JPH10291719A - 粘着テープ保持具 - Google Patents

粘着テープ保持具

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JPH10291719A
JPH10291719A JP29773197A JP29773197A JPH10291719A JP H10291719 A JPH10291719 A JP H10291719A JP 29773197 A JP29773197 A JP 29773197A JP 29773197 A JP29773197 A JP 29773197A JP H10291719 A JPH10291719 A JP H10291719A
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JP
Japan
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tape
reel
adhesive
adhesive tape
temporary bonding
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JP29773197A
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Naoko Furukawa
尚子 古川
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H35/00Delivering articles from cutting or line-perforating machines; Article or web delivery apparatus incorporating cutting or line-perforating devices, e.g. adhesive tape dispensers
    • B65H35/0006Article or web delivery apparatus incorporating cutting or line-perforating devices
    • B65H35/002Hand-held or table apparatus
    • B65H35/0026Hand-held or table apparatus for delivering pressure-sensitive adhesive tape

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  • Adhesive Tape Dispensing Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 粘着テープに容易に文字等を記載する。 【解決手段】 テープ8が、粘着面8bと、これに対向す
る記載面8aとを有し、記載面8aには文字、数字、図形、
記号を記載可能である。記載面8aが表面に位置するよう
に巻回されてリール6が形成されている。このリール6
に固定軸4が挿通され、テープリール6を回転自在に支
持している。リール6からテープ8を引き出す引き出し
方向に沿ってリール6から離れた位置にカッター部10が
設けられ、これによってテープ8を切断する。リール6
とカッター部10との間に、テープ8の引き出し方向に沿
って仮接着部12が配置され、引き出されたテープ8が仮
接着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粘着テープが巻回
されているリールを保持する粘着テープ保持具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、粘着テープ保持具には、粘着テ
ープのリールを回転自在に支持する固定軸と、リールか
ら引き出された粘着テープを切断するカッター部とを有
するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この粘着テー
プ保持具では、リールから引き出された粘着テープを適
当な長さに切断することができるだけである。例えば、
ラップフィルムで食品を包装してから、その食品を冷蔵
庫に保存することがある。この場合、このラップフィル
ムに保存を開始した日付を記載することが望ましい。こ
のとき、上記の粘着テープに日付等を記載し、これをラ
ップフィルムに貼着することが考えられる。しかし、切
断されたテープをラップフィルムに貼着した後、その切
断したテープに日付を記載しようとした場合、曲面の多
い食品をそれの形状に沿って包装しているラップフィル
ム上に貼着されたテープに、文字等を記載するのは、テ
ープもまがっているので、困難である。また、テープを
切断する前に、テープに文字等を記載しようとしても、
テープの下面を支持するものが存在せず、やはり文字等
は記載しにくい。
【0004】本発明は、文字等を容易に記載することが
できる粘着テープ保持具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明は、支持部と、カッター部と
を、有している。支持部は、テープリールを回転自在に
支持している。テープリールは、粘着テープが巻回され
たものである。粘着テープは、粘着面と、これに対向す
る記載面とを有し、前記記載面には文字、数字、図形、
記号を記載可能である。テープリールは、記載面が表面
に位置するように巻回されている。カッター部は、リー
ルから前記テープを引き出す引き出し方向に沿って前記
リールから離れた位置に設けられている。さらに、請求
項1記載の発明は、リールとカッター部との間に、テー
プの引き出し方向に沿って配置された、引き出されたテ
ープが仮接着される平板状の仮接着部を有している。
【0006】請求項1記載の発明によれば、リールから
引き出されたテープは、仮接着部に仮接着されている。
即ち、テープの粘着面が仮接着部に仮接着されることに
よって、テープが仮接着部によって支持されている。仮
接着部に支持されているテープの部分には文字を容易に
記載できる。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の粘
着テープ保持具において、前記仮接着部は、前記カッタ
ー部とほぼ同一の高さ位置に隣接して存在している。
【0008】粘着テープを切断した場合、それの切り口
がカッター部に残っている。従って、カッター部と仮接
着部との高さ位置が異なると、カッター部と仮接着部と
の間に、文字を書けないテープの部分が存在する。請求
項2記載の発明によれば、カッター部と、仮接着部との
高さ位置がほぼ同一であり、しかも両者は隣接して配置
されているので、文字等を記載することができないテー
プの部分をなくすことができる。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1記載の粘
着テープ保持具において、前記仮接着部の前記テープの
長さ方向に沿う前記仮接着部の縁部が、固定部に固定さ
れている。
【0010】例えばテープの幅方向に沿う仮接着部の端
部が固定されていると、文字等をテープに記載しようと
したとき、仮接着部が撓み、記載しにくくなる。しか
し、テープの長さ方向に沿う側縁部を固定していると、
固定される部分が長くなるので、撓みにくく、文字等の
記載が容易に行える。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1記載の粘
着テープ保持具において、前記テープの長さ方向に沿う
前記仮接着部の一側縁部を通る垂直面に対して鋭角をな
して設けられ、ほぼ鉛直な固定面に取り付けられる取付
部を有している。
【0012】請求項4記載の発明によれば、取付部を鉛
直な固定面に取り付けると、仮接着部は、固定面を基準
に考えると、固定面から斜め下方を向いて傾斜した状態
となる。従って、文字等のテープの記載が容易になる。
【0013】請求項5記載の発明は、粘着面と、これに
対向する記載面とを有し、前記記載面には、文字、数
字、図形、記号を記載可能な粘着テープを前記記載面を
表面に位置させて巻回したテープリールを、回転自在に
支持している支持部と、前記テープリールから前記テー
プを剥離する位置よりも前記テープリールから離れた位
置にほぼ直線に沿って配置され、かつ前記テープリール
側に向かって傾斜した状態に前記支持部に結合され、前
記テープリールから引き出されたテープの接着面が仮接
着される仮接着部と、前記テープリールにおける前記テ
ープの引き出し位置から遠い前記仮接着部の端部に設け
られたカッター部とを、具備している。
【0014】請求項5記載の発明によれば、テープリー
ルから引き出された粘着テープは、その粘着面が仮接着
部に仮接着される。仮接着された状態において、記載面
に文字等が記載される。このとき、仮接着部は、テープ
リール側に向かって傾斜しているので、文字等の記載が
容易である。
【0015】請求項6記載の発明は、請求項5記載の粘
着テープ保持具において、前記仮接着部は、前記テープ
リールから引き出されたテープが折り返されるように設
けられている。
【0016】請求項6記載の発明によれば、仮接着部
は、テープリールから引き出されたテープが折り返され
るように設けられているので、例えば仮接着部がテープ
リールの上方に設けられている場合、仮背着部は、テー
プリールの真上に設けられているので、仮接着部に大き
なスペースを必要としない。
【0017】請求項7記載の発明は、請求項5記載の粘
着テープ保持具において、前記支持部は、前記仮接着部
と鋭角をなす支持部の垂直壁を有し、これとは別の固定
用垂直壁に前記支持部の垂直壁をほぼ平行に取り付ける
取付部を有している。
【0018】請求項7記載の発明によれば、支持部の垂
直壁が、取付部を介して固定用垂直壁に取り付けられて
いるので、例えば仮接着部がテープリールの上方に設け
られている場合、仮背着部は、斜め下方に傾斜した状態
になり、仮接着部に仮接着された粘着テープの記載面へ
の文字等の記載が容易に行われる。
【0019】請求項8記載の発明は、請求項5記載の粘
着テープ保持具において、前記支持部が、間隔を隔てて
位置し、先端の高さ位置が異なる第1及び第2の垂直壁
を有し、これら第1及び第2の垂直壁に前記仮接着部の
2つの縁部がそれぞれ結合されている。
【0020】請求項8記載の発明によれば、仮接着部の
2つの縁部がそれぞれ第1及び第2の垂直壁に結合され
ているので、この仮接着部上の粘着テープの記載面に文
字等を記載しているときに、仮接着部が撓むことがな
い。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態の粘着
テープ保持具は、図2に示すように、支持部、例えば本
体2を有している。本体2は、縦断面形状がU字状に形
成されており、所定の間隔を隔てて対向している側壁2
a、2bと、これらの下端部を接続する底部2cとを、
有している。また、底部2cの両端部からそれぞれ上方
に立ち上がって、側壁2a、2bの両端部と結合されて
いる端壁2d、2eも有している。
【0022】両側壁2a、2bの内面における端壁2d
側に寄った位置間には、これらを跨いで固定軸4が形成
されている。この固定軸4に、リール6が挿通されてい
る。リール6は、テープ8が巻回されたものである。こ
のテープ8は、それの一方の面が文字、記号、図形等を
記載可能な記載面8aに形成され、他方の面8bが粘着
面とされている。記載面8aが表面に位置するように、
テープ8が巻回されて、リール6が形成されている。な
お、リール6は、テープ8を殆ど引き出していない状態
において、それの上端部が側壁2a、2bの上端部より
も上方に位置している。
【0023】端壁2eの上端部には、カッター部10が
形成されている。リール6から引き出されたテープ8
は、このカッター部10によって切断される。
【0024】リール6とカッター部10との間における
側壁2a、2bの上端部間に跨がって平板状の仮接着部
12が設けられている。この仮接着部12は、リール6
からのテープ8の引き出し方向に沿って、カッター部1
0と隣接して配置されている。仮接着部12は、テープ
8の幅寸法よりも若干広い幅寸法を有している。仮接着
部12の上面は、これに仮接着されたテープ8の粘着面
8bが容易に剥離できるように、平滑に形成されてい
る。また、この仮接着部12は、図2に示すように側壁
2bの外面に結合されている板状部14に、これと直角
な角度をなすように結合されている。この結合部位は、
仮接着部12におけるテープの長さ方向に沿う2つの側
縁部のうち側壁2b側の側縁部の全域である。即ち、仮
接着部12と板状部14とはほぼL字状をなしている。
【0025】図2に示すように板状部14と鋭角の角度
をなすように板状の取付部16が側壁2bの端壁2d側
に寄った位置に側壁2dと一体に形成されている。この
取付部16の本体2とは反対側の面の上部には、取付手
段として、例えば永久磁石18が取り付けられている。
【0026】このように構成されたテープ保持具では、
リール6から引き出されたテープは、仮接着部12上に
仮止めされ、その先端部は、カッター部10上にある。
この状態で、筆記具、例えばフェルトペン等によって記
載面8aに、文字等が記載される。このとき、仮接着部
12によってフェルトペン等による筆圧が受けられるの
で、文字等を容易に記載することができる。仮接着部1
2のテープ方向に沿う側縁部が固定され、かつ側壁部2
a、2bの上端部に乗っているので、殆ど撓むことがな
く、益々容易に文字等を記載することができる。
【0027】このように文字等が記載されたテープ8
は、カッター部10上にあるテープ8の先端部が持ち上
げられ、文字を記載した部分の最後尾がカッター部10
上に到達するまで、リール6から引き出され、その最後
尾の部分で切断される。このとき、カッター部10と仮
接着部12とは隣接して、かつ同一の高さ位置にあるの
で、切断された部分の直ぐ後の部分から文字等を記載す
ることができ、文字等が記載できないテープの部分を極
力少なくすることができる。
【0028】例えば、カッター部10の位置が仮接着部
12よりも高い位置または低い位置にあると、カッター
部10でテープ8を切断するために、文字が書かれてい
る部分をカッター部10の位置まで引き出す。この状態
では、仮接着部12のカッター部12側の端部とカッタ
ー部10までの間には、文字等を記載することができな
いテープ8の部分が存在し、この部分が無駄になる。ま
た、カッター部10と仮接着部1とが同じ高さ位置であ
っても、両者の間に間隔が開いていると、この間隔にあ
る部分では、筆圧を受けるものが存在しないので、容易
に文字を記載できず、この部分も無駄になる。
【0029】取付部16の磁石18を利用して、図3に
示すように例えば鉛直面、例えば冷蔵庫のドア20に取
付部16をドア20に沿うように取り付けると、本体2
はドア20の前方側に向かって斜め下方を向いて傾斜す
る。即ち、仮接着部12もテープ8の記載面8aもドア
20の斜め下方を向いて傾斜する。従って、文字等は、
記載面8aの真上から記載するのではなく、斜めに傾斜
している記載面8aに記載するので、文字等が記載しや
すくなる。なお、冷蔵庫のドア20に限らず、冷蔵庫内
の鉛直面に、本体2を取り付けることもできる。
【0030】上記の実施の形態では、板状部14によっ
て仮接着部12を固定したが、側壁2a、2bの双方ま
たは一方と一体に結合することによって、仮接着部12
を固定してもよい。また、上記の実施の形態では、取付
部16は、磁石18によって冷蔵庫のドア20の取り付
けたが、磁石に限ったものではなく、適当な結合具によ
って取り付けてもよい。また、上記の実施の形態では、
容器2内に固定軸4を設けたが、場合によっては、不要
である。
【0031】本発明の第2の実施の形態の粘着テープ保
持具を、図4及び図5を参照して説明する。この粘着テ
ープ保持具も、支持部、例えば本体30を有している。
本体30は、互いに平行な2つの端壁30a、30bを
備えている。これら端壁30a、30bと直角にかつ互
いに平行な第1及び第2の垂直壁、例えば側壁30c、
30dが、端壁30a、30bと結合されている。これ
ら側壁30c、30dは、図5に示すように、その下端
部が底壁30eによって結合されており、側壁30cの
上端の方が、側壁30dの上端よりも上方に位置してい
る。
【0032】この本体30内に、粘着テープ32のテー
プリール34が回転自在に収容されている。このテープ
リール34は、第1の実施の形態の粘着テープ保持具に
おけるテープリール6と同様に構成されている。このテ
ープリール34は、端壁30a側に粘着テープ32の剥
離位置があり、図4に矢印で示す方向にテープリール3
4が回転させられたとき、テープ32がテープリール3
4から引き出される。本体30は、テープリール34よ
りも一回り程大きく形成されている。
【0033】テープリール34におけるテープの剥離位
置から離れる方向、例えば上方に仮接着部36が設けら
れている。特に、仮接着部36は、テープリール34の
ほぼ真上に配置されている。この仮接着部36は、ほぼ
長方形をなし、その両長手縁部が側壁30cに対して鋭
角をなすように、側壁30c、30dに結合され、その
結果、図5に示すように斜め下方に傾斜している。
【0034】また、テープリール34におけるテープ3
2の剥離位置に近い端縁36aは、端壁30a側に向か
って斜め下方に傾斜した斜縁に形成されている。これら
垂直壁30cの縁部、端縁36a、端壁30aの上縁に
よってテープ引き出し口38が形成され、引き出し口3
8から引き出されたテープ32は、仮接着部36の端縁
36aによって折り返され、テープ32の接着面が仮接
着部36に仮接着される。端縁36aが斜縁であるの
で、テープの折り返しが容易に行える。
【0035】さらに、仮接着部36の端縁36aと反対
側の端縁には、カッター部38が形成されている。
【0036】また、垂直壁30cには、これを、固定用
の垂直壁例えば冷蔵庫のドアの外面や冷蔵庫内の垂直な
壁に取り付けるための取付部、例えば板状の永久磁石4
0が取り付けられている。
【0037】この粘着テープ保持具は、永久磁石40を
利用して、例えば冷蔵庫のドアに、これと平行になるよ
うに垂直壁30cが取り付けられている。この状態で
は、図5に示すように仮接着部36が斜め下方を向いて
傾斜している。この状態において、引き出し口38から
テープ32を引き出し、端縁36aで折り返して、この
テープ32の端部がカッター部38より幾分突出するよ
うに接着面を仮接着部36に仮接着する。そして、テー
プ32の記載面に必要な文字等を記載する。次に、テー
プ32の端縁を手で持って、テープ32を仮接着部36
から剥離して、文字等が記載された部分の末尾がカッタ
ー部38に到達したとき、カッター部38によってテー
プ32を切断する。
【0038】仮接着部36が斜め下方に傾斜しているの
で、仮接着部36に仮接着されている粘着テープの記載
面に文字等の記載が容易に行える。また、仮接着部36
は、テープリール34のほぼ真上に位置しているので、
第1の実施の形態の粘着テープ保持具のように仮接着部
が側方に突出しているものと比較して、スペースを取ら
ない。また、仮接着部36の両側縁が垂直壁30c、3
0dにそれぞれ固定されているので、文字等を記載して
いるとき、仮接着部36が撓むことがなく、文字等の記
載が容易に行える。
【0039】この第2の実施の形態の粘着テープ保持具
では、構造を簡単にするため、本体30に固定軸を設け
なかったが、第1の実施の形態の粘着テープ保持具と同
様に固定軸を設け、これにテープリールを挿入してもよ
い。
【0040】図6に第3の実施の形態の粘着テープ保持
具を示す。この粘着テープ保持具では、支持部50が、
垂直壁50aを有し、これの表面から突出している固定
軸50bにテープリール52が回転自在に挿通されてい
る。垂直壁50aの上端に、長方形状の仮接着部54の
上側の側縁が、テープリール52のほぼ真上に位置する
ように結合され、仮接着部54は、斜め下方を向いて傾
斜するように、垂直壁50に対して鋭角をなしている。
また、垂直壁50aの裏面には、冷蔵庫等への取付用の
永久磁石56が設けられている。
【0041】なお、図6には示していないが、仮接着部
54は、図4に示す仮接着部36と同様に、縁部36a
と同様に傾斜した縁部と、カッター部38と同様なカッ
ター部も有している。
【0042】この粘着テープ保持具も、第2の実施の形
態の粘着テープ保持具と同様に使用される。この粘着テ
ープ保持具では、支持部50の構成が、第2の実施の形
態の粘着テープ保持具よりも簡易である。
【0043】図7に第4の実施の形態の粘着テープ保持
具を示す。この粘着テープ保持具では、本体60は、図
4の本体30とほぼ同様に、端壁60a、60b、側壁
60c、60d、底壁60eを有している。但し、側壁
60c、60dは、その上端がほぼ同じ高さ位置にあ
り、その上端間を繋ぐように上壁60fが形成されてい
る。この上壁60fにおける端壁60a側の端部に引き
出し口62が形成されている。この本体60内にテープ
リール64が、図7に矢印で示す方向に回転可能に収容
されている。このテープリール64から剥離されたテー
プは、引き出し口62から引き出される。
【0044】端壁60aの上端は、上壁60fよりも上
方に突出し、側壁60c側に向かって斜め上方に向かっ
て傾斜している。これに長方形状の仮接着部66が取り
付けられている。仮接着部66は、端壁60bとは反対
方向に斜め下方を向いて傾斜して端壁60aから延びて
いる。無論、この仮接着部66も、反対側の端部にカッ
ター部68が形成され、側壁60cの裏面には、永久磁
石が取り付けられている。テープリール64から剥離さ
れたテープは、引き出し口62から引き出され、仮接着
部66に仮接着され、他の実施の形態の粘着テープ保持
具と同様に使用される。
【0045】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、仮接着部
が設けられているので、文字等を容易にテープの記載面
に記載することができる。この記載後のテープをカッタ
ー部で切断し、ラップフィルムに貼着することが速やか
に行える。
【0046】請求項2記載の発明によれば、カッター部
と仮接着部とは、同一の高さ位置に隣接して配置されて
いるので、テープが殆ど無駄になることがない。
【0047】請求項3記載の発明によれば、仮接着部で
は、そのテープの長さ方向に沿う縁部が固定されている
ので、テープ面に文字等を記載しているときに、仮接着
部が撓むことがなく、容易に文字等を記載することがで
きる。
【0048】請求項4記載の発明によれば、仮接着部に
対して垂直な面に対して鋭角をなす取付部が設けられて
いるので、鉛直面に取付部を利用して、この保持具を取
り付けたとき、仮接着部が斜め下方を向いて傾斜するの
で、益々文字等を記載しやすくなる。
【0049】請求項5記載の発明によれば、テープリー
ル側に向かって傾斜した状態に仮接着部が設けられてい
るので、文字等の記載が容易に行える。
【0050】請求項6記載の発明によれば、テープリー
ルから引き出されたテープが折り返されるように仮接着
部が設けられているので、仮接着部はテープリールに近
い位置に設けられており、仮接着部が大きなスペースを
占めることはない。
【0051】請求項7記載の発明によれば、仮接着部と
鋭角をなす支持部の垂直壁を、これとは別の固定用垂直
壁へ取り付ける取付部が、設けられているので、仮接着
部がテープリール側に傾斜した状態を維持しながら、容
易に固定用の垂直壁に取り付けることができる。
【0052】請求項8記載の発明によれば、先端の高さ
位置が異なる第1及び第2の垂直壁に仮接着部の2つの
縁部がそれぞれ結合されているので、仮接着部に仮接着
されている粘着テープに文字等を記載しているときに、
仮接着部が撓むことがなく、文字等の記載が容易に行え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の粘着テープ保持具
の縦断面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】この粘着テープ保持具の使用状態を示す図であ
る。
【図4】本発明の第2の実施の形態の粘着テープ保持具
の部分破断正面図である。
【図5】同粘着テープ保持具の側面図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態の粘着テープ保持具
の側面図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態の粘着テープ保持具
の部分破断正面図である。
【符号の説明】
2 30 50 60 本体(支持部) 6 34 52 64 リール 8 テープ 8a 記載面 8b 粘着面 10 38 68 カッター部 12 36 54 66 仮接着部 16 取付部 40 56 永久磁石(取付部)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粘着面と、これに対向する記載面とを有
    し、前記記載面には文字、数字、図形、記号を記載可能
    な粘着テープを、前記記載面が表面に位置するように巻
    回したテープリールを、回転自在に支持している支持部
    と、 前記リールから前記テープを引き出す引き出し方向に沿
    って前記リールから離れた位置に設けられた前記テープ
    を切断するカッター部と、 前記リールと前記カッター部との間に、前記テープの引
    き出し方向に沿って配置され、前記引き出されたテープ
    が仮接着される平板状の仮接着部とを、具備する粘着テ
    ープ保持具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の粘着テープ保持具におい
    て、前記仮接着部は、前記カッター部とほぼ同一の高さ
    位置に隣接して配置されている粘着テープ保持具。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の粘着テープ保持具におい
    て、前記テープの長さ方向に沿う前記仮接着部の縁部
    が、固定部に固定されている粘着テープ保持具。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の粘着テープ保持具におい
    て、前記テープの長さ方向に沿う前記仮接着部の一側縁
    部を通る垂直面に対して鋭角をなして設けられ、ほぼ鉛
    直な固定面に取り付けられる取付部を有する粘着テープ
    保持具。
  5. 【請求項5】 粘着面と、これに対向する記載面とを有
    し、前記記載面には、文字、数字、図形、記号を記載可
    能な粘着テープを前記記載面を表面に位置させて巻回し
    たテープリールを、回転自在に支持している支持部と、 前記テープリールから前記テープを剥離する位置よりも
    前記テープリールから離れた位置にほぼ直線に沿って配
    置され、かつ前記テープリール側に向かって傾斜した状
    態に前記支持部に結合され、前記テープリールから引き
    出されたテープの接着面が仮接着される仮接着部と、 前記テープリールにおける前記テープの剥離位置から遠
    い前記仮接着部の端部に設けられたカッター部とを、具
    備する粘着テープ保持具。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の粘着テープ保持具におい
    て、前記仮接着部は、前記テープリールから引き出され
    たテープが折り返されるように設けられている粘着テー
    プ保持具。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の粘着テープ保持具におい
    て、前記支持部は、前記仮接着部と鋭角をなす支持部の
    垂直壁を有し、これとは別の固定用垂直壁へ前記支持部
    の垂直壁をほぼ平行に取り付ける取付部を有する粘着テ
    ープ保持具。
  8. 【請求項8】 請求項5記載の粘着テープ保持具におい
    て、前記支持部は、間隔を隔てて位置し、先端の高さ位
    置が異なる第1及び第2の垂直壁を有し、これら第1及
    び第2の垂直壁に前記仮接着部の2つの縁部がそれぞれ
    結合されている粘着テープ保持具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014134734A (ja) * 2013-01-11 2014-07-24 Zebra Pen Corp ラベルの作成具
JP2016016952A (ja) * 2014-07-09 2016-02-01 ゼブラ株式会社 ラベル作成具

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