JPH10289089A - 画像表示装置 - Google Patents
画像表示装置Info
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- JPH10289089A JPH10289089A JP13303697A JP13303697A JPH10289089A JP H10289089 A JPH10289089 A JP H10289089A JP 13303697 A JP13303697 A JP 13303697A JP 13303697 A JP13303697 A JP 13303697A JP H10289089 A JPH10289089 A JP H10289089A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J3/00—Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
- B41J3/44—Typewriters or selective printing mechanisms having dual functions or combined with, or coupled to, apparatus performing other functions
- B41J3/46—Printing mechanisms combined with apparatus providing a visual indication
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J3/00—Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
- B41J3/407—Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed for marking on special material
- B41J3/4075—Tape printers; Label printers
Landscapes
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- Record Information Processing For Printing (AREA)
- Digital Computer Display Output (AREA)
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
- Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
Abstract
を使用しても、その画像を構成する任意の箇所の単位画
像の内容や配置等を、比較的簡易な操作で容易に視認可
能な、利便性の高い画像表示装置を提供する。 【解決手段】 種々の指令およびデータの入力手段と、
表示手段と、基礎画像データを記憶する基礎画像記憶手
段と、入力手段からの指令に基づいて、基礎画像データ
のうちの表示範囲の画像データを表示画面に表示させる
表示制御手段と、を備え、入力手段は、表示範囲のオー
トスクロール処理の開始指令手段と、停止指令、大きさ
の比率変更指令、および、表示範囲移動指令、の少なく
とも1つの処理変更指令を入力する変更指令手段と、を
有し、表示制御手段は、開始指令を入力したときに、オ
ートスクロール処理を開始するとともに、処理変更指令
を入力したときに、処理変更指令に従って、表示を変更
させることを特徴とする。
Description
像表示装置に関し、特にテープ印刷装置等の小型で安価
な情報処理装置における画像表示装置のように、表示す
る画像の規模に対して小さな表示画面を有する画像表示
装置に関するものである。
置においては、その装置内で扱える画像データの規模が
一般的なパソコン等に比べて小さかったため、その表示
装置に表示する表示画像も小さくて済んでいたが、最近
では、技術の進歩に伴って、小型・安価でありながら、
膨大な画像データ等を扱える情報処理装置も出現し、表
示装置としても規模の大きな画像をも表示できることが
要求されるようになってきている。
装置の表示画面のサイズやドット数は、その小型、安価
の制約の下で抑えられている。そこで、本願出願人は、
表示する画像データの規模に対して小さな表示画面を使
用しても画像データの全体のイメージを把握しやすいよ
うに、表示する画像を縮小して全体を表示する画像表示
装置を、テープ印刷装置における表示装置として、提案
している(特開平6−115224号公報、特開平7−
125374号公報等参照)。
に、この種の表示画面の解像度は、印刷される画像等の
解像度より低く、同等のサイズでも少ないドット数とな
っているので、画像データのドットを間引いて表示する
必要があり、画像イメージがくずれすい傾向がある。例
えば、上述のようなテープ印刷装置において、キャラク
タ画像(単位画像:文字、数字、記号、図形等を含む概
念である。)を配置して、24mm幅のテープに印刷可能
な幅方向256ドット程度の印刷画像データ(基礎画像
データ)を作成しても、同程度(約3cm)の小さなサイ
ズの表示画面では通常64ドット程度の解像度しかない
ため、個々の単位画像がくずれて視認しにくく、この2
56ドット程度が、64ドット程度(3cm程度)の小さ
な表示画面で個々の単位画像の内容等を視認できる限界
となっている(図43〜44参照)。
においては、印刷対象物として幅広のテープが使用され
る傾向があり、幅広テープ対応の512ドットや102
4ドット程度の基礎画像データを縮小して表示したので
は、その個々の単位画像の内容ばかりでなく配置等も把
握できなくなる(図45参照)。このような問題は、テ
ープの幅が広くなるにつれて、すなわち印刷可能な画像
データの規模がさらに大きくかつ多様化されるにつれ
て、ますます顕著になるものと予想される。また、テー
プ印刷装置以外にも、例えば、小型の印章作成装置にお
いて、比較的大型の印章面を有する印章を作成するため
の画像データを視認するなど、他の小型で安価な情報処
理装置の画像表示装置としても、共通の課題になる可能
性が予想される。
なされたものであり、本発明の課題は、表示する画像の
規模に対して小さな表示画面を使用しても、その画像を
構成する任意の箇所の単位画像の内容や配置等を、比較
的簡易な操作で容易に視認可能な、利便性の高い画像表
示装置を提供することにある。
に、本発明の請求項1の画像表示装置は、種々の指令お
よびデータを入力するための入力手段と、表示画面を有
する表示手段と、ドットマトリクスから成る基礎画像デ
ータの一部または全部を記憶する基礎画像記憶手段と、
前記入力手段からの指令に基づいて、前記基礎画像デー
タのうちの表示範囲の画像データを、表示画像データに
変換して前記表示画面に表示させる表示制御手段と、を
備え、前記入力手段は、前記表示範囲を前記基礎画像デ
ータ上の上下左右のいずれかの所定方向に自動的に連続
してスクロールさせるオートスクロール処理の開始指令
を入力するための開始指令手段と、前記オートスクロー
ル処理を一時停止させる停止指令、前記オートスクロー
ル処理の開始時以前若しくは処理中に前記基礎画像デー
タと前記表示画像データとの大きさの比率を変更する比
率変更指令、および、前記オートスクロール処理の開始
時以前若しくは処理中にその時点での前記表示範囲を前
記基礎画像データ上の上下左右いずれかの方向に移動さ
せる表示範囲移動指令、の少なくとも1つの処理変更指
令を入力するための変更指令手段と、を有し、前記表示
制御手段は、前記開始指令を入力したときに、前記オー
トスクロール処理を開始するとともに、前記処理変更指
令を入力したときに、その入力された処理変更指令に従
って、前記表示画像データを変更して前記表示画面に表
示させることを特徴とする。
ることにより、基礎画像データ上の上下左右のいずれか
の所定方向に、表示範囲をオートスクロールさせること
ができる。また、処理変更指令を入力することにより、
オートスクロール処理における処理内容を変更できる。
この場合、基礎画像データ上の表示範囲の画像データか
ら表示画像データへの変換には、従来と同様に、単なる
画像の抽出または拡大/縮小または縮小時の各単位画像
の略記号への置き換え等が含まれる。そして、オートス
クロールしながらスクロール方向の単位画像(例えば各
キャラクタ画像)の内容や配置等を連続して容易に視認
できる。また、処理変更指令を入力したときは、その処
理変更指令が停止指令の場合、オートスクロール処理を
停止して、その時点での表示範囲の画像に対して、例え
ばカーソル等によりスクロール方向と直交する方向へ表
示範囲を変更してその範囲の単位画像を視認するなど
の、他の処理を行うことができる。また、比率変更指令
や表示範囲移動指令の場合、オートスクロール処理の開
始時以前若しくは処理中に入力することができ、オート
スクロール処理中に比率変更指令を入力すれば、スクロ
ールしながら基礎画像データと表示画像データとの大き
さ(解像度)の比率を変更でき、表示範囲移動指令を入
力すれば、スクロールしながらその時点での表示範囲を
上下左右いずれかの方向に移動させることができる。し
たがって、この画像表示装置では、表示する画像の規模
に対して小さな表示画面を使用しても、その画像を構成
する単位画像の内容や配置等を、比較的簡易な操作で容
易に視認できる。
前記表示制御手段は、前記オートスクロール処理を、前
記開始指令を入力した時点の前記表示範囲から開始する
ことが、好ましい。
た時点の表示範囲からオートスクロール処理を開始する
ので、例えば、カーソル等で任意の開始位置までスクロ
ールしておいてから、開始指令を入力するようにすれ
ば、その任意の表示範囲からのオートスクロール処理を
行うことができ、これにより、任意の箇所からの画像の
視認を容易に行うことができ、画像表示装置としての利
便性をさらに高めることができる。
前記入力手段は、前記オートスクロール処理の前記基礎
画像データ上の開始位置を指定するための開始位置指定
手段をさらに有することが、好ましい。
処理の開始位置を指定できるので、開始位置を指定して
から、開始指令を入力するようにすれば、その任意の表
示範囲からのオートスクロール処理を行うことができ、
これにより、任意の箇所からの画像の視認を容易に行う
ことができ、画像表示装置としての利便性をさらに高め
ることができる。
表示装置において、前記表示制御手段は、前記オートス
クロール処理を、前記基礎画像データの終端まで行って
終了することが、好ましい。
処理を、基礎画像データの終端まで行って終了するの
で、特に終了位置を指定しないでもオートスクロール処
理の開始指令を入力することができ、また、自動的に終
了するので手間がかからない。すなわち、より利便性の
高い画像表示装置とすることができる。
表示装置において、前記入力手段は、前記オートスクロ
ール処理の前記基礎画像データ上の終了位置を指定する
ための終了位置指定手段をさらに有することが、好まし
い。
処理の終了位置を指定できるので、終了位置を指定して
から、開始指令を入力するようにすれば、その終了位置
でオートスクロール処理を終了させることができる。こ
れにより、必要な範囲のみを容易に視認することがで
き、余分な処理時間を削減できるとともに、自動的に終
了するので手間がかからない。すなわち、より利便性の
高い画像表示装置とすることができる。
表示装置において、前記表示制御手段は、前記オートス
クロール処理を、前記基礎画像データの終端と始端とを
連結して循環させて行うことが、好ましい。
処理を、基礎画像データの終端と始端とを連結して循環
させて行うので、基礎画像データのどこからオートスク
ロールを開始しても、そのスクロール方向の全範囲にお
いて画像の視認ができるとともに、前回に視認し損なっ
た部分があっても、特に他の処理を行うことなく、再度
の視認を容易に行うことができ、より利便性の高い画像
表示装置とすることができる。また、装置を販売のため
に店頭に陳列する場合など、ユーザにアピールし続ける
ようなディスプレイ効果等を演出させることもできる。
表示装置において、前記入力手段からのデータを基礎デ
ータとして記憶する基礎データ記憶手段と、種々のデー
タの入力に応じて、対応する単位画像データを出力する
単位画像生成手段と、前記基礎データの入力に応じて前
記単位画像生成手段から出力された単位画像データを、
前記基礎画像記憶手段内の前記基礎画像データの領域上
に配置して、前記基礎画像データの一部または全部を作
成する基礎画像作成手段と、をさらに備えることが、好
ましい。
ータを基礎データとして記憶する基礎データ記憶手段
と、対応する単位画像データを出力する単位画像生成手
段と、基礎画像データの一部または全部を作成する基礎
画像作成手段と、をさらに備えることにより、基礎画像
記憶手段に予め記憶された基礎画像データばかりでな
く、新たな基礎画像データを生成することができる。ま
た、基礎データを記憶して、それに応じて基礎画像デー
タを生成するので、いつでも任意の範囲の基礎画像デー
タを作成できる。すなわち、画像の入力装置としての機
能をも兼ね備えた、より利便性の高い画像表示装置とす
ることができる。
表示装置において、前記オートスクロール処理中の任意
の時点において、前記基礎画像データのうちの、前記任
意の時点の表示範囲およびその表示範囲から所定単位時
間後までにスクロールにより移動可能な範囲を含むスク
ロール範囲の画像データを、スクロール画像データとし
て記憶するスクロール画像記憶手段をさらに備え、前記
表示制御手段は、前記オートスクロール処理中に、前記
スクロール画像データのうちの前記表示範囲の画像デー
タを変換して、前記任意の時点の表示画像データとして
前記表示画面に表示させるとともに、前記任意の時点の
スクロール画像データを前記基礎画像記憶手段から読み
出して、前記任意の時点までに前記スクロール画像記憶
手段に記憶させることが、好ましい。
範囲および所定単位時間後までにスクロール可能な範囲
のスクロール画像データを、基礎画像記憶手段とは別に
記憶し、スクロール画像データの表示範囲を表示画像デ
ータに変換しているので、基礎画像記憶手段が他の資源
等によりアクセスされてビジー状態でも、所定単位時間
後までのオートスクロール処理を行える。また、上述の
請求項7の画像表示装置のように入力装置を兼ねるよう
な場合には、スクロール画像記憶手段からの画像データ
によりスクロール表示を行うのと、基礎画像データを作
成して基礎画像記憶手段に記憶する処理とを並行して行
えるので、処理時間を短縮できる。
表示装置において、前記入力手段からのデータを基礎デ
ータとして記憶する基礎データ記憶手段と、種々のデー
タの入力に応じて、対応する単位画像データを出力する
単位画像生成手段と、前記オートスクロール処理中の任
意の時点において、前記基礎画像データのうちの、前記
任意の時点の表示範囲およびその表示範囲から所定単位
時間後までにスクロールにより移動可能な範囲を含むス
クロール範囲の画像データを、スクロール画像データと
して記憶するスクロール画像記憶手段と、前記基礎デー
タの入力に応じて前記単位画像生成手段から出力された
単位画像データを、前記基礎画像記憶手段内の前記基礎
画像データの領域上に配置して、前記任意の時点のスク
ロール画像データを、前記任意の時点より前記所定単位
時間前までに作成する基礎画像作成手段と、をさらに備
え、前記表示制御手段は、前記オートスクロール処理中
に、前記スクロール画像データのうちの前記表示範囲の
画像データを変換して、前記任意の時点の表示画像デー
タとして前記表示画面に表示させるとともに、前記任意
の時点のスクロール画像データを前記基礎画像記憶手段
から読み出して、前記任意の時点までに前記スクロール
画像記憶手段に記憶させることが、好ましい。
点において必要とされる表示画像データは小さくて済む
ので、その元になる基礎画像データも、全体としてはい
かに大きくとも、その時点では小さな表示範囲に対応す
る分だけあれば良い。また、入力装置として、入力する
データを変更しながらその表示画面上で基礎画像データ
の編集等を行う場合、データを変更する度に基礎画像デ
ータ全体を作り直すより、表示範囲の周辺のみ変更する
方が表示のための処理時間が短くて済む。この画像表示
装置では、上述の請求項8と同様のスクロール画像記憶
手段と、請求項7と同様の基礎画像作成手段を備えるの
で、上述の両請求項の利点を兼ね備え、さらに、その基
礎画像作成手段が、任意の時点から所定単位時間後まで
の表示に必要な基礎画像データを、その任意の時点より
所定単位時間前までに作成するので、それをスクロール
画像データとして、その任意の時点までにスクロール画
像記憶手段に記憶させることにより、その任意の時点か
ら所定単位時間後までのスムーズなスクロール処理を維
持しつつ、各時点で用意しておく基礎画像データを、そ
の各時点から所定単位時間の2倍の時間内でスクロール
移動可能な範囲に絞ることができ、これにより、基礎画
像データの記憶領域を節約でき、かつ、その作成・変更
のための処理時間を短縮できる。
表示装置において、前記基礎画像データが、印刷対象物
に印刷するための印刷画像データであることが、好まし
い。
るための印刷画像データを基礎画像データとして表示で
きるので、印刷装置の画像表示装置として適用できる。
て、前記印刷対象物が、テープ状であることが、好まし
い。
状であるテープ印刷装置の画像表示装置として適用でき
る。
をテープ印刷用のインクジェットプリンタに適用した実
施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明す
る。
ンタ(テープ印刷装置)1の外観斜視図を示し、図2は
そのプリンタ部2の概略斜視図を示している。このイン
クジェットプリンタ1は、いわゆるラベルプリンタ、ラ
ベルワープロ等と呼ばれるものである。
テープカートリッジ3から、剥離紙付きの印刷用のテー
プTを送り出して、そのテープTにインクジェットヘッ
ド7を用いてカラー印刷を行う形式のものである。テー
プTには、背景色が種々異なるテープ幅6mm〜100mm
程度の各種のものが用意されており、これら各種のテー
プTは、それぞれテープカートリッジ3に収容された状
態で提供され、テープ幅に応じて幅方向24ドット〜1
024ドット程度の解像度の印刷画像が印刷される。
な構成について説明する。図1に示すように、このイン
クジェットプリンタ1は、全体として薄い直方体形状の
本体ケーシング90を有しており、上面の手前側部分
に、キーボード102を、上面の奥右側部分に、液晶表
示部17を備えている。このキーボード102と液晶表
示部17については、後述の制御部200(図5参照)
とともに、本発明に係る画像表示装置の主要部を構成す
るので、制御系の説明において後述する。
90の後面側中央上端位置に、印刷後のテープTを外部
に排出するためのテープ排出口91が形成され、その下
側には、テープカートリッジ3の交換を行うための開閉
蓋92が設けられ、上面中央には、インクカートリッジ
8を交換するための開閉蓋93が配置されている。本体
ケーシング90の内部には、電源ユニット、ニッカド電
池等の電池等(図示せず)が搭載されている。また、内
部後側部分には、図2に示すプリンタ部2が構成されて
いる。
プカートリッジ3が着脱可能に装着された装着部4と、
テープTに印字を行うインクジェットヘッド7と、イン
クを供給するためのインクカートリッジ8と、インクカ
ートリッジ8を着脱可能に装着し、インクジェットヘッ
ド7とともにテープTの幅方向に往復移動させるための
キャリッジ9を有している。
下「CRモータ」と略称する)94の正逆回転に伴って
正逆走行するタイミングベルト95が連結されており、
キャリッジガイド軸96に案内されてテープTの幅方向
に往復移動する。この場合、キャリッジ9から突設した
遮光板97が、フォトインタラプタなどから成る位置検
出センサ98に臨むと、インクジェットヘッド7がホー
ム位置(図示せず)にあることを検出して、ゼロ点補正
等の位置補正を行うようになっている(図5参照)。
7の待機位置であるとともに、印刷のための基準位置と
なっており、この基準位置からCRモータ94を所定の
ステップ数だけ回転させることにより、キャリッジ9を
テープTの印刷範囲の幅方向の各位置に精度良く移動さ
せ、これと同期してインクジェットヘッド7を駆動する
ことにより、テープTの表面に所望の印刷が行われる。
さらに、プリンタ部2は、インクジェットヘッド7のイ
ンクノズルを塞ぐとともに、必要に応じてポンプモータ
99(図5参照)によりクリーニング処理等を行うヘッ
ドキャップ機構11を備えている。
7は、全体として直方体形状のヘッドケース701を有
し、その前壁表面に半導体製造技術で構成した多数のイ
ンクノズル(図示せず)が形成されている。裏面側に
は、4個のヘッド針706(706ー1、706ー2、
706ー3、706−4)が突出しており、インクカー
トリッジ8の4個のインクタンク83(83−1、83
−2、83−3、83−4)に貯留されているイエロ
ー、シアン、マゼンタ、ブラック(黒)の各色のインク
が、インク供給口831に差し込まれたインクフィルタ
カートリッジ707およびその内側のヘッド針706を
経由して供給され、各色に対応したインクノズルから、
インク液滴が吐出される。
に形成された取付け部708の部分が、ビス止め等によ
ってキャリッジ9に固着される。また、仮想線で示すよ
うに、裏面に開いているスリット702を通して、配線
用のフレキシブルケーブル709が、前側のインクジェ
ットヘッド7本体に接続され、他端側は、インクジェッ
トヘッド7の駆動回路281(図5参照)に接続されて
いる。このケーブル709を介してインクジェットヘッ
ド7が電気的に駆動されて、インクの吐出動作が行なわ
れる。
を示している。テープカートリッジ3は、直方体形状の
カートリッジケース31を有し、その内部中央に、テー
プTが巻き取られたテープロール32が配置されてい
る。前壁33の下側の送出口35の内側には、左右一対
のテープ押さえローラ36が配置され、内側に取り付け
られた板ばね37のばね力に抗して支持されている。ま
た、前壁33の内側には、インク吸収材を充填した廃イ
ンク回収部38が区画形成され、その一部は、一対の回
収窓39からインクジェットヘッド7側に露出してい
る。
0は、送りローラ61と、左側壁に取り付けたられた紙
送りモータ(以下「PFモータ」という)62と、外側
面に回転自在に支持されてPFモータ62の出力を送り
ローラ61に伝達する減速歯車列63を備えている。図
4に示すように、テープTは、送りローラ61によって
上方に送られ、前壁33の中程の印刷位置において、イ
ンクジェットヘッド7によって印刷される。テープTの
印刷された部分は、前壁33と上ガイド壁34の間の送
り通路に沿って送られ、図2に示すように、斜め後方に
向けて延びる一対の案内板54、55および排出ローラ
56によって、本体ケーシング90のテープ排出口91
から排出される(図1参照)。
リンタ1における制御系の基本的な構成を説明する。制
御系は、基本的に、制御部200、キーボード102、
位置検出センサ98、プリンタ駆動回路280、液晶駆
動回路290、および液晶表示部17を備えている。
ンクジェットヘッド7がホーム位置に達したことを検出
し、その検出信号を制御部200に入力する。また、プ
リンタ駆動回路280は、プリンタ部2のインクジェッ
トヘッド7を駆動するヘッド駆動回路281と、CRモ
ータ94、PFモータ62およびポンプモータ99を駆
動するモータ駆動回路282を備え、制御部200から
出力される制御信号に基づいて、その指示に従ってプリ
ンタ部2内の各部を制御する。同様に、液晶駆動回路2
90は、制御部200の指示に従って液晶表示部17を
制御する。
の形状の内側に、64ドット×96ドットの表示画像デ
ータGCを表示可能な表示画面18を有し(図1参
照)、ユーザがキーボード102からデータを入力して
印刷画像データ(基礎画像データ)GDを作成・編集し
たり、キーボード102から各種指令・選択指示を入力
したり、後述のオートスクロール処理等において印刷画
像データGDを視認したりする際などに用いられる。
ーや記号キー等を含む文字キー群103、各種の動作モ
ードなどを指定するための機能キー群104などが配列
されている。機能キー群104には、(いずれも図示し
ない)電源キー105、印刷動作を指示するための印刷
キー106、テキスト入力時のデータ確定や改行および
選択画面における各種モードの選択指示のための選択キ
ー107、印刷画像データGDの印刷色を指定するため
の色指定キー108、色設定キー109、並びに、それ
ぞれ上(「↑」)、下(「↓」)、左(「←」)、右
(「→」)方向へのカーソル移動や表示画面18の表示
範囲を移動させるための4個のカーソルキー110(1
10U、110D、110L、110R:以下、「カー
ソル「↑」キー110U」等という)が含まれる。
指示を取り消すための取消キー111、各種処理を途中
で中止するための中止(ストップ)キー112、種々の
環境設定メニューを選択するための環境設定キー11
3、テキスト入力画面や選択画面と印刷画像データGD
の表示画面(イメージ画面)とを相互に切り換えるため
のイメージキー114、後述のオートスクロール処理を
開始するためのオートスクロールキー115、オートス
クロール処理等の継続処理を途中で停止する停止(ポー
ズ)キー116、その停止を解除してそのときの状態か
ら処理を再開する再開(リスタート)キー117、並び
に、印刷画像データGDとイメージ画面に表示する表示
画像データGCとの大きさの比率を変更するための比率
変更(ズーム)キー118が含まれる。
同様に、これらのキー入力は、各キー入力毎に個別にキ
ーを設けて入力しても良いし、シフトキー等と組み合わ
せてより少ない数のキーを用いて入力しても良い。ここ
では、理解を容易にするために上記の分だけキーがある
ものとして説明する。
上述のような種々の指令およびデータを制御部200に
入力する。
20、キャラクタジェネレータROM(以下、「CG−
ROM」という)230、RAM240、入力インター
フェイス250、出力インターフェイス260を備え、
互いに内部バス270により接続されている。
制御プログラム等の他、色変換テーブル221や文字修
飾テーブル222などを記憶している。CG−ROM2
30は、インクジェットプリンタ1に用意されている文
字、記号、図形等のフォントデータを記憶していて、文
字等を特定するコードデータが与えられたときに、対応
するフォントデータを出力する。
1およびダイナミックRAM242を有している。この
スタティックRAM241は、電源キー105の操作に
より電源がオフにされても、記憶したデータを保持して
おくようにバックアップ回路(図示せず)によって電源
の供給を受けているので、主にバックアップが必要なデ
ータ等を記憶しており、電源オフ時にも保持しておきた
い各種レジスタ群243や、ユーザがキーボード102
から入力した文字等のテキストデータを記憶するテキス
トメモリ244などの領域を有し、制御処理のための作
業領域として使用される。
結果の画像データ等を一時記憶するためのバッファであ
り、後述の展開画像データバッファ245、スクロール
画像データバッファ246、表示画像データバッファ2
47の他、色変換バッファなどの各種変換バッファ24
8などが含まれる。
ド102や位置検出センサ98と接続され、キーボード
102からの各種指令や入力データ、位置検出センサ9
8からの位置検出信号などを、内部バス270に取り込
むための回路であり、出力インターフェイス260は、
CPU210等から内部バス270に出力されたデータ
や制御信号を、プリンタ駆動回路280や液晶駆動回路
290に出力する回路である。
り、ROM220内の制御プログラムに従って、入力イ
ンターフェイス250を介してキーボード102からの
各種指令や各種データ、位置検出センサ98からの位置
検出信号を入力し、CG−ROM230からのフォント
データ、RAM240内の各種データ等を処理し、出力
インターフェイス260を介してプリンタ駆動回路28
0や液晶駆動回路290に制御信号を出力することによ
り、印刷の位置制御や表示画面18の表示制御等を行う
とともに、インクジェットヘッド7を制御して所定の印
刷条件でテープTにカラー印刷するなど、インクジェッ
トプリンタ1全体を制御している。
体の処理フローについて、図6を参照して説明する。電
源オン等により処理が開始すると、同図に示すように、
まず、インクジェットプリンタ1を、前回の電源オフ時
の状態に戻すために、退避していた各制御フラグを復旧
するなどの初期設定を行い(S1)、次に、前回の表示
画面を初期画面として表示する(S2)。
否かの判断分岐(S3)および各種割込処理(S4)
は、概念的に示した処理である。実際には、インクジェ
ットプリンタ1では、初期画面表示(S2)が終了する
と、キー入力割込を許可し、キー入力割込が発生するま
では、そのままの状態を維持し(S3:No)、何らか
のキー入力割込が発生すると(S3:Yes)、それぞ
れの割込処理に移行して(S4)、その割込処理が終了
すると、再度、その状態を維持する(S3:No)。
ル処理について、図7を参照して説明する。図6の上述
の状態(キー割込許可を維持した状態)において、オー
トスクロールキー115を押しながら、4個のカーソル
キー110(110U、110D、110L,110
R)のいずれかを押すと、オートスクロールキー入力割
込が発生し、そのカーソルキーの種類(方向)(例え
ば、カーソル「→」キー110Rが押されたときには
「右」)を、フラグ等により記憶(例えば、右方向フラ
グRFに1をセット)した上で、図7に示すオートスク
ロール処理(S10)を起動する。ここで、例えば、上
方向の場合、上方向フラグUF=1、下方向の場合、下
方向フラグDF=1、左方向の場合、左方向フラグLF
=1となる。以下では、右方向フラグRF=1として説
明する。
れると、図7に示すように、まず、一般割込処理が多重
化して暴走する(データ化け等が発生する)などの危険
を避けるために、電源オフ等の緊急割込以外の一般割込
許可フラグをオフ(割込禁止)にして(S11)、次
に、オートスクロール開始準備処理を行って、印刷画像
データGDの開始位置におけるイメージ画面を表示する
(S12)。この処理(S12)の詳細は後述(図8)
するので、ここでは、現状のイメージ画面(図6の初期
設定(S1)で復帰したイメージ画面)を表示したもの
として説明する。
示範囲がイメージ画面に表示されると(S12)、次
に、停止(ポーズ)フラグPFがオンか否か(PF=1
か0か)を判別する(S13)。オートスクロール処理
(S10)が起動された直後には、ポーズフラグPF=
0なので(S13:No)、次に、指定方向スクロール
更新処理を行う(S14)。この処理(S14)につい
ても、詳細は後述(図21)するので、ここでは、上述
のように、右方向フラグRF=1により、所定の単位ド
ットライン数分だけ右側にスクロールしたイメージ画面
を表示したものとして説明する。
更新処理(S14)が終了すると、次に、エラーフラグ
ERRFがオンか否か(ERRF=1か0か)を判別し
(S16)、エラーが発生しているとき(S16:Ye
s)には、所定のエラー表示を行った(S17)後、各
フラグをリセットし(S18)、一般割込許可フラグを
オン(許可)に戻して(S19)、処理を終了し(S3
0)、再度、図6のキー割込許可を維持した状態に戻
す。
6:No)、または前述のポーズフラグPFがオン(P
F=1)のとき(S13:Yes)には、次に、オート
スクロール割込が発生してから現在の処理までの間に、
後述の処理変更指令キーのいずれかの入力があったか否
かを判別し(S20)、処理変更指令キー入力があった
とき(S20:Yes)には、その入力が中止(ストッ
プ)キー112のキー入力か否かを判別する(S2
1)。
Yes)には、エラーが発生したときと同様に、オート
スクロール処理(S10)をその時点で終了させるため
に、次に、各フラグをリセットし(S18)、一般割込
許可フラグをオン(許可)に戻して(S19)、処理を
終了し(S30)、再度、図6のキー割込許可を維持し
た状態に戻す。
始前の表示状態をRAM240等のメモリに記憶してお
き、処理変更指令キーとして取消キー111がキー入力
された場合に、オートスクロール処理(S10)開始前
の状態に強制的に戻すこともできる。この場合、誤操作
等により起動された他の機能キー入力等による処理を取
消す場合の取消キー111の機能と整合性がとれ、ユー
ザにとってさらに利便性が向上する。
(S21:No)には、次に、処理変更指令キー処理を
行う(S22)。この処理(S22)についても、詳細
は後述(図36)するので、ここでは、とりあえず、ポ
ーズキー116のキー入力により、ポーズフラグPFが
オン(PF=1)になったものとして説明する。
ると、または前述の処理変更指令キー入力がなかったと
き(S20:No)には、次に、循環フラグRTFがオ
ンか否か(RTF=1か0か)を判別する(S24)。
Yes)には、印刷画像データGDの終端と始端とを連
結して、オートスクロール処理(S10)を循環して行
うので、何らかの終了イベント、例えば、前述のストッ
プキー112や取消キー111のキー入力、電源キー1
05等による緊急割込処理、機械的な故障等によりエラ
ーが発生した場合のエラーフラグオン等がない限り、次
に、前述のポーズフラグPF=1か0かの判別処理(S
13)〜循環フラグRTF=1か0かの判別処理(S2
4)のループ処理を行う。
0)のとき(S24:No)には、次に、終了位置EP
まで到達したか否かを判別する(S25)。この場合、
オートスクロール開始準備処理(S12)以前に終了位
置EPが指定されている場合には、その終了位置EP
(図16〜17の画面T37〜T40、図19の画面T
46〜T48参照)が、表示画面18(イメージ画面)
内に表示されたか否か、すなわち表示画像データGCに
含まれるように変化したか否かを判別する(S25)。
い場合には、印刷画像データGDの終端位置(上下の終
端(=始端)位置GPv、左右の終端(=始端)位置G
Ph:例えば図12(a)参照)を終了位置EPとし
て、その終了位置EPが、表示画像データGCに含まれ
るように変化したか否かを判別する(S25)。
とき(S25:Yes)には、次に、各フラグをリセッ
トし(S18)、一般割込許可フラグをオン(許可)に
戻して(S19)、処理を終了し(S30)、再度、図
6のキー割込許可を維持した状態に戻す。
(S25:No)には、循環フラグオン(S24:Ye
s)の場合と同様に継続してオートスクロール処理(S
10)を行うので、次に、前述のポーズフラグPF=1
か0かの判別処理(S13)〜終了位置EPまで到達し
たか否かの判別処理(S25)のループ処理を行う。
12)について、図8〜20を参照して説明する。図7
の一般割込許可フラグオフ(S11)が終了して、本処
理(S12)が起動すると、図8に示すように、まず、
表示画面18に「設定変更有?」の表示をするととも
に、設定変更をするか否かのキー入力を促す(画面T5
9:以下、表示画面18の表示状態を画面Txxで表現
し、参照番号としてはTxxのみで示す。)。
9)が終了すると、次に、設定変更有りか否かを判別し
(S121)、設定変更がないとき(S121:No)
には、次に、後述(図20)するオートスクロール開始
/終了位置設定処理(S124)を行った後、処理を終
了して(S125)、図7の次の処理、すなわち前述の
ポーズフラグPF=1か0かの判別処理(S13)に移
行する。
es)には、次に、後述(図13)するオートスクロー
ル開始時倍率(比率)設定/変更処理(S122)、続
いて、後述(図19)するオートスクロール開始/終了
位置変更処理(S123)を行った後、次に、オートス
クロール開始/終了位置設定処理(S124)を行い、
処理を終了して(S125)、図7の次の処理(S1
3)に移行する。
データGDの大きさ(実際には画像データとしての解像
度:ドット数:幅方向最大1024ドット)と表示画面
18にイメージ画面表示として表示する表示画像データ
GCの大きさ(実際には表示する解像度:幅方向最大6
4ドット、長さ方向最大96ドット)との倍率(比率)
を3通りの方法で、設定変更できる。
において設定/変更する方法について、図9〜12を参
照して以下に説明し、続いて、第2のオートスクロール
開始時において設定変更する方法、すなわちオートスク
ロール開始時倍率(比率)設定/変更処理(S122)
について、図13を参照して説明し、第3のオートスク
ロール処理中に変更する方法については、処理変更指令
キー処理(S22)の説明において後述(図36)す
る。
の状態で、環境設定キー113を押すと、図9に示すよ
うに、環境設定キー入力割込が発生して、環境項目選択
の画面T1が表示される(T1)。割込後の最初の状態
では、前回の環境設定で選択した項目、例えば、表示濃
度の項目が選択表示(実際には反転表示、図中は網掛け
で示す。)されている(T1)。
110Dまたはカーソル「↑」キー110Uを操作する
と、それに合わせて、選択可能な項目(選択枝)、例え
ばパスワード、表示濃度、イメージ、レジュー
ム、実行?、などの選択枝のうちのいずれかが選択表
示されるので、イメージの選択枝を選択表示(T2)
してから選択キー107を押すと、イメージの選択枝
の下位階層の選択画面、すなわちイメージ設定の画面が
表示される(T3)。
として倍率、開始位置、終了位置、……などが表
示されるので、倍率設定の場合には、倍率を選択表示
(T3)して選択キー107を押すと、倍率の選択枝
の下位階層の選択画面、すなわちイメージ倍率の画面が
表示される(T4)。
24ドットの解像度の印刷画像データGDをどの程度の
解像度で表示するか、すなわち縮小して表示する場合で
あれば、どの程度にドットを間引けば良いか等を選択す
る。この場合、選択枝としては、……、2/1(2
倍)、1/1、1/2、1/4、1/6、1
/8、1/12、1/16、……等があり、例え
ば、幅方向256ドットの印刷画像データGD(図12
(a)参照)の全幅を64ドットの表示画面18内に納
める場合(図12(d)の画面T22等参照)には、
1/4を選択する。
(T5)して選択キー107を押すと、倍率の設定を終
了して、環境項目選択の画面に戻り、イメージの次の
選択枝レジュームが選択表示される(T6)。次に、
実行?の選択枝を選択表示(T7)して選択キー10
7を押すと、環境設定の処理を終了して、割込発生前
の、例えば、テキスト入力画面等の表示画面に戻り、処
理状態としては、図6のキー入力待ち(S3:No)の
状態に戻る。
像度を有する印刷画像データGDの例を示したものであ
り、この印刷画像データGDの一部を同図(b)に示す
64ドット×96ドットの表示画面18にイメージ画面
として表示し、その表示範囲を右オートスクロールさせ
ると、その表示範囲と印刷画像データGDとの関係は、
上述の倍率設定で設定した倍率によって、同図(c)〜
(e)のようになる。
等)において、印刷画像データGDの点線で囲まれた範
囲は、確認(視認)中および未確認の範囲を示し、確認
済みの範囲は削除して示す。例えば、図12(c)は、
左中央の開始位置から倍率(比率)1/2の場合の右オ
ートスクロール処理を開始した直後の表示(T20)と
そのまま途中まで処理を進めた時点での表示(T21)
を示し、同様に、同図(d)は、倍率1/4の場合の開
始直後(T22)および途中(T23)の、同図(e)
は、倍率1/6の場合の開始直後(T24)および途中
(T25)の表示を示している。
入力画面や図9で前述の選択画面を表示した状態におい
て、イメージキー114を押すと、図5の説明で前述の
ように、その時点におけるイメージ画面と相互に切り換
えることができる。例えば、倍率変更前のイメージ画面
が図12の画面T20(倍率1/2に相当)の場合に、
図9の画面T4以前の状態で、イメージキー114を押
すと、同図の右側に点線画面で示すように、そのときの
イメージ画面(T20)を表示させることができ、再
度、イメージキー114を押すことにより、元の画面に
戻すことができる。
変更(T5)してから同様にイメージキー114を押す
と、その倍率におけるイメージ画面(T22)が表示さ
れる。これらのイメージ画面(T20またはT22)が
表示されているときには、カーソルキー110U、11
0D、110L、110R等によるイメージ画面上の通
常の操作もできる。すなわち、設定しようとする倍率の
イメージ画面を確認しながら設定変更ができる。ただ
し、図9の画面T7において、実行?を選択して選択キ
ー107による実行処理をしないで、取消キー111な
どによって、環境設定キー入力割込以前の状態に戻った
場合には、処理が確定しないので、イメージ画面は元の
画面T20となる。
変更の方法としては、他の方法を採用することもでき
る。例えば、図10に示すように、図9のイメージ設定
の画面T3の倍率の選択枝の代わりに、表示画面18に
イメージ画面として表示するサイズを直接選択できるよ
うにしても良い。この場合、イメージ設定の画面(T
8)では、選択枝としてサイズ、開始位置、終了
位置、……などが表示されるので、サイズを選択表示
(T8)して選択キー107を押すと、サイズの選択
枝の下位階層の選択画面、すなわちイメージサイズの画
面が表示される(T9)。
24ドットの解像度の印刷画像データGDをどの程度の
解像度で表示するかについての選択枝として、……、
32ドット(図9で前述の2/1(2倍)相当)、6
4ドット(1/1相当)、128ドット(1/2相
当)、256ドット(1/4相当)、384ドット
(1/6)、512ドット(1/8)、768ドッ
ト(1/12)、1024ドット(1/16)、……
等がある。
印刷画像データGDに対して、256ドット(1/4
相当)を選択(T10)し、また、幅方向64ドットの
印刷画像GDに対して、64ドット(1/1相当)を
選択するなど、サイズを直接指定すれば、表示画面18
の全幅(64ドット)を利用した表示とすることができ
る。
関するドット数の知識を持たなくても、表示画面18の
全幅を利用できるように、図10のイメージサイズの選
択枝としてテープ幅の選択枝を設けておき、テープ幅を
入力できるようにしても良い。この場合、例えば、図1
1に示すように、テープ幅を選択表示(T11)して選
択キー107を押すと、下位階層の選択画面、すなわ
ち、イメージ幅の画面が表示され、選択枝として、各テ
ープ幅の選択枝が表示される(T12)。
12mm、18mm、24mm、36mm、48mm、
64mm、72mm、(10)96mm、…… などの選択枝
を用意しておくことにより、6mmを選択したときは、
倍率を1/1にして64ドット幅の印刷画像データGD
までの全幅を表示可能とし、24mmを選択したとき
(T12)は、倍率を1/4として256ドット幅の印
刷画像データGDまでの全幅を表示可能とし、同様に、
(10)96mmを選択したときは、倍率を1/16として1
024ドット幅の印刷画像データGDまでの全幅を表示
可能にするなど、テープ幅に応じた処理ができる。
(比率)設定/変更処理(S122)について、図13
を参照して説明する。図8の設定変更有りか否かの判別
(S121)により設定変更が有ることが判別され(S
121:Yes)、本処理(S122)が起動すると、
図13(a)に示すように、まず、「倍率変更有り?」
の表示をするとともに、倍率変更をするか否かのキー入
力を促す(T13)。
3)が終了すると、次に、倍率変更有りか否かを判別し
(S1221)、倍率変更がないとき(S1221:N
o)には、そのまま処理を終了して(S1223)、図
8の次の処理、すなわちオートスクロール開始/終了位
置設定処理(S123)に移行する。
es)には、前述の図9の画面T4と同様のイメージ倍
率の画面を表示する(T14)ので、図9の場合と同様
に選択表示(T15:T5と同じ)〜選択キー107の
入力〜イメージ画面倍率変更(S1222)の後、処理
を終了する(S1223)。
設定/変更処理(S122)は、図13(b)に示すよ
うに、表示サイズを直接選択できるようにしても良い。
すなわち、図13(a)のイメージ倍率の画面T14、
T15の代わりに、図10の画面T9、T10と同様の
イメージサイズの画面T16、T17を表示することも
できる。この場合、例えば、環境設定画面において、図
10で前述のような方法を採用する場合には、同じ画面
を使用できるなど、整合性の上で好ましい。
データGD上のオートスクロール処理の開始位置SPや
終了位置EPを、大きくは2通りの方法で設定/変更で
きる。そこで、まず最初に、第1の環境設定画面におい
て設定/変更する方法について、図14〜18を参照し
て以下に説明し、続いて、第2のオートスクロール開始
時において設定変更する方法、すなわちオートスクロー
ル開始/終了位置変更処理(S123)について、図1
9を参照して説明する。
の状態で、倍率変更の場合と同様に環境設定キー113
を押すと、前述のように、環境設定キー入力割込が発生
して、環境項目選択の画面が表示され、イメージの選
択枝を選択表示してから(図9のT1〜T2)選択キー
107を押すと、イメージの選択枝の下位階層の選択
画面、すなわちイメージ設定の画面が表示される(図1
4のT3:図9と同じ)。
(T3)では、選択枝として倍率、開始位置、終
了位置、……などが表示されるので、まず、開始位置設
定の場合には、開始位置を選択表示(T30)して選
択キー107を押すと、開始位置の選択枝の下位階層
の選択画面、すなわち表示開始位置の画面が表示される
(T31)。
GD上のどの点を基点として表示画像データGCの開始
位置の設定を行うかを選択する。この場合、選択枝とし
ては、まず、印刷画像データGDの左辺を表示画面18
の左右の中心線に合わせてその左辺の各点を基点とする
左上端、左中央、および、左下端がある。
上端の点Plu(図18(a)参照)を表示画面18の
中心線の上端に合わせて開始位置SPとする(図18
(c)の画面T52参照)。左中央を選択したとき
(T31)には、左中央の点Plcを表示画面18全体
の中心に合わせて開始位置SPとする(図18(b)の
画面T50参照)。左下端を選択したときには、左下
端の点Pldを中心線の下端に合わせる開始位置SPと
する(図18(d)の画面T54参照)。
Dの左右の中心線と表示画面18の中心線を合わせ、中
央上端の点Pccを画面上端に合わせて基点とする中
央上端、中心同士を合わせる中心、および、中央下端
の点Pcdを画面下端に合わせて基点とする中央下端
がある(図18(a)参照)。
各点を基点として表示画面18の左右中心線に合わせ、
すなわち右上端の点Pruを画面上端に合わせて基点と
する右上端、右中央の点Prcを画面中心に合わせる
右中央、および、右下端の点Prdを画面下端に合わ
せて基点とする右下端がある(T32:図18(a9
参照)。そしてさらに、図15で後述の(10)指定位置も
選択枝となる。
ちのいづれかを選択表示して、例えば右下端を選択表
示(T32)して選択キー107を押すと、後述の開始
指定フラグSPFをオン(SPF=1)にした後、開始
位置SPの設定を終了して、環境項目選択の画面に戻る
(T6:図9と同じ)。次に、実行?の選択枝を選択
表示(図9のT7)して選択キー107を押すと、環境
設定の処理を終了して、割込発生前のテキスト入力画面
等の表示画面に戻り、処理状態としては、図6のキー入
力待ち(S3:No)の状態に戻る。
ように、選択枝として(10)指定位置を選択表示(T3
3)して選択キー107を押すと、開始座標の入力画面
が表示される(T34)。この状態(T34)では、所
定の基点(例えば、左上端の点Plu)を座標の(0、
0)の点として、その基点からの開始位置SPまでの座
標をドット数を単位として入力することができる。この
場合、例えば、基点Pluに対する座標として[x:00
0000dot、y:000000dot](座標(0、0))を入力す
ると(T34)、図14で前述の左上端を選択したと
きと同じ開始位置SPとなる(図18(c)の画面T5
2参照)。
(10)指定位置を選択したときの下位階層の選択画面を、
図15(b)に示すように、開始位置SPの始端からの
比率を入力する画面T35としても良い。この場合、例
えば、基点を左上端の点Pluとし、開始位置SPの表
示画像データGCの左上端の点を、基点Pluから印刷
画像データGD上の何%移動させた点に合わせるかを入
力でき、これにより、例えば、開始位置SPとして
[x:040(%)、y:020(%)]を入力する
(T35)など、印刷画像データGDの全体のドット数
が不明でも、「この周辺の表示範囲を開始位置とした
い」などの感覚的な指定が可能となる。
感覚的に理解し易い図15(b)側のような選択画面
を、主に使用して説明する。例えば、上述のx=40
%、y=20%の例を図18の印刷画像データGDの場
合に適用すれば、図18(b)の画面T51に示すよう
な表示範囲が開始位置SPとなる。
〜T30)で、図16に示すように、選択枝として終
了位置を選択表示(T36)して選択キー107を押す
と、終了位置の選択枝の下位階層の選択画面、すなわ
ち表示終了位置の画面が表示される(T37)。
GD上のどの位置でオートスクロール処理を終了するか
を選択でき、選択枝としては、まず、印刷画像データG
Dの終端を終了位置EPとする終端がある。
ば、上下のオートスクロール処理の場合には、上下の終
端(=始端)位置GPvをy(上下)側の座標とする点
(図18参照)がイメージ画面内に表示されたとき、す
なわち表示画像データGCに含まれるように変化したと
きにオートスクロール処理を終了する。また、左右のオ
ートスクロール処理の場合には、左右の終端(=始端)
位置GPhをx(左右)側の座標とする点が、表示画像
データGCに含まれるように変化したときに終了する。
刷画像データGDをその内部処理や視認の利便性を考慮
して、始端と終端を連結した循環画像データとして扱っ
ている(詳細は後述する(図30〜31))ので、上下
の終端位置と始端位置はy=GPvの座標で一致し、左
右の終端位置と始端位置はx=GPhの座標で一致して
いる(図12、図18、図31等参照)。
理における開始位置SPを左中央(図14の画面T31
等参照)とし、かつ終了位置EPを終端とすると、最初
から終端(=始端)位置が表示画像データGCに含まれ
ることになるので、このような指定の場合には、次に、
終了位置EPが出現したとき、すなわち表示画像データ
GCに含まれるように「変化したとき」に終了するよう
にしている。
の画面T37では、終了位置EPの選択枝として、印刷
画像データGDを循環してオートスクロールする循環
を選択できる。これを選択すると、図7で前述の循環フ
ラグRTFがオン(RTF=1)となるので、何らかの
終了イベント(ストップキー112のキー入力等)があ
るまで、図7のオートスクロール処理(S10)を継続
処理する。
て、終端や循環を選択表示して選択キー107を押
すと、後述の終了指定フラグEPFをオン(EPF=
1)にした後、終了位置EPの設定を終了して、環境項
目選択の画面に戻り(T6)、次に、実行?の選択枝
を選択表示(図9のT7)して選択キー107を押す
と、環境設定の処理を終了して、割込発生前の表示画
面、かつ、図6のキー入力待ち(S3:No)の状態に
戻る。
ように、選択枝として(10)指定位置を選択して(T3
8)、終了座標の入力画面を表示する選択方法(T3
9)においては、所定の基点(例えば、左上端の点Pl
u)を座標の(0、0)の点として、その基点からの終
了位置EPまでの座標をドット数を単位として入力する
ことができる。
(b)と同様に、(10)指定位置を選択したときの下位階
層の選択画面を、終了位置EPの終端からの比率を入力
する画面T40としても良い。この場合、開始位置SP
の場合と同様に、例えば、終了位置EPとして[x:0
20(%)、y:050(%)]を入力する(T40)
など、印刷画像データGDの全体のドット数が不明で
も、終了位置EPの感覚的(直感的)な指定が可能とな
る。
感覚的に理解し易い図17(b)側のような選択画面
を、主に使用して説明する。例えば、上述のx=20%
の例を図18の印刷画像データGDの場合に適用すれ
ば、図18(b)の画面T56に示すように後端からx
=20%の点が表示範囲に含まれるように変化したとき
の表示位置が終了位置EPとなる。
は、開始位置SPが仮に図18の画面T51の位置の場
合(図15(b)の画面T35:x=40%の場合)に
上記のような終了位置EP(後ろからx=20%:およ
そ、大文字「え」の後端が表示される)を設定して右オ
ートスクロール処理を開始したときには、最初から終了
位置EPが表示(T51)されているので、前述のよう
に、一巡してから次の終了位置EPが表示されたとき
(表示されるように変化したとき)の画面T56の状態
で終了する。
が表示されている場合の処理は、本発明の趣旨の範囲で
適宜変更が可能である。
トスクロール処理を想定したため、開始位置SPを指定
位置としたとき(図15の場合)に、印刷画像データG
Dの左上端の点Pluを所定の基点として、表示画像デ
ータGCの左上端の点と合わせた例を説明したが、例え
ば、右方向と上方向のオートスクロール処理のときには
左上端の点Pluを基点とし、左方向と下方向のときに
は右下端の点Prdを基点とするなど、スクロール方向
によって基点とする点を変更しても良い。
lu、上方向のときには右上端の点Pru、左方向のと
きには右下端の点Prd、下方向のときには左下端の点
Pldをそれぞれの基点にするなど、適宜変更できるこ
とは言うまでもない。。
位置変更処理(S123)について、図19を参照して
説明する。図8のオートスクロール開始時倍率(比率)
設定/変更処理(S122)が終了して、本処理(S1
23)が起動すると、図19に示すように、まず、「開
始位置変更?」か否かを問う表示をするとともに、開始
位置変更をするか否かのキー入力を促し(T41)、そ
のキー入力が終了すると、次に、開始位置変更有りか否
かを判別し(S1231)、開始位置変更がないとき
(S1231:No)には、終了位置変更の最初の処理
(T45)に移行する。
1:Yes)には、次に、開始指定フラグSPFをオン
(SPF=1)にした(S1232)後、前述の図14
または図15の画面T31と同様の表示開始位置の選択
画面を表示する(T42)。ここでは、以下、前述の図
15と同様に、指定位置を選択する場合を想定して、説
明する。
33と同じ)して選択キー107を押すと、開始比率の
入力画面が表示されるので(T44:図15のT35と
同じ)、図15と同様に、開始位置SPとして[x:0
40(%)、y:020(%)]を入力すると、次に、
終了位置変更の最初の処理(T45)に移行する。
変更?」か否かを問う表示をするとともに、終了位置変
更をするか否かのキー入力を促し(T45)、そのキー
入力が終了すると、次に、終了位置変更有りか否かを判
別し(S1233)、終了位置変更がないとき(S12
33:No)には、そのまま処理(S123)を終了し
て(S1238)、図8の次の処理、すなわちオートス
クロール開始/終了位置設定処理(S124)に移行す
る。
有りのとき(S1233:Yes)には、次に、終了指
定フラグEPFをオン(EPF=1)にした(S123
4)後、前述の図16の画面T37と同様の表示終了位
置の選択画面を表示する(T46)。ここでは、以下、
前述の図17と同様に、指定位置を選択する場合を想定
して、説明する。
38と同じ)して選択キー107を押すと、終了比率の
入力画面が表示されるので(T48:図15のT35と
同じ)、図17と同様に、終了位置EPとして[x:0
20(%)、y:050(%)]を入力すると、次に、
循環指定か否かの判別を行う(S1235)。
5:Yes)には、次に、循環フラグRTFをオン(R
TF=1)にする(S1236)が、ここでは、指定位
置を選択する場合を想定し、循環を指定していない(S
1235:No)ので、次に、循環フラグRTFをオフ
(RTF=0)にした(S1237)後、オートスクロ
ール開始/終了位置変更処理(S123)を終了して
(S1238)、図8の次の処理(S124)に移行す
る。
位置設定処理(S124)について、図20を参照して
説明する。図8のオートスクロール開始/終了位置変更
処理(S123)が終了すると、または前述の設定変更
がないとき(S121:No)には、次に、オートスク
ロール開始/終了位置設定処理(S124)が起動さ
れ、図20に示すように、まず、開始位置指定有りか否
か(開始指定フラグSPF=1か0か)を判別する(S
1241)。
のは、上述のオートスクロール開始/終了変更処理(S
123)で開始位置SPを指定したときばかりでなく、
図14〜15で前述の環境設定キー113により環境項
目選択の画面で開始位置SPを指定したとき、すなわち
図7のオートスクロール処理(S10)を起動する前に
指定したときにも開始指定フラグSPF=1となる。
1241:No)には、その時点でのイメージ画面、す
なわち図7のオートスクロール処理(S10)が起動さ
れる前にイメージキー114を押せば表示されたはずの
イメージ画面の表示画像データGCを、開始位置SPの
ときの印刷画像データGDの表示範囲として(S124
2)、そのイメージ画面を表示する(S1244)。
(S1241:Yes)には、上述してきた開始位置S
Pの指定に従って、開始位置SPにおけるイメージ画面
の表示画像データGCを設定し(S1243)、そのイ
メージ画面を表示する(S1244)。
(S1244)が終了すると、図20に示すように、次
に、終了位置指定有りか否か(終了指定フラグEPF=
1か0か)を判別する(S1245)。
るのは、オートスクロール開始/終了変更処理(S12
3)で指定したときばかりでなく、図16〜17で前述
の環境項目選択の画面において、図7のオートスクロー
ル処理(S10)を起動する前に指定したときにも終了
指定フラグEPF=1となる。また、循環フラグRTF
がオン(RTF=1)のときには、図7で前述(S2
4)のように、終了位置EPが指定されていても循環フ
ラグRTF=1の方が優先される。
されていないとき(S1245:No)には、前述の図
16の画面T37や図19の画面T46で終端が選択さ
れたものとしてデフォルトの終了位置EPを設定し(S
1246)、終了位置EPが指定されているとき(S1
245:Yes)には、上述してきた終了位置EPの指
定に従って設定した(S1247)後、本処理(S12
4)を終了する(S1248)。
設定処理(S124)を終了すると、次に、図8の処理
に戻り、オートスクロール開始準備処理(S12)を終
了して(S125)、図7の次の処理、すなわち前述の
ポーズフラグPF=1か0かの判別処理(S13)に移
行する。
循環フラグRTF=1のとき(S24:Yes)には、
何らかの終了イベントがない限り、ポーズフラグPF=
1か0かの判別処理(S13)〜循環フラグRTF=1
か0かの判別処理(S24)のループ処理を行い、循環
フラグRTF=0のとき(S24:No)には、終了位
置EPに到達するまで(S25:Yesとなるまで)、
ポーズフラグPF=1か0かの判別処理(S13)〜終
了位置EPまで到達したか否かの判別処理(S25)の
ループ処理を行う。
では、オートスクロール処理における印刷画像データ
(基礎画像データ)GDの表示範囲の開始位置SPや終
了位置EPを任意にかつ自由自在に設定することができ
る。また、指定をしなかったときには、印刷画像データ
GDの表示の開始位置SPは現時点におけるイメージ画
面の表示範囲に設定され、終了位置EPは印刷画像デー
タGDの終端を表示する表示範囲となる。
ないとき(SPF=0)には、オートスクロールキー1
15を押しながら4個のカーソルキー110のいずれか
を押すことにより、オートスクロールキー入力をした時
点(割込が発生した時点:オートスクロール処理の開始
指令を入力した時点)の表示範囲からオートスクロール
処理を開始する。
等で任意の開始位置SPまでスクロールしておいてか
ら、オートスクロールキー入力(開始指令の入力)をす
れば、その任意の表示範囲からのオートスクロール処理
を行うことができ、これにより、任意の箇所からの印刷
画像データの視認を容易に行うことができ、この結果、
印刷画像データGDを確認(視認)するための表示機
能、すなわちインクジェットプリンタ1を画像表示装置
として見たときの、利便性を高めることができる。
指定をしてから(SPF=1)、オートスクロールキー
入力によりオートスクロール処理を起動すれば、その任
意の表示範囲からのオートスクロール処理を行うことが
でき、これにより、任意の箇所からの画像の視認を容易
に行うことができ、画像表示装置としての利便性をさら
に高めることができる。
(EPF=0)には、終了位置EPは印刷画像データG
Dの終端を表示する表示範囲となる。すなわち、オート
スクロール処理を、印刷画像データ(基礎画像データ)
GDの終端(上下の場合y=GPv、左右の場合x=G
Ph:図12、図18、図31等参照)まで行って終了
するので、特に終了位置を指定しないでもオートスクロ
ール処理を開始させる(開始指令を入力する)ことがで
き、また、自動的に終了するので手間がかからない。す
なわち、より利便性の高い画像表示装置とすることがで
きる。
指定をしてから(EPF=1)、オートスクロール処理
を起動すれば(開始指令を入力すれば)、その終了位置
EPでオートスクロール処理を終了させることができ、
これにより、必要な範囲のみを容易に視認することがで
きる。例えば、図19の画面T44およびT48の設定
を図12(a)の印刷画像データGDに適用すると、同
図の仮想線内の範囲を視認できる。この結果、余分な処
理時間を削減できるとともに、自動的に終了するので手
間がかからない。すなわち、より利便性の高い画像表示
装置とすることができる。
定することができ、循環を指定してから(RTF=
1)、オートスクロール処理を起動すれば、オートスク
ロール処理を、印刷画像データ(基礎画像データ)GD
の終端と始端とを連結して循環させて行うので、印刷画
像データGDのどこからオートスクロール処理を開始し
ても、そのスクロール方向の全範囲において印刷画像デ
ータGDの視認ができるとともに、前回に視認し損なっ
た部分があっても、特に他の処理を行うことなく、再度
の視認を容易に行うことができ、より利便性の高い画像
表示装置とすることができる。また、例えば、インクジ
ェットプリンタ1を販売のために店頭に陳列する場合
に、宣伝用の印刷画像データGDを循環表示させて、ユ
ーザにアピールし続けるようなディスプレイ効果等を演
出させることもできる。
(S14)について、図21〜35を参照して説明す
る。図7でポーズフラグPF=0と判別され(S13:
No)、本処理(S14)が起動すると、図21に示す
ように、まず、上方向か否か、すなわち上方向フラグU
Fがオンか否か(UF=1か0か)を判別し(S14
1)、上方向フラグUF=1のとき(S141:Ye
s)には、次に、上スクロール更新処理(S142)を
行って、本処理(S14)を終了し(S150)、図7
の次の処理、すなわち前述のエラーフラグERRF=1
か0かの判別処理(S16)に移行する。
41:No)には、次に下方向か否か、すなわち下方向
フラグDFがオンか否か(DF=1か0か)を判別する
(S143)。
F、RFがオンか否か(DF、LF、RF=1か0か)
をそれぞれ判別し(S143、S145、S147)、
オンのとき(S143:Yes、S145:Yes、S
147:Yes)には、次に、それぞれ各指定方向のス
クロール更新処理(S144、S146、S148)を
行って、処理(S14)を終了し(S150)、図7の
次の処理(S16)に移行する。
がオフのとき(S143:No、S145:No、S1
47:No)には、次の指定方向フラグがオンか否かを
判別して、全ての指定方向フラグがオフのとき(S14
3、S145、S147:No、すなわちUF=DF=
LF=RF=0のとき)には、エラーフラグERRFを
オン(ERRF=1)にして、処理(S14)を終了し
(S150)、図7の次の処理(S16)に移行する。
発生している(ERRF=1)ので、次に、所定のエラ
ー表示を行った(S17)後、各フラグをリセットし
(S18)、一般割込を許可してから(S19)、オー
トスクロール処理(S10)を終了し(S30)、再
度、図6のキー割込許可を維持した状態に戻す。
(S142、S144、S146、S148)について
説明する前に、インクジェットプリンタ1において印刷
対象となる印刷画像データGDの作成方法、および、イ
メージ画面での表示対象となる表示画像データGCの作
成方法について、以下、図22〜31を参照して説明す
る。
ンタ1では、制御部200のスタティックRAM241
内に、ユーザが入力した文字等のテキストデータ(基礎
データ)を記憶するためのテキストメモリ(基礎データ
記憶手段)244の領域を有し、このスタティックRA
M241は、電源オフ時にもバックアップ回路により電
源の供給を受けている。また、この制御部200は、文
字等を特定するコードデータの入力に応じてフォントデ
ータを出力するCG−ROM230(単位画像生成手
段)を有している。
は、制御部200において、R0M220内の制御プロ
グラムに従って、CPU210によりテキストメモリ2
44からユーザが入力したテキストデータを読み出し、
CG−ROM230からそのテキストデータに対応する
フォントデータを出力させ、RAM240内の領域に展
開することにより、新たな印刷画像データ(基礎画像デ
ータ)GDを作成できるようになっている。
では、予め記憶された印刷画像データ(基礎画像デー
タ)GDばかりでなく、新たな印刷画像データGDを生
成することができる。また、ユーザが入力したテキスト
データ(基礎データ)を記憶しておいて、それに応じて
印刷画像データ(基礎画像データ)GDを生成するの
で、いつでも任意の範囲の印刷画像データGDを作成で
きる。
(a)や図18(a)で示したような印刷画像データ
(基礎画像データ)GDを、RAM240内の領域に作
成した場合を想定して、イメージ画面での表示対象とな
る表示画像データGCの作成方法について説明する。
きさの印刷画像データGDを作成した場合を想定する。
同図に示すように、まず、印刷画像データGDの一部の
画像データを展開画像データGAとして、RAM240
内の展開画像データバッファ245に抽出し(元の領域
から読み出して別領域に再記憶し)、その展開画像デー
タGAのうちの一部の画像データ(図中の一点鎖線の範
囲の画像データ)gbをスクロール画像データGBとし
て、スクロール画像データバッファ246に抽出する。
一部の画像データ(図中の点線の範囲の画像データ)g
cに対して、図9〜13で前述の倍率(比率)になるよ
うに拡大/縮小の処理を施し、または必要なら略記号化
(図12(d)、(e)を参照)の処理を施して、表示
画像データGCとして表示画像データバッファ247に
記憶する。そして、この表示画像データGCを表示画面
18(図1、図5参照)にイメージ画面表示として表示
する。
4ドット×96ドットの解像度を有することから、図2
2に示すように、表示画像データGCとしては幅方向M
=64ドット、長さ方向L=96ドットを必要とする
(図中の点Pは表示画像データGCの中心点を示す)。
このため、例えば、倍率(比率)ZMの設定を比率ZM
=1/16(1024ドットを64ドットに縮小する場
合に相当)とすると、元になる画像データgcとして
は、幅方向M×Km(Kmは幅方向の縮小率:ここでは
Km=1/ZM=16)=1024ドット、長さ方向L
×Kl(Klは長さ方向の縮小率:ここではKl=1/
ZM=16)=1536ドットを必要とする。
場合(例えば、右オートスクロール処理中に、後述の処
理変更指令を入力して表示範囲を下方向に移動した場
合、または逆に下オートスクロール処理中に右方向に表
示範囲を移動した場合など)では、図23(a)に示す
ように、元の表示範囲の(表示画像データGCに対応す
る)画像データgcを画像データgc1、移動後の画像
データgcを画像データgc2とすると、印刷画像デー
タGDから新たな画像データの抽出をしないでスクロー
ル画像データGBで対応するためには、スクロール画像
データGBとして同図(b)の領域分の大きさが必要と
なる。
ータGCをnlドットライン分(例えば、nl=1)だ
け右方向に、かつ、nmドットライン分(例えば、nm
=1)だけ下方向に、スクロールする場合、同図(b)
に示すように、スクロール画像データGBとしては、移
動前の画像データgc1、すなわち(M×Km)ドット
×(L×Kl)ドットの画像データgc1に加え、その
右側にNlドットライン(Nl=nl×Kl:例えばN
l=1×16=16ドットライン:以下、ドットライン
を単に「ライン」という。)分の画像データ、および、
下側にNmライン(Nm=nm×Km:例えばNm=1
×16=16)分の画像データが必要になる。
しか有り得ない場合には、スクロール画像データGBと
して、同図(b)の(M×Km+Nm)ドット×(L×
Kl+Nl)ドットの画像データがあれば、印刷画像デ
ータGDから新たな画像データの抽出をしないで、上述
の所定単位時間後までのスクロール処理を行える。
像データgcを抽出する範囲を変えずに、スクロール画
像データGB内の画像データを左上にずらし、すなわち
移動(スクロール)させて、スクロール後の同範囲の画
像データgcを表示画像データGCに変換(前述の拡大
/縮小または略記号化等)しても良い。この場合、表示
画像データGCとしては右下にスクロールした画像デー
タとなる。
画像データを追い出した分だけ、の範囲が空き領域に
なるので、ここに次の所定単位時間後までにスクロール
可能な範囲の新たな画像データを、印刷画像データGD
から抽出すれば、以下、同様のことを繰り返すことがで
きる。
ける印刷画像データGDとスクロール画像データGBと
表示画像データGCとの関係を示したものである。同図
に示すように、任意の時点から所定単位時間後までに、
表示画像データGCを右下にスクロールする場合、その
所定単位時間後までに、その表示画像データGCのスク
ロールと逆方向にそのスクロール分だけ、すなわち左方
向にNlライン、上方向にNmラインだけ、スクロール
画像データGB内の画像データを移動させれば良い。
に追い出したの範囲の画像データの分だけ、印刷画像
データGDから新たな画像データを抽出しての範囲の
画像データとすれば、以下、同様に繰り返すことができ
る。
下方向のスクロールのみを考慮したが、インクジェット
プリンタ1では、上下左右の4方向にスクロールができ
る。このため、図25(a)に示すように、右下にスク
ロールしたときの表示画像データGCに対応する範囲の
画像データgc2ばかりでなく、左上にスクロールした
ときの画像データgc3、右上の画像データgc4、左
下の画像データgc5にも対応できるように、同図
(b)に示す領域分の画像データをスクロール画像デー
タGBとして、上述の任意の時点までにスクロール画像
データバッファ246に準備するようにしている。
囲のライン数Nmu、下方向のライン数Nmd、左方向
のライン数Nll、右方向のライン数Nlrは、それぞ
れ異なる値の仕様とすることもできるが、以下の説明で
は、理解を容易にするため、表示画像データGCは所定
単位時間内にNcライン分だけ(上下左右に)スクロー
ル可能とし、そのライン数Ncに相当するスクロール画
像データGBのライン数を(上下左右に同じ値の)Nb
として説明する。
は、テープTとしての幅方向の最大値である1024ド
ット固定として、上下方向のスクロールは画像データg
cの読み出しアドレスの変更(抽出範囲の変更)によっ
て行い、左右のスクロールに対してのみ、内部の画像デ
ータを移動させて、上述の追い出し、追加を行うこ
ともできるが、これも、以下の説明では、より適用範囲
が広く、かつ理解し易い、全方向スクロール可能なスク
ロール画像データGBを準備するものとして、説明す
る。
刷画像データGDの一部の画像データを展開画像データ
GAとして、RAM240内の展開画像データバッファ
245に抽出し、その展開画像データGAのうちの一部
の画像データgbを、そのまま(拡大/縮小等しない
で)スクロール画像データGBとして、スクロール画像
データバッファ246に抽出し、そのスクロール画像デ
ータGBの一部の画像データgcに対して、拡大/縮小
または略記号化等の処理を施して、表示画像データGC
とした。
に、印刷画像データGDから上記の画像データgbより
広い範囲の、すなわち大きな画像データgbcを読み出
し、その画像データgbcに対して、縮小または略記号
化等の処理を施して、スクロール画像データGBとする
こともできる。この場合、表示画像データGCに対応す
る部分は、同図に示すように、スクロール画像データG
B上では同様に画像データgcであるが、印刷画像デー
タGD上では、より広い範囲のより大きな画像データg
ccに相当することになる。
画像データGDから上記の画像データgbより狭い範囲
の小さな画像データgbeを読み出し、その画像データ
gbeに対して、拡大処理を施して、スクロール画像デ
ータGBとすることもできる。この場合も、表示画像デ
ータGCに対応する部分は、スクロール画像データGB
上では画像データgcだが、印刷画像データGD上で
は、より狭い範囲の小さな画像データgceに相当す
る。
や縮小を表示画像データGCの中心点Pを基点とした
が、例えば、左上端の点などの他の点を基点とすること
もできる。また、印刷画像データGDからスクロール画
像データGBの間と、スクロール画像データGBから表
示画像データGCとの間との両方で、拡大/縮小や略記
号化をするようにしても良いし、さらに、それらを切り
換えられるようにすれば、拡大/縮小の比率ZM等の幅
が広がり、さらに便利になる。
/縮小を行っても、図24の印刷画像データGDの一部
の範囲の画像データgb、gcが、上述の画像データg
bc、gccや画像データgbe,gceとなるだけ
で、スクロール画像データGBと表示画像データGCと
の関係は変わらない。すなわち所定単位時間後までは新
たな画像データを抽出することなく、スクロール処理を
行え、その所定単位時間後までに次の画像データを補充
すれば、以下、同様に繰り返すことができる。
では、任意の時点の表示範囲および所定単位時間後まで
にスクロール可能な範囲のスクロール画像データGB
を、印刷画像データ(基礎画像データ)GDとは別にス
クロール画像データバッファ246(スクロール画像記
憶手段)に記憶し、スクロール画像データGBから表示
画像データGCを得ている。このため、例えば、基礎画
像データの記憶領域(基礎画像記憶手段)が他の資源等
によりアクセスされてビジー状態でも、所定単位時間後
までのスクロール処理を行うことができる。
6(スクロール画像記憶手段)からの画像データgcに
よりスクロール表示を行うのと、印刷画像データ(基礎
画像データ)GDを作成して記憶する処理とを、時分割
処理等により並行して行うこともできるので、処理時間
を短縮できる。
意の時点において必要とされる表示画像データは小さく
て済むので、その元になる基礎画像データも、全体とし
てはいかに大きくとも、その時点では小さな表示範囲に
対応する分だけあれば良い。また、入力装置として、入
力するデータを変更しながらその表示画面上で基礎画像
データの編集等を行う場合、データを変更する度に基礎
画像データ全体を作り直すより、表示範囲の周辺のみ変
更する方が表示のための処理時間が短くて済む。
いても、前述のように、表示画面18が小さいので、任
意の時点において必要とされる表示画像データGCは小
さくて良く、その元になる印刷画像データ(基礎画像デ
ータ)GDも、その時点では小さな表示画像データGC
に対応する分だけあれば良い。また、テキストメモリ2
44内のテキストデータを変更しながら、表示画面18
上で印刷画像データ(基礎画像データ)GDの編集等を
行う場合、印刷画像データGD全体を作り直すより、表
示画像データGCの周辺のみ変更する方が表示のための
処理時間が短くて済む。
4と同様の右下スクロール処理を行う場合、図23で前
述の画像データgc(移動前gc1、移動後gc2)と
スクロール画像データGBとの関係と同様に、展開画像
データGAとしては、画像データgb(移動前gb1、
移動後gb2)の移動(右下へのスクロール)を開始す
る任意の時点で、移動前後の画像データgb1、gb2
を必要とする(図28(b)参照)。
像データGCを所定単位時間後までスクロールするため
の、画像データgb1に対応するスクロール画像データ
GBが必要であり、所定単位時間後には、さらにその時
点から所定単位時間後まで表示画像データGCをスクロ
ールするための、画像データgb2に対応するスクロー
ル画像データGBが必要となるので、所定単位時間後ま
で、印刷画像データGDから新たな画像データを抽出し
ないで対応するためには、上記の任意の時点で、画像デ
ータgb1と画像データgb2とを含む展開画像データ
GAが必要になる。
しか有り得ない場合には、図28(b)の展開画像デー
タGAがあれば、上述の所定単位時間後まで、印刷画像
データGDから新たな画像データを抽出しないで対応で
きる。すなわち図23(c)で前述のように、所定単位
時間後までにスクロール画像データGBとしての範囲
の画像データが必要になっても、それを供給することが
できる。そしてこの関係を、図25(b)のスクロール
画像データGBと同様に、4方向の全てに対応できるよ
うに適用すると、図28(c)に示す領域分の大きさの
展開画像データGAがあれば良いことになる。
プリンタ1では、ユーザが入力したテキストデータ(基
礎データ)を記憶しておいて、それに応じて印刷画像デ
ータ(基礎画像データ)GDを作成するので、いつでも
任意の範囲の印刷画像データGDを作成できる。言い換
えれば、全体の印刷画像データGDを作成してからその
一部を展開画像データGAとして抽出しなくても、必要
な範囲のみを展開画像データGAとして、テキストデー
タから直接作成すれば良い。
テキストメモリ244内のテキストデータのうちの必要
な分だけを読み出し、対応するフォントデータをCG−
ROM230から出力させ、展開画像データバッファ2
45上に展開して、図29(a)に示す(図28(c)
と同じ)展開画像データGAを、上述の任意の時間まで
に準備するようにしている。
タGAが図29(a)の状態のときに、表示画像データ
GCを所定単位時間後までに右スクロールすると、それ
に対応する画像データgcやそれを次のスクロール範囲
で含む画像データgbが、同図(b)のように、移動す
るので、その所定単位時間後までに同図の不要となる
の範囲の画像データを廃棄して、の範囲の画像データ
をテキストデータから展開して新たに作成する。
タバッファ245は、上下左右にアドレスを循環させる
循環バッファの構成になっていて、例えば、図29
(b)の横方向(テープTの長さ方向)に2つ示してい
る点Plは、アドレスポインタ上、横方向に同じ点を示
している。
は、図30(a)に示すように、構成されている。この
場合、上下方向(テープTの幅方向)に2つ示している
点Pmは、アドレスポインタ上の同じ点(アドレス)を
示し、左右方向に2つ示している点Plも同様である。
動させたときには、同図(b)に示すように、の範囲
の画像データを廃棄しての範囲の画像データを新たに
作成するが、の範囲もの範囲もアドレスPmを基準
として同じアドレスに相当するので、実際には、の範
囲にの範囲の画像データを上書きするだけである。こ
の場合、必要な領域は、展開画像データGAに必要最低
限の領域ですむので、記憶領域を節約できる。
ァ245として、展開画像データGAに必要な分の領域
しか確保しないで循環させる例を示したが、展開画像デ
ータGAの周辺に予備領域を確保した上で循環させるこ
ともできる。
タgcの長さ方向L×Kl=1536ドット、スクロー
ル範囲のライン数Nl=Nb=16ドットとしたとき、
展開画像データGAの長さ方向が(1536+4×16
=)1600となるので、10ビットでアドレス表現で
きる2048ドット分の領域を確保しておいて、予備領
域を448ドット分とすれば、10ビットの(0000
000000)b〜(1111111111)bを使用
して、最終アドレスの(1111111111)bの次
のアドレスを(0000000000)bとできるの
で、アドレスポインタのアドレス管理等がやり易くなる
など、別の利点が生じる。
プリンタ1で作成する印刷画像データGDの幅方向のド
ット数の最大は、1024ドットなので、幅方向は10
24ドット分の領域を確保しておき、9ビットの(00
0000000)b〜(111111111)bでアド
レス表現しておいても良い。
16のときは、図28(c)の上下のスクロール範囲の
4×Nm=4×Nb=4×16=64ドット分の画像デ
ータが作成できないことになるが、もともと最大102
4ドットなので、ブランク表示で対応できる。その他の
比率ZM、例えば、比率ZM=1/12のときには、表
示画像データGCに対応する画像データgcの幅方向M
×Km=64×12=768ドット、スクロールライン
数Nm=Nb=12ドットとしたとき、展開画像データ
GAの幅方向(768+4×12=)816ドットとな
るので、予備領域として1024−816=208ドッ
ト分確保できる。
6としても、上述の展開画像データバッファ245と同
様の循環バッファを採用することができる。この場合、
図23(c)で採用した内部の画像データを逆方向にず
らす方法よりも、図29(b)の展開画像データGAと
同様に、表示画像データGCの範囲の画像データgcの
読み出しのアドレスをスクロールさせる方法の方が便利
となる。
法、特に新たに必要になる画像データの補充方法と、表
示画像データGCに対応する画像データgcの抽出(読
み出し)の方法に関しては、上述のように、2つの方法
がある。
画像データをずらして、空いた領域に新たな画像データ
を補充し、表示画像データGCに対応する画像データg
cを同じ(アドレス)範囲から読み出す第1の方法と、
表示画像データGCに対応する画像データgcを読み出
す範囲(アドレス)と新たな画像データを補充する範囲
の双方をずらしていく(循環させる)第2の方法とがあ
る。これらについては、右スクロールを例にとって、前
者の方法を図32〜33を参照して、後者の方法を図3
4〜35を参照して後述する。
プリンタ1では、印刷画像データGDを終端と始端を連
結した循環画像データとして扱っているので、実際には
全体を作成しない印刷画像データGDと展開画像データ
GAとの関係を、以下、図31を参照して説明してお
く。
印刷画像データGDの全体に対して、例えば、右オート
スクロール処理をした場合、展開画像データGAとして
作成する範囲は、同図(a)に示すように、右方向にス
クロールされる。ここで、左右の終端位置の座標をx=
GPhとすると、終端までスクロールしていってはみ出
す部分(循環していなければ空白になる部分)に相当す
る展開画像データGAの領域に、同図(b)に示すよう
に、印刷画像データGDの始端側の画像データを展開す
れば、仮想的な印刷画像データGDは循環画像データと
なる。この場合、左右の終端位置と始端位置はx=GP
hの座標で一致することになる。
合、上下の終端位置の座標をy=GPvとすると、終端
までスクロールしていってはみ出す部分(循環していな
ければ空白になる部分)に相当する展開画像データGA
の領域に、同図(c)に示すように、始端側の画像デー
タを展開すれば、仮想的な印刷画像データGDは循環画
像データとなる。この場合、上下の終端位置と始端位置
はy=GPvの座標で一致することになる。
画像データGDの幅方向のドット数が小さいために、上
下の終端位置GPv間が展開画像データバッファ245
の領域に納まる場合、または意識的に最大ドット数の1
024ドット分を展開画像データGAの領域として確保
した場合には、同図(c)で上述のような上下のスクロ
ールで新たな画像データを準備する必要がないのはいう
までもない。
刷する際にも、印刷画像データGDを展開画像データG
Aとして始端側から準備すれば、印刷用の画像データと
してそのまま使用できるので、印刷画像データGD全体
を別の領域等に作成する必要はなくなる。
画像データGAとして全て同時に用意できなくても、例
えば、展開画像データGAを印刷画像データGAの左上
端から左下端に至るように下スクロールしながら最初の
左端のドットラインを、印刷用に出力し、次にその右隣
のドットラインについて同様にしながら、次々と、右側
に移動して各ドットラインを出力することにより、印刷
画像データGD全体を別の領域等に作成することなく、
全体を印刷することもできる。
新処理について、右スクロール更新処理(S148)を
例にとって、図32〜35を参照して説明する。まず、
前述のように、スクロール画像データGB内で、スクロ
ール方向と逆方向に内部の画像データをずらし、空いた
領域に新たな画像データを補充して、表示画像データG
Cに対応する画像データgcを同じ(アドレス)範囲か
ら読み出す第1の方法について、図32〜33を参照し
て説明する。
(S147:Yes)、本処理(S148)が起動する
と、図32および図33の両図に示すように、 まず、表示画像データGCをNcライン分、すなわ
ち所定単位時間内でのスクロール可能範囲分だけ左に移
動する(S14811)とともに、その表示画像データ
GCのNcライン分に相当するNbライン分だけ、スク
ロール画像データGBを左に移動する(S1481
2)。これらはどちらを先に処理しても良いし、時分割
等により並行して処理しても良い(S1481)。
bライン分をリードして、表示のための拡大/縮小また
は略記号化の処理をしながら表示画像データGCの空領
域にライトする(S14821)とともに、展開画像デ
ータGAのNbライン分をリードして、スクロール画像
データGBの空領域にライトする(S14822)。こ
れらもどちらを先に処理しても良いし、時分割等により
並行して処理しても良い(S1481)。
で、スクロール方向(ここでは右方向)と逆方向(ここ
では左方向)に内部の画像データをずらし、空いた領域
に新たな画像データを補充して、表示画像データGCに
対応する画像データgcを同じ(アドレス)範囲から読
み出すことになる。
(不要になった領域:図29参照)に、テキストメモリ
244内のテキストデータのうちの必要な分だけを読み
出し、対応するフォントデータをCG−ROM230か
ら出力させ、展開画像データバッファ245上に新たな
単位画像データとして展開して、次の印刷画像データG
Dの範囲に適合した展開画像データGAとした(S14
83)後、処理(S148)を終了する(S148
5)。
後までに表示画像データGCとしてスクロール可能な範
囲の画像データgbは、その任意の時点では、すでにス
クロール画像データGB内に用意されているので、所定
単位時間後までに表示画像データGCをNcライン分左
に移動した(S14811)直後に、スクロール画像デ
ータGBから空領域に画像データを補充できる(S14
821)。
て次の所定単位時間後までに必要な画像データも、その
任意の時点では、すでに展開画像データGA内に用意さ
れているので、スクロール画像データGBをNbライン
分左に移動した(S14812)直後に、展開画像デー
タGAから空領域に補充できる(S14822)。
像データの補充が終了した直後には、新たに必要になる
範囲の画像データを展開画像データGAとして用意する
(S1483)ので、上記の所定単位時間後を新たな任
意の時間としても、同様に対応できる。すなわち、上述
した図32および図33の処理を繰り返すことができ
る。
後までの表示に必要な印刷画像データGDを、その任意
の時点より所定単位時間前までに展開画像データGAと
して作成し、それをその任意の時点までにスクロール画
像データGBに補充することになる。これにより、その
任意の時点から所定単位時間後までの表示画像データG
Cのスクロール可能範囲に対応できるスクロール画像デ
ータGBが、その任意の時点までに用意される。そして
この処理を繰り返すことにより、全ての任意の時点にお
けるスクロール処理に対応している。
画像データGCに対応する画像データgcを読み出す範
囲(アドレス)と新たな画像データを補充する範囲の双
方をずらしていく(循環させる)第2の方法について、
図34〜35を参照して説明する。
(S147:Yes)、本処理(S148)が起動する
と、図34および図35の両図に示すように、 まず、表示画像データGCをNcライン分だけ左に
移動する(S14841:図32のS14811と同
じ)とともに、そのNcライン分に相当するNbライン
分だけ、スクロール画像データGB上の画像データgc
を読み出すリードポインタ(の値)を右に移動する(S
14842)。これらもどちらを先に処理しても良い
し、時分割等により並行して処理しても良い(S148
4)。
様に処理して終了する(S1485)。ただし、この場
合、スクロール画像データバッファ246も展開画像デ
ータバッファ245と同様の循環バッファの構成になっ
ていて、図35のスクロール画像データGBの空領域は
スクロールにより不要になった領域に相当する。これに
より、スクロール画像データGB内の表示画像データG
Cに対応する画像データgcを読み出す範囲(アドレ
ス)と新たな画像データを補充する範囲の双方をずらし
ていく(循環させる)ことになる。
の時点から所定単位時間後までに表示画像データGCと
してスクロール可能な範囲の画像データgbは、その任
意の時点では、すでにスクロール画像データGB内に用
意され、そのスクロール画像データGBとして次の所定
単位時間後までに必要な画像データも、その任意の時点
では、すでに展開画像データGA内に用意されている。
そして、スクロール画像データGBへの画像データの補
充が終了した直後には、新たに必要になる範囲の画像デ
ータを展開画像データGAとして用意している。
合も、図32および図33の場合と同様に、上記の所定
単位時間後を新たな任意の時間としても、同様に対応で
き、同様の処理を繰り返すことができる。
新処理において、例えば、上スクロール更新処理(S1
42)は、図32〜35で上述の右スクロール更新処理
(S148)における「左に移動」を「下に移動」およ
び「右に移動」を「上に移動」に代えることにより、同
様に処理できる。同様に、下スクロール更新処理(S1
44)は、「左に移動」を「上に移動」および「右に移
動」を「下に移動」に代えれば、同様に処理できる。左
スクロール更新処理(S146)は、右スクロール更新
処理(S148)の各方向を逆にすれば、同様に処理で
きる。
では、任意の時点から所定単位時間後までの表示に必要
な印刷画像データ(基礎画像データ)GDを、その任意
の時点より所定単位時間前までに展開画像データGAと
して展開画像データバッファ(基礎画像記憶手段)24
5に作成して用意する。
GBとして、その任意の時点までにスクロール画像デー
タバッファ(スクロール画像記憶手段)246に記憶さ
せることにより、その任意の時点から所定単位時間後ま
でのスムーズなスクロール処理を維持できる。
タ(基礎画像データ)GDを、その各時点から所定単位
時間の2倍の時間内でスクロール移動可能な範囲に絞る
ことができるので、印刷画像データ(基礎画像データ)
GDの記憶領域を節約でき、かつ、その作成・変更のた
めの処理時間を短縮できる。
2)について、図36〜38を参照して説明する。図7
において上述の指定方向スクロール処理(S14)が終
了してエラーが発生していないとき(S16:No)に
は、処理変更指令キーの入力があったか否かを判別し
(S20)、処理変更指令キー入力有り(S20:Ye
s)かつストップキー入力ではなかったとき(S21:
No)に、本処理(S22)が起動し、図36に示すよ
うに、まず、入力キー判別を行う(S221)。
判別された入力キーの種類によって、そのキーに対応す
る種々の処理を行った後、処理を終了して(S23
6)、図7の次の処理、すなわち循環フラグRTF=1
か0かの判別処理(S24)に移行する。
6のとき(S222:Yes)には、ポーズフラグPF
をオン(PF=1)にする(S223)ので、図7の処
理に戻ったときに、前述のポーズフラグPF=1か0か
の判別処理(S13)でポーズフラグPF=1と判別し
(S13:Yes)、これにより、指定方向スクロール
更新処理(S14)やエラーフラグオンか否かの判別処
理(S16)をバイパスして、次の処理変更指令キーの
入力有りか否かの判別処理(S20)を行う。すなわ
ち、ポーズフラグPF=1を解除しない限り、指定方向
スクロール更新処理(S14)は再開されず、停止状態
となる。
力有りか否かの判別処理(S20)以降の処理は行うの
で、ストップキー112の入力があったとき(S20、
S21:Yes)には、オートスクロール処理を終了し
て(S18、S19、S30)、図6に戻る。また、処
理変更指令キー入力有り(S20:Yes)かつストッ
プキー入力ではなかったとき(S21:No)には、再
度、処理変更指令キー処理(S22)を起動する。
1)の状態においても、処理変更指令キーによる処理変
更は受け付けられる。これにより、例えば、オートスク
ロール処理を停止して、その時点での表示範囲の画像に
対して、後述(S228〜S235)のカーソルキー1
10等によりオートスクロール方向と直交する方向や逆
行する方向へ表示範囲を変更してその範囲の単位画像を
視認するなどの、他の処理を行うことができる。
開(リスタート)キー117のとき(S224:Ye
s)には、上記のポーズフラグを解除(オフ)、すなわ
ちポーズフラグPF=0にする(S225)ので、図7
の処理に戻ったときに、ポーズフラグPF=0と判別し
(S13:No)、これにより、指定方向スクロール更
新処理(S14)を再開する。
118のとき(S226:Yes)には、次に、ズーム
(ZM)更新処理(S227)を行う。この処理(S2
27)が、図8〜13で前述した第1(図9〜12参
照)および第2(図8および図13参照)の比率変更方
法と同様の処理が可能な第3の方法に該当する。
ー118を押すと、ズームキー118を押す度に、拡大
した表示画像データGCを表示画面18に表示する。例
えば、図12で前述の右オートスクロール処理中に、同
図(e)の画面T24の状態(比率ZM=1/6の状
態)でズームキー118を連続して2回押すと、1回目
に画面T22の状態(比率ZM=1/4)になり、2回
目に画面T20の状態(比率ZM=1/2)となる。
おいて、ズームキー118のキー入力(S20:Ye
s、S21:No、S226:Yes)〜ZM更新処理
(S227)〜指定方向スクロール更新処理(S14)
〜ズームキー入力(S226:Yes)〜ZM更新処理
(S227)〜指定方向スクロール更新処理(S14)
のように、ZM更新処理(S227)と指定方向スクロ
ール更新処理(S14)が交互に行われることになる。
は、前述の第1および第2の比率変更方法により、オー
トスクロール開始時以前(図8〜19参照)に、印刷画
像データ(基礎画像データ)GDと表示画像データGC
との大きさ(解像度)の比率ZMを変更できるととも
に、オートスクロール処理中にズームキー118のキー
入力(比率変更指令を入力)することにより(図36参
照)、スクロールしながら比率変更ができる。
ては2/1(2倍)〜1/16等の範囲があるので、上
記の場合、さらにズームキー118を押していくことに
より、ZM=1/2→1/1→2/1→1/16→1/
12→1/8→1/6と変化させることができる。
キー118を入力してからまたはそれと同時に他のキー
を入力することにより、拡大/縮小の選択をできるよう
にすることもできる、この場合の他のキーとしては、例
えば、数字の「1」のキー入力が「拡大」、「2」が縮
小、あるいは「A」のキーが「拡大」、「B」が「縮
小」、等の他、下記の役割と区別できるようにした上
で、4個のカーソルキー110を使用するなど、種々の
方法が可能である。
度に、例えば、ZM=1/2→1/1→2/1→1/1
6→1/12→1/8→1/6と変化させることがで
き、逆に「縮小」側のキーを押す度に、例えば、ZM=
1/6→1/8→1/12→1/16→2/1→1/1
のように変化させることができる。
0のいずれかであるとき(S228、S230、S23
2、または、S234)には、それぞれの指示する方向
に適合する方向へのスクロール更新処理を行う(S22
9、S231、S233、または、S235)。
オートスクロール処理(S10)が全体で自動的に連続
してスクロール更新処理(S14)を行うのに対して、
いわば手動のスクロール更新処理となるが、オートスク
ロール処理中にこれらの手動のスクロール処理指令(表
示範囲移動指令)をキー入力することにより、全体とし
てスクロール処理を合成した処理となる。
クロール更新処理として原理的には同じなので、処理フ
ローとしては、図21〜35で前述のスクロール更新処
理を同一のサブルーチンとして使用できる。ここでは、
図23および図24で前述の例に合わせて、全体では右
オートスクロール処理中に、カーソル「↓」キー110
Dを入力した場合について、説明しておく。
ー入力と判別され(S230:Yes)、下スクロール
更新処理(S231:図21のS144と同じ)が起動
すると、図37に示すように、 まず、表示画像データGCをNcライン分だけ上に
移動するとともに、スクロール画像データGBをNcラ
イン分に相当するNbライン分だけ、上に移動する。 次に、スクロール画像データGBのNbライン分を
リードして、表示のための拡大/縮小または略記号化の
処理をしながら表示画像データGCの空領域にライトす
るとともに、展開画像データGAのNbライン分をリー
ドして、スクロール画像データGBの空領域にライトす
る(S14822)。 次に、テキストデータのうちの必要な分だけを読み
出し、対応するフォントデータを展開画像データGAの
空領域に新たな単位画像データとして展開して、次の印
刷画像データGDの範囲に適合した展開画像データGA
とした後、処理を終了する。
法と同様であるが、図35と同様に画像データgcを読
み出す範囲(アドレス)と新たな画像データを補充する
範囲の双方をずらしていく(循環させる)方法でもでき
ることはいうまでもない。
ーソル「↓」キー110Dが押されたことをフラグ等に
より記憶するだけにしておいて、指定方向スクロール更
新処理(S14)で同時に行うこともできる。この場合
のスクロール更新処理は、図23、24および図28
(a)〜(b)に示した右下スクロール処理となり、図
32や図34と同様の処理フローで処理できる。
ーソルキー110のいずれかを押すと、図36および図
37で上述の処理により、オートスクロール処理中であ
りながら、その時点の表示範囲を上下左右いずれかの方
向に移動(スクロール)させることができる。
(c)のは図12と同じ)に示すように、右オートス
クロール処理中に、同図(c)の画面T61(図12の
画面T20と同じ)の状態(ZM=1/2の状態)から
右オートスクロール処理中(T62)に、カーソル
「↓」キー110Dを押すと、表示範囲が下に移動し
て、下側の小さなサイズの文字を順に視認することがで
きるようになる。
サイズの最後の文字「そ」を視認してから、カーソル
「↑」キー110Uを押して、上側の大きなサイズの文
字全体が視認できるようにして、この状態のまま(T6
4)で大きなサイズの最後の文字「そ」を視認できる。
ット×96ドットの表示画像データGCを表示できる。
しかし、従来の機能しかない場合、24mm幅のテープに
印刷可能な幅方向256ドット程度の印刷画像データ
(基礎画像データ)GDが、このサイズ(解像度)で個
々の単位画像の内容等を視認できる限界となっている
(図43〜44参照)。まして、印刷対象物として幅広
のテープTが使用される傾向があり、幅広テープ対応の
512ドットや1024ドット程度の印刷画像データ
(基礎画像データ)GDを縮小して表示したのでは、そ
の個々の単位画像の内容ばかりでなく配置等も把握でき
なくなる(図45参照)。
うに、比率ZMを大きくした場合には、小さな表示画面
18には全体が入らないので、表示範囲に入った単位画
像の内容は視認できるものの、全体の配置の要所となる
(見たい場所の)単位画像の内容や配置等を視認するこ
とはできない。
のように、このインクジェットプリンタ(画像表示装
置)1では、最低限、各文字等の単位画像を視認できる
ような比率ZMでオートスクロール処理を行いながら、
表示範囲を移動させることにより、全体の配置の要所と
なる(見たい場所の)単位画像、例えば、図38で上述
の小さなサイズの最後の文字「そ」や、大きなサイズの
最後の文字「そ」などの、内容や配置等を容易に視認で
きる。
110Dやカーソル「↑」キー110Uをキー入力した
場合について説明したが、例えば、右オートスクロール
処理中にカーソル「→」キー110Rをキー入力するこ
とにより、オートスクロールのスクロール処理を加速し
たり、カーソル「←」キー110Lをキー入力すること
により、スクロール処理を減速させたり逆行させたりし
て時間を稼ぎながら詳細に視認したりするなど、種々の
操作が可能になる。
クロールをする場合にも、同様な操作ができることや、
時間を稼ぐという意味では、前述のポーズキー116の
入力が有効であることは、いうまでもない。
画像)をテープTの長さ方向や幅方向に並べたキャラク
タ列画像などの、種々の単位画像の向きや配列方向を混
在させた組み合わせで印刷できるようにした場合(図4
2参照)、印刷画像データGD全体のイメージばかりで
なく、ユーザの注目する箇所(キャラクタ列等)におけ
るキャラクタ画像(単位画像)の向きや配列方向等をも
詳細に確認(視認)する必要がある。まして、このよう
な単位画像の向きや配列方向等の視認の必要性は、テー
プTの幅が広くなるにつれて、すなわち印刷画像データ
GDの規模が大きくかつ多様化されるにつれて、ますま
す顕著になるものと予想される。
のような、すなわち縦書や横書等が混在した印刷画像デ
ータGDに対しても、小さな表示画面18を使用して、
その画像を構成する単位画像の内容、向き、配置、配列
方向等を、比較的簡易な操作で容易に視認できる。
送り方向(図中の「←」の方向)に対して、種々の印刷
画像データの例Ga、Gb、Gc、Gd、Gh、Gv、
およびGmのうち、印刷画像データGmを例にとると、
この印刷画像データGmは、縦方向に横書した「縦型よ
こ書」のフォームで「〒 100」の画像が作成され、
「縦書」のフォームで「千代田区〜太郎 様」の画像が
作成されている。
刷画像データGmのような場合、視認する方向もその配
列方向等に沿っていた方が視認しやすい。図42の上記
の印刷画像データGmを、視認対象の印刷画像データ
(基礎画像データ)GDとした場合、例えば、図39に
示すように、最初、印刷画像データGDの左下端を表示
させて(T66)、上オートスクロール処理により「〒
100」の画像を確認し(T67)、左上端まで行っ
た状態(T68)で上オートスクロール処理を終了す
る。
置指定で行っても良いし、循環するようにしておいてス
トップキー112で終了させても良い。そして、この状
態(T68)から右オートスクロール処理を開始して、
「千代田区」の先頭が表示された時点で、カーソル
「↓」キー110Dにより表示範囲を少し下に移動させ
(T69)、「千代田区霞が関3−4−3」と「特許庁
出願課 御中」とを同時に視認できる。
なわち、テープTの長さ方向と幅方向に単位画像の配列
方向が混在している場合を示しており、この例からも明
らかなように、インクジェットプリンタ1では、その直
交する2方向のオートスクロール処理を、それらの配列
方向に沿って選択できるので、その画像を構成する単位
画像の内容、向き、配置、配列方向等を、比較的簡易な
操作で容易に視認できる。
のフォームで作成された印刷画像データGbを、視認対
象の印刷画像データ(基礎画像データ)GDとした場
合、最初に左上端を表示して上半分の画像を視認できる
ようにしておいて、右オートスクロール処理により上の
「交通費」を視認し、次に、右下端を表示して下半分の
画像を視認できるようにして、左オートスクロール処理
により下の(180°回転した、すなわち点対象の)
「交通費」を視認できる。
単位画像が逆方向に配列されたキャラクタ列等の画像が
混在していても、インクジェットプリンタ1では、その
逆方向の2方向のオートスクロール処理を、それらの配
列方向に沿って選択できるので、点対象の(キャラクタ
列等の)画像等を構成する単位画像の内容、向き、配
置、配列方向等をも、比較的簡易な操作で容易に視認で
きる。
に印刷する印刷画像データGDを視認する例を示してい
て、同図(a)に示すように、図18で前述のものを点
対象に合体させたものであり、この印刷画像データGD
はテープTの幅方向に512ドットの解像度を有する。
70のように、最初に左上端を表示して右オートスクロ
ール処理(T70〜T72)を行い、上方の一部の画
像、すなわち上半分の小文字の「12345」と「AB
CDEFGHI」と一部を除く大文字の「あいうえお」
を視認できる。
(T72〜T74)を行い、さらに左オートスクロール
処理(T74〜T76)を行えば、右側の一部の画像、
すなわち上の大文字の「え」の一部、「お」の残り、下
半分の小文字の「12345」と「ABCDEFGH
I」と一部を除く大文字の「あいうえお」を視認でき
る。
の画像のうち、大文字の「あいうえお」の下の一部と、
その下の小文字の「アイウ」が視認できていない。
の状態で、ポーズキー116、リスタートキー117お
よびカーソルキー110を操作して、表示範囲を少し上
下させ、大文字の「あい」の下端を確認し、右オートス
クロール処理がさらに進んだ画面T71の状態で、小文
字の「アイウ」までを確認してからさらに右オートスク
ロール処理を再開し、画面T72の状態で、表示範囲を
少し下に移動(スクロール)して残る大文字の「えお」
の一部を確認すれば、その時点で上半分の画像の視認が
全て完了する。下半分についても同様である。
プキー112により中止して、上オートスクロール処理
を行って、視認の順番を変更したり(T77)、同様
に、画面T73の状態で中止して、左オートスクロール
処理を行ったり(T78)しても良い。このように、イ
ンクジェットプリンタ1では、4方向のオートスクロー
ル処理と、その処理内容を処理変更指令により変更する
ことにより、印刷画像データGDの画像の視認を、比較
的簡易な操作で自由自在に行うことができる。
リンタ1(画像表示装置)では、オートスクロールキー
115を押しながら、4個のカーソルキー110のいず
れかを押すことにより(開始指令を選択して入力するこ
とにより)、印刷画像データ(基礎画像データ)GD上
の上下左右の4方向に、表示範囲をオートスクロールさ
せることができる。また、オートスクロールなので、開
始指令のみを入力してやれば、カーソル等の他のスクロ
ール手段を押下し続けるなどの煩わしい操作が不要にな
る。
画像データ(基礎画像データ)GD上の表示範囲の画像
データgcから表示画像データGCへの変換には、従来
と同様に、単なる画像の抽出または拡大/縮小または縮
小時の各単位画像の略記号への置き換え等が含まれる。
が判別できる程度の(解像度の)表示画像データGCを
表示することによって、例えば、右方向の右オートスク
ロール処理を行えば、印刷画像データ(基礎画像デー
タ)GD上の左側から右側の方向に並んだ単位画像(例
えば横書や縦書のキャラクタ列画像などの各キャラクタ
画像)の内容、向き、配置、配列方向等を連続して容易
に視認できる。同様に、下方向の下オートスクロールを
行えば、上から下への(横書または縦書等の)単位画像
の視認ができ、上方向や左方向等も同様である。
Tの長さ方向と幅方向に単位画像の配列方向が混在して
も、その直交する2方向のオートスクロール処理を、そ
れらの配列方向に沿って選択でき、さらに、単位画像の
配列方向が逆方向に混在していても、その逆方向の2方
向のオートスクロール処理を、それらの配列方向に沿っ
て選択できるので、印刷画像データGDを構成する単位
画像の内容、向き、配置、配列方向等をも、比較的簡易
な操作で容易に視認できる。
装置)1では、ポーズキー116、リスタートキー11
7、ズームキー118、および4個のカーソルキー11
0等をキー入力(処理変更指令を入力)することによ
り、オートスクロール処理における処理内容を変更で
き、これにより、印刷画像データGDの画像の視認を、
比較的簡易な操作でさらに容易に、すなわち自由自在に
行うことができる。
る画像表示装置をインクジェット方式のテープ印刷装置
に適用したが、インクジェット方式に限らず、サーマル
・ヘッドの発熱体によってインクを昇華させる昇華型熱
転写方式、溶融型熱転写方式などにも適用できる。ま
た、テープカートリッジから供給するテープとしても、
剥離紙付きのテープばかりでなく、同様に市販されてい
る転写テープ、アイロン転写テープなどの剥離紙のない
ものでも良いことはいうまでもない。
ば、小型の印章作成装置において、比較的大型の印章面
を有する印章を作成するための画像データを確認するな
ど、他の小型で安価な情報処理装置の画像表示装置とし
ても、適用できる。その他、本発明を逸脱しない範囲
で、適宜変更が可能である。
装置によれば、表示する画像の規模に対して小さな表示
画面を使用しても、その画像を構成する任意の箇所の単
位画像の内容や配置等を、比較的簡易な操作で容易に視
認できる、などの効果がある。
観斜視図である。
リンタ部の駆動機構ユニットの概略斜視図である。
るインクジェットヘッドと、そこに接続される着脱可能
なインクカートリッジのみを取り出して示す概略斜視図
である。
リッジおよびその装着部分を示す図であり、(A)はそ
の概略断面図であり、(B)はその前壁を示す説明図で
ある。
の構成を示すブロック図である。
体の処理フローを示すフローチャートである。
スクロール処理のフローチャートである。
チャートである。
像データとの比率を変更する方法の説明図である。
る。
である。
像データに対して右オートスクロール処理を行った例を
示す図である。
設定/変更処理の処理フローを示す図である。
位置を変更する方法の説明図である。
る。
位置を変更する方法の説明図である。
る。
たときの右オートスクロール処理の例を示す図である。
処理の処理フローを示す図である。
処理の処理フローを示す図である。
チャートである。
画像データ、スクロール画像データおよび表示画像デー
タの作成方法の説明図である。
する場合のスクロール画像データを示す説明図である。
像データ、スクロール画像データおよび表示画像データ
の関係を示す説明図である。
ールする場合のスクロール画像データを示す説明図であ
る。
作成する間に、縮小または略記号化の処理を施す場合
の、図22と同様の図である。
作成する間に、拡大処理を施す場合の、図22と同様の
図である。
ールする場合の展開画像データを示す説明図である。
タとして作成する場合の画像データの更新処理を示す説
明図である。
レスを循環させる循環バッファ上に作成する場合の画像
データの更新処理を示す説明図である。
い、かつ実際には全体を同時には作成しない場合の、印
刷画像データと展開画像データとの関係を示す説明図で
ある。
ートである。
ル画像データおよび表示画像データの関係を示す説明図
である。
である。
る。
トである。
図33と同様の図である。
トスクロール処理中に、カーソルキーによる表示範囲移
動指令を入力した場合の例を示す図である。
して視認する例を示す説明図である。
た幅方向512ドットの解像度を有する、幅広のテープ
Tに印刷する印刷画像データを視認する例を示す説明図
である。
方向や幅方向に並べたキャラクタ列画像などの、種々の
単位画像の向きや配列方向を混在させた組み合わせで印
刷できるようにした場合の印刷画像データの例を示す図
である。
像度を有する印刷画像データに対して右オートスクロー
ル処理を行った例を示す図である。
図である。
段) 230・・・CG−ROM(単位画像生成手段) 240・・・RAM(基礎画像記憶手段、基礎データ記
憶手段、スクロール画像記憶手段) GA・・・展開画像データ(基礎画像データ) GB・・・スクロール画像データ gb・・・スクロール範囲の画像データ GC・・・表示画像データ gc・・・表示範囲の画像データ GD・・・印刷画像データ(基礎画像データ) T・・・テープ(印刷対象物)
Claims (11)
- 【請求項1】 種々の指令およびデータを入力するため
の入力手段と、 表示画面を有する表示手段と、 ドットマトリクスから成る基礎画像データの一部または
全部を記憶する基礎画像記憶手段と、 前記入力手段からの指令に基づいて、前記基礎画像デー
タのうちの表示範囲の画像データを、表示画像データに
変換して前記表示画面に表示させる表示制御手段と、を
備え、 前記入力手段は、 前記表示範囲を前記基礎画像データ上の上下左右のいず
れかの所定方向に自動的に連続してスクロールさせるオ
ートスクロール処理の開始指令を入力するための開始指
令手段と、 前記オートスクロール処理を一時停止させる停止指令、
前記オートスクロール処理の開始時以前若しくは処理中
に前記基礎画像データと前記表示画像データとの大きさ
の比率を変更する比率変更指令、および、前記オートス
クロール処理の開始時以前若しくは処理中にその時点で
の前記表示範囲を前記基礎画像データ上の上下左右いず
れかの方向に移動させる表示範囲移動指令、の少なくと
も1つの処理変更指令を入力するための変更指令手段
と、を有し、 前記表示制御手段は、 前記開始指令を入力したときに、前記オートスクロール
処理を開始するとともに、 前記処理変更指令を入力したときに、その入力された処
理変更指令に従って、前記表示画像データを変更して前
記表示画面に表示させることを特徴とする画像表示装
置。 - 【請求項2】 前記表示制御手段は、前記オートスクロ
ール処理を、前記開始指令を入力した時点の前記表示範
囲から開始することを特徴とする、請求項1に記載の画
像表示装置。 - 【請求項3】 前記入力手段は、前記オートスクロール
処理の前記基礎画像データ上の開始位置を指定するため
の開始位置指定手段をさらに有することを特徴とする、
請求項1に記載の画像表示装置。 - 【請求項4】 前記表示制御手段は、前記オートスクロ
ール処理を、前記基礎画像データの終端まで行って終了
することを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに
記載の画像表示装置。 - 【請求項5】 前記入力手段は、前記オートスクロール
処理の前記基礎画像データ上の終了位置を指定するため
の終了位置指定手段をさらに有することを特徴とする、
請求項1ないし3のいずれかに記載の画像表示装置。 - 【請求項6】 前記表示制御手段は、前記オートスクロ
ール処理を、前記基礎画像データの終端と始端とを連結
して循環させて行うことを特徴とする、請求項1ないし
3のいずれかに記載の画像表示装置。 - 【請求項7】 前記入力手段からのデータを基礎データ
として記憶する基礎データ記憶手段と、 種々のデータの入力に応じて、対応する単位画像データ
を出力する単位画像生成手段と、 前記基礎データの入力に応じて前記単位画像生成手段か
ら出力された単位画像データを、前記基礎画像記憶手段
内の前記基礎画像データの領域上に配置して、前記基礎
画像データの一部または全部を作成する基礎画像作成手
段と、をさらに備えることを特徴とする、請求項1ない
し6のいずれかに記載の画像表示装置。 - 【請求項8】 前記オートスクロール処理中の任意の時
点において、前記基礎画像データのうちの、前記任意の
時点の表示範囲およびその表示範囲から所定単位時間後
までにスクロールにより移動可能な範囲を含むスクロー
ル範囲の画像データを、スクロール画像データとして記
憶するスクロール画像記憶手段をさらに備え、 前記表示制御手段は、 前記オートスクロール処理中に、前記スクロール画像デ
ータのうちの前記表示範囲の画像データを変換して、前
記任意の時点の表示画像データとして前記表示画面に表
示させるとともに、 前記任意の時点のスクロール画像データを前記基礎画像
記憶手段から読み出して、前記任意の時点までに前記ス
クロール画像記憶手段に記憶させることを特徴とする、
請求項1ないし7のいずれかに記載の画像表示装置。 - 【請求項9】 前記入力手段からのデータを基礎データ
として記憶する基礎データ記憶手段と、 種々のデータの入力に応じて、対応する単位画像データ
を出力する単位画像生成手段と、 前記オートスクロール処理中の任意の時点において、前
記基礎画像データのうちの、前記任意の時点の表示範囲
およびその表示範囲から所定単位時間後までにスクロー
ルにより移動可能な範囲を含むスクロール範囲の画像デ
ータを、スクロール画像データとして記憶するスクロー
ル画像記憶手段と、 前記基礎データの入力に応じて前記単位画像生成手段か
ら出力された単位画像データを、前記基礎画像記憶手段
内の前記基礎画像データの領域上に配置して、前記任意
の時点のスクロール画像データを、前記任意の時点より
前記所定単位時間前までに作成する基礎画像作成手段
と、をさらに備え、 前記表示制御手段は、 前記オートスクロール処理中に、前記スクロール画像デ
ータのうちの前記表示範囲の画像データを変換して、前
記任意の時点の表示画像データとして前記表示画面に表
示させるとともに、 前記任意の時点のスクロール画像データを前記基礎画像
記憶手段から読み出して、前記任意の時点までに前記ス
クロール画像記憶手段に記憶させることを特徴とする、
請求項1ないし6のいずれかに記載の画像表示装置。 - 【請求項10】 前記基礎画像データが、印刷対象物に
印刷するための印刷画像データであることを特徴とす
る、請求項1ないし9のいずれかに記載の画像表示装
置。 - 【請求項11】 前記印刷対象物が、テープ状であるこ
とを特徴とする、請求項10に記載の画像表示装置。
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