JPH0127742Y2 - - Google Patents

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JPH0127742Y2
JPH0127742Y2 JP6239185U JP6239185U JPH0127742Y2 JP H0127742 Y2 JPH0127742 Y2 JP H0127742Y2 JP 6239185 U JP6239185 U JP 6239185U JP 6239185 U JP6239185 U JP 6239185U JP H0127742 Y2 JPH0127742 Y2 JP H0127742Y2
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JP
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pop
clip body
stand
plate
clip
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JP6239185U
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JPS61177064U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案はデパートやスーパー等で使用するポツ
プスタンドに関する。
「従来の技術」 従来、ポツプスタンドはスタンドの上部にバー
を水平に固着するとともに、該バーの両側につま
み部を設けた長方形状の2枚の挟着板を略中央で
回動自在に軸支するとともに、該挟着板の先端を
スプリングによつて常時当接させた挟着部を開閉
自在に構成したクリツプを備えたものや、挟着部
を常時当接させた状態に板バネを折曲げて形成し
たクリツプを備えたものが知られている。
しかし、このようなクリツプはいずれも挟着部
が一つしか形成されないため、前後両面に向けて
ポツプを取付ける場合、ポツプを2枚重ねて挟着
しなければならなかつた。このため、一方のポツ
プを取外す場合、外す方のポツプを手で引張つて
外すと、他方のポツプも一諸に外れたり、ずれて
傾いたりする欠点があつた。
また、2枚のポツプを単に重ねて挟着した場
合、後面側のポツプはスタンドの支柱で見えない
部分ができるという欠点があつた。このため、前
者のクリツプの場合はそれぞれのポツプを支柱を
挟んだ状態にして挟着しているが、この作業が面
倒であるという欠点があつた。
さらに後者のクリツプでは挟着された部分の表
示内容が隠れて見えないという欠点があつた。
「本考案の目的」 本考案は以上のような従来の欠点に鑑み、前後
両面にポツプを取付ける場合でも、それぞれのポ
ツプに見えない部分ができることなく、個々に挟
着できるようにして挟着作業を容易にするととも
に、外す場合にも一方だけのポツプを他方のポツ
プに関係なく外すことができる、簡単な構造でか
つ安価に作ることのできるポツプスタンドを得る
にある。
「本考案の目的を達成するための手段」 本考案は上部に取付け板を備えたスタンドと、
このスタンドの取付け板の両側面を覆う略コ字状
のクリツプ本体と、このクリツプ本体内に備えら
れた該クリツプ本体内の両内壁面に常時弾性的に
当接し、ポツプ挟着時には当接させないように操
作することのできる略U字状の板スプリングと、
この板スプリングと前記クリツプとを前記取付け
板に取付けることのできる取付け具とからなるこ
とを特徴としている。
「本考案の実施例」 以下、図面に示す実施例により、本考案を詳細
に説明する。
第1図ないし第4図の実施例において、1はス
タンドで、このスタンドは床面等に設置すること
のできる長方形状のベース板2と、このベース板
2の上面略中央に立設された支柱3とから構成さ
れている。前記支柱3は前記ベース板2に固着さ
れたパイプ4と、このパイプ4内に摺動自在に挿
入されたスライド軸6とで伸縮自在に構成されて
いる。
7は前記スライド軸6を前記パイプ4に固定す
ることのできる止めねじで、この止めねじ7は前
記パイプ4の上部寄りに備えられている。8は前
記スライド軸6の上部に固着された長方形状の取
付け板で、この取付け板8は該取付け板8の上部
寄りに水平方向の半円状に形成された凹部9を設
けるとともに、この凹部9の両側を除く部位を覆
つた該凹部9とで円形の孔10を形成する半円状
の凹部11が形成されたT字状の板12が固着さ
れている。また、この取付け板8の下部の前記ス
ライド軸6の左右両側には突起13,13がそれ
ぞれ形成されている。
14は前記取付け板8の両側面を覆う透明な合
成樹脂材で成形されたコ字状のクリツプ本体で、
このクリツプ本体14は、該クリツプ本体14の
基部壁14aの両側を除く中央部を開口状態に切
欠いた切欠き凹部15を設けるとともに、この切
欠き凹部15の設けられた両壁の略中央に、弧状
の切欠き16を設けている。また、該クリツプ本
体14内の基部壁14aには長手方向の半円状に
形成された溝17が形成されるとともに、該クリ
ツプ本体14内の両内壁面14b,14bの下部
はハ字状に拡開されて形成されている。
18は略U字状に形成された板スプリングで、
この板スプリング18は該板スプリング18の略
U字状の両端をそれぞれ外方へコ字状に折曲げて
突出形成したつまみ19,19を設けるととも
に、該板スプリング18の湾曲する下部の略中央
に前記スライド軸6と前記取付け板8の突起1
3,13が入る孔20を形成して、前記クリツプ
本体14内に常時該クリツプ本体14内の両内壁
面14b,14bに弾性的に当接し、ポツプ挟着
時には前記つまみ19,19を操作することによ
り、両内壁面14b,14bとの間に隙間を設け
ることができるように前記つまみ19,19を該
クリツプ本体14の切欠き凹部15に係合して備
えられている。
21は前記板スプリング18と前記クリツプ本
体14とを前記取付け板8に取付けることのでき
る取付け具で、この取付け具21は一端に頭部2
2を設け、他端に円錐状の孔23が設けられたピ
ン24で構成され、前記クリツプ本体14の溝1
7と前記取付け板8に形成された孔10を貫通し
て挿入し、前記孔23側の端部をカシメて取付け
ている。
上記構成のポツプスタンド25にあつては、ポ
ツプ26を見やすく表示する場合に使用するもの
で、ポツプ26の取付けにあつては、まずつまみ
19,19を指で内方につまむ。このとき、クリ
ツプ本体14の両内壁面14b,14bと板スプ
リング18との間に隙間ができる。
次に表示する面側に向けたポツプ26を表示面
側の隙間に上端がクリツプ本体14の基部壁14
aに当接するまで挿入する。次に、つまみ19,
19を離せば、板スプリング18の弾性によりポ
ツプ26は挟着固定される。
次に一方の面側にポツプ26が挟着された状態
で他方の面側にもポツプ27を挟着する場合は、
まずポツプ26が挟着されている側のクリツプ本
体14の外壁に一方の指を掛け、ポツプ27挟着
側のつまみ19にもう一方の指を掛けて該つまみ
19だけを内方に操作して他方の面側の内壁面1
4bと板スプリング18との間に隙間を形成す
る。次にできた隙間に他方側に向けたポツプ27
を挿入した後、つまみ19から指を離せば、あら
かじめ挟着していたポツプ26とは関係なく挟着
固定できる。
なお、前述の状態に両面に挟着されたポツプ2
6,27は、クリツプ本体14が透明に成形され
ているので、挟着部に挿入された部分も隠れるこ
となく見える。また、それぞれのポツプ26,2
7の間に支柱3が位置するので、両ポツプ26,
27は全面隠れることなく見えるように取付ける
ことができる。
次に、それぞれのポツプ26,27を外す場合
は、個々に引張れば他方のポツプに関係なく外す
ことができる。
「本考案の異なる実施例」 次に第5図および第6図に示す本考案の異なる
実施例につき説明する。なお、これらの実施例の
説明に当つて、前記本考案の実施例と同一構成部
分には同一符号を付して重複する説明を省略す
る。
第5図の実施例において、前記本考案の実施例
と主に異なる点は、スタンド1をパイプ28等に
固定できるよう略3分の1切欠いた楕円状の下部
に止めねじ29が備えられたハンガー30と、こ
のハンガー30の上部に固着した支柱3とで構成
した点で、このようにスタンド1Aを構成するこ
とにより棚等のパイプ28等に取付けることがで
きる。
第6図の実施例において、前記本考案の実施例
と主に異なる点は、取付け具としてのピン24の
端部にねじ31を設けて、ナツト32でねじ止め
できるようにした点で、このようにピン24Aを
形成することにより、板スプリング18やクリツ
プ本体14が破損した場合に、容易に分解して交
換することができる。
なお、前記本考案の実施例ではクリツプ本体1
4を透明な合成樹脂材で成形したものについて説
明したが、本考案はこれらに限らず、半透明材あ
るいは不透明な合成樹脂材あるいは金属材等を用
いても、ポツプの取付け取外しについては同様な
作用効果が得られる。
「本考案の効果」 以上の説明から明らかなように、本考案にあつ
ては、次に列挙する効果がある。
(1) 上部に取付け板を備えたスタンドと、このス
タンドの取付け板の両側面を覆うコ字状のクリ
ツプ本体と、このクリツプ本体内に備えられた
該クリツプ本体内の両内壁面に常時弾性的に当
接し、ポツプ挟着時には当接させないように操
作することのできる、略U字状の板スプリング
と、この板スプリングと前記クリツプ本体とを
前記取付け板に取付けることのできる取付け具
とで構成したので、ポツプをクリツプ本体内の
両内壁部にそれぞれ挟着することができる。し
たがつて、前後両面にポツプを取付ける場合、
従来のように2枚重ねて挟着することなく個々
に挟着することができる。
(2) 前記(1)によりポツプを個々に挟着できるの
で、ポツプを前後両面に挟着する場合、1枚ず
つ挟着することができる。したがつて、挟着作
業が容易にできる。
(3) 前記(1)により、ポツプを個々に挟着できるの
で、それぞれ挟着したポツプを外す場合にも、
他方のポツプに関係なく一方のポツプだけを外
すことができる。したがつて、他のポツプが曲
がつたり、外れたりして修正したりする作業が
不要である。
(4) 前記(1)の簡単な構造なので安価に作ることが
できる。
(5) 前記(1)により、ポツプを挟着する挟着部をク
リツプ本体内の両内壁部に設けたので、ポツプ
をそれぞれ挟着した場合、ポツプに見えない部
分ができることがない。
(6) クリツプ本体を透明な合成樹脂材で成形すれ
ば、ポツプの挟着部も見えるようにできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示すポツプスタ
ンドの斜視図、第2図はクリツプ部の正面図、第
3図は第2図のA−A線に沿う断面図、第4図は
第2図の分解斜視図、第5図、第6図はそれぞれ
本考案の異なる実施例を示す説明図である。 1,1A……スタンド、2……ベース板、3…
…支柱、4……パイプ、6……スライド軸、7…
…止めねじ、8……取付け板、9……凹部、10
……孔、11……凹部、12……板、13……突
起、14……クリツプ本体、14a……基部壁、
14b……内壁面、15……切欠き凹部、16…
…切欠き、17……溝、18……板スプリング、
19……つまみ、20……孔、21……取付け
具、22……頭部、23……孔、24,24A…
…ピン、25……ポツプスタンド、26……ポツ
プ、27……ポツプ、28……ポツプ、29……
止めねじ、30……ハンガー、31……ねじ、3
2……ナツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 上部に取付け板を備えたスタンドと、このス
    タンドの取付け板の両側面を覆う略コ字状のク
    リツプ本体と、このクリツプ本体内に備えられ
    た該クリツプ本体内の両内壁面に常時弾性的に
    当接し、ポツプ挟着時には当接させないように
    操作することのできる略U字状の板スプリング
    と、この板スプリングと前記クリツプとを前記
    取付け板に取付けることのできる取付け具とか
    らなることを特徴とするポツプスタンド。 2 スタンドは床面等に設置することのできるベ
    ース板と、このベース板の上面に立設された伸
    縮自在で、かつ上部に取付け板が固定された支
    柱とからなることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載のポツプスタンド。 3 クリツプ本体は透明な合成樹脂材で成形され
    ていることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項または第2項記載のポツプスタンド。 4 取付け具は板スプリングの内部を貫通させる
    ようにクリツプ本体の端部より係合挿入して該
    スプリングとクリツプ本体とを取付け板に固定
    することのできるピンであることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項ないし第3項い
    ずれかに記載のポツプスタンド。
JP6239185U 1985-04-25 1985-04-25 Expired JPH0127742Y2 (ja)

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JPS61177064U JPS61177064U (ja) 1986-11-05
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