JPH1029097A - 回転式粉末圧縮成形機 - Google Patents

回転式粉末圧縮成形機

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JPH1029097A
JPH1029097A JP18293596A JP18293596A JPH1029097A JP H1029097 A JPH1029097 A JP H1029097A JP 18293596 A JP18293596 A JP 18293596A JP 18293596 A JP18293596 A JP 18293596A JP H1029097 A JPH1029097 A JP H1029097A
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    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/0082Dust eliminating means; Mould or press ram cleaning means

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Abstract

(57)【要約】 【課題】いわゆるリング錠を圧縮成形ものでは、中心杵
が必要になるが、中心杵を挿入する上杵の穴に圧縮整形
時に粉末が侵入し、クリアランスを狭くすることがあ
る。 【解決手段】フレーム1内の水平回転可能な回転盤3
に、複数の臼4を所定のピッチで設け、かつ各臼4の上
下に上杵5及び下杵6を上下摺動可能に保持させてお
き、杵先を臼4内に挿入した上杵5と下杵6とを上ロー
ルと下ロール間を通過させることにより臼4内に充填し
た粉末を圧縮成形するようにした回転式粉末圧縮成形機
が、下杵6の杵先の水平方向の中央に下杵6の杵先を貫
通し、かつ臼4に対して固定して立設される中心杵7
と、上杵5の杵先の水平方向の中央に穿設されて圧縮成
形時に中心杵7が挿入される中央穴51と、所定のタイ
ミングで中央穴51に空気流を生成する空気流生成手段
とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉末を圧縮して錠
剤等を成形するための回転式粉末圧縮成形機に関し、特
に、中央に貫通孔を有する成形品を成形するための中心
杵を具備する回転式粉末圧縮成形機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、錠剤や電子部品等を成形するため
の回転式粉末圧縮成形機として、フレーム内に回転盤を
立シャフトを介して水平回転可能に配設し、その回転盤
に複数の臼を所定のピッチで設けるとともに、各臼の上
下に上杵及び下杵を上下摺動可能に保持させておき、杵
先を臼内に挿入した上杵と下杵とを上ロールと下ロール
間を通過させることにより臼内に充填した粉末を圧縮成
形するようにしたものが知られている。このような回転
式圧縮成形機にあって、いわゆるリング錠と呼ばれる中
央に貫通孔を有するドーナツ状の成形品を成形するため
に、下杵の杵先の中央から中心杵を突出させ、上杵の杵
先の中央にその中心杵が挿入される中央穴を設けた構成
のものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、粉末を臼内
に充填し圧縮する場合、粉末内の空気が圧縮された際に
粉末外に噴出し、臼と下杵及び上杵とのクリアランスか
ら、その噴出した空気により粉末が上下方向の外部に散
乱することがある。リング錠用のものでは、粉末は中心
杵と中央穴とのクリアランスから中央穴内にも散乱す
る。通常、中央穴は、杵先には開口するものの、上杵を
貫通する構造ではない。したがって、中央穴内に停止し
た粉末は、そのまま内部に留まることになる。このよう
な粉末の動きを考慮して、中央穴の側面に外部と連通す
る空気抜きのための貫通孔を設けたものがある。
【0004】しかしながら、そのような貫通孔が設けて
あっても、長時間使用していると中央穴内に侵入した粉
末がその内壁に付着することがある。すなわち、中央穴
の内径が大きいものでは、圧縮時に粉末内空気が貫通孔
から外部に流出されやすいが、内径の小さいものでは空
気の流れが少なく、粉末が外部に移動しない。このた
め、粉末が中央穴内部に付着すると、中心杵が正常に挿
入されず、成形が正常に行えなくなるので、定期的に中
央穴の清掃を実施する必要性が生じる。この場合、電子
部品等で中央穴の径が小さい成形品を製造するための成
形機では、一旦粉末が付着すると、上杵と中心杵とのク
リアランスが小さくなるために、上杵を破損することが
ある。このために、清掃の頻度を多くすると、稼働率が
低下することがあった。
【0005】本発明は、このような不具合を解消するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、次のような手段を講じたものであ
る。すなわち、本発明に係る回転式圧縮成形機は、成形
品の中央に貫通孔を形成するための中心杵が下杵の摺動
方向に立設され、その中心杵が挿入される上杵の杵先の
中央穴に所定のタイミングで空気流を生成するための空
気流生成手段を備えるものである。そして、空気流生成
手段による空気流により、中央穴の清掃が圧縮成形毎に
実行されるので、中央穴に粉末が付着することが抑制さ
れ、稼働率を向上させることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、フレーム内に回転盤を
立シャフトを介して水平回転可能に配設し、その回転盤
に複数の臼を所定のピッチで設けるとともに、各臼の上
下に上杵及び下杵を上下摺動可能に保持させておき、杵
先を臼内に挿入した上杵と下杵とを上ロールと下ロール
間を通過させることにより臼内に充填した粉末を圧縮成
形するようにした回転式粉末圧縮成形機において、下杵
の杵先の水平方向の中央に下杵の杵先を貫通し、かつ臼
に対して固定して立設される中心杵と、上杵の杵先の水
平方向の中央に穿設されて圧縮成形時に中心杵が挿入さ
れる中央穴と、所定のタイミングで中央穴に空気流を生
成する空気流生成手段とを具備することを特徴とする回
転式粉末圧縮成形機である。
【0008】空気流生成手段としては、それぞれの杵の
中央穴と各別に連通可能に形成される空気流路と、これ
らの空気流路を介して対応する中央穴に各別に圧縮空気
を供給する圧縮空気供給装置とを具備してなるものが好
ましい。このような圧縮空気を噴射するものでは、噴射
のタイミングとしては、例えば、上杵が回転盤から最も
高い位置に案内された際に一致させればよい。また、空
気流生成手段としては、それぞれの杵の中央穴と各別に
連通可能に形成される空気流路と、これらの空気流路を
介して対応する中央穴の空気を各別に吸引する空気吸引
装置とを具備するものであってもよい。この場合は、例
えば、圧縮成形時あるいはその直後に空気を吸引して空
気流を生成するように構成するのが好ましい。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1〜5を参照
して説明する。この回転式粉末圧縮成形機は、フレーム
1内に回転盤3を立シャフト2を介して水平回転可能に
配設し、その回転盤3に複数の臼4を所定のピッチで設
けるとともに、各臼4の上下に上杵5及び下杵6を上下
摺動可能に保持させてある。上杵5と下杵6とのそれぞ
れの先端を臼4に挿入した状態で、予圧ロール対8を構
成する予圧上ロール81と予圧下ロール82と本圧ロー
ル対9を構成する本圧上ロールと本圧下ロールとのそれ
ぞれの間をこの順序で通過させると、臼4内に充填した
粉末を圧縮成形し得るように、それぞれの上ロールと下
ロールとが立シャフト2を中心として回転盤3の上下位
置に配設してある。そしてその臼4内に粉末を充填する
粉末充填機構PSが、回転盤3の上方から回転盤3に向
けて取り付けられている。
【0010】フレーム1の略中央部には軸受21により
軸支された立シャフト2が配設してあり、この立シャフ
ト2の下端近傍にウォームホィール22が固定してあ
り、このウォームホィール22にウォーム23及びベル
ト24を介してモータ25の回転駆動力が伝達されるよ
うになっている。そして、この立シャフト2の上端近傍
に、3つの機能部分に分けられる回転盤3が固定してあ
る。回転盤3は、その下側部分に設けられて下杵6を上
下摺動可能に保持する下杵保持部31と、上側部分に設
けられて上杵5を上下摺動可能に保持する上杵保持部3
2と、その上杵保持部32と下杵保持部31との間に設
けられて、臼4を着脱可能に嵌装するための臼取付孔3
3aが同一円周上に複数個設けてある臼部33とから構
成されている。上杵保持部32及び下杵保持部31は、
上杵5及び下杵6を摺動移動可能に保持するための杵保
持孔32a,31aがそれぞれ複数穿設されている。
【0011】この実施例における臼4は、円柱形状をし
ており、2か所に臼孔41を有し、同時に2個の成形品
が製造できるようになっている。すなわち、臼孔41
は、その平面形状が正方形で、直径方向の直線上に、臼
4の中心に対して対称に所定間隔をあけて2か所に設け
られている。なお、臼孔41は、2つに限定されるもの
でなく、成形品の大きさにより増減されるものであって
よい。
【0012】回転盤3に保持された上杵5は、立シャフ
ト2の上端近傍に取り付けられた案内レールにより、粉
末充填機構PSの近傍で最も高い位置まで案内され、上
ロール81に達する位置ではその上ロール81下に入り
込む低い位置にまで案内されるようになっている。この
実施例の上杵5は、臼4に合わせて2本の杵先たる上杵
先端部5a,5aを有している。それぞれの上杵先端部
5a,5aは、臼孔41に対応して横断面形状を正方形
に形成してあり、水平方向の中央すなわち対角線の交点
位置の正方形の中央には、摺動方向に長尺の、下杵6の
中央から突出する中心杵7が挿入される中央穴51が設
けてある。この中央穴51は、一方端が上杵5の端部す
なわち上杵先端部5a,5aの下端に開口し、その他方
端は上杵5内においてそれぞれが、水平外側方向に延長
される連通穴52に連通する。この連通穴52は、空気
流生成手段の空気流路を構成するもので、上杵5が所定
位置すなわちフィードシューFSの取付位置近傍で上杵
5が周方向において高い位置に案内されている位置で、
上杵用ブッシュUBに設けられた貫通孔UB1及び上杵
保持部32の横孔321に連通する。この時、連通穴5
2、貫通孔UB1及び横孔321により空気流路が形成
される。この連通穴52、貫通孔UB1及び横孔321
は、それぞれの上杵5毎に各別に設けられるもので、隣
り合う上杵5に対して設けられるものとは連通するもの
でない。
【0013】それぞれの横孔321は、上杵保持部32
に対して摺接するように、フィードシューFSに取付台
BRを介して固定される連結ブロックたるエア吹き付け
カバーABの凹部AB1に、各別に言い換えれば1つず
つ連通する。エア吹き付けカバーABは、上杵保持部3
2に気密に摺接しており、上杵保持部32の周方向に長
尺の凹部AB1が、配管取付部AB2により空気流生成
手段たるエアコンプレッサACに接続管路AC1を介し
て連通し得るようになっている。このエア吹き付けカバ
ーABの凹部AB1は、回転盤3の回転方向に長い内法
寸法を有しており、回転盤3が回転することにより、そ
の内法寸法に対応した期間、1回に1つの横孔321と
連通穴52と中央穴51と連通するもので、空気流生成
手段の一部をなすものである。この横方向の内法寸法を
変えることにより、空気流を生成している時間を調整す
ることができる。そして、図2に示すように、凹部AB
1の縦内法が最も大きく、横孔321、貫通孔UB1、
連通孔54になるにしたがってその内径が小さくなるよ
うに、それぞれが形成してある。これにより、常時エア
コンプレッサACから送り出される十分な圧力の圧縮空
気により、中央穴51に、その内部の粉末を吹き出す方
向に空気流が生成される。エア吹き付けカバーABと接
続管路AC1とエアコンプレッサACとにより、連通穴
52、貫通孔UB1及び横孔321からなる空気流路を
介して対応する中央穴51に各別に圧縮空気を供給する
圧縮空気供給装置が構成される。
【0014】取付台BRは、粉末回収部BR1を有して
いる。この粉末回収部BR1は、圧縮空気が中央穴51
に噴射された際に、中央穴51に付着していた粉末がフ
ィードシューFS部分にある粉末に混入しないように、
中央穴51から放出された時点で回収するもので、水平
に上杵5の真下位置まで延出してある。また、下杵6
は、回転盤3の下側に設けられた低下器により上下さ
れ、本圧下ロールによる圧縮が終了した後、圧縮により
成形された成形物を臼4から取り出す際に最高位置まで
案内されるようになっている。この実施例における下杵
6は、臼孔41に対応して、上杵5同様に2本の下杵先
端部6a,6aを有している。そして、これら下杵先端
部6a,6aの基端側は、下杵6内部が空洞になってお
り、中心杵7の基端部分7aが収納してある。なお、図
2において、紙面右側の下杵先端部6aは、下杵6が低
い位置に案内された場合すなわち粉末充填時の状態を示
してあり、一方、紙面左側の下杵先端部6aは、下杵6
が高い位置に案内された場合すなわち成形品取り出し時
の状態を示してある。
【0015】中心杵7は、下杵保持部31に取り付けら
れた下杵ブッシュLBに中心杵固定ピン71によりその
基端部分7aが固定してある。すなわち、下杵6の回転
盤3の径方向に対向する側壁には、中心杵固定ピン71
の案内窓63が設けてあり、中心杵7の基端部分7aを
貫通した中心杵固定ピン71の両端がその案内窓63か
ら突出して下杵ブッシュLBに固定される。これによ
り、中心杵7の先端7bは臼4の上面と同一に固定さ
れ、一方、下杵6は中心杵固定ピン71が案内窓63内
を貫通しているので、中心杵固定ピン71とは独立に上
下する。
【0016】このような構成において、粉末がそれぞれ
の臼孔41に充填され、上杵5と下杵6とにより圧縮さ
れると、臼孔41内の粉末のごく一部は、粉末と混在し
ている空気により臼4外に散乱して、下杵先端部6aと
臼孔41との間、下杵先端部6aと中心杵7との間、上
杵先端部5aと臼孔41との間、及び中心杵7と中央穴
51との間のそれぞれのクリアランスに侵入する。
【0017】この内、中央穴51に侵入した一部の粉末
は、圧縮により生じた上方への空気流によりその内部深
くに達して、圧縮の間に自重で落下することなくその内
壁に付着することがある。成形物を臼4から排出後、エ
ア吹き付けカバーABの位置まで上杵5が来ると、その
上杵5の中央穴51と、凹部AB1、横穴321、貫通
孔UB1及び連通穴52とが連通し、エアコンプレッサ
ACからの圧縮空気が中央穴51内に噴出して、中央穴
51下方向への空気流が生成される。すなわち、中央穴
51には、所定のタイミングである圧縮成形の後の再度
粉末が臼穴41に充填されるタイミングで空気流が生成
される。この空気流により、中央穴51内壁に付着して
いた粉末が剥がれ落ち、粉末回収部BR1に達する。
【0018】このように、上杵5の中央穴51内の粉末
は、次回の圧縮成形のために粉末が臼孔41内に充填さ
れる際に粉末回収部BR1に回収されるので、中央穴5
1に累積して付着することがない。したがって、中央穴
51の内径が小さくなり、そのような中央穴51に無理
やり中心杵7が挿入されることがなくなり、上杵5を破
損することが防止できる。また、圧縮成形開始前に毎回
中央穴51を清掃することになるので、中央穴51に付
着する粉末は略皆無になり、中央穴51と中心杵7との
摩擦が小さくなり、耐久性が向上する。特に、電子部品
のような細長くて中央の貫通孔が細い成形品の場合、中
心杵7の外径に対して長さが長くなるので、中央穴51
と中心杵7間の摩擦力が大きくならないことは、耐久性
を向上させる上で特に効果的である。
【0019】なお、本発明は以上に説明した実施例に限
定されるものではない。例えば、エアコンプレッサのか
わりに、吸引掃除機のような空気と粉末とを同時に吸引
し、粉末だけをフィルタにより回収する形式の集塵機あ
るいはファンにより中央穴51の空気を吸引する真空ポ
ンプ等を使用するものであってもよい。すなわち、集塵
機により、中央穴51内に下側の開口から空気が吸入さ
れ、連通穴52、貫通孔UB1、横穴321、及び凹部
AB1へと流れる空気流が生成される。この例の場合、
中央穴51に残留もしくは付着した粉末は、上記実施例
の場合と異なり、中央穴51から吸い出されるものであ
る。したがって、集塵機とエア吹き付けカバーABと接
続管路AC1とにより、それぞれの空気流路を介して対
応する中央穴51の空気を各別に吸引する空気吸引装置
が構成される。
【0020】集塵機は、中央穴51内に中央穴51の下
側開口から連通孔UB1側に流れる空気流を生成する吸
引力を有するものであればよく、生成された空気流によ
り中央穴51内部の粉末が連通孔UB1側に吸い出され
るものであればよい。したがって、エア吹き出しカバー
ABの取付位置は、上記実施例と同じあってもよいが、
予圧縮と本圧縮とを行っている間、つまり、圧縮動作に
より臼孔41内に充填された粉末に混入する空気が臼孔
41から噴出するタイミングの位置に設定するのが好ま
しい。この場合、予圧ロール対8と本圧ロール対9とに
対応する2か所にエア吹き出しカバーABを固定するも
のであってよい。このような位置にエア吹き出しカバー
を固定することにより、噴出した空気とともに微量の粉
末を吸引することができ、そのような粉末が中央穴51
に残留したり付着したりすることを効率よく防止するこ
とができる。
【0021】その他、各部の構成は図示例に限定される
ものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変
形が可能である。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、上杵に
中心杵を挿入する中央穴がある場合に、所定のタイミン
グでその中央穴に空気流を生成することにより、圧縮成
形の際に侵入する粉末を定期的に圧縮成形動作を停止す
ることなくその中央穴から排除することができる。した
がって、常時、中心杵と中央穴との間に、所定のクリア
ランスを維持することができ、中心杵の挿入時の摩擦力
が増大するのを防止することができる。また、摩擦力が
増大した状態で中心杵を挿入することがなくなるので、
上杵を破損することを防止することができ、耐久性を向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正面断面図。
【図2】同実施例の要部を拡大して示す断面図。
【図3】同実施例の回転盤部分の上面図。
【図4】同実施例の中心杵の斜視図。
【図5】同実施例のエア吹き付けカバーの斜視図。
【符号の説明】 1…フレーム 2…立シャフト 3…回転盤 4…臼 5…上杵 5a…上杵先端部 6…下杵 6a…下杵先端部 7…中心杵 8…予備ロール対 9…本圧ロール対 AB…エア吹き付けカバー AB1…凹部 51…中央穴 52…連通穴 UB1…貫通孔 321…横孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレーム内に回転盤を立シャフトを介して
    水平回転可能に配設し、その回転盤に複数の臼を所定の
    ピッチで設けるとともに、各臼の上下に上杵及び下杵を
    上下摺動可能に保持させておき、杵先を臼内に挿入した
    上杵と下杵とを上ロールと下ロール間を通過させること
    により臼内に充填した粉末を圧縮成形するようにした回
    転式粉末圧縮成形機において、 下杵の杵先の水平方向の中央に下杵の杵先を貫通し、か
    つ臼に対して固定して立設される中心杵と、上杵の杵先
    の水平方向の中央に穿設されて圧縮成形時に中心杵が挿
    入される中央穴と、所定のタイミングで中央穴に空気流
    を生成する空気流生成手段とを具備することを特徴とす
    る回転式粉末圧縮成形機。
  2. 【請求項2】空気流生成手段が、それぞれの杵の中央穴
    と各別に連通可能に形成される空気流路と、これらの空
    気流路を介して対応する中央穴に各別に圧縮空気を供給
    する圧縮空気供給装置とを具備してなることを特徴とす
    る請求項1記載の回転式粉末圧縮成形機。
  3. 【請求項3】空気流生成手段が、それぞれの杵の中央穴
    と各別に連通可能に形成される空気流路と、これらの空
    気流路を介して対応する中央穴の空気を各別に吸引する
    空気吸引装置とを具備してなることを特徴とする請求項
    1記載の回転式粉末圧縮成形機。
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JP2905447B2 (ja) 1999-06-14

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