、箱材の上に塗布し、25℃で2
4時間保存後、検体の生菌数を測定し、次式により算出
した。
【0042】減菌率(%)=(A−B/A)×100 A:試験開始の生菌数 B:24時間後の生菌数 一方、機械的強度は、野菜室容器13の材料として必要
な引張り強度、曲げ強度、硬度、剛性等から総合的に判
断したもので、○は問題なく良好、×は不良を示してい
る。これらの条件を総合した総合評価から判断すると、
サンプルB,C,Dが問題なく良好であり、銅1.0〜
2.0VOl%の範囲内であることがわかる。
【0043】一方、ステップ14の判断がNOの場合
は、ステップ1に戻る循環を繰返すようになる。
【0044】図11は冷凍室7の温度、野菜室9の温度
で、圧縮機29を制御する実施形態のフローを示す。
【0045】即ち、運転に入り(ステップ101)、冷
凍室7の測定温度をtF 、野菜室9の測定温度をtV
した時、冷凍室、野菜室9の測定温度tV とtF が設定
温度上限tVU,tFUより高いと判断すると(ステップ1
02)、圧縮機29をオン及びフアン21をオンとす
る。(ステップ103) NOの場合はステップ101に戻る。
【0046】これにより、冷凍室7は無条件に冷却され
る。
【0047】次に野菜室9において、測定温度tV が設
定温度上限tVUより高いと判断(ステップ104)する
と、ダンパ27を開とし、冷気を野菜室9内へ取り入れ
る(ステップ105)。NOの場合は、次のステップ1
06へ進む。
【0048】ステップ106では、測定温度tV が設定
温度下限tVLより低いと判断されると、ダンパ27を閉
とし、冷気の取り入れを中止する。NOの場合は、次の
ステップ108へ進む。ステップ108では、冷凍室7
の測定値測定値tF が設定値下限tFLより高く、Vダン
パが閉じていると判断されるとダンパ23を無条件に閉
とし、冷気の取り入れを中止すると共に圧縮機29及び
ファンをオフとする。
【0049】一方、NOの場合は、ステップ103へ戻
る循環を繰返す。
【0050】なお、図11において、ステップS8〜1
1は冷蔵室5のダンパ23の制御を行なうフローを示し
たもので、図7と同一のため、同一ステップ符号を付し
て詳細な説明を省略する。
【0051】次に、圧縮機29は冷凍室7の温度で制御
するが、庫内冷却用のファン21を冷凍室7の温度と野
菜室9の温度で制御する例を図7、図11も参照して説
明する。野菜室9のファン21の制御は、冷凍サイク
ル、冷蔵室5のダンパ23とは独立して制御される。す
なわち、野菜室9の温度測定値tV が上限値tVVより高
い場合にダンパ27は開かれ庫内冷気の下限値tVLより
低くするとダンパ27は閉じられる。冷凍サイクルは、
冷凍室7の温度が上限値と下限値の間になるように制御
され、冷凍サイクルが動いている時に冷蔵室5のダンパ
23の開閉を制御することにより冷蔵室5の温度も制御
される。
【0052】これにより、野菜室9の温度で圧縮機29
を制御するため、従来の冷蔵庫のように冷凍室7が冷え
ているため、圧縮機29の運転が行なえず、野菜室9の
冷却ができないことがなくなり、野菜室容器の温度を−
0.5℃〜2℃の制御が得られる。
【0053】図12は、庫内冷却用ファン21を、冷凍
室温度と野菜室温度で制御を行なうフローを示す。この
場合、ファン21は、野菜室9のダンパ27が開又は
閉、あるいは圧縮機29のオン又はオフの条件によって
オン・オフに制御されるもので、野菜室9のダンパ27
の制御フローを図13に、圧縮機29のオン・オフの制
御フローを図14に示す。
【0054】即ち、図13のフローにあっては、野菜室
9において、温度センサ25により野菜室9の測定値t
V が基準値上限tVUより高いと判断すると(ステップ1
11)、ダンパを開き(ステップ112)、冷気を野菜
室9内へ取り入れる。
【0055】NOの場合は、次のステップ113へ進
む。
【0056】ステップ113は、測定値tV が基準値下
限tVLより低いと判断すると、野菜室用のダンパ27を
閉じて冷気の取入れを中止(ステップ14)し、野菜室
容器13内の温度を−0.5℃〜2℃の範囲に制御す
る。NOの場合はステップ111へ戻る循環を繰返す。
【0057】一方、図14のフローにあっては、冷凍室
7の温度の測定値tF が設定値tFUより高いと判断する
と(ステップ115)、圧縮機39をオンとする(ステ
ップ116)。NOの場合はステップ115に戻る。次
に、冷蔵室5の測定値tR が基準値上限tRUより高いと
判断すると(ステップ117)、冷蔵室用のダンパ23
を開き(ステップ118)、冷気を冷蔵室5内へ取り入
れる。NOの場合は、次のステップ119に進む。
【0058】ステップ119は、測定値tR が基準値下
限tRLより低いと判断すると、ダンパ23を閉じて、冷
気の取入れを中止する(ステップ120)。NOの場合
は、次のステップ121へ進む。
【0059】ステップ121では、冷凍室7の測定値測
定値tF が設定値下限tFLより低いと判断されるとダン
パ27を閉とし、冷気の取り入れを中止すると共に圧縮
機29をオフとする。(ステップ122,123)一
方、NOの場合は、ステップ116へ戻る循環を繰返す
もので、前記図12は、圧縮機29のオン・オフの条件
と、ダンパ27の開・閉の条件に基づくフローとなって
いる。
【0060】即ち、フアン21は、図12のフローに示
す如く、野菜室9のダンパ27が開か、あるいは圧縮機
29がオンの状態にあるかを判断し(ステップ12
4)、いずれか一方の条件を満たすYESの場合はファ
ン21をオン(ステップ125)とする。NOの場合は
フアン21をオフとする。(ステップ126) これにより、例えば、圧縮機29がオフの運転停止状態
であっても、フアン21の回転が可能となり、冷凍室7
の低い温度の冷気を野菜室9に導入することができ、野
菜室9の冷却が可能となる。この場合、冷凍室7の温度
が上昇したならば、圧縮機29がオンの運転状態とな
り、冷凍室7の温度は一定の幅にキープされるようにな
る。
【0061】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明の冷蔵
庫によれば、温度センサに影響されることなく野菜室容
器の丸洗いができると共に、銅が1.0〜2.0VOl
%を含む抗菌性のステンレススチールと相俟って野菜を
清潔に保存することが可能となる。
【0062】また、野菜室容器内の温度を−0.5〜2
℃に制御できるため、長期間に亘り野菜を新鮮な状態で
保存できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる冷蔵庫の概要切断面図。
【図2】蒸発器、冷凍室、冷蔵室、野菜室の連通状態を
示した説明図。
【図3】野菜室内に温度センサを設けた切断面図。
【図4】図3Aの拡大断面図。
【図5】温度センサの切断面説明図。
【図6】温度センサの別の実施形態を示した切断断面説
明図。
【図7】この発明にかかる全体のフロー。
【図8】野菜の鮮度保持性の実験結果を示した説明図。
【図9】野菜室容器の材料成分一覧を示した説明図。
【図10】図9の材料成分に基づく性能結果を示した説
明図。
【図11】冷凍室の温度、野菜室の温度で圧縮機を制御
するフロー。
【図12】野菜室のダンパの開閉条件と圧縮機のオン・
オフ条件でフアンを制御するフロー。
【図13】野菜室のダンパを開・閉するフロー。
【図14】冷凍室温度に基づき圧縮機をオン・オフする
フロー。
【符号の説明】
5 冷蔵室 7 冷凍室 9 野菜室 13 野菜室容器 17 蒸発器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蒸発器からの冷気が、冷凍室、冷蔵室、
    野菜室を通り、再び蒸発器に戻る循環を繰返す冷蔵庫に
    おいて、野菜室の野菜室容器の材料に、熱伝導性に優れ
    た金属を用いることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 蒸発器からの冷気が、冷凍室、冷蔵室、
    野菜室を通り、再び蒸発器に戻る循環を繰返す冷蔵庫に
    おいて、野菜室の野菜室容器の材料に、熱伝導性に優れ
    た金属を用いる一方、冷蔵庫本体側に固定され、センサ
    部が野菜室容器の外壁面と接触し合う温度センサにより
    野菜室容器内の温度を検出し、その検出値に基づき野菜
    室容器内の温度制御を行うことを特徴とする冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 野菜室容器の温度を、−0.5℃〜2℃
    に制御することを特徴とする請求項2記載の冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 熱伝導性に優れた金属の材質として、銅
    1.0〜2.0Vol%を含む抗菌性のステンレススチ
    ール用いることを特徴とする請求項1,2記載の冷蔵
    庫。
JP10040797A 1997-04-17 1997-04-17 冷蔵庫 Pending JPH10292968A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1301393C (zh) * 2003-09-10 2007-02-21 日立家用电器公司 冰箱
JP2008057902A (ja) * 2006-09-01 2008-03-13 Hitachi Appliances Inc 冷蔵庫
JP2013029276A (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 Toshiba Corp 冷蔵庫
JP2018151123A (ja) * 2017-03-13 2018-09-27 三菱電機エンジニアリング株式会社 保存庫及び冷蔵庫
JP2022063354A (ja) * 2017-10-26 2022-04-21 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 冷蔵庫

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