JPH10291502A - 物品搬送集積方法及び物品搬送集積装置 - Google Patents

物品搬送集積方法及び物品搬送集積装置

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JPH10291502A
JPH10291502A JP10299297A JP10299297A JPH10291502A JP H10291502 A JPH10291502 A JP H10291502A JP 10299297 A JP10299297 A JP 10299297A JP 10299297 A JP10299297 A JP 10299297A JP H10291502 A JPH10291502 A JP H10291502A
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Nobuyuki Kamishioiri
伸之 上塩入
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Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数行複数列に配置させた複数の物品を集積
部に搬送させるに際し、該物品をふらつかせることなく
搬送させ、該物品を乱れさせずに整列させて集積させる
ことのできる物品搬送集積装置を提供する。 【解決手段】 複数行複数列に配置させた複数の物品1
を吸引保持させた後、該物品1を集積部に移動させて該
物品1を該集積部に載置させる動作を繰り返すことによ
り、複数行複数列に配置させた複数の該物品1を複数段
に集積する物品搬送集積装置において、上記各物品1に
対応してそれぞれ設けられる複数の吸着ヘッド6と、外
側に配置させた該物品1の側面1a,1bを押さえる押
さえ機構7とを備えており、上記各吸着ヘッド6は、上
記物品1が配列される縦方向及び横方向にそれぞれ移動
可能としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数行複数列に配
置させた複数の物品を集積部に搬送させて複数段に集積
させる物品搬送集積方法及び物品搬送集積装置に関し、
詳しくは、物品を乱れさせずに整列させて集積させるこ
とのできる物品搬送集積方法及び物品搬送集積装置に関
する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】例え
ば、生理用ナプキン等を複数個まとめてパッケージした
軟包装物を数行数列に配置させた後、この状態でこれら
複数の物品を集積部に移送させて、該集積部において該
物品を複数段に集積させるようにした、物品搬送集積装
置が提案されている。
【0003】上記物品搬送集積装置は、図12に示すよ
うに、複数行複数列に配置した複数の物品の配列ピッチ
に合わせてそれぞれ形成した吸引孔101を有した吸引
プレート102と、該吸引プレート102を取り付ける
吸引ボックス103とを備えている。上記吸引プレート
102は、例えばスポンジ等から形成され、バキューム
ホース104が接続された吸引ボックス103の下面に
取り付けられるようになっている。
【0004】かかる物品搬送集積装置においては、上記
バキュームホース104よりバキュームさせることによ
り、上記吸引プレート102に形成されたそれぞれの吸
引孔101に対応して設けられる各々の物品105を吸
引ボックス103に吸引保持させるようにしている。
【0005】しかし、上記物品搬送集積装置では、物品
105を集積部に搬送させると、図13中矢印で示すよ
うに、該物品105が移送方向にふらつく。このため、
上記物品105がふらつかないように吸引力を高めるこ
とも考えられるが、物品105をパッケージしている袋
が延びたり破けたりする虞れがあり、該物品105がふ
らつかない程度に吸引力を高くすることができない。
【0006】このように、物品105がふらついた状態
で集積部に搬送されると、該集積部では、図14に示す
ように、該物品105の配列が乱れてしまう。このた
め、配列が乱れた複数段に集積された物品105を、一
方を固定ガイド106とし他方をシリンダー107の駆
動により移動可能とした移動ガイド108によって整列
させなければならない。
【0007】また、上記物品搬送集積装置では、物品1
05の大きさが変わると、該物品105の寸法に応じて
吸引プレート102を新たに作り直さなければならな
い。このように、かかる物品搬送集積装置においては、
集積部において乱れた物品105を整列させるといった
余分な工程が必要であると共に、異なる大きさの物品1
05に対応し切れないといった問題がある。
【0008】従って、本発明の目的は、複数行複数列に
配置させた複数の物品を集積部に搬送させるに際し、該
物品をふらつかせることなく搬送させ、該物品を乱れさ
せずに整列させて集積させることのできる物品搬送集積
方法及び物品搬送集積装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数行複数列に配置させた複数の物品を、各該物品に対
応してそれぞれ設けた吸着ヘッド及び外側に配置させた
該物品の側面を押さえる押さえ機構を有している物品搬
送集積装置によって吸引保持させた後、該物品搬送集積
装置を集積部に移動させて該物品を該集積部に載置させ
る動作を繰り返すことにより、複数行複数列に配置させ
た複数の該物品を複数段に集積させる物品搬送集積方法
であって、上記各物品をそれぞれの上記各吸着ヘッドで
吸引保持させた後、外側に配置させた該物品の側面を上
記押さえ機構により押さえて保持させた状態で該物品搬
送集積装置を上記集積部に移動させ、各該吸着ヘッドの
吸引を解除した後、上記押さえ機構を解除してそれぞれ
の該物品を該集積部に載置させるようにしたことを特徴
とする物品搬送集積方法を提供することにより、上記の
目的を達成したものである。
【0010】請求項2記載の発明は、複数行複数列に配
置させた複数の物品を吸引保持させた後、該物品を集積
部に移動させて該物品を該集積部に載置させる動作を繰
り返すことにより、複数行複数列に配置させた複数の該
物品を複数段に集積する物品搬送集積装置において、上
記各物品に対応してそれぞれ設けられる複数の吸着ヘッ
ドと、外側に配置させた該物品の側面を押さえる押さえ
機構とを備えており、上記各吸着ヘッドは、上記物品が
配列される縦方向及び横方向にそれぞれ移動可能とされ
ていることを特徴とする物品搬送集積装置を提供するこ
とにより、上記の目的を達成したものである。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項2記載の物
品搬送集積装置において、上記吸着ヘッドは、エアー吸
引により上記物品を吸引保持するようにしたことを特徴
とする物品搬送集積装置を提供することにより、上記の
目的を達成したものである。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項2又は3記
載の物品搬送集積装置において、上記押さえ機構は、シ
リンダー駆動により回動可能とされたリンク機構からな
ることを特徴とする物品搬送集積装置を提供することに
より、上記の目的を達成したものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した具体的な
一実施形態について図面を参照しながら詳細に説明す
る。本実施形態は、物品を複数行複数列に配置し、その
配置させた物品を集積部に搬送させて複数段に集積させ
た後、これら物品を包装袋に収納するパッケージ工程の
うち、複数行複数列に配置させた物品を集積部に搬送さ
せて集積させる工程に、本発明を適用したものである。
【0014】図1はパッケージ工程の一連の流れを示す
工程図、図2は集積した物品を収納袋に収納する様子を
示す斜視図、図3は物品搬送集積装置の正面図、図4は
図3に示す物品搬送集積装置のA−A線断面図、図5は
図3に示す物品搬送集積装置のB−B線における断面
図、図6は図3に示すC−C線断面図、図7は押さえ機
構の要部拡大正面図、図8は吸着ヘッドにエアーを供給
停止する吸引機構部の平面図、図9は複数行複数列に配
置させた物品を吸着ヘッドで吸引して該物品を取り出す
状態を示す正面図、図10は吸着ヘッドで吸引保持した
物品の側面を押さえ機構により押さえた状態を示す正面
図、図11は複数行複数列に吸引保持させた物品を集積
部に集積させる状態を示す正面図である。
【0015】先ず、本発明の物品搬送集積方法及び物品
搬送集積装置を説明する前に、複数段に集積させた物品
を包装袋に収納するパッケージ工程の一連の工程につい
て簡単に説明する。図1に示すように、生理用ナプキン
等を複数個まとめてパッケージした軟包装物からなる個
々の物品1を矢印A1で示すように右方向に送る。そし
て、物品1が横方向に2つ並んだ状態で、今度は矢印A
2で示すようにこれら物品1を配列部2に送る。次に、
上記工程を繰り返して上記物品1を4行2列に配置させ
る。
【0016】次いで、4行2列に配置させた物品1を、
後述する物品搬送集積装置を用いて吸引保持させた状態
で、矢印A3で示すように集積部3に搬送させる。そし
て、この工程を繰り返して、4行2列に配置させた物品
1を3段重ねとする。次に、集積させた物品1を、矢印
A4で示す右方向に移動させて両側のフラップ4a,4
bが開いた包装袋5内に押し込む。かかる状態を斜視図
として示すと図2に示す通りである。
【0017】そして、収納袋5内に収納した物品1を矢
印A5で示す横方向に送り、ホットメルトをフラップ4
a,4bに塗布した後、両側の該フラップ4a,4bを
ガイド等で閉じながら、次に、かかる物品1を矢印A6
で示す方向に送り、両側の該フラップ4a,4bを圧着
して接着させる。しかる後、パッケージした物品1を矢
印A7で示す次工程に送る。
【0018】本発明の物品搬送集積方法及び物品搬送集
積装置は、上記パッケージ工程のうち4行2列に物品1
を配置させる配列部2より、該物品1を集積部3に搬送
させて集積させる工程(A3)に適用される。
【0019】初めに、物品搬送集積装置について説明す
る。かかる物品搬送集積装置は、図3に示すように、複
数行複数列に配置させた複数の物品1を吸引保持させた
後、該物品1を集積部3に移動させて該物品1を該集積
部3に載置させる動作を繰り返すことにより、複数行複
数列に配置させた複数の該物品1を複数段に集積させる
ようにしたものである。
【0020】上記物品搬送集積装置は、図3ないし図6
に示すように、上記各物品1に対応してそれぞれ設けら
れる複数の吸着ヘッド6と、外側に配置させた該物品1
の側面1a,1bを押さえる押さえ機構7とを有し、こ
れら吸着ヘッド6及び押さえ機構7は、いずれも長方形
状をなす枠体として形成されるフレーム8に取り付けら
れた構成とされている。なお、ここでは、装置構成を明
瞭なものとするために、上記物品搬送集積装置を、本来
4行2列であるが2行2列に配置した物品1を搬送して
集積させる装置として説明する。
【0021】上記フレーム8には、図4に示すように、
その両方の短片部分にそれぞれレール9,10が取り付
けられている。そして、このレール9,10には、吸着
ヘッド6を保持させる一対のヘッド保持用スライダー1
1,12が移動可能に取り付けられている。すなわち、
各レール9,10には、それぞれ2つのヘッド保持用ス
ライダー11,12が、上記短片部分の両サイド寄りに
位置して移動可能に取り付けられている。
【0022】そして、上記各レール9,10に取り付け
られた一対のヘッド保持用スライダー11,12は、図
3、図4及び図6に示すように、丸棒状をなす連結バー
15によって連結されると共に、該連結バー15に対し
て移動可能に取り付けられている。
【0023】また、上記一対のヘッド保持用スライダー
11,12には、図3、図4及び図6に示すように、上
記吸着ヘッド6をスライド可能に支持する一対の丸棒状
のスライドレール13,14が取り付けられている。こ
れらスライドレール13,14は、所定間隔を置いて上
下に相対向して配置されており、その両基端部を止めね
じによって上記ヘッド保持用スライダー11,12に固
定させている。
【0024】上記吸着ヘッド6は、図4に示すように、
図8に示した吸引機構部16からのエアー吸引によって
物品1を吸引保持するように構成されている。そして、
この吸着ヘッド6の下端部には、物品1を吸引保持させ
るための蛇腹状の吸引部(吸盤)17が設けられてい
る。また、上記吸着ヘッド6の上端部には、上記吸引機
構部16に接続される連結ホース18が接続されてい
る。
【0025】上記吸引機構部16は、図8に示すよう
に、上記連結ホース18と接続される吸引ボックス19
と、該吸引ボックス19に接続ホース20を介して接続
されるブロア21と、該ブロア21の排気口22を開閉
するシリンダー23とを有している。上記吸着ヘッド6
によって物品1を吸引保持させるには、ブロア21によ
って排気を行い、上記吸引ボックス19に接続させたそ
れぞれの連結ホース18に連結される各吸着ヘッド6よ
り吸引を行う。
【0026】上記吸着ヘッド6による物品1の吸引を解
除させるには、シリンダー23のロッド先端に固定した
蓋24によってブロア21の排気口22を閉じると共
に、同時に吸引ボックス19に接続されたバルブ25を
開きエアーを流して残圧を除去させる。
【0027】上記構成の吸着ヘッド6は、物品1が配列
される縦方向及び横方向にそれぞれ移動可能とされてい
る。縦方向への移動(図6中矢印Xで示す方向)は、各
吸着ヘッド6に取り付けられた蝶ねじ26を操作するこ
とによって行う。かかる蝶ねじ26を操作させることに
よって、それぞれの吸着ヘッド6をスライドレール1
3,14の所望の位置にそれぞれスライドさせて固定さ
せることができる。
【0028】横方向への移動(図6中矢印Yで示す方
向)は、図3に示すように、レール9,10に設けられ
た蝶ねじ27と、ヘッド保持用スライダー11,12に
設けられた蝶ねじ28とを操作することにより行う。こ
れら蝶ねじ27,28を操作させることによって、連結
バー15に連結した一対のヘッド保持用スライダー1
1,12の取付間隔を調整することにより、各スライド
レール13,14に取り付けられた吸着ヘッド6の取り
付け間隔を調整することができる。
【0029】一方、押さえ機構7は、図3、図4及び図
7に示すように、物品1を押さえる押さえ板29と、該
押さえ板29を可動させる駆動機構とからなる。上記押
さえ板29は、図3及び図4に示すように、物品1の長
手方向における側面1a,1bを押さえて搬送時の該物
品1のふらつきを防止させるためのもので、長方形状を
なす板状体として形成され、その長手方向における両側
縁上部に連結アーム30,30をそれぞれ有している。
【0030】そして、上記押さえ板29の上記物品1と
接触する面には、該物品1に損傷等を与えないようにす
るためのスポンジ等からなる緩衝部材40が取り付けら
れている。この押さえ板29は、図7に示すように、そ
の両端の連結アーム30,30を上記フレーム8に対し
てアーム支持ピン31により取り付けることによって回
動可能とされている。
【0031】上記駆動機構は、フレーム8の四隅に設け
られたシリンダー32と、第1のリンク33及び第2の
リンク34とを有している。第1のリンク33は、シリ
ンダー32のロッド先端に取り付けられている。第2の
リンク34は、第1のリンク33と連結アーム30とを
それぞれ連結ピン35,36を介して可動自在に連結さ
れている。
【0032】上記構成の押さえ機構7においては、図3
に示すように、上記シリンダー32のロッドを同図中矢
印Aで示す方向に縮めると、上記第1のリンク33及び
第2のリンク34のリンク機構によって、上記物品1の
側面1a,1bが上記押さえ板29により押圧される。
その結果、個々の吸着ヘッド6によって吸引保持されて
いる物品1同士が密着してふらつくようなことがなくな
る。
【0033】一方、図7に示すように、上記シリンダー
32のロッドを同図中矢印Bで示す方向に伸ばすと、上
記第1のリンク33及び第2のリンク34のリンク機構
によって、上記物品1の側面1bより上記押さえ板29
が離れる。これにより、上記物品1の押さえが開放され
る。
【0034】次に、物品搬送集積方法について説明す
る。かかる方法は、複数行複数列に配置させた複数の物
品1を、各該物品1に対応してそれぞれ設けた吸着ヘッ
ド6及び外側に配置させた該物品1の側面1bを押さえ
る押さえ機構7を有している物品搬送集積装置によって
吸引保持させた後、該物品搬送集積装置を集積部3に移
動させて該物品1を該集積部3に載置させる動作を繰り
返すことにより、複数行複数列に配置させた複数の該物
品1を複数段に集積させる方法である。
【0035】横一列に並んだ2つの物品1を、図9に示
すように、シリンダーからなる横送り装置35により、
一対のローラ36,37によって回転するベルトコンベ
ア38に送る。すると、ベルトコンベア38によって搬
送された物品1は、該ベルトコンベア38上に配置され
た突き当て部材39に当接し、そこで搬送がストップさ
せられる。なお、突き当て部材39は固定されている。
【0036】次に、上記動作を繰り返して物品1が4行
2列に配置されたときに、上記押さえ板29を外側に開
いた状態として物品搬送集積装置を下降させ、各々の物
品1をそれぞれの吸着ヘッド6によって吸引させる。上
記吸着ヘッド6による吸引は、図8に示したように、ブ
ロア21の排気口22をシリンダー23のロッド先端に
取り付けた蓋24を後退させて開放させる。
【0037】そして、図10に示すように、この状態で
吸着ヘッド6を上方に移動させて上記ガイド部材39と
押さえ板29とが干渉しない位置となったときに、上記
押さえ機構7を動作させて該押さえ板29により上記物
品1の側面1a,1bを押圧保持させる。この結果、4
行2列に配列された物品1は、その両側より一対の押さ
え板29によって挟持された状態に互いに密着して保持
される。
【0038】次に、図示しないX−Yロボットで物品搬
送集積装置を集積部3の所定位置に移動させる。移動し
ている最中は、吸着ヘッド6に保持された各物品1が一
対の押さえ板29によって押圧保持された状態にあるの
で、互いの物品1が密着してふらつくようなことがな
い。そして、シリンダ23のロッド先端に取り付けた蓋
24によってブロア21の排気口22を閉じて吸着ヘッ
ド6による吸引を停止させる。これと同時に、バルブ2
5を開きエアーを流して残圧を除去させる。すると、吸
引が解除されて各吸着ヘッド6に保持されていた物品1
が集積部3に載置される。
【0039】続いて、押さえ機構7を駆動させて押さえ
板29を物品1から離し、その後、吸着ヘッド6を上方
に移動させる。そして、以上の工程を順次繰り返すこと
により、集積部3に4行2列に配置させた物品1を3段
重ねとする。このように、物品1を搬送させて集積部3
に集積させれば、該物品1を乱れさせずに整列させて集
積させることができる。
【0040】以上、本実施形態の物品搬送集積方法及び
物品搬送集積装置について説明したが、本発明は、上述
の実施形態に制限されることなく本発明の要旨を逸脱す
ることなく種々の変更が可能である。例えば、上述の実
施形態では、物品1の搬送方向と直交する方向(図1中
物品1の長手方向)に押さえ板29を設けたが、該物品
1の搬送方向(図1中物品1の短片方向)にも押さえ板
29を設けるようにしてもよい。または、物品1の搬送
方向にのみ押さえ板29を設けてもよい。
【0041】また、上述の実施形態では、4行2列に物
品1を配置したものを3段重ねるようにしたが、これに
制限されることなくそれ以上の複数行複数列に配置した
ものものを複数段に重ねるようにしてもよい。かかる場
合には、もちろん物品1の数に対応して吸着ヘッド6を
それぞれ設けるようにする。
【0042】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明によれば、複数行複数列に配置させた複数の物品を集
積部に搬送させるに際し、該物品をふらつかせることな
く搬送させ、該物品を乱れさせずに整列させて集積させ
ることのできる物品搬送集積方法及び物品搬送集積装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パッケージ工程の一連の流れを示す工程図であ
る。
【図2】集積した物品を収納袋に収納する様子を示す斜
視図である。
【図3】物品搬送集積装置の正面図である。
【図4】図3に示す物品搬送集積装置のA−A線断面図
である。
【図5】図3に示す物品搬送集積装置のB−B線におけ
る平面図である。
【図6】図3に示す物品搬送集積装置のC−C線断面図
である。
【図7】押さえ機構の要部拡大正面図である。
【図8】吸着ヘッドにエアーを供給停止する吸引機構部
の平面図である。
【図9】複数行複数列に配置させた物品を吸着ヘッドで
吸引して該物品を取り出す状態を示す正面図である。
【図10】吸着ヘッドで吸引保持した物品の側面を押さ
え機構により押さえた状態を示す正面図である。
【図11】複数行複数列に吸引保持させた物品を集積部
に集積させる状態を示す正面図である。
【図12】従来の物品搬送集積装置を示すもので、
(a)は吸引ボックスの正面図、(b)は吸引プレート
の平面図である。
【図13】従来の物品搬送集積装置を示すもので、物品
を搬送させたときに該物品がふらつく状態を示す正面図
である。
【図14】集積部において乱れた物品の配列を整列させ
る状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1 物品 2 配列部 3 集積部 6 吸着ヘッド 7 押さえ機構 16 吸引機構部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数行複数列に配置させた複数の物品
    を、各該物品に対応してそれぞれ設けた吸着ヘッド及び
    外側に配置させた該物品の側面を押さえる押さえ機構を
    有している物品搬送集積装置によって吸引保持させた
    後、該物品搬送集積装置を集積部に移動させて該物品を
    該集積部に載置させる動作を繰り返すことにより、複数
    行複数列に配置させた複数の該物品を複数段に集積させ
    る物品搬送集積方法であって、 上記各物品をそれぞれの上記各吸着ヘッドで吸引保持さ
    せた後、外側に配置させた該物品の側面を上記押さえ機
    構により押さえて保持させた状態で該物品搬送集積装置
    を上記集積部に移動させ、各該吸着ヘッドの吸引を解除
    した後、該押さえ機構を解除してそれぞれの該物品を該
    集積部に載置させるようにしたことを特徴とする物品搬
    送集積方法。
  2. 【請求項2】 複数行複数列に配置させた複数の物品を
    吸引保持させた後、該物品を集積部に移動させて該物品
    を該集積部に載置させる動作を繰り返すことにより、複
    数行複数列に配置させた複数の該物品を複数段に集積す
    る物品搬送集積装置において、 上記各物品に対応してそれぞれ設けられる複数の吸着ヘ
    ッドと、外側に配置させた該物品の側面を押さえる押さ
    え機構とを備えており、 上記各吸着ヘッドは、上記物品が配列される縦方向及び
    横方向にそれぞれ移動可能とされていることを特徴とす
    る物品搬送集積装置。
  3. 【請求項3】 上記吸着ヘッドは、エアー吸引により上
    記物品を吸引保持するようにしたことを特徴とする請求
    項2記載の物品搬送集積装置。
  4. 【請求項4】 上記押さえ機構は、シリンダー駆動によ
    り回動可能とされたリンク機構からなることを特徴とす
    る請求項2又は3記載の物品搬送集積装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011031933A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 Kyoto Seisakusho Co Ltd 包装物品ハンドリング装置
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