JPH1029221A - 自動車用ドアハンドルの成形法 - Google Patents

自動車用ドアハンドルの成形法

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JPH1029221A
JPH1029221A JP18490696A JP18490696A JPH1029221A JP H1029221 A JPH1029221 A JP H1029221A JP 18490696 A JP18490696 A JP 18490696A JP 18490696 A JP18490696 A JP 18490696A JP H1029221 A JPH1029221 A JP H1029221A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は良外観でウエルド強度に優れる自動車
用ドアハンドルの簡易で効果的な成形法の提供を目的と
するものである。 【解決手段】ポリカーボネート、ポリエステルカーボネ
ート、ナイロン、芳香族ポリエステル等の熱可塑性樹脂
を成形材料として、キャビティ型および又はコア型のキ
ャビティ部周辺に断熱層あるいは電熱線等、導入された
溶融樹脂の急激な冷却を抑制するための手段を備えた保
温金型を用いて射出成形する自動車用ドアハンドルの成
形法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光沢に優れ、シボ
模様の良好な外観を有し、ウエルド強度に優れる自動車
用ドアハンドルの成形法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の射出成形法で自動車ドアハンドル
を成形しても光沢の低い、ウエルド強度が不充分なもの
しか、得られていなかった。それは一部を除いて、成形
品のほとんどはメッキおよび塗装処理がされていたから
であり、原着色成形品そのもので、自動車外装部材とし
て使用に耐える外観を有することを強く要求されていた
わけではないからであった。そして、従来からその一部
において、採られていた良外観化技術としては成形法で
はなく、その使用成形材料に添加剤処方を施したもので
ある。すなわち、使用成形材料としてはドアの繰り返し
操作に耐えられる摺動性ほかの機械的強度特性や耐ガソ
リン性ほかの耐溶剤性が要求されることからポリアセタ
ールやポリカーボネートとポリエステル、特殊ゴムから
なるポリカーボネート系樹脂組成物が用いられ、成形物
の光沢性の向上にパラフィンワックス等が添加されてい
た。しかし、メッキ・塗装等外装することなく、原着色
成形品で自動車外装部材とするにはなお、外観の仕上が
りは充分なものではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、良外観でウ
エルド強度に優れる自動車用ドアハンドルの簡易で効果
的な成形法の提供を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するため鋭意検討した結果、瞬間的な樹脂の冷却
を防ぐ効果のある保温金型を用いた射出成形法を用いる
ことにより、その目的を達成しうることを見いだし、本
発明を完成させた。すなわち、本発明の要旨は以下のと
おりである。 (1)熱可塑性樹脂を成形材料として、導入された溶融
樹脂の急激な冷却を抑制するための手段を備えた保温金
型を用いて射出成形することを特徴とする自動車用ドア
ハンドルの成形法。 (2)冷却抑制手段がキャビティ型および又はコア型の
キャビティ部周辺に設けられた断熱層である上記(1)
記載の自動車用ドアハンドルの成形法。 (3)冷却抑制手段がキャビティ型および又はコア型の
キャビティ部周辺に組み込まれた電熱線を有するヒータ
ーであり、溶融樹脂を金型内に導入する直前に、該ヒー
ターに一定時間通電する上記(1)記載の自動車用ドア
ハンドルの成形法。 (4)熱可塑性樹脂がポリカーボネート、ポリエステル
カーボネート、ナイロン、芳香族ポリエステル、ポリプ
ロピレンおよびアクリルニトリル−ブタジエン−スチレ
ン共重合樹脂から選ばれる少なくとも1種からなる上記
(1)〜(3)のいずれかに記載の自動車用ドアハンド
ルの成形法。 (5)熱可塑性樹脂がポリカーボネートとアクリルニト
リル−ブタジエン−スチレン共重合樹脂、ポリメチルメ
タクリレート、ナイロンおよびポリエチレンから選ばれ
る少なくとも1種との組み合わせからなる上記(1)〜
(3)のいずれかに記載の自動車用ドアハンドルの成形
法。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。本発明の成形法で対象とする自動車用ドアハンド
ルは、例えば図1に示されるようなドアを開閉するため
の把手を意味し、外付けのドアハンドルと内付けのドア
ハンドルがある。本発明では外装部材として、高光沢を
目標としたもので通常、シボ無しグロスが95以上ある
ことが望まれる。又、ウエルド部の強度が充分、改善さ
れていることが望まれる。
【0006】本発明が提供する保温金型による自動車用
ドアハンドルの成形法はこれらの問題点を解決する極め
て、簡易で効果的な方法である。保温金型は射出成形装
置に組み込んで用いる金型であり、導入された溶融樹脂
の急激な冷却を抑制する手段を備えた金型である。その
ひとつはキャビティ型および/またはコア型のキャビテ
ィ部周辺に断熱層が形成された構造を有する断熱タイプ
のものである。
【0007】通常金型のキャビティ部は、一般的には型
の材質と同じ金属材質で作られ、内面を鏡面仕上げし、
或いは更にメッキしたもので、そのキャビティ部周辺に
冷却管が埋め込まれた構造を有する。それに対し本発明
の保温金型は型とは異なる断熱性を有する非金属材質を
用いてキャビティ部分を形成し、その表面を金属メッキ
による鏡面仕上げをしたものをそれぞれキャビティ金
型、コア金型にはめ込んだものである。 例えば、図
2に示す保温金型で、キャビティ部が型の金属面上に約
3mmの厚み程度のエポキシ樹脂等熱硬化性樹脂で塗布
し、その上に約100μ厚みのメッキ処理したもの(図
3)である。
【0008】このような保温金型を組み込んで、自動車
用ドアハンドルを射出成形すると当該金型内に射出され
た溶融樹脂がスプル、ランナー、ゲートを経由してキャ
ビティ型とコア型で囲まれたキャビティ部に送られ、緩
慢な冷却を受けて、通常の水冷法に較べ型保持時間を長
くして、成形される。この「緩慢な冷却」が保温金型に
必要不可欠な機能であり、断熱タイプの保温金型ではキ
ャビティ部周辺に例えば、前記した厚さ3mm程度のエ
ポキシ樹脂等熱硬化性樹脂で塗布し、その上をメッキ処
理して表面を平滑にしたものからなる断熱層を設けて、
溶融樹脂の急速な冷却を防止している。本発明に用いる
断熱タイプの保温金型としてはこのような断熱保温が可
能であればよく、図2、3のタイプのように予め断熱材
を金型に組み込んだものに限定されるものではなく、例
えばインサート成形による方法の場合のように成形品の
一部が断熱材として機能する場合も含まれる。
【0009】このような断熱タイプの保温金型を用いる
方法では一般的タイプの金型冷却用温度調節器が使える
利便性を有し、金型冷却用温度調節器を水を冷媒とし
て、温度調整範囲を通常の条件である50〜90℃で使
用することができる。他のひとつはキャビティ型および
/又はコア型のキャビティ部周辺に加熱源を有し、射出
成形の動作に連動して一定時間、加温するものである。
この加温タイプの保温金型では溶融樹脂が型内に注入さ
れる以前に、外部熱源を介して金型が加温されるもので
あり、断熱タイプとは異なり、より高温にされた金型に
接触することにより、溶融樹脂の初期急冷を避ける意味
で「緩慢な冷却」の機能を果たせることから、より安定
した、より優れた操作性を有する金型である。そのため
にも充分な機能が発揮される外部熱源は射出成形の動作
と連動させた通電時間制御により、容易に加温できる電
熱ヒーターが好ましい。電熱ヒーターは通常、ニクロム
線を管状碍子に通し、アスベスト不織布で覆ったもの、
更に必要に応じて金属板で全体を覆ったものが用いられ
る。
【0010】例えば加熱源として、電熱線を組み込んだ
ヒーター(図6)を設けてなり、射出成形動作に連動し
て、射出成形される溶融樹脂が金型内に流入する直前
に、該ヒーターに一定時間通電される構造を有する加温
タイプのものである(図5)。加熱により、金型温度を
通常、溶融樹脂のガラス転移点マイナス50℃からガラ
ス転移点の範囲に制御することが好ましい。ガラス転移
点を越えては金型保持時間(冷却時間)が長くなりす
ぎ、生産性上、好ましくない。又、ガラス転移点マイナ
ス50℃未満では急冷による外観不良があらわれ好まし
くない。例えばポリカーボネート100%を使用して成
形する場合は100〜150℃(金型表面温度)の範囲
に制御することが好ましい。
【0011】加熱時間は金型内に溶融樹脂が注入される
直前に、金型の表面温度が所定の温度レベルに昇温され
ていること、更に注入後は加熱操作を停止することがが
効果的である。従って、この加熱時間は金型に組み込ま
れたヒーターの時間あたりの発熱効率が異なるので、金
型表面温度を測定しながら試行錯誤で決定すればよい。
又、溶融樹脂の注入後に加熱操作を停止するのは成形時
間サイクルを徒に延ばしても生産性の低下を招くほか、
表面の光沢が安定しないからである。
【0012】この点で、例えば熱媒体を油とした外部温
度制御装置を組み込んだタイプのものは射出成形の動作
に関係なく、連続して金型内に熱媒体が通過する構造の
ものであり、良光沢品を安定的に成形することが出来
ず、ここでいう保温金型ではない。特に加温タイプにあ
っては溶融樹脂の充填後、加熱源の遮断が効果的だから
である。
【0013】上記の断熱タイプ、加熱タイプのこれらい
づれのタイプのものも好適に用いられる。本発明はこの
ような保温金型を用いて自動車ドアハンドルを成形すれ
ば、外装部材の使用に耐えうる良光沢の成形品が得られ
る。本発明に用いる成形材料としては熱可塑性樹脂であ
ればよく、保温金型を用いて射出成形による成形が可能
である。
【0014】ここで熱可塑性樹脂とは塩化ビニル樹脂、
酢酸ビニル樹脂、ポリスチレン、ABS樹脂(アクリル
ニトリル−ブタジエン−スチレン共重合樹脂)、アクリ
ル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、フッ素樹脂、
ポリアミド樹脂、アセタール樹脂、ポリカーボネート樹
脂等の一種単独、もしくは2種以上の組み合わせであ
る。
【0015】これらの中でも、特にポリカーボネート、
ポリエステルカーボネート、ナイロン、芳香族ポリエス
テル、ポリプロピレンまたはアクリルニトリル−ブタジ
エン−スチレン共重合樹脂を単独で、又はポリカーボネ
ートとABS系樹脂、ポリメチルメタクリレート、ナイ
ロン若しくはポリエチレンとの組み合わせからなるポリ
カーボネート系樹脂組成物を好適に用いることができ
る。
【0016】なお、ABS系樹脂にはアクリルニトリル
−ブタジエン−スチレン共重合体そのものの他、その改
質樹脂としてAES(アクリルニトリル・EPDM・ス
チレン共重合体)、AAS(アクリルニトリル・アクリ
ル酸エステル・スチレン共重合体)も含み、これら改質
樹脂も好適に用いることができる。更に、必要に応じて
各種の無機充填剤、添加剤、その他合成樹脂等を本発明
の目的を阻害しない範囲で配合することが出来る。
【0017】各樹脂組成物の機械的強度、耐久性または
増量を目的として配合される前記無機充填剤としては、
例えばガラス繊維、炭素繊維、ガラスビーズ、ガラスフ
レーク、カーボンフレーク、カーボンブラック、硫酸カ
ルシウウム、炭酸カルシウム、ケイ酸カルシウム、酸化
チタン、アルミナ、シリカ、アスベスト、タルク、クレ
ー、マイカ、石英粉等が挙げられる。また、前記添加剤
としては、例えばヒンダードフェノール系、リン系(亜
燐酸エステル系、燐酸エステル系等)、アミン系等の酸
化防止剤、例えばベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノ
ン系の紫外線吸収剤、例えば脂肪族カルボン酸エステル
系、パラフィン系、シリコンオイル、ポリエチレンワッ
クス等の外部滑剤、常用の難燃剤、離形剤、帯電防止
剤、着色剤等が挙げられる。
【0018】該配合及び混練は通常、用いられる方法、
例えばリボンブレンダー、ヘンシェルミキサー、バンバ
リーミキサー、ドラムタンブラー、単軸スクリュー押出
機、二軸スクリュー押出機、コニーダ、多軸スクリュー
押出機等を用いる方法により行うことができる。
【0019】
【実施例】更に、本発明を製造例、実施例及び比較例に
より詳しく説明する。なお、ここに用いた各成形材料成
分は次のとおりである。なお、下記(a)〜(q)なる
記号は、第1〜4表に示した記号(a)〜(q)の符号
に対応するものである。 (A)ポリカーボネート(PC) (a)出光石油化学(株)製 「タフロン」A2700 (b)出光石油化学(株)製 「タフロン」A2200 (B)ポリエステルカーボネート(PEC) (c)ジーイープラスチック(株)製 「レキサン」P
PC4704 (C)ポリエチレンテレフタレート(PET) (d)三菱レーヨン(株)製 「ダイヤナイト」PA2
00 (e)三菱レーヨン(株)製 「ダイヤナイト」MA5
23V (D)ポリブチレンテレフタレート(PBT) (f)三菱レーヨン(株)製 「タフペット」N100
0 (E)ポリプロピレン(PP) (g)出光石油化学(株)製 「出光ポリプロ」J−2
00G (F)ガラス長繊維強化ポリプロピレン (h)出光石油化学(株)製 「モストロン−L」 (G)ナイロン(PA) (i)宇部(株)製 「UBEナイロン」2020B (H)AES (j)日本合成ゴム製(株) 「JSR AES」11
0 (I)タルク (k)浅田製粉(株)製 JA−13R (J)ガラスフィラー (l)旭ファイバーグラス(株)製 MA409C (m)旭ファイバーグラス(株)製 MA416 (n)旭ファイバーグラス(株)製 MA429A (K)ガラスフレーク (o)旭ファイバーグラス(株)製 GF−C150A (L)マイカ (p)(株)クラレ製 「クラライトマイカ」300W (M)チタン酸カリウィスカ (q)大塚化学(株)製 「ティスモ」YN102
【0020】なお、成形品の評価は以下の方法に従っ
た。 (1)光沢度 図4に示す自動車ドアハンドル評価用成形品サンプルに
おいてハンドル部の表面(自動車に取り付け時、外表面
に表れる部分)について光沢度を測定する。光沢度は6
0度鏡面光沢度であり、JIS K−7105に準拠し
て行った。 (2)シボ平均高さ (株)小坂研究所製 触針型表面粗さ計 サーフコーダ
SE−30Dにて測定を行った。 (3)ウェルド強度 ダンベル試験片成形用金型の両サイドゲートから樹脂組
成物を注入して対向のウェルドを作製し、引っ張り試験
をASTM D63に準拠して行った。
【0021】実施例1 ポリカーボネート樹脂(出光石油化学(株)製「タフロ
ン」A2700)60重量部と、ポリエチレンテレフタ
レート樹脂(三菱レーヨン(株)製「ダイヤナイト」P
A200)30重量部を配合し、120℃で6時間乾燥
後、充填剤としてタルク(浅田製粉(株)製JA−13
R)10重量部をドライブレンドし、シリンダー温度2
80℃のベント付き二軸押出機にて溶融混練し、ペレッ
ト化した。
【0022】得られたペレットを、下記に記す成形条件
で射出成形してドアハンドル型試験片を作成し、成形品
中央部の表面光沢度の評価を行った。結果は表1に示
す。 保温金型:図2および3に示した内部に断熱層を有する
金型 金型温度;外部熱水温度調整器で金型入口温度80℃に
調整する
【0023】実施例2 実施例1と同一の樹脂組成物を用いて、同一の射出成形
機で保温金型を図5および6に示す内部に電熱線を組み
込んだ金型に置き換える。金型入口温度を80℃に設定
し、樹脂充填10秒前に電熱線に電圧をかけて加熱を開
始し、樹脂充填と同時に電源を切る。加熱10秒後の金
型表面温度は、表面温度計で130℃となるように電圧
を設定する。この金型を用いて試験片を成形した以外は
実施例1と同様の評価を行った。結果は表1に示した。
【0024】実施例3 ポリカーボネート樹脂及びポリエチレンテレフタレート
樹脂種を変更し、タルクをガラスフィラーに変更した以
外は実施例1と同様の評価を行った。具体的にはポリカ
ーボネート樹脂(出光石油化学(株)製「タフロン」A
2200)を60重量部、ポリエチレンテレフタレート
樹脂(三菱レーヨン(株)製「ダイヤナイト」MA52
3V)を30重量部をそれぞれ配合し、120℃で6時
間乾燥後、充填剤としてガラスフィラー(旭ファイバー
グラス(株)製MA409C)を10重量部をドライブ
レンドし、シリンダー温度280℃のベント付き二軸押
出機にて溶融混練し、ペレット化した。得られたペレッ
トを、実施例1に記す成形条件で射出成形してドアハン
ドル型試験片を作成し、成形品中央部の表面光沢度の評
価を行い、結果を表1に示す。
【0025】実施例4 実施例3においてガラスフィラーをガラスフレーク(旭
ファイバーグラス(株)GF−C150A)に変えて樹
脂組成物を作成した以外は同一の評価を行い、その結果
を表1に示す。
【0026】実施例5 実施例3においてガラスフィラーをマイカ((株)クラ
レ製「クラライトマイカ」300W)に変えて樹脂組成
物を作成した以外は同一の評価を行い、その結果を表1
に示す。
【0027】実施例6 実施例3においてガラスフィラーをチタン酸カリウムウ
ィスカ((株)大塚化学「ティスモ」YN102)に変
えて樹脂組成物を作成した以外は同一の評価を行い、そ
の結果を表1に示す。
【0028】実施例7 実施例3においてガラスフィラーの添加をなしとしてポ
リカーボネート樹脂を67重量部、ポリエチレンテレフ
タレート樹脂を33重量部を配合した樹脂組成物とした
以外は同一の評価を行い、その結果を表1に示す。
【0029】実施例8 実施例3においてガラスフィラーの添加をなしとしてポ
リカーボネート樹脂を67重量部、ポリブチレンテレフ
タレート樹脂(三菱レーヨン(株)製 「タフペット」
N1000)を33重量部を配合した樹脂組成物とした
以外は同一の評価を行い、その結果を表1に示す。
【0030】実施例9 実施例3においてガラスフィラーの添加をなしとしてポ
リカーボネート樹脂を67重量部、ナイロン(宇部
(株)製 「UBEナイロン」2020B)を33重量
部を配合した樹脂組成物とした以外は同一の評価を行
い、その結果を表1に示す。
【0031】実施例10 実施例3においてガラスフィラーの添加をなしとしてポ
リカーボネート樹脂を67重量部、AES樹脂(アクリ
ルニトリル・EPDM・スチレン共重合体)(日本合成
ゴム製(株) 「JSR AES」110)を33重量
部を配合した樹脂組成物とした以外は同一の評価を行
い、その結果を表1に示す。
【0032】実施例11 実施例3において二種類の樹脂を1種類とし、同じ充填
剤を配合して樹脂組成物とした以外は同様の評価を行っ
た。具体的にはポリカーボネート樹脂(出光石油化学
(株)製「タフロン」A2200)90重量部を120
℃で6時間乾燥後、充填剤としてガラスフィラー(旭フ
ァイバーグラス(株)製MA409C)を10重量部を
ドライブレンドし、シリンダー温度280℃のベント付
き二軸押出機にて溶融混練し、ペレット化した。得られ
たペレットを、実施例4と同一の評価を行い、その結果
を表1に示す。
【0033】実施例12 実施例11においてポリカーボネート樹脂をポリエステ
ルカーボネート樹脂(ジーイープラスチック(株)製
「レキサン」PPC4704)に、充填剤としてガラス
フィラーをタルク(浅田製粉(株)製JA−13R)に
変えて樹脂組成物とした以外は同様の評価を行い、その
結果を表1に示す。
【0034】実施例13 実施例11においてポリカーボネート樹脂をポリプロピ
レン樹脂(出光石油化学(株)製「出光ポリプロ」J−
200G)に、充填剤としてガラスフィラーをガラス長
繊維強化ポリプロピレン樹脂(出光石油化学(株)製
「モストロン−L」)に変えて樹脂組成物とした以外は
同様の評価を行い、その結果を表1に示す。
【0035】実施例14 実施例11においてポリカーボネート樹脂をAES樹脂
(アクリルニトリル・EPDM・スチレン共重合体)
(日本合成ゴム製(株) 「JSR AES」110)
に、充填剤としてガラスフィラー種を旭ファイバーグラ
ス(株)製MA416に変えて樹脂組成物とした以外は
同様の評価を行い、その結果を表1に示す。
【0036】実施例15 実施例11においてポリカーボネート樹脂をポリエチレ
ンテレフタレート樹脂(三菱レーヨン(株)製 「ダイ
ヤナイト」MA523V)に、充填剤としてガラスフィ
ラー種を旭ファイバーグラス(株)製MA429Aに変
えて樹脂組成物とした以外は同様の評価を行い、その結
果を表1に示す。
【0037】実施例16 実施例1において同一の樹脂組成物を使用して、同タイ
プの保温金型にシボ加工処理が施されたものを用いた以
外は同様に成形し、成形試験片のシボ平均深さを測定
し、金型のシボ転写性を評価した。その結果を表3に示
す。
【0038】実施例17 実施例11おいて同一の樹脂組成物を使用して、同タイ
プの保温金型にシボ加工処理が施されたものを用いた以
外は同様に成形し、成形試験片のシボ平均深さを測定
し、金型のシボ転写性を評価した。その結果を表3に示
す。
【0039】実施例18 実施例1において同一の樹脂組成物を使用して、同タイ
プの保温金型でダンベル試験片成形用金型(両サイドゲ
ートから溶融樹脂を注入し、対向のウエルドを作成)に
変更した以外は同様に成形し、ダンベル型試験片を作成
した。ウエルド強度は引張試験により評価した。その結
果を表4に示す。
【0040】実施例19 実施例7において同一の樹脂組成物を使用して、同タイ
プの保温金型でダンベル試験片成形用金型(両サイドゲ
ートから溶融樹脂を注入し、対向のウエルドを作成)に
変更した以外は同様に成形し、ダンベル型試験片を作成
した。ウエルド強度は引張試験により評価した。その結
果を表4に示す。
【0041】実施例20 実施例11において同一の樹脂組成物を使用して、同タ
イプの保温金型でダンベル試験片成形用金型(両サイド
ゲートから溶融樹脂を注入し、対向のウエルドを作成)
に変更した以外は同様に成形し、ダンベル型試験片を作
成した。ウエルド強度は引張試験により評価した。その
結果を表4に示す。
【0042】比較例1 実施例1と同一の樹脂組成物を用いて、同一の射出成形
機で通常の金型を用いて、同一の成形条件で成形した。
得られた試験片の表面光沢度の評価を行い、その結果を
表2に示す。 通常の金型:内部に特別な断熱層を有さず 金型温度;外部熱水温度調整器で金型入口温度80℃
【0043】比較例2 保温金型を用いず、通常の金型を用い、外部油温度調整
器を使って金型入口温度を120℃の高温に設定して試
験片を成形した以外実施例1と同様の評価を行った。結
果は表2に示した。
【0044】比較例3 実施例3と同一の樹脂組成物を用いて、同一の射出成形
機で通常の金型を用いて、同一の成形条件で成形した。
得られた試験片の表面光沢度の評価を行い、その結果を
表2に示す。
【0045】比較例4 実施例4と同一の樹脂組成物を用いて、同一の射出成形
機で通常の金型を用いて、同一の成形条件で成形した。
得られた試験片の表面光沢度の評価を行い、その結果を
表2に示す。
【0046】比較例5 実施例5と同一の樹脂組成物を用いて、同一の射出成形
機で通常の金型を用いて、同一の成形条件で成形した。
得られた試験片の表面光沢度の評価を行い、その結果を
表2に示す。
【0047】比較例6 実施例6と同一の樹脂組成物を用いて、同一の射出成形
機で通常の金型を用いて、同一の成形条件で成形した。
得られた試験片の表面光沢度の評価を行い、その結果を
表2に示す。
【0048】比較例7 実施例7と同一の樹脂組成物を用いて、同一の射出成形
機で通常の金型を用いて、同一の成形条件で成形した。
得られた試験片の表面光沢度の評価を行い、その結果を
表2に示す。
【0049】比較例8 実施例8と同一の樹脂組成物を用いて、同一の射出成形
機で通常の金型を用いて、同一の成形条件で成形した。
得られた試験片の表面光沢度の評価を行い、その結果を
表2に示す。
【0050】比較例9 実施例9と同一の樹脂組成物を用いて、同一の射出成形
機で通常の金型を用いて、同一の成形条件で成形した。
得られた試験片の表面光沢度の評価を行い、その結果を
表2に示す。
【0051】比較例10 実施例10と同一の樹脂組成物を用いて、同一の射出成
形機で通常の金型を用いて、同一の成形条件で成形し
た。得られた試験片の表面光沢度の評価を行い、その結
果を表2に示す。
【0052】比較例11 実施例11と同一の樹脂組成物を用いて、同一の射出成
形機で通常の金型を用いて、同一の成形条件で成形し
た。得られた試験片の表面光沢度の評価を行い、その結
果を表2に示す。
【0053】比較例12 実施例12と同一の樹脂組成物を用いて、同一の射出成
形機で通常の金型を用いて、同一の成形条件で成形し
た。得られた試験片の表面光沢度の評価を行い、その結
果を表2に示す。
【0054】比較例13 実施例13と同一の樹脂組成物を用いて、同一の射出成
形機で通常の金型を用いて、同一の成形条件で成形し
た。得られた試験片の表面光沢度の評価を行い、その結
果を表2に示す。
【0055】比較例14 実施例14と同一の樹脂組成物を用いて、同一の射出成
形機で通常の金型を用いて、同一の成形条件で成形し
た。得られた試験片の表面光沢度の評価を行い、その結
果を表2に示す。
【0056】比較例15 実施例15と同一の樹脂組成物を用いて、同一の射出成
形機で通常の金型を用いて、同一の成形条件で成形し
た。得られた試験片の表面光沢度の評価を行い、その結
果を表2に示す。
【0057】比較例16 実施例16と同一の樹脂組成物を用いて、同一の射出成
形機で通常の金型にシボ加工処理が施されたものを用い
て、同一の成形条件で成形した。得られた試験片のシボ
平均深さを測定し、金型のシボ転写性を評価を行い、そ
の結果を表3に示す。
【0058】比較例17 実施例17と同一の樹脂組成物を用いて、同一の射出成
形機で、通常の金型のダンベル試験片成形用金型(両サ
イドゲートから溶融樹脂を注入し、対向のウエルドを作
成)に変更したものを用いて、同一の成形条件で成形し
た。得られた試験片のシボ平均深さを測定し、金型のシ
ボ転写性を評価を行い、その結果を表3に示す。
【0059】比較例18 実施例18と同一の樹脂組成物を用いて、同一の射出成
形機で、通常の金型のダンベル試験片成形用金型(両サ
イドゲートから溶融樹脂を注入し、対向のウエルドを作
成)に変更したものを用いて、同一の成形条件で成形し
た。得られた試験片のウエルド強度試験の評価を行い、
その結果を表4に示す。
【0060】比較例19 実施例19と同一の樹脂組成物を用いて、同一の射出成
形機で、通常の金型のダンベル試験片成形用金型(両サ
イドゲートから溶融樹脂を注入し、対向のウエルドを作
成)に変更したものを用いて、同一の成形条件で成形し
た。得られた試験片のウエルド強度試験の評価を行い、
その結果を表4に示す。
【0061】比較例20 実施例20と同一の樹脂組成物を用いて、同一の射出成
形機で、通常の金型のダンベル試験片成形用金型(両サ
イドゲートから溶融樹脂を注入し、対向のウエルドを作
成)に変更したものを用いて、同一の成形条件で成形し
た。得られた試験片のウエルド強度試験の評価を行い、
その結果を表4に示す。
【0062】
【表1】
【0063】
【表2】
【0064】
【表3】
【0065】
【表4】
【0066】表1、表2、表3から分かるように、保温
金型を用いたドアハンドル成形品は、如何なる樹脂組成
物に於いても、型転写に優れ良外観であった。更に表4
から、成形品のウェルドが目立たない故にその強度も向
上していることが分かる。
【0067】
【発明の効果】本発明の自動車用ドアハンドル成形品
は、非常に良好な外観であり、そのウェルド強度も従来
の自動車用ドアハンドルより高い。よって、無塗装化で
も外観に優れる自動車用ドアハンドルが得られる。この
自動車用ドアハンドルは、特にアウタードアハンドルに
おいて好適に用いられる。
【0068】
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車ドアハンドルをその裏側の回転摺動部側
から見た斜視図
【図2】断熱層を有する保温金型の斜視図
【図3】断熱層を有する保温金型のキャビティ部断面図
【図4】グロス測定用試験成形品概略図
【図5】電熱線を組入れた保温金型の斜視図
【図6】電熱線を組入れた保温金型のヒーター斜視図
【符号の説明】
1 自動車ドアハンドル 2 把手部 3 回転摺動部 4 穿孔(回転軸) 5 穿孔(クリップ) 11 スプルーブッシュ 12 ランナー・ゲート 13 コア型 14 コア部 15 キャビティ部(断熱層) 16 キャビティ型 17 キャビティ型の金属鋼材 18 断熱層(エポキシ樹脂) 19 金属メッキ層(ニッケル) 20 ヒーター 21 スプルーブッシュ 22 ランナー・ゲート 23 コア型 24 コア部 25 キャビティ部 26 キャビティ型 30 ヒーター 31 電熱線のリード線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱可塑性樹脂を成形材料として、導入され
    た溶融樹脂の急激な冷却を抑制するための手段を備えた
    保温金型を用いて射出成形することを特徴とする自動車
    用ドアハンドルの成形法。
  2. 【請求項2】冷却抑制手段がキャビティ型および/又は
    コア型のキャビティ部周辺に設けられた断熱層である請
    求項1記載の自動車用ドアハンドルの成形法。
  3. 【請求項3】冷却抑制手段がキャビティ型および/又は
    コア型のキャビティ部周辺に組み込まれた電熱線を有す
    るヒーターであり、溶融樹脂を金型内に導入する直前
    に、該ヒーターに一定時間通電する請求項1記載の自動
    車用ドアハンドルの成形法。
  4. 【請求項4】熱可塑性樹脂がポリカーボネート、ポリエ
    ステルカーボネート、ナイロン、芳香族ポリエステル、
    ポリプロピレンおよびアクリルニトリル−ブタジエン−
    スチレン共重合樹脂から選ばれる少なくとも1種からな
    る請求項1〜3のいずれかに記載の自動車用ドアハンド
    ルの成形法。
  5. 【請求項5】熱可塑性樹脂がポリカーボネートとアクリ
    ルニトリル−ブタジエン−スチレン共重合樹脂、ポリメ
    チルメタクリレート、ナイロンおよびポリエチレンから
    選ばれる少なくとも1種との組み合わせからなる請求項
    1〜3のいずれかに記載の自動車用ドアハンドルの成形
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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WO2020178342A1 (de) 2019-03-06 2020-09-10 Basf Se Polyamid-formmassen für hochglanz-anwendungen

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