JPH1029249A - 包装機械における耳着け装置 - Google Patents

包装機械における耳着け装置

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JPH1029249A
JPH1029249A JP8185203A JP18520396A JPH1029249A JP H1029249 A JPH1029249 A JP H1029249A JP 8185203 A JP8185203 A JP 8185203A JP 18520396 A JP18520396 A JP 18520396A JP H1029249 A JPH1029249 A JP H1029249A
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JP
Japan
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container
ear
holders
receiving member
lug
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Pending
Application number
JP8185203A
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English (en)
Inventor
Yoshimi Yoshida
喜巳 吉田
Hiroshi Ueda
啓 上田
Michio Ueda
道雄 植田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shikoku Kakoki Co Ltd
Original Assignee
Shikoku Kakoki Co Ltd
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Publication date
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Priority to EP97202146A priority patent/EP0819602B1/en
Priority to CN97118539A priority patent/CN1105664C/zh
Priority to DE69726060T priority patent/DE69726060T2/de
Priority to DK97202146T priority patent/DK0819602T3/da
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B7/00Closing containers or receptacles after filling
    • B65B7/16Closing semi-rigid or rigid containers or receptacles not deformed by, or not taking-up shape of, contents, e.g. boxes or cartons

Abstract

(57)【要約】 【課題】 耳の圧着不良を防止するように、圧着される
べき耳に適切な押圧力を加える。 【解決手段】 包装機械における耳着け装置は、複数の
ホルダ64を有し、隣り合うホルダ64に上下耳付容器Cが
またがった状態に保持されかつホルダ64に保持された容
器Cが圧着ステーションで順次停止させられるように間
欠的に駆動される容器搬送コンベヤ14と、圧着ステーシ
ョンにおける容器搬送経路上方に昇降自在に配置されて
いる上耳押圧部材141 と、同搬送経路を挟んでその両側
に互いに接近・離隔自在に配置されている一対の下耳押
圧部材142 と、押圧時にホルダ64に作用する上耳押圧部
材141 および下耳押圧部材142 の押圧力を受ける受圧部
材143 を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、包装材料ウェッ
ブから内容物充填直方体状密封容器を製造する包装機械
において、容器の耳を容器所要部分に圧着する耳着け装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の装置としては、複数のホルダを
有し、隣り合うホルダに上下耳付容器がまたがった状態
に保持されかつホルダに保持された容器が圧着ステーシ
ョンで順次停止させられるように間欠的に駆動される容
器搬送コンベヤと、圧着ステーションにおける容器搬送
経路上方に昇降自在に配置されている上耳押圧部材と、
同搬送経路を挟んでその両側に互いに接近・離隔自在に
配置されている一対の下耳押圧部材とを備えているもの
が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ホルダに保持された容
器が上耳押圧部材および下耳押圧部材の押圧力を受ける
と、容器は横に膨らもうとする。このときの力によっ
て、隣り合うホルダは先端が広がるように開くため、圧
着されるべき耳に適切な押圧力を加えることができず、
耳の圧着不良を生じることがあった。
【0004】この発明の目的は、上記問題点を解決し、
耳の圧着不良を防止するように、圧着されるべき耳に適
切な押圧力を加えることができる包装機械における耳着
け装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明による包装機械
における耳着け装置は、複数のホルダを有し、隣り合う
ホルダに上下耳付容器がまたがった状態に保持されかつ
ホルダに保持された容器が圧着ステーションで順次停止
させられるように間欠的に駆動される容器搬送コンベヤ
と、圧着ステーションにおける容器搬送経路上方に昇降
自在に配置されている上耳押圧部材と、同搬送経路を挟
んでその両側に互いに接近・離隔自在に配置されている
一対の下耳押圧部材とを備えている包装機械における耳
着け装置において、押圧時にホルダに作用する上耳押圧
部材および下耳押圧部材の押圧力を受ける受圧部材を備
えていることを特徴とするものである。
【0006】この発明よる耳着け装置では、押圧時にホ
ルダに作用する上耳押圧部材および下耳押圧部材の押圧
力が受圧部材によって受けられるから、押圧力によるホ
ルダの開きを防止できる。したがって、圧着されるべき
耳に適切な押圧力を加えることができ、耳の圧着不良を
生じることが無い。
【0007】コンベヤが、エンドレスチェーンを有して
おり、チェーンが、隣り合うもの同士水平連結ピンによ
って一連となるように連結されかつホルダを1つずつ取
付けた搬送ブロックと、各搬送ブロックに両側方突出状
に1対ずつ取付けられた複数対のローラとによって構成
され、ローラが、チェーン移動経路の両側にそってのび
た一対のガイドレールの対向面に設けられたガイド溝に
はめ入れられており、受圧部材が、搬送ブロックの下面
に押圧されうるように上下動自在に配置されていること
が好ましい。
【0008】上耳押圧部材および下耳押圧部材の押圧力
を受圧部材が受ける際に、受圧部材が搬送ブロックの下
面に押圧されると、搬送ブロックがホルダとともに押し
上げられて、ローラがガイド溝の上側側面に押圧され
る。したがって、受圧部材の押圧力はガイドレールで受
けられるため、受圧部材による押圧力がチェーンに無理
な力を加えることがない。
【0009】受圧部材が、上下揺動リフトアームの先端
部に取付けられ、リフトアームの基部が水平回動軸に固
定され、回動軸に作動アームの基部が固定され、作動ア
ームの先端部に流体圧シリンダのピストンロッドが連結
され、リフトアームの揺動半径より作動アームの揺動半
径が大であることが好ましい。
【0010】流体圧シリンダの流体圧を倍力して搬送ブ
ロックにに伝達することができるから、流体圧シリンダ
が比較的小さいものでよい。
【0011】受圧部材が、隣り合う2つの搬送ブロック
の下面に渡されうる長さを有していることが好ましい。
【0012】受圧部材によって隣り合う2つの搬送ブロ
ックが連結端部において折曲らなくなるから、ホルダの
開きを効果的に防止することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を、図面を
参照してつぎに説明する。
【0014】以下の説明において、前後とは、図1の右
側を前、これと反対側を後といい、左右とは、図1の手
前側を左、これと反対側を右(前方より見て、その左右
の側を左右)というものとする。
【0015】包装機械は、内外両面にポリエチレン層を
有する紙主体積層体製ロール状ウェッブ(図示しない)
から、容器の断面積は同一であるが容器の高さを変更す
ることにより内容量の異なる高低2種類の内容物充填直
方体状密封容器を製造するものである。
【0016】図1および図2を参照すると、包装機械
は、本体フレーム11および左右一対の前部フレーム12
と、本体フレーム11に装備されかつウェッブWを偏平筒
状未完成容器Cに成形して1列で排出する第1装置群13
と、両前部フレーム12にそれぞれ装備されかつ第1装置
群13の排出位置の前斜め下方より前向きにのびた搬送経
路を有する左右一対の容器搬送コンベヤ14と、両コンベ
ヤ14の搬送経路にそってそれぞれ配置されかつ各コンベ
ヤ14で搬送中の未完成容器Cを直方体状完成容器Cに成
形する左右一対の第2装置群15と、本体フレーム11から
前部フレーム12にまたがって装備されかつ第1装置群13
から排出された1列の未完成容器Cを受取り、これを2
列に振分け分配して両容器搬送コンベヤ14に交互に渡す
受渡装置16とを備えている。
【0017】左右の前部フレーム12は、同一構造のもの
である。左右の容器搬送コンベヤ14および第2装置群15
は、これもまた、いずれも同一構造のものであるが、1
サイクル360度のうち、互いに180度ずれた位相で
駆動される。
【0018】本体フレーム11内には、図示しない主駆動
源によって駆動される主軸17が収められている。主軸17
によって第1装置群13が駆動される。前部フレーム12内
には、コンベヤ14、第2装置群15および受渡装置16を駆
動する駆動機構18が収められている。主軸17が本体フレ
ーム11から突出させられていて、駆動機構18に動力伝達
しうるように連結されている。
【0019】第1装置群13は、無菌チャンバ21内に配置
されかつウェッブWをチューブTに成形するチューブ成
形装置22と、無菌チャンバ21内外にわたって配置されか
つチューブTに内容物を充填する充填パイプ23と、無菌
チャンバ21外に配置されかつ内容物充填チューブTを容
器1つ分に相当する長さ毎に送りかつ横断状にシール切
断する未完成容器成形装置24とを備えている。
【0020】各前部フレーム12は、左右の箱型サイドフ
レーム25を有している。両サイドフレーム25上には、こ
れらにまたがるように第2装置群用高さ調節フレーム26
が設けられている(図3)。
【0021】第2装置群15は、未完成容器Cの上端部お
よび下端部を平坦に折り畳むとともに、折畳み部分から
一対ずつの上下三角耳を突出させるように折り畳む耳折
り装置27と、同三角耳を加熱する加熱装置28と、同三角
耳を圧着する耳着け装置29とを備えている。これらの耳
折り装置27、加熱装置28および耳着け装置29は、高さ調
節フレーム26に後から前にかけて順次装備されている。
さらに、コンベヤ14の容器搬送経路終端には容器排出装
置30が配置されている。
【0022】高さ調節フレームは、図3に詳しく示すよ
うに、両サイドフレーム25の双方に立てられている一対
の前支柱31と、左サイドフレーム25にだけ立てられてい
る1つの後支柱32と、両前支柱31の上端部に渡されてい
る水平回動軸33と、回動軸33の左端部に連結されている
手動操作ハンドル34と、第2装置群15が適宜取付部材に
よって取付けられかつ前端が回動軸33で受けられ、後端
が後支柱32で受けられている前方開放コの字状装置取付
フレーム35とを備えている。
【0023】図4を参照すると、回動軸33は、クランク
軸よりなるもので、クランクジャーナル41およびクラン
クピン42を有している。クランクピン42の回転半径は、
完成高容器と低容器の高さの差の丁度1/2である。ジ
ャーナル41が両前支柱31の上端部に貫通させられてい
る。ジャーナル41は、前支柱31より左方に突出させられ
ている。ジャーナル41の左方突出部には、平行2面を有
する回転操作部43が設けられている。平行2面は、クラ
ンクピン42を上または下に向けた状態で垂直である。
【0024】ハンドル34は、平行2面を挟んでいるU字
状取付部44と、取付部44の開口と反対向きに真直棒状把
手部45とよりなる。回転操作部43および取付部44にわた
って連結ピン46が貫通させられている。連結ピン46は、
ジャーナル41の軸線と直交しかつ平行2面と直交し、さ
らには、把手部45の軸線と直交している。
【0025】左側の前支柱31の左側面にはコ字状ロック
部材47が回転操作部43の直下に固定されている。ロック
部材47は、左向きの上下両端開放係合溝48を有してい
る。
【0026】後支柱32の上端には前後両端解放上向きス
リット51が形成されている。スリット51にはアイボルト
52の頭部がはめ入れられている。スリット51の両側部分
に係合ピン53が貫通させられてアイボルト52の頭部孔に
通されている。
【0027】装置取付フレーム35の前端部にはクランク
ピン42が貫通させられている。装置取付フレーム35の前
右角にはL字状ストッパアーム54が固定されている。図
3に示すように、装置取付フレーム35が立上らされた状
態でストッパアーム54を係合離脱自在に係合させるフッ
ク55が右側の前支柱31に前方突出状に設けられている。
フック55は、図示しない弾性手段によって水平揺動自在
に付勢されている。装置取付フレーム35の後左角部に
は、アイボルト52の軸部を挿通させる後方開放切欠56が
設けられている。切欠56のすぐ前方には左方突出状把持
棒57が設けられている。
【0028】図4は、高低2種類の完成容器のうち、高
完成容器を製造する状態を示している。クランクピン42
が上を向いた状態でハンドル34の把手部45がロック部材
47に係合させられている。この状態では回動軸33は回動
できない。後支柱32の上端面と、装置取付フレーム35の
左角下面の間には、アイボルト52にはめられた筒状スペ
ーサ58が介在させられている。スペーサ58の高さは、ク
ランクピン42の回転半径の2倍、すなわち高低2種類の
完成容器の高さの差に等しい。アイボルト52のねじ部は
切欠56の上方に突出させらていて、そのねじ部には固定
ハンドル付ナット59がねじはめられている。
【0029】高完成容器の製造状態から低完成容器を製
造状態に切替えをするサイズチェンジの手順を説明す
る。ナット59を緩めてアイボルト52をスペーサ58をはめ
たままで後方に倒し、切欠56からアイボルト52の軸部を
離脱させる。この際に、ナット59はボルト52から取外す
必要はない。
【0030】ハンドル34の把手部45をロック部材47から
係合離脱させ、ハンドル34によって回動軸33を180度
回転させる。そうすると、ハンドル34は上向きとなる
が、これを下向きに揺動させてその把手部45をロック部
材47に係合させる。これにより、クランクピン42は下向
きとなり、装置取付フレーム35の高さがクランクピン42
の回転半径の2倍、すなわち、高完成容器と低完成容器
の高さの差だけ低くなる。一方、後支柱32の上端面に装
置取付フレーム35の後左角下面を直接のせ、その上面に
スペーサ58をのせてナット59を締付ける。これにより、
装置取付フレーム35の全体の高さが高完成容器と低完成
容器の高さの差だけ低くなり、サイズチェンジの手順が
完了する。
【0031】容器搬送コンベヤ14は、主として図2およ
び図5に示されているように、前部駆動スプロケット61
および後部従動スプロケット62と、これら両スプロケッ
ト61,62に巻き掛けられているエンドレス状ブロックチ
ェーン63と、チェーン63に連続して隣り合うもの同士接
するように取付けられている多数のホルダ64と、各ホル
ダ64に着脱自在に取付けられているホルダ64と同数のア
タッチメント65とを備えている。
【0032】チェーン63は、多数の搬送ブロック71を有
している。搬送ブロック71には前方突出嵌合凸部72およ
び後方開口嵌合凹部73が設けられている。後側の搬送ブ
ロック71の嵌合凸部72が前側の搬送ブロック71の嵌合凹
部73にはめ合わされ、同嵌合凸部72と嵌合凹部73とに連
結ピン74が貫通させられている。連結ピン74の両端部は
搬送ブロック71の側方に突出されられている。連結ピン
74の両突出端部にはローラ75が取付けられている。両サ
イドフレーム25の対向面上端近くには一対の水平ガイド
レール76が設けられている。両ガイドレール76の対向面
には水平ガイド溝77が対向状に設けられ、これらガイド
溝77にローラ75がはめ入れられている。ホルダ64は、各
搬送ブロック71の上面に固定されている平板状底板81
と、これの上面に直交して一体的に設けられている平板
状側板82とで形成されている。底板81および側板82の幅
は高低完成容器の幅に等しい。側板82の底板81上面から
の高さは低完成容器の高さに等しい。隣り合う2つのホ
ルダ64の側板82間隙は高低完成容器の前後方向厚みと等
しい。
【0033】図6を参照すると、側板82の頂面には横断
面円形の周面をもつ垂直有底係合孔83が設けられてい
る。係合孔83の周壁には、係合孔83の内外を連通するよ
うに右方開口ねじ孔84が設けられている。ねじ孔84に
は、ボールプランジャ85がそのボールの一部を係合孔83
内に突出させるようにねじ入れられている。側板82の左
側面には、U字状の輪郭をもつ上方開放嵌合溝86が形成
されている。
【0034】アタッチメント65は、側板82の幅に等しい
幅および側板82の厚みと等しい厚みを有する直方体ブロ
ック状のものである。アタッチメント65の高さは高低2
種類の完成容器の高さの差に等しい。
【0035】アタッチメント65にはロッド挿通孔87が上
下貫通状に設けられている。ロッド挿通孔87には、垂直
丸棒状差込みロッド88がその下半分をアタッチメント65
から下方に突出させるようにはめ入れられている。アタ
ッチメント65と差込みロッド88は、係止ピン89によって
固定されている。差込みロッド88は、係合孔83に抜き差
し自在である。差込みロッド88の外周面には環状係合凹
所91が設けられている。差込みロッド88が係合孔83に差
し込まれた状態で係合凹所91にボールプランジャ85のボ
ールがはめ入れられるようになっている。
【0036】アタッチメント65の左側面には上下方開放
垂直状取付溝92が形成されている。取付溝92には帯板状
位置決め片93がその下部をアタッチメント65から突出さ
せて嵌合溝86にはめ入れるように取り付けられている。
位置決め片93の垂下長さは、差込みロッド88の垂下長さ
より小である。また、位置決め片93は、嵌合溝86および
取付溝92をほぼぴったし埋める形状を有している。
【0037】ホルダ64からアタッチメント65を取外すに
は、アタッチメント65を上向きに引っ張り、係合凹所91
からボールプランジャ85のボールを抜け出させるととも
に、係合孔83から差込みロッド88を抜き去ればよい。こ
のとき同時に、嵌合溝86から位置決め片93が抜き去られ
る。逆に、ホルダ64にアタッチメント65を取り付けるに
は、係合孔83に差込みロッド88の下端部を差し込み、嵌
合溝86の真上に位置決め片93を位置させた状態で係合孔
83に差込みロッド88の全体を差し込んで、係合凹所91に
ボールプランジャ85のボールを係合させるとともに、嵌
合溝86に位置決め片93をはめ入れる。そうすると、アタ
ッチメント65が回転したり、ホルダ64からアタッチメン
ト65が不用意に外れる心配がない。
【0038】上記において、係合孔83周面および差込み
ロッド88周面が、例えば、四角形であれば、アタッチメ
ント65の回止め手段が不要であるから、嵌合溝86および
位置決め片93は不要である。
【0039】耳折り装置27は、図7に示すように、容器
搬送経路の上方に配置されている押込プレート101 と、
容器搬送経路を挟んでその両側に配置されている左右一
対の上耳折曲げロッド102 と、上耳折曲げロッド102 の
すぐ下に配置されている左右一対の上ガイドロッド103
と、ホルダ移動経路を挟んでその両側に配置されている
左右一対の下耳折曲げブロック104 と、下耳折曲げブロ
ック104 のすぐ上に配置されている左右一対の下ガイド
ロッド105 を備えている。
【0040】押込プレート101 は、装置取付フレーム35
に設けられた垂直ガイド筒106 に通された昇降ロッド10
7 の下端に固定されている。昇降ロッド107 の上端部は
ロッド108 を介してレバー109 の一端部に連結されてい
る。レバー109 の他端部には、駆動機構18からのびてき
た垂直状進退ロッド111 の上端が連結されている。
【0041】受渡装置16から送られてきた未完成容器C
は、容器搬送経路の始端においてホルダ64で受止められ
る。ホルダ64に受けられた未完成容器Cは、製品となっ
たときの容器のトップを下に向け、ボトムを上に向けて
いる。この状態で、未完成容器Cの下端は両下耳折曲げ
ブロック104 にまたがった状態となっており、未完成容
器C下端とホルダ底板81の間には隙間がある。
【0042】未完成容器Cがホルダ64に保持されて耳折
り装置27のところまで搬送されてくると、進退ロッド11
1 の作動によって、昇降ロッド107 とともに押込プレー
ト101 が下降させられる。そうすると、押込プレート10
1 によって未完成容器Cが下降させられながら、未完成
容器Cの上端部が押込プレート101 により、その下端部
がホルダ底板81によってそれぞれ平坦に折り畳まれると
ともに、上下の折畳み部分から、上耳折曲げロッド102
によって一対の上三角耳が、下耳折曲げブロック104 に
よって一対の下三角耳がそれぞれ上向きに折曲げられて
斜め上向きに突出させられる。この後、上三角耳が上ガ
イドロッド103 により、下三角耳が下ガイドロッド105
によってそれぞれ折曲げ状態に保持されたまま加熱装置
28のところまで導かれる。
【0043】加熱装置28は、図8および図9に示されて
いるように、容器搬送経路の上方に配置されている上耳
ヒータ121 と、容器搬送経路を挟んでその両側に配置さ
れている一対の下耳ヒータ122 とを備えている。
【0044】上耳ヒータ121 は、装置取付フレーム35に
垂直下向きに取付けられかつ下向きの熱風吹出口123 を
有する電気回路内蔵ヒータ本体124 と、熱風吹出口123
に接続されているノズル125 とよりなる。ノズル125
は、側方より見て、略L字状の角筒状のものである(図
2)。ノズル125 のL字のなす水平部下縁両側には、両
上耳と容器上面間を臨む横断面V字状噴孔部126 が設け
られている。
【0045】両下耳ヒータ122 は、左右の向きは異にす
るが、同一構造のものである。図9を参照して、左下耳
ヒータ122 について説明する。左サイドフレーム25の頂
壁には連通口131 があけられている。下耳ヒータ122
は、左サイドフレーム25内に右上がりの傾斜状に収容さ
れかつ上向きの熱風吹出口132 を有する電気回路内蔵ヒ
ータ本体133 と、熱風吹出口132 に接続されている平面
視略L字角筒状ノズル134 とよりなる。ヒータ本体133
の熱風吹出口132 縁部には水平状フランジ135 が設けら
れている。ノズル134 の基部には水平状フランジ136 が
設けられている。ノズル134 の先端部には、横断面V字
状噴孔部137 が設けられている。噴孔部137 が下耳と容
器側面間を臨ませられた状態でノズルフランジ136 がノ
ズル134 とともに連通口131 を被覆するようにその縁部
に固定されている。ヒータ本体133のフランジ135 が連
通口131 に通されてノズルフランジ136 下面に固定され
ている。
【0046】ヒータ本体133 がフレーム35内に収められ
ているから、ヒータ本体133 が水を被ったり、何等かの
可動部材と接触する心配がない。したがって、ヒータ12
2 の電気回路が断線するようなことはない。
【0047】また、ノズル134 の基部にフランジ136 が
設けられ、連通口131 が、ノズル134 およびフランジ13
6 によって被覆されているから、水のような異物が連通
口131 を通じてフレーム35内に侵入することを防止でき
る。
【0048】耳着け装置29は、図10および図11に示
すように、容器移動経路の上方に配置されている上耳押
圧部材141 と、容器移動経路を挟んでその両側に配置さ
れている左右一対の下耳押圧部材142 と、チェーン移動
経路の下方に配置されている受圧部材143 とを備えてい
る。
【0049】上耳押圧部材141 は、装置取付フレーム35
に設けられた垂直ガイド筒144 に通された昇降ロッド14
5 の下端に固定されている。昇降ロッド145 の上端部は
ロッド146 を介してレバー147 の一端部に連結されてい
る。レバー147 の他端部には、駆動機構18からのびてき
た垂直状進退ロッド148 の上端が連結されている。
【0050】両下耳押圧部材142 は、装置取付フレーム
35に垂下状ブラケット151 を介して取付けられた左右一
対のレバー152 の下端に取付けられている。両レバー15
2 の上端は、一対のリンク153 を介して昇降ロッド145
の高さの中程に固定されたアーム154 の先端部に連結さ
れている。
【0051】受圧部材143 は、チェーン移動方向にのび
た水平バー状のもので、隣り合う2つの搬送ブロック71
に渡されうるように2つの搬送ブロック71を合わせた長
さより若干短い長さを有しかつ左ガイドレール76に設け
られたガイド部材161 によって左右両側から上下動自在
に挟まれている。受圧部材143 の長さの中程にはリンク
162 を介してリフトアーム163 の先端部が連結されてい
る。リフトアーム163の基部は、右サイドフレーム25の
内側壁に左右方向に貫通させられた水平回動軸164 の左
端部に固定されている。回動軸164 の右端部には作動ア
ーム165 の基部が固定されている。作動アーム165 の先
端部には、同内側壁内面に取り付けられた流体圧シリン
ダ166 のピストンロッドが連結されている。作動アーム
165 の回転半径は、リフトアーム163 の回転半径のほぼ
3倍である。
【0052】容器の上耳および下耳は、耳着け装置29に
搬入される直前に、加熱装置28によって加熱される(図
11に上下ヒータのノズル125 ,134 を鎖線で示す)。
容器が耳着け装置29のところに搬入されると、進退ロッ
ド148 の作動によって昇降ロッド145 が下降させられ
る。そうすると、昇降ロッド145 とともに上耳押圧部材
141 が下降させられて容器の底面となる部分を押圧する
とともに、昇降ロッド145 とともに下降させられるアー
ム154 によって両レバー152 の上端が互いに離隔させら
れることにより、両下耳押圧部材142 が互いに接近させ
られて容器の側面となる部分を挟みつける。その結果、
上耳押圧部材141 によって上耳が容器の底面となる部分
に圧着され、下耳押圧部材142 によって下耳が容器の側
面となる部分に圧着される。
【0053】上耳押圧部材141 および下耳押圧部材142
の作動に際し、これに先駆けて、流体圧シリンダ166 の
作動により、作動アーム165 、回動軸164 およびリフト
アーム163 を、図11中反時計方向に回転させると、リ
フトアーム163 の先端が押し上げられ、リンク162 を介
して受圧部材143 が押上げられて、チェーン63の下面に
押圧される。その結果、チェーン63とともにホルダ64が
押上げられ、チェーン63のローラ75がガイドレール76の
ガイド溝77上側面に押圧される。この状態で上耳押圧部
材141 および下耳押圧部材142 を作動させると、ホルダ
64に上耳押圧部材141 および下耳押圧部材142 の押圧力
が加わっても、その押圧力はチェーン64を介して受圧部
材143 で受けられる。
【0054】もし仮に、受圧部材143 が無ければ、ホル
ダ64に押圧力が加わった際に、チェーン63のローラ75と
ガイド溝77の上下両側面間の遊び等の隙間の分、隣り合
う搬送ブロック71が折曲るように傾斜し、隣り合うホル
ダ64の側板82間の間隙が上にいくほど広がるように隣り
合うホルダ64が折曲る可能性がある。そうすると、隣り
合うホルダ64で受けられた容器に適切な押圧力を加える
ことができず、耳のシール不良を生じる恐れがあるが、
受圧部材143 があると、隣り合うホルダ64が折曲る心配
が無く、シール不良は生じない。
【0055】再び図2を参照すると、容器排出装置30
は、容器搬送経路終端の一側方に配置されている大径駆
動スプロケット171 および小径従動スプロケット172
と、これら両スプロケット171 ,172 に巻き掛けられて
いるエンドレスチェーン173 と、チェーン173 に、その
送り側経路において容器搬送経路に進入するように取付
けられているプッシャピン174 とを備えている。
【0056】同じく図2を参照すると、駆動機構18は、
後端部において主軸17とベルト連結されている前後方向
にのびた駆動軸181 と、駆動軸181 の前端部に主クラッ
チ182 を介して後端部が連結されている主伝達軸183
と、主伝達軸183 の前端部に副クラッチ184 を介して連
結されている駆動モータ185 とを備えている。
【0057】駆動軸181 には減速機191 が介在されてい
る。主クラッチ182 は、後から見て、反時計回りの動力
は伝達するが、時計回りの動力は伝達しない1ポジショ
ン噛み合いワンウェイクラッチである。主伝達軸183 に
は、後から順次、耳折り装置作動カム192 、耳着け装置
作動カム193 およびコンベヤ駆動歯車194 が固定されて
いる。耳折り装置作動カム192 には進退ロッド111 が、
耳着け装置作動カム193 には進退ロッド148 がそれぞれ
連結されている。副クラッチ184 は、後から見て、時計
回りの動力は伝達するが、反時計回りの動力は伝達しな
い多ポジション噛み合いワンウェイクラッチである。
【0058】コンベヤ駆動歯車194 は、インデックスボ
ックス195 の入力軸196 に固定された従動歯車197 に噛
み合わされている。インデックスボックス195 は、コン
ベヤ14の駆動スプロケット61に連結されている右方突出
状主出力軸198 と、前方突出状副出力軸199 とを有して
いる。副出力軸199 には、互いに噛み合わされた一対の
傘歯車201 ,202 を介して副伝達軸203 が連結されてい
る。副伝達軸203 の一端には手動操作ハンドル204 が着
脱自在に取付けられている。また、副伝達軸203 は、容
器排出装置30の駆動スプロケット171 とチェーン連結さ
れている。
【0059】定常の包装作業時は、主軸17により、後方
から見て、反時計方向に駆動軸181が駆動される。副伝
達軸203 から手動操作ハンドル204 は取外されている。
駆動軸181 の回転は、主クラッチ182 によって主伝達軸
183 には伝達されるが、主伝達軸183 の回転は副クラッ
チ184 によって断たれて、モータ185 には伝達されな
い。主軸17によって第1装置群13が駆動され、主伝達軸
183 によってコンベヤ14および第2装置群15が駆動され
る。コンベヤ14が駆動される場合、図2中矢印で示すよ
うに、駆動スプロケット61は時計方向に回転させられ、
副伝達軸203 は反時計方向に回転させられる。
【0060】包装作業を終了する場合、主軸17の駆動が
停止される。そうすると、第1装置群13、コンベヤ14お
よび第2装置群15の全ての駆動が停止される。第1装置
群13の駆動が停止され、第1装置群13から容器Cがコン
ベヤ14に送られなくなった場合、停止の直前までにコン
ベヤ14に送られた容器Cはコンベヤ14上に残存させられ
ている。そこで、コンベヤ14上の容器Cを排出する必要
がある。そのためには、モータ185 を、その出力軸が後
方から見て反時計方向に回転するように作動させる。そ
うすると、その出力軸の回転は副クラッチ184 によって
主伝達軸183 に伝達されるが、主伝達軸183 の回転は主
クラッチ182 によって断たれ、主軸17には伝達されな
い。主伝達軸183 が駆動されると、コンベヤ14および第
2装置群15が駆動され、この駆動は、コンベヤ14上の容
器Cが全て排出されるまで継続される。 容器のサイズ
チェンジを行う場合、ホルダ64にアタッチメント65を着
脱する必要がある。その場合、副伝達軸203 に手動操作
ハンドル204 を取付け、手動操作ハンドル204 を図2中
反時計方向に回転させる。そうすると、駆動スプロケッ
ト61は図2中時計方向に回転させられる。作業者は片手
でハンドル204 を操作しながら、もう一方の手で、近付
いてきたホルダ64に対しアタッチメント65の着脱を順次
行えば良い。ハンドル204 を回転させた場合、主伝達軸
183 は後方から見て反時計方向に回転させられるが、こ
の場合、主伝達軸183 の回転は主クラッチ182 よって断
たれて主軸17に伝達されず、副クラッチ184 よって断た
れてモータ185 にも伝達されない。
【0061】受渡装置16は、図2および図12〜図14
に示されているように、未完成容器成形装置24付近にお
いて本体フレーム11に取付けられかつ未完成容器成形装
置24の容器排出位置から両容器搬送コンベヤ14の搬送経
路始端間に向かってのびている横断面略U字状傾斜シュ
ート211 と、同搬送経路始端間に配置されかつシュート
211 底壁下縁に連なってシュート211 と同じ角度だけ傾
斜させられているスライドプレート212 と、スライドプ
レート212 下縁にこれと一体的に設けられている水平ス
トッパプレート213 と、シュート211 にそって昇降しう
るように配置されている複数の容器受け部材214 と、ス
ライドプレート212 上をこれにそって水平に往復動しう
るように配置されている容器押動部材215 とを備えてい
る。
【0062】シュート211 は、未完成容器Cのほぼ3つ
分に相当する長さ、未完成容器Cの幅より若干広い幅お
よび未完成容器Cの厚みより若干浅い深さを有してい
る。
【0063】スライドプレート212 は、両コンベヤ14の
ホルダ64間にほぼ渡されうる左右方向長さおよび容器C
1つ分の高さにほぼ等しい高さを有し、両前部フレーム
の頂壁をまたいでいる縦断面コの字状頂部フレーム216
の両側板先端に渡し止められている。スライドプレート
212 の高さの中程には水平状スリット217 がスライドプ
レート212 を上下2分割するように形成されている。
【0064】容器受け部材214 は、互いに平行にのびた
一対の容器受け部材駆動用エンドレスチェーン221 に等
間隔で取り付けられている。両チェーン221 は、シュー
ト211 の上端近くからスライドプレート212 のほぼ下端
かけてシュート211 と同じ角度だけ傾斜させられかつ下
側移動経路のチェーン221 から容器受け部材214 がシュ
ート211 内に進入するように配置されている。チェーン
221 の下端は、チェーン駆動用駆動軸222 に固定された
駆動スプロケット223 に巻き掛けられている。チェーン
駆動用駆動軸222 には、駆動軸駆動用従動スプロケット
224 が固定されている。チェーン221 の上端は、チェー
ン駆動用従動軸225 (図2)に固定された従動スプロケ
ット226 に巻き掛けられている。
【0065】センタプレート231 および左右一対のサイ
ドプレート232 が、スライドプレート212 に対して容器
Cの厚みに相当する間隔をおいて相対するように配置さ
れている。センタプレート231 は、帯板状のもので、両
チェーン221 の間をその長さ方向にのびている。両サイ
ドプレート232 は、方形板状のもので、両チェーン221
の左右両側に位置している。各コンベヤ14のホルダ移動
経路を挟んでサイドプレート232 と反対側には垂直状容
器転倒防止プレート233 が配置されている。
【0066】容器押動部材215 は、平面視略H字状のも
ので、スリット217 に挿通させられた連結部材241 を介
して摺動体242 に取付けられている。摺動体242 は、ス
リット217 と相対してこれと平行にのびたガイドレール
243 にはめ合わされかつガイドレール243 と直交させら
れたガイド溝244 を有している。ガイドレール243 は、
頂部フレーム216 の両側板に渡し止められている。
【0067】頂部フレーム216 の底板とガイドレール24
3 の間には容器押動部材駆動用エンドレスチェーン245
が配置されている。チェーン245 には、ガイド溝244 に
はめ入れられた押動ピン246 が取り付けられている。チ
ェーン245 の右端部は駆動スプロケット247 に、チェー
ン245 の左端部は従動スプロケット248 にそれぞれまき
掛けられている。駆動スプロケット247 には従動歯車24
9 が同心状に固定されている。従動歯車249 には駆動歯
車250 が噛み合わされている。駆動歯車250 は、副ギヤ
ボックス251 の出力軸252 に固定されている。
【0068】図2を参照すると、副ギヤボックス251 の
斜め前下方には主ギヤボックス253が配置されている。
主ギヤボックス253 は前方突出状入力軸254 および左方
突出状出力軸255 を有している。入力軸254 は、図示し
ない伝達機構を介して主伝達軸183 によって同期駆動さ
れる。出力軸255 には駆動軸駆動用駆動スプロケット25
6 が固定されている。駆動軸駆動用従動スプロケット22
4 および駆動軸駆動用駆動スプロケット256 には、アイ
ドルスプロケット257 を介してエンドレスチェーン258
が巻き掛けられている。副ギヤボックス251 と主ギヤボ
ックス253 の間には連絡パイプ259 が渡されている。連
絡パイプ259 内には、図示しない中間軸が通されてお
り、この中間軸によって副ギヤボックス251 と主ギヤボ
ックス253が同期駆動される。
【0069】主伝達軸183 から主ギヤボックス253 の入
力軸254 に動力伝達され、出力軸255 が駆動されると、
その駆動力はチェーン駆動用駆動軸222 に伝達され、容
器受け部材駆動用エンドレスチェーン221 が図2中反時
計方向に移動させられる。その結果、チェーン下側移動
経路では容器受け部材214 が下降させられ、チェーン上
側移動経路では容器受け部材214 が上昇させられる。容
器受け部材214 の移動速度は、シュート211 上を容器C
が自重によって落下する速度より低く設定されている。
【0070】一方、副ギヤボックス251 が駆動される
と、容器押動部材駆動用エンドレスチェーン245 が駆動
される。チェーン245 の移動とともに押動ピン246 がガ
イド溝244 内にはめ入れられたまま移動させられる。チ
ェーン上側移動経路または下側移動経路の直線移動経路
では、押動ピン246 は右または左に直線的に移動し、押
動ピン246 によって摺動体242 がガイドレール243 にそ
って移動させられる。チェーン上側移動経路から下側移
動経路への反転経路またはこれの逆の反転経路では押動
ピン246 はガイド溝244 内を上または下に移動しながら
摺動体242 を押動し、この間において、摺動体242 の移
動方向が反転させられる。摺動体242 とともに容器押動
部材215 が移動させられる。
【0071】容器受け部材214 がその1ピッチ分移動す
る毎に、容器押動部材215 がその往復動の右または左に
片道分だけ移動させられるように容器受け部材214 と容
器押動部材215 が同期させられている。
【0072】容器Cは、未完成容器成形装置24からシュ
ート211 内に向かって落下させられ、下降中の最上位の
容器受け部材214 によって受けられる。このときの容器
受け部材214 による受止め位置は、シュート211 内ので
きるだけ高い位置であることが好ましい。そうすれば、
容器Cの自然落下の距離が少なくてすみ、受止められる
際に、容器Cがダメージを受けない。容器受け部材214
の移動にしたがって、容器Cはシュート211 の底壁上を
滑りながら下降させられる。容器Cを受けた容器受け部
材214 がチェーン下側移動経路をその下端まで移動する
と、今まで、容器受け部材214 によって受けられていた
容器は、シュート211 からスライドプレート212 に乗り
移り、ストッパプレート213 で受止められる。このとき
に、センタプレート231 で容器が押えられるから、受止
められたときのショックで容器Cが飛び跳ねたりする心
配が無い。容器Cがストッパプレート213 で受止められ
ると、容器押動部材215 が移動してきて容器Cを押動
し、容器Cはストッパプレート213 で受けられかつスラ
イドプレート213 とサイドプレート232 で挟まれた状態
でスライドプレート213 上を滑りながら右または左向き
に押動される。今、容器Cが右向きに押動されていると
すると、スライドプレート213 の右端まで容器Cが押動
されると、スライドプレート213 上から右方に排出さ
れ、排出された容器Cは、右コンベヤ14の隣り合うホル
ダ64間に受止められる。
【0073】つぎに送られてきた容器Cがストッパプレ
ート213 で受止められると、今度は、左向きに移動させ
られる容器押動部材215 によってスライドプレート213
上を左向きに押動させられ、スライドプレート213 の左
端から左コンベヤ14の隣り合うホルダ64間に排出され
る。これが連続して繰り返されることにより、未完成容
器成形装置24から1列で排出された容器Cが、左右のコ
ンベヤ14に交互に振り分けられていく。
【0074】
【発明の効果】この発明によれば、耳の圧着不良を防止
するように、圧着されるべき耳に適切な押圧力を加える
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による包装機械の側面図である。
【図2】同包装機械のコンベヤ、第2装置群、駆動機構
および受渡装置の側面図である。
【図3】同包装機械の装置群高さ調節フレームの斜視図
である。
【図4】図2のIVーIV線にそう装置群高さ調節フレーム
の垂直横断面図である。
【図5】同包装機械のコンベヤの搬送経路始端付近の斜
視図である。
【図6】図5のVIーVI線にそう垂直縦断面図である。
【図7】図2のVII ーVII 線にそう耳折り装置の垂直横
断面図である。
【図8】図2のVIIIーVII 線にそう加熱装置の垂直横断
面図である。
【図9】同加熱装置の斜視図である。
【図10】図2のXーX線にそう耳着け装置の垂直横断
面図である。
【図11】図10のXIーXI線にそう耳着け装置の垂直縦
断面図である。
【図12】同包装機械の受渡装置の斜視図である。
【図13】受渡装置の垂直縦断面図である。
【図14】図13のXIV ーXIV 線にそう受渡装置の水平
断面図である。
【符号の説明】
14 容器 64 ホルダ 141 上耳押圧部材 142 下耳押圧部材 143 受圧部材 C 容器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のホルダを有し、隣り合うホルダに
    上下耳付容器がまたがった状態に保持されかつホルダに
    保持された容器が圧着ステーションで順次停止させられ
    るように間欠的に駆動される容器搬送コンベヤと、 圧着ステーションにおける容器搬送経路上方に昇降自在
    に配置されている上耳押圧部材と、 同搬送経路を挟んでその両側に互いに接近・離隔自在に
    配置されている一対の下耳押圧部材と、 を備えている包装機械における耳着け装置において、 押圧時にホルダに作用する上耳押圧部材および下耳押圧
    部材の押圧力を受ける受圧部材を備えていることを特徴
    とする包装機械における耳着け装置。
  2. 【請求項2】 コンベヤが、エンドレスチェーンを有し
    ており、チェーンが、隣り合うもの同士水平連結ピンに
    よって一連となるように連結されかつホルダを1つずつ
    取付けた搬送ブロックと、各搬送ブロックに両側方突出
    状に1対ずつ取付けられた複数対のローラとによって構
    成され、ローラが、チェーン移動経路の両側にそっての
    びた一対のガイドレールの対向面に設けられたガイド溝
    にはめ入れられており、 受圧部材が、搬送ブロックの下面に押圧されうるように
    上下動自在に配置されている請求項1記載の包装機械に
    おける耳着け装置。
  3. 【請求項3】 受圧部材が、上下揺動リフトアームの先
    端部に取付けられ、リフトアームの基部が水平回動軸に
    固定され、回動軸に作動アームの基部が固定され、作動
    アームの先端部に流体圧シリンダのピストンロッドが連
    結され、リフトアームの揺動半径より作動アームの揺動
    半径が大である請求項2記載の包装機械における耳着け
    装置。
  4. 【請求項4】 受圧部材が、隣り合う2つの搬送ブロッ
    クの下面に渡されうる長さを有している請求項2または
    3に記載の包装機械における耳着け装置。
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