JPH10291460A - シートベルトリトラクタ取付構造 - Google Patents

シートベルトリトラクタ取付構造

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JPH10291460A
JPH10291460A JP10346797A JP10346797A JPH10291460A JP H10291460 A JPH10291460 A JP H10291460A JP 10346797 A JP10346797 A JP 10346797A JP 10346797 A JP10346797 A JP 10346797A JP H10291460 A JPH10291460 A JP H10291460A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat belt
belt retractor
reinforcement member
side body
stay
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10346797A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Toyoda
延男 豊田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Publication of JPH10291460A publication Critical patent/JPH10291460A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造により、車幅方向の力に対するシ
ートベルトリトラクタの支持強度を十分高める。 【解決手段】 サイドボディインナーパネル11にシー
トベルトリトラクタ13を取付けたシートベルトリトラ
クタ取付構造において、サイドボディアウターパネル1
2のピラー部12a,12bに第1のリーンフォースメ
ント部材15,21を配設し、サイドボディインナーパ
ネル11に、シートベルトリトラクタ13を取付けるた
めの第2のリーンフォースメント部材19を配設し、第
1のリーンフォースメント部材15,21の一部を切り
起こしてステー16を形成し、該ステーを第2のリーン
フォースメント部材19に結合した構成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートベルトリト
ラクタ取付構造に関し、詳しくは、サイドボディインナ
ーパネルにシートベルトリトラクタを取付けたシートベ
ルトリトラクタ取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、サイドボディインナーパネル
1にシートベルトリトラクタ2を収納するための穴3を
設け、該穴の下側に、シートベルトリトラクタ2を取付
けるためのナット5を溶着したリーンフォースメント部
材4を配設するようにしたシートベルトリトラクタ取付
構造がある(図9および図10参照)。シートベルトリ
トラクタ2は、リーンフォースメント部材4を利用し
て、そのナット5にボルト6を締結することによって、
サイドボディインナーパネル1に取付けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のシー
トベルトリトラクタ取付構造では、サイドボディインナ
ーパネル1が一般的に厚さ0.7mm程度の鋼板で形成
されている。また、シートベルトリトラクタ2は、片持
ち支持タイプのリーンフォースメント部材4によって一
ヶ所で支えられている。このため、車幅方向の力に対す
るシートベルトリトラクタ2の支持強度が十分でなかっ
た。本発明は、上記実情に鑑みてなされたもので、簡単
な構造により、車幅方向の力に対するシートベルトリト
ラクタの支持強度を十分高めることができるシートベル
トリトラクタ取付構造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、サイドボディインナーパネルにシート
ベルトリトラクタを取付けたシートベルトリトラクタ取
付構造において、サイドボディアウターパネルのピラー
部に第1のリーンフォースメント部材を配設し、上記サ
イドボディインナーパネルに、シートベルトリトラクタ
を取付けるための第2のリーンフォースメント部材を配
設し、上記第1のリーンフォースメント部材の一部を切
り起こしてステーを形成し、該ステーを上記第2のリー
ンフォースメント部材に結合した構成としている。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るシートベルト
リトラクタ取付構造の実施例について、添付図面を参照
しながら詳細に説明する。図1〜図7は、本発明に係る
シートベルトリトラクタ取付構造の一実施例を示すもの
である。
【0006】本実施例のシートベルトリトラクタ取付構
造は、2ドアタイプ車両10のサイドボディインナーパ
ネル11のセンターピラー部11aとサイドボディアウ
ターパネル12のセンターピラー部12aとの間にシー
トベルトリトラクタ13を取付けるようにしたものであ
る。すなわち、サイドボディインナーパネル11のセン
ターピラー部11aの下部には、シートベルトリトラク
タ13を収納して取付けるための穴14が形成されてい
る。サイドボディアウターパネル12のセンターピラー
部12aには、第1のリーンフォースメント部材15が
配設されている。第1のリーンフォースメント部材15
には、その一部を切り起こして、ステー16が形成され
ている。ステー16は、その中央部に長手方向を向けて
断面略U字形状のビード17が形成され、これによっ
て、その剛性が高められている。
【0007】また、サイドボディインナーパネル11に
は、その穴14の下方に、シートベルトリトラクタ取付
用ナット18を溶接した第2のリーンフォースメント部
材19が配設されている。シートベルトリトラクタ13
は、第2のリーンフォースメント部材19とともにボル
ト20を用いてサイドボディインナーパネル11に固定
されている。第1のリーンフォースメント部材15のス
テー16は、第2のリーンフォースメント部材19に溶
接によって接合されている。これによって、シートベル
トリトラクタ13は、第2のリーンフォースメント部材
19によって補強されるとともに、ステー16を介して
第1のリーンフォースメント部材15によっても補強さ
れている。したがって、シートベルトリトラクタ13
は、第1のリーンフォースメント部材15および第2の
リーンフォースメント部材19によって車幅方向に対し
て十分な支持強度でもって補強される。
【0008】図8は、本発明に係るシートベルトリトラ
クタ取付構造の他の実施例を示すものである。なお、説
明の便宜上、図8において、図1〜図7に示した要素と
同一機能を有するものについては同一符号を付し、それ
らの詳細な説明を省略する。本実施例では、4ドアタイ
プの車両に本発明を適用したものである。すなわち、こ
の場合には、サイドボディアウターパネル12のセンタ
ーピラー部12aのみならず、そのリヤピラー部12b
に配設されるリーンフォースメント部材21にもステー
16を形成し、リヤシートのためのシートベルトリトラ
クタ(図示せず)の支持強度を高めるようにしたもので
ある。本実施例においても、上記実施例の場合と同様の
作用効果を得ることができる。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るシー
トベルトリトラクタの取付構造によれば、サイドボディ
インナーパネルにシートベルトリトラクタを取付けたシ
ートベルトリトラクタ取付構造において、サイドボディ
アウターパネルのピラー部に第1のリーンフォースメン
ト部材を配設し、上記サイドボディインナーパネルに、
シートベルトリトラクタを取付けるための第2のリーン
フォースメント部材を配設し、上記第1のリーンフォー
スメント部材の一部を切り起こしてステーを形成し、該
ステーを上記第2のリーンフォースメント部材に結合し
た構成としているので、次のような効果を得ることがで
きる。
【0010】すなわち、本発明では、上記第1のリーン
フォースメント部材のステーを上記第2のリーンフォー
スメント部材に結合したので、上記シートベルトリトラ
クタの取付部の剛性を向上させることができることがで
きるとともに、上記シートベルトリトラクタを、上記第
2のリーンフォースメント部材に加えて上記第1のリー
ンフォースメント部材によっても補強することができ
る。したがって、本発明では、車幅方向の力に対する上
記シートベルトリトラクタの支持強度を十分高めること
ができる。しかも、上記ステーを設けるだけで実施でき
る簡単な構造としたので、安価に実施することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシートベルトリトラクタ取付構造
を適用した2ドアタイプの車両を示す斜視図である。
【図2】本発明に係るシートベルトリトラクタ取付構造
の一実施例を示すもので、詳しくは2ドアタイプの車両
に適用した場合のサイドボディインナーパネルを示す正
面図である。
【図3】本発明に係るシートベルトリトラクタ取付構造
の一実施例の要部を拡大して示す正面図である。
【図4】図3におけるA−A線断面図である。
【図5】図4におけるB−B線断面図である。
【図6】本発明に係るシートベルトリトラクタ取付構造
の一実施例のステーを示す斜視図である。
【図7】図3におけるC−C線断面図である。
【図8】本発明に係るシートベルトリトラクタ取付構造
の他の実施例を示すもので、4ドアタイプの車両に適用
した場合の例を示す正面図である。
【図9】従来のシートベルトリトラクタ取付構造を示す
正面図である。
【図10】図9におけるD−D線断面図である。
【符号の説明】
10 車両 11 サイドボディインナーパネル 12 サイドボディアウターパネル 11a,12a センターピラー部 12b リヤピラー部 13 シートベルトリトラクタ 14 穴 15,21 第1のリーンフォースメント部材 16 ステー 17 ビード 18 ナット 19 第2のリーンフォースメント部材 20 ボルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サイドボディインナーパネルにシートベ
    ルトリトラクタを取付けたシートベルトリトラクタ取付
    構造において、サイドボディアウターパネルのピラー部
    に第1のリーンフォースメント部材を配設し、上記サイ
    ドボディインナーパネルに、シートベルトリトラクタを
    取付けるための第2のリーンフォースメント部材を配設
    し、上記第1のリーンフォースメント部材の一部を切り
    起こしてステーを形成し、該ステーを上記第2のリーン
    フォースメント部材に結合したことを特徴とするシート
    ベルトリトラクタ取付構造。
JP10346797A 1997-04-21 1997-04-21 シートベルトリトラクタ取付構造 Pending JPH10291460A (ja)

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JP10346797A JPH10291460A (ja) 1997-04-21 1997-04-21 シートベルトリトラクタ取付構造

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Publications (1)

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JPH10291460A true JPH10291460A (ja) 1998-11-04

Family

ID=14354823

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006160016A (ja) * 2004-12-06 2006-06-22 Fuji Heavy Ind Ltd リトラクタブラケット構造
JP2010143471A (ja) * 2008-12-19 2010-07-01 Daihatsu Motor Co Ltd 車両におけるシートベルト装置

Cited By (3)

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JP4727976B2 (ja) * 2004-12-06 2011-07-20 富士重工業株式会社 リトラクタブラケット構造
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