JPH0716676Y2 - テープホルダ - Google Patents

テープホルダ

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JPH0716676Y2
JPH0716676Y2 JP6346689U JP6346689U JPH0716676Y2 JP H0716676 Y2 JPH0716676 Y2 JP H0716676Y2 JP 6346689 U JP6346689 U JP 6346689U JP 6346689 U JP6346689 U JP 6346689U JP H0716676 Y2 JPH0716676 Y2 JP H0716676Y2
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tape
bent
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淳二 狩野
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、粘着テープ等のテープ巻回体を収納するテ
ープホルダに関し、特に詳しく言うと、テープ巻回体を
コンパクトに収納し、不使用時にはテープカッタが内部
に収納されるようにしたテープホルダに関する。
〔従来の技術〕
粘着テープ等のテープ巻回体は通常カッタ付のテープホ
ルダに納められているが、従来のテープホルダはテープ
巻回体をその軸方向を水平にかつ回転可能に支持するホ
ルダ本体と、このホルダ本体に設けられた突出部の上面
に固定されたカッタ部とを有している。テープの使用に
あたっては所望の長さだけテープ巻回体からテープを引
出し、カッタ部で切断するようにしている。粘着テープ
巻回体からテープを引き出す場合、その粘着による引張
力に抗した強い力で引き出す必要があり、この引出し力
に抗するような重量のあるホルダが必要になっている。
またテープ巻回体はその直径が長くなればなる程、ホル
ダの高さもそれに応じて高くする必要がある。そのため
テープの引出し時に転倒等の可能性があり、ホルダも幅
広にして転倒を防止するようにしており、そのためテー
プ巻回体の容積に比して、ホルダの容積は格段に大きく
なっている。
このようなテープホルダの欠点を改良するため、実開昭
57−103967号公報や実開昭57−151348号公報に見られる
ように、平板状の基板にテープ巻回体の軸方向端面を回
転可能に載置し、テープ巻回体の軸方向端面からテープ
巻回体を覆うようにカバー体を嵌合するようにしたテー
プホルダが提案されている。基板はその一部にテープ巻
回体の外周より突出する突出部を設け、その上面にカッ
タを取付けている。テープ巻回体からのテープはカバー
体の側面に設けられたスリットから引き出され、テープ
面が突出部の面と平行になる捻りを与えた後、カッタに
位置するようになっているので、テープは従来のホルダ
と同様に切断することができる。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述の実開昭57−151348号等のテープホルダは、テープ
巻回体を寝かせた形で収納しているため、外径容積はか
さばらない利点があるが、カッタはカバー本体の側面か
ら突出して位置しているため、設置面積は大きくなる欠
点がある。またカッタは常に露呈しているため危険であ
り、携帯にも不便である。
そこでこの考案の目的は、不使用時には小さくまとめる
ことができ、かつその時にはカッタが露呈することがな
いように収納し、卓上への設置はもとより、壁面取り付
けが可能で、かつ携帯にも便利なテープホルダを提供す
ることである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は、テープ巻回体の軸方向一端面を回動可能に
支持するように直立し、上部が開口したリール軸を有す
る平板状の基部と、テープ巻回体の軸方向他端面からテ
ープ巻回体をその内部に収納するように嵌合し、その側
面にはテープ引出し用のスリットを有する中空の円筒状
のカバー本体と、一端が基部の端部に折り曲げ可能に接
続され、少なくともカバー本体の軸方向長さより長い第
1折り曲げ部と、この第1折り曲げ部の他端に折り曲げ
可能に接続され、その上面にはテープ巻回体から引き出
されたテープを切断するためのカッタ部が上方に突出す
るように設けられた第2折り曲げ部とを有し、カッタ部
は第1および第2折り曲げ部から折り曲げた時、カバー
本体の上面中央に設けられた開口からリール軸の開口に
嵌合されるように位置していることを特徴とするもので
ある。
〔作用〕
上述した手段によれば、テープを使用する時には第1お
よび第2折り曲げ部を平坦にし、カバー本体のスリット
からテープを所望の長さだけ引出し、捻りを与えた後に
カッタにテープを当接させて切断する。スリットからカ
ッタ間にはテープが渡された状態になっているので、次
回のテープの使用時には、カッタの後面側から指を入れ
て引き出すようにすればよい。このテープホルダを携帯
する時はスリットからカッタ間にテープを位置させた間
まで、まず第1折り曲げ部から折り曲げ、第1折り曲げ
部をカバー本体の側面に当接させた後、第2折り曲げ部
をカバー本体の上面に位置するように折り曲げる。これ
によりカッタの突出部はカバー本体の開口からリール軸
の開口部に嵌合する。これにより略カバー本体の外径に
まとめることができ、カッタも内部に収納されるので、
小型かつ安全に携帯することができる。
〔実施例〕
以下、この考案を図面に示す一実施例について説明す
る。テープホルダ1は、粘着テープ2のテープ巻回体3
をその軸方向一端面をその上に載置する合成樹脂やボー
ル紙等で作られた基板4と、基板4上のテープ巻回体3
の軸方向他端面からテープ巻回体3を覆うように被せら
れる中空円筒状の合成樹脂やボール紙等で作られたカバ
ー本体5とを有している。基板4は、略カバー本体5の
底部を覆う基部6と、この基部6の端縁の一部から外周
方向に延在する突出部7とから構成されている。基部6
の上面中央には、テープ巻回体3の中空の巻芯8が嵌合
される中空で上端が開口したリール軸9が取付けられて
いる。突出部7は略カバー本体5の外周縁部に相当する
位置に設けられた第1折り線11と、この第1折り線11か
らカバー本体5の軸方向の長さに略等しい間隔を置いた
位置に設けられた第2折り線12とを有している。これら
第1および第2折り線11,12は折り曲げ用のヒンジ部を
構成するように例えばV字状の溝で作られている。第1
折り線11と第2折線12間の第1折り曲げ部13は、折り曲
げた時カバー本体5の側面に位置する。第2折り線12か
ら突出部7間の第2折り曲げ部14は、折り曲げた時カバ
ー本体5の上面に位置する。この第2折り曲げ部14上に
はテープを切断するための鋸歯状の刃先と貼止部を備え
た公知のカッタ15が取付けられている。基部6から突出
部7の裏面には基部6やカバー本体5と同様な材料で構
成された板状の補強部材16が位置しており、この補強部
材16は基部6から突出部7にわたって設けられ、突出部
7の先端方向が開放された溝部材17によってスライド可
能に支持されている。
補強部材16の先端が基部6の下面に位置する溝部材17の
先端まで挿入された時、突出部7とともに折り曲げられ
るように補強部材16には第1折り線11に対応する位置に
第1補強部折り線21が、そして第2折り線12に対応する
位置に第2補強部折り線22がそれぞれ設けられている。
補強部材16の先端から第1補強折り線21間には補強部材
16と同材料で構成された第1下部補強板23が、第1およ
び第2補強部折り線21,22間には第1下部補強板23と同
様な第2下部補強板24が、そして第2補強部折り線22か
ら補強部材16の引き出し側端部間には第1下部補強板23
と同様な第3下部補強板25がそれぞれ取付けられてい
る。
カバー本体5は、テープ巻回体3の外周面を覆うように
下部が開口した円筒形をしており、上面31の中央には、
リール軸9の開口の直径にほぼ等しい直径の開口部32が
形成されている。カバー本体5は、テープ巻回体3の外
周壁33には斜めにスリット34が形成されており、粘着テ
ープ2はこのスリット34から引き出され、捻じりを加え
たうえで、その面が水平となるようにしてカッタ15に当
てられる。なお、カッタ15は第1および第2折り曲げ部
13,14を折り曲げた時カバー本体5の開口部32内に挿入
されるように予め設定した位置の第2折り曲げ部14に取
付けられている。
粘着テープ2はそのテープ巻回体3の巻芯8を基部6の
上面に取付けられたリール軸9に挿入した後、粘着テー
プ2の先端を引き出しておく。次に、カバー本体5をこ
のテープ巻回体3を覆うように上方から嵌合し、粘着テ
ープ2は側壁33のスリット34から外部に取り出し、捻じ
りを加えて粘着テープ2の粘着面が下を向くようにし
て、カッタ15の先端に粘着面に付けておく。
第1図に示すように、粘着テープ2を引き出して使用す
る場合には、第1および第2折り曲げ部13,14を平坦に
する。この時、第3図に示すように補強部材16を引き出
し、第1下部補強板23の略中央が第1折り線11の下部に
位置させる。この引き出しにより、第2下部補強板24も
第2折り線12の下部に位置するので、これら第1および
第2下部補強板23,24によって突出部7は折り曲がるこ
とはなく、一枚の板状体となり、粘着テープ2の引き出
しは容易に行なえる。
テープホルダ1を持ち運ぶ際には、上述のように引き出
された補強部材を押し込んで、第1および第2下部補強
板23,24の境界部の間隙が第1折り線11の直下に位置さ
せるようにする。これにより、第2および第3下部補強
板24,25の境界部の間隙も、第2折り線12の直下に位置
するので、突出部7は第1および第2折り線11,12から
折り曲げることができる。ここで突出部7の第1折り曲
げ部13をケース本体5の側壁33に相対させ、次いで第2
折り曲げ部14をケース本体5の上面32に当接させて、カ
ッタ15を開口32からリール軸9の中空部に嵌合させるこ
とにより、第2図に示すようにコンパクトにまとめるこ
とができる。上述したようにカッタ15は、リール軸9の
中空部に嵌合されて、外部に露呈することはないので、
安全に持ち運ぶことができる。なお、カッタ15の幅を開
口部12の直径よりわずかに大きくし、カッタ15の収納時
にはカッタ15が開口部32に強制嵌合されるようにしてお
けば、不用意に第2折り曲げ部14が開くことはない。
このように折りたたんだ時、粘着テープの粘着面は第1
および第2折り曲げ部13,14の面に当接して貼り付いて
しまうので、これら第1および第2折り曲げ部13,14の
少なくとも上面は鏡面加工等を施して、粘着テープ2の
剥離を容易にできるようにしておけばよい。
基部6に、永久磁石や面ファスナーの一方を取付けてお
くことにより、スチール家具や壁等に取付けることもで
きる。さらに、テープホルダ1を一定の場所に固着する
ことが予定されている場合には、第1、第2および第3
下部補強板23,24,25の少なくともいずれか1つの下面に
両面粘着テープの一面を取付けて、使用時には他面を所
望の場所に取付けるようにしてもよい。
上述実施例においては、突出部7の裏面に溝部材17を突
出させているが、突出部7内に溝を設けるようにしても
よい。またカバー本体5は上面31と外周部33が一体的に
形成されているが、外周部33を基板4上に設け、カバー
本体は円板状の板体で構成するようにしてもよい。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案のテープホルダは、テープ巻回
体をその軸方向一端面を横にして収納する基部とカバー
本体、そして基部の一端から折り曲げ可能に設けられ、
先端上面にカッタを有する折り曲げ部とで構成されてい
るので、不使用時にはコンパクトになり、販売時にも場
所をとらずに多数陳列できるばかりではなく、持ち運び
も容易である。また、折り曲げ部を折りたたんだ時、カ
ッタはカバー本体の上面開口からリール軸の開口部内に
位置するので、カッタが外部に露呈することがないの
で、極めて安全に取扱うことができる。テープ使用時に
は折り曲げ部を平坦にし、カバー本体からテープを所望
量引き出した後、折り曲げ部の上面に位置するカッタで
切断すればよい。このように、この考案のテープホルダ
は不使用時には略テープ巻回体の外周部に等しい大きさ
にまとめられ、使用時にはテープ巻回体からある程度距
離を置いた部分に位置するカッタで切断するので、次回
の使用に際してはカバー本体からカッタ間に位置するテ
ープを持って引き出すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例をテープ使用時の状態で示
す斜視図、第2図は突出部を折りたたんだ状態で示す斜
視図、第3図は突出部を平坦にした時の底面図、第4図
の第1図の縦断面図である。 図面において、1はテープホルダ、2は粘着テープ、3
はテープ巻回体、4は基板、5はカバー本体、6は基
部、7は突出部、9はリール軸、11は第1折り線、12は
第2折り線、13は第1折り曲げ部、14は第2折り曲げ
部、15はカッタ、16は補強部材、17は溝、23は第1下部
補強板、24は第2下部補強板、25は第3下部補強板、31
は上面、32は開口部、34はスリットである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭57−103967(JP,U) 実開 昭50−156484(JP,U)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープ巻回体の軸方向一端面を回動可能に
    支持するように直立し、上部が開口したリール軸を有す
    る平板状の基部と、前記テープ巻回体の軸方向他端面か
    ら前記テープ巻回体をその内部に収納するように嵌合
    し、その側面にはテープ引出し用のスリットを有する中
    空の円筒状のカバー本体と、一端が前記基部の端部に折
    り曲げ可能に接続され、少なくとも前記カバー本体の軸
    方向長さより長い第1折り曲げ部と、この第1折り曲げ
    部の他端に折り曲げ可能に接続され、その上面には前記
    テープ巻回体から引き出されたテープを切断するための
    カッタ部が上方に突出するように設けられた第2折り曲
    げ部とを有し、前記カッタ部は前記第1および第2折り
    曲げ部から折り曲げた時、前記カバー本体の上面中央に
    設けられた開口から前記リール軸の開口に嵌合されるよ
    うに位置していることを特徴とするテープホルダ。
  2. 【請求項2】前記基部と前記第1および第2折り曲げ部
    の裏面には帯状のスライド板部材が摺動可能に取付けら
    れており、前記スライド板部材の中間部は前記第1折り
    曲げ部の長さに略等しい部分から前記基部方向および前
    記第2折り曲げ部方向に折り曲げ可能になっていること
    を特徴とする請求項1に記載のテープホルダ。
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