JPH10290352A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JPH10290352A
JPH10290352A JP9099087A JP9908797A JPH10290352A JP H10290352 A JPH10290352 A JP H10290352A JP 9099087 A JP9099087 A JP 9099087A JP 9908797 A JP9908797 A JP 9908797A JP H10290352 A JPH10290352 A JP H10290352A
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隆志 坂山
Masahiro Mochizuki
昌宏 望月
Yoshiaki Tezuka
芳明 手塚
Kosuke Sakaki
浩亮 榊
Nobuyuki Kudo
信行 工藤
Yoshihiro Maei
佳博 前井
Hirotaka Kawabata
広隆 川畑
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画情報の再送を行なっても画情報エラーが解
消されない場合であっても再送シーケンスを中断して回
線を開放することができる通信端末装置を得る。 【解決手段】 ITU−T勧告T.30手順のフェーズ
Bまでの動作が終了すると、画情報再送カウンタに0を
設定し(202)、1ページ目の画情報の送信を行なっ
た(204)後、PPS・Q信号を送信する(20
6)。その後、応答局から受信した信号がPPR信号で
あるか否かの判定を行ない(208)、PPR信号以外
の信号である場合にはITU−T勧告T.30手順に移
行し(210)、PPR信号である場合には画情報再送
カウンタの値が所定の再送上限値と等しいか否かを判定
し(212)、等しくない場合には画情報再送カウンタ
に1を加算した(214)後に画情報の再送を行なった
(216)後、ステップ206へ戻る。一方、ステップ
212において画情報再送カウンタの値が再送上限値と
等しいと判定された場合には再送停止処理ルーチンを実
行する(218)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信端末装置に係
り、より詳しくは、予め定められた通信手順を実行して
画情報を送信すると共に、エラーが発生したときに画情
報を再送する機能を有する通信端末装置に関する。この
際の通信手順には、ITU−T勧告T.30、ITU−
T勧告T.30 ANNEXF等の通信手順がある。
【0002】なお、ITU−Tとは、International Te
lecommunications Union−Telecommunications Standar
dization Sector 、即ち国際電気通信連合の電気通信標
準化部門を意味する。
【0003】また、当明細書では、以下の各種信号につ
いては、対応する略語にて表記する。
【0004】
【表1】
【0005】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置等の通信端末装
置において画情報を送信する際に、画情報フレームエラ
ー等の画情報エラーが発生した場合に画情報の再送を行
なっても画情報エラーが解消されない場合等に、画情報
の再送を停止するためのコマンド信号の送信基準は特に
勧告化されていない。このため、従来は、例えばドイツ
における規格のように画情報の再送が4回行なわれた場
合に送信されるCTC信号が2400bpsの通信速度
を指示した後に再送シーケンスを行ない、この場合でも
画情報エラーがなくならずに再びCTC信号を送信する
タイミングで再送終了を示すEOR信号を送信する、と
いう技術等が利用されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術では、CTC信号は通信速度の変更を行なうこ
とはできるが、必ずしも通信速度を下げる必要はなく、
例えば通信速度を14400bpsで画情報の送信を開
始し、フレームエラーの発生により再送シーケンスに入
り、CTC信号で通信速度を変更しない場合、フレーム
エラーが発生する限りCTC信号で2400bpsに通
信速度を指示することがないため、再送シーケンスを終
了することができないという問題点があった。
【0007】一方、従来より、ITU−Tにおいて、1
4400bpsを超える33600bpsまでの2線式
全2重モデムの規格がV.34として勧告されており、
このV.34をファクシミリ装置の通信手順に応用する
規格として、ITU−T勧告T.30 ANNEXFが定めら
れているが、このITU−T勧告T.30 ANNEXFでは
CTC信号は使用されないため、EOR信号を送信する
タイミングを判断することができないという問題点があ
った。
【0008】本発明は、上記問題点を解消するために成
されたものであり、画情報の再送を行なっても画情報エ
ラーが解消されない場合であっても再送シーケンスを中
断して回線を開放することができる通信端末装置を提供
することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に第1の発明は、予め定められた通信手順を実行して画
情報を送信すると共に、エラーが発生したときに画情報
を再送する送信手段と、画情報の再送回数を計数する計
数手段と、画情報の再送回数の上限値を記憶した記憶手
段と、前記計数手段により計数された画情報の再送回数
と前記再送回数の上限値とが一致した場合に画情報の再
送を停止する再送停止手段と、を備えている。
【0010】上記第1の発明によれば、予め定められた
通信手順が送信手段により実行されて画情報が送信され
た際に、エラーが発生したときには画情報が送信手段に
より再送される。なお、この際の通信手順としては、I
TU−T勧告T.30、ITU−T勧告T.30 ANNEX
F等がある。
【0011】また、送信手段により画情報の再送が行な
われた場合には、計数手段により画情報の再送回数が計
数され、計数手段により計数された画情報の再送回数と
記憶手段に予め記憶された画情報の再送回数の上限値と
が一致した場合に再送停止手段により画情報の再送が停
止される。
【0012】このように、上記第1の発明によれば、画
情報の再送回数と予め記憶された再送回数の上限値とが
一致した場合に画情報の再送が停止されるので、画情報
の再送を行なっても画情報エラーが解消されない場合で
あっても再送シーケンスを中断して回線を開放すること
ができる。
【0013】なお、上記第1の発明において、前記計数
手段は、所定通信速度以下で再送された再送回数を計数
することが好ましく、更にこの際に、前記計数手段は、
前記所定通信速度より速い通信速度で画情報を再送した
場合、それまでの計数値を初期値に設定することが好ま
しい。このように所定通信速度以下で再送された再送回
数のみを計数手段により計数することによって、再送停
止手段における再送の停止を判定する基準を厳しくする
ことができる。この際の所定通信速度としては、例えば
画情報の送信時のエラーが比較的発生しにくい2400
bpsを適用することができる。
【0014】また、上記第1の発明において、訂正続行
信号の送信回数の上限値が予め与えられている場合に
は、前記記憶手段に記憶された画情報の再送回数の上限
値は、訂正続行信号の送信回数の上限値に基づいて決定
することが好ましい。
【0015】第2の発明は、予め定められた通信手順を
実行して画情報を送信すると共に、エラーが発生したと
きに画情報を再送する送信手段と、画情報の再送時に用
いられるコマンドの送信回数を計数する計数手段と、前
記画情報の再送時に用いられるコマンドの送信回数の上
限値を記憶した記憶手段と、前記計数手段により計数さ
れたコマンドの送信回数と前記送信回数の上限値とが一
致した場合に画情報の再送を停止する再送停止手段と、
を備えている。
【0016】上記第2の発明によれば、予め定められた
通信手順が送信手段により実行されて画情報が送信され
た際に、エラーが発生したときには画情報が送信手段に
より再送される。なお、この際の通信手順としては、I
TU−T勧告T.30、ITU−T勧告T.30 ANNEX
F等がある。
【0017】また、送信手段により画情報の再送が行な
われる場合には、計数手段により画情報の再送時に用い
られるコマンドの送信回数が計数され、計数手段により
計数された画情報の再送時に用いられるコマンドの送信
回数と記憶手段に予め記憶された画情報の再送時に用い
られるコマンドの送信回数の上限値とが一致した場合に
再送停止手段により画情報の再送が停止される。
【0018】このように、上記第2の発明によれば、画
情報の再送時に用いられるコマンドの送信回数と予め記
憶された該コマンドの送信回数の上限値とが一致した場
合に画情報の再送が停止されるので、画情報の再送を行
なっても画情報エラーが解消されない場合であっても再
送シーケンスを中断して回線を開放することができる。
【0019】なお、上記第2の発明において、前記コマ
ンドは、ポストメッセージコマンドであることが好まし
い。
【0020】また、上記第2の発明において、前記コマ
ンドは、前記ポストメッセージコマンドにおける、訂正
続行信号であることが好ましい。
【0021】第3の発明は、予め定められた通信手順を
実行して画情報を送信すると共に、エラーが発生したと
きに画情報を再送する送信手段と、画情報の再送時に用
いられるコマンドの受信回数を計数する計数手段と、前
記画情報の再送時に用いられるコマンドの受信回数の上
限値を記憶した記憶手段と、前記計数手段により計数さ
れたコマンドの受信回数と前記受信回数の上限値とが一
致した場合に画情報の再送を停止する再送停止手段と、
を備えている。
【0022】上記第3の発明によれば、予め定められた
通信手順が送信手段により実行されて画情報が送信され
た際に、エラーが発生したときには画情報が送信手段に
より再送される。なお、この際の通信手順としては、I
TU−T勧告T.30、ITU−T勧告T.30 ANNEX
F等がある。
【0023】また、送信手段により画情報の再送が行な
われる場合には、計数手段により画情報の再送時に用い
られるコマンドの受信回数が計数され、計数手段により
計数された画情報の再送時に用いられるコマンドの受信
回数と記憶手段に予め記憶された画情報の再送時に用い
られるコマンドの受信回数の上限値とが一致した場合に
再送停止手段により画情報の再送が停止される。
【0024】このように、上記第3の発明によれば、画
情報の再送時に用いられるコマンドの受信回数と予め記
憶された該コマンドの受信回数の上限値とが一致した場
合に画情報の再送が停止されるので、画情報の再送を行
なっても画情報エラーが解消されない場合であっても再
送シーケンスを中断して回線を開放することができる。
【0025】なお、上記第3の発明において、前記コマ
ンドは、部分ページ要求信号又は訂正続行応答信号であ
ることが好ましい。
【0026】また、上記第1の発明乃至第3の発明にお
いて、前記再送停止手段は、前記画情報の再送を停止す
るためのコマンドとして再送終了信号又は切断命令信号
を用いることが好ましく、再送終了信号を用いる場合
は、再送終了信号−手順終了信号を用いることが好まし
い。
【0027】さらに、上記第1の発明乃至第3の発明の
うち、複数の発明を組み合わせて通信端末装置に適用す
ることができることは言うまでもない。この場合、上記
複数の発明における各再送停止手段のうちの少なくとも
1つが画情報の再送を停止する条件となった場合に、画
情報の再送を停止する。
【0028】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態を詳細に説明する。
【0029】[第1実施形態]本第1実施形態では、請
求項1記載の発明について説明する。
【0030】図1には、本発明に係る通信端末装置とし
てのファクシミリ装置10の全体構成の一例を示す。こ
のファクシミリ装置10は、ファクシミリ装置10全体
の制御処理を行うCPU12、制御プログラム実行時に
使用するワークエリアとしてのRAM14、ファクシミ
リ装置10を操作するための表示及び操作スイッチが設
けられた操作表示装置16、送信原稿を読取る読取装置
18、受信画情報等を印刷して出力する印字装置20、
符号化・復号化・拡大・縮小等の画像処理を行う画像処
理装置22、送信する画情報または受信した画情報を格
納する画像蓄積装置24、ファクシミリ装置10全体を
制御するプログラムを記憶したROMで構成されたシス
テム制御プログラム記憶部28、デジタル網(例えば、
ISDN網)に適した通信(例えば、G4)を制御する
ためのプログラムを記憶したROMから構成されたデジ
タル通信制御プログラム記憶部30、アナログ網(例え
ば、G3)に適した通信を制御するためのプログラムを
記憶したROMから構成されたアナログ通信制御プログ
ラム記憶部32、ファクシミリ装置10をデジタル網へ
接続するためのデジタル網制御装置38、ファクシミリ
装置10をアナログ網へ接続するためのアナログ網制御
装置40、及び切換えによって複数の外部回線インター
フェースと複数の内部通信回路とを接続するための回線
切換え制御装置36を備えており、これらはシステムバ
ス26により相互に接続されている。
【0031】また、デジタル通信制御プログラム記憶部
30は直接回線切換え制御装置36と相互に接続されて
おり、アナログ通信制御プログラム記憶部32は、低速
モードと高速モードとを備えたモデム(変復調装置)3
4を介して回線切換え制御装置36と相互に接続されて
いる。また、回線切換え制御装置36は、デジタル網制
御装置38及びアナログ網制御装置40の各々とも相互
に接続されている。
【0032】本実施形態のファクシミリ装置10は、デ
ジタル網にもアナログ網にも接続可能であるが、このフ
ァクシミリ装置10をアナログ網にのみ接続する場合に
はデジタル通信制御プログラム記憶部30及びデジタル
網制御装置38を省略することができ、デジタル網にの
み接続する場合にはアナログ通信制御プログラム記憶部
32、モデム34及びアナログ網制御装置40を省略す
ることができる。
【0033】なお、上記RAM14、システム制御プロ
グラム記憶部28等の記憶動作が可能な部分を本発明の
記憶手段に相当するものとして用いることができる。
【0034】次に、ITU−T勧告T.30及びITU
−T勧告T.30 ANNEXFの基本的な通信手順の概要を
説明する。図2には、複数ページの画情報の送受信を行
なう場合のITU−T勧告T.30の基本的な通信手順
が示されており、中心線の左側には発呼局から応答局へ
送出される信号が、中心線の右側には応答局から発呼局
へ送出される信号が、それぞれ時系列に沿って上から順
に示されている。
【0035】この図2には、呼の設定及び回線確立のシ
ーケンスであるフェーズA、前処理の過程であり、端
末、伝送路などの状態確認及び端末制御のためのシーケ
ンスであるフェーズB、メッセージ伝送とその確認及び
同期の保持等を行なう過程であるフェーズC、メッセー
ジ終了と受信確認等を行なう過程であるフェーズD、呼
の復旧、即ち回線切断の過程であるフェーズEが網羅さ
れており、複数ページの送受信を行なう場合には、同図
に示すようにフェーズC及びフェーズDがページ数分繰
り返して実行された後にフェーズEが実行される。
【0036】一方、図3には、複数ページの画情報の送
受信を行なう場合のITU−T勧告T.30 ANNEXFの
基本的な通信手順が示されており、中心線の左側には発
呼局から応答局へ送出される信号が、中心線の右側には
応答局から発呼局へ送出される信号が、それぞれ時系列
に沿って上から順に示されている。
【0037】この図3には、通信開始時の手順、画情報
の伝送時の手順、ページ間の手順、及び通信終了時の手
順が網羅されている。このうち通信開始時の手順は、相
手側装置の機能等を認識するためのネットワークインタ
ラクション(フェーズ1)、発呼局と応答局との間に設
定された通信回線の状態を把握するためのラインプロー
ビング(フェーズ2)、モデムに内蔵された等化器のト
レーニングを行うプライマリーチャネル等化器トレーニ
ング(フェーズ3)、モデムの性能情報等を交換しデー
タ信号速度の設定等を行うモデムパラメータ交換(フェ
ーズ4)、画情報の伝送に先立ち制御チャネルデータの
交換等を行うT.30ファクシミリハンドシェーク(フ
ェーズ5)、画情報の伝送に先立ちプライマリーチャネ
ルを再度同期させるプライマリーチャネルの再同期(フ
ェーズ6)の各フェーズにより構成される。ITU−T
勧告T.30 ANNEXFにおいて複数ページの送受信を行
なう場合には、同図に示すように画情報の伝送時の手順
及びページ間の手順が(ページ数−1)回だけ繰り返し
て実行された後に最終ページの画情報の伝送時の手順及
び通信終了時の手順が実行される。
【0038】なお、このうちネットワークインタラクシ
ョンでは、ITU−T勧告V.8に準じた動作が行なわ
れ、次のラインプロービング以降ではITU−T勧告
V.34の半2重動作モードに基づく動作が行なわれ
る。
【0039】次に、図4乃至図7を用いてITU−T勧
告T.30を実行する場合の本第1実施形態の作用を説
明する。図4には、1ページ目の送信中に画情報の再送
シーケンスに移行した場合のフェーズC(図2参照)以
降の通信手順が、図5(A)乃至図5(C)には図4に
示した通信手順に引き続き実行される再送停止処理時の
3種類の通信手順が各々示されており、各図における中
心線の左側には発呼局から応答局へ送出される信号が、
中心線の右側には応答局から発呼局へ送出される信号
が、それぞれ時系列に沿って上から順に示されている。
また、図6及び図7は、発呼局側ファクシミリ装置のC
PU12(図1参照)において実行される、ITU−T
勧告T.30におけるフェーズC(図2参照)以降のシ
ステム制御プログラムの流れを示すフローチャートであ
る。
【0040】なお、本第1実施形態では、画情報フレー
ム再送回数の上限値(以下、再送上限値と称する)がオ
ペレータ等によってRAM14(図1参照)に記憶する
等の方法により予め設定されている。また、再送停止処
理方法として、EOR・Q信号(Q信号は、NULL信
号、MPS信号、EOM信号、及びEOP信号の何れか
一つの信号)を使用するケース1、DCN信号を使用す
るケース2、及びEOR・EOP信号を使用するケース
3の何れか1つのケースがオペレータ等によって予め選
択され、該選択されたケースを示す情報をRAM14に
記憶する等の方法により予め設定されている。
【0041】ITU−T勧告T.30のフェーズBまで
の動作が終了すると、まず、図示しない画情報再送カウ
ンタに0を設定(図6のステップ202)し、応答局に
対して1ページ目の画情報フレーム送信を行なった(ス
テップ204)後にポストメッセージコマンドとしての
PPS・Q信号(Q信号は、NULL信号、MPS信
号、EOM信号、EOP信号の何れか一つの信号)を応
答局に対して送信(ステップ206)する。なお、図4
では、PPS・MPS信号を送信した場合を示してい
る。また、上記画情報再送カウンタとして、例えばRA
M14(図1参照)の所定領域を使用することができ
る。
【0042】その後、上記ステップ204の1ページ目
の画情報フレーム送信時においてフレームエラー等のエ
ラーが発生した場合には、フレームの再送が必要である
場合に送信されるPPR信号が応答局から送信され、正
常に送信できた場合には、PPR信号以外のMCF信号
等の通常の信号が応答局から送信される。なお、図4で
は、フレームエラーが発生して、応答局からPPR信号
が送信された場合を示している。
【0043】従って発呼局は、応答局からの信号の受信
を待ち、受信した信号がPPR信号であるか否かの判定
を行ない(ステップ208)、受信した信号がPPR信
号以外の信号である場合には、通常のITU−T勧告
T.30手順に移行(ステップ210)し、受信した信
号がPPR信号である場合には、画情報再送カウンタの
値が予めオペレータ等によって設定された再送上限値と
等しいか否かを判定し(ステップ212)、画情報再送
カウンタの値が再送上限値と等しくない場合には、画情
報再送カウンタに1を加算した(ステップ214)後に
画情報フレーム再送信を行なった(ステップ216)
後、ステップ206へ戻る。
【0044】一方、ステップ212において、画情報再
送カウンタの値が再送上限値と等しいと判定された場合
には、図7に示す再送停止処理ルーチンを実行する(ス
テップ218)。
【0045】再送停止処理ルーチンでは、再送停止処理
方法として予めオペレータ等によって設定されているも
のがケース1であるか否かの判定を行ない(図7のステ
ップ250)、予めケース1が設定されている場合に
は、EOR・Q信号(Qは、NULL信号、MPS信
号、EOM信号、EOP信号の何れか一つの信号)を応
答局に対して送信した(ステップ252)後に、EOR
信号を受信した際に応答局から送信されるERR信号の
受信待ちを行ない(ステップ254)、通常のITU−
T勧告T.30手順を実行した(ステップ256)後
に、本再送停止処理ルーチンを終了する。
【0046】一方、予めオペレータ等によって設定され
た再送停止処理方法がケース1でない場合(即ち、ステ
ップ250で否定された場合)には、予め設定された再
送停止処理がケース2であるか否かの判定を行ない(ス
テップ258)、予めケース2が設定されている場合に
は、フェーズE(図2参照)の開始を示すDCN信号を
応答局に対して送信した(ステップ260)後に回線を
開放して(ステップ262)、本再送停止処理ルーチン
を終了する。
【0047】一方、予めオペレータ等によって設定され
た再送停止処理方法がケース1及びケース2の何れのケ
ースでもない場合(即ち、ステップ258で否定された
場合)には、予め設定された再送停止処理方法はケース
3であるとみなしてEOR・EOP信号を応答局に対し
て送信した(ステップ264)後に、応答局から送信さ
れるERR信号の受信を待ち(ステップ266)、その
後上記ステップ260へ移行してDCN信号の送信及び
回線の開放を行なった後に本再送停止処理ルーチンを終
了する。上記図6におけるステップ204及びステップ
216が本発明の送信手段に、ステップ214が本発明
の計数手段に、ステップ218が本発明の再送停止手段
に、各々相当する。
【0048】なお、図5(A)は再送停止処理方法とし
てケース1を実行した場合の通信手順を、図5(B)は
再送停止処理方法としてケース2を実行した場合の通信
手順を、図5(C)は再送停止処理方法としてケース3
を実行した場合の通信手順を、各々示したものである。
【0049】また、画情報の再送を停止する基準とし
て、画情報の再送が4回行なわれた場合に発呼局から送
信されるCTC信号の送信回数の上限値であるCTC送
出上限値が予め与えられている場合には、次の(1)式
により再送上限値を設定することもできる(請求項4の
発明に相当)。
【0050】 再送上限値=CTC送出上限値×4 (1) 以上詳細に説明したように、本第1実施形態に係るファ
クシミリ装置では、画情報フレーム再送回数が予め設定
された再送上限値に達したときに再送が停止されるの
で、画情報の再送を行なっても画情報エラーが解消され
ない場合であっても、再送シーケンスを中断して回線を
開放することができる。
【0051】また、本第1実施形態に係るファクシミリ
装置では、再送停止処理方法として、EOR・Q信号
(Q信号は、NULL信号、MPS信号、EOM信号、
EOP信号の何れか一つの信号)を使用するケース1、
DCN信号を使用するケース2、及びEOR・EOP信
号を使用するケース3の何れか1つを選択的に実行する
ことができるので、より多機能なファクシミリ装置を実
現することができる。
【0052】なお、本第1実施形態では、ITU−T勧
告T.30手順を実行する場合において再送停止処理を
行なう場合について説明したが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、例えばITU−T勧告T.30 ANN
EXF手順を実行する場合においても本発明は適用するこ
とができる。この場合も上記第1実施形態と同様に、画
情報の再送回数が予め設定された再送上限値に達した場
合に再送停止処理を行なう。
【0053】[第2実施形態]本第2実施形態では、請
求項5記載の発明について説明する。
【0054】本第2実施形態は、発呼局から送信される
ポストメッセージコマンドの送信回数に上限値を設け
て、ポストメッセージコマンドの送信回数が該上限値に
達したタイミングで画情報フレーム再送を停止するもの
である。
【0055】なお、本第2実施形態に係るファクシミリ
装置の構成は、第1実施形態のファクシミリ装置の構成
と同様であるので、ここでの説明は省略し、図8、図9
を用いてITU−T勧告T.30を実行する場合の本第
2実施形態の作用を説明する。
【0056】図8には、1ページ目の送信中に画情報の
再送シーケンスに移行した場合のフェーズC以降の通信
手順が示されており、同図における中心線の左側には発
呼局から応答局へ送出される信号が、中心線の右側には
応答局から発呼局へ送出される信号が、それぞれ時系列
に沿って上から順に示されている。また、図9は、発呼
局側ファクシミリ装置のCPU12(図1参照)におい
て実行される、ITU−T勧告T.30におけるフェー
ズC(図2参照)以降のシステム制御プログラムの流れ
を示すフローチャートである。
【0057】なお、本第2実施形態では、ITU−T勧
告T.30手順の実行に先立ち、ポストメッセージコマ
ンドの送信回数の上限値(以下、PMC送出上限値と称
する)がオペレータ等によってRAM14に記憶する等
の方法により予め設定されている。また、再送停止処理
方法として、EOR・Q信号(Q信号は、NULL信
号、MPS信号、EOM信号、及びEOP信号の何れか
一つの信号)を使用するケース1、DCN信号を使用す
るケース2、及びEOR・EOP信号を使用するケース
3の何れか1つのケースがオペレータ等によって予め選
択され、該選択されたケースを示す情報をRAM14に
記憶する等の方法により予め設定されている。
【0058】ITU−T勧告T.30のフェーズBまで
の動作が終了すると、まず、図示しないPMC送出カウ
ンタに0を設定(図9のステップ302)し、応答局に
対して1ページ目の画情報フレーム送信を行なった(ス
テップ304)後にポストメッセージコマンドとしての
PPS・Q信号(Q信号は、NULL信号、MPS信
号、EOM信号、EOP信号の何れか一つの信号)を応
答局に対して送信した(ステップ306)後に、PMC
送出カウンタに1を加算する(ステップ308)。な
お、図8では、ステップ306においてPPS・MPS
信号を送信した場合を示している。また、上記PMC送
出カウンタとして、例えばRAM14の所定領域を使用
することができる。
【0059】その後、上記ステップ304の1ページ目
の画情報フレーム送信時においてフレームエラー等のエ
ラーが発生した場合には、フレームの再送が必要である
場合に送信されるPPR信号が応答局から送信され、正
常に送信できた場合には、PPR信号以外のMCF信号
等の通常の信号が応答局から送信される。なお、図8
は、フレームエラーが発生して、応答局からPPR信号
が送信された場合を示している。
【0060】従って発呼局は、応答局からの信号の受信
を待ち、受信した信号がPPR信号であるか否かの判定
を行ない(ステップ310)、受信した信号がPPR信
号以外の信号である場合には、通常のITU−T勧告
T.30手順に移行(ステップ312)し、受信した信
号がPPR信号である場合には、PMC送出カウンタの
値が予めオペレータ等によって設定されたPMC送出上
限値と等しいか否かを判定し(ステップ314)、PM
C送出カウンタの値がPMC送出上限値と等しくない場
合には、画情報フレーム再送信を行なった(ステップ3
16)後、ステップ306へ戻る。
【0061】一方、ステップ314において、PMC送
出カウンタの値がPMC送出上限値と等しいと判定され
た場合には、上記第1実施形態と同様の図7に示す再送
停止処理ルーチンを実行する(ステップ318)。
【0062】なお、上記図9におけるステップ304及
びステップ316が本発明の送信手段に、ステップ30
8が本発明の計数手段に、ステップ318が本発明の再
送停止手段に、各々相当する。
【0063】以上詳細に説明したように、本第2実施形
態に係るファクシミリ装置では、画情報フレーム再送に
伴って送信されるポストメッセージコマンドの送信回数
が予め設定されたPMC送出上限値に達したときに再送
が停止されるので、第1実施形態と同様に、画情報の再
送を行なっても画情報エラーが解消されない場合であっ
ても、再送シーケンスを中断して回線を開放することが
できる。
【0064】また、本第2実施形態に係るファクシミリ
装置では、第1実施形態に係るファクシミリ装置と同様
に、再送停止処理方法として、EOR・Q信号(Q信号
は、NULL信号、MPS信号、EOM信号、EOP信
号の何れか一つの信号)を使用するケース1、DCN信
号を使用するケース2、及びEOR・EOP信号を使用
するケース3の何れか1つを選択的に実行することがで
きるので、より多機能なファクシミリ装置を実現するこ
とができる。
【0065】なお、本第2実施形態では、ITU−T勧
告T.30手順を実行する場合において再送停止処理を
行なう場合について説明したが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、第1実施形態と同様に例えばITU
−T勧告T.30 ANNEXF手順を実行する場合において
も本発明は適用することができる。この場合も上記第2
実施形態と同様に、ポストメッセージコマンドの送信回
数が予め設定されたPMC送出上限値に達した場合に再
送停止処理を行なう。
【0066】[第3実施形態]本第3実施形態では、請
求項5記載の発明について説明する。
【0067】本第3実施形態は、4回目のPPR信号を
受信したタイミングで応答局に対して送信されるCTC
信号の送信回数に上限値を設けて、CTC信号の送信回
数が該上限値に達したタイミングで画情報フレーム再送
を停止するものである。
【0068】なお、本第3実施形態に係るファクシミリ
装置の構成は、第1実施形態のファクシミリ装置の構成
と同様であるので、ここでの説明は省略し、図10、図
11を用いてITU−T勧告T.30を実行する場合の
本第3実施形態の作用を説明する。
【0069】図10には、1ページ目の送信中に画情報
の再送シーケンスに移行した場合のフェーズC以降の通
信手順が示されており、同図における中心線の左側には
発呼局から応答局へ送出される信号が、中心線の右側に
は応答局から発呼局へ送出される信号が、それぞれ時系
列に沿って上から順に示されている。また、図11は、
発呼局側ファクシミリ装置のCPU12(図1参照)に
おいて実行される、ITU−T勧告T.30におけるフ
ェーズC(図2参照)以降のシステム制御プログラムの
流れを示すフローチャートである。
【0070】なお、本第3実施形態では、ITU−T勧
告T.30手順の実行に先立ち、CTC信号の送信回数
の上限値(以下、CTC送出上限値と称する)がオペレ
ータ等によってRAM14に記憶する等の方法により予
め設定されている。また、再送停止処理方法として、E
OR・Q信号(Q信号は、NULL信号、MPS信号、
EOM信号、及びEOP信号の何れか一つの信号)を使
用するケース1、DCN信号を使用するケース2、及び
EOR・EOP信号を使用するケース3の何れか1つの
ケースがオペレータ等によって予め選択され、該選択さ
れたケースを示す情報をRAM14に記憶する等の方法
により予め設定されている。
【0071】ITU−T勧告T.30のフェーズBまで
の動作が終了すると、まず、図示しないCTC送出カウ
ンタに0を設定し(図11のステップ352)、応答局
に対して1ページ目の画情報フレーム送信を行なった
(ステップ354)後にPPS・Q信号(Q信号は、N
ULL信号、MPS信号、EOM信号、EOP信号の何
れか一つの信号)を応答局に対して送信する(ステップ
356)。なお、図10では、PPS・MPS信号を送
信した場合を示している。また、上記CTC送出カウン
タとして、例えばRAM14(図1参照)の所定領域を
使用することができる。
【0072】その後、上記ステップ354の1ページ目
の画情報フレーム送信時においてフレームエラー等のエ
ラーが発生した場合には、フレームの再送が必要である
場合に送信されるPPR信号が応答局から送信され、正
常に送信できた場合には、PPR信号以外のMCF信号
等の通常の信号が応答局から送信される。なお、図10
では、フレームエラーが発生して、応答局からPPR信
号が送信された場合を示している。
【0073】従って発呼局は、応答局からの信号の受信
を待ち、受信した信号がPPR信号であるか否かの判定
を行ない(ステップ358)、受信した信号がPPR信
号以外の信号である場合には、通常のITU−T勧告
T.30手順に移行(ステップ360)する。
【0074】一方、上記ステップ358において、受信
した信号がPPR信号であると判定された場合(即ち、
ステップ358で肯定された場合)には、受信したPP
R信号が4回目のPPR信号の受信であるか否かの判定
を行ない(ステップ362)、4回目の受信でない場合
には、画情報フレーム再送信を行なった(ステップ37
2)後に上記ステップ356へ戻り、4回目の受信であ
る場合には、CTC送出カウンタの値が予めオペレータ
等によって設定されたCTC送出上限値と等しいか否か
を判定し(ステップ364)、CTC送出カウンタの値
がCTC送出上限値と等しくない場合には、CTC送出
カウンタに1を加算した(ステップ366)後にCTC
信号を応答局に対して送信し(ステップ368)、その
後CTC信号の内容を受容できる場合に応答局から送信
されてくるCTR信号の受信を待ち(ステップ37
0)、CTR信号を受信した後に画情報フレーム再送信
を行ない(ステップ372)、上記ステップ356へ戻
る。
【0075】一方、ステップ364において、CTC送
出カウンタの値がCTC送出上限値と等しいと判定され
た場合には、図7に示す上記第1実施形態と同様の再送
停止処理ルーチンを実行する(ステップ374)。
【0076】なお、上記図11におけるステップ354
及びステップ372が本発明の送信手段に、ステップ3
66が本発明の計数手段に、ステップ374が本発明の
再送停止手段に、各々相当する。
【0077】以上詳細に説明したように、本第3実施形
態に係るファクシミリ装置では、CTC信号の送信回数
が予め設定されたCTC送出上限値に達したときに再送
が停止されるので、第1実施形態及び第2実施形態と同
様に、画情報の再送を行なっても画情報エラーが解消さ
れない場合であっても、再送シーケンスを中断して回線
を開放することができる。
【0078】また、本第3実施形態に係るファクシミリ
装置では、第1実施形態及び第2実施形態に係るファク
シミリ装置と同様に、再送停止処理方法として、EOR
・Q信号(Q信号は、NULL信号、MPS信号、EO
M信号、及びEOP信号の何れか一つの信号)を使用す
るケース1、DCN信号を使用するケース2、及びEO
R・EOP信号を使用するケース3の何れか1つを選択
的に実行することができるので、より多機能なファクシ
ミリ装置を実現することができる。
【0079】[第4実施形態]本第4実施形態では、請
求項8記載の発明について説明する。
【0080】本第4実施形態は、PPR信号の受信回数
に上限値を設けて、PPR信号の受信回数が該上限値に
達したタイミングで画情報フレーム再送を停止するもの
である。
【0081】なお、本第4実施形態に係るファクシミリ
装置の構成は、第1実施形態のファクシミリ装置の構成
と同様であるので、ここでの説明は省略し、図12、図
13を用いてITU−T勧告T.30を実行する場合の
本第4実施形態の作用を説明する。
【0082】図12には、1ページ目の送信中に画情報
の再送シーケンスに移行した場合のフェーズC以降の通
信手順が示されており、同図における中心線の左側には
発呼局から応答局へ送出される信号が、中心線の右側に
は応答局から発呼局へ送出される信号が、それぞれ時系
列に沿って上から順に示されている。また、図13は、
発呼局側ファクシミリ装置のCPU12(図1参照)に
おいて実行される、ITU−T勧告T.30におけるフ
ェーズC(図2参照)以降のシステム制御プログラムの
流れを示すフローチャートである。
【0083】なお、本第4実施形態では、ITU−T勧
告T.30手順の実行に先立ち、PPR信号の受信回数
の上限値(以下、PPR受信上限値と称する)がオペレ
ータ等によってRAM14に記憶する等の方法により予
め設定されている。また、再送停止処理方法として、E
OR・Q信号(Q信号は、NULL信号、MPS信号、
EOM信号、及びEOP信号の何れか一つの信号)を使
用するケース1、DCN信号を使用するケース2、及び
EOR・EOP信号を使用するケース3の何れか1つの
ケースがオペレータ等によって予め選択され、該選択さ
れたケースを示す情報をRAM14に記憶する等の方法
により予め設定されている。
【0084】ITU−T勧告T.30のフェーズBまで
の動作が終了すると、まず、図示しないPPR受信カウ
ンタに0を設定(図13のステップ402)し、応答局
に対して1ページ目の画情報フレーム送信を行なった
(ステップ404)後にPPS・Q信号(Q信号は、N
ULL信号、MPS信号、EOM信号、EOP信号の何
れか一つの信号)を応答局に対して送信(ステップ40
6)する。なお、図12では、PPS・MPS信号を送
信した場合を示している。また、上記PPR受信カウン
タとして、例えばRAM14(図1参照)の所定領域を
使用することができる。
【0085】その後、上記ステップ404の1ページ目
の画情報フレーム送信時においてフレームエラー等のエ
ラーが発生した場合には、フレームの再送が必要である
場合に送信されるPPR信号が応答局から送信され、正
常に送信できた場合には、PPR信号以外のMCF信号
等の通常の信号が応答局から送信される。なお、図12
では、フレームエラーが発生して、応答局からPPR信
号が送信された場合を示している。
【0086】従って発呼局は、応答局からの信号の受信
を待ち、受信した信号がPPR信号であるか否かの判定
を行ない(ステップ408)、受信した信号がPPR信
号以外の信号である場合には、通常のITU−T勧告
T.30手順に移行(ステップ410)し、受信した信
号がPPR信号である場合には、PPR受信カウンタの
値が予めオペレータ等によって設定されたPPR受信上
限値と等しいか否かを判定し(ステップ412)、PP
R受信カウンタの値がPPR受信上限値と等しくない場
合には、PPR受信カウンタに1を加算した(ステップ
414)後に画情報フレーム再送信を行なった(ステッ
プ416)後、上記ステップ406へ戻る。一方、ステ
ップ412において、PPR受信カウンタの値がPPR
受信上限値と等しいと判定された場合には、図7に示す
第1実施形態と同様の再送停止処理ルーチンを実行する
(ステップ418)。
【0087】なお、上記図13におけるステップ404
及びステップ416が本発明の送信手段に、ステップ4
14が本発明の計数手段に、ステップ418が本発明の
再送停止手段に、各々相当する。
【0088】以上詳細に説明したように、本第4実施形
態に係るファクシミリ装置では、PPR信号の受信回数
が予め設定されたPPR受信上限値に達したときに再送
が停止されるので、第1実施形態乃至第3実施形態に係
るファクシミリ装置と同様に、画情報の再送を行なって
も画情報エラーが解消されない場合であっても、再送シ
ーケンスを中断して回線を開放することができる。
【0089】また、本第4実施形態に係るファクシミリ
装置では、第1実施形態乃至第3実施形態に係るファク
シミリ装置と同様に、再送停止処理方法として、EOR
・Q信号(Q信号は、NULL信号、MPS信号、EO
M信号、及びEOP信号の何れか一つの信号)を使用す
るケース1、DCN信号を使用するケース2、及びEO
R・EOP信号を使用するケース3の何れか1つを選択
的に実行することができるので、より多機能なファクシ
ミリ装置を実現することができる。
【0090】なお、本第4実施形態では、ITU−T勧
告T.30手順を実行する場合において再送停止処理を
行なう場合について説明したが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、第1実施形態及び第2実施形態と同
様に、例えばITU−T勧告T.30 ANNEXF手順を実
行する場合においても本発明は適用することができる。
この場合も上記第4実施形態と同様に、PPR信号の受
信回数が予め設定されたPPR受信上限値に達した場合
に再送停止処理を行なう。
【0091】[第5実施形態]本第5実施形態では、請
求項8記載の発明について説明する。
【0092】本第5実施形態は、4回目のPPR信号を
受信したタイミングで応答局に対して送信されるCTC
信号の内容を応答局が受容できる場合に応答局から送信
されるCTR信号の受信回数に上限値を設けて、CTR
信号の受信回数が該上限値に達したタイミングで画情報
フレーム再送を停止するものである。
【0093】なお、本第5実施形態に係るファクシミリ
装置の構成は、第1実施形態のファクシミリ装置の構成
と同様であるので、ここでの説明は省略し、図14、図
15を用いてITU−T勧告T.30を実行する場合の
本第5実施形態の作用を説明する。
【0094】図14には、1ページ目の送信中に画情報
の再送シーケンスに移行した場合のフェーズC以降の通
信手順が示されており、同図における中心線の左側には
発呼局から応答局へ送出される信号が、中心線の右側に
は応答局から発呼局へ送出される信号が、それぞれ時系
列に沿って上から順に示されている。また、図15は、
発呼局側ファクシミリ装置のCPU12(図1参照)に
おいて実行される、ITU−T勧告T.30におけるフ
ェーズC(図2参照)以降のシステム制御プログラムの
流れを示すフローチャートである。
【0095】なお、本第5実施形態では、ITU−T勧
告T.30手順の実行に先立ち、CTR信号の受信回数
の上限値(以下、CTR受信上限値と称する)がオペレ
ータ等によってRAM14に記憶する等の方法により予
め設定されている。また、再送停止処理方法として、E
OR・Q信号(Q信号は、NULL信号、MPS信号、
EOM信号、及びEOP信号の何れか一つの信号)を使
用するケース1、DCN信号を使用するケース2、及び
EOR・EOP信号を使用するケース3の何れか1つの
ケースがオペレータ等によって予め選択され、該選択さ
れたケースを示す情報をRAM14に記憶する等の方法
により予め設定されている。
【0096】ITU−T勧告T.30のフェーズBまで
の動作が終了すると、まず、図示しないCTR受信カウ
ンタに0を設定(図15のステップ452)し、応答局
に対して1ページ目の画情報フレーム送信を行なった
(ステップ454)後にPPS・Q信号(Q信号は、N
ULL信号、MPS信号、EOM信号、EOP信号の何
れか一つの信号)を応答局に対して送信する(ステップ
456)。なお、図14では、PPS・MPS信号を送
信した場合を示している。また、上記CTR受信カウン
タとして、例えばRAM14(図1参照)の所定領域を
使用することができる。
【0097】その後、上記ステップ454の1ページ目
の画情報フレーム送信時においてフレームエラー等のエ
ラーが発生した場合には、フレームの再送が必要である
場合に送信されるPPR信号が応答局から送信され、正
常に送信できた場合には、PPR信号以外のMCF信号
等の通常の信号が応答局から送信される。なお、図14
では、フレームエラーが発生して、応答局からPPR信
号が送信された場合を示している。
【0098】従って発呼局は、応答局からの信号の受信
を待ち、受信した信号がPPR信号であるか否かの判定
を行ない(ステップ458)、受信した信号がPPR信
号以外の信号である場合には、通常のITU−T勧告
T.30手順に移行(ステップ460)する。
【0099】一方、上記ステップ458において、受信
した信号がPPR信号であると判定された場合(即ち、
ステップ458で肯定された場合)には、受信したPP
R信号が4回目のPPR信号の受信であるか否かの判定
を行ない(ステップ462)、4回目の受信でない場合
には、画情報フレーム再送信を行なった(ステップ47
2)後に上記ステップ456へ戻り、4回目の受信であ
る場合には、CTC信号を応答局に対して送信し(ステ
ップ464)、その後応答局から送信されるCTR信号
の受信を待ち(ステップ466)、CTR信号を受信し
たらCTR受信カウンタの値が予めオペレータ等によっ
て設定されたCTR受信上限値と等しいか否かを判定し
(ステップ468)、CTR受信カウンタの値がCTR
受信上限値と等しくない場合には、CTR受信カウンタ
に1を加算した(ステップ470)後に画情報フレーム
再送信を行なった(ステップ472)後、上記ステップ
456へ戻る。
【0100】一方、上記ステップ468において、CT
R受信カウンタの値がCTR受信上限値と等しいと判定
された場合には、図7に示す上記第1実施形態と同様の
再送停止処理ルーチンを実行する(ステップ474)。
【0101】なお、上記図15におけるステップ454
及びステップ472が本発明の送信手段に、ステップ4
70が本発明の計数手段に、ステップ474が本発明の
再送停止手段に、各々相当する。
【0102】以上詳細に説明したように、本第5実施形
態に係るファクシミリ装置では、CTR信号の受信回数
が予め設定されたCTR受信上限値に達したときに再送
が停止されるので、第1実施形態乃至第4実施形態と同
様に、画情報の再送を行なっても画情報エラーが解消さ
れない場合であっても、再送シーケンスを中断して回線
を開放することができる。
【0103】また、本第5実施形態に係るファクシミリ
装置では、第1実施形態乃至第4実施形態に係るファク
シミリ装置と同様に、再送停止処理方法として、EOR
・Q信号(Q信号は、NULL信号、MPS信号、EO
M信号、EOP信号の何れか一つの信号)を使用するケ
ース1、DCN信号を使用するケース2、及びEOR・
EOP信号を使用するケース3の何れか1つを選択的に
実行することができるので、より多機能なファクシミリ
装置を実現することができる。
【0104】[第6実施形態]本第6実施形態では、請
求項3記載の発明について説明する。
【0105】本第6実施形態は、画情報フレーム再送の
回数に上限値を設けて、画情報フレーム再送信の回数が
該上限値に達したタイミングで画情報フレーム再送を停
止するものであり、この際の画情報の送信速度が所定速
度以下でない場合には画情報フレーム再送信の回数のカ
ウント値を0に戻すものである。
【0106】なお、本第6実施形態に係るファクシミリ
装置の構成は、第1実施形態のファクシミリ装置の構成
と同様であるので、ここでの説明は省略し、図16、図
17を用いてITU−T勧告T.30を実行する場合の
本第6実施形態の作用を説明する。
【0107】図16には、1ページ目の送信中に画情報
の再送シーケンスに移行した場合のフェーズC以降の通
信手順が示されており、同図における中心線の左側には
発呼局から応答局へ送出される信号が、中心線の右側に
は応答局から発呼局へ送出される信号が、それぞれ時系
列に沿って上から順に示されている。また、図17は、
発呼局側ファクシミリ装置のCPU12(図1参照)に
おいて実行される、ITU−T勧告T.30におけるフ
ェーズC(図2参照)以降のシステム制御プログラムの
流れを示すフローチャートである。
【0108】なお、本第6実施形態では、ITU−T勧
告T.30手順の実行に先立ち、画情報フレーム再送信
の回数の上限値(以下、再送上限値と称する)がオペレ
ータ等によってRAM14に記憶する等の方法により予
め設定されている。また、再送停止処理方法として、E
OR・Q信号(Q信号は、NULL信号、MPS信号、
EOM信号、及びEOP信号の何れか一つの信号)を使
用するケース1、DCN信号を使用するケース2、及び
EOR・EOP信号を使用するケース3の何れか1つの
ケースがオペレータ等によって予め選択され、該選択さ
れたケースを示す情報をRAM14に記憶する等の方法
により予め設定されている。
【0109】ITU−T勧告T.30のフェーズBまで
の動作が終了すると、まず、図示しない画情報再送カウ
ンタに0を設定(図17のステップ502)し、応答局
に対して1ページ目の画情報フレーム送信を行なった
(ステップ504)後にPPS・Q信号(Q信号は、N
ULL信号、MPS信号、EOM信号、EOP信号の何
れか一つの信号)を応答局に対して送信(ステップ50
6)する。なお、図16では、PPS・MPS信号を送
信した場合を示している。また、上記画情報再送カウン
タとして、例えばRAM14(図1参照)の所定領域を
使用することができる。
【0110】その後、上記ステップ504の1ページ目
の画情報フレーム送信時においてフレームエラー等のエ
ラーが発生した場合には、フレームの再送が必要である
場合に送信されるPPR信号が応答局から送信され、正
常に送信できた場合には、PPR信号以外のMCF信号
等の通常の信号が応答局から送信される。なお、図16
では、フレームエラーが発生して、応答局からPPR信
号が送信された場合を示している。
【0111】従って発呼局は、応答局からの信号の受信
を待ち、受信した信号がPPR信号であるか否かの判定
を行ない(ステップ508)、受信した信号がPPR信
号以外の信号である場合には、通常のITU−T勧告
T.30手順に移行(ステップ510)し、受信した信
号がPPR信号である場合には、この時点での画情報の
通信速度が所定速度以下であるか否かの判定を行なう
(ステップ512)。この際の所定速度は、例えば比較
的フレームエラーが発生しにくい2400bpsを適用
することができる。
【0112】ステップ512において、画情報の通信速
度が所定速度以下でないと判定された場合には、画情報
再送カウンタを0にクリアして(ステップ520)、画
情報フレーム再送信を行なった(ステップ522)後に
上記ステップ506へ戻り、画情報の通信速度が所定速
度以下であると判定された場合には、画情報再送カウン
タの値が予めオペレータ等によって設定された再送上限
値と等しいか否かを判定し(ステップ514)、画情報
再送カウンタの値が再送上限値と等しくない場合は、画
情報再送カウンタに1を加算して(ステップ516)、
画情報フレーム再送信を行なった(ステップ522)後
にステップ506へ戻る。
【0113】一方、ステップ514において、画情報再
送カウンタの値が再送上限値と等しいと判定された場合
(即ちステップ514で肯定された場合)には、図7に
示す上記第1実施形態と同様の再送停止処理ルーチンを
実行する(ステップ524)。
【0114】なお、上記図17におけるステップ504
及びステップ522が本発明の送信手段に、ステップ5
16が本発明の計数手段に、ステップ524が本発明の
再送停止手段に、各々相当する。
【0115】以上詳細に説明したように、本第6実施形
態に係るファクシミリ装置では、画情報再送カウンタの
値が予め設定された再送上限値に達したときに再送が停
止されるので、上記第1実施形態乃至第5実施形態に係
るファクシミリ装置と同様に、画情報の再送を行なって
も画情報エラーが解消されない場合であっても、再送シ
ーケンスを中断して回線を開放することができる。
【0116】また、本第6実施形態に係るファクシミリ
装置では、上記第1実施形態乃至第5実施形態に係るフ
ァクシミリ装置と同様に、再送停止処理方法として、E
OR・Q信号(Q信号は、NULL信号、MPS信号、
EOM信号、EOP信号の何れか一つの信号)を使用す
るケース1、DCN信号を使用するケース2、及びEO
R・EOP信号を使用するケース3の何れか1つを選択
的に実行することができるので、より多機能なファクシ
ミリ装置を実現することができる。
【0117】さらに、本第6実施形態に係るファクシミ
リ装置では、画情報の送信速度が所定速度より速い場合
には、画情報フレーム再送回数をカウントする画情報再
送カウンタの値を0に戻すので、画情報再送カウンタの
値を0に戻す処理を含まない上記第1実施形態に係るフ
ァクシミリ装置等に比較して、画情報フレーム再送信の
停止を判定する基準を厳しくすることができる。
【0118】なお、本第6実施形態では、ITU−T勧
告T.30手順を実行する場合において再送停止処理を
行なう場合について説明したが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、例えばITU−T勧告T.30 ANN
EXF手順を実行する場合においても本発明は適用するこ
とができる。
【0119】また、本第6実施形態では、画情報の送信
速度が所定速度より速い場合には、画情報再送カウンタ
の値を初期値である0に設定する場合について説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、画情報の
送信速度が所定速度より速い場合には、画情報再送カウ
ンタの値への1の加算を行なわない、即ち図17におけ
るステップ512において否定された場合には、ステッ
プ520を実行しないでステップ522へ移行するよう
にしてもよい(請求項2の発明に相当)。
【0120】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明によれ
ば、画情報の再送回数と予め記憶された再送回数の上限
値とが一致した場合に画情報の再送が停止されるので、
画情報の再送を行なっても画情報エラーが解消されない
場合であっても再送シーケンスを中断して回線を開放す
ることができる、という効果を有する。
【0121】また、第2の発明によれば、画情報の再送
時に用いられるコマンドの送信回数と予め記憶された該
コマンドの送信回数の上限値とが一致した場合に画情報
の再送が停止されるので、画情報の再送を行なっても画
情報エラーが解消されない場合であっても再送シーケン
スを中断して回線を開放することができる、という効果
を有する。
【0122】また、第3の発明によれば、画情報の再送
時に用いられるコマンドの受信回数と予め記憶された該
コマンドの受信回数の上限値とが一致した場合に画情報
の再送が停止されるので、画情報の再送を行なっても画
情報エラーが解消されない場合であっても再送シーケン
スを中断して回線を開放することができる、という効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るファクシミリ装置の全
体の構成を示す構成図である。
【図2】本発明の実施形態に係るITU−T勧告T.3
0の通信手順の一例を示す概略図である。
【図3】本発明の実施形態に係るITU−T勧告T.3
0 ANNEXFの通信手順の一例を示す概略図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係るファクシミリ装置
間の通信手順を示す概略図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係るファクシミリ装置
間の再送停止処理時の通信手順を示す概略図である。
【図6】本発明の第1実施形態に係る発呼局側ファクシ
ミリ装置で実行されるシステム制御プログラムの流れを
示すフローチャートである。
【図7】本発明の第1実施形態に係る発呼局側ファクシ
ミリ装置で実行されるシステム制御プログラムにおける
再送停止処理ルーチンの流れを示すフローチャートであ
る。
【図8】本発明の第2実施形態に係るファクシミリ装置
間の通信手順を示す概略図である。
【図9】本発明の第2実施形態に係る発呼局側ファクシ
ミリ装置で実行されるシステム制御プログラムの流れを
示すフローチャートである。
【図10】本発明の第3実施形態に係るファクシミリ装
置間の通信手順を示す概略図である。
【図11】本発明の第3実施形態に係る発呼局側ファク
シミリ装置で実行されるシステム制御プログラムの流れ
を示すフローチャートである。
【図12】本発明の第4実施形態に係るファクシミリ装
置間の通信手順を示す概略図である。
【図13】本発明の第4実施形態に係る発呼局側ファク
シミリ装置で実行されるシステム制御プログラムの流れ
を示すフローチャートである。
【図14】本発明の第5実施形態に係るファクシミリ装
置間の通信手順を示す概略図である。
【図15】本発明の第5実施形態に係る発呼局側ファク
シミリ装置で実行されるシステム制御プログラムの流れ
を示すフローチャートである。
【図16】本発明の第6実施形態に係るファクシミリ装
置間の通信手順を示す概略図である。
【図17】本発明の第6実施形態に係る発呼局側ファク
シミリ装置で実行されるシステム制御プログラムの流れ
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 ファクシミリ装置(通信端末装置) 12 CPU 14 RAM(記憶手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 榊 浩亮 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内 (72)発明者 工藤 信行 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内 (72)発明者 前井 佳博 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内 (72)発明者 川畑 広隆 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定められた通信手順を実行して画情
    報を送信すると共に、エラーが発生したときに画情報を
    再送する送信手段と、 画情報の再送回数を計数する計数手段と、 画情報の再送回数の上限値を記憶した記憶手段と、 前記計数手段により計数された画情報の再送回数と前記
    再送回数の上限値とが一致した場合に画情報の再送を停
    止する再送停止手段と、 を備えた通信端末装置。
  2. 【請求項2】 前記計数手段は、所定通信速度以下で再
    送された再送回数を計数する請求項1記載の通信端末装
    置。
  3. 【請求項3】 前記計数手段は、前記所定通信速度より
    速い通信速度で画情報を再送した場合、それまでの計数
    値を初期値に設定する請求項2記載の通信端末装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段に記憶された画情報の再送
    回数の上限値は、訂正続行信号の送信回数の上限値に基
    づいて決定する請求項1乃至請求項3の何れか1項記載
    の通信端末装置。
  5. 【請求項5】 予め定められた通信手順を実行して画情
    報を送信すると共に、エラーが発生したときに画情報を
    再送する送信手段と、 画情報の再送時に用いられるコマンドの送信回数を計数
    する計数手段と、 前記画情報の再送時に用いられるコマンドの送信回数の
    上限値を記憶した記憶手段と、 前記計数手段により計数されたコマンドの送信回数と前
    記送信回数の上限値とが一致した場合に画情報の再送を
    停止する再送停止手段と、 を備えた通信端末装置。
  6. 【請求項6】 前記コマンドは、ポストメッセージコマ
    ンドである請求項5記載の通信端末装置。
  7. 【請求項7】 前記ポストメッセージコマンドは、訂正
    続行信号である請求項6記載の通信端末装置。
  8. 【請求項8】 予め定められた通信手順を実行して画情
    報を送信すると共に、エラーが発生したときに画情報を
    再送する送信手段と、 画情報の再送時に用いられるコマンドの受信回数を計数
    する計数手段と、 前記画情報の再送時に用いられるコマンドの受信回数の
    上限値を記憶した記憶手段と、 前記計数手段により計数されたコマンドの受信回数と前
    記受信回数の上限値とが一致した場合に画情報の再送を
    停止する再送停止手段と、 を備えた通信端末装置。
  9. 【請求項9】 前記コマンドは、部分ページ要求信号又
    は訂正続行応答信号である請求項8記載の通信端末装
    置。
  10. 【請求項10】 前記再送停止手段は、前記画情報の再
    送を停止するためのコマンドとして再送終了信号又は切
    断命令信号を用いる請求項1乃至請求項9の何れか1項
    記載の通信端末装置。
  11. 【請求項11】 前記再送停止手段は、前記画情報の再
    送を停止するためのコマンドとして再送終了信号−手順
    終了信号を用いる請求項10記載の通信端末装置。
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