JPH10289744A - 断路機能付き端子装置 - Google Patents
断路機能付き端子装置Info
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- JPH10289744A JPH10289744A JP9099186A JP9918697A JPH10289744A JP H10289744 A JPH10289744 A JP H10289744A JP 9099186 A JP9099186 A JP 9099186A JP 9918697 A JP9918697 A JP 9918697A JP H10289744 A JPH10289744 A JP H10289744A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 配電盤内の中継用端子に接続固定された電線
ケーブルを保守点検する際に、前記電線ケーブルを前記
中継用端子から取り外す必要があり、その取り外し作業
に多くの労力を有し、再接続時に前記中継用端子への誤
接続が生じ、多くの労力と細心の注意力を払わなければ
ならず、非効率的であった。 【解決手段】 絶縁部材から成る矩形状の端子台に並行
して設けた複数の接続端子設置部と、その接続端子設置
部間に形成された凹部と、前記端子設置部に固定載置さ
れ、かつ前記凹部内に延在したスプリング部を有する導
電部材から成る入出力接続端子と、絶縁部材から成り、
前記端子台の凹部に挿入嵌合する突起部を有する断路ブ
ロック部と、前記突起部には、前記子スプリング部と接
触し、前記入出力端子間を導電状態とする導電部とを備
え、前記端子台の入出力接続端子間を前記断路ブロック
部の突起部を前記端子台の凹部に挿入脱着させて、前記
入出力接続端子間の導電または断路する断路機能付き端
子装置である。
ケーブルを保守点検する際に、前記電線ケーブルを前記
中継用端子から取り外す必要があり、その取り外し作業
に多くの労力を有し、再接続時に前記中継用端子への誤
接続が生じ、多くの労力と細心の注意力を払わなければ
ならず、非効率的であった。 【解決手段】 絶縁部材から成る矩形状の端子台に並行
して設けた複数の接続端子設置部と、その接続端子設置
部間に形成された凹部と、前記端子設置部に固定載置さ
れ、かつ前記凹部内に延在したスプリング部を有する導
電部材から成る入出力接続端子と、絶縁部材から成り、
前記端子台の凹部に挿入嵌合する突起部を有する断路ブ
ロック部と、前記突起部には、前記子スプリング部と接
触し、前記入出力端子間を導電状態とする導電部とを備
え、前記端子台の入出力接続端子間を前記断路ブロック
部の突起部を前記端子台の凹部に挿入脱着させて、前記
入出力接続端子間の導電または断路する断路機能付き端
子装置である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線及びケーブル
等を配線敷設する際に、所定の位置に設けられた配電盤
等に用いられる端子装置に関するものである。
等を配線敷設する際に、所定の位置に設けられた配電盤
等に用いられる端子装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、各種電線及びケーブルを施設内で
配線敷設する際に、所定の位置に設けられた配電盤を介
して所定の機器または場所に配線敷設している。この施
設内の配線電線ケーブルの定期的点検時には、電力系統
の配線の際には、その配電盤内の断路器を介して配線さ
れているために、その断路器を操作して電力の供給また
は他の機器との接続状態を断路して行われている。しか
し、各種制御信号用の電線ケーブルの配線の際には、断
路器を用いずに、中継用端子を介して配線されている。
この中継用端子を介して配線された電線ケーブルの点検
時には、他の機器との接続状態で実施すると、所定の接
続点間の点検ができず、配電盤内の中継用端子との接続
状態を解放して行われている。この信号用電線ケーブル
の具体例を図4を用いて説明する。
配線敷設する際に、所定の位置に設けられた配電盤を介
して所定の機器または場所に配線敷設している。この施
設内の配線電線ケーブルの定期的点検時には、電力系統
の配線の際には、その配電盤内の断路器を介して配線さ
れているために、その断路器を操作して電力の供給また
は他の機器との接続状態を断路して行われている。しか
し、各種制御信号用の電線ケーブルの配線の際には、断
路器を用いずに、中継用端子を介して配線されている。
この中継用端子を介して配線された電線ケーブルの点検
時には、他の機器との接続状態で実施すると、所定の接
続点間の点検ができず、配電盤内の中継用端子との接続
状態を解放して行われている。この信号用電線ケーブル
の具体例を図4を用いて説明する。
【0003】この図は、中継用端子の断面を示してい
る。絶縁部材で形成した端子台41には、入出力用の端
子42a、42bが設けられ、その端子42a、42b
間を電気的に接続する導電部43が設けられている。前
記端子42aと42bの中間部には、前記端子台と同様
な材質で形成された絶縁突起部44が設けられている。
この絶縁突起部44は、前記端子42a、42bに電線
またはケーブルを接続固定する際に、他の端子に接触し
ないようにするためのものである。前記端子42a、4
2bは、前記端子台41と導電部43に設けられたネジ
穴45a、45bに雄ネジ46a、46bが取り付けら
れると共に、電線またはケーブル47a、47bが前記
導電部43と端子42a、42b間に強固に挟持され
る。なお図では、前記電線またはケーブル47a、47
bの端末は、前記端子42a、42bとの接続の容易性
と確実性向上のために、前記雄ネジ46a、46bが貫
通される穴を有する端子接続用ターミナル48a、48
bに接続加工されて、前記端子42a、42bに接続固
定されている状態を示しており、図4(a)は、前記電
線ケーブル47a、47bが端子42a,42bに接続
された状態を示し、図4(b)は、電線ケーブル47b
が端子42bに接続されていない状態を示している。
る。絶縁部材で形成した端子台41には、入出力用の端
子42a、42bが設けられ、その端子42a、42b
間を電気的に接続する導電部43が設けられている。前
記端子42aと42bの中間部には、前記端子台と同様
な材質で形成された絶縁突起部44が設けられている。
この絶縁突起部44は、前記端子42a、42bに電線
またはケーブルを接続固定する際に、他の端子に接触し
ないようにするためのものである。前記端子42a、4
2bは、前記端子台41と導電部43に設けられたネジ
穴45a、45bに雄ネジ46a、46bが取り付けら
れると共に、電線またはケーブル47a、47bが前記
導電部43と端子42a、42b間に強固に挟持され
る。なお図では、前記電線またはケーブル47a、47
bの端末は、前記端子42a、42bとの接続の容易性
と確実性向上のために、前記雄ネジ46a、46bが貫
通される穴を有する端子接続用ターミナル48a、48
bに接続加工されて、前記端子42a、42bに接続固
定されている状態を示しており、図4(a)は、前記電
線ケーブル47a、47bが端子42a,42bに接続
された状態を示し、図4(b)は、電線ケーブル47b
が端子42bに接続されていない状態を示している。
【0004】このように中継用端子を用いて電線ケーブ
ルが配線敷設された状態で故障保守や定期的点検を行う
際に、前記中継用端子に各電線ケーブルを接続固定した
状態で電線ケーブルの状態点検を行うと、中継用端子を
介して、両電線ケーブルを点検用信号が通電して、仮に
一方の電線ケーブルに障害があっても判別できなく、正
しい点検確認ができない。そのために、図4(b)に示
すように一方の端子42bの雄ネジ46bをネジ穴45
bから外して、電線ケーブル47bまたは47aが単独
で点検するようにしている。
ルが配線敷設された状態で故障保守や定期的点検を行う
際に、前記中継用端子に各電線ケーブルを接続固定した
状態で電線ケーブルの状態点検を行うと、中継用端子を
介して、両電線ケーブルを点検用信号が通電して、仮に
一方の電線ケーブルに障害があっても判別できなく、正
しい点検確認ができない。そのために、図4(b)に示
すように一方の端子42bの雄ネジ46bをネジ穴45
bから外して、電線ケーブル47bまたは47aが単独
で点検するようにしている。
【0005】しかしながら、配電盤内には、多数の電線
ケーブルが多数の端子に接続固定されており、その電線
ケーブルを端子から取り外すためには、多くの労力を要
すると共に、保守点検後に再度各電線ケーブル毎に所定
の端子に接続固定する必要がある。この再接続固定時に
電線ケーブルの接続間違いが生じないように細心の注意
を払わなければならず、保守点検作業が大変非能率的で
あった。
ケーブルが多数の端子に接続固定されており、その電線
ケーブルを端子から取り外すためには、多くの労力を要
すると共に、保守点検後に再度各電線ケーブル毎に所定
の端子に接続固定する必要がある。この再接続固定時に
電線ケーブルの接続間違いが生じないように細心の注意
を払わなければならず、保守点検作業が大変非能率的で
あった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来、配電盤内の中継
用端子に接続固定された電線ケーブルを保守点検する際
に、前記電線ケーブルを前記中継用端子から取り外す必
要があり、その取り外し作業に多くの労力を有すると共
に、再接続固定時に前記中継用端子への誤接続が生ずる
恐れがあり、再接続固定にも多くの労力と細心の注意力
を払わなければならず、保守点検作業が非効率的である
課題があった。
用端子に接続固定された電線ケーブルを保守点検する際
に、前記電線ケーブルを前記中継用端子から取り外す必
要があり、その取り外し作業に多くの労力を有すると共
に、再接続固定時に前記中継用端子への誤接続が生ずる
恐れがあり、再接続固定にも多くの労力と細心の注意力
を払わなければならず、保守点検作業が非効率的である
課題があった。
【0007】本発明は、保守点検時に簡単確実に接続電
線ケーブル間を断路でき、かつ保守点検後、誤接続のま
ったく生ずることのない断路機能付き端子装置を提供す
ることを目的としている。
線ケーブル間を断路でき、かつ保守点検後、誤接続のま
ったく生ずることのない断路機能付き端子装置を提供す
ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】絶縁部材で形成された矩
形状の端子台に並行して設けられた複数の接続端子設置
部と、前記端子台の各対向する接続端子設置部間に形成
された凹部と、前記接続端子部に固定載置され、かつ前
記凹部内に延在したスプリング部を有する導電部材で形
成された前記電線またはケーブル接続用の入出力接続端
子と、絶縁部材で形成され、かつ、前記端子台の前記凹
部に挿入嵌合する突起部を有する断路ブロック部と、前
記断路ブロック部の突起部には、前記入出力接続端子ス
プリング部と接触し、前記入出力端子間を導電状態とす
る導電部とを備え、前記端子台の入出力接続端子に接続
固定された電線またはケーブルの保守点検時に、前記断
路ブロック部の突起部を前記端子台の凹部に挿入脱着さ
せて、前記入出力端子間の導電または断路を行う断路機
能付き端子装置である。
形状の端子台に並行して設けられた複数の接続端子設置
部と、前記端子台の各対向する接続端子設置部間に形成
された凹部と、前記接続端子部に固定載置され、かつ前
記凹部内に延在したスプリング部を有する導電部材で形
成された前記電線またはケーブル接続用の入出力接続端
子と、絶縁部材で形成され、かつ、前記端子台の前記凹
部に挿入嵌合する突起部を有する断路ブロック部と、前
記断路ブロック部の突起部には、前記入出力接続端子ス
プリング部と接触し、前記入出力端子間を導電状態とす
る導電部とを備え、前記端子台の入出力接続端子に接続
固定された電線またはケーブルの保守点検時に、前記断
路ブロック部の突起部を前記端子台の凹部に挿入脱着さ
せて、前記入出力端子間の導電または断路を行う断路機
能付き端子装置である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。図1は本発明に係る
断路機能付き端子装置の一実施の形態を示す斜視図であ
り、図2は、図1の切断線X−X’の矢印方向からみた
断面図である。
施の形態について詳細に説明する。図1は本発明に係る
断路機能付き端子装置の一実施の形態を示す斜視図であ
り、図2は、図1の切断線X−X’の矢印方向からみた
断面図である。
【0010】絶縁部材で矩形状に形成された端子台11
の上面には、電線ケーブル接続用の入出力接続端子を一
対づつ対向し、かつ、所定間隔を有して複数配置するた
めの、接続端子設置部12a、12b…12nと12
a’、12b’…12n’が形成されている。さらにこ
の端子台11の上面で、かつ前記接続端子設置部12a
〜12n、12a’〜12n’の間には、凹部13a、
13b…13nが形成されている。前記接続端子設置部
12a〜12n、12a’〜12n’には、導電部材で
形成された入出力接続端子14a、14b…14n、1
4a’、14b’…14n’が載置固定されている。こ
の各入出力接続端子14は、前記各凹部13に延在し、
かつ各凹部13内に折曲されたスプリング部15a、1
5b…15n、15a’、15b’…15n’が形成さ
れ、さらに、前記各接続端子設置部12に後述する電線
ケーブルを接続固定する雄ネジ16a、16b…16
n、16a’、16b’…16n’が螺合するネジ穴1
7a、17b…17n、17a’、17b’…17n’
が形成されている。前記スプリング部15は、対向する
スプリング部15aと15a’とは非接触状態となって
いる。電線ケーブル18の端末は、端子接続用ターミナ
ル19に接続固定されている。この端子接続用ターミナ
ル19は、前記電線ケーブル18の導電部が接続され、
絶縁被服部が固定され、かつ、前記雄ネジ16が貫通す
る貫通孔を有している。つまり、電線ケーブル18の端
末は、前記端子接続用ターミナル19に接続固定され
て、その端子接続用ターミナル19を前記入出力接続端
子14の上に載置後、前記雄ネジ16により締め付け固
定することにより、前記電線ケーブル18と前記入出力
接続端子14とが導電接続状態となる。このようにして
前記端子台11の入出力接続端子14に接続固定された
前記電線ケーブル18の図中右側に示した電線ケーブル
18aを入力用とし、図中左側に示した電線ケーブル1
8a’を出力用とすると、前記入出力用電線ケーブル1
8a、18a’は、非接続状態となっている。
の上面には、電線ケーブル接続用の入出力接続端子を一
対づつ対向し、かつ、所定間隔を有して複数配置するた
めの、接続端子設置部12a、12b…12nと12
a’、12b’…12n’が形成されている。さらにこ
の端子台11の上面で、かつ前記接続端子設置部12a
〜12n、12a’〜12n’の間には、凹部13a、
13b…13nが形成されている。前記接続端子設置部
12a〜12n、12a’〜12n’には、導電部材で
形成された入出力接続端子14a、14b…14n、1
4a’、14b’…14n’が載置固定されている。こ
の各入出力接続端子14は、前記各凹部13に延在し、
かつ各凹部13内に折曲されたスプリング部15a、1
5b…15n、15a’、15b’…15n’が形成さ
れ、さらに、前記各接続端子設置部12に後述する電線
ケーブルを接続固定する雄ネジ16a、16b…16
n、16a’、16b’…16n’が螺合するネジ穴1
7a、17b…17n、17a’、17b’…17n’
が形成されている。前記スプリング部15は、対向する
スプリング部15aと15a’とは非接触状態となって
いる。電線ケーブル18の端末は、端子接続用ターミナ
ル19に接続固定されている。この端子接続用ターミナ
ル19は、前記電線ケーブル18の導電部が接続され、
絶縁被服部が固定され、かつ、前記雄ネジ16が貫通す
る貫通孔を有している。つまり、電線ケーブル18の端
末は、前記端子接続用ターミナル19に接続固定され
て、その端子接続用ターミナル19を前記入出力接続端
子14の上に載置後、前記雄ネジ16により締め付け固
定することにより、前記電線ケーブル18と前記入出力
接続端子14とが導電接続状態となる。このようにして
前記端子台11の入出力接続端子14に接続固定された
前記電線ケーブル18の図中右側に示した電線ケーブル
18aを入力用とし、図中左側に示した電線ケーブル1
8a’を出力用とすると、前記入出力用電線ケーブル1
8a、18a’は、非接続状態となっている。
【0011】一方、前記端子台11の各凹部13a〜1
3n’に挿入嵌合する突起部21a、21b’…21
n’を有する断路ブロック22を絶縁部材で形成されて
いる。この断路ブロック22の突起部21a〜21nに
は、導電部材で形成された導電部23a、23b…23
nが設けられている。この導電部23〜23nは、前記
端子台11の入出力接続端子14a〜14n、14a’
〜14n’のスプリング部15a〜15n、15a’〜
15n’に接触し、かつ前記入出力用電線ケーブル18
aと18a’間を接続導電状態となるように形成されて
いる。
3n’に挿入嵌合する突起部21a、21b’…21
n’を有する断路ブロック22を絶縁部材で形成されて
いる。この断路ブロック22の突起部21a〜21nに
は、導電部材で形成された導電部23a、23b…23
nが設けられている。この導電部23〜23nは、前記
端子台11の入出力接続端子14a〜14n、14a’
〜14n’のスプリング部15a〜15n、15a’〜
15n’に接触し、かつ前記入出力用電線ケーブル18
aと18a’間を接続導電状態となるように形成されて
いる。
【0012】つまり、図2(a)に示すように、前記端
子台11の入出力接続端子14a、14a’に、前記入
出力用電線ケーブル18a、18a’を接続し、前記断
路ブロック22を前記端子台11の凹部13aに挿入さ
れていない状態では、前記入出力用電線ケーブル18
a、18a’間は非導通状態であるが、図2(b)に示
すように、前記断路ブロック22の突起部21が前記凹
部13aに挿入嵌合されると、前記突起部21の導電部
23が、前記入出力接続端子14a、14a’のスプリ
ング部15a、15a’と接触して、前記入出力用電線
ケーブル18a、18a’間が導電接続状態となる。
子台11の入出力接続端子14a、14a’に、前記入
出力用電線ケーブル18a、18a’を接続し、前記断
路ブロック22を前記端子台11の凹部13aに挿入さ
れていない状態では、前記入出力用電線ケーブル18
a、18a’間は非導通状態であるが、図2(b)に示
すように、前記断路ブロック22の突起部21が前記凹
部13aに挿入嵌合されると、前記突起部21の導電部
23が、前記入出力接続端子14a、14a’のスプリ
ング部15a、15a’と接触して、前記入出力用電線
ケーブル18a、18a’間が導電接続状態となる。
【0013】したがって、電線ケーブル18a、18
a’とを保守点検する際には、前記図2(a)で示した
状態である前記断路ブロック22を前記端子台11の凹
部13から引き抜くことにより、前記入出力電線ケーブ
ル18a、18b…18nと18a’、18b’…18
n’との間の接続を断つことになり、入出力用電線ケー
ブル18a、18a’の各々の単独の線路障害の有無点
検、及び前記入力用電線ケーブル18a、18a’のい
ずれにも接続された各種機能機器または回路等の点検保
守が可能となり、従来のように前記入出力接続端子14
の入力または出力のいずれかの端子を一っづつ取り外す
ことなく短時間で確実に入出力間の導電接続状態を断路
でき、かつ点検保守終了後も単に断路ブロック22の突
起部21を再度前記端子台11の凹部13に挿入嵌合さ
せるのみで入出力間の導電接続状態の復元が可能とな
る。
a’とを保守点検する際には、前記図2(a)で示した
状態である前記断路ブロック22を前記端子台11の凹
部13から引き抜くことにより、前記入出力電線ケーブ
ル18a、18b…18nと18a’、18b’…18
n’との間の接続を断つことになり、入出力用電線ケー
ブル18a、18a’の各々の単独の線路障害の有無点
検、及び前記入力用電線ケーブル18a、18a’のい
ずれにも接続された各種機能機器または回路等の点検保
守が可能となり、従来のように前記入出力接続端子14
の入力または出力のいずれかの端子を一っづつ取り外す
ことなく短時間で確実に入出力間の導電接続状態を断路
でき、かつ点検保守終了後も単に断路ブロック22の突
起部21を再度前記端子台11の凹部13に挿入嵌合さ
せるのみで入出力間の導電接続状態の復元が可能とな
る。
【0014】なお、図1の端子台11の側面には、前記
配電盤内に取り付け固定するための取付脚20が形成さ
れている。
配電盤内に取り付け固定するための取付脚20が形成さ
れている。
【0015】次に、図3を用いて、本発明の他の実施形
態を説明する。なお、図1と図2と同一部分は同一符号
を付してその詳細説明は省略する。
態を説明する。なお、図1と図2と同一部分は同一符号
を付してその詳細説明は省略する。
【0016】図3の図1と図2との相違点は、前記入出
力接続端子14の前記端子台11の凹部13に延在した
前記スプリング部15の形状と前記断路ブック22の突
起部21の機能にある。この他の実施形態では、前記入
出力接続端子14a、14a’から延在したスプリング
部31a、31a’は、前記端子台11の凹部13a内
で折曲されて、かつ、常時接触状態となるように接触面
32a、32a’を有している。一方、断路ブロック2
2の突起部33は、絶縁部材のみで形成され、前記スプ
リング部31a、31a’間に嵌挿される形状を有して
いる。つまり、図3(a)に示すように、前記端子台1
1の凹部13aに前記断路ブロック22の突起部33が
挿入されていない状態では、前記入出力接続端子14
a、14a’のスプリング部31a、31a’の両接触
面32a、32a’は接触状態となり、前記入出力接続
端子14a、14a’間は導通状態となる。さらに、図
3(b)に示すように、前記断路ブロック22の突起部
33を前記スプリング部31a、31a’間に嵌挿させ
ると、前記スプリング部31a、31a’の接触面32
a、32a’間は前記突起部33により導電状態を絶た
れる。したがって、図1及び図2とは、逆の操作となる
が、保守点検時に、前記断路ブロック22の突起部33
を前記スプリング部32a、32a’間に嵌挿すること
で、入出力電線ケーブル18a、18a’を断路するこ
とが容易に短時間で実現でき、かつ保守点検終了後前記
断路ブロック22を抜き取り、前記スプリング部31
a、31a’の接触面32a、32a’を再度接触させ
て、前記電線ケーブル18a、18a’の導電接続が復
帰できる。
力接続端子14の前記端子台11の凹部13に延在した
前記スプリング部15の形状と前記断路ブック22の突
起部21の機能にある。この他の実施形態では、前記入
出力接続端子14a、14a’から延在したスプリング
部31a、31a’は、前記端子台11の凹部13a内
で折曲されて、かつ、常時接触状態となるように接触面
32a、32a’を有している。一方、断路ブロック2
2の突起部33は、絶縁部材のみで形成され、前記スプ
リング部31a、31a’間に嵌挿される形状を有して
いる。つまり、図3(a)に示すように、前記端子台1
1の凹部13aに前記断路ブロック22の突起部33が
挿入されていない状態では、前記入出力接続端子14
a、14a’のスプリング部31a、31a’の両接触
面32a、32a’は接触状態となり、前記入出力接続
端子14a、14a’間は導通状態となる。さらに、図
3(b)に示すように、前記断路ブロック22の突起部
33を前記スプリング部31a、31a’間に嵌挿させ
ると、前記スプリング部31a、31a’の接触面32
a、32a’間は前記突起部33により導電状態を絶た
れる。したがって、図1及び図2とは、逆の操作となる
が、保守点検時に、前記断路ブロック22の突起部33
を前記スプリング部32a、32a’間に嵌挿すること
で、入出力電線ケーブル18a、18a’を断路するこ
とが容易に短時間で実現でき、かつ保守点検終了後前記
断路ブロック22を抜き取り、前記スプリング部31
a、31a’の接触面32a、32a’を再度接触させ
て、前記電線ケーブル18a、18a’の導電接続が復
帰できる。
【0017】以上説明したように本発明は、電線ケーブ
ル接続用の端子台の対向する両入出力接続端子から延在
したスプリング部を設け、そのスプリング部に導電部を
有する突起部からなる断路ブロックを挿入して、前記入
出力接続端子間を導電状態とし、その断路ブロックを脱
着することで前記入出力接続端子間を断路する。また
は、前記スプリング部を常時接触状態とし、絶縁部材か
らなる前記断路ブロックの突起部を前記スプリング部間
に挿入して、前記入出力接続端子間を断路することによ
り、簡単かつ短時間で入出力端子間の接続導電及び断路
を確実に実現できるものである。
ル接続用の端子台の対向する両入出力接続端子から延在
したスプリング部を設け、そのスプリング部に導電部を
有する突起部からなる断路ブロックを挿入して、前記入
出力接続端子間を導電状態とし、その断路ブロックを脱
着することで前記入出力接続端子間を断路する。また
は、前記スプリング部を常時接触状態とし、絶縁部材か
らなる前記断路ブロックの突起部を前記スプリング部間
に挿入して、前記入出力接続端子間を断路することによ
り、簡単かつ短時間で入出力端子間の接続導電及び断路
を確実に実現できるものである。
【0018】なお、前記スプリング部の形状は折曲され
て形成されたものを用いて説明したが、この形状は半円
形状であってもよく、前記スプリング部間に前記断路ブ
ロックの突起部が容易に挿入または引き抜き易い形状で
あれば、いかなる形状でも良いことは明かである。
て形成されたものを用いて説明したが、この形状は半円
形状であってもよく、前記スプリング部間に前記断路ブ
ロックの突起部が容易に挿入または引き抜き易い形状で
あれば、いかなる形状でも良いことは明かである。
【0019】
【発明の効果】本発明は、断路ブロックを端子台から離
脱着、または装着するのみで端子台の各入出力端子に接
続固定された電線ケーブルの入出力側の断路または接続
状態を簡単にかつ短時間で実現でき、保守点検作業効率
の優れた効果を有する電線ケーブル接続用端子装置を提
供できる。
脱着、または装着するのみで端子台の各入出力端子に接
続固定された電線ケーブルの入出力側の断路または接続
状態を簡単にかつ短時間で実現でき、保守点検作業効率
の優れた効果を有する電線ケーブル接続用端子装置を提
供できる。
【図1】本発明に係る断路機能付き端子装置の一実施の
形態を示す斜視図。
形態を示す斜視図。
【図2】本発明に係る断路機能付き端子装置の断面図。
【図3】本発明に係る断路機能付き端子装置の他の実施
の形態を示す断面図。
の形態を示す断面図。
【図4】従来の端子装置の断面図。
11…端子台、12接続端子設置部、13凹部、14入
出力接続端子、15スプリング部、16雄ネジ、17ネ
ジ穴、18電線ケーブル、19端子接続ターミナル、2
0取付脚、21突起部、22断路ブロック、23導電
部。
出力接続端子、15スプリング部、16雄ネジ、17ネ
ジ穴、18電線ケーブル、19端子接続ターミナル、2
0取付脚、21突起部、22断路ブロック、23導電
部。
Claims (2)
- 【請求項1】 電線またはケーブル接続端子装置におい
て、 絶縁部材で形成された矩形状の端子台と、 前記端子台に並行して設けられた複数の接続端子設置部
と、 前記端子台の各対向する接続端子設置部間に形成された
凹部と、 前記接続端子部に固定載置され、かつ前記凹部内に延在
したスプリング部を有する導電部材で形成された前記電
線またはケーブル接続用の入出力接続端子と、 絶縁部材で形成され、かつ、前記端子台の前記凹部に挿
入嵌合する突起部を有する断路ブロック部と、 前記断路ブロック部の突起部には、前記入出力接続端子
のスプリング部と接触し、前記入出力端子間を導電状態
とする導電部と、 を具備し、前記入出力接続端子のスプリング部は、非接
触状態とし、前記断路ブロック部の突起部を前記端子台
の凹部に挿入勘合させて、前記断路ブロック部の導電部
と前記入出力端子のスプリング部とを接触導電状態とす
ることを特徴とした断路機能付き端子装置。 - 【請求項2】 前記入出力接続端子のスプリング部は、
常時接触状態とし、かつ、前記端子台の前記凹部に挿入
嵌合する前記断路ブロックの突起部を絶縁部材で形成
し、前記断路ブロック部の突起部を前記端子台の凹部に
延在された前記入出力接続端子のスプリング部間に嵌挿
して、前記入出力接続端子の接触導電状態を断路するこ
とを特徴とした請求項1に記載の断路機能付き端子装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9099186A JPH10289744A (ja) | 1997-04-16 | 1997-04-16 | 断路機能付き端子装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9099186A JPH10289744A (ja) | 1997-04-16 | 1997-04-16 | 断路機能付き端子装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10289744A true JPH10289744A (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=14240626
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9099186A Pending JPH10289744A (ja) | 1997-04-16 | 1997-04-16 | 断路機能付き端子装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10289744A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018200752A (ja) * | 2017-05-25 | 2018-12-20 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ装置 |
-
1997
- 1997-04-16 JP JP9099186A patent/JPH10289744A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018200752A (ja) * | 2017-05-25 | 2018-12-20 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |